JPH10127723A - マッサージ機の操作器 - Google Patents

マッサージ機の操作器

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JPH10127723A
JPH10127723A JP28955396A JP28955396A JPH10127723A JP H10127723 A JPH10127723 A JP H10127723A JP 28955396 A JP28955396 A JP 28955396A JP 28955396 A JP28955396 A JP 28955396A JP H10127723 A JPH10127723 A JP H10127723A
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JP28955396A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yunai
隆博 勇内
Jiyouya Matsushita
丈也 松下
Torahiko Nonogami
寅彦 野々上
Yasuhiro Jikiba
安弘 食場
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージ機の施療子や背もたれが限界位置
に達したことを視覚的に知らしめ、さらに限界位置方向
へスイッチ操作することを防止する。 【解決手段】 マッサージ機の施療子の動き、背もたれ
部の傾き調整等の操作スイッチ群を具え、各操作スイッ
チは操作に応じて点灯し或いは消灯するマッサージ機の
操作器であって、操作の手順毎に選択可能な操作スイッ
チのみを順次点灯させ且つ施療子が背もたれ部上の上端
位置、下端位置に達し、或いは、背もたれ部自体が最起
位置、最倒位置に達する等、施療子、背もたれ部等の可
動部が動作限界に達した場合、動作限界に達した該当す
るスイッチを消灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マッサージ機の施療子
の動作を制御するためのスイッチ群を具えた操作器にお
いて、スイッチ操作に応じて、次に選択可能なスイッチ
を視覚的に知らしめることのできるマッサージ機の操作
器に関するものである。
【0002】
【従来技術及び解決すべき問題点】椅子型或いはベッド
型の電動マッサージ機には、自動施療モードと手動施療
モードを備え、更に自動施療モードにおいても複数のプ
ログラムを選択することができ、手動施療モードにおい
ては施療子の間隔の調整や施療子の動作の種類を選択で
きる多機能タイプのものがある(例えば特開昭60−2
4843号公報)。この種のマッサージ機では、その操
作器上に設けられるスイッチの数が多くなって、使用者
にとっては、操作すべきスイッチ或いは操作可能なスイ
ッチを判別し難い。又、操作スイッチの中で、施療子を
上下に移動させるスイッチや、背もたれを起倒するスイ
ッチは、施療子や背もたれが限界位置に達しているの
に、さらにその方向へ移動させようとスイッチを操作し
てしまうことがある。本発明は、操作の手順毎に選択可
能な操作スイッチのみを順次点灯させることにより、選
択可能なスイッチと他のスイッチを視覚的に区別でき、
操作し易いマッサージ機の操作器を明らかにすると共
に、動作限界に達した施療子や背もたれを誤ってさらに
限界方向へ操作することがないようにするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明のマッサージ機の
操作器は、マッサージ機の施療子の動き、背もたれ部の
傾き調整等の操作スイッチ群を具え、各操作スイッチは
操作に応じて点灯し或いは消灯するマッサージ機の操作
器であって、操作の手順毎に選択可能な操作スイッチを
点灯させ且つ施療子が背もたれ部上の上端位置、下端位
置に達し、或いは、背もたれ部自体が最起位置、最倒位
置に達する等、施療子、背もたれ部等の可動部が動作限
界に達した場合、動作限界に達した該当する操作スイッ
チを消灯させる制御手段を有する。
【0004】
【作用及び効果】スイッチ操作を行なうと、次に選択可
能なスイッチが他のスイッチと点灯、消灯によって区別
して表示される。選択可能なスイッチと他のスイッチを
視覚的に区別できるため、機能しないスイッチを選択す
る操作ミスを防ぐことができ、操作に不慣れな者でも、
容易に操作できる。又、施療子が背もたれ部上の上端位
置、下端位置に達し、或いは、背もたれ部自体が最起位
置、最倒位置に達する等、施療子、背もたれ部等の可動
部が動作限界に達した場合、動作限界に達した該当する
スイッチを消灯させるため、可動部が動作限界に達した
ことが直ちに判ると共に動作限界に達した可動部のスイ
ッチを選択する誤りも生じない。
【0005】
【実施例】図1、図2は、椅子型電動マッサージ機の一
例を示しており、座部(21)の後部に背もたれ部(22)を傾
動可能に配備し、座部(21)の前端に脚載せ部(23)を下向
き姿勢から略水平姿勢へ起伏可能に配備している。座部
(21)の両側方には肘掛け部(24)(24)が設けられている。
背もたれ部(22)は座部(21)の下方に設けたリクライニン
グ用モータ(223)によって傾斜角度が決められる。背も
たれ部(22)内に縦方向に延びた左右一対の案内ガイド(2
5)に係合して、図2の如く、矩形の取付けフレーム(26)
が昇降可能に配備され、該フレーム(26)は背もたれ部(2
2)の下部に配備した昇降用モータ(222)によって回転駆
動されるネジ軸(27)に係合し、該ネジ軸(27)の回転によ
るネジ推力で昇降駆動される。取付けフレーム(26)に
は、一対の施療子(3)(3)が左右に対向して配備され、
各施療子(3)は互いに上下に一対の揉み玉(31)(31)を具
えており、該揉み玉(31)(31)を背もたれ部(22)前面の縦
長開口から外部に臨出させ、該開口を蔽う被せ布(20)で
隠している。
【0006】施療子(3)(3)はフレーム(26)上に設けた
マッサージ用モータ(221)に、揉み・たたき切換えクラ
ッチ(32)を介して連繋されている。施療子(3)(3)は、
偏心軸(3a)の回転で施療子(3)(3)が上下に振動するた
たき動作が行なわれ、曲り回転軸(3b)の回転で施療子
(3)(3)が互いに接近離間振動を行なうもみ動作が行な
われる。マッサージ用モータ(221)は、速、中、遅の3
段階に可変でき、従って、もみや叩きマッサージの速度
を速、中、遅の3段階に調節できる。これに対し、昇降
用モータ(222)は可変できず、従って背筋のばしや部分
背筋のばしの速度は調節できない。もみ動作のどの時点
で、施療子(3)(3)の動きを停止させるかによって、施
療子(3)(3)の間隔を任意に調整でき、次にたたき動作
や背筋のばし動作を行なう場合、施療子(3)(3)の間隔
を調整した状態に維持して、たたき動作や背筋のばし動
作を行なうことができる。座部(21)内には腿用バイブレ
ータ(33)、脚載せ部(23)内にはふくらはぎ用バイブレー
タ(34)が内蔵されている。以上の構成は、公知であるの
でメカニズムについての詳細説明は省略する。上記マッ
サージ用モータ(221)、昇降用モータ(222)及びリクライ
ニングモータ(223)を制御する制御手段(4)は、図1に
示す如く、背もたれ部(22)内等、マッサージ機(2)内に
設けた本体側制御部(42)と、手持ち式の操作器(1)、或
いは肘掛け部(24)等、マッサージ機(2)の使用者が操作
し易い位置に設けた操作器内の操作側制御部(41)とから
なる。
【0007】図3は、操作器(1)の外観を示している。
操作器(1)は、自動コースと手動コースが選択でき、更
に自動コースの中でも、身体の部位を選択できる様に、
又、手動コースでもマッサージの種類等を選択できる様
に、以下の如く各種選択スイッチ群が配備されている。
操作器(1)の上端に電源の「入/切」を選択するスイッチ
(Sw01)、その下方に「肩位置」を選択するスイッチ(Sw02)
が位置している。「肩位置」選択スイッチ(Sw02)と「入
/切」選択スイッチ(Sw01)との間に、「高」、「中」、「低」
の表示ランプL1、L2、L3が設けられ、「肩位置」選択
スイッチ(Sw02)を1回押す毎に、「高」→「中」→「低」→
「高」の順に点灯し、他のランプは消灯する。「肩位置」選
択スイッチ(Sw02)の操作により、後記する背筋のばし時
の施療子(3)の移動上限を設定ができる。操作器(1)の
上部左側に、自動施療モードにおいて使用される「自動
コース」選択スイッチ(Sw10)、及び自動コースにおいて
選択する「全身」コース選択スイッチ(Sw11)、「肩、首」コ
ース選択スイッチ(Sw12)、「腰」コース選択スイッチ(Sw1
3)が位置している。「自動コース」選択スイッチ(Sw10)の
下方に「手動コース」選択スイッチ(Sw20)が設けられ、そ
の下方右側に、手動コースにおいて選択する「背筋のば
し」選択スイッチ(Sw21)、「部分背筋のばし」選択スイッ
チ(Sw22)、「もみ」選択スイッチ(Sw23)、「たたき」選択ス
イッチ(Sw24)が位置している。
【0008】「手動コース」選択スイッチ(Sw20)の下方左
側に、手動施療モードにおいて微調整で使用されるマッ
サージの「速度」選択スイッチ(Sw31)、施療子(3)(3)間
の「幅」を選択するスイッチ(Sw32)が配備されている。そ
の下方に、施療子(3)の位置を下に移動させる「下」スイ
ッチ(Sw33)と上に移動させる「上」スイッチ(Sw34)が設け
られ、更に下方には前記腿用バイブレータ(33)とふくら
はぎ用バイブレータ(34)を駆動する「もも」選択スイッチ
(Sw41)、と「ふくらはぎ」選択スイッチ(Sw42)が設けら
れ、その下方には背もたれ部(22)を倒す「倒」スイッチ(S
w03)、背もたれ部(22)を起こす「起」スイッチ(Sw04)が設
けられている。尚、「たたき」「もみ」のマッサージ動作
は、前述の如く、マッサージモータ(221)の駆動で行
い、「背すじのばし」「部分背すじのばし」のマッサージ動
作は昇降用モータ(222)による施療子(3)の上下往復運
動で行なう。
【0009】図11は、上記各スイッチの公知の構造を
示している。操作器(1)の表板(16)と裏板(17)との間
に、一部を表板(16)から臨出させて操作ボタン(13)、ス
イッチ本体(10)、発光素子(11)、該発光素子(11)と操作
ボタン(13)との間に該操作ボタン(13)の押圧によって
スイッチ本体(10)を動作させるヒンジ部材(14)が設けら
れている。実施例では、各スイッチに対し、緑色、赤
色、の2種類の発光素子を具えており、夫々独立して発
光させる場合と、両方一緒に発光させてダイダイ色に発
光させる3種類の色の発光ができる。操作ボタン(13)は
透明或いは半透明体であって裏面に発光素子(11)の光を
拡散させる拡散シート(12)を装着している。スイッチ本
体(10)及び発光素子(11)は、裏板(17)の内面の回路基板
(15)上に設けられている。操作ボタン(13)を押すと、ヒ
ンジ部材(14)が弾性変形してスイッチ本体(10)を押圧
し、後記の如く、発光素子(11)が点灯或いは消灯し、ボ
タンを通し、点灯或いは消灯が判る(以下の説明では、
スイッチが点灯、或いは消灯するとする)。
【0010】回路基板(15)上には、図12に示す操作側
制御部(41)が組込まれている。操作側制御部(41)は、前
記各スイッチ(総称してスイッチ群(101))、前記各スイ
ッチの発光素子(総称して発光素子群(121))の他に、操
作側制御回路(100)、リモコンI/F回路(130)、発光素
子駆動回路(111)、ブザー駆動回路(112)、ブザー(122)
が実装されている。上記操作側制御部(41)と共にマッサ
ージ機の制御手段(4)を構成する本体側制御部(42)は、
図13に示す如く、電源回路(240)、本体側制御回路
(200)、マッサージ用モータの回転数検出回路(201)、施
療子(3)(3)の幅位置検出回路(202)、施療子(3)(3)
の上下位置検出回路(203)、背もたれ部(22)のリクラ
イニング位置検出回路(204)、マッサージモータ駆動回
路(211)、昇降モータ駆動回路(212)、リクライニングモ
ータ駆動回路(213)、リモコンI/F回路(230)から構成
される。操作側制御回路(100)は押されたスイッチの種
別に応じて所要の信号を、本体側制御部(42)の制御回路
(200)へ送り出す符号化処理と、該本体側制御回路(200)
から送られてくる信号の復号化処理を行うとともに、有
効なキーを選択的に光らせる制御と、有効なスイッチか
らの信号を受け付けた場合にブザ−を鳴す制御を行う。
次に、操作器(1)のスイッチ操作による操作器(1)の視
覚的表示例を示す。図4乃至図10、図18及び図19
において、点灯しているスイッチの内、左右両側から斜
線が施された部分は、緑色に点灯し、次に選択可能なス
イッチであることを示す。横平行線が施された部分は、
赤色に点灯し、施療子(3)がそのモードで動作中である
ことを示す。縦平行線が施された部分は、ダイダイ色に
点灯し、施療子(3)が動作位置に移動中であることを示
す。
【0011】
【表示例1(図4)】図4(a)は、マッサージ機の電源投
入直後状態をしている。「自動コース」選択スイッチ(Sw1
0)と「手動コース」選択スイッチ(Sw20)が緑色に点灯して
いる。これは「自動コース」選択スイッチ(Sw10)と「手動
コース」選択スイッチ(Sw20)の2つのスイッチが操作可
能な事を表わしている。もっと積極的に緑色で点滅させ
て入力を促すことができるのは勿論である。この状態に
おいて、他の操作スイッチたとえば自動コースの「腰」選
択スイッチ(Sw13)、手動コースの「もみ」選択スイッチ(S
w23)などを押してもスイッチとして機能しない事を意味
する。ここで例えば「自動コース」選択スイッチ(Sw10)を
押すと図4(b)の如く表示が変化する。「自動コース」選
択スイッチ(Sw10)の表示の色が緑色から赤色に変化し、
自動コースの入力モードになった事を表すのと同時に、
「全身」コース選択スイッチ(Sw11)、「肩・首」コース選択
スイッチ(Sw12)、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)が緑色
に点灯する。「手動コース」選択スイッチ(Sw20)は緑色に
点灯したままである。この状態で操作可能なボタンは
「全身」コース選択スイッチ(Sw11)、「肩・首」コース選択
スイッチ(Sw12)、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)と「手
動コース」選択スイッチ(Sw20)だけである。例えば、
手動コースの「もみ」選択スイッチ(Sw23)、「たたき」選
択スイッチ(Sw24)を押しても機能しない。図4(b)の
状態から入力可能な「腰」コース選択スイッチ(Sw13)を押
すと、図4(c)の如く、該スイッチは緑色から赤色に変
化し、マッサージ機は予め定められたプログラム通りの
自動の「腰」コースのマッサージを始める。施療子(3)が
首付近に位置していた場合、すぐには自動の「腰」コース
が開始できないので、図4(d)に示す如く、自動の「腰」
コースは選択されたが現在準備中という表示の意味で
「腰」コース選択スイッチ(Sw13)はダイダイ色で点灯す
る。本実施例ではダイダイ色で点灯させているが、緑色
もしくは赤色で点滅表示してもよい。
【0012】図14、図15は、図4の表示切換えのフ
ローチャートである。操作器は電源ON後、図4(a)の
表示をする。「自動コース」選択スイッチ(Sw10)が押され
ると図4(b)に変える。さらに「腰」コース選択スイッチ
(Sw13)が押されると、本体側制御部(42)へ、「腰モード
が選択された」という信号Aを送る。本体側制御部(42)
は電源ON後、操作器(1)から送られてくる信号を待機
しており、操作器(1)より「腰モードが選択された」と
いう信号Aを受信すると、上下位置検出回路(203)によ
り、施療子(3)の位置を確認する。施療子(3)の位置が
腰位置にあることが確認できた場合には、「腰モードO
K」の信号Bを操作器(1)へ送り、「腰コース」のマッ
サージ動作のプログラム処理を開始する。操作器(1)は
「腰モードOK」の受信と、図4(c)の表示を行い、次
のスイッチ入力を待つ。本体側制御部(42)において、施
療子(3)の位置が腰位置でない場合、昇降用モータ(22
2)を駆動させて、施療子(3)を腰位置になるように制御
し、「腰モード準備中」の信号Cを操作器へ送り、図4
(d)を表示する。施療子(3)が「腰位置」に達するまで
この処理をくり返す。
【0013】
【表示例2(図5)】図5は、直接自動コース・手動コー
スが選択できる表示例を示す。図4の操作器(1)に比べ
て、「自動コース」選択スイッチ(Sw10)と「手動コース」選
択スイッチ(Sw20)が省略されている。図5(a)は、マッ
サージ機の電源投入直後の状態を示している。自動コー
スの「全身」コース選択スイッチ(Sw11)、「肩・首」コース
選択スイッチ(Sw12)、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)の
3コースと手動コースの「背筋のばし」選択スイッチ(Sw2
1)、「部分背筋のばし」選択スイッチ(Sw22)、「もみ」選択
スイッチ(Sw23)、「たたき」選択スイッチ(Sw24)が選択可
能であることを視覚的に表わしている。この状態で、例
えば「腰」コース選択スイッチ(Sw13)を押すと、図5(b)
に示す如く、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)が緑色から
赤色に変化する。図5(c)は、手動の「もみ」選択スイッ
チ(Sw23)が選択された状態を示している。図5(a)から
は、「もみ」選択スイッチ(Sw23)が緑色からダイダイ色に
変化している。図5(c)への変化は図5(a)からも図5
(b)からも、「もみ」選択スイッチ(Sw23)を押すことで直
接に選択可能である。この様に動作時のスイッチの発光
色を自動コースと手動コースで変えることもでき、この
場合、現在動作中のモードが、自動コースのモードか手
動コースのモードかが一見して判る。
【0014】
【表示例3(図6)】図6には自動コースから手動コース
或いは手動コースから自動コースへの切換が直接できな
い場合の表示例を示す。図4の操作器(1)に比べて、
「自動コース」選択スイッチ(Sw10)と「手動コース」選択ス
イッチ(Sw20)が省略されている。図6(a)はマッサージ
機の電源投入直後の状態を示す。自動コースの「全身」コ
ース選択スイッチ(Sw11)、「肩・首」コース選択スイッチ
(Sw12)、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)と、手動コース
の「背筋のばし」選択スイッチ(Sw21)、「部分背筋のばし」
選択スイッチ(Sw22)、「もみ」選択スイッチ(Sw23)、「た
たき」選択スイッチ(Sw24)が緑色に点灯している。自動
コース・手動コースの全てのスイッチが選択可能である
ことを視覚的に表わしている。この状態で例えば「腰」コ
ース選択スイッチ(Sw13)を選択したのが図6(b)であ
る。図6(a)より「腰」コース選択スイッチ(Sw13)が緑色
から赤色に変化すると同時に、手動コースの4つのスイ
ッチ(Sw21)〜(Sw24)が消灯している。この状態では手動
コースの選択はできないことを示している。自動コース
の他のスイッチ(Sw11)(Sw12)は選択可能である。自動コ
ースから手動コースへの切換えは、電源の「入/切」スイ
ッチ(Sw01)を押して、一旦マッサージ機を止めて、再度
「入/切」スイッチ(Sw01)を押して図6(a)の状態にしな
いと手動コースは選択できない。図6(c)は手動・もみ
コースが選択された状態である。他の手動コース(背筋
のばし、部分背筋のばし、たたき)は選択可能である
が、自動コース(全身、肩・首、腰)の選択はできない。
【0015】
【表示例4(図7、図8)】図7には手動コースのもう少
し詳しい操作について示した。図7(a)はマッサージ機
を「入」にした状態である。自動コースの「全身」コース選
択スイッチ(Sw11)、「肩・首」コース選択スイッチ(Sw1
2)、「腰」コース選択スイッチ(Sw13)の3コースと、「背
筋のばし」選択スイッチ(Sw21)、「部分背筋のばし」選択
スイッチ(Sw22)、「もみ」選択スイッチ(Sw23)、「たたき」
選択スイッチ(Sw24)の4コースのスイッチが選択可能を
示す緑色に点灯している。この状態で手動の「もみ」選択
スイッチ(Sw23)を選択したのが図7(b)である。他の手
動コース(背筋のばし・部分背筋のばし・たたき)は選択
可能であるが、自動コース(全身、肩・首、腰)の選択は
できない。上記状態では、調節用のスイッチ群の内、
「速度」選択スイッチ(Sw31)が選択可能であり、該スイッ
チを押す毎に、中→速→遅→中の順送りでマッサージの
速度の選択ができる。施療子(3)(3)の幅を選択する
「幅」調整スイッチ(Sw32)は選択できないが、上下の位置
移動については「上」スイッチ(Sw34)、「下」スイッチ(Sw3
3)のスイッチ操作で可能である。図7(b)の状態で、
「たたき」選択スイッチ(Sw24)を押したのが図7(c)の表
示である。図7(b)から「もみ」選択スイッチ(Sw23)が赤
色から緑色に変化し、逆に「たたき」選択スイッチ(Sw24)
が緑色から赤色に変化し、「幅」調整スイッチ(Sw32)が緑
色で点灯する。手動・たたきコースでは、マッサージの
速度選択、施療子(3)の位置移動選択だけでなく、施療
子(3)(3)間の幅の選択も可能となる。施療子(3)(3)
間の幅は、「幅」調整スイッチ(Sw32)を押す毎に、中→広
→狭→中の順送りで選択ができる。図7(c)の状態で、
「背筋のばし」選択スイッチ(Sw21)が押された場合の表示
を図8(d)に示す。たたき・背筋のばしコースの動作モ
ードを視覚的に表わしている。
【0016】施療子(3)の上下位置の選択のスイッチ(S
w33)、(Sw34)が消灯している。これは、「たたき・背筋
のばし」コースでは施療子(3)が上、下限一杯に移動す
るため、施療子(3)の位置移動の選択が無意味であるた
めである。施療子(3)の位置移動の選択スイッチ(Sw33)
(Sw34)が消灯する場合としては、「たたき・背筋のばし」
コースのほかに「背筋のばし」コースと「もみ・背筋のば
し」コースがある。「速度」選択スイッチ(Sw31)が消灯す
る場合としては、「背筋のばし」コースと「部分背筋のば
し」コースがある。施療子(3)の「幅」選択スイッチ(Sw3
2)が消灯する場合としては、「もみ」コース、「もみ・背
筋のばし」コースと「もみ・部分背筋のばし」コースがあ
る。図8(e)は、図8(d)の状態から「部分背筋のばし」
モードを選択した表示状態を示し、「たたき・部分背筋
のばし」コースの動作モードである。図8(f)は図8
(e)の状態で「部分背筋のばし」選択スイッチ(Sw22)を選
択した表示状態を示し、「たたき」選択スイッチ(Sw24)は
緑色に戻り、「部分背筋のばし」選択スイッチ(Sw22)は赤
点灯を続行する。「部分背筋のばし」コースの動作モード
である。図8(e)から図8(f)への移行は赤点灯してい
る「たたき」選択スイッチ(Sw24)を押すことによって行な
われる。この様に、赤点灯しているスイッチを押すと青
点灯に変る。
【0017】
【表示例5(図9)(図10)】図9、図10で、背もたれ
部(22)の「倒」スイッチ(Sw03)、「起」スイッチ(Sw04)及び
施療子(3)の「下」方向への位置移動選択スイッチ(Sw3
3)、「上」方向への位置移動選択スイッチ(Sw34)の点灯表
示について説明する。図9(a)はマッサージ機電源投入
後の状態である。この状態でリクライニングの「倒」スイ
ッチ(Sw03)、「起」スイッチ(Sw04)は緑色に点灯し、選択
可能となる。この状態でリクライニングの「起」スイッチ
(Sw04)を押すと、マッサージ機(2)の背もたれ部(22)が
起き上がる。更に「起」スイッチ(Sw04)を押し続けると、
背もたれ部(22)が最起状態となる。この状態での操作ボ
タンの表示が図9(b)である。リクライニングの「起」ス
イッチ(Sw04)は消灯した状態である。視覚的にもリクラ
イニングの「起」スイッチ(Sw04)が機能しないことが直ち
に判断できる。逆にリクライニングの「倒」スイッチ(Sw0
3)を押すと背もたれ部(22)が倒れる。「倒」スイッチ(Sw0
3)を押し続けると、背もたれ部(22)が最倒状態となる。
この状態での操作ボタンの表示が図9(c)である。リク
ライニングの「倒」スイッチ(Sw03)は消灯して押しても機
能しない。尚、電源投入時に背もたれ部(22)が、既に最
起、最倒状態にあるときは、「起」スイッチ(Sw04)又は
「倒」スイッチ(Sw03)は最初から消灯している。次に施療
子(3)の位置移動選択スイッチ(Sw33)(Sw34)について説
明する。図10(d)は手動もみコースの動作時のスイッ
チ(Sw33)(Sw34)の表示例である。施療子(3)の位置移動
が上、下ともに可能である。この状態で「上」選択スイッ
チ(Sw34)を押すと、施療子(3)が上に移動する。さらに
「上」選択スイッチ(Sw34)を押し続けると、施療子(3)が
上限に達する。この状態での操作ボタンの表示例が図1
0(e)である。「上」選択スイッチ(Sw34)が消灯してい
る。逆に「下」選択スイッチ(Sw33)を押すと、施療子(3)
が下に移動する。さらに「下」選択スイッチ(Sw33)を押し
続けると、施療子(3)が下限位置に達する。この状態で
の操作ボタンの表示例が図10(f)である。「下」選択ス
イッチ(Sw33)が消灯している。上記の様に、視覚的に施
療子(3)の「下」選択スイッチ(Sw33)或いは「上」選択スイ
ッチ(Sw34)が、機能するか否か判別できる。
【0018】図16、図17は、図10の表示切換えの
フローチャートである。操作器(1)が図10(d)の表示
をしている状態で、施療子(3)の「上」選択スイッチ(S
w34)が押されると、操作器は「施療子を上へ移動するよ
うに」の信号Aを本体側制御部(42)に送る。本体側制御
部(42)は「施療子を上へ移動するように」の信号Aを操
作器(1)より受け取ると、昇降用モータ(222)により施
療子(3)を上方向へ移動させ、上下位置検出回路(203)
により施療子(3)の位置が上限まで達した否かを判断す
る。上限に達した場合は「施療子を上へ移動できない」
の信号B、そうでない場合は「施療子を上へ移動でき
る」という信号Cを操作器(1)へ送り、次の処理ステッ
プへ送る。操作器(1)は本体側制御部(42)より、「施療
子を上へ移動できない」という信号を受け取った場合
は、表示を図10(e)に変化させて、次の入力を待つ。
「下」選択スイッチ(Sw33)も方向が下に変るだけで、上
記と同様に行なわれる。
【0019】
【表示例6(図18)(図19)】マッサージ機の電源投入
後の状態を第18図(a)に示した。「自動コース」選択ス
イッチ(Sw10)、「手動コース」選択スイッチ(Sw20)が緑色
に点灯する。両スイッチ(Sw10)(Sw20)が選択可能な事を
表わしている。ここで例えば、「自動コース」選択スイッ
チ(Sw10)を押すと、図18(b)の表示に変化する。「自
動コース」選択スイッチ(Sw10)は消灯し(又は、ダイダイ
色に変る)、「全身」コース選択スイッチ(Sw11)、「肩・
首」コース選択スイッチ(Sw12)、「腰」コース選択スイッ
チ(Sw13)が緑色に点灯する。この状態で、操作可能な自
動コースのスイッチが分別できる。そこで緑色に点灯し
たスイッチの何れかを押すと該スイッチは赤色に変り、
対応する施療モードでマッサージを行なうことができ
る。図18(c)は、「全身」コース選択スイッチ(Sw11)を
選択した表示状態を示している。図18(a)又は図18
(c)の状態から、「手動コース」選択スイッチ(Sw20)を押
すと、図19(d)の表示に変化する。「手動コース」選択
スイッチ(Sw20)の表示は消え(又はダイダイ色に変
る)、「背筋のばし」選択スイッチ(Sw21)、「部分背筋の
ばし」選択スイッチ(Sw22)、「もみ」選択スイッチ(Sw2
3)、「たたき」選択スイッチ(Sw24)が緑色に点灯する。従
って、操作可能な手動コースの各スイッチが一見して判
る。緑色に点灯したスイッチの1つを押すと該スイッチ
は赤色に変り、その施療モードでマッサージを行なうこ
とができる。図19(e)は、「背筋のばし」選択スイッチ
(Sw21)を選択した表示状態を示している。尚、上記実施
例は、各操作スイッチが点灯、消灯するものであるが、
各スイッチの近傍にLED等の表示ランプを設け、スイ
ッチに代えて該ランプを消灯、点灯させることもでき、
要は、次に選択可能なスイッチを視覚的に判断できれば
可い。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の断面図である。
【図2】施療子の取付け状態の正面図である。
【図3】操作器り正面図である。
【図4】表示例1の説明図である。
【図5】表示例2の説明図である。
【図6】表示例3の説明図である。
【図7】表示例4のその1の説明図である。
【図8】表示例4のその2の説明図である。
【図9】表示例5のその1の説明図である。
【図10】表示例5のその2の説明図である。
【図11】操作器のスイッチ部分の断面である。
【図12】制御手段の操作側制御部側のブロック図で
あ。
【図13】制御手段の本体側制御部のブロック図であ
る。
【図14】腰モード選択時の操作側制御部のフローチャ
ートである。
【図15】同上の本体側制御部のフローチャートであ
る。
【図16】施療子の上移動選択時の操作側制御部のフロ
ーチャートである。
【図17】同上の本体側制御部のローチャートである。
【図18】表示例6のその1の説明図である。
【図19】表示例6のその2の説明図である。
【符号の説明】
(1) 操作器 (2) マッサージ機 (22) 背もたれ部 (3) 施療子 (4) 制御手段 (41) 操作側制御部 (42) 本体側制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 食場 安弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッサージ機の施療子の動き、背もたれ
    部の傾き調整等の操作スイッチ群を具え、各操作スイッ
    チは操作に応じて点灯し或いは消灯するマッサージ機の
    操作器であって、操作の手順毎に選択可能な操作スイッ
    チを点灯させ且つ施療子が背もたれ部上の上端位置、下
    端位置に達し、或いは、背もたれ部自体が最起位置、最
    倒位置に達する等、施療子、背もたれ部等の可動部が動
    作限界に達した場合、動作限界に達した該当する操作ス
    イッチを消灯させる制御手段を有するマッサージ機の操
    作器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212150A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Toshiba Tec Corp 施療装置
JP2007233570A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Matsushita Electric Works Ltd 防犯システム
JP2008049088A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機
JP2012112596A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Noritz Corp リモコン装置

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