JP7065598B2 - 両軸受リール - Google Patents

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Description

本発明は、両軸受リールに関する。
両軸受リールには、ハンドルの回転力をスプールに伝達及び遮断するためのクラッチ機構が設けられている。クラッチ機構は、スプール軸とピニオンギアとの間に設けられている。ピニオンギアは、スプール軸に一体回転可能に連結される連結位置と、スプール軸との連結が解除される解除位置との間で軸方向に移動可能である。ピニオンギアは、ハンドルの回転力が伝達される駆動ギアに噛み合う(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された両軸受リールでは、スプール軸とピニオンギアとにおいて、軸方向に相対向する面を有している。ピニオンギアが連結位置にあるとき、この相対向する面で弾性材を挟み込んで、ハンドル操作時のスプール軸とピニオンギアとの係合によるガタツキを抑制している。
実用新案登録第2575471号公報
特許文献1に記載のクラッチ機構では、スプール軸とピニオンギアとの相対向する面に弾性材が挟み込まれているため、例えば、ハンドルを高速回転させてピニオンギアにスラスト方向の負荷がかかった場合、弾性体が伸縮を繰り返し、ピニオンギアの軸方向の位置が定まらない。ピニオンギアに大きな負荷がかかった状態では、弾性体が縮んでピニオンギアが軸方向に動いてしまうと、ピニオンギアと駆動ギアとの噛み合いが不安定になり、ピニオンギアの磨耗が激しくなるなど、ピニオンギアと駆動ギアとの噛み合いに支障をきたすおそれがある。また、仮に、特許文献1のクラッチ機構に弾性材を設けなかった場合、スプール軸とピニオンギアとの相対向する面が衝突して異音が発生するおそれがある。
本発明の課題は、スプール軸とピニオンギアとの衝突による異音の発生を防止するとともに、ピニオンギアに負荷がかかった場合であっても、ピニオンギアと駆動ギアの噛み合いを安定させることにある。
本発明に係る両軸受リールは、リール本体と、ハンドルと、スプールと、スプール軸と、クラッチ機構と、ピニオンギアと、弾性部材と、を備えている。ハンドルは、リール本体に対して回転可能である。スプールは、リール本体に対して回転可能である。スプール軸は、スプールに一体回転可能に連結され、第1当接部を有している。クラッチ機構は、ハンドルの回転力をスプールに伝達及び遮断する。ピニオンギアは、内周部をスプール軸が貫通し、スプール軸に一体回転可能に連結される連結位置と、スプール軸との連結が解除される解除位置と、の間でスプール軸の軸方向に移動可能である。ピニオンギアは、内周部で第1当接部と軸方向に当接可能な第2当接部を有している。弾性部材は、ピニオンギアが連結位置にあるとき、ピニオンギアの先端に接触して、スプール軸の第1当接部とピニオンギアの第2当接部とを互いに離れる方向に付勢する。
この両軸受リールでは、ピニオンギアが連結位置にあるとき、スプール軸の第1当接部とピニオンギアの第2当接部とが弾性部材によって互いに離れる方向に付勢されているため、スプール軸とピニオンギアとの衝突による異音の発生を防止できる。また、連結位置にあるピニオンギアにスラスト方向に大きな負荷がかかった場合は、第2当接部に当接可能な第1当接部によって、ピニオンギアの軸方向の位置を位置決めできる。これにより、高負荷状態でのピニオンギアの軸方向移動が禁止され、ピニオンギアとピニオンギアに噛み合うギアとの噛み合いが安定する。
好ましくは、スプール軸は、径方向に凹んで形成された凹部を有し、弾性部材は、凹部に装着されている。この場合は、弾性部材の取り付けが容易になる。
好ましくは、スプール軸の凹部は、連結位置に近づくに従って外径が徐々に小さくなる傾斜部を有し、弾性部材は、凹部を摺動可能であり、凹部の傾斜部によって解除位置側に向けて付勢されている。この場合は、ピニオンギアに大きな負荷がかかり、ピニオンギアが弾性部材を押圧する力が大きくなると、弾性部材がピニオンギアとともに移動する。これにより、ピニオンギアの第2当接部がスプール軸の第1当接部によって位置決めされ易くなる。
好ましくは、弾性部材は、ピニオンギアが連結位置にあるとき、ピニオンギアの先端内周面に接触して、ピニオンギアを径方向外側に向けて付勢する。この場合は、径方向におけるスプール軸とピニオンギアとの接触を抑制することができる。
好ましくは、ピニオンギアの第2当接部は、内周部に設けられた段差部である。
好ましくは、弾性部材はOリングである。
好ましくは、スプール軸は、径方向に突出した係合ピンをさらに有し、ピニオンギアは、連結位置にあるとき、係合ピンに係合する係合凹部を有している。
本発明によれば、スプール軸とピニオンギアとの衝突により発生する異音を防止できるとともに、ピニオンギアに負荷がかかった場合においてピニオンギアの軸方向の移動を禁止でき、ピニオンギアの噛み合いを安定させることができる。
本発明の一実施形態が採用された両軸受リールの側面図。 図1のIII-III線断面図。 ピニオンギアが連結位置にあるときの断面図。 ピニオンギアが解除位置にあるときの断面図。 ピニオンギアが負荷を受けたときの図3に相当する図。 他の実施形態に係る図3に相当する図。
本発明の一実施形態が採用された両軸受リール100は、図1及び図2に示すように、リール本体2、スプール3と、スプール軸4と、ハンドル5と、回転伝達機構10と、クラッチ機構20と、弾性部材30と、を備えている。なお、図1は、リール本体2をハンドル5側から見た側面図である。
なお、以下の説明において、釣りを行うときに、釣糸が繰り出される方向を前、その反対方向を後という。また、左右とは、両軸受リール100を後方から見たときの左右をいう。また、スプール軸4が延びる方向を軸方向という。また、スプール軸4が延びる方向に直交する径方向という。
リール本体2は、図2に示すように、フレーム6と、第1側カバー7と、第2側カバー8と、を有している。フレーム6は、第1側板6aと、第2側板6bと、複数の連結部6cと、を有している。第1側板6aは、フレーム6の右側に配置されている。第1側板6aは、第1ボス部6dを有している。第2側板6bは、第1側板6aと軸方向に間隔を隔てて、フレーム6の左側に配置されている。複数の連結部6cは、軸方向に延びて第1側板6aと第2側板6bとを連結している。
第1側カバー7は、フレーム6の第1側板6aの右側方を覆う。第1側カバー7は、第2ボス部7aを有している。第2側カバー8は、フレーム6の第2側板6bの左側方を覆う。
スプール3は、リール本体2に対して回転可能である。スプール3は、第1側板6aと第2側板6bとの間でリール本体2に回転可能に設けられている。
スプール軸4は、リール本体2の内部を軸方向に延び、スプール3に一体回転可能に連結されている。スプール軸4は、リール本体2に配置された1対の軸受11a,11bにより、リール本体2に回転自在に支持されている。
スプール軸4は、図3に一部を拡大して示すように、第1軸部4aと、第2軸部4bと、第3軸部4cと、を有している。第1軸部4aは、スプール軸4の一端から第1側カバー7内を軸方向に延びている(図2参照)。第2軸部4bは、第1軸部4aの外径よりも大径であり、第1軸部4aに隣接して形成されている。第3軸部4cは、第2軸部4bの外径よりも大径であり、第2軸部4bに隣接して形成されている。
スプール軸4はさらに、第1当接部4dと、凹部4eと、係合ピン4fと、を有している。第1当接部4dは、第2軸部4bと第3軸部4cとにおける径方向の段差で構成されている。
凹部4eは、第3軸部4cの外周に周方向に沿って設けられた溝であり、径方向に凹んで形成されている。凹部4eは、第2軸部4bに近づくにしたがって外径が徐々に小さくなるように傾斜する傾斜部4gを有している。傾斜部4gは、凹部4eの底部に形成されている。
係合ピン4fは、第3軸部4cに固定されている。係合ピン4fは、第3軸部4cを径方向に貫通し、両端がスプール軸4から径方向に突出している。係合ピン4fは、クラッチ機構20の構成の一部である。
ハンドル5は、図1に示すように、リール本体2に対して回転可能であり、リール本体2に回転可能に支持されている。
回転伝達機構10は、ハンドル5の回転をスプール3に伝達する。回転伝達機構10は、図2に示すように、駆動軸13と、駆動ギア14と、ピニオンギア15と、を有している。駆動軸13は、ハンドル5に一体回転可能に連結されている。駆動ギア14は、駆動軸13に装着されている。駆動ギア14には、第1側カバー7内に配置された図示しないドラグ機構を介して、ハンドル5の回転が伝達される。ピニオンギア15は、駆動ギア14に噛み合う。なお、駆動軸13は、駆動軸13の外周に配置された図示しないワンウェイクラッチによって、糸巻き取り方向にのみ回転可能である。
ピニオンギア15は、図2及び図3に示すように、軸方向に延びる筒状の部材であり、駆動ギア14に噛み合うはす歯15aを外周に有している。ピニオンギア15は、内周部をスプール軸4が貫通する。ピニオンギア15は、第1側カバー7の第2ボス部7aに配置された軸受16a、及び第1側板6aの第1ボス部6dの内周部に配置された軸受16b、によってスプール軸4の軸心C回りに回転可能かつ軸方向に移動可能に支持されている。
ピニオンギア15は、スプール軸4に一体回転可能に連結される連結位置と、スプール軸4との連結が解除される解除位置と、の間で軸方向に移動可能である。図3では、連結位置にあるときのピニオンギア15の位置を示し、図4では、解除位置にあるときのピニオンギア15の位置を示している。
ピニオンギア15は、貫通孔15bと、第2当接部15cと、係合凹部15dと、を有している。貫通孔15bは、軸方向に貫通する孔であり、大径孔部15eと、小径孔部15fと、を有している。
大径孔部15eは、内径がスプール軸4の第3軸部4cの外径よりも大径である。ピニオンギア15が連結位置にあるとき、大径孔部15eには、第3軸部4cの端部が隙間を隔てて収容される。小径孔部15fは、大径孔部15eに隣接して設けられている。小径孔部15fは、内径がスプール軸4の第3軸部4cの外径よりも小径である。また、小径孔部15fは、内径がスプール軸4の第1軸部4a及び第2軸部4bの外径よりも大径であり、径方向において、第1軸部4a及び第2軸部4bとの間に隙間が設けられている。この隙間は、キャスティング時のスプール軸4の回転抵抗を軽減するために設けられている。
第2当接部15cは、ピニオンギア15の内周部に設けられている。詳細には、第2当接部15cは、大径孔部15eと小径孔部15fとにおける径方向の段差で構成されている。第2当接部15cは、ピニオンギア15の内周部でスプール軸4の第1当接部4dと軸方向に当接可能である。図3に示すように、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、軸方向において、第1当接部4dと第2当接部15cとの間には隙間が設けられている。
係合凹部15dは、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、係合ピン4fに係合する。係合凹部15dは、係合ピン4fに近接するピニオンギア15の端部に形成されている。係合凹部15dは、軸方向に凹むととともに、径方向に沿って複数形成されている。係合凹部15dは、クラッチ機構20の構成の一部である。
クラッチ機構20は、ハンドル5の回転力をスプール3に伝達及び遮断するための機構である。クラッチ機構20は、係合ピン4fと、係合凹部15dと、で構成されている。クラッチ機構20が伝達状態にあるとき、すなわち、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、係合ピン4fが係合凹部15dに係合してハンドル5の回転力がスプール3に伝達される。一方、クラッチ機構20が遮断状態にあるとき、すなわち、ピニオンギア15が解除位置にあるとき、係合ピン4fが係合凹部15dから離脱して、ハンドル5の回転力はスプール3に伝達されない。
なお、クラッチ機構20は、図1及び図2に示すように、リール本体2の後部に配置されたクラッチ操作部材21及びクラッチ操作部材21に連動するクラッチ制御機構22により、伝達状態及び遮断状態の一方から他方に切り換えられる。クラッチ操作部材21及びクラッチ制御機構22は、従来と同様の構成であるため説明を省略する。
弾性部材30は、ピニオンギア15にスラスト方向の負荷がかかったとき、特に、ハンドルを高回転で回転された際に、スプール軸4の第1当接部4dとピニオンギア15の第2当接部15cとの軸方向の衝突が繰り返されたことによる異音を防止するために設けられている。弾性部材30は、図3に示すように、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、ピニオンギア15の先端に接触して、スプール軸4の第1当接部4dとピニオンギア15の第2当接部15cとを軸方向に互いに離れる方向に付勢する。ここでの先端とは、係合ピン4fに近接するピニオンギア15の端部であり、より詳細には、係合凹部15dを除くピニオンギア15の端面である。
弾性部材30は、弾性変形可能な樹脂等からなる弾性体であり、例えばOリングである。弾性部材30は、スプール軸4の凹部4eに装着され、スプール軸4の第3軸部4cよりも径方向外側に突出している。弾性部材30は、凹部4eを摺動可能であり、凹部4eの傾斜部4gによって解除位置方向(図3の右側)に向けて付勢されている。
また、弾性部材30は、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、ピニオンギア15の先端内周面に接触して、ピニオンギア15を径方向外側に向けて付勢する。弾性部材30をピニオンギア15の先端内周面に接触可能に配置することで、径方向におけるスプール軸4とピニオンギア15との接触を抑制することができる。
上記構成の両軸受リール100では、ピニオンギア15が連結位置にあるとき、スプール軸4の第1当接部4dとピニオンギア15の第2当接部15cとが弾性部材30によって互いに離れる方向に付勢されているため、第1当接部4dと第2当接部15cとの衝突による異音の発生を防止することができる。
また、ピニオンギア15が連結位置にあるときにピニオンギア15に大きな負荷がかかった場合は、弾性部材30がピニオンギア15に押圧されて、弾性部材30がスプール軸4の凹部4eを摺動する。すなわち、図5に示すように、弾性部材30がピニオンギア15とともに第3軸部4c側(図5の左側)に移動して、スプール軸4の第1当接部4dにピニオンギア15の第2当接部15cが当接する。これにより、第1当接部4dによってピニオンギア15の軸方向の移動が禁止され、ピニオンギア15の軸方向の位置が位置決めされる。その結果、ピニオンギア15に負荷がかかった場合でも、ピニオンギア15と駆動ギア14との噛み合いが安定するとともに、ピニオンギア15の磨耗を抑制することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
前記実施形態では、スプール軸4の凹部4eに傾斜部4gを設けていたが、必ずしも凹部4eに傾斜部4gを設ける必要はない。例えば、図6に示すように、スプール軸104の凹部104eの底部をスプール軸104の軸心Cに対して平行に延ばして設けてもよい。
2 リール本体
3 スプール
4,104 スプール軸
4d 第1当接部
4e,104e 凹部
4f 係合ピン
4g 傾斜部
5 ハンドル
15 ピニオンギア
15c 第2当接部
15d 係合凹部
20 クラッチ機構
30 弾性部材
100 両軸受リール

Claims (7)

  1. リール本体と、
    リール本体に対して回転可能なハンドルと、
    リール本体に対して回転可能なスプールと、
    前記スプールに一体回転可能に連結され、第1当接部を有するスプール軸と、
    前記ハンドルの回転力を前記スプールに伝達及び遮断するクラッチ機構と、
    内周部を前記スプール軸が貫通し、前記スプール軸に一体回転可能に連結される連結位置と、前記スプール軸との連結が解除される解除位置と、の間で前記スプール軸の軸方向に移動可能であり、内周部で前記第1当接部と軸方向に当接可能な第2当接部を有するピニオンギアと、
    前記ピニオンギアが前記連結位置にあるとき、前記ピニオンギアの先端に接触して、前記スプール軸の前記第1当接部と前記ピニオンギアの第2当接部とを互いに離れる方向に付勢する弾性部材と、
    を備えた、両軸受リール。
  2. 前記スプール軸は、径方向に凹んで形成された凹部を有し、
    前記弾性部材は、前記凹部に装着されている、
    請求項1に記載の両軸受リール。
  3. 前記スプール軸の前記凹部は、前記連結位置に近づくに従って外径が徐々に小さくなる傾斜部を有し、
    前記弾性部材は、前記凹部を摺動可能であり、前記凹部の前記傾斜部によって前記解除位置側に向けて付勢されている、
    請求項2に記載の両軸受リール。
  4. 前記弾性部材は、前記ピニオンギアが前記連結位置にあるとき、前記ピニオンギアの先端内周面に接触して、前記ピニオンギアを径方向外側に向けて付勢する、
    請求項2又は3に記載の両軸受リール。
  5. 前記ピニオンギアの前記第2当接部は、内周部に設けられた段差部である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の両軸受リール。
  6. 前記弾性部材はOリングである、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の両軸受リール。
  7. 前記スプール軸は、径方向に突出した係合ピンをさらに有し、
    前記ピニオンギアは、前記連結位置にあるとき、前記係合ピンに係合する係合凹部を有する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の両軸受リール。
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