JP3588129B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、施療子を動作させて、たたき、もみ、指圧、背筋伸ばし等を行う椅子式又はベッド式のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、予め設定されたプログラムに基づき、たたき,もみ,背筋伸ばし等を複数種組み合わせて一連のマッサージ動作を自動的に行う当初に被施療者の肩位置を検知し、この肩位置から求まる被施療者の座高に基づき、肩位置から腰位置までの施療範囲を上下にシフトして各被施療者の座高に応じた施療範囲をマッサージするマッサージ機が開示されている(特開昭63−257567 号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、マッサージ強さの感じ方は各被施療者の体格によって異なり、痩身体の被施療者に適した強さで肥満体の被施療者をマッサージした場合、肥満体の被施療者は物足りなさを感じ、逆に、肥満体に適したマッサージ強さでは痩身体の被施療者が苦痛を感じる。
【0004】
しかし、上述のような従来のマッサージ機は、被施療者の座高に応じてマッサージ領域を変更するだけであって、被施療者が肥満体か痩身体かによってマッサージ強さを変更する手段は設けられていない。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、被施療者の体重に応じてマッサージ強さを変更することにより、被施療者の体格の如何にかかわらず快適な強さのマッサージが受けられる快適なマッサージ機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るマッサージ機は、施療子を動作させて施療部位をマッサージするマッサージ機において、予め被施療者の体重に対応する荷重を検出する手段と、該検出された荷重に応じて施療部位に対するマッサージの強さを調整する手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明に係るマッサージ機は、予め被施療者の体重に対応する荷重を検出し、この検出された荷重に応じて、施療部位に対する施療子の押圧力,施療子の動作速度,単位時間当たりのマッサージ回数,マッサージ時間等によりマッサージ強さを調整する。
【0008】
【実施例】
以下、本発明をその実施例を示す図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る椅子式マッサージ機の側断面図である。図中、1は、その先端に一対の施療子2,2 を回動自在に支持する一対のアーム20,20 が組み込まれ、背もたれ4の下端に配された上下モータ5により昇降される昇降ユニットであって、上下モータ5,及び後述する施療子2の左右(背もたれ4の幅方向)位置調整用の幅モータ34,前後(背もたれ4に垂直な方向)位置調整用の押圧モータ10,たたきマッサージ用のたたきモータ28を駆動制御する。
【0009】
昇降ユニット1は人体の背面カーブに沿った湾曲形状の一対のガイドレール3に架設され、ガイドレール3の前面側に配された2個の主ガイドローラ9a,9a とガイドレール3の背面側に配された1個の従ガイドローラ9bによりガイドレール3に沿って上下動する。また、昇降ユニット1は上下モータ5の駆動力を伝達するチェーンベルト7に係止具8で係止される。
【0010】
ガイドレール3の側面には昇降ユニット1の上下動の範囲を規制するマイクロスイッチを用いた2個のリミットスイッチ45,45 が上下に配されている。また、チェーンベルト7が掛け回されている上側又は下側のスプロケット6近傍には、スプロケット6の回転数を検出して昇降ユニット1の上下位置、即ち、施療子2の上下位置を検出する上下位置検出器(図示せず)が配されている。
【0011】
図2は背もたれ4の側から見た昇降ユニット1の正面図、図3はその底面図、図4,5,6はそれぞれ図2のIV−IV 線断面図、V−V 線断面図、VI−VI 線断面図である。
まず、施療子2,2 のマッサージ部位に対する押圧力調整に関連する部分について説明する。
【0012】
図中、10はマッサージ部位への押圧力を調整するためにアーム20の前後の傾き角を変えて施療子2を前後に移動させる押圧モータであって、押圧モータ10の回転は減速機11で減速され、ベルト12から図示しないウォームギア,ウオームホイールを介してさらに減速されてシャフト15に伝達される。シャフト15は3枚のプレート16,16,16の各一端を固定し、プレート16,16,16の各他端は偏心部材であるクランク軸17に回動自在に支持される。
【0013】
クランク軸17はリンク19の一端を回動自在に支持し、リンク19の他端はアーム20の基端を回動自在に支持する。連結子38の一端は主軸21に慴動自在に嵌合され、他端はねじ軸37に螺合される。連結子38の主軸 21 に嵌合されたリング状端の一側には内輪が固着しており、該内輪に回転自在に嵌合された外輪には保持部材 30 が固着され、保持部材39はアーム20の基端寄りを把持する。主軸21は昇降ユニット1の左右のフレームに架設固定されている。また、アーム20の保持部材39との境界近傍には荷重センサ100,100 が設けられている。
【0014】
施療子2の前後方向の可動範囲は、図4に示すように、シャフト15に固定されたアクチュエータ25と、このアクチュエータ25の運動軌跡上に配されたマイクロスイッチを用いた2つのリミットスイッチ24,24 とで規制される。
施療子2の前後位置、即ち、押圧位置は、例えば、押圧モータ10の回転をベルト12からシャフト15に伝達するウォームギア(図示せず)端部に配した羽根型回転板の回転数をフォトセンサで検知する等によって検出する。
【0015】
このような構成による施療子2の押圧力調整は以下のようである。
押圧モータ10が正・逆回転すると、押圧モータ10の回転は減速機11で減速され、ベルト12を介してシャフト15に伝達されてプレート16,クランク軸17,リンク19が動く。これにより、施療子2,2 の前方への突出量が図5(a) (b) に示すように変化して押圧力の強弱が調整される。なお、図5(a) は施療子2が前方へ突出して押圧力が強い状態、図5(b) は施療子2が後方へ退いて押圧力が弱い状態を示す。
【0016】
次に、たたきマッサージに関連する部分について説明する。
図中、28はたたきマッサージ用のたたきモータであって、たたきモータ28の回転はベルト29,32 を介してクランク軸17に伝達されてクランク軸17を回転させる。
クランク軸17は、図3に示すように、その両半部が回動軸Lに対して逆方向に偏心しており、各半部はリンク19,19 を介してアーム20の基端と連結されている。
【0017】
このような構成によるたたきマッサージは以下のようである。
たたきモータ28によってクランク軸17が回転されると、図6(a) (b) に示すように、クランク軸17とリンク19との連結部分が、回動軸Lを中心に偏心量を半径として回転する。その回転はリンク19及びアーム20を経て施療子2に伝達され、施療子2は主軸21を回動軸として回動する。
【0018】
施療子2は回動によって突出量が図6(a) に示す最小から、図6(b) に示す最大に変化してたたき動作を行う。その際、両半部が逆方向に偏心しているクランク軸17に接続された一対の施療子2,2 は、一方の突出量が最大から最小のときには他方の突出量が最小から最大に、一方が最小から最大のときには他方が最大から最小になり、いわゆるたたきマッサージを行う。
【0019】
次に、施療子2,2 の左右間隔調整に関連する部分について説明する。
図中、34は施療子2,2 の左右の間隔を調整する幅モータである。幅モータ34の回転は減速され、その左右半部で逆方向に雄ねじが切られた一対のねじ軸37,37 に伝達される。ねじ軸37,37 には雌ねじが切られた連結子38,38 の一端がそれぞれ螺合され、連結子38の他端は主軸21に慴動自在に支持されている。
【0020】
一方のねじ軸37の下方には、一方の連結子38のねじ軸37への連結端に突設されたスイッチ片によりON/OFFされるマイクロスイッチを用いた2個のリミットスイッチ40,40 が配され、一方のねじ軸37の端部には左右位置検出用のマグネット42及びマグネットリードスイッチ41が配されている。
【0021】
このような構成による施療子2,2 の左右間隔調整は以下のようである。
一対のねじ軸37,37 の正・逆回転により、連結子38,38 が左右に移動すると、保持部材39に把持されたアーム20が移動して施療子2,2 が左右に移動する。施療子2,2 の左右の移動範囲はリミットスイッチ40,40 によって規制され、その左右位置はマグネット42及びマグネットリードスイッチ41によって検出される。
【0022】
なお、上下モータ5,押圧モータ10,たたきモータ28,及び幅モータ34のそれぞれの近傍には、例えば、各モータの軸に取り付けられた羽根型回転板と、この羽根型回転板の回転数を検知するフォトセンサとからなる回転速度検出手段が設けられている。
【0023】
以上のような構成の本発明に係るマッサージ機の制御動作を、図7に示す制御系のブロック図に基づいて説明する。
ワンチップマイコン101 は、施療子2,2 の上下位置,左右位置,前後位置をそれぞれ検出する各検出部43, 41, 27からパルス信号が入力されると、施療子2,2 の現在位置を演算してモータ制御回路103 に信号を与え、上下モータ5,幅モータ34,押圧モータ10をそれぞれ駆動制御する。
【0024】
また、ワンチップマイコン101 は、施療子2,2 の上下,幅,押圧の各リミットスイッチ45, 40, 24からON信号が入力される都度、モータ制御回路103 に信号を与えて上下モータ5,幅モータ34,押圧モータ10を OFFして施療子の上下, 左右, 前後の移動範囲を規制する。
【0025】
さらに、ワンチップマイコン101 は各モータ5, 34, 10 28の速度検出部46,47,48,49 からのパルス信号をカウントして各モータ5, 34, 10 28の回転速度を演算する。
また、指圧, もみマッサージ等のように、1つのマッサージにおいて施療子2,2 を上下,左右,前後の複数の軸方向に移動させる場合は、ゼロクロス検出部102 からのゼロクロス信号に基づく位相角制御によって各モータ5, 34, 10 の駆動及び回転速度を制御して複数の軸方向における施療子の動作タイミングを調整する。
【0026】
また、荷重センサ100,100 は施療子2,2 への負荷に応じた電気信号を増幅回路に送り、増幅回路からワンチップマイコン101 にその増幅信号が入力されると、ワンチップマイコン101 は、被施療者の荷重等の施療子2,2 への負荷を演算する。
【0027】
上述のワンチップマイコン101 ,ゼロクロス検出部102 ,モータ制御回路103 ,荷重センサ100 の増幅回路は同一の制御基板71に搭載されている。
被施療者が手元の操作器72において選択設定した各種マッサージモード,施療子の位置,速度,強弱等の指令信号はワンチップマイコン101 に送信される。
【0028】
図8は操作器72のレイアウト図であって、マッサージの動作/停止を選択するスイッチ72a 、もみ(全身に),もみ(肩に),もみ(腰に),たたき,指圧,背筋伸ばし,たたき背筋のばしの各種マッサージモードを選択する動作選択スイッチ72b (スイッチを押す都度、その左側のLED が順次点灯して選択モードが切り換わる)、施療子2の移動速度を数段階に設定する設定スイッチ72c 、施療子2の押圧力の強弱,位置の上下,左右をそれぞれ設定するスイッチ群72d 、「自動施療」を選択するスイッチ72e (単独マッサージモードの組み合わせからなる自動コースの施療プログラムはワンチップマイコン101 に記憶されている)、被施療者の体重検出モードの設定スイッチ72f が設けられている。
【0029】
次に、本発明に係るマッサージ機による体重検出方法を図9乃至図11に基づいて説明する。
なお、施療子2の上下位置を P,押圧位置を Pとし、下側リミットスイッチがONする移動可能範囲の最下端である原点(A)から施療子2の移動を前傾へ切り換える基準上下位置(B)に至るまでの施療子2の移動時間データ P1tを基準上下位置(B)の位置データ、基準上下位置(B)から体重を検出する基準押圧位置(C)に至るまでの施療子2の移動時間データ P2tを基準押圧位置(C)の位置データとする。
【0030】
図11は原点(A),基準上下位置(B),基準押圧位置(C)と、アーム20に装着された荷重センサ100,100 により各位置で検出される荷重との関係を示すグラフである。
図に示すように、基準押圧位置(C)で検出される検出荷重F、即ち被施療者の検出体重を、2つの基準荷重Ft1, Ft2で「重」「中」「軽」の3段階に分類し、重い方の基準荷重をFt1、軽い方をFt2 とする。
即ち、F ≧Ft1で体重が「重」、Ft1>FFt2で「中」、F ≦Ft2で「軽」となる。
【0031】
次に、本発明に係るマッサージ機による体重検出の手順を図12,13のフローチャートに基づいて説明する。
被施療者が操作器72の設定スイッチ72f により体重検出モードを選択すると、操作器72からの体重検出指令信号が制御基板71のワンチップマイコン101 に送出され、ワンチップマイコン101 は、前後調整モータである押圧モータ10を引側にONし(S1)、引側のリミットスイッチ24がONしたか否かを検出しながらアーム20を後退させ(S2)、引側のリミットスイッチ24がONしてアーム20が引側の限界まで達したら押圧モータ10を OFFする(S3)。
【0032】
施療子2を背もたれ側に最も引いた状態のまま、上下調整モータである上下モータ5を下側にONし(S4)、下側のリミットスイッチ45がONしたか否かを検出しながらアーム20を下げ(S5)、下側のリミットスイッチ45がONしたら上下モータ5を
OFFする(S6)。
以上の操作で、施療子2は背もたれ側に最も引っ込んだ状態で原点(A)にセットされる。
【0033】
次に、上下モータ5を上側にONし(S7)、施療子2が基準上下位置(B)に到達したか否かを判定しながら施療子2を上昇させ(S8)、基準上下位置(B)に到達したら上下モータ5を OFFする(S9)。
続いて、前後調整モータである押圧モータ10を押側にONし(S10) 、施療子2が基準押圧位置(C)に到達したか否かを判定しながら施療子2を前方に押し出し(S11) 、基準押圧位置(C)に到達したら押圧モータ10を OFFする(S12) 。
【0034】
基準押圧位置(C)における荷重センサ100からの検出信号に基づいて、被施療者の荷重Fを検出し(S13)、検出荷重Fが重い方の基準荷重Ft1以上であるか否かを判定し(S14)、Ft1以上であれば被施療者の体重を「重い」と判断する(S15)。検出荷重Fが基準荷重Ft1より軽い場合は、軽い方の基準荷重Ft2以下であるか否かを判定し S16 、Ft2以下であれば被施療者の体重を「軽」と判断する(S17)。ステップS14及びS16の判定の結果、検出荷重Fが基準荷重Ft1とFt2の間である場合は、被施療者の体重を「中」と判断する(S18)。
以上で体重検出を終了する。
【0035】
なお、被施療者の体重は、椅子式のマッサージ機の座部の下に配した感圧シートで検出することも可能である。
【0036】
図14はワンチップマイコン101 内の自動マッサージプログラムの各単独マッサージモードにおけるマッサージ回数又は時間と被施療者の体重別のマッサージ強さX(「1」〜「7」の7段階)との設定例を示す図である。
【0037】
次に、自動マッサージコースにおいて被施療者の体重別にマッサージ強さを調整する動作を、図15,16 に示すフローチャートに基づいて説明する。
操作機72の72e によって「自動施療」が選択されると、ワンチップマイコン101 は自動マッサージプログラムを起動するとともに、荷重センサ100,100 により検出された被施療者の体重データ(重・中・軽)をチェックする(S21) 。
【0038】
体重データが「軽」であるか否かを判定し(S22) 、「軽」であればマッサージ強さの補正値Pに「−1」をセットし(S23) 、ステップS27 に移行する。
ステップS22 の判定の結果、体重データが「軽」でない場合は、「重」であるか否かを判定し(S24) 、「重」であればマッサージ強さの補正値Pに「1」をセットし(S25) 、ステップS27 に移行する。
ステップS22 、S24 の判定の結果、「軽」「重」のいずれでもなければ、マッサージ強さの補正値Pに「0」をセットする(S26) 。
【0039】
以上のようにして被施療者の体重別のマッサージ強さの補正値Pをセットした後、自動マッサージを開始する。まず、1番目の「もみ」を行うにあたって、体重が「中」の被施療者へのマッサージ強さをその初期値とするマッサージ強さXに補正値Pを加算してマッサージ強さを補正し(S27) 、もみマッサージを行う(S28) 。
【0040】
設定回数分のもみマッサージが終了すると、次の「指圧」を行う前に「もみ」の場合と同様にマッサージ強さXを補正し(S29) 、指圧マッサージを行う(S30) 。
設定回数分の指圧マッサージが終了すると、各モードでそれぞれ被施療者の体重別にマッサージ強さXを補正してからプログラムの順に設定回数又は時間、「背すじ伸ばし」「たたき」…「指圧」「もみ」マッサージを行い(S31〜S34)、自動施療を終了する。
【0041】
図17は体重別のマッサージ強さを、施療子2の押圧位置、即ち、アーム20の角度によって調整する場合の実施態様図である。引側のリミットスイッチ24がONする最も引側の押圧位置( P=0)から押側のリミットスイッチ24がONする最も押側の位置までの間に、7段階のマッサージ強さX1〜X7に対応させて7段階の押圧位置 P=10,20,…,70を設定する。
【0042】
なお、マッサージ強さは施療子2の押圧位置、即ち、押圧力の他に、施療子2の動作速度で調整してもよく(強→速,弱→遅)、また、単位時間当たりのマッサージ回数で調整してもよく(強→増,弱→減)、さらにはマッサージ時間で調整してもよい(強→長,弱→短)。
【0043】
また、被施療者の体重を分類する段階数は「重」「中」「軽」の3段階に限るものではない。
【0044】
さらに、本実施例では椅子式のマッサージ機について説明したが、椅子式に限らずベッド式のマッサージ機であっても本実施例と同様の効果が得られる。
【0045】
また、本実施例では施療子2を前後,左右,上下に移動させるそれぞれのモータが設けられた構成について説明したが、1つのモータで施療子2を複数軸方向に移動させる構成であってもよく、本実施例と同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るマッサージ機は、被施療者の体重に応じてマッサージの強さを調整するので、被施療者の体格にかかわらず快適なマッサージ感が得られるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の側断面図である。
【図2】本発明に係るマッサージ機要部の背もたれ側から見た正面図である。
【図3】本発明に係るマッサージ機要部の底面図である。
【図4】図2のIV−IV 線断面図である。
【図5】図2のV−V 線断面図である。
【図6】図2のVI−VI 線断面図である。
【図7】本発明に係るマッサージ機の制御系のブロック図である。
【図8】本発明に係るマッサージ機の操作器のレイアウト図である。
【図9】本発明に係るマッサージ機の体重検出方法の説明図である。
【図10】本発明に係るマッサージ機の体重検出方法の説明図である。
【図11】本発明に係るマッサージ機の体重検出方法の説明図である。
【図12】本発明に係るマッサージ機の体重検出方法のフローチャートである。
【図13】本発明に係るマッサージ機の体重検出方法のフローチャートである。
【図14】本発明に係るマッサージ機の自動マッサージ各モードにおける体重別マッサージ強さの設定例を示す図である。
【図15】本発明に係るマッサージ機による体重別マッサージ強さの調整方法のフローチャートである。
【図16】本発明に係るマッサージ機による体重別マッサージ強さの調整方法のフローチャートである。
【図17】本発明に係るマッサージ機によるマッサージ強さの調整方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 昇降ユニット
2 施療子
3 ガイドレール
4 背もたれ
5 上下モータ
10 押圧モータ
20 アーム
24 施療子押圧リミットスイッチ
27 施療子押圧位置検出部
28 たたきモータ
34 幅モータ
40 施療子幅リミットスイッチ
41 施療子幅位置検出部
43 施療子上下位置検出部
45 施療子上下リミットスイッチ
46,47,48,49 速度検出部
72 操作器
100 荷重センサ
101 ワンチップマイコン
102 ゼロクロス検出部
103 モータ制御回路

Claims (5)

  1. 施療子を動作させて施療部位をマッサージするマッサージ機において、予め被施療者の体重に対応する荷重を検出する手段と、該検出された荷重に応じて施療部位に対するマッサージの強さを調整する手段とを備えたことを特徴とするマッサージ機。
  2. マッサージの強さを施療子の押圧力により調整する請求項1記載のマッサージ機。
  3. マッサージの強さを施療子の動作速度により調整する請求項1記載のマッサージ機。
  4. マッサージの強さを単位時間当たりのマッサージ回数により調整する請求項1記載のマッサージ機。
  5. マッサージの強さをマッサージ時間により調整する請求項1記載のマッサージ機。
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