JP2003102799A - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

椅子型マッサージ機

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JP2003102799A
JP2003102799A JP2001301430A JP2001301430A JP2003102799A JP 2003102799 A JP2003102799 A JP 2003102799A JP 2001301430 A JP2001301430 A JP 2001301430A JP 2001301430 A JP2001301430 A JP 2001301430A JP 2003102799 A JP2003102799 A JP 2003102799A
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Kazunari Suzuki
一成 鈴木
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Marutaka Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が替わる毎に体格に合わせてマッサー
ジ部材の上方反転位置を設定する煩わしさを解消できる
椅子型マッサージ機を提供する。 【解決手段】 背もたれ4の前面に互いに高さを異なら
せて複数の受光センサPS1、PS2、PS3が配置さ
れ、使用者がマッサージ機1の着座部に座って赤外線式
のリモートコントローラ14を操作したときに、前記リ
モートコントローラが発する赤外光が使用者の肩で遮光
された受光センサの位置から、肩位置設定手段が肩位置
を判定してマッサージ部材を上下方向に運動させる際の
上方反転位置を自動設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下運動可能なマ
ッサージローラ等のマッサージ部材によって身体の背中
側をマッサージするマッサージ機構が背もたれに内蔵さ
れ、少なくとも前記マッサージ機構の動作を赤外線式の
リモートコントローラによって操作できるようにした椅
子型マッサージ機に関し、特に、マッサージ部材を上昇
方向から下降方向へ反転させる位置を、リモートコント
ローラから発する赤外光を利用して使用者の肩位置を検
出することにより自動的に設定できるようにした椅子型
マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の椅子型マッサージ機は、使用者が
マッサージ機の着座部に腰掛けた状態で、背もたれに内
蔵されたマッサージ機構に設けられているローラ等のマ
ッサージ部材が使用者の身体の背中側を上下動しなが
ら、もみ動作、指圧動作、たたき動作等の種々のマッサ
ージ動作を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のマッサージ機
では、ローラ等のマッサージ部材が上昇動作から下降動
作へ反転する際の反転位置(以下、上方反転位置ともい
う。)を使用者自ら、自分の肩の高さに合った位置に予
め設定する必要があり、一台のマッサージ機を体格の異
なる複数の人が使用する場合には、マッサージ部材の上
方反転位置を使用者毎にそれぞれの体格に合わせて設定
し直す必要があった。
【0004】そこで、本発明は、前述した従来技術の問
題を解決し、使用者が替わる毎に体格に合わせてマッサ
ージ部材の上方反転位置を設定する煩わしさを解消でき
る椅子型マッサージ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の椅子型マッサージ機は、上下運動可能なマ
ッサージ部材によって身体の背中側をマッサージするマ
ッサージ機構が背もたれに内蔵され、少なくとも前記マ
ッサージ機構の動作を赤外線式のリモートコントローラ
によって操作できるようにしたものにおいて、背もたれ
前面に互いに高さを異ならせて配置され、使用者がマッ
サージ機の着座部に座ってリモートコントローラを操作
をしたときに、前記リモートコントローラが発する赤外
光を受光する複数の受光センサと、使用者の肩に遮光さ
れた受光センサの位置から肩位置を判定し、前記判定結
果に基づいてマッサージ部材を上下方向に運動させる際
に肩位置近傍で上昇方向から下降方向へ反転させる位置
を自動設定する肩位置設定手段とを備えている。
【0006】本発明の椅子形マッサージ機においては、
複数の受光センサは、背もたれ前面中央に対して左右対
称に少なくとも2列配置されていることがことが望まし
い。
【0007】また、本発明の椅子型マッサージ機におい
ては、背もたれがリモートコントローラの操作によって
着座部後方へ傾動するように構成されていることも望ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の自動肩位置検出
機構を有する椅子型マッサージ機(以下、単にマッサー
ジ機という)の1実施形態を示す斜視図であって、マッ
サージ機1は、台枠2の上部に着座部3が設けられ、着
座部3の後方に配置されている背もたれ4が後方へ傾倒
できるようになっている。また、着座部4の左右両側に
は、肘掛け5、6が設けられている。
【0009】前記背もたれ4内には、図2に示すよう
に、着座部3に座った位置で身体の背中側をマッサージ
するための、一対のマッサージローラ7を備えたマッサ
ージ機構8が内蔵されている。
【0010】なお、実際には背もたれ4の前面は、外装
布やクッション材によって覆われているが、マッサージ
ローラ7を図示する都合上、同図においては、これらの
部材は図示していない。
【0011】前記マッサージ機構8は、一対のガイド枠
9に昇降自在に案内支持され、図示しないモータにより
昇降駆動される昇降体10を有し、前記一対のマッサー
ジローラ7は、昇降体10に搭載されているアーム駆動
機構11に設けられた左右一対のローラ支持アーム12
の自由端側にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0012】これらのローラ支持アーム12は、アーム
駆動機構11に内蔵された図示しないモータによって互
いに接近離間する方向に開閉運動し、この運動によっ
て、一対のマッサージローラ7に身体の背中側を揉む動
作を行わせることができる。
【0013】また、アーム駆動機構11は、一対のロー
ラ支持アーム12を同位相で前後方向に揺動運動させる
ことが可能であり、この運動によってマッサージローラ
7に身体の背中側を指圧する動作を行わせることができ
る。
【0014】さらに、アーム駆動機構11は、一対のロ
ーラ支持アーム12を逆位相で前後方向に高速で揺動運
動させることができ、この運動によってマッサージロー
ラ7に身体の背中側を叩く動作を行わせることができ
る。
【0015】前述したようなマッサージ機構の各種の動
作制御と、背もたれ4の傾倒角度の調整は、一方の肘掛
け5の上面に設けられている操作パネル13と、赤外線
式のリモートコントローラ14の両方で操作することが
可能になっている。
【0016】前記リモートコントローラ14は、種々の
操作ボタンがレイアウトされている操作面側に赤外線発
光部を有していて、これらの操作ボタンの何れかが押さ
れると、赤外線発光部からその操作ボタンに対応して信
号化された赤外線パルスが所定角度の拡がりをもって放
射されるようになっている。
【0017】一方、背もたれ4前面の左右両側にはそれ
ぞれ、背もたれ4の中央に対して左右対称に高位センサ
PS1、中位センサPS2、低位センサPS3の3つの
受光センサが互いに高さを異ならせて、上下方向に配列
されている。
【0018】これらの受光センサPS1、PS2、PS
3は、図3に示すように背もたれ4内部の支持枠15の
前面に固定されており、前記支持枠15の前面を覆って
いる発泡ウレタン樹脂のクッション材16の内部に埋設
されている。
【0019】前記クッション材16は、ぞの前面を外装
布17に覆われている。これらの外装布17とクッショ
ン材16には、自然光や蛍光灯の光を散乱吸収し、且
つ、リモートコントローラ14が発する赤外光を透過し
易い素材が用いられており、この実施形態においては、
クッション材16は、白色系統か黄色系統で比重0.0
2程度のものが用いられている。また、外装布17に
は、ポリアミド等の耐久性の大きい素材が用いられてい
る。
【0020】また、これらの受光センサPS1、PS
2、PS3のうち、高位センサPS1は、背もたれ4の
最も高位に配置されていて、着座部3に腰掛けてリモー
トコントローラ14を操作したときに、その赤外線発光
部から発せられる赤外光が身体によって遮光されない高
さに設定されている。
【0021】また、中位センサPS2と低位センサPS
3はそれぞれ、マッサージ機1の使用者の座高によっ
て、リモートコントローラ14から放射される赤外線が
受光可能となる位置に配置されている。
【0022】なお、この実施形態においては、左右の受
光センサPS1、PS2、PS3の各列の対向間隔は、
25cm〜30cmで、平均的な肩幅より狭く顔の幅よ
り広い間隔に設定されている。また、これらの受光セン
サPS1、PS2、PS3は、背もたれ4の上下方向に
10cm程度の間隔で配置されている。
【0023】次に、図4はマッサージ機1に内蔵されて
いるマッサージ機構8を制御するための制御回路のブロ
ック図であって、マッサージ機1側には、電源部18か
ら電力供給されて動作するマイコン(マイクロコンピュ
ータ)19Aを含む、本発明の肩位置設定手段としての
制御部19が設けられている。
【0024】一方、リモートコントローラ14は、マイ
コン(マイクロコンピュータ)20Aを有する制御部2
0、種々の操作ボタン類を有する操作部21、液晶パネ
ルで構成されている表示部22、赤外光を発する発光部
20Aを備えていて、操作部21の所定の操作ボタンが
操作されると、操作部21は制御部20へ操作されたボ
タンに対応する操作信号を出力する。
【0025】制御部20は、操作部21から操作信号が
入力されると、表示部22に前記操作信号に対応した情
報を表示させるとともに、発光部23から前記操作信号
に対応してパルス信号化された赤外光を発光させる。
【0026】そして、発光部23から発せられた赤外光
が、前述した受光センサPS1、PS2、PS3の受光
部に入射すると、電気信号に変換されて制御部19に送
られる。
【0027】一方、マッサージ機構8には、昇降体10
(図2参照)を上下動させる場合に、上昇動作から下降
動作へ反転させる位置を検出するための、3つの上反転
スイッチLS1、LS2、LS3と、下降動作から上昇
動作へ反転する位置を検出するための下反転スイッチL
S4が設けられている。
【0028】これらの4つの反転スイッチLS1、LS
2、LS3、LS4は、本実施形態においては機械的な
リミットスイッチが用いられており、図示は省略する
が、昇降体10に固定されているストライカが、それぞ
れの反転スイッチLS1、LS2、LS3、LS4の何
れかの位置に移動してくると、当該反転スイッチのアク
チュエータを動作させて検出信号を発生させ、この検出
信号が制御部19に入力されるようになっている。
【0029】なお、これらのリミットスイッチLS1、
LS2、LS3、LS4は、機械的なものに限らず、磁
気や光を利用した周知の非接触式のリミットスイッチを
用いてもよい。
【0030】図5(a)は、座高の高い使用者がマッサ
ージ機1に着座してリモートコントローラ14を操作し
た場合を示す正面図、(b)はその側面図であって、こ
の場合には、背もたれ4の最上位にある高位センサPS
1のみが、リモートコントローラ14の操作で発せられ
る赤外光を受光し、一方、中位センサPS2と低位セン
サPS3は使用者の背中で遮光されて受光されない状態
となっている。
【0031】なお、背もたれ4に配置されているそれぞ
れ左右一対ずつの受光センサPS1、PS2、PS3の
うち、特に高位センサPS1は、その少なくとも一方が
常にリモートコントローラ14からの赤外光を受光可能
な位置にあり、高位センサPS1にリモートコントロー
ラ14から入力される信号によって、常にマッサージ機
1の操作が可能になっている。
【0032】また、図6(a)は、座高の中程度の使用
者がマッサージ機1に着座してリモートコントローラ1
4を操作した場合を示す正面図、(b)はその側面図で
あって、この場合には、背もたれ4に設けられた高位セ
ンサPS1と中位センサPS2の2組が、リモートコン
トローラ14からの赤外光を使用者の身体に遮られるこ
となく受光可能となっている。
【0033】また、図7(a)は、子供のような座高の
低いの使用者がマッサージ機1に着座してリモートコン
トローラ14を操作した場合を示す正面図、(b)はそ
の側面図であって、この場合には、背もたれ4に設けら
れた高位センサPS1、中位センサPS2、及び、低位
センサPS3の全ての受光センサが受光可能となってい
る。
【0034】次に、前述したように構成されている本発
明のマッサージ機1の動作を説明する。図1及び図3に
示すように、使用者は背もたれ4の前面に肩を付けた状
態でマッサージ機1に着座し、手にしているリモートコ
ントローラ14の何れかの操作ボタンを押す。
【0035】そうすると、リモートコントローラ14は
赤外光の信号を発し、この信号は、背もたれ4に配置さ
れている少なくとも高位センサPS1に入力される。そ
の結果、マッサージ機1の図4に示す制御部19のマイ
コン19Aは、図8に示す割込処理を開始する。
【0036】すなわち、ステップS1で高位センサPS
1への入力の有無が判定される。通常は、リモートコン
トローラ14の発光部23(図4参照)を背もたれ4側
に向けて何れかの操作をすれば、高位センサPS1へ赤
外光が入力されるので、ステップS2へ移行し、ここ
で、中位センサPS2への入力の有無が判定される。
【0037】この際、図5(a)、(b)に示すように
使用者の座高が高く、中位センサPS2が肩に遮光され
て入力が無かった場合には、ステップS3へ移行し「肩
位置高」の状態にセットされる。
【0038】「肩位置高」では、図2に示す昇降体10
を上下動させる場合に、上昇動作から下降動作へ反転さ
せる位置を図4に示す上反転スイッチLS1で検出し、
昇降体10のマッサージローラ7が座高の高い使用者の
肩位置付近まで上昇した時点で昇降体10を反転下降さ
せる制御を行う。
【0039】一方、図6(a)、(b)に示すように、
使用者の座高が中程度で、中位センサPS2の位置が肩
より上にあり、リモートコントローラ14からの赤外光
を受光した場合には、図8においてステップS2からス
テップS4へ移行する。
【0040】なお、リモートコントローラ14の操作位
置によって、左右の中位センサPS2の一方へ入射する
赤外光が使用者の首や頭に遮光される場合があるが、そ
の場合でも他方の中位センサPS2が受光すればステッ
プS2へ移行する。
【0041】ステップS4では、低位センサPS3への
入力の有無が判定されるが、図6に示す場合において
は、低位センサPS3は、使用者の肩によってリモート
コントローラ14からの赤外線が遮られて入力されない
ので、ステップS5へ移行し、「肩位置中」の状態にセ
ットされる。
【0042】「肩位置中」では、図2に示す昇降体10
を上下動させる場合に、上昇動作から下降動作へ反転さ
せる位置を図4に示す上反転スイッチLS2で検出し、
昇降体10のマッサージローラ7が座高の中程度の使用
者の肩位置付近まで上昇した時点で反転下降させる制御
を行う。
【0043】また、図7(a)、(b)に示すように、
使用者の座高が低く、低位センサPS3の位置が肩より
上にあり、左右一対の低位センサPS3の少なくとも一
方がリモートコントローラ14からの赤外光を受光した
場合には、図8においてステップS4からステップS6
へ移行し、「肩位置低」の状態にセットされる。
【0044】「肩位置低」では、図2に示す昇降体10
を上下動させる場合に、上昇動作から下降動作へ反転さ
せる位置を図4に示す上反転スイッチLS3で検出し、
昇降体10のマッサージローラ7が座高の低い使用者の
肩位置付近まで上昇した時点で反転下降させる制御を行
う。
【0045】なお、制御部19のマイコン19Aでは、
前述したような割込処理がリモートコントローラ14を
操作するたびに行われ、割込処理を終了した後にリモー
トコントローラ14に入力された処理、例えば、揉み動
作、叩き動作等を実行する。
【0046】一方、背もたれ4の傾倒動作(リクライニ
ング動作)は、本実施形態においては、リモートコント
ローラ14に設けられている図示しないリクライニング
ボタンを操作することで、これも図示していない背もた
れ傾動用モータを駆動して行うことができるようになっ
ている。
【0047】図9は背もたれ4を傾倒させた状態を示し
ており、同じ使用者であっても、図3に示す位置から図
9に示す位置まで背もたれ4を後方に倒していくと、こ
れに伴って肩位置が下がっていく。
【0048】一方、前述した図8に示す割込処理は、リ
モートコントローラ14のマッサージ動作を選択する操
作ボタンを押す毎に行われ、背もたれ4の傾斜角度を変
更した場合でも、マッサージローラ7の反転下降する肩
位置を適正な位置に再設定することができる。
【0049】なお、マッサージローラ7の反転下降する
肩位置を設定するための、図8に示す割込処理は、リモ
ートコントローラ14の操作によって赤外光が発せられ
る毎に行われれるため、リモートコントローラ14によ
ってマッサージ機1の電源を入れる場合や、背もたれ4
の傾倒動作を行う場合にも行われるが、その後、マッサ
ージ動作を操作ボタンで指令すると、その動作を行う直
前に、再度肩位置の設定が行われる。
【0050】また、本実施形態においては、昇降体10
(図2参照)を上下動させる場合に、昇降体10の上方
反転位置を3つの上反転スイッチLS1、LS2、LS
3により、また、下方反転位置を下反転スイッチLS4
で検出しているが、これらのスイッチを用いる代わり
に、例えば、昇降体10を昇降駆動するモータにパルス
モータを用い、その回転軸に取り付けたロータリエンコ
ーダのパルスをカウントして昇降体10の位置を検出す
るようにしてもよい。
【0051】また、本実施形態では背もたれ4に、高位
センサPS1、中位センサPS2、低位センサPS3の
3つの受光センサを設けているが、昇降体の上方反転位
置をより細かく設定できるように、背もたれ4には4つ
以上の受光センサを上下方向に配列してもよい。
【0052】また、リモートコントローラ14から発す
る赤外光を確実に受光するために、この実施形態では、
受光センサPS1、PS2、PS3を両肩の位置にそれ
ぞれ対応させて上下方向に平行して2列設けているが、
受光センサは、両肩の対応位置にそれぞれ複数列、上下
方向に配列してもよく、また、片方の肩の位置にのみに
対応させて上下方向に1列だけ設けるようにしてもよ
い。
【0053】なお、受光センサを上下方向に一列だけ設
ける場合には、これらの受光センサへ入射する赤外光が
頭や首で遮られない位置でリモートコントローラを操作
する必要がある。また、本実施形態の椅子型マッサージ
機1は、背もたれ4が傾動可能に構成されているが、背
もたれは固定されていてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、ローラ等のマッサージ部材が上昇動作
から下降動作へ反転する際の反転位置を、使用者自ら自
分の肩の高さに合わせて設定する操作が不要であり、特
に、一台のマッサージ機を体格の異なる複数の人間が使
用する場合に、使用者が替わる毎に、それぞれの体格に
合わせて前記反転位置を設定し直す煩わしさを解消する
ことができる。
【0055】しかも、使用者の肩位置を検出するため
に、赤外線式のリモートコントローラを操作するときに
発せられる赤外光を利用しているため、背もたれ前面側
に複数の受光センサを配置することで使用者の肩位置を
簡単に検出することができる。
【0056】その結果、従来の赤外線式のリモートコン
トローラで操作可能な椅子型マッサージ機に僅かな設計
変更を施すだけで、本発明の椅子型マッサージ機を容易
に製作することができる。
【0057】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の受光センサを背もたれ前面中央に対して左右対称に少
なくとも2列配置しているため、使用者がリモートコン
トローラを身体の中央より左右何れかに偏った位置で操
作して、左右何れかの列の受光センサへ入射する赤外光
が使用者の首や頭で遮光された場合でも、反対側の列の
受光センサでリモートコントローラからの光を受光で
き、肩位置の検出を確実に行うことができる。
【0058】さらに、請求項3記載の発明によれば、背
もたれが、リモートコントローラの操作によって着座部
後方へ傾動する構造の椅子型マッサージ機において、背
もたれの傾斜角度を途中で変更した場合でも、マッサー
ジ部材の反転下降する位置を自動的に再設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の椅子型マッサージ機の外観を示す斜
視図である。
【図2】 本発明の椅子型マッサージ機の正面図であ
る。
【図3】 本発明の椅子型マッサージ機の側面図であ
る。
【図4】 本発明の椅子型マッサージ機に内蔵されてい
るマッサージ機構を制御する制御回路のブロック図であ
る。
【図5】 座高の高い使用者が椅子型マッサージ機に着
座してリモートコントローラを操作した場合の説明図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】 座高の中程度の使用者が椅子型マッサージ機
に着座してリモートコントローラを操作した場合の説明
図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図7】 座高の低いの使用者が椅子型マッサージ機に
着座してリモートコントローラを操作した場合の説明図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】 本発明の椅子型マッサージ機における、肩位
置をセットするための割込処理を示すフロー図である。
【図9】 本発明の椅子型マッサージ機における、背も
たれを傾倒させた状態を示す側面図である。
【符号の説明】 1 マッサージ機 2 台枠 3 着座部 4 背もたれ 5、6 肘掛け 7 マッサージローラ(マッサージ部材) 8 マッサージ機構 9 ガイド枠 10 昇降体 11 アーム駆動機構 12 ローラ支持アーム 13 操作パネル 14 リモートコントローラ 15 支持枠 16 クッション材 17 外装布 18 電源部 19 制御部(肩位置設定手段) 19A マイコン 20 制御部 20A マイコン 21 制御部 22 表示部 23 発光部 PS1 高位センサ(受光センサ) PS2 中位センサ(受光センサ) PS3 低位センサ(受光センサ) LS1 上反転スイッチ(高) LS2 上反転スイッチ(中) LS3 上反転スイッチ(低) LS4 下反転スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下運動可能なマッサージ部材によって
    身体の背中側をマッサージするマッサージ機構が背もた
    れに内蔵され、少なくとも前記マッサージ機構の動作を
    赤外線式のリモートコントローラによって操作できるよ
    うにした椅子型マッサージ機において、 背もたれ前面に互いに高さを異ならせて配置され、使用
    者がマッサージ機の着座部に座ってリモートコントロー
    ラを操作をしたときに、前記リモートコントローラが発
    する赤外光を受光する複数の受光センサと、 使用者の肩に遮光された受光センサの位置から肩位置を
    判定し、前記判定結果に基づいてマッサージ部材を上下
    方向に運動させる際に肩位置近傍で上昇方向から下降方
    向へ反転させる位置を自動設定する肩位置設定手段とを
    備えたことを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 【請求項2】 複数の受光センサは、背もたれ前面中央
    に対して左右対称に少なくとも2列配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の椅子型マッサージ機。
  3. 【請求項3】 背もたれがリモートコントローラの操作
    によって着座部後方へ傾動するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の椅子型マッサージ
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1629816A1 (en) 2004-08-30 2006-03-01 Omron Healthcare Co., Ltd. Massager
EP1629817A1 (en) 2004-08-30 2006-03-01 Omron Healthcare Co., Ltd. Massager
KR101679989B1 (ko) 2015-12-15 2016-11-25 현대다이모스(주) 안마장치

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