JP3147874U - 警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】避難経路を確保する必要がある場合にのみ照明装置を駆動可能として不必要な電池消耗による機能喪失を防ぐようにした警報器を提供する。【解決手段】警報器10−1は、火災センサ部34により監視エリアの火災を検出して報知部36により警報する。警報器10−1には、監視エリアの一部または全部を照明する照明装置24と、監視エリアの照度を検出する明暗センサ26が設けられ、照明制御部62は、火災センサ部34又は他の警報器10−2〜10−5による検出と明暗センサ26による明るさ低下検出に基づいて照明装置24を駆動させる。即ち照明制御部62は、火災検出と明るさ低下検出の両方が判別された時に照明装置24を駆動する。【選択図】図3

Description

本考案は、火災やガス漏れなどの異常を検出して警報する警報器に関する。
従来、住宅における火災やガス漏れなどの異常を検出して警報する住宅用警報器(以下「住警器」という)が普及しており、近年にあっては、1つの住戸に複数の住警器を設置して部屋毎に火災などの異常を監視する傾向も増加している。
このように住戸内に複数の住警器を設置した場合、異常が発生した部屋とは別の部屋に人がいた場合、警報音が聞こえず火災などの災害が広がる恐れがある。このため、住警器間で通信させ、ある住警器で火災を検出して警報した場合、有線又は無線により他の住警器に信号を送って同時に警報させる連動警報ができるようにしている。
また住警器に照明装置を設け、停電時に非常灯として点灯させるものや(特許文献1)、火災を検出した時に発光表示部を作動して床面に向けて光を照射し、照明が消されている夜間などに火災が発生した場合の避難を行いやすくしたもの(特許文献2)が提案されている。

特開2005−293308号公報 特開2006−39818号公報
しかしながら、このような従来の警報器にあっては、監視エリアの明るさに関係なく火災を検出した時に照明装置を駆動して監視エリアを照明するようにしており、必要以上に照明が行われ、また多くの場合警報器は電池で駆動されており、照明装置の駆動により必要を超えて電池が消耗する問題がある。
一方、特許文献1のものにあっては、照明装置を駆動する夜間の時間帯を設定するようにしているが、実際の住宅内の監視エリアが照明を必要とする暗さとなるのは季節により異なり、また外部から光が入りにくい場所にあっては、照明を必要とする時間帯の設定をどのようにするか判断に迷う場合があり、不適切な時間帯を設定した場合には必要なときに照明装置が駆動しないおそれもある。
本考案は、監視エリアの状況に応じて必要がある場合にのみ照明装置を駆動可能として不必要な電池消耗による機能喪失を防ぐようにした警報器を提供することを目的とする。
本考案は、センサ部により監視エリアの異常を検出して報知部により警報する警報器に於いて、
監視エリアの一部または全部を照明する照明装置と、
監視エリアの明るさを検出する明暗センサと、
センサ部による異常検出と明暗センサによる明るさ検出に基づいて照明装置を駆動する照明制御部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、照明制御部は、センサ部又は他の警報器による異常検出が判別された時、明暗センサによる明るさ検出レベルが所定値以下の場合に照明装置を駆動する。
照明制御部は、センサ部又は他の警報器による異常検出から照明点灯に至るまでに、遅延時間を設ける。
照明制御部は、照明装置の駆動を開始した後、駆動状態を少なくとも所定期間保持する。
照明制御部は、記照明装置の駆動中に警報停止操作を判別した時に、照明装置の駆動を停止する。
照明制御部は、試験操作を判別した時に、照明装置を一時的に駆動する。
照明制御部は、照明駆動中に警報停止操作を判別した場合にも、駆動状態を少なくとも所定期間保持する。
照明制御部は、照明駆動開始遅延時間中に警報停止の操作を判別した場合には照明装置の駆動を行わない。
本考案によれば、火災などの異常を検出し、且つ明暗センサにより明るさ低下検出が行われた場合にのみ照明装置を駆動して監視エリアの一部または全部を照明して安全に避難できるようにし、照明の必要のないたとえば昼間は照明装置を駆動しないようにして不必要な電池消耗を回避することができる。
また照明装置の駆動開始に遅延時間を設け、この時間内に警報停止操作を判別した場合には照明装置の駆動を行わないようにし、誤報や非火災報による不必要な電池消耗の可能性を低減することができる。
また一度照明装置を駆動したら所定時間の間は駆動状態を保持することにより、照明装置の駆動状態を安定させることができる。
また照明駆動中に警報停止操作を判別しても、少なくとも所定期間駆動状態を保持するので、避難途中で警報停止操作があった場合でも、直ちに照明が消えて視界を失う危険が無い。そして、通常照明モード中の足下照明等が、警報停止により直ちに消灯されることも無い。
また照明駆動開始までに遅延時間を設けているので、誤報や非火災報のときは遅延時間内に警報停止操作すれば、照明駆動による無駄な電力消費を抑制できる。
図1は本考案による無線式の住警器の外観を示した説明図であり、図1(A)に正面図を、図1(B)に側面図を示している。
図1において、本実施形態の住警器10はカバー12と本体14で構成されている。カバー12の中央には、周囲に煙流入口を開口した検煙部16が配置され、火災による煙が所定濃度に達したときに火災を検出するようにしている。
カバー12に設けた検煙部16の左下側には音響穴18が設けられ、この背後にブザー又はスピーカを内蔵し、警報音や音声メッセージを出力できるようにしている。カバー12の上部には警報表示部として動作するLED22が配置されている。検煙部16の下側には警報停止スイッチ20が設けられている。警報停止スイッチ20は警報器の機能を試験指示する点検スイッチとしての機能を兼ねている。
警報停止スイッチ20の内部には、点線で示すように照明装置24が配置されており、照明装置24が点灯すると、警報停止スイッチ20の半透明樹脂製スイッチカバーの部分を透過して照明光を外部に照射し、住警器を設置している監視エリアの一部又は全部を照明する。照明装置24としては例えば白色LEDが使用され、少ない消費電力で充分な照明光を照射して監視エリアを照明することができる。
カバー12の右上部には明暗センサ26が配置される。明暗センサ26は監視エリアの照度を検出して明るさ検出信号を出力する。明暗センサ26としては、たとえばフォトダイオードを用いるものなど、公知の技術が適用できる。
また本体14の裏側上部には取付フック15が設けられており、設置する部屋の壁にビスなどをねじ込み、このビスに取付フック15を引っ掛けるなどして取り付けることで、壁面に住警器10を設置することができる。本実施例では壁面設置型としているが、天井に取り付ける形態の住警器もある。
なお、照明装置24の設置位置は警報停止スイッチ20の内部に限らず、カバー12の任意の位置に配置することができ、また照明方向は例えば床面に向くように固定しても良いし、任意の照明方向を向くように調整自在に配置しても良い。
また図1の住警器10にあっては、検煙部16を備えた火災による煙を検出する住警器を例に取っているが、これ以外に火災による熱を検出する、たとえばサーミスタを備えた住警器や、火災以外にガス漏れを検出する住警器についても、本考案の対象に含まれる。
図2は住宅を対象とした本考案による住警器の設置状態を示した説明図である。図2にあっては、住宅25に設けられている台所、居間、主寝室、子供部屋のそれぞれに住警器10−1〜10−4が設置され、更に屋外に建てられたガレージ27にも住警器10−5を設置している。
住警器10−1〜10−5のそれぞれは、イベント信号を相互に無線により送受信する機能と警報を出力表示する機能を備えており、5台の住警器10−1〜10−5で1つの警報グループを構成して、この住宅全体の火災監視を行っている。なお無線式でなく有線接続式の住警器システムや無線式通信と有線式通信を混在させた住警器システムにも本考案の技術を適用できる。
いま住宅25の子供部屋で万一、火災が発生したとすると、住警器10−4が火災を検出して警報を開始する。この火災を検出して警報を開始することを、住警器における「発報」という。住警器10−4が発報すると、住警器10−4は連動元として機能し、連動先となる他の住警器10−1〜10−3,10−5に対し、火災発報を示すイベント信号を無線により送信する。他の住警器10−1〜10−3,10−5にあっては、連動元の住警器10−4からの火災発報を示すイベント信号を受信すると、連動先としての警報動作を行う。
ここで連動元となった住警器10−4の警報音としては、例えば音声メッセージにより「ウーウー 火災警報器が作動しました 確認してください」を連続して出力する。一方、連動先の住警器10−1〜10−3,10−5にあっては、「ウーウー 別の火災警報器が作動しました 確認してください」といった音声メッセージを連続して出力する。音声メッセージに依らず、異なるブザー音や、ブザー音と共に視覚的に連動元と連動先を識別出来る表示を併用することも考えられる。
このように火災検出を判別して警報音を出力した住警器10−1〜10−5は、更に、明暗センサ29の明るさ検出信号に基づき、明るさ低下検出が判別されたときに照明装置24を駆動して監視エリアを照明する。
住警器10−1〜10−5が警報音を出している状態で、図1に示した住警器に設けている警報停止スイッチ20を操作すると、警報音の停止処理が行われる。
図3は本考案による警報システムを構築する住警器の構成を他の住警器と共に示したブロック図である。図3の警報システムは図2に示した5台の住警器10−1〜10−5につき、その内の住警器10−1について内部処理ブロック構成を詳細に示している。
住警器10−1はCPU28を備え、CPU28に対してはアンテナ31を備えた無線回路部30、メモリ32、火災センサ部34、人感センサ26、明暗センサ29、報知部36、照明装置24、操作部38及び電池電源40を設けている。
無線回路部30には送信回路42と受信回路44が設けられ、他の住警器10−2〜10−5との間でイベント信号を無線により送受信できるようにしている。無線回路部30としては、日本国内の場合には、例えば400MHz帯の特定小電力無線局の標準規格として知られたSTD−30(小電力セキュリティシステムの無線局の無線設備の標準規格)またはSTD−T67(特定小電力無線局テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備の標準規格)に準拠した構成を備える。
もちろん無線回路部30としては、日本国内以外の場所については、その地域の割当無線局の標準規格に準拠した内容を持つことになる。
メモリ32には住警器を特定するID(識別子)となる送信元符号50と、図2のように複数の住警器で連動警報を行うグループを構成するためのグループ符号52が格納されている。送信元符号50としては、国内に提供される住警器の数を予測し、例えば同一符号として重複しないように26ビットの符号コードが使用される。
グループ符号52はグループを構成する複数の住警器に共通に設定される符号であり、無線回路部30で受信した他の住警器からのイベント信号に含まれるグループ符号がメモリ46に登録しているグループ符号52に一致したときに、このイベント信号を有効な信号として受信して処理することになる。
警報グループの識別は、グループ符号以外に、住警器を特定するIDである送信元符号を使用してもよい。即ち、グループを構成する複数の住警器に、同じグループに属する他の住警器の送信元符号を予め登録しておき、他の住警器から受信したイベント信号に含まれる送信元符号を登録済み送信元符号と比較し、一致したら同じグループに属する住警器からの信号として処理する。
なお本実施形態にあっては、メモリ32を使用しているが、メモリ46の代わりにたとえばディップスイッチを設け、ディップスイッチにより送信元符号50やグループ符号52を設定するようにしてもよい。送信元符号50やグループ符号52の符号長(ビット数)が少ない場合には、ディップスイッチを用いることが使い勝手上のメリットがある。
火災センサ部34には、本実施形態にあっては検煙部16が設けられている。火災センサ部34には検煙部16以外に、火災による温度を検出する、たとえばサーミスタを設けてもよい。またガス漏れ監視用の住警器の場合には、火災センサ部34に代えてガス漏れセンサが設けられることになる。
明暗センサ26としてはフォトダイオードやフォトトランジスタなどが使用され、監視エリアの明るさに応じた明るさ検出信号を出力する。
報知部36にはスピーカ58とLED22が設けられている。スピーカ58は、図示しない音声合成回路部からの音声メッセージや警報音を出力する。LED22は点滅や明滅、点灯などにより、火災などの異常を表示する。
照明装置24は白色LEDを使用しており、点灯駆動により監視エリアの一部又は全部を照明する。照明装置24の照度は電池電源40の寿命を損なわない範囲で適宜の照度のものが使用され、例えば懐中電灯と同程度の照明を可能とする。なお照明としての実質的目的を達成することが出来れば、照明装置の駆動は間欠的に行っても良い。
操作部38には警報停止スイッチ20と登録スイッチ64が設けられている。警報停止スイッチ20を操作すると、住警器10−1から流している警報音を停止することができる。警報停止スイッチ20は、本実施形態にあっては警報器の機能を試験指示する点検スイッチと兼用している。警報停止スイッチ20は、報知部36からスピーカ58により警報音を出力しているときに有効となる。一方、警報音を出力していない通常監視状態で警報停止スイッチ20は点検スイッチとして機能し、点検スイッチを押すと、報知部36から点検用の音声メッセージなどが出力される。登録スイッチ64は照明装置24の制御に必要な各種のモードを設定する。
電池電源40は、例えば所定セル数のアルカリ乾電池を使用しており、電池容量としては住警器10−1における無線回路部30を含む回路部全体の低消費電力化により、照明装置24を駆動しない場合には約10年の電池寿命、照明装置24の駆動を想定した場合にも5年程度の電池寿命を保証している。
CPU28にはプログラムの実行により実現される機能として異常監視部60と照明制御部62が設けられている。異常監視部60は、火災センサ部34に設けた検煙部16で火災を検出したときに、報知部36のスピーカ58から連動元を示す警報音例えば「ウーウー 火災警報器が作動しました 確認してください」を繰り返し出力させると共に、火災発報を示すイベント信号を無線回路部30の送信回路42によりアンテナ31から他の住警器10−2〜10−5に向けて送信させる。
また異常監視部60は、他の住警器10−2〜10−5のいずれかから火災発報を示すイベント信号を無線回路部30の受信回路44により受信したときに、報知部36のスピーカ58から連動先を示す警報音例えば「ウーウー 別の火災警報器が作動しました 確認してください」となる音声メッセージを連続的に出力させる。
ここで、異常監視部60で火災発報を検出して連動元警報音を出すときには、報知部36のLED22を例えば明滅させる。一方、異常監視部60で連動先警報音を出す場合には、報知部36のLED22を点滅させる。これによって、連動元警報と連動先警報におけるLED22の表示を区別できるようにしている。もちろん、連動元警報と連動先警報のいずれについても、同じLED22の明滅または点滅表示であってもよい。
更に、異常監視部60は、連動元を示す警報音の出力中に操作部38に設けている警報停止スイッチ20の操作を検出したとき、スピーカ58から出力している連動先を示す警報音を停止させると共に、警報停止のイベント信号を無線回路部30の送信回路42から他の住警器10−2〜10−5に送信し、他の住警器10−2〜10−5における連動先の警報音を停止させる。このとき火災発生場所を明確にするために、連動元の住警器10−4(自己の火災センサ部が火災を検出した住警器)だけは、引き続き警報出力を継続するようにしても良い。そして、連動元の住警器10−4で警報停止操作が行われた場合には、連動先を含め全ての住警器の警報を停止する。
照明制御部62は次の制御内容に基づいて照明装置24を駆動する。
(1)火災センサ部24又は他の住警器10−2〜10−5による火災検出、人感センサ26による人体検出および明暗センサ29による明るさ低下検出の3つが判別された時に照明装置24を駆動する。
(2)火災センサ部24又は他の警報器10―2〜10−5による駆動条件が成立した後、所定の遅延時間経過後に照明装置24を駆動する。
(3)照明装置24の駆動を開始した後、駆動状態を少なくとも所定期間保持する。
(4)照明装置24の駆動中に有効な警報停止操作を判別した場合、駆動状態を少なくとも所定期間保持する。
このうち基本的なものは(1)の照明制御であり、これに(2)〜(4)を組み合わせた照明制御が行われる。
また、照明制御部62は、照明装置24の駆動中に警報停止スイッチ20による停止操作を判別した時に、照明装置24の駆動を停止する。また、照明制御部62は、定常監視常態で警報停止スイッチ20を操作する試験操作を判別した時に、照明装置24を一時的に駆動することもできる。
このような住警器10−1に設けた回路部は他の住警器10−2〜10−5についても同様であり、メモリ32に格納している送信元符号50が各住警器固有の符号となっている。
図4は本実施形態で使用するイベント信号のフォーマットを示した説明図である。図4において、イベント信号48は送信元符号50、グループ符号52及びイベント符号54で構成されている。
送信元符号50は例えば26ビットの符号である。またグループ符号52は例えば8ビットの符号であり、同一グループを構成する例えば図3の5台の住警器10−1〜10−5につき同じグループ符号が設定されている。
なおグループ符号52としては、同一グループの住警器に同一のグループ符号を設定する以外に、予め定めたグループを構成する住警器に共通な基準符号と、各住警器に固有な送信元符号との演算から求めた住警器ごとに異なるグループ符号であってもよい。
また送信元符号を各住警器に登録してグループ判定する場合には、グループ符号52は設けなくても良い。
イベント符号54は、火災、ガス漏れなどのイベント内容を表す符号であり、本実施形態にあっては2ビット符号を使用しており、例えば「001」で火災、「010」でガス漏れ、更に「011」で障害、残りをリザーブとしている。なおイベント符号54のビット数は、イベントの種類が増加したときには更に3ビット、4ビットと増加させることで、複数種類のイベント内容を表すことができる。
図5は図3の実施形態による火災監視処理の第1実施形態を示したフローチャートであり、
この実施形態は前記(1)のように、火災検出及び明るさ低下検出の両方を判別したときに、照明装置24を駆動するようにしたことを特徴とする。
図5において、火災監視処理は、ステップS1で初期化処理を行う。この初期化処理には、同じ住戸に設置されている例えば5台の住警器10−1〜10−5でグループを形成するためのグループ符号の設定などが含まれる。
続いてステップS2で火災発報を監視しており、火災センサ部34による火災発報または他の住警器からの火災イベント信号による火災発報を判別するとステップS3に進み、火災警報を出力する。火災警報は自己の火災発報の場合は連動元を示す火災警報とし、他の住警器の火災発報の場合は連動先を示す火災警報を出す。また、自己の火災発報であれば火災発生を示すイベント信号を他の住警器に無線により送信する。
続いてステップS4で明暗センサ26の明るさ検出信号が所定の閾値以下となっている明るさ低下検出が得られているか判定し、両方の検出を判別した場合はステップS5に進んで照明装置24を駆動し、監視エリアの一部又は全部を照明する。
照明装置24の駆動による照明中にはステップS6で明るさ低下検出の有無を判別しており、明るさ低下検出が継続していればステップS7をスキップし、明るさ低下検出が判別されなければステップS7に進んで照明装置24の駆動を停止する。
このステップS6における明るさ低下検出の判別は、照明装置24が駆動された照明状態で行われるが、照明装置24からの光は明暗センサ26に直接入射しないようにしており、照明装置24で監視エリアを照明していても、明暗センサ26は照明装置24による照明の影響を受けることなく、監視エリアの明るさを検出して照度低下の有無を判別することができる。
続いてステップS8で警報停止スイッチ20による警報停止操作の有無を判別しており、警報停止操作を判別すると、ステップS9で連動元を示す警報を停止する。このとき自己の火災発報であれば、警報停止を示すイベント信号を他の住警器に送信する。
続いてステップS10で照明装置24が駆動中にあることを判別するとステップS11で照明装置24の駆動を停止してステップS2にリターンする。
このような第1実施形態の照明制御によれば、火災発報が判別された場合、夜間のように明るさ低下検出が行われていた場合に照明装置24が駆動されて監視エリアを照明することとなり、監視エリアが明るい昼間に照明してしまう無駄を省くことができる。
図6は図3の実施形態による火災監視処理の第2実施形態を示したフローチャートであり、
この実施形態は前記(2)のように、火災センサ部24又は他の警報器10―2〜10−5による駆動条件が成立した後、所定の遅延時間経過後に前記照明装置を駆動するようにしたことを特徴とする。
図6の処理は、図5の第1実施形態にステップS25〜S27の処理が加わったものであり、図6のステップS21〜S24は図5のステップS1〜S4と同じであり、また、図6のステップS28〜S34は図5のステップS6〜S11と同じである。
即ち図6の処理にあっては、ステップS24で明るさ低下を判別した場合、ステップS25で所定の遅延時間の経過を待ち、遅延時間経過後にステップS28に進んで照明装置24を駆動している。また遅延時間中にステップS26で警報停止操作が判別された場合には、照明装置24を駆動することなくステップS27に進んで警報を停止する。
このような第2実施形態の照明制御によれば、照明装置の駆動開始に遅延時間を設け、この時間内に警報停止操作を判別した場合には照明装置の駆動を行わないようにすることで、誤報や非火災報による不必要な電池消耗の可能性を低減することができる。
図7は図3の実施形態による火災監視処理の第2実施形態を示したフローチャートであり、
この実施形態は前記(3)のように、照明装置24の駆動を開始した後、駆動状態を少なくとも所定期間保持することを特徴とする。
図7の処理は、図5の第1実施形態にステップS46,S47の処理が加わったものであり、図7のステップS41〜S45は図5のステップS1〜S5と同じであり、また、図7のステップS48〜S53は図5のステップS6〜S11と同じである。
即ち図7の処理にあっては、ステップS45で照明装置24を駆動した後にステップS46でタイマをスタートし、ステップS47で所定時間経過を判別するとステップS48に進んで明るさ低下検出の有無を判定し、このとき部屋の照明を点灯した場合には明るさ低下検出が判別されないことでステップS49に進んで照明装置24の駆動を停止する。
このような第2実施形態の照明制御によれば、明暗センサ26による明るさ低下検出と非検出が外乱光などにより繰り返されても、一度、照明装置24を駆動すると所定時間は駆動状態を継続するため、明暗センサ26による明るさ低下検出と非検出に影響されることなく、安定して照明装置24を駆動することができる。
図8は図3の実施形態による火災監視処理の第4実施形態を示したフローチャートであり、この実施形態は前記(4)のように、照明装置24の駆動中に有効な警報停止操作を判別した場合、駆動状態を少なくとも所定期間保持するようにしたことを特徴とする。
図8の処理は、図5の第1実施形態にステップS71の処理が加わったものであり、図10のステップS61〜S70は図5のステップS1〜S10と同じであり、また、図8のステップS72は図5のステップS11と同じである。
即ち図8の処理にあっては、ステップS68で警報停止操作が判別され、ステップS72で照明装置24の駆動を停止する際に、ステップS71で所定時間の経過を待つことにより駆動状態を所定期間保持した後に照明装置24の駆動を停止する。
このような第4実施形態の照明制御によれば、避難途中で警報停止操作があった場合でも、直ちに照明が消えて視界を失う危険を回避することができる。
なお上記の実施形態は火災検出を対象とした住警器を例に取るものであったが、これ以外にガス漏れ警報器や、防犯用警報器など、それ以外の適宜の異常を検出する住警器につき、本実施形態の警報停止処理をそのまま適用することができる。また住宅用に限らずビルやオフィス用など各種用途の警報器にも適用できる。
また、上記の実施形態は警報器にセンサ部と警報出力処理部を一体に設けた場合を例にとるが、他の実施形態として、センサ部と警報出力処理部を別体とした警報器であっても良い。
また上記の実施形態は無線式の住警器を例に取るものであったが、警報停止処理については有線式の住警器であっても、そのまま適用することが可能である。
また上記の実施形態は複数の住警器を設置して相互に有線又は無線で火災イベント情報を送受して連動警報を行う住警器を例にとっているが、他の住警器と連動せずに単体で動作するスタンドアローン型の住警器についても、本考案をそのまま適用することができる。
また本考案は、電源として電池を使用するもの以外に、他の電源装置や電源設備から供給する住警器にも適用できる。
また本考案の明度センサには、明暗センサの他、明るさによる視認性の良否を検出するものが使用できる。
また本考案は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本考案の警報システムで使用する住警器の外観を示した説明図 住宅に対する本考案による警報システムの住警器の設置状態を示した説明図 本考案の警報システムで使用する住警器の詳細を示したブロック図 本実施形態で使用するイベント信号のフォーマットを示した説明図 図3の実施形態による火災監視処理の第1実施形態を示したフローチャート 図3の実施形態による火災監視処理の第2実施形態を示したフローチャート 図3の実施形態による火災監視処理の第3実施形態を示したフローチャート 図3の実施形態による火災監視処理の第4実施形態を示したフローチャート
符号の説明
10,10−1〜10−5:住警器
12:カバー
14:本体
15:取付フック
16:検煙部
18:音響孔
20:警報停止スイッチ
22:LED
24:照明装置
25:住宅
26:明暗センサ
27:ガレージ
28:CPU
31:アンテナ
30:無線回路部
32:記録回路部
34:センサ部
36:報知部
38:操作部
40:電池電源
42:送信回路
44:受信回路
46:メモリ
48:イベント信号
50:送信元符号
52:グループ符号
54:イベント符号
58:スピーカ
60:異常監視部

Claims (8)

  1. センサ部により監視エリアの異常を検出して報知部により警報する警報器に於いて、
    監視エリアの一部または全部を照明する照明装置と、
    監視エリアの明るさを検出する明暗センサと、
    前記センサ部による異常検出と前記明暗センサによる明るさ検出に基づいて前記照明装置を駆動する照明制御部と、
    を備えたことを特徴とする警報器。
  2. 請求項1記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、前記センサ部又は他の警報器による異常検出が判別され、且つ前記明暗センサによる明るさ検出レベルが所定値以下の場合に前記照明装置を駆動することを特徴とする警報器。
  3. 請求項1又は2記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、前記センサ部又は他の警報器による異常検出後、前記照明装置を駆動するまでに、所定の遅延時間を設けたことを特徴とする警報器。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、前記照明装置の駆動を開始した後、駆動状態を少なくとも所定期間保持することを特徴とする警報器。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、前記照明装置の駆動中に警報停止操作を判別した時に、前記照明装置の駆動を停止することを特徴とする警報器。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、試験操作を判別した時に、前記照明装置を一時的に駆動することを特徴とする警報器。
  7. 請求項1乃至5記載のいずれかの警報器に於いて、前記照明制御部は、前記照明装置の駆動中に警報停止操作を判別した場合にも、駆動状態を少なくとも所定期間保持することを特徴とする警報器。
  8. 請求項3記載の警報器に於いて、前記照明制御部は、前記遅延時間中に警報停止の操作を判別した場合には前記照明装置の駆動を行わないことを特徴とする警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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