JPH10127719A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH10127719A
JPH10127719A JP28974996A JP28974996A JPH10127719A JP H10127719 A JPH10127719 A JP H10127719A JP 28974996 A JP28974996 A JP 28974996A JP 28974996 A JP28974996 A JP 28974996A JP H10127719 A JPH10127719 A JP H10127719A
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寅彦 野々上
Takahiro Yunai
隆博 勇内
Jiyouya Matsushita
丈也 松下
Yasuhiro Jikiba
安弘 食場
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揉み、叩きの速度を可変とし、変化に富み且
つ効果的な揉みローリングマッサージ又は叩きローリン
グマッサージを施すマッサージ機を提供する。 【解決手段】 椅子12の背当り部14に配備されたマッサ
ージユニット28に、一対の施療指71,71と、該施療指を
往復移動させて揉みマッサージ及び/又は叩きマッサー
ジを行なう往復手段とを具え、前記マッサージユニット
28は、背当り部14の長手方向に沿って昇降移動してロー
リングマッサージ可能に昇降手段に連繋され、往復手段
と昇降手段は、制御手段37に接続されて駆動を制御さ
れ、該制御手段は、往復手段と昇降手段とを同時に駆動
して揉みローリングマッサージ及び/又は叩きローリン
グマッサージを施すマッサージ機において、制御手段37
は、昇降手段によるローリング速度を変えることなく、
往復手段による揉み又は叩き速度を可変とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機の施
療指の動作に関するものであり、具体的には、ローリン
グマッサージ効果をより高めることのできるマッサージ
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被施療者の肩、腰等の患部にマッ
サージを施す椅子型やベッド型のマッサージ機が知られ
ている。この種マッサージ機には、被施療者の背中が当
る背当り部の内部に一対の施療指を具えて、該施療指を
接近離間運動させる揉みマッサージ、施療指を上下に振
動させる叩きマッサージ、また、施療指を背当り部の長
手方向に昇降移動させて首筋から腰方向へのローリング
マッサージができるものがある。揉み、叩きを行なう往
復手段の動作速度を「高、低」などに切り変えできるマ
ッサージ機もあり、この種機器では、被施療者は、好み
の動作速度を選択して、所望強さのマッサージを受ける
ことができる。さらに、ローリングマッサージと、揉み
又は叩きマッサージとを同時に施す、所謂「揉みローリ
ングマッサージ、叩きローリングマッサージ」を行なう
ことのできるマッサージ機も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、揉みロ
ーリングマッサージ、叩きローリングマッサージにおい
て、揉み、叩き動作、即ち往復手段の動作速度は、ロー
リング範囲全体に亘って一定であった。従って、マッサ
ージに、強さの変化が乏しく、単調で飽きやすいものと
なっていた。往復手段の動作速度を切変え可能なマッサ
ージ機でも、揉みローリングマッサージ、叩きローリン
グマッサージを行なう場合には、被施療者が選択した動
作速度で等速に往復手段が駆動されていた。従って、被
施療者が、より強いマッサージを得るために、例えば、
往復手段の動作速度を上記「高」に設定した場合には、
凝りの激しい部分(例えば肩、腰など)には、強い刺激が
加えられるために十分な効果を得ることができるが、余
り凝っていない部分(例えば背中など)には、刺激が強す
ぎて逆効果となることがあった。逆に、往復手段の動作
速度を「低」に設定すると、凝りの激しい部分に十分な
刺激を得ることができない不都合があった。
【0004】本発明の目的は、揉みローリングマッサー
ジ、叩きローリングマッサージにおいて、揉み、叩き動
作の速度を可変とし、変化に富み、且つ効果的なマッサ
ージを施すことのできるマッサージ機を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のマッサージ機は、被施療者の背中が当る椅
子(12)、ベッド等の背当り部(14)に配備されたマッサー
ジユニット(28)に、一対の施療指(71)(71)と、該施療指
を往復移動させて揉みマッサージ及び/又は叩きマッサ
ージを行なう往復手段とを具え、前記マッサージユニッ
ト(28)は、背当り部(14)の長手方向に沿って昇降移動し
てローリングマッサージ可能に昇降手段に連繋され、往
復手段と昇降手段は、制御手段(37)に接続されて駆動を
制御され、該制御手段は、往復手段と昇降手段とを同時
に駆動して、揉み又は叩きを行ないつつ、マッサージユ
ニット(28)を長手方向に移行させる揉みローリングマッ
サージ及び/又は叩きローリングマッサージを施すマッ
サージ機において、制御手段(37)は、昇降手段によるロ
ーリング速度を変えることなく、往復手段による揉み又
は叩き速度を任意に変更できるようにするものである。
【0006】往復手段の動作速度は、周期的に、または
昇降手段によるローリング移動距離に応じて変化させる
ことができる。
【0007】
【作用及び効果】揉みローリングマッサージ又は叩きロ
ーリングマッサージは、制御手段により昇降手段と往復
手段の両方を動作させて行なうことができる。このマッ
サージ動作時に、制御手段は、昇降手段を等速で駆動し
て、マッサージユニットを等速で背当り部の長手方向に
沿って昇降移動させる。一方、制御手段は、往復手段の
動作速度を、所定の周期又は昇降手段によるマッサージ
ユニットの移動距離などに応じて可変とする。
【0008】揉みローリングマッサージ又は叩きローリ
ングマッサージを施す際に、揉み又は叩き速度を変え
て、マッサージ強さに強弱変化を加えることにより、単
調でない変化に富んだマッサージを行なうことができ
る。また、特に凝りの激しい部分(例えば肩、腰)での往
復手段の動作速度を、凝りの少ない部分(例えば背中)で
の往復手段の動作速度よりも速くするよう設定すると、
凝りの激しい部分に強めのマッサージを、凝りの少ない
部分に弱めのマッサージを施すことができ、ローリング
範囲全長に亘って、効果の高いマッサージを受けること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を椅子型のマッサージ機(1
0)に適用した例について説明する。しかしながら、本発
明は、椅子型に限定されることなく、例えば、ベッド型
のマッサージ機、更には介護用ベッドなどにも適用する
ことができる。なお、実施例中、図1の椅子(12)に被施
療者が腰掛けた際に、腹側を前、背側を後、右手側を
右、左手側を左とする。また、施療指を揉み、叩き動作
させる往復手段としてマッサージモータ(55)、マッサー
ジユニット(28)を昇降動作させる昇降手段として昇降モ
ータ(32)を用いる。
【0010】構造説明 マッサージ機(10)の椅子(12)は、図1に示すように、被
施療者の腰掛ける座部(13)と、該座部(13)の後端から上
向きに形成された背当り部(14)、座部(13)の左右両側に
上向きに形成された肘掛け部(15)とから構成される。座
部(13)、背当り部(14)、肘掛け部(15)は、夫々内部に金
属製のパイプ、フレーム又はプレート等を連結して形成
され、外周は、当て布(16)やクッション(17)にて包囲さ
れる。
【0011】背当り部(14)は、図1、図2に示すよう
に、上部及び下部に夫々上フレーム(20)と下フレーム(2
1)を具え、上下のフレーム(20)(21)は、両端を上下方向
に平行に伸びる一対のガイドレール(22)(22)にて連結さ
れる。ガイドレール(22)(22)の上端は、上フレーム(20)
を越えて上方へ伸び、先端に被施療者の頭部が当る頭当
て部(26)を具える頭当てフレーム(27)にて連結されてい
る。ガイドレール(22)(22)の下部は、座部(13)を形成す
るフレームに枢支される。また、下フレーム(21)は、公
知のリクライニング機構(24)に連結され、背当り部(14)
は、座部(13)に対して揺動可能となっている。
【0012】ガイドレール(22)(22)は、断面形状がコ字
状であって、溝が対向するように配置され、該ガイドレ
ール(22)(22)に沿ってマッサージユニット(28)が昇降可
能に取り付けられている。さらに、上下フレーム(20)(2
1)には、ガイドレール(22)(22)と平行にネジ軸(30)が枢
支される、図2に示すように、ネジ軸(30)の下端にはプ
ーリ(31)が嵌められ、下フレーム(21)に配備された昇降
モータ(32)のプーリ(33)とベルト(34)を介して連繋さ
れ、昇降モータ(32)の駆動により、ネジ軸(30)が正回転
又は逆回転を行なう。ネジ軸(30)は、上フレーム(20)を
貫通し、上端にはネジ軸(30)の回転数を測定するエンコ
ーダ(35)が配備される。エンコーダ(35)は、後述の制御
手段に接続される。
【0013】マッサージユニット(28)は、図3に示すよ
うに、ガイドレール(22)(22)の溝に嵌まるローラ(40)(4
0)(40)(40)が上下に夫々枢支された一対のサイドプレー
ト(41)(41)と、サイドプレート(41)(41)の上下端を夫々
連結する上支持杆(43)と下支持杆(44)を具える。下支持
杆(44)には、前記ネジ軸(30)に噛合するネジ孔が開設さ
れた昇降用部材(45)を具え、昇降モータ(32)の駆動によ
りネジ軸(30)を回転させると、ネジ推力によってマッサ
ージユニット(28)がガイドレール(22)(22)に沿って昇降
動作を行なう。マッサージユニット(28)の昇降方向の移
動限界は、図2に示すように、一方のガイドレール(22)
の上下に夫々設けられたリミットスイッチ(47)(48)によ
って検出される。リミットスイッチ(47)(48)は、マッサ
ージユニット(28)が上または下方向の移動限界に到達し
たときに、上支持杆(43)または下支持杆(44)と当って、
マッサージユニット(28)の上昇または降下が限界に達し
ていることを検知し、制御手段(37)に送信する。
【0014】上下の支持杆(43)(44)の略中央には、ギア
ボックス(50)が配備される。ギアボックス(50)には、左
右方向に貫通して低速回転する揉み軸(51)と、揉み軸(5
1)よりも下方でギアボックス(50)を左右方向に貫通して
速い速度で回転する叩き軸(52)とを具える。また、ギア
ボックス(50)の底面からは、これら2本の軸(51)(52)を
駆動するマッサージ軸(53)が突出している。マッサージ
軸(53)の下端にはプーリ(54)が嵌められ、該プーリ(54)
は下支持杆(44)に取り付けられたマッサージモータ(55)
のプーリ(56)とベルト(57)を介して連繋され、マッサー
ジモータ(55)の回転により、マッサージ軸(53)は正回転
又は逆回転を行なう。ギアボックス(50)の内部構造につ
いては説明を省略するが、その動作は、マッサージ軸(5
3)を正回転させたときには、揉み軸(51)のみを図3の矢
印A方向に低速で回転させて、叩き軸(52)はクラッチが
外れて回転させず、他方、マッサージ軸(53)を逆回転さ
せたときには、揉み軸(51)はクラッチが外れて回転せず
に、叩き軸(52)のみが図3の矢印B方向に速い速度で回
転する公知のものである。マッサージ軸(53)に設けられ
たプーリ(54)にはエンコーダ(図示せず)を具え、マッサ
ージ軸(53)の回転数が検出される。エンコーダは、後述
する制御手段(37)に電気的に接続される。
【0015】揉み軸(51)は、ギアボックス(50)の上側に
位置する軸であって、ギアボックス(50)から突出した軸
の両端(51a)が同方向に屈曲している。図5に示すよう
に、揉み軸(51)の一端には端部の屈曲方向と同じ側に、
マグネット(60)を内部に具える突片(61)が形成される。
また、ギアボックス(50)の壁面には、マグネット(60)の
回転移行路に対向して、3つのリードスイッチ(63)(64)
(65)を具える基板(66)が配備される。該リードスイッチ
は、揉み軸の上、後ろ及び下に各1つずつ設けられる。
これらリードスイッチ(63)(64)(65)は、制御手段(37)に
電気的に接続される。上部のリードスイッチ(63)がマグ
ネット(60)を検出したときには、後述する揉み玉(70)(7
0)どうしの間隔が最も離れており、下部のリードスイッ
チ(65)がマグネット(60)を検出したときには、対向する
揉み玉どうしの間隔が最も接近した状態にある。また、
揉み軸(51)は、図3の矢印A方向に回転するため、後部
のリードスイッチ(64)がマグネット(60)を検出したとき
には、揉み玉が離間した状態から接近状態に移行してお
り、且つ対向する揉み玉どうしの間隔が接近と離間の中
間であることを意味する。
【0016】叩き軸(52)は、ギアボックス(50)の下側に
位置する軸であって、ギアボックス(50)から突出した軸
の両端(52a)は、図3に示すとおり、叩き軸(52)の軸心
から夫々距離Hだけ偏心している。端部の偏心方向は、
互いに対称、即ち180°ずれている。
【0017】施療指(71)(71)は、図3、図4に示すよう
に、ギアボックス(50)の左右に配備される。施療指(71)
は、くの字型に略中央が屈曲した板状のアーム(72)の両
端に夫々内向きに取り付けられた一対の揉み玉(70)であ
る。アーム(72)は、屈曲した部分で板状のレバー(73)に
枢支される。レバー(73)の基端は、揉み軸(51)の端部に
回転自由に枢支される。揉み軸(51)の端部(51a)は、前
述のとおり屈曲しているため、レバー(73)は揉み軸(51)
に対して傾いた状態で取り付けられ、揉み軸(51)が回転
すると、レバー(73)は端部(51a)の傾きのため左右に振
れる。レバー(73)の下端には、球関節(74)を介して連結
杆(75)が取り付けられ、該連結杆(75)は、叩き軸(52)の
端部に設けられた偏心部材(76)に枢支して連結されてい
る。
【0018】各アーム(72)には、レバー(73)に対するア
ーム(72)の揺動角度を規制するピン(77)(78)が、夫々上
下に突設されている。また、アーム(72)は、下側のピン
(78)よりも下方位置にて、レバー(73)とバネ(79)で連結
されている。該バネ(79)は、アーム(72)の下部を常にレ
バー方向に付勢している。従って、無負荷の状態では、
バネ(79)の付勢力により、下側のピン(78)はレバー(73)
に当接している。マッサージを開始し、被施療者に揉み
玉(70)が押し当てられると、バネ(79)の付勢力に抗し
て、揉み玉(70)はレバー(73)に対する揺動範囲内で、揺
動可能となっている。
【0019】マッサージ機(10)の各動作は、操作部(図
示せず)からの指令により行なわれる。操作部は、マッ
サージユニット(28)の高さを「上、下」に調節する昇降
ボタン、ローリング動作を開始するローリングボタン、
揉み動作を開始する揉みボタン、叩き動作を開始する叩
きボタン、揉み玉どうしの間隔を「広、中、狭」の何れ
かに調節する幅調節ボタン、揉み動作、叩き動作の速度
を「高、中、低」の何れかに調節する速度調節ボタン、
後述する動作1を開始する動作1ボタン、リクライニン
グ機構を操作するリクライニングボタン、各動作を停止
させる停止ボタンなどを具える。被施療者が、ボタンを
押して、操作部に入力された命令信号は、制御手段(37)
に送信される。
【0020】マッサージ機(10)の制御手段について説明
する。図6は、マイコンを主体として構成された制御手
段(37)を示している。制御手段(37)は、マッサージ機(1
0)の適所に配備される。マイコン(80)には、マッサージ
モータ(55)の駆動を制御するマッサージモータ駆動回路
(82)、マッサージ軸(53)のプーリ(54)に配備されたエン
コーダ(58)の出力値と、揉み軸(51)の回転角度を検出す
るリードスイッチ(63)(64)(65)からの出力値を受信する
マッサージ検出回路(83)が接続される。マッサージモー
タ駆動回路(82)は、PWM回路(図示せず)を具え、パル
ス幅変調を行なって、マッサージモータ(55)へ供給され
る駆動平均電圧を調整し、マッサージモータ(55)の回転
数を制御できる。マッサージ検出回路(83)は、エンコー
ダパルスの検知により、マッサージモータ(55)が所定の
回転数で回転しているかを測定し、所定回転数から外れ
ている場合には、マッサージモータ駆動回路(82)により
供給電圧の調整を行なう。また、リードスイッチ(63)(6
4)(65)からの出力値を受信し、対向する揉み玉(70)(70)
どうしの間隔を判定する。
【0021】マイコン(80)には、昇降モータ(32)の駆動
を制御する昇降モータ駆動回路(84)と、ネジ軸(30)の回
転数を検出するエンコーダ(35)の出力値及び、マッサー
ジユニット(28)の上下限を検出する上下リミットスイッ
チ(47)(48)からの出力値を受信する昇降位置検出回路(8
5)が接続される。上リミットスイッチ(47)がマッサージ
ユニット(28)を検知した状態からのネジ軸(30)の回転数
は、エンコーダパルスの積算値として昇降位置検出回路
(85)にて積算され、マッサージユニット(28)の現在位置
が測定される。なお、マッサージユニット(28)の現在位
置は、下リミットスイッチ(48)、又は上下のリミットス
イッチ(47)(48)の両方を基準として測定することもでき
る。
【0022】また、マイコン(80)には、操作部(86)から
の操作信号を受信する操作部I/F回路(87)が接続され
る。マイコン(80)は前述のとおり、多数の操作ボタンを
具えており、これら各ボタンからの命令信号は、操作部
I/F回路(87)を介してマイコン(80)に伝達され、各種
制御が行なわれる。
【0023】さらに、制御手段(37)には、リクライニン
グ機構(24)を制御し、背当り部(14)の揺動を行なうリク
ライニング制御回路(89)が配備されている。なお、リク
ライニング制御回路(89)は、公知であるため説明を省略
する。
【0024】動作説明 まず、マッサージ機(10)の基本的な動作について説明す
る。なお、本発明のマッサージ動作は、後述する動作1
である。マッサージ機(10)に電源を入れると、マッサー
ジユニット(28)の初期位置の確認が行なわれる。これ
は、マッサージユニット(28)の移動量を、ネジ軸(30)に
設けられたエンコーダ(35)のパルス数の積算または減算
によって判定するためである。本発明では、マッサージ
ユニット(28)の初期位置をマッサージユニット(28)と上
部リミットスイッチ(47)が当る上部移動限界位置として
いる。従って、マッサージユニット(28)は、上部リミッ
トスイッチ(47)に検知されるまで上方へ移動する。上部
リミットスイッチ(47)がマッサージユニット(28)を検知
すると、ネジ軸(30)のエンコーダパルスの積算値はリセ
ットされる。この状態から、マッサージ機(10)の各動作
を行なうことができる。
【0025】[マッサージユニットの昇降動作]被施療
者が昇降ボタンの「上、下」の何れかを押すと、命令信
号は、制御手段(37)に送られ、操作部I/F回路(87)を
介して、マイコン(80)に入力され、昇降モータ駆動回路
(84)にUP信号またはDOWN信号として出力される。該信号
を受けて、昇降モータ(32)は、所定の方向に回転する。
昇降モータ(32)によるネジ軸(30)の回転数は、マッサー
ジユニット(28)が降下動作を行なっているときには、エ
ンコーダパルスの数が積算値としてカウントされ、ま
た、マッサージユニット(28)が上昇動作を行なっている
ときには、エンコーダパルスの数が積算値から減算され
る。このエンコーダパルスの積算値から、マッサージユ
ニット(28)の現在位置を判定することができる。マッサ
ージユニット(28)は、上下の何れかのリミットスイッチ
(47)(48)に検知されるまで、上昇または降下動作を行な
い、また、操作部の停止ボタンを押すことにより昇降モ
ータ(32)の駆動を停止して、任意の位置でマッサージユ
ニット(28)を止めることができる。
【0026】[ローリングマッサージ動作]ローリング
マッサージは、マッサージユニット(28)を背当り部(14)
の長手方向に沿って繰り返して昇降させる動作である。
なお、以下ではローリング範囲を、ガイドレール(22)(2
2)の全長とするが、ローリング範囲は、例えば肩周辺、
背中周辺、腰周辺、または所望の範囲とすることもでき
る。マッサージユニット(28)を被施療者が操作部のロー
リングボタンを押すと、命令信号が制御手段(37)に送ら
れ、操作部I/F回路(87)を介して、マイコン(80)に入
力される。マイコン(80)は、昇降モータ駆動回路(84)に
DOWN信号を送信する。該信号を受けて昇降モータ(32)
は、マッサージユニット(28)を降下させる方向に回転
し、マッサージユニット(28)を背当り部(14)に沿って降
下させる。下リミットスイッチ(48)により、マッサージ
ユニット(28)がガイドレール(22)(22)の下端まで移動し
たことが検知されると、DOWN信号の発信は止められ、マ
イコン(80)からUP信号が送信される。UP信号を受けて、
昇降モータ(32)は、マッサージユニット(28)を上昇させ
る方向に回転し、マッサージユニット(28)を背当り部(1
4)に沿って上昇させる。上リミットスイッチ(47)によ
り、マッサージユニット(28)がガイドレール(22)(22)の
上端まで移動したことが検知されると、UP信号の発信は
止められ、マイコン(80)からDOWN信号が送信される。上
記動作の反復により、マッサージユニット(28)は、背当
り部(14)の長手方向に沿って昇降を繰り返し、ローリン
グマッサージを行なうことができる。ローリングマッサ
ージは、停止ボタンを押したり、タイマー(図示せず)な
どにより停止できる。
【0027】なお、上記説明では、ローリングの命令信
号が入力された後の昇降モータ(32)の駆動は、降下方向
から開始するようにしているが、上昇から開始してもよ
い。また、ローリングマッサージと、後述する揉み動作
又は叩き動作を同時に行なうことにより、揉みローリン
グマッサージ又は叩きローリングマッサージを実施する
ことができる。
【0028】[揉み動作]被施療者が揉みボタンを押す
と、命令信号が同様に制御手段(37)に送られ、操作部I
/F回路(87)を介して、マイコン(80)に入力され、マッ
サージモータ駆動回路(82)にMSG信号として出力され
る。マッサージモータ駆動回路(82)は、MSG信号を受信
すると、マッサージ軸(53)が正回転するようにマッサー
ジモータ(55)を回転させて、揉み軸(51)のみを図3の矢
印A方向に回転駆動させる。レバー(73)は、揉み軸(51)
の回転中心に対して傾いて枢支されているから、揉み軸
(51)を回転させると、揉み玉(70)は、図3の矢印Cで示
すように、対向する揉み玉(70)(70)どうしが接近離間す
る左右方向にほぼ平行な往復運動を行ない、被施療者に
揉みマッサージが施される。このときレバー(73)の下端
は、球関節(74)、連結杆(75)を介して偏心部材(76)へ回
転自由に枢支しているから、レバー(73)の傾き運動には
支障はない。揉み軸(51)が回転すると、ギアボックス(5
0)に設けられたリードスイッチ(63)(64)(65)が、マグネ
ット(60)を順に検知する。各リードスイッチがマグネッ
ト(60)を検知すると、検知信号は夫々マッサージ検出回
路(83)に送信される。上部のリードスイッチ(63)がマグ
ネット(60)を検出すると、揉み玉(70)(70)どうしの間隔
が最も広い状態にあることを示す信号(WIDE信号)がマッ
サージ検出回路(83)に送信され、後部のリードスイッチ
(64)がマグネット(60)を検出すると、揉み玉(70)(70)ど
うしの間隔が中間であることを示す信号(MIDDLE信号)、
下部のリードスイッチ(65)がマグネット(60)を検出する
と、揉み玉(70)(70)どうしの間隔が最も狭い状態にある
ことを示す信号(NARROW信号)が順次マッサージ検出回路
(83)に送信される。
【0029】揉み動作を行なわず、揉み玉(70)(70)どう
しの間隔を変える、つまり幅調節のみ行なうこともでき
る。この場合、操作部の幅調節ボタンを押して、揉み玉
間隔「広、中、狭」の何れかを選択すると、マッサージ
モータ駆動回路(82)にMSG信号が送信されて、マッサー
ジモータ(55)が揉み軸(51)のみを回転させる。揉み軸(5
1)の回転により、揉み玉(70)(70)間隔は変わって、揉み
玉間隔を示す信号が順にリードスイッチ(63)(64)(65)か
ら検出される。被施療者が選定した揉み玉間隔を示す所
定の信号(WIDE信号、MIDDLE信号、NARROW信号の何れか)
が検出されると、マッサージモータ駆動回路(82)は、マ
ッサージモータ(55)の駆動を停止させ、揉み玉(70)(70)
の移動を止める。これにより、揉み玉間隔は、被施療者
の所望の間隔となる。
【0030】[叩き動作]被施療者が叩きボタンを押す
と命令信号が制御手段(37)に送られ、操作部I/F回路
(87)を介して、マイコン(80)に入力され、マッサージモ
ータ駆動回路(82)にTAP信号として出力される。マッサ
ージモータ駆動回路(82)は、TAP信号を受信すると、マ
ッサージ軸(53)が逆回転するようにマッサージモータ(5
5)を駆動し、叩き軸(52)のみを図3の矢印B方向に回転
駆動させる。偏心部材(76)は、叩き軸(52)の回転中心に
対して偏心して枢支され、且つレバー(73)の基端は回転
しない揉み軸(51)に枢支されているから、叩き軸(52)を
回転させると、揉み玉(70)(70)は、図4の矢印Dで示す
ように、ほぼ上下方向の往復運動を行ない、被施療者に
叩きマッサージを施す。なお、マッサージ軸(53)が1回
転すると、叩き軸(52)も1回転して1回の叩き動作が行
なわれる。つまり、マッサージ軸(53)のプーリ(54)に配
備されたエンコーダ(58)からのエンコーダパルス数(以
下「TAP-PLS」という)と、叩き回数は一致するよう設定
されている。
【0031】上記揉み動作、叩き動作において、マッサ
ージモータ(55)の回転速度を変えて、揉み玉の動作速度
の調節を行なうこともできる。動作速度の調節は、操作
部の速度調節ボタンを押して、速度「高、中、低」の何
れかを選択すると、マッサージモータ駆動回路(82)のP
WM回路によりマッサージモータ(55)への駆動平均電圧
を調節して印加することにより行なわれる。マッサージ
モータ(55)の回転速度を、所望速度に調節すると、該モ
ータ(55)により動作する揉み玉(70)(70)の速度が変化す
る。揉み玉(70)(70)が所望速度に調節されているか否か
は、マッサージ軸(53)のプーリ(54)に配備されたエンコ
ーダ(58)からのパルス(TAP-PLS)間隔を測定することに
より判定できる。
【0032】[動作1]動作1は、本発明のマッサージ
動作である。実施例では、マッサージモータ(55)の回転
速度を順に低、中、高に周期的に変化させる叩きローリ
ングマッサージ動作について説明するが、叩きを揉みに
変えた揉みローリングマッサージ動作にも本発明は実施
できる。以下、フローチャート図7、タイミングチャー
ト図8に沿って説明する。なお、フローチャート図7
中、マッサージモータ(55)はMモータ、昇降モータ(32)
はSモータで示している。本マッサージ動作は、操作部
の動作1ボタンを押すことにより開始される。動作1ボ
タンを押すと(ステップ1)、動作1の命令信号が制御手
段(37)に送られ、操作部I/F回路(87)を介して、マイ
コン(80)に入力される。
【0033】マイコン(80)は、命令信号を受信すると、
マッサージモータ駆動回路(82)にTAP信号を送信する。
マッサージモータ駆動回路(82)は、マッサージモータ(5
5)を低速で回転させるべく、PWM回路によりパルス幅
変調を行なう(ステップ2)。なお、このとき、マッサー
ジユニット(28)を昇降させる昇降モータ(32)は停止状態
にある。マッサージモータ(55)が回転し、低速の叩き動
作が開始されると、マッサージ軸(53)のエンコーダ(58)
から叩き回数に応じたTAP-PLSがマッサージ検出回路(8
3)に送信される。マッサージ検出回路(83)が、予め設定
された所定のTAP-PLSをカウントするまで、昇降モータ
(32)の駆動は行なわない。
【0034】マッサージ検出回路(83)が所定のTAP-PLS
をカウントすると(ステップ3)、マイコン(80)は、昇降
モータ駆動回路(84)にDOWN信号を送信する。昇降モータ
駆動回路(84)は、マッサージユニット(28)を降下させる
方向に昇降モータ(32)を回転させる(ステップ4)。この
昇降モータ(32)の回転は、等速で行なわれる。昇降モー
タ(32)の回転開始後、所定のTAP-PLSをマッサージ検出
回路(83)がカウントするまで、マッサージモータ(55)の
回転数は低速で維持される(ステップ5)。ステップ5に
て、マッサージ検出回路(83)が、所定のTAP-PLSをカウ
ントすると、マッサージモータ駆動回路(82)は、マッサ
ージモータ(55)を低速から中速に切り変えるべく、PW
M回路によりパルス幅変調を行なう(ステップ6)。ステ
ップ6にて、同様に、マッサージ検出回路(83)が、所定
のTAP-PLSをカウントすると、マッサージモータ駆動回
路(82)は、マッサージモータ(55)を中速から高速に切り
変えるべく、PWM回路によりパルス幅変調を行なう
(ステップ7)。 さらに、ステップ7にて、同様に、マ
ッサージ検出回路(83)が、所定のTAP-PLSをカウントす
ると、マッサージモータ駆動回路(82)は、マッサージモ
ータ(55)を高速から再度低速に切り変えるべく、PWM
回路によりパルス幅変調を行なう(ステップ5)。
【0035】ステップ5からステップ7の動作は、マッ
サージユニット(28)が降下を続けて、下リミットスイッ
チ(48)に検出されるまで繰り返し行なわれる(ステップ
8)。なお、フローチャート図7中では、ステップ7の
動作終了後、ステップ8の下リミットスイッチ(48)によ
るマッサージユニット(28)の検出を行なっているが、ス
テップ5乃至ステップ7中で、下リミットスイッチ(48)
がマッサージユニット(28)を検出した場合も、続くステ
ップ9に移行する。下リミットスイッチ(48)が、マッサ
ージユニット(28)を検出すると、該検出信号が昇降位置
検出回路(85)に送られ、昇降モータ駆動回路(84)へのDO
WN信号の発信が止められて、昇降モータ(32)の駆動が停
止する。同時に、マッサージモータ駆動回路(82)は、マ
ッサージモータ(55)の回転速度を低速に切り変える(ス
テップ9)。
【0036】ステップ9の状態で、マッサージ検出回路
(83)が、予め設定された所定のTAP-PLSをカウントする
まで、昇降モータ(32)は停止した状態を維持する(ステ
ップ10)。マッサージ検出回路(83)が所定のTAP-PLSを
カウントすると、マイコン(80)は、昇降モータ駆動回路
(84)にUP信号を送信する。昇降モータ駆動回路(84)は、
マッサージユニット(28)を上昇させる方向に昇降モータ
(32)を回転させる(ステップ11)。この昇降モータ(32)
の回転は、同様に等速で行なわれる。昇降モータ(32)の
回転開始後、TAP-PLSのカウントとマッサージモータ(5
5)の回転速度切変えにより、上記ステップ5からステッ
プ7と同様の動作を繰り返す(ステップ12)。上リミッ
トスイッチ(47)が、マッサージユニット(28)を検出する
と、該検出信号が昇降位置検出回路(85)に送られ、昇降
モータ駆動回路(84)へのUP信号の発信が止められて、昇
降モータ(32)の駆動が停止する。同時に、マッサージモ
ータ駆動回路(82)は、マッサージモータ(55)の回転速度
を低速に切り変える(ステップ13)。なお、フローチャ
ート図7中では、ステップ12の動作終了後、ステップ
13の上リミットスイッチ(47)によるマッサージユニッ
ト(28)の検出を行なっているが、ステップ12中で、上
リミットスイッチ(47)がマッサージユニット(28)を検出
した場合も、続くステップ14に移行する。
【0037】上記ステップ2からステップ13までの動
作を1サイクルとし、該サイクルを停止ボタンが押され
たり、タイマー等による停止(ステップ14)が行なわれ
ない限り、繰り返して行なうことにより、叩き速度の変
化する叩きローリングマッサージが行なわれる。なお、
フローチャート図7では、1サイクル終了後に停止の判
定を行なっているが、停止の命令が入力されると、どの
段階でもマッサージモータ(55)と昇降モータ(32)の駆動
を停止するように設定することができる。
【0038】上記実施例では、マッサージモータ(55)の
回転速度の変化は、エンコーダ(58)からのTAP-PLSに基
づいて行なっているが、ネジ軸のエンコーダ(35)からの
エンコーダパルスをカウントして、マッサージユニット
(28)の移動距離に応じて速度変化を行なうこともでき
る。また、上記実施例では、マッサージモータ(55)の回
転速度は、低、中、高の順に3段階に切り変えて行なっ
たが、高、中、低としてもよいし、低から高、或いは高
から低へ連続的に変化させてもよい。さらに、速度切変
えは、2段階、4段階またはそれ以上としてもよい。
【0039】叩き動作に変えて、揉み動作をローリング
マッサージと組み合わせて行なってもよい。揉み動作を
行なう場合には、上記TAP信号に変えてMSG信号をマッサ
ージモータ駆動回路(82)に出力すればよい。揉み動作を
行なっても、叩き動作と同様にTAP-PLSがエンコーダ(5
8)から出力されるから、マッサージモータ(55)の回転速
度の切り変えは、TAP-PLSに基づいて行なえばよいし、
揉み軸(51)のリードスイッチ(63)(64)(65)からの出力な
どに基づいて行なってもよい。
【0040】図9乃至図11は、本発明の叩きローリン
グマッサージの他の実施例を示している。これら実施例
も同様に叩き動作だけでなく、揉み動作にも適用され
る。上記動作1の実施例では、マッサージモータ(55)の
回転速度切変えは、3段階としているが、図9は、マッ
サージモータ(55)の回転速度を低速から高速、高速から
低速に、徐々に増加、減少させる実施例である。この実
施例では、マッサージモータ(55)の回転速度は、連続的
に変化するため、揉み、叩きのマッサージ強さの変化も
滑らかなものとなる。図10は、図9の実施例のモータ
(55)の速度変化の周期を、マッサージユニット(28)のロ
ーリング範囲の両端では短く、また中央付近では長くし
たものである。モータ(55)の速度変化の周期を、ローリ
ング下降又は上昇開始から終了にかけて徐々に長くした
り、逆に短くしてもよい。マッサージユニット(28)の移
動距離は、ネジ軸(30)に配備されたエンコーダ(35)から
のエンコーダパルスに基づいて行なうことができる。
【0041】図11は、ローリング範囲の両端でのマッ
サージモータ(55)の回転数を高速、中央付近での回転数
を低速となるように変化させたものである。この実施例
によれば、一般的に凝りやすい肩、腰には強めのマッサ
ージ、あまり凝らない背中部分には弱めのマッサージを
施すことができる。マッサージモータ(55)の回転数の変
化は、上記と同様にネジ軸(30)のエンコーダ(35)からの
エンコーダパルスに基づいて行なうことができる。従来
は、ローリング範囲全体に亘って同じ強さのマッサージ
が施されていたため、肩、腰に丁度よい強さに設定する
と、背中には刺激が強過ぎたり、逆に背中に丁度よい強
さに設定すると、肩、腰には物足りないことがあった
が、本実施例では、肩、腰には強い刺激を、背中には弱
めの刺激を与えることができるから、このような問題は
解消され、効果の高いマッサージを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マッサージ機の断面図である。
【図2】当て布を取り外したマッサージ機の背当り部の
正面図である。
【図3】マッサージユニットの正面図である。
【図4】図3の線X−Xに沿うマッサージユニットの左
断面図である。
【図5】図3の線Y−Yに沿うマッサージユニットの右
断面図である。
【図6】制御手段のブロック図である。
【図7】動作1のフローチャート図である。
【図8】動作1のタイミングチャート図である。
【図9】本発明の異なる実施例を示すタイミングチャー
ト図である。
【図10】本発明の異なる実施例を示すタイミングチャ
ート図である。
【図11】本発明の異なる実施例を示すタイミングチャ
ート図である。
【符号の説明】
(10) マッサージ機 (28) マッサージユニット (32) 昇降モータ (37) 制御手段 (51) 揉み軸 (52) 叩き軸 (55) マッサージモータ (70) 揉み玉
フロントページの続き (72)発明者 食場 安弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施療者の背中が当る椅子(12)、ベッド
    等の背当り部(14)に配備されたマッサージユニット(28)
    に、一対の施療指(71)(71)と、該施療指を往復移動させ
    て揉みマッサージ及び/又は叩きマッサージを行なう往
    復手段とを具え、 前記マッサージユニット(28)は、背当り部(14)の長手方
    向に沿って昇降移動してローリングマッサージ可能に昇
    降手段に連繋され、 往復手段と昇降手段は、制御手段(37)に接続されて駆動
    を制御され、該制御手段は、往復手段と昇降手段とを同
    時に駆動して、揉み、叩きを行ないつつ、マッサージユ
    ニット(28)を長手方向に移行する揉みローリングマッサ
    ージ及び/又は叩きローリングマッサージを施すマッサ
    ージ機において、 制御手段(37)は、昇降手段によるローリング速度を変え
    ることなく、往復手段による揉み又は叩き速度を任意に
    変更とすることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 制御手段(37)は、往復手段の動作速度を
    周期的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の
    マッサージ機。
  3. 【請求項3】 制御手段(37)は、往復手段の動作速度
    を、昇降手段によるローリング移動距離に応じて変化さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198173A (ja) * 2000-01-21 2001-07-24 Teranishi Denki Seisakusho:Kk マッサージ機
JP2006239400A (ja) * 2005-02-02 2006-09-14 Sanyo Electric Co Ltd マッサージ機
KR101250510B1 (ko) * 2011-05-30 2013-04-03 서은숙 시트 장착형 마사지 장치

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