JP4101121B2 - 双方向番組視聴機器および双方向番組視聴システム - Google Patents

双方向番組視聴機器および双方向番組視聴システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、双方向番組が提供する双方向サービスを利用する際に用いるリモコン装置を制御するものであり、特に、双方向サービスで利用するリモコン装置のボタンの操作を簡単に行うための双方向番組視聴機器および双方向番組視聴システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、テレビ受像機や音響製品、空調機器等の電化製品にはリモコン装置が付属することが多く、リモコン装置を操作することによって本体から離れた場所で本体を簡単に遠隔操作できるようになっている。以下、テレビ受像機(以下、テレビと称する)に付属するリモコン装置を用いてテレビを操作する例を用いて説明する。
【0003】
現在、テレビに付属するリモコン装置は、いずれもテレビ本体のチャンネル切り換えや音量調節等の操作を行うことができる。予めリモコン装置には、これらチャンネル切り換えや音量調節用の操作キーが割り当てられており、所望する操作キーを操作することにより、リモコン装置からテレビ本体に対して対応する制御信号を赤外線電波等により送信し、テレビ本体が制御信号を解読して操作に対応したチャンネル切り換えや音量調節を行うようになっている。このように、一般的なリモコン装置は、リモコン装置からテレビに向けた一方向に操作指示を送信するようになっている。
【0004】
また、近年、テレビ放送のデジタル化が推進されており、例えば現在はBSデジタル放送が普及しつつある。BSデジタル放送では、単に放送番組を視聴するに限らず、視聴者が放送番組に参加できる双方向サービスが提供されている。このようなBSデジタル放送を視聴可能なBSデジタルテレビ、BSデジタルチューナ等の受信機器に付属するリモコン装置は、上記の双方向サービスを利用するために高機能化されている。受信機器は、双方向双方向番組を放送しているときに双方向番組スクリプトを実行し、番組内容に合わせた問題に対して視聴者がリモコン装置を用いた回答結果を双方向番組の情報受け付け装置に対して電話回線等を介して送信する。双方向番組スクリプトは、この回答結果を所定数蓄積した後にまとめて送信するようプログラムされているものもある。
【0005】
図8は、従来の双方向サービスを利用可能なリモコン装置を示す図である。このリモコン装置800は、電源ボタン801と、チャンネル選択の数字キー802(領域3)および上下ボタン803等、の従来から用いられているボタンの他に、各種のボタンが追加して設けられている。
【0006】
追加されたボタンとしては、地上波、BSデジタル、CSデジタルの各放送を切り換えるための放送切換ボタン805と、番組内のデータ画面を表示するためのデータ(d)ボタン806と、機能設定用の十字カーソルボタンおよび決定ボタン807(領域1)と、4色(青、赤、緑、黄)のカラーボタン808(領域2)と、番組表ボタン809などがある。双方向サービスを利用可能な放送番組では、上記の各領域1〜3のボタンがよく使用されている。このような双方向サービスを利用するためのリモコン装置800についても、リモコン装置からテレビに向けた一方向に操作指示を送信するようになっている。
【0007】
このほか、テレビ等の被制御機器からリモコン装置に向けて状態データ信号を送信する構成のものがある(例えば、特許文献1参照。)。このリモコン装置は、受信した状態データ信号に対応して有効なリモコンキーを発行する。これにより、テレビの状態に対応してリモコン装置の表示を変えることができるようになっている。また、宅内ネットワーク上の新機器または新機能に対応した制御プログラムをインターネット、およびその機器を経由してリモコン装置が受信する構成のものがある(例えば、特許文献2参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−317986号公報
【特許文献2】
特開2001−320784号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような双方向サービスを利用できるリモコン装置800は、双方向サービスを利用するための操作に必要なボタンが多数増えたため、双方向サービスを利用するために必要なボタンを見つけるのに手間取ったり、誤って他のボタンを操作する等の問題が生じた。
【0010】
また、双方向サービスを利用可能な双方向番組は、番組別に利用可能なボタンの意味やボタンの有効/無効の状態が変わる。例えば、クイズ番組において、二者択一を回答する際に用いるボタンがカラーボタン808であるとき、番組によって4色のカラーボタン808(808a〜808d)のうち、使用するカラーのボタンが異なる。このため、操作者は、青ボタン808aと赤ボタン808bを用いるのか、あるいは青ボタン808aと黄ボタン808dを用いるのか等、放送番組の画面を注意深く見ていなければならず、煩わしいとともに、操作誤りも生じやすい。
【0011】
また、カラーボタン808のうち、青ボタン808aを押そうとして隣接するデータ(d)ボタン806を操作してしまうと、双方向番組スクリプトが終了することになる。同様に、十字カーソルボタン807のうち上ボタン807aを押そうとして誤って便利機能ボタン810を押したり、右ボタン807bを押そうとして、戻るボタン811を押したり、下ボタン807cを押そうとして隣接する裏番組ボタン812や、形状の似ている(上下形状)チャンネル選択用の上下ボタン803を押すことがある。
【0012】
また、領域3に位置するチャンネル選択の数字キー802の機能について混同しやすい。双方向番組によっては、この数字キー802がチャンネル切り換え用として機能する場合と、数字入力用として切り換えて機能する場合がある。このため、双方向番組で数字を入力操作するつもりでこの数字キー802を操作すると、チャンネルが切り替わる。
【0013】
これらの場合、いずれも双方向番組スクリプトの実行が実行途中で終了することになる。双方向番組スクリプトが、回答結果を所定数蓄積した後にまとめて送信するようプログラムされているものである場合には、実行終了によりそれまで蓄積されていた回答結果が送信されず無駄になる。特に、視聴者参加型のクイズやモグラたたきゲームのように、複数のボタンを短時間で選択操作することが要求されるような双方向番組では、押し間違いが視聴者にとって大きなストレスとなる。加えて、単なる操作間違いによって双方向サービスが不意に終了すると、双方向番組への参加意欲が著しく阻害される等の問題も生じる。
【0014】
このため、双方向番組では、各番組の放送ごとにリモコン装置の操作内容についての説明をかなりの長時間行っているのが現状である。その結果、本来の番組内容を放送する時間が実質的に短かくなるばかりでなく、定期的な視聴者にとっては既に覚えているリモコン装置の操作内容を毎回の放送ごとに聞くことになり煩わしさが生じた。以上説明したリモコン装置の操作にかかる問題は、基本的に視聴者がテレビ画面を見ており、リモコン装置のボタン位置等を容易に確認できない状態でリモコン装置を操作しなければならないことに起因している。このため、リモコン装置に液晶ディスプレイを装備してその都度ボタンの機能を表示する、いわゆる「ソフトキーボード」の構成を採ったとしても上述した誤操作等の問題を解決することはできない。
【0015】
今後、地上波テレビ放送についてもデジタル化し、このようなデジタル放送サービスの潜在的利用者が増え、上記のような双方向番組の種類も増加していくと推測できる。幅広いユーザ層に対して双方向番組サービスの積極的な利用を促すためには、上記のような単純な誤操作時の不具合を解消する必要がある。
【0016】
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、双方向番組が提供する双方向サービスを利用する際に必要なボタンの操作を簡単に行え、かつボタンの誤操作を防止し、リモコン装置の操作性を向上できる双方向番組視聴機器および双方向番組視聴システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、双方向番組視聴機器は、双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の情報をリモコン装置から受信して該双方向番組に送信する双方向番組視聴機器において、前記双方向番組の受信の有無に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換手段と、前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作を有効にするリモコン制御信号を前記リモコン装置に送信するリモコン制御手段と、を備える。
【0018】
上記構成の双方向番組視聴機器は、受信をしている信号から双方向番組か否かを判断し、その判断結果に基づいて、リモコン装置に対して、双方向番組の要求に対する返信の入力に用いる一部のキーの操作の有効/無効を設定させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる双方向番組視聴機器および双方向番組視聴システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明の双方向リモコン装置を示す図である。この双方向リモコン装置100は、操作ボタンとして、電源ボタン101と、チャンネル等選択用の数字キー102(領域3)および上下ボタン103と、地上波、BSデジタル、CSデジタルの各放送を切り換えるための放送切換ボタン104と、番組内のデータ画面を表示するためのデータ(d)ボタン105と、機能設定用の十字カーソルボタンおよび決定ボタン106(領域1)と、4色(青、赤、緑、黄)のカラーボタン107(領域2)と、番組表ボタン108などを有している。
【0020】
はじめに、BSデジタル放送を例にとり、双方向番組が双方向サービスを提供しているときのリモコン装置の操作例について説明する。双方向サービス時におけるリモコン装置の操作方法は、次のように非常に多様な操作形態がある。以下、双方向番組内でクイズやゲーム等が出題され、視聴者が出題内容を回答するときに双方向リモコン装置100を操作する場合を例に説明する。
【0021】
a)複数の選択肢から一つを選択する場合
・二者択一のとき
領域2のカラーボタン107のうち、青、赤ボタンを選択操作する。あるいは、青、黄ボタンを選択操作する。
・三者択一のとき
領域2のカラーボタン107のうち、青、赤、緑ボタンを選択操作する。あるいは、赤、緑、黄ボタンを選択操作する。
・四者択一のとき
領域2のカラーボタン107の4色(青、赤、緑、黄)ボタンを選択操作する。
・五者択一以上のとき
領域1の十字カーソルボタン106のうち上下キーで選択肢の項目にカーソルを合わせた後に、決定ボタンを選択操作する。あるいは、領域3の数字キー102により選択肢の番号を入力する。9者択一のときには、領域3の数字キー102により選択肢の番号を入力する。
【0022】
b)テレビ画面上の位置や、画面上のキャラクタの移動方向を指定する場合
・領域1の十字カーソルボタン106を操作する。
c)数字を指定するもの
・領域3の数字キー102により何桁かの数字を入力する。
以上のように、双方向番組の番組や出題内容に応じて、双方向リモコン装置100に設けられているボタンのうち選択操作するボタンは変更される。
【0023】
次に、図2は、本発明の実施の形態である放送受信装置の構成を示すブロック図である。図2に示す放送受信装置は、テレビ本体200と、上記の双方向リモコン装置100によって構成されている。テレビ本体200には、アンテナ等を介して受信した放送番組の放送信号を復調するチューナ201が設けられている。この放送信号は、放送番組を表示するための表示用信号に加えて、双方向番組の際には、双方向番組の処理の流れを記述したプログラム、例えば、双方向番組放送中に双方向リモコン装置100の操作内容を番組に反映させるための双方向番組スクリプトが、併せて送信される。この双方向番組スクリプトは、例えばBSデジタル放送のコンテンツ記述に用いられるXMLベースのマックアップ言語であるBML(Broadcast Markup Language)で記述されたものを用いることができる。チューナ201は、受信した放送信号から一般放送番組の表示用信号と、上記プログラムとを分別し、一般放送用番組の表示用信号を番組表示部202に出力する。また、双方向番組の際には、双方向番組スクリプトを双方向番組実行部203に出力する。
【0024】
番組表示部202は、入力された表示用信号によってビデオ信号と音声信号を取り出し、ビデオ信号は表示部204に出力し、音声信号はスピーカ205に出力する。表示部204は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ等の表示体と、この表示体を駆動する駆動回路からなる。
【0025】
双方向番組実行部203は、入力された双方向番組スクリプトを実行し、双方向番組が提供する双方向サービスを視聴者に提供する。そして、この双方向番組の表示用信号を番組表示部202に出力する。番組表示部202は、双方向番組のときについても同様に表示部204に表示用のビデオ信号を出力し、スピーカ205に音声信号を出力する。
【0026】
そして、双方向番組実行部203は、入力された双方向番組スクリプトの実行により、双方向リモコン装置100のリモコン制御指示をリモコン制御部206に出力する。具体的には、双方向番組内で視聴者からの入力処理を行う場面になると、双方向番組実行部203が実行中の双方向番組スクリプトから、リモコン制御部206に対して、双方向リモコン装置100に設けられた各ボタンの有効/無効の設定情報や、ボタンの強調表示の設定情報等のリモコン制御指示を出力する。
【0027】
リモコン制御部206は、入力されたリモコン制御指示に基づき、双方向リモコン装置100が有するボタンのうち双方向サービスに利用するボタンを決定し、この決定したボタンを有効にするためのリモコン制御信号を双方向リモコン装置100に送信する。リモコン受信部207は、双方向リモコン装置100のボタンを操作したときの操作信号を受信し、一般放送番組放送時には、チューナ201あるいは番組表示部202に対して放送番組のチャンネル切り換えや音量調節等を指示する出力を行う(接続ラインは不図示)。また、双方向番組放送時には、この双方向番組で有効なボタンの操作信号を受信し、双方向番組に対して送信するための入力情報を双方向番組実行部203に出力する。双方向番組実行部203は、この入力情報を双方向番組の情報受け付け装置に電話回線等(不図示)を介して送信する。
【0028】
次に、図3は、双方向リモコン装置の内部構成を示すブロック図である。双方向リモコン装置100は、テレビ本体200から送信されるリモコン制御信号に基づき、一般放送番組の放送時(通常モード)と、双方向番組の放送時(双方向モード)とでは、使用可能(有効)なボタンが異なる制御を行う。
【0029】
受信部302は、テレビ本体200から送信されたリモコン制御信号を受信し、リモコン制御判断部303に出力する。送信部301は、リモコン制御判断部303が出力するリモコン装置の操作信号をテレビ本体200に送信する。リモコン制御判断部303は、受信部302からリモコン制御信号を受信したとき、双方向サービスが提供され、利用可能な双方向モードであると判断する。また、リモコン制御信号を受信しないときには、通常モードであると判断する。そして、それぞれのモードに対応したボタン動作制御信号をボタン動作制御部304に出力する。
【0030】
ボタン動作制御部304は、ボタン動作制御信号に基づき、通常モードにおいては、双方向リモコン装置100に設けられた各ボタン(操作部)305の操作を有効にする。また、双方向モードのときには、双方向リモコン装置100に設けられた各ボタン(操作部)305のうち、双方向サービスを利用するためのボタンの操作のみを有効にし、他のボタンの操作を無効にする。有効にするボタンの設定情報は、リモコン制御信号に含まれて送信される。
【0031】
ボタン操作検出部306は、操作部305を構成するボタンの操作を検出し、操作されたボタンに対応する操作信号をリモコン制御判断部303に出力する。これにより、上記のようにリモコン制御判断部303は送信部301を介して操作信号をテレビ本体200に送信する。ところで、ボタン操作検出部306は、ボタン動作制御部304によるボタンの有効/無効制御と、検出されたボタンに対応した操作信号の出力の有無を連動させている。具体的には、双方向サービス提供時、ボタン操作検出306は、ボタン動作制御部304が有効としたボタンについてのみ操作を検出し、対応する操作信号を出力する構成となっている。
【0032】
次に、上記ボタン動作制御部304が実行するボタンの有効/無効制御について説明する。図4は、この発明の双方向リモコン装置100が双方向モードのときのボタン設定状態を示す図である。図4に示した各構成のうち、図1と同様の構成部には同一の符号を附している。
【0033】
リモコン制御判断部303は、テレビ本体200から送信されたリモコン制御信号に基づき双方向モードと判断したときに、図中上部に設けられた双方向ランプ401を連続点灯させる。これにより、双方向番組による制御中であることを操作者に視覚的に伝える。この双方向ランプ401は、双方向モードが継続している期間、継続して点灯制御される。双方向モードは、テレビ本体200から双方向番組の終了による双方向番組スクリプトの終了通知か、リセット信号が送信されたとき、あるいは、双方向リモコン装置100のリセットボタン402を操作したときに終了する。リセットボタン402は、誤操作防止のために、図4に示すようにピン等の挿入で操作可能であり、容易に操作できない側面内部や底面等に設ける。また、表出する個所に設けるときには、所定時間以上操作し続けたときにリセットできるように回路構成するなどが望ましい。このリセットボタン402は、テレビ本体200と双方向リモコン装置100との間の連携(情報伝送等を含む)が正常に行えないとき操作し、双方向リモコン装置100のボタンを初期化し、通常モードに戻すこともできる。
【0034】
そして、ボタン動作制御部304は、この双方向モードのとき、このリモコン制御信号に含まれるボタン設定情報により、操作を有効あるいは無効にするボタンを設定する。例えば、上述した双方向番組スクリプトがカラーボタン107の赤、緑、黄色を用いた三者択一の選択を要求したときには、図4に示すように、領域2のカラーボタン107(107a〜107d)のうち、該当するボタン107b,107c,107dの操作のみを有効と設定する。他の全てのボタンは無効に設定する。但し、常時有効にすべきボタンがあるとき、例えば電源スイッチ101などの該当するボタンについては有効/無効の対象から外して常時有効にしてもよい。
【0035】
これらカラーボタン107は、上記各色の発光体が内蔵された発光スイッチ、あるいは各ボタンの側部に配置することもできる。このような発光による強調表示により、有効な色のボタンを操作者に容易に知らせることができるようになる。このほか、他に有効となるボタンは、上述した領域1の十字カーソルボタンおよび決定ボタン106や、数字キー102(領域3)がある。これらのボタンについても同様に、操作が有効なときに発光する構成にできる。これらは、いずれも双方向番組の放送中に上記の双方向番組スクリプトが選択要求するボタンの操作のみを有効にする。なお、双方向番組スクリプトが有効として設定されたボタンは、表示部204上の上部にバー状等として、放送番組とともにボタンごとの選択肢の内容として一覧表示されるようになっている。
【0036】
したがって、操作者は、有効としてボタン設定されたボタンを間違えずに操作することができるようになり、双方向番組への参加および回答等を正確かつ円滑に実行できるようになる。また、有効なボタン以外である無効なボタンを操作したときには、ボタン操作検出部306がこの操作を無効とするため、双方向モードが不意に終了することがなく、双方向番組を有意義に視聴および参加できるようになる。
【0037】
次に、以上説明したテレビ本体200および双方向リモコン装置100の動作内容について説明する。図5は、テレビ本体から双方向リモコン装置に対するボタン制御の制御手順を示すフローチャートである。テレビ本体200は、チューナ201が放送信号を受信して、放送番組を表示部204およびスピーカ205に出力する。この放送信号とともに、双方向番組スクリプトを受信した場合(ステップS501:Yes)、この双方向番組スクリプトは双方向番組実行部203に出力される。双方向番組実行部203は、双方向番組であると判断し(ステップS502)、双方向番組スクリプトを実行する(ステップS503)。
【0038】
そして、双方向番組内で視聴者からの入力処理を行う場面になると、双方向番組実行部203は、実行中の双方向番組スクリプトに基づき、リモコン制御部206に対して双方向リモコン装置100に設けられた各ボタンの有効/無効の設定情報や、ボタンの強調表示等のリモコン制御指示を出力する。これにより、リモコン制御部206は、双方向リモコン装置100に対してリモコン制御信号を送信する(ステップS504)。
【0039】
これにより、双方向リモコン装置100に対するボタンの設定に関する情報を送信できる。この後、双方向リモコン装置100がリモコン制御信号に基づいてボタン設定を行うことになる。双方向リモコン装置100は、ボタンの設定後に、設定確認信号をテレビ本体200に対して送信する構成にしてもよい。このような場合、設定確認信号の受信の有無を確認し、受信を確認できれば(ステップS505:Yes)、双方向リモコン装置100に対する1回のボタン設定に関する処理を終了する。なお、設定確認信号の受信がないときには(ステップS505:No)、ステップS504に戻り再度、リモコン制御信号の送信を試みる。このほか、設定確認信号の受信待ちがタイムアウト時間に達したり、前記再送信の回数が規定回数に達したときには、双方向リモコン装置100に対するボタン設定が正常に行えなかったと判断し、双方向番組のスクリプトを強制終了するよう構成してもよい。
【0040】
一方、ステップS501において、受信が放送信号だけであり、双方向番組スクリプトを受信しない場合には(ステップS501:No)、現在の放送が通常番組であるか判断する(ステップS510)。通常番組でなければ(ステップS510:No)、双方向番組であると判断し(ステップS502)、ステップS503以降の処理を実行する。現在の放送が通常番組であれば(ステップS510:Yes)、双方向番組スクリプトが実行中であるか判断する(ステップS511)。双方向番組スクリプトが実行中であれば(ステップS511:Yes)、双方向リモコン装置100に対してリセット信号を送信する(ステップS512)。双方向番組スクリプトが実行中でなければ(ステップS511:No)、双方向リモコン装置100に対するリセット信号の送信を行わない。
【0041】
そして、双方向リモコン装置100がボタンの設定後に、設定確認信号をテレビ本体200に対して送信する構成である場合には、上述したステップS505の処理を実行し、双方向リモコン装置100から設定確認信号を受信すれば(ステップS505:Yes)、処理を終了し、設定確認信号の受信がなければ(ステップS505:No)、ステップS512を再度実行する。このほか、設定確認信号の受信待ちがタイムアウト時間に達したり、前記再送信の回数が規定回数に達したときには、双方向リモコン装置100に対するボタン設定が正常に行えなかったと判断し、双方向番組のスクリプトを強制終了するよう構成してもよい。
【0042】
次に、図6は、双方向リモコン装置のモード切り換え手順を示すフローチャートである。双方向リモコン装置100は、テレビ本体200から送信されたリモコン制御信号を受信すると(ステップS601:Yes)、双方向モードであると判断し(ステップS602)、双方向リモコン装置100の双方向ランプ401を連続点灯させる。リモコン制御信号には、双方向リモコン装置100に設けられた各ボタンの有効/無効の設定情報や、ボタンの強調表示のボタン設定情報が含まれており、このリモコン制御信号に基づいて各ボタンの設定を行い(ステップS603)、終了する。具体的な設定内容は、例えば、図4を用いて説明したように、双方向モードのときに領域1〜3のボタンのうち、双方向番組スクリプトの実行により選択操作が必要なボタンだけを選択的に有効にする。このとき、有効にしたボタン以外は無効にすることにより誤操作を防止できる。したがって、誤って有効なボタン以外のボタン、例えば、上下ボタン103を押しても無効にでき、双方向番組の視聴を継続することができる。このほか、上述したように、操作可能なボタンを発光表示させることもできる。
【0043】
一方、リモコン制御信号を受信しないとき(ステップS601:No)、リセット信号の受信の有無を判断する(ステップS604)。リセット信号を受信したときには(ステップS604:Yes)、通常モードと判断し、それまで双方向モードであったときには通常モードにモードを切り換える(ステップS605)。そして、双方向モードのときのボタン設定を初期状態に戻し(ステップS606)、終了する。これにより、双方向リモコン装置100の各ボタンに対する有効/無効の設定が解除され、通常モードにより全てのボタンが操作可能となる。なお、ステップS604において、リセット信号を受信しないときには(ステップS604:No)、モードの切り換えを行わずに終了する。この場合、再度ステップS601に復帰したり、タイムアウト時間を設けて、タイムアウト時に自動的に通常モードにモードを切り換える構成にもできる。
【0044】
次に、双方向リモコン装置100の操作によるテレビ本体の制御について説明する。テレビ本体200の双方向番組実行部203は、上述(図5参照)したように、通常番組放送時には、通常モードによる制御を実行し、双方向番組放送時には、双方向番組スクリプトの実行に基づき、双方向モードによる制御を実行する。また、双方向リモコン装置100は、図6を用いて説明したように、全てのボタンが操作可能な通常モードと、双方向番組の問題回答用等に特定のボタンだけが有効とされた双方向モードとを有している。したがって、テレビ本体200側では、現在いずれの動作モードを実行しているか把握しており、双方向リモコン装置100から送信される操作信号を受信するだけで、この動作モードにしたがった制御を実行する。換言すれば、双方向リモコン装置100側から操作信号を送信する都度、現在の動作モードを併せて送信する必要はない。
【0045】
図7は、双方向リモコン装置の操作によるテレビ本体の制御手順を示すフローチャートである。双方向番組放送による双方向モード時の制御内容を記載している。テレビ本体200は、双方向リモコン装置100から操作信号の受信を待機している(ステップS701:No)。そして、リモコン受信部207が操作信号を受信すると(ステップS701:Yes)、双方向番組実行部203は、この操作信号が正当な操作に基づき送信されたものであるか判断する(ステップS702)。
【0046】
操作信号が正当な操作によるものと判断できれば(ステップS702:Yes)、操作信号が示す操作に対応した入力情報を双方向番組の情報受け付け装置に送信する(ステップS703)。一方、操作信号が正当な操作と判断できないときには(ステップS702:No)、双方向モードを解除して通常モードに移行する。また、リモコン制御部206からリセット信号を双方向リモコン装置100に送信する(ステップS704)。これにより、双方向リモコン装置100は、各ボタンの設定が初期状態に戻される。それまで双方向モードであった場合には通常モードに切り換えられる(詳細は図6参照)。上述した、操作信号の正当な操作に関する判断の有無は、他のリモコン装置を用いて送信された操作信号である場合等、双方向番組を視聴している操作者以外の者による故意、あるいは不正な操作を排除するため等に行う処理である。これにより、双方向番組に対して双方向リモコン装置100を用いた正当な者による番組参加が可能となり、視聴者のセキュリティを保護できるようになる。
【0047】
以上説明した実施形態の構成によれば、双方向番組の視聴中は、操作が有効なボタン以外のボタンを押しても無視されるため、誤ったボタン操作を行っても双方向番組への参加を継続できるようになる。また、有効なボタンを発光により案内することにより、操作が必要なボタンを容易かつ正確に選択することができるようになる。
【0048】
また、上記の実施の形態では、双方向リモコン装置100側で利用可能なボタンを設定し、利用不能なボタンを押した場合に、対応するリモコン信号をテレビ本体200に送信しない構成とした。これに限らず、双方向リモコン装置100側で利用可能なボタンを設定した後、利用不能なボタンを押した場合に、このボタンに対応するリモコン信号をテレビ本体200に送信した後、テレビ本体200側でこの送信された信号に対する処理を無効にする構成としてもよい。このように、双方向リモコン装置100に設けた操作判断の機能(リモコン制御判断部303等)をテレビ本体200側に設けてもよい。
【0049】
そして、上記の実施の形態では、放送受信装置としてチューナ内蔵のテレビと、双方向リモコン装置の組み合わせを例に説明したが、チューナと双方向リモコン装置の組み合わせであっても同様に適用することができる。この場合、図2に示したテレビ本体200がチューナの全体構成に相当し、うち、図2に示した表示部204とスピーカ205がチューナに接続されたテレビ受像機等を用いて外付けされた構成となる点が相違するのみであり、双方向リモコン装置100が有する上述した各機能は同様である。
【0050】
また、双方向リモコン装置100の他の用途としては、視聴者の誤操作を防ぐだけでなく、操作可能なボタンを発光させることにより、双方向番組側から特定の視聴者に対してのみ情報通知を行うという、新たな展開も可能となる。例えば、双方向リモコン装置100の双方向ランプ401(図4参照)や、有効なボタンが発光している視聴者だけが回答資格を持つようにできる。また、問題に対する未回答中の期間は、ボタンを消灯させ、視聴者が回答した後に押したボタンが発光するよう制御することにより、視聴者が回答(操作)したボタンを回答後であっても確認できるようになる。このほか、双方向番組のクイズの正解が発表されたときに、正解に対応する選択肢のボタンが発光して視聴者に知らしめる。このような制御は、上述した双方向番組スクリプトの実行により簡単に構成できる。なお、上記実施の形態では、発光体を連続して発光表示する構成としたが、状態別に連続と、点滅を切り換える構成にすることもできる。
【0051】
以上説明したこの発明によれば、双方向番組を視聴する際に用いる双方向リモコン装置の操作性を向上することができるため、この双方向リモコン装置を搭載(付属)したテレビ受信機や、チューナの販売を拡大できるようになる。また、双方向リモコン装置の操作性向上によって双方向番組が有する視聴者参加の双方向性(インタラクティブ性)を向上でき、視聴者の増加と、広告宣伝、マーケティング、双方向番組販売にかかる事業機会の拡大が期待できる。
【0052】
(付記1)双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の入力をリモコン装置を用いて操作する双方向番組視聴機器の制御方法において、
前記双方向番組の受信の有無に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換工程と、
前記モード切換工程により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作が有効となるよう設定するボタン設定工程と、
を含むことを特徴とする双方向番組視聴機器の制御方法。
【0053】
(付記2)前記モード切換工程により前記双方向番組視聴機器が双方向番組のモードにあるとき、前記リモコン装置に設けられたボタンの操作信号を受信すると、該操作信号が示す前記返答の情報を前記双方向番組の返答受け付け手段に送信する情報送出工程を含むことを特徴とする付記1に記載の双方向番組視聴機器の制御方法。
【0054】
(付記3)双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の入力を双方向番組視聴機器を介して前記双方向番組に送信する双方向リモコン装置の制御方法において、
視聴している番組が通常の放送番組であるか、あるいは前記双方向番組であるかに対応して前記双方向番組視聴機器から送信されるモード情報に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換工程と、
前記モード切換工程により双方向番組のモードとなったとき、複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作が有効となるよう設定するボタン設定工程と、
前記モード切換工程により双方向番組のモードとなったとき、前記ボタン設定工程により操作が有効となるよう設定した前記一部のボタンの操作信号のみを前記双方向番組視聴機器に送信する送信工程と、
を含むことを特徴とする双方向リモコン装置の制御方法。
【0055】
(付記4)前記ボタン設定工程は、
前記一部のボタンの操作が有効となるよう設定したとき、前記有効となる一部のボタンの内部あるいは近傍に設けられた発光体を発光制御することを特徴とする付記3に記載の双方向リモコン装置の制御方法。
【0056】
(付記5)前記ボタン設定工程は、
前記一部のボタンの操作が有効となるよう設定してから該設定を解除するまでの間、前記双方向番組のモードが継続していることを示すための表示体を発光制御することを特徴とする付記3または4に記載の双方向リモコン装置の制御方法。
【0057】
(付記6)双方向番組を双方向番組視聴機器を用いて視聴する際に、前記双方向番組の要求に対する返答の入力をリモコン装置を用いて操作する双方向番組視聴方法において、
前記双方向番組の受信の有無に基づき、前記双方向番組視聴機器を通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換工程と、
前記モード切換工程により前記双方向番組視聴機器が双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作が有効となるよう設定するボタン設定工程と、
前記映像機器が双方向番組のモードとなったとき、前記ボタン設定工程により操作が有効となるよう設定した前記一部のボタンの操作信号のみを前記双方向番組視聴機器に送信する送信工程と、
を含むことを特徴とする双方向番組視聴方法。
【0058】
(付記7)双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の情報をリモコン装置から受信して該双方向番組に送信する双方向番組視聴機器において、
前記双方向番組の受信の有無に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換手段と、
前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作を有効にするリモコン制御信号を前記リモコン装置に送信するリモコン制御手段と、
を備えたことを特徴とする双方向番組視聴機器。
【0059】
(付記8)前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置から送信された前記ボタンの操作信号を受信すると、該操作信号が示す前記返答の情報を前記双方向番組の返答受け付け手段に送信する情報送出手段を備えたことを特徴とする付記7に記載の双方向番組視聴機器。
【0060】
(付記9)前記双方向番組視聴機器は、
前記双方向番組を受信し、該双方向番組の映像と音声を出力するチューナと、
前記チューナが受信した双方向番組の映像を表示する表示手段と、
前記チューナが受信した双方向番組の音声を出力する音声出力手段と、
を備えたテレビからなることを特徴とする付記7または8に記載の双方向番組視聴機器。
【0061】
(付記10)前記双方向番組視聴機器は、
前記双方向番組を受信し、該双方向番組の映像と音声をそれぞれの出力端子から出力するチューナであることを特徴とする付記7または8に記載の双方向番組視聴機器。
【0062】
(付記11)被制御機器との間において双方向に情報を送受する双方向リモコン装置において、
前記被制御機器に対するリモコン操作指示を操作入力するための複数のボタンと、
前記被制御機器からボタン設定に関するリモコン制御情報を受信すると、前記複数のボタンのうち一部のボタンの操作が有効となるよう設定するボタン制御手段と、
前記複数のボタンの操作信号を前記被制御機器に送信し、前記ボタン設定に関するリモコン制御情報を受信したときには、前記ボタン制御手段により操作が有効となるよう設定した前記一部のボタンの操作信号のみを前記被制御機器に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする双方向リモコン装置。
【0063】
(付記12)前記有効となる一部のボタンの内部あるいは近傍に発光体が設けられ、
前記ボタン制御手段は、前記一部のボタンの操作が有効となるよう設定したとき、該有効となるボタンに対応する前記発光体を発光制御することを特徴とする付記11に記載の双方向リモコン装置。
【0064】
(付記13)前記ボタン制御手段は、前記一部のボタンの操作が有効となるよう設定してから該設定を解除するまでの間、該設定状態が継続していることを示すために設けられた表示体を発光制御することを特徴とする付記11または12に記載の双方向リモコン装置。
【0065】
(付記14)前記ボタン制御手段は、リセットボタンの操作に基づいて前記一部のボタンの操作が有効となるよう設定した状態を解除することを特徴とする付記11〜13のいずれか一つに記載の双方向リモコン装置。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、双方向番組を視聴するとリモコン装置に設けられたボタンのうち双方向サービスを利用するためのボタンの操作が有効となるように設定されるため、無効として設定されたボタンを操作しても双方向サービスが終了することがなく、双方向サービスを継続して受けることができ、また、双方向サービスを利用するための機器の操作性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の双方向リモコン装置を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態である放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】双方向リモコン装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の双方向リモコン装置における双方向モードのときのボタン設定状態を示す図である。
【図5】テレビ本体から双方向リモコン装置に対するボタン制御の制御手順を示すフローチャートである。
【図6】双方向リモコン装置のモード切り換え手順を示すフローチャートである。
【図7】双方向リモコン装置の操作によるテレビ本体の制御手順を示すフローチャートである。
【図8】従来の双方向サービスを利用可能なリモコン装置を示す図である。
【符号の説明】
100 双方向リモコン装置
102 数字キー(領域3)
106 十字カーソルボタンおよび決定ボタン(領域1)
107 カラーボタン(領域2)
200 テレビ本体
201 チューナ
202 番組表示部
203 双方向番組実行部
204 表示部
205 スピーカ
206 リモコン制御部
207 リモコン受信部
301 送信部
302 受信部
303 リモコン制御判断部
304 ボタン動作制御部
305 操作部
306 ボタン操作検出部
401 双方向ランプ

Claims (3)

  1. 双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の情報をリモコン装置から受信して該双方向番組に送信する双方向番組視聴機器において、
    前記双方向番組の受信の有無に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換手段と、
    前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作を有効にするリモコン制御信号を前記リモコン装置に送信するリモコン制御手段と、
    を備えたことを特徴とする双方向番組視聴機器。
  2. 前記モード切替手段は、双方向番組スクリプトの受信に基づき前記双方向番組の受信であると判断することを特徴とする請求項1に記載の双方向番組視聴機器。
  3. 双方向番組を視聴する際に、該双方向番組の要求に対する返答の情報を送信するリモコン装置と、当該リモコン装置から受信した情報を該双方向番組に送信する双方向番組視聴機器とを備えた双方向番組視聴システムにおいて、
    前記双方向番組視聴機器は、
    前記双方向番組の受信の有無に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換手段と、
    前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記リモコン装置に設けられた複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作を有効にするリモコン制御信号を前記リモコン装置に送信するリモコン制御手段と、を備え、
    前記リモコン装置は、
    前記双方向番組視聴機器により視聴している番組が通常の放送番組であるか、あるいは前記双方向番組であるかに対応して前記双方向番組視聴機器から送信されるモード情報に基づき、通常放送番組のモード、あるいは、双方向番組のモードのいずれかに切り換えるモード切換手段と、
    前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、複数のボタンのうち前記双方向番組の要求に対する返答の入力に用いる一部のボタンの操作が有効となるよう設定するボタン設定手段と、
    前記モード切換手段により双方向番組のモードとなったとき、前記ボタン設定手段により操作が有効となるよう設定した前記一部のボタンの操作信号のみを前記双方向番組視聴機器に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする双方向番組視聴システム。
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