JPH06125955A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH06125955A
JPH06125955A JP30632892A JP30632892A JPH06125955A JP H06125955 A JPH06125955 A JP H06125955A JP 30632892 A JP30632892 A JP 30632892A JP 30632892 A JP30632892 A JP 30632892A JP H06125955 A JPH06125955 A JP H06125955A
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JP
Japan
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treatment element
massage
motor
treatment
width
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Pending
Application number
JP30632892A
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English (en)
Inventor
Tadanori Munezuka
任功 宗塚
Masanori Kamei
正則 亀井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施療子を背筋に沿った方向に上下動させる間
に所定幅の施療範囲をマッサージしてマッサージ効果及
び動作効率を高める。 【構成】 施療子を腰位置(P)から肩位置(Q)に上
下動させる間、幅方向に同時的に移動させ、幅“RS”
及び“RT”の施療範囲を螺旋を描きながら上下動させ
てマッサージし、背骨両側の筋肉を充分にほぐす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施療子を上下,左右に
移動させて施療部位に位置決めし、施療子を前後,左
右,上下に動作させて、たたき,もみ,指圧,背筋伸ば
し等を行う椅子式又はベッド式のマッサージ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、たたきマッサージを行いながら施
療子を上下に移動させて背骨の両側をたたきローリング
マッサージする機能を備えたマッサージ機が開示されて
いる(特開平1-236053号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のマッサージ機は背骨に沿った直線上を上下してマ
ッサージするだけであるので1回の上下マッサージだけ
では筋肉が充分にたたきほぐされずにマッサージ効果が
低く、背骨の両側の筋肉を充分にほぐすには上下マッサ
ージを幅方向に何回か繰り返さなければならず動作効率
が低い。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、施療子を背骨に沿った上下方
向及びこれに垂直な幅方向に同時的に移動させることに
より1回上下に往復するだけで背骨の両側の筋肉を充分
にほぐしてマッサージ効果が高く、また動作効率が高い
マッサージ機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
機は、施療子を移動させながらマッサージするマッサー
ジ機において、施療子を被施療者の背筋に沿った上下方
向に移動させる手段と、施療子を被施療者の背筋と垂直
な幅方向に移動させる手段と、施療子を上下方向及び幅
方向に同時的に移動させながら、施療子が上から下又は
下から上に達する間に背筋に沿った所定幅の施療範囲を
マッサージする制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に係るマッサージ機は、施療子を被施療
者の背筋に沿った上下方向と、この上下方向に垂直な幅
方向に同時的に移動させ、施療子が上から下又は下から
上に達する間に背筋に沿った所定幅の施療範囲をマッサ
ージして背骨両側の筋肉を充分にほぐす。
【0007】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係る椅子式マッサージ機の
側断面図である。図中、1は、その先端に一対の施療子
2,2 を回動自在に支持する一対のアーム20,20 が組み込
まれ、背もたれ4の下端に配された上下モータ5により
昇降される昇降ユニットであって、上下モータ5,及び
後述する施療子2の左右(背もたれ4の幅方向)位置調
整用の幅モータ34,前後(背もたれ4に垂直な方向)位
置調整用の押圧モータ10,たたきマッサージ用のたたき
モータ28を駆動制御する。
【0008】昇降ユニット1は人体の背面カーブに沿っ
た湾曲形状の一対のガイドレール3に架設され、ガイド
レール3の前面側に配された2個の主ガイドローラ9a,9
a とガイドレール3の背面側に配された1個の従ガイド
ローラ9bによりガイドレール3に沿って上下動する。ま
た、昇降ユニット1は上下モータ5の駆動力を伝達する
チェーンベルト7に係止具8で係止される。
【0009】ガイドレール3の側面には昇降ユニット1
の上下動の範囲を規制するマイクロスイッチを用いた2
個のリミットスイッチ45,45 が上下に配されている。ま
た、チェーンベルト7が掛け回されている上側又は下側
のスプロケット6近傍には、スプロケット6の回転数を
検出して昇降ユニット1の上下位置、即ち、施療子2の
上下位置を検出する上下位置検出器(図示せず)が配さ
れている。
【0010】図2は背もたれ4の側から見た昇降ユニッ
ト1の正面図、図3はその底面図、図4,5,6はそれ
ぞれ図2のIV-IV 線断面図、V-V 線断面図、VI-VI 線断
面図である。まず、施療子2,2 のマッサージ部位に対す
る押圧力調整に関連する部分について説明する。
【0011】図中、10はマッサージ部位への押圧力を調
整するためにアーム20の前後の傾き角を変えて施療子2
を前後に移動させる押圧モータであって、押圧モータ10
の回転は減速機11で減速され、ベルト12から図示しない
ウォームギア,ウオームホイールを介してさらに減速さ
れてシャフト15に伝達される。シャフト15は3枚のプレ
ート16,16,16の各一端を回動自在に支持し、プレート1
6,16,16の各他端は偏心部材であるクランク軸17に回動
自在に支持される。
【0012】クランク軸17はリンク19の一端を回動自在
に支持し、リンク19の他端はアーム20の基端を回動自在
に支持する。連結子38の一端は主軸21に回動及び慴動自
在に嵌合され、他端はねじ軸37に螺合される。連結子38
に固着された保持部材39はアーム20の基端寄りを把持す
る。主軸21は昇降ユニット1の左右のフレームに架設固
定されている。また、アーム20の保持部材39との境界近
傍には荷重センサ100,100 が設けられている。
【0013】施療子2の前後方向の可動範囲は、図4に
示すように、シャフト15に固定されたアクチュエータ25
と、このアクチュエータ25の運動軌跡上に配されたマイ
クロスイッチを用いた2つのリミットスイッチ24,24 と
で規制される。施療子2の前後位置、即ち、押圧位置
は、例えば、押圧モータ10の回転をベルト12からシャフ
ト15に伝達するウォームギア(図示せず)端部に配した
羽根型回転板の回転数をフォトセンサで検知する等によ
って検出する。
【0014】このような構成による施療子2の押圧力調
整は以下のようである。押圧モータ10が正・逆回転する
と、押圧モータ10の回転は減速機11で減速され、ベルト
12を介してシャフト15に伝達されてプレート16,クラン
ク軸17,リンク19が動く。これにより、施療子2,2 の前
方への突出量が図5(a) (b) に示すように変化して押圧
力の強弱が調整される。なお、図5(a) は施療子2が前
方へ突出して押圧力が強い状態、図5(b) は施療子2が
後方へ退いて押圧力が弱い状態を示す。
【0015】次に、たたきマッサージに関連する部分に
ついて説明する。図中、28はたたきマッサージ用のたた
きモータであって、たたきモータ28の回転はベルト29,3
2 を介してクランク軸17に伝達されてクランク軸17を回
転させる。クランク軸17は、図3に示すように、その両
半部が回動軸Lに対して逆方向に偏心しており、各半部
はリンク19,19 を介してアーム20の基端と連結されてい
る。
【0016】このような構成によるたたきマッサージは
以下のようである。たたきモータ28によってクランク軸
17が回転されると、図6(a) (b) に示すように、クラン
ク軸17とリンク19との連結部分が、回動軸Lを中心に偏
心量を半径として回転する。その回転はリンク19及びア
ーム20を経て施療子2に伝達され、施療子2は主軸21を
回動軸として回動する。
【0017】施療子2は回動によって突出量が図6(a)
に示す最小から、図6(b) に示す最大に変化してたたき
動作を行う。その際、両半部が逆方向に偏心しているク
ランク軸17に接続された一対の施療子2,2 は、一方の突
出量が最大から最小のときには他方の突出量が最大から
最小に、一方が最小から最大のときには他方が最大から
最小になり、いわゆるたたきマッサージを行う。
【0018】次に、施療子2,2 の左右間隔調整に関連す
る部分について説明する。図中、34は施療子2,2 の左右
の間隔を調整する幅モータである。幅モータ34の回転は
減速され、その左右半部で逆方向に雄ねじが切られた一
対のねじ軸37,37に伝達される。ねじ軸37,37 には雌ね
じが切られた連結子38,38 の一端がそれぞれ螺合され、
連結子38の他端は主軸21に回動及び慴動自在に支持され
ている。
【0019】一方のねじ軸37の下方には、一方の連結子
38のねじ軸37への連結端に突設されたスイッチ片により
ON/OFFされるマイクロスイッチを用いた2個のリミット
スイッチ40,40 が配され、一方のねじ軸37の端部には左
右位置検出用のマグネット42及びマグネットリードスイ
ッチ41が配されている。
【0020】このような構成による施療子2,2 の左右間
隔調整は以下のようである。一対のねじ軸37,37 の正・
逆回転により、連結子38,38 が左右に移動すると、連結
子38,38 に固着された保持部材39に把持されたアーム20
が移動して施療子2,2 が左右に移動する。施療子2,2 の
左右の移動範囲はリミットスイッチ40,40 によって規制
され、その左右位置はマグネット42及びマグネットリー
ドスイッチ41によって検出される。
【0021】なお、上下モータ5,押圧モータ10,たた
きモータ28,及び幅モータ34のそれぞれの近傍には、例
えば、各モータの軸に取り付けられた羽根型回転板と、
この羽根型回転板の回転数を検知するフォトセンサとか
らなる回転速度検出手段が設けられている。
【0022】以上のような構成の本発明に係るマッサー
ジ機の制御動作を、図7に示す制御系のブロック図に基
づいて説明する。ワンチップマイコン101 は、施療子2,
2 の上下位置,左右位置,前後位置をそれぞれ検出する
各検出部43, 41, 27からパルス信号が入力されると、施
療子2,2の現在位置を演算してモータ制御回路103 に信
号を与え、上下モータ5,幅モータ34,押圧モータ10を
それぞれ駆動制御する。
【0023】また、ワンチップマイコン101 は、施療子
2,2 の上下,幅,押圧の各リミットスイッチ45, 40, 24
からON信号が入力される都度、モータ制御回路103 に信
号を与えて上下モータ5,幅モータ34,押圧モータ10を
OFFして施療子の上下, 左右, 前後の移動範囲を規制す
る。
【0024】さらに、ワンチップマイコン101 は各モー
タ5, 34, 10 の速度検出部46,47,48,49 からのパルス信
号をカウントして各モータ5, 34, 10 の回転速度を演算
する。また、指圧, もみマッサージ等のように、1つの
マッサージにおいて施療子2,2 を上下,左右,前後の複
数の軸方向に移動させる場合は、ゼロクロス検出部102
からのゼロクロス信号に基づく位相角制御によって各モ
ータ5, 34, 10 の駆動及び回転速度を制御して複数の軸
方向における施療子の動作タイミングを調整する。
【0025】また、荷重センサ100,100 は施療子2,2 へ
の負荷に応じた電気信号を増幅回路に送り、増幅回路か
らワンチップマイコン101 にその増幅信号が入力される
と、ワンチップマイコン101 は、被施療者の荷重等の施
療子2,2 への負荷を演算する。
【0026】上述のワンチップマイコン101 ,ゼロクロ
ス検出部102 ,モータ制御回路103,荷重センサ100 の
増幅回路は同一の制御基板71に搭載されている。被施療
者が手元の操作器72において選択設定した各種マッサー
ジモード,施療子の位置,速度,強弱等の指令信号はワ
ンチップマイコン101 に送信される。
【0027】図8は操作器72のレイアウト図である。図
中、72a は被施療者が設定した各種マッサージモード,
施療子の位置,移動速度,マッサージ強さ等を模式的に
液晶表示するモニタ画面であって、電源スイッチ72b 、
もみ,指圧,背すじ伸ばし,たたきの各種マッサージモ
ードを選択する動作選択スイッチ72c (スイッチを押す
都度、その左側のLED が順次点灯して選択モードが切り
換わる)、施療子2の上下位置,押圧力の強弱(前後位
置),左右位置をそれぞれ設定するスイッチ群72d 、施
療子2の移動速度を数段階に設定する設定スイッチ72e
、自動コースを選択する選択スイッチ72f 、自動コー
ス短縮の選択スイッチ72g が設けられている。
【0028】図9は従来のマッサージ機によるたたきマ
ッサージの実施態様を(a) に、本発明に係るマッサージ
機によるたたきマッサージの実施態様を(b) に示して比
較するものである。従来のたたきマッサージは、図9
(a) に示すように上から下又は下から上へ直線的に行わ
れるが、本発明のマッサージ機では、図9(b) に実線及
び点線で示すように、腰位置(P)から肩位置(Q)
へ、肩位置(Q)から腰位置(P)へと、背骨の両側の
所定幅の施療範囲で螺旋状にたたきマッサージが行われ
る。
【0029】また、被施療者が操作器72によって施療範
囲を指定する場合以外の自動マッサージコースでは、施
療子2に加わる負荷,上下モータ5の電流値,施療子2
の回転等を検知することによってマッサージ開始前に肩
位置(Q)及び腰位置(P)を検知し、さらに、肩位置
(Q)から肩甲骨上辺までにおける施療幅(RT)及び
それ以下の腰までにおける施療幅(RS)は、検知した
肩位置(Q)及び腰位置(P)と、予め設定されている
背中各部位の比率とに基づきワンチップマイコン101 に
よって演算される。
【0030】次に、本発明に係るマッサージ機による自
動マッサージモード及びマニュアルモードの概要を図10
のフローチャートに基づいて説明する。操作器72の電源
スイッチ72b が押されると、自動コースの選択スイッチ
72f がONされたか否かによって自動コースかマニュアル
モードかを判定する(S1)。自動コースが選択された場
合、マッサージ開始前に施療子2,2 を上から下まで移動
させ、アーム20に装着されている荷重センサ100,100 に
よって施療子2,2 に加わる負荷を検出してワンチップマ
イコン101 に取り込み、被施療者の肩,背中, 腰の位置
を検知し(S2)、これらの位置をもとに、「もみ」(S3),
「指圧」(S4),「背すじ伸ばし」(S5),…,「たたき」
(S6)のマッサージモードを自動コースのプログラムに従
って順次実行していき、自動コースが終了すると(S7)、
電源を OFFする。
【0031】一方、マニュアルモードの場合、操作器72
の選択スイッチ72c によって選択されたマッサージモー
ド(「もみ」「指圧」「背すじ伸ばし」「たたき」)に
従って、それぞれのマッサージを行い(S8〜S15)、操作
器72の電源スイッチ72b が OFFされると(S16) 、電源を
OFFする。
【0032】次に、本発明に係るマッサージ機によるた
たきマッサージの手順を図11及び図12のフローチャート
に基づいて説明する。なお、施療子2の現在位置は、図
9に示す腰位置(P)の背骨寄り“R”とする。自動コ
ースが選択されたか否かを判定し(S21) 、自動コースの
場合、肩,背中,腰の位置は荷重センサ100,100 によっ
てすでに検知しているので、これらの肩,背中,腰の位
置から最適な施療範囲,強さ,スピードをワンチップマ
イコン101 が演算して決定する(S22) 。
【0033】最適施療範囲,強さ,スピードが求まった
らたたきモータ28をONし(S24) 、操作器72からの動作変
更の有無を判定する(S25) 。動作変更がなければ、施療
子2が上限の肩位置(Q)に到達したか否かを判定しな
がら(S26) 、上下モータ5 を上方向にONするとともに(S
27) 、幅モータ34を広方向にONし(S28) 、施療子2が広
方向の限界位置に到達したか否かを判定しながら(S29)
、広方向の限界位置に到達するまでステップS25 〜S29
を繰り返す。施療子2が上限又は広方向の限界に到達
するまでに動作変更が指示されればメインルーチンにリ
ターンし、また、広方向の限界に到達するまでに上限の
肩位置(Q)に到達した場合はステップS33 に移行す
る。
【0034】施療子2が広方向の限界に到達すると、上
原の肩位置(Q)に到達したか否かを判定し(S30) 、到
達していなければ幅モータ34を狭方向にONする(S31) 。
施療子2が狭方向の限界に到達したか否かを判定しなが
ら、ステップS30 〜S32 を繰り返す。施療子2が狭方向
の限界に到達するまでに上限の肩位置(Q)に到達した
場合はステップS33 に移行する。
【0035】施療子2が狭方向の限界に到達すると、ス
テップS25 に戻り、動作変更の有無,肩位置(Q)に到
達したか否かを判定しながら上下モータを上方向にON,
幅モータを広方向にONして、施療子2を上方向及び広方
向に、また、広方向に到達すれば上方向及び狭方向に移
動させる動作を肩位置(Q)に到達するまで繰り返す
(S25 〜S32)。
【0036】施療子2が肩位置(Q)に到達すると、下
限の腰位置(P)に到達したか否かを判定しながら(S3
3) 、上下モータ5を下方向にONするとともに(S34) 、
幅モータ34を広方向にONし(S35) 、施療子2が広方向の
限界に到達したか否かを判定しながら(S36) 、広方向の
限界に到達するまでステップS33 〜S36 を繰り返す。施
療子2が広方向の限界に到達するまでに下限の腰位置
(P)に到達した場合はステップS25 に戻る。
【0037】施療子2が広方向の限界に到達すると、下
限の腰位置(P)に到達したか否かを判定しながら(S3
7) 、幅モータ34を狭方向にONし(S38) 、狭方向の限界
に到達したか否かを判定しながら(S39) 、狭方向の限界
に到達するまでステップS37 〜S39 を繰り返す。施療子
2が狭方向の限界に到達するまでに腰位置(P)の腰寄
り“S”に到達した場合はステップS25 に戻る。
【0038】一方、マニュアルモードの場合は、たたき
モータをONして(S24) たたきマッサージを開始する前
に、被施療者が操作器72によって好みの施療範囲,強
さ,スピードを設定する以外、たたきマッサージの動作
は自動コースの場合と同様である。
【0039】以上のように、幅モータ34は施療子2が腰
位置(P)から肩位置(Q)に上昇する間、肩甲骨の上
辺までは幅“RS”、肩甲骨の上辺から上は幅“RT”
の間で正転・反転を繰り返すように制御され、逆に施療
子2が肩位置(Q)から腰位置(P)に下降する間も同
様に制御される。
【0040】また、これらの一連の動作の中で、押圧モ
ータ10は、ワンチップマイコン101に予め設定された各
施療位置での最適押圧力に応じた強さで施療部位を押圧
するように制御される。
【0041】なお、本実施例ではたたきマッサージを行
う場合について説明したが、指圧,もみ等の他のマッサ
ージモードにも適用可能であって、本実施例と同様の効
果が得られる。
【0042】また、本実施例では被施療者の肩,背中,
腰の検知を荷重センサ100,100 への負荷に基づいて検知
したが、検知方法はこれに限らず、上下モータ5の電流
値の変化,施療子2の回転の有無に基づいて検知しても
よい。
【0043】また、本実施例では椅子式のマッサージ機
について説明したが、椅子式に限らずベッド式のマッサ
ージ機であっても本実施例と同様の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るマッサージ
機は、施療子が上下動する間に、背筋に沿った上下方向
の直線上だけでなく背筋に垂直な方向の所定幅の施療範
囲へも施療子を同時的に移動させてマッサージするので
マッサージ効果及び動作効率が高いという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の側断面図である。
【図2】本発明に係るマッサージ機要部の背もたれ側か
ら見た正面図である。
【図3】本発明に係るマッサージ機要部の底面図であ
る。
【図4】図2のIV-IV 線断面図である。
【図5】図2のV-V 線断面図である。
【図6】図2のVI-VI 線断面図である。
【図7】本発明に係るマッサージ機の制御系のブロック
図である。
【図8】本発明に係るマッサージ機の操作器のレイアウ
ト図である。
【図9】本発明に係るマッサージ機のたたきマッサージ
の実施態様を従来のマッサージ機の実施態様と比較して
示した図である。
【図10】本発明に係るマッサージ機の自動コース,マ
ニュアルモードの概要を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係るマッサージ機のたたきマッサー
ジの手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係るマッサージ機のたたきマッサー
ジの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 昇降ユニット 2 施療子 3 ガイドレール 4 背もたれ 5 上下モータ 10 押圧モータ 20 アーム 24 施療子押圧リミットスイッチ 27 施療子押圧位置検出部 28 たたきモータ 34 幅モータ 40 施療子幅リミットスイッチ 41 施療子幅位置検出部 43 施療子上下位置検出部 45 施療子上下リミットスイッチ 46,47,48,49 速度検出部 72 操作器 100 荷重センサ 101 ワンチップマイコン 102 ゼロクロス検出部 103 モータ制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図中、10はマッサージ部位への押圧力を調
整するためにアーム20の前後の傾き角を変えて施療子2
を前後に移動させる押圧モータであって、押圧モータ10
の回転は減速機11で減速され、ベルト12から図示しない
ウォームギア,ウオームホイールを介してさらに減速さ
れてシャフト15に伝達される。シャフト15は3枚のプレ
ート16,16,16の各一端を固定し、プレート16,16,16の各
他端は偏心部材であるクランク軸17に回動自在に支持さ
れる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】クランク軸17はリンク19の一端を回動自在
に支持し、リンク19の他端はアーム20の基端を回動自在
に支持する。連結子38の一端は主軸21に慴動自在に嵌合
され、他端はねじ軸37に螺合される。連結子38の主軸21
に嵌合されたリング状端の一側には内輪が固着してお
り、該内輪に回転自在に嵌合された外輪には保持部材30
が固着され、保持部材39はアーム20の基端寄りを把持す
る。主軸21は昇降ユニット1の左右のフレームに架設固
定されている。また、アーム20の保持部材39との境界近
傍には荷重センサ100,100 が設けられている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】施療子2は回動によって突出量が図6(a)
に示す最小から、図6(b) に示す最大に変化してたたき
動作を行う。その際、両半部が逆方向に偏心しているク
ランク軸17に接続された一対の施療子2,2 は、一方の突
出量が最大から最小のときには他方の突出量が最小から
最大に、一方が最小から最大のときには他方が最大から
最小になり、いわゆるたたきマッサージを行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】次に、施療子2,2 の左右間隔調整に関連す
る部分について説明する。図中、34は施療子2,2 の左右
の間隔を調整する幅モータである。幅モータ34の回転は
減速され、その左右半部で逆方向に雄ねじが切られた一
対のねじ軸37,37に伝達される。ねじ軸37,37 には雌ね
じが切られた連結子38,38 の一端がそれぞれ螺合され、
連結子38の他端は主軸21に慴動自在に支持されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】このような構成による施療子2,2 の左右間
隔調整は以下のようである。一対のねじ軸37,37 の正・
逆回転により、連結子38,38 が左右に移動すると、保
部材39に把持されたアーム20が移動して施療子2,2 が左
右に移動する。施療子2,2 の左右の移動範囲はリミット
スイッチ40,40 によって規制され、その左右位置はマグ
ネット42及びマグネットリードスイッチ41によって検出
される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】さらに、ワンチップマイコン101 は各モー
タ5, 34, 10 ,28の速度検出部46,47,48,49 からのパル
ス信号をカウントして各モータ5, 34, 10 ,28の回転速
度を演算する。また、指圧, もみマッサージ等のよう
に、1つのマッサージにおいて施療子2,2 を上下,左
右,前後の複数の軸方向に移動させる場合は、ゼロクロ
ス検出部102 からのゼロクロス信号に基づく位相角制御
によって各モータ5, 34, 10 の駆動及び回転速度を制御
して複数の軸方向における施療子の動作タイミングを調
整する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施療子を移動させながらマッサージする
    マッサージ機において、施療子を被施療者の背筋に沿っ
    た上下方向に移動させる手段と、施療子を被施療者の背
    筋と垂直な幅方向に移動させる手段と、施療子を上下方
    向及び幅方向に同時的に移動させながら、施療子が上か
    ら下又は下から上に達する間に背筋に沿った所定幅の施
    療範囲をマッサージする制御手段とを備えたことを特徴
    とするマッサージ機。
JP30632892A 1992-10-19 1992-10-19 マッサージ機 Pending JPH06125955A (ja)

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