JP2015126703A5 - - Google Patents

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JP2015126703A5
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両軸受リールのピニオンギア及び両軸受リール
本発明は、両軸受リールのピニオンギア、特に、ハンドルの回転をスプールに伝達する駆動ギアにかみ合い、スプール軸方向の移動によりクラッチ機構として機能するピニオンギアに関する。また、本発明は、上記のピニオンギアを有する両軸受リールに、関する。
両軸受リールでは、ピニオンギアが、上記のクラッチ機構及び回転伝達機構として、機能する(特許文献1を参照)。クラッチ機構は、ハンドルの回転をスプールに伝達する連結状態と、この伝達を解除する連結解除状態とに切り換える。クラッチ機構は、スプール軸に設けられるクラッチピンと、クラッチピンに係合する溝部を有する筒状のピニオンギアとから、構成されている。回転伝達機構では、ピニオンギアが、ハンドルに連動して回転する駆動ギアにかみ合って、スプールを回転させる。
ピニオンギアは、スプール軸の外周側に回転自在かつ軸方向移動自在に装着される。ピニオンギアの両端部には2つの支持部が設けられており、2つの支持部は軸受により支持されている。また、ピニオンギアの中央部には、駆動ギアにかみ合うギア部が、設けられている。すなわち、2つの支持部の間にはギア部が設けられている。ギア部は、一端側の支持部(以下、第1支持部と記す)から間隔を隔てて配置され、他端側の支持部(以下、第2支持部と記す)に隣接して配置されている。さらに、ギア部と第1支持部との間には、クラッチ機構が係合するクラッチ制御部が、設けられている。
特開2009−82027号公報
従来のピニオンギアには、クラッチ機構に係合するクラッチ制御部が、設けられている。クラッチ制御部は、ギア部と一端側の軸受との間に設けられており、環状且つ溝状に形成されている。すなわち、クラッチ制御部は、くびれ部である。
このタイプのピニオンギアでは、クラッチ機構の係合部とギア部の間、つまり動力(トルク)を伝達するくびれ部が最も小径で薄肉となるため、このくびれ部でねじれやたわみ変形を起こしやすい。くびれ部で変形すると、ギア部での噛み合いに誤差が生じ、ギアフィーリングが悪化してしまうおそれがある。特に、ギア部の歯底径がくびれ部の外径より小径になる場合、ギア部の歯底がくびれ部に干渉するおそれがあり、この傾向が顕著になる。
同様に、ギア部に隣接する第2支持部も、ギア部の歯底との干渉を避けるために、歯底径より小径に形成する必要がある。これにより、第2支持部は、ピニオンギアの回転時にピニオンギアを滑らかに支持し、且つクラッチをスムーズに動作させることができる。ここで、ピニオンギアが第1支持部及び第2支持部によって両端支持された状態では、ギア部には駆動ギアがかみ合うので、くびれ部を第2支持部より小径に形成した場合、くびれ部のたわみ変形が、非常に大きくなるおそれがある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、両軸受リールにおいて、ピニオンギアの剛性を向上するとともに、ギアフィーリングを向上することにある。
発明1に係る両軸受リールのピニオンギアは、ハンドルの回転をスプールに伝達する駆動ギアに、かみ合う。また、このピニオンギアは、スプール軸方向の移動によりクラッチ機構として機能する。なお、ハンドルは、両軸受リールのリール本体に回転自在に設けられている。
本ピニオンギアは、本体部と、第1支持部と、第2支持部と、ギア部と、クラッチ制御部とを、備えている。本体部は、筒状に形成されている。本体部の内周部には、スプール軸が配置される。第1支持部は、本体部の一端側に設けられている。第1支持部は、第1軸受を介して、回転自在かつ軸方向移動自在にリール本体に支持される。第2支持部は、本体部の他端側に設けられている。第2支持部は、第2軸受を介して、回転自在かつ軸方向移動自在にリール本体に支持される。ギア部は、第1支持部及び第2支持部の間において、第1支持部と間隔を隔てて配置される。ギア部は、駆動ギアとかみ合い可能である。クラッチ制御部は、クラッチ機構を構成する。クラッチ制御部は、第1支持部とギア部との間に配置される。ここで、クラッチ制御部の外径は、第2支持部の外径より大きく、且つギア部の歯底径より小さい。
本ピニオンギアでは、クラッチ制御部の外径が、第2支持部の外径より大きく形成されているので、第1支持部及び第2支持部の間で駆動ギアがギア部にかみ合ったとしても、クラッチ制御部は、ねじれやたわみ変形を起こしにくい。すなわち、本構成では、クラッチ制御部の剛性を向上することができる。また、クラッチ制御部におけるねじれや撓み変形を抑制することによって、ギアフィーリングを向上することができる。さらに、クラッチ制御部の外径は、ギア部の歯底径より小さく形成されているので、ギア部との干渉を避けることができ、ギアフィーリングを向上することができる。
発明2に係る両軸受リールのピニオンギアでは、発明1に記載のピニオンギアにおいて、ギア部のモジュール(ピッチ円直径/歯数)が、0.1以上0.4以下である。
本ピニオンギアでは、モジュールが0.1以上0.4以下の範囲になるように、ギア部が形成されている。すなわち、ギア部のモジュールが、従来技術のモジュールと比較して非常に小さい。このため、本ギア部の歯底径は、従来技術のギア部の歯底径より、大きく形成することができる。これにより、クラッチ制御部の外径を、第2支持部の外径より大きくしても、クラッチ制御部にギア部の歯底径が干渉しないようにすることができる。すなわち、ギアフィーリングを向上することができる。
発明3に係る両軸受リールは、釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールである。本両軸受リールは、リール本体と、ハンドルと、スプールと、スプール軸と、回転伝達機構と、クラッチ機構と、第1軸受と、第2軸受とを、備える。ハンドルは、リール本体の側部に回転可能に設けられる。糸巻き用のスプールは、リール本体に回転自在に支持される。スプール軸は、スプールに設けられる。回転伝達機構は、ハンドルの回転をスプールに伝達する。回転伝達機構は、駆動ギアとピニオンギアとを、有している。
駆動ギアは、ハンドルに連動して回転可能である。ピニオンギアは、上述した発明1又は2に記載のピニオンギアである。クラッチ機構は、ハンドルとスプールとが連結される連結状態と、ハンドルとスプールとが連結解除される連結解除状態とに、設定される。第1軸受は、リール本体に設けられる。第1軸受は、第1支持部を回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。第2軸受は、リール本体に設けられる。第2軸受は、第2支持部を回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。
本両軸受リールでは、ピニオンギアが、上述した発明1又は2と同様に構成されているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、ピニオンギアの剛性を向上するとともに、ギアフィーリングを向上することができる。
本発明の一実施形態による両軸受リールの背面図。 両軸受リールのハンドル側から見た側面図。 図2の切断線III−IIIによる断面図。 図2の切断線IV−IVよる断面図。 図2の切断線V−Vよる断面図。 回転伝達機構及びクラッチ機構を含む分解斜視図。 ピニオンギアの断面図。 ピニオンギアの斜視図。 めっき皮膜の断面模式図。 モジュールを説明するためのギア部の模式図。
両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールである。両軸受リール100は、図1及び図2に示すように、ベイトキャスト用の小型のロープロフィール型のリールである。両軸受リール100は、リール本体1と、リール本体1の側方に回転可能に設けられるスプール回転用のハンドル2と、ハンドル2よりもリール本体1側に配置されるドラグ力調整用のスタードラグ3とを、備える。また、両軸受リール100は、糸巻用のスプール12と、スプール軸16と、回転伝達機構18と、クラッチ機構13と、ドラグ機構21と、を備える。
<リール本体>
リール本体1は、図1、図3、図4、図5及び図6に示すように、フレーム5と、フレーム5の両側方を覆う第1側カバー6a及び第2側カバー6bと、を有する。また、リール本体1は、フレーム5の前方を覆う前カバー8aと、第1側カバー6aにねじ等によって固定される軸支持部8bと、をさらに有する。
フレーム5は、ハンドル2と逆側の第1側板7aと、第1側板7aと対向して配置されるハンドル2側の第2側板7bと、第1側板7aと第2側板7bとを連結する複数の連結部7cと、を有する。第1側板7aには、スプール12が通過可能な開口7dが形成される。開口7dには、軸支持部8bが着脱可能に連結される。上側の連結部7cは、サムレストとして使用される。下側の連結部7cには、竿装着部7eが一体形成される。
リール本体1の第1側板7aと第2側板7bの間には、糸巻き用のスプール12が回転自在かつ着脱可能に装着される。第2側板7bには、図6に示すように、それぞれ貫通孔を有する第1ボス部7f及び第2ボス部7gが形成される。第1ボス部7fは、ハンドル2が連結される後述する駆動軸30の基端を回転自在に支持するために設けられる。第2ボス部7gは、ピニオンギア32を回転自在かつ軸方向移動可能に支持するために設けられる。
図4に示すように、第1側カバー6aは、軸支持部8bを介して第1側板7aに着脱可能に連結される。図6に示すように、第2側カバー6bは、第3ボス部6c及び第4ボス部6dを有する。第3ボス部6cは、駆動軸30を回転自在に支持するために設けられる。第4ボス部6dは、スプール12が固定されるスプール軸16及びピニオンギア32を支持するために設けられる。
軸支持部8bは、図4に示すように、有底筒状の部材である。軸支持部8bの内周部には、筒状の軸受収納部8cが形成される。軸受収納部8cは、スプール軸16の一端を支持する軸受24aを内部に収納する。
第1側板7aと第2側板7bの間には、図3、図4、及び図5に示すように、スプール12と、スプール12内に釣り糸を均一に巻き付けるためのレベルワインド機構15と、サミングを行う場合の親指の当てとなるクラッチ操作部材17とが配置される。クラッチ操作部材17は、スプール軸16回りに揺動してクラッチ機構13を連結状態と解除状態とに切り換え操作するために設けられる。クラッチ操作部材17は、図2に実線で示すクラッチオン位置と、二点鎖線で示すクラッチオフ位置とに揺動する。
第2側板7bと第2側カバー6bとの間には、図3、図4、及び図5に示すように、回転伝達機構18と、クラッチ機構13と、クラッチ制御機構19と、ドラグ機構21と、キャスティングコントロール機構22と、が配置される。
回転伝達機構18は、ハンドル2の回転をスプール12に伝達する機構である。また、回転伝達機構18は、ハンドル2の回転をレベルワインド機構15に伝える機構でもある。なお、回転伝達機構18の構成については、後述する。
クラッチ機構13は、ハンドル2とスプール12とが連結される連結状態と、ハンドル2とスプール12とが連結解除される連結解除状態とに、状態を設定する機構である。なお、クラッチ機構13については、後述する<スプール及びスプール軸>の説明において、その構成を説明する。
クラッチ制御機構19は、クラッチ操作部材17の操作に応じてクラッチ機構13の係脱及び制御を行うための機構である。クラッチ制御機構19は、図6に示すように、クラッチヨーク39とクラッチカム44とクラッチプレート45とを有する公知の構造である。
キャスティングコントロール機構22は、スプール12の回転時の抵抗力を調整するための制動機構である。さらに、第1側板7aと第1側カバー6aとの間には、遠心力によってスプール12を制動するスプール制動装置23が配置される。スプール制動装置23は、キャスティング時のバックラッシュを抑えるための装置である。なお、キャスティングコントロール機構22の構成については、後述する。
ドラグ機構21は、連結状態のとき、駆動ギア31を介してスプール12の糸繰り出し方向の回転を制動する。なお、ドラグ機構21の構成については、後述する。
<スプール及びスプール軸>
図4に示すように、スプール12は、リール本体1に回転自在に支持される。スプール12は、外周に釣り糸が巻き付けられる筒状の糸巻胴部12aと、左右一対のフランジ部12bと、ボス部12cと、を有する。フランジ部12bは、糸巻胴部12aの両端にそれぞれ径方向外方に一体的に突出して設けられる。ボス部12cは、スプール軸16に圧入等の適宜の固定手段により固定される。このように、スプール12は、スプール軸16に一体回転可能に連結される。
スプール軸16は、スプール12に設けられる。スプール軸16は、図4及び図5に示すように、第2側板7bを貫通して第2側カバー6bの外方に延びる。スプール軸16の一端は、軸支持部8bの軸受収納部8cに収納される軸受24aによって回転自在に支持される。またスプール軸16の他端は、第2側カバー6bに設けられる第4ボス部6d内で軸受24bによって回転自在に支持される。このように、スプール軸16はリール本体1に2箇所で軸受によって支持される。
スプール軸16は、第2側板7bの第2ボス部7gを貫通する。この貫通部分には、クラッチ機構13を構成するクラッチピン20が固定される。クラッチピン20は、クラッチ機構13を構成するクラッチ部の一例である。クラッチピン20は、径方向に沿ってスプール軸16を貫通し、その両端がスプール軸16から径方向に突出する。スプール軸16のクラッチピン20が貫通するピン貫通部16aは、スプール軸16のスプール12を固定する部分と同様に大径に形成される。
<回転伝達機構>
回転伝達機構18は、図3に示すように、ハンドル2が一体回転可能に連結される駆動軸30と、駆動軸30に装着される駆動ギア31と、駆動ギア31にかみ合うピニオンギア32(図4、図5及び図6参照)と、駆動軸30に一体回転可能に連結される第1ギア33と、第1ギア33に噛み合う第2ギア34と、を有する。第2ギア34は、レベルワインド機構15をハンドル2の回転に応じて左右に往復移動するために設けられる。
駆動軸30は、例えばステンレス合金製であり、図3及び図6に示すように、大径の鍔部30aを有する。駆動軸30は、第2側板7bの第1ボス部7fに装着された軸受43と、第2側カバー6bの第3ボス部6cに装着されたワンウェイクラッチ40とによってリール本体1に回転自在に支持される。駆動軸30は、ローラ型のワンウェイクラッチ40により糸巻取方向のみ回転可能である。駆動軸30には、ドラグ機構21のドラグ力を受けるドラグ受け部材としてのラチェットホイール36が一体回転可能に装着される。ラチェットホイール36は、駆動ギア31と鍔部30aとの間に配置される。ラチェットホイール36は、ドラグ受け部材として機能するとともに、クラッチ機構13を連結解除状態から連結状態に戻すクラッチ戻し機構としても機能する。さらに、ワンウェイクラッチ40と並列に配置された爪式のワンウェイクラッチとしても機能する。
図3に示すように、駆動軸30には、駆動ギア31が回転自在に装着される。また、駆動軸30には、ドラグ機構21のドラグ板37が一体回転可能に装着される。また、駆動軸30には、スタードラグ3のドラグナット3aが螺合する。駆動軸30の先端部には、ハンドル2が一体回転可能に装着される。また、駆動軸30の先端部には、ハンドル2を駆動軸30に固定するためのナット53が、螺合する。このようにして、駆動ギア31は、ハンドル2に連動して回転可能である。一方で、駆動軸30の基端には、第1ギア33が一体回転可能に装着される。第2ギア34は、図5に示すように、レベルワインド機構15の螺軸15aに一体回転可能に連結される。
図4から図7に示すように、ピニオンギア32は、ハンドル2の回転をスプール12に伝達する駆動ギア31に、かみ合う。また、このピニオンギア32は、スプール軸16が延びる方向への移動により、クラッチ機構13として機能する。
ピニオンギア32は、例えばステンレス合金製又は黄銅合金等の金属製の部材である。ピニオンギア32は、スプール軸16が中心を貫通する段付きの貫通孔32hを有する筒状部材である。ピニオンギア32は、両端がリール本体1に回転自在に支持される。具体的には、ピニオンギア32は、一端が第2側板7bの第2ボス部7gに軸受38aにより回転自在に支持され、他端が第2側カバー6bの第4ボス部6dに軸受38bにより回転自在に支持される。
軸受38aは、リール本体1に設けられる。軸受38aは、後述する第1支持部32aを、回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。軸受38bは、リール本体1に設けられる。軸受38bは、後述する第2支持部32dを、回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。軸受38aは第1軸受の一例である。軸受38bは、第2軸受の一例である。
このようにピニオンギア32がリール本体1に両端で支持されるので、ピニオンギア32が傾きにくくなり、ピニオンギア32がスプール軸16と接触しない。このため、スプール12の自由回転の回転速度が減速しにくい。
ピニオンギア32は、軸受38a及び軸受38bによって、リール本体1にスプール軸方向に移動自在にも支持される。ピニオンギア32は、図6、図7及び図8に示すように、本体部32mと、第1支持部32aと、ギア部32bと、くびれ部32cと、第2支持部32dと、めっき皮膜32eと、を有する。くびれ部32cは、クラッチ制御部の一例である。
本体部32mは、筒状に形成されている。本体部32mの一端側には、第1支持部32aが設けられている。本体部32mの他端側には、第2支持部32dが設けられている。本体部32mの中央部には、ギア部32b及びくびれ部32cが設けられている。第1支持部32a、ギア部32b、くびれ部32c、及び第2支持部32dそれぞれの詳細については、以下で説明する。
第1支持部32aは、本体部32mの一端部に設けられている。具体的には、第1支持部32aは、本体部32mの一端部に設けられ、軸受38aを介して回転自在かつ軸方向移動自在にリール本体1(第2側板7bの第2ボス部7g)に支持される。
第1支持部32aは、クラッチ係合部32gを有する。クラッチ係合部32gは、クラッチピン20が係合する複数の係合溝32fを、有する。係合溝32fは、径方向に沿って形成される。複数の係合溝32fは、例えば、90度交差して径方向に沿って2本設けられている。
ギア部32bは、第1支持部32aと間隔を隔てて配置される。ギア部32bは、駆動ギア31にかみ合い可能である。具体的には、ギア部32bは、モジュールM(ピッチ円直径d/歯数z)が0.1以上0.4以下の範囲になるように、形成されている。すなわち、モジュールは、「0.1≦M(=d/z)≦0.4」の範囲に設定されている。ピッチ円直径dは、図10に示すようにギア部の仮想直径である。なお、図10の最大円は、ギア部32bの歯先円を示している。また、図10では、ギア部32bの外周に形成される歯の表示は、省略されている。
また、ギア部32bには、上述したように、駆動ギア31にかみ合う。このため、駆動ギア31のモジュールmも、ギア部32bと同様に、「0.1≦m(=d/z)≦0.4」の範囲に設定されている。
さらに、ギア部32bは、ギア部32bを除く部分の加工が終了した後に、形成される。詳細には、まず、ギア部32bを除く部分が、加工される。次に、貫通孔32hが塞がれ、ピニオンギア32に対して、めっき皮膜32eが形成される。最後に、ギア部32bに対して、歯切り等の適宜の機械加工が施される。このため、ギア部32bには、めっき皮膜32eは形成されない。
くびれ部32cは、クラッチ機構13を構成する。くびれ部32cは、第1支持部32aとギア部32bとの間に配置される。くびれ部32cの外径D1は、第1支持部32aより小径である。詳細には、くびれ部32cの外径D1は、第1支持部32aの最大径D4より小径である(D4>D1)。また、くびれ部32cの外径D1は、第2支持部32dの外径D2よりも大きい(D1>D2)。さらに、くびれ部32cの外径D1は、ギア部32bの歯底径D3より小さい(D1<D3)。すなわち、くびれ部32cの外径D1は、ギア部32bの歯底径D3より小さく、且つ第2支持部32dの外径D2よりも大きい(D3>D1>D2)。また、くびれ部32cの外径D1は、第1支持部32aの最大径D4より小径であり、且つ第2支持部32dの外径D2よりも大きい(D4>D1>D2)。
このように、くびれ部32cが、駆動ギア31がかみ合うギア部32bと、スプール軸16に連結されるクラッチ係合部32gとの間に配置された状態において、くびれ部32cの外径D1を第支持部32dの外径D2よりも大きく形成することによって、ピニオンギア32の剛性を向上させ、且つピニオンギア32の回転伝達効率を向上させている。
くびれ部32cには、クラッチ制御機構19を構成するクラッチヨーク39が係合する。クラッチヨーク39は、クラッチ操作部材17が図2に二点鎖線で示すクラッチオフ位置にあると、図4に示すオフ位置に配置される。また、クラッチ操作部材17が図2に実線で示すクラッチオン位置にあると、クラッチヨーク39は、図4に示すオフ位置よりスプール12に接近した側(図5左側)の図5に示すオン位置にピニオンギア32とともに移動する。これにより、クラッチピン20が係合溝32fと係合してクラッチ機構13がクラッチオン状態になる。したがって、クラッチ機構13は、クラッチピン20とピニオンギア32とにより構成される。なお、クラッチヨーク39は、一対のコイルばね35(図6参照)によってオン位置に付勢される。
このように、ピニオンギア32は、回転伝達機構18を構成し、ハンドル2に連動して回転して、ハンドル2の回転をスプール12に伝達するとともに、クラッチ操作部材17の操作に応じてスプール軸16の方向に往復移動する。くびれ部32cの外径D1は、第2支持部32dの外径D2よりも大きい。これにより、ピニオンギア32の剛性が高くなり、ピニオンギア32が捩れにくくなる。このため、ピニオンギア32がねじれやたわみ変形を起こしにくくなるとともに、その回転伝達効率が高くなる。
第2支持部32dは、本体部32mの他端部に設けられている。具体的には、第2支持部32dは、本体部32mの他端部に設けられ、軸受38bを介してリール本体1(第2側カバー6bの第4ボス部6d)に回転自在かつ軸方向移動自在に支持される。軸受38bは、第4ボス部6d内で、スプール軸16を支持する軸受24bとスペーサ42を挟んで配置される。
めっき皮膜32eは、図7及び図8に示すように、少なくとも第1支持部32aの外周面に形成される。この実施形態では、めっき皮膜32eは、図7に太線で示すとともに、図8にドットで示すように、第1支持部32aの外周面に加えて、くびれ部32c、第2支持部32d及び係合溝32fに形成される。
めっき皮膜32eは、図9に示すように、フッ素樹脂含有無電解ニッケルめっき皮膜90である。フッ素樹脂含有無電解ニッケルめっき皮膜90は、フッ素樹脂の微粒子を実質的に均一にニッケルめっき溶液内に分散共析させて形成された複合めっき皮膜である。フッ素樹脂含有無電解ニッケルめっき皮膜90に用いるフッ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、及びエチレン・クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)からなる群から選択される。好ましくは、フッ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。
なお、図では、ドットにより、フッ素樹脂を模式的に図示する。フッ素樹脂含有無電解ニッケルめっき皮膜90の膜厚は、例えば2μmから20μmの範囲であり、好ましくは、5μmから15μmの範囲である。フッ素樹脂の共析量は、めっき液全体の例えば1.5から10重量パーセントである。
このような構成されたピニオンギア32は、筒状の金属素材を機械加工してギア部32bの歯切りを除いてクラッチ係合部32gを含む第1支持部32a、くびれ部32c、第2支持部32d、及び貫通孔32hを形成する。そして、貫通孔32hを塞いでめっき槽に素材を漬けて無電解めっき処理をおこなう。めっき処理が終わると、ギア部32bを歯切り加工する。
<ドラグ機構>
ドラグ機構21は、スタードラグ3によりドラグ力が調整される。ドラグ機構21は、図3及び図6に示すように、ワンウェイクラッチ40の内輪40aを介して、ハンドル2の回転及びスタードラグ3の押圧力が伝達される。ドラグ機構21は、内輪40aに一体回転可能に連結されるドラグ板37(図3参照)と、ラチェットホイール36と、を有する。ドラグ板37と駆動ギア31との間、及び駆動ギア31とラチェットホイール36との間には、ドラグ作動時に駆動ギア31が滑らかに滑るようにするためにフェルト製またはグラファイト製の第1ドラグ座金41a及び第2ドラグ座金41bが装着される。
<キャスティングコントロール機構>
キャスティングコントロール機構22は、図4及び図5に示すように、第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bと、制動キャップ52と、を有する。第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bは、スプール軸16の両端を挟むように配置される。制動キャップ52は、第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bによるスプール軸16の挟持力を調節するための部材である。第1摩擦プレート51aは、制動キャップ52内に配置される。制動キャップ52は、第4ボス部6dの外周面に螺合する。第2摩擦プレート51bは、軸支持部8b内に装着される。
<スプール制動装置>
スプール制動装置23は、図5に示すように、回転部材62と、複数(例えば6つ)のブレーキシュー64と、ブレーキドラム66と、移動機構68と、を備える。スプール制動装置23はスプール軸16及び軸支持部8bに装着される。複数のブレーキシュー64は、回転部材62に揺動可能かつ着脱自在に弾性係合されている。ブレーキドラム66は、ブレーキシュー64の径方向内方に配置され、揺動するブレーキシュー64に外周面が接触する。移動機構68は、ブレーキシュー64とブレーキドラム66とをスプール軸16の軸方向に相対移動可能かつ位置決め可能である。
回転部材62は、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の合成樹脂製の概ね円形の部材である。回転部材62は、スプール軸16に圧入固定され、スプール軸16により軸方向に位置決めされる。また、回転部材62は、スプール軸16に固定され、スプール12の回転に連動して回転する。スプール12が回転すると、ブレーキシュー64は、遠心力によって、揺動軸63cを中心として図5の反時計回りに揺動する。そして、ブレーキシュー64とブレーキドラム66との摩擦によりスプール12が制動される。このときの制動力は、接触位置でのブレーキシュー64の重心位置及び揺動角度に依存するため、移動機構68によってブレーキドラム66の位置を調整することで、制動力を調整することができる。なお、操作部材60を回転させることによってブレーキドラム66の位置を調整することができる。
このように構成された両軸受リール100のピニオンギア32では、リール本体1の第2側板7bの第2ボス部7gに軸受38aを介して回転自在かつ軸方向移動自在に支持される第1支持部32aの外周面にめっき皮膜90が形成される。めっき皮膜90は、表面粗さが機械加工面よりも小さくなるため、軸受38aの内周面と第1支持部32aとの摺動抵抗を小さくすることができる。ここでは、カラーなどの摺動抵抗を小さくするための部材を用いることなく軸受38aと第1支持部32aとの摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、軸受38aの大型化及びピニオンギア32の強度の低下を招くことなく、軸受38aを介してリール本体1に支持されたピニオンギア32を円滑に軸方向に移動させることができる。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)本両軸受リール100のピニオンギア32は、ハンドル2の回転をスプール12に伝達する駆動ギア31に、かみ合う。また、このピニオンギア32は、スプール軸方向の移動によりクラッチ機構13として機能する。なお、ハンドル2は、両軸受リール100のリール本体1に回転自在に設けられている。
本ピニオンギア32は、本体部32mと、第1支持部32aと、第2支持部32dと、ギア部32bと、くびれ部32cとを、備えている。本体部32mは、筒状に形成されている。本体部32mの内周部には、スプール軸16が配置される。第1支持部32aは、本体部32mの一端側に設けられている。第1支持部32aは、軸受38aを介して、回転自在かつ軸方向移動自在にリール本体1に支持される。第2支持部32dは、本体部32mの他端側に設けられている。第2支持部32dは、軸受38bを介して、回転自在かつ軸方向移動自在にリール本体1に支持される。ギア部32bは、第1支持部32a及び第2支持部32dの間において、第1支持部32aと間隔を隔てて配置される。ギア部32bは、駆動ギア31とかみ合い可能である。くびれ部32cは、クラッチ機構13を構成する。くびれ部32cは、第1支持部32aとギア部32bとの間に配置される。ここで、くびれ部32cの外径D1は、第2支持部32dの外径D2より大きく、且つギア部32bの歯底径D3より小さい。
本ピニオンギア32では、くびれ部32cの外径D1が第2支持部32dの外径D2より大きく形成されているので、第1支持部32a及び第2支持部32dの間で駆動ギア31がギア部32bにかみ合ったとしても、くびれ部32cは、ねじれやたわみ変形を生じにくい。すなわち、本構成では、くびれ部32cの剛性を向上することができる。また、くびれ部32cにおけるねじれや撓み変形を抑制することによって、ギアフィーリングを向上することができる。さらに、くびれ部32cの外径D1は、ギア部32bの歯底径D3より小さく形成されているので、ギア部32bとの干渉を避けることができ、ギアフィーリングを向上することができる。
(B)本両軸受リール100のピニオンギア32では、ギア部32bのモジュールM(=ピッチ円直径d/歯数z)が、0.1以上0.4以下である。
本ピニオンギア32では、モジュールMが0.1以上0.4以下の範囲になるように、ギア部32bが形成されている。すなわち、ギア部32bのモジュールMが、従来技術のモジュールと比較して非常に小さい。このため、本ギア部32bの歯底径D3を、従来技術のギア部32bの歯底径より、大きく形成することができる。これにより、くびれ部32cの外径D1を、第2支持部32dの外径D2より大きくしても、くびれ部32cにギア部32bの歯底径D3が干渉しないようにすることができる。すなわち、ギアフィーリングを向上することができる。
(C)本両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールである。本両軸受リール100は、リール本体1と、ハンドル2と、スプール12と、スプール軸16と、回転伝達機構18と、クラッチ機構13と、軸受38aと、軸受38bとを、備える。ハンドル2は、リール本体1の側部に回転可能に設けられる。糸巻き用のスプール12は、リール本体1に回転自在に支持される。スプール軸16は、スプール12に設けられる。回転伝達機構18は、ハンドル2の回転をスプール12に伝達する。回転伝達機構18は、駆動ギア31とピニオンギア32とを、有している。
駆動ギア31は、ハンドル2に連動して回転可能である。ピニオンギア32は、上述した(A)又は(B)に記載のピニオンギア32である。クラッチ機構13は、ハンドル2とスプール12とが連結される連結状態と、ハンドル2とスプール12とが連結解除される連結解除状態とに、設定される。軸受38aは、リール本体1に設けられる。軸受38aは、第1支持部32aを回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。軸受38bは、リール本体1に設けられる。軸受38bは、第2支持部32dを回転自在且つ軸方向移動可能に、支持する。
本両軸受リール100では、ピニオンギア32が、上述した(A1)又は(B1)と同様に構成されているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)クラッチヨーク及びクラッチカム等の部材を金属製にし、これらの部材にさらにフッ素樹脂含有めっきを施してもよい。この場合、クラッチヨーク及びクラッチカムの形状及び方式には特に限定されず、どのような形状及び方式のものであってもよい。
(b)前記実施形態では、ロープロファイルの両軸受リールを例に本発明を説明したが、丸形の両軸受リール、電動リール及び片軸受リールに設けられるピニオンギアにも本発明を適用できる。
1 リール本体
2 ハンドル
12 スプール
13 クラッチ機構
31 駆動ギア
32 ピニオンギア
32m 本体部
32a 第1支持部
32b ギア部
32c くびれ部(クラッチ制御部の一例)
32d 第2支持部
38a 軸受(第1軸受の一例)
38b 軸受(第2軸受の一例)

Claims (3)

  1. 両軸受リールのリール本体に回転自在に設けられるハンドルの回転をスプールに伝達する駆動ギアにかみ合い、スプール軸方向の移動によりクラッチ機構として機能する両軸受リールのピニオンギアであって、
    筒状に形成され内周部に前記スプール軸が配置される本体部と、
    前記本体部の一端側に設けられ、第1軸受を介して回転自在かつ軸方向移動自在に前記リール本体に支持される第1支持部と、
    前記本体部の他端側に設けられ、第2軸受を介して回転自在かつ軸方向移動自在に前記リール本体に支持される第2支持部と、
    前記第1支持部及び前記第2支持部の間において前記第1支持部と間隔を隔てて配置され前記駆動ギアにかみ合い可能なギア部と、
    前記クラッチ機構を構成し、前記第1支持部と前記ギア部との間に配置されるクラッチ制御部と、
    を備え、
    前記クラッチ制御部の外径は、前記第2支持部の外径より大きく且つ前記ギア部の歯底径より小さい、
    両軸受リールのピニオンギア。
  2. 前記ギア部は、モジュール(ピッチ円直径/歯数)が、0.1以上0.4以下である、
    請求項1に記載の両軸受リールのピニオンギア。
  3. 釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、
    リール本体と、
    前記リール本体の側部に回転可能に設けられるハンドルと、
    前記リール本体に回転自在に支持される糸巻き用のスプールと、
    前記スプールに設けられるスプール軸と、
    前記ハンドルに連動して回転可能な駆動ギアと、請求項1又は2に記載のピニオンギアとを有し、前記ハンドルの回転を前記スプールに伝達するための回転伝達機構と、
    前記ハンドルと前記スプールとが連結される連結状態と、前記ハンドルと前記スプールとが連結解除される連結解除状態とに、状態を変更可能なクラッチ機構と、
    前記リール本体に設けられ、前記第1支持部を回転自在かつ軸方向移動可能に支持するための第1軸受と、
    前記リール本体に設けられ、前記第2支持部を回転自在かつ軸方向移動可能に支持するための第2軸受と、
    を備える両軸受リール。
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