JP2006189093A - 回転軸の連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】凸形状の回転軸を凹形状の回転軸に挿入して同軸上で連結する回転軸の連結構造において、より簡単な構造にて、連結部が抜けることを確実に防止することができる回転軸の連結構造を提供する。
【解決手段】凸側連結部10aの一部の形状は円柱状もしくは多角柱状に形成されているとともに、当該円柱状もしくは多角柱状の部分の外周方向には凸側ロック溝M1が形成されている。また凹側連結部30aの一部の形状は、前記凸側連結部の円柱状もしくは多角柱状の部分と嵌合するように円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成されているとともに、凸側ロック溝M1と対向する位置の内周方向に、凹側ロック溝M2が形成されている。そして凸側連結部10aと凹側連結部30aとを嵌合させた際の凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されるロック空間に連結媒体(CリングR2等)を介在させる。
【選択図】 図2
【解決手段】凸側連結部10aの一部の形状は円柱状もしくは多角柱状に形成されているとともに、当該円柱状もしくは多角柱状の部分の外周方向には凸側ロック溝M1が形成されている。また凹側連結部30aの一部の形状は、前記凸側連結部の円柱状もしくは多角柱状の部分と嵌合するように円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成されているとともに、凸側ロック溝M1と対向する位置の内周方向に、凹側ロック溝M2が形成されている。そして凸側連結部10aと凹側連結部30aとを嵌合させた際の凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されるロック空間に連結媒体(CリングR2等)を介在させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回転軸を同軸上で連結する、回転軸の連結構造に関する。
近年、車両の操縦安定性や快適性を向上させるために、車両の走行状態に応じて、運転者からの操舵量(ステアリング旋回角度)を自動的に増減して操舵輪の操舵角を変更する、ギア比可変ステアリングシステムが開発された。
例えば車庫入れ等の低速走行時では、運転者からの操舵量を増加させることで、小さな操舵量であっても操舵角を大きくすることが可能であり、運転者は車庫入れ等を快適に行うことができる。
また例えば専用道路等での高速走行時では、運転者から必要以上の操舵量を検出した場合は操舵量を低減させることで、必要以上に大きな操舵量であっても操舵角を小さくすることが可能であり、運転者はレーンチェンジ等を安全に行うことができる。
例えば車庫入れ等の低速走行時では、運転者からの操舵量を増加させることで、小さな操舵量であっても操舵角を大きくすることが可能であり、運転者は車庫入れ等を快適に行うことができる。
また例えば専用道路等での高速走行時では、運転者から必要以上の操舵量を検出した場合は操舵量を低減させることで、必要以上に大きな操舵量であっても操舵角を小さくすることが可能であり、運転者はレーンチェンジ等を安全に行うことができる。
図1に、ギア比可変ステアリングシステム1の全体構成の概略を示す。なお図1に示す例は、油圧式パワーステアリングシステムも搭載している例を示している。
運転者によるステアリングホイールSW(以下、「ステアリングSW」と記載する)の操舵量は、ギア比可変装置4及び油圧制御部6を介して車輪操舵部2に伝達される。油圧制御部6では、入力された操舵量に応じて、油圧ポンプ3から供給される作動油を車輪操舵部2に供給する。車輪操舵部2では、供給された作動油に応じてロッド5を車両に対して左右に動作させて操舵輪を左右に向ける(もちろん左右の動作方向は、運転者からの操舵方向に従う)。
制御ユニットEには車両の走行状態(走行速度等)、運転者からのステアリングSWの操舵量等に関する信号が入力され、制御ユニットEからはギア比可変装置4に収容されている電動モータに駆動信号が出力される。これにより、運転者からのステアリングSWの操舵量は、車両の走行状態等に応じてギア比可変装置4にて増減され、増減されて補正された操舵量が油圧制御部6に伝達される。
運転者によるステアリングホイールSW(以下、「ステアリングSW」と記載する)の操舵量は、ギア比可変装置4及び油圧制御部6を介して車輪操舵部2に伝達される。油圧制御部6では、入力された操舵量に応じて、油圧ポンプ3から供給される作動油を車輪操舵部2に供給する。車輪操舵部2では、供給された作動油に応じてロッド5を車両に対して左右に動作させて操舵輪を左右に向ける(もちろん左右の動作方向は、運転者からの操舵方向に従う)。
制御ユニットEには車両の走行状態(走行速度等)、運転者からのステアリングSWの操舵量等に関する信号が入力され、制御ユニットEからはギア比可変装置4に収容されている電動モータに駆動信号が出力される。これにより、運転者からのステアリングSWの操舵量は、車両の走行状態等に応じてギア比可変装置4にて増減され、増減されて補正された操舵量が油圧制御部6に伝達される。
ギア比可変装置4には、運転者からのステアリングSWの操舵量(ステアリング旋回角度)が、回転軸(入力シャフト10)を介して入力されるため、回転軸を連結する連結構造を備えている。
ここで、回転軸を連結する構造の例としては、例えば特許文献1に記載の従来技術では、一方の回転軸の端部に設けた六角形の凹部に、他方の回転軸の端部に設けた六角形の凸部を挿入し、六角形の凸部を一面おきの三面の干渉面で、六角形の凹部の内面に干渉させ、干渉面でない三面には弾性体を設け、ガタつきによる異音、破損、磨耗の発生を抑えることが可能な、回転軸の連結構造を提案している。
なお、特許文献1に記載の従来技術では回転方向は一方のみに想定されており、逆回転が入力されると、凸形状の回転軸の位置が、クリアランスが形成される位置にずれるため、ガタつきが発生し、左右に回転させる車両のステアリングには適していない。
特開2004−36829号公報
ここで、回転軸を連結する構造の例としては、例えば特許文献1に記載の従来技術では、一方の回転軸の端部に設けた六角形の凹部に、他方の回転軸の端部に設けた六角形の凸部を挿入し、六角形の凸部を一面おきの三面の干渉面で、六角形の凹部の内面に干渉させ、干渉面でない三面には弾性体を設け、ガタつきによる異音、破損、磨耗の発生を抑えることが可能な、回転軸の連結構造を提案している。
なお、特許文献1に記載の従来技術では回転方向は一方のみに想定されており、逆回転が入力されると、凸形状の回転軸の位置が、クリアランスが形成される位置にずれるため、ガタつきが発生し、左右に回転させる車両のステアリングには適していない。
特許文献1に記載の従来技術は、一方の回転軸(ポンプ側シャフト)と他方の回転軸(モータ側シャフト)とが軸方向に相対的に移動することを考慮する必要がない連結部であると思われ、連結部が抜けることを防止する手段は特に施されていない。このため、上記に説明した車両のギア比可変装置4における回転軸の連結部に、特許文献1に記載の連結構造を用いた場合、車両を工場等で組み立てる際等にて、凸形状の回転軸から凹形状の回転軸が抜け落ちる可能性があり、作業効率が低下する可能性がある。
また、連結した回転軸の抜け落ちを防止するためには、スクリュ等で締め付けて固定する方法も考えられるが、構造が比較的複雑になるので好ましくない。凸部を凹部に挿入するだけで連結が完了するとともに、抜け落ちも防止できる構造が好ましい。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、凸形状の回転軸を凹形状の回転軸に挿入して同軸上で連結する回転軸の連結構造において、より簡単な構造にて、連結部が抜けることを確実に防止することができる回転軸の連結構造を提供することを課題とする。
また、連結した回転軸の抜け落ちを防止するためには、スクリュ等で締め付けて固定する方法も考えられるが、構造が比較的複雑になるので好ましくない。凸部を凹部に挿入するだけで連結が完了するとともに、抜け落ちも防止できる構造が好ましい。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、凸形状の回転軸を凹形状の回転軸に挿入して同軸上で連結する回転軸の連結構造において、より簡単な構造にて、連結部が抜けることを確実に防止することができる回転軸の連結構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの回転軸の連結構造である。
請求項1に記載の回転軸の連結構造は、凸側回転軸の先端を凸形状に形成した凸側連結部を、凹側回転軸の先端を凹形状に形成した凹側連結部に挿入して同軸上で連結する、回転軸の連結構造である。
凸側連結部の一部の形状は円柱状もしくは多角柱状に形成されているとともに、当該円柱状もしくは多角柱状の部分の外周方向には凸側ロック溝が形成されている。
また凹側連結部の一部の形状は、前記凸側連結部の円柱状もしくは多角柱状の部分と嵌合するように円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成されているとともに、凸側ロック溝と対向する位置の内周方向に、凹側ロック溝が形成されている。
そして凸側連結部と凹側連結部とを嵌合させた際の凸側ロック溝と凹側ロック溝とで形成されるロック空間に連結媒体を介在させる。
請求項1に記載の回転軸の連結構造は、凸側回転軸の先端を凸形状に形成した凸側連結部を、凹側回転軸の先端を凹形状に形成した凹側連結部に挿入して同軸上で連結する、回転軸の連結構造である。
凸側連結部の一部の形状は円柱状もしくは多角柱状に形成されているとともに、当該円柱状もしくは多角柱状の部分の外周方向には凸側ロック溝が形成されている。
また凹側連結部の一部の形状は、前記凸側連結部の円柱状もしくは多角柱状の部分と嵌合するように円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成されているとともに、凸側ロック溝と対向する位置の内周方向に、凹側ロック溝が形成されている。
そして凸側連結部と凹側連結部とを嵌合させた際の凸側ロック溝と凹側ロック溝とで形成されるロック空間に連結媒体を介在させる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの回転軸の連結構造である。
請求項2に記載の回転軸の連結構造は、請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの外径は円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成された凹側連結部における凹側ロック溝の内径よりも大きく形成されており、凸側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、凹側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている。
請求項2に記載の回転軸の連結構造は、請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの外径は円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成された凹側連結部における凹側ロック溝の内径よりも大きく形成されており、凸側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、凹側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの回転軸の連結構造である。
請求項3に記載の回転軸の連結構造は、請求項2に記載の回転軸の連結構造であって、凸側ロック溝における凸側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる。
請求項3に記載の回転軸の連結構造は、請求項2に記載の回転軸の連結構造であって、凸側ロック溝における凸側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの回転軸の連結構造である。
請求項4に記載の回転軸の連結構造は、請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの内径は円柱状もしくは多角柱状に形成された凸側連結部における凸側ロック溝の外径よりも小さく形成されており、凹側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、凸側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている。
請求項4に記載の回転軸の連結構造は、請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの内径は円柱状もしくは多角柱状に形成された凸側連結部における凸側ロック溝の外径よりも小さく形成されており、凹側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、凸側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの回転軸の連結構造である。
請求項5に記載の回転軸の連結構造は、請求項4に記載の回転軸の連結構造であって、凹側ロック溝における凹側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる。
請求項5に記載の回転軸の連結構造は、請求項4に記載の回転軸の連結構造であって、凹側ロック溝における凹側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる。
請求項1に記載の回転軸の連結構造によれば、凸側ロック溝と凹側ロック溝との双方にまたがって収容されるように連結媒体を介在させることで、凸側回転軸と凹側回転軸が抜けることを防止することができる。また構造的にも、連結媒体とロック溝で実現可能であるため、より簡単な構造であり、凸側回転軸の凸形状の連結部を、凹側回転軸の凹形状の連結部に挿入するだけで連結が完了するとともに、抜け落ちも防止することができる。
また、請求項2に記載の回転軸の連結構造によれば、例えば図3に示すように、回転軸を連結する場合、まず円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成された凹側連結部における凹側ロック溝の内径よりも大きな外径のCリングを治具等で押し縮めて、Cリングの線径以上の深さを有する凸側ロック溝に収容させて、凸側連結部を凹側連結部に挿入する作業を開始する。なお、治具はCリングが凹側連結部に挿入された時点で抜き取ればよい。
そして挿入が進み、凸側ロック溝が凹側ロック溝の位置に到達すると、押し縮められていたCリングが復元するが、凹側ロック溝の深さがCリングの線径よりも小さいので、凹側ロック溝にはCリングの外周側が収容されるが、凹側ロック溝に収容されなかったCリングの内周側は凸側ロック溝に残る。
これにより、凸側ロック溝と凹側ロック溝との双方にまたがって収容されるようにCリングを介在させることが可能になり、凸側回転軸と凹側回転軸が抜けることを防止することができる(図3(C)「挿入完了状態」参照)。
そして挿入が進み、凸側ロック溝が凹側ロック溝の位置に到達すると、押し縮められていたCリングが復元するが、凹側ロック溝の深さがCリングの線径よりも小さいので、凹側ロック溝にはCリングの外周側が収容されるが、凹側ロック溝に収容されなかったCリングの内周側は凸側ロック溝に残る。
これにより、凸側ロック溝と凹側ロック溝との双方にまたがって収容されるようにCリングを介在させることが可能になり、凸側回転軸と凹側回転軸が抜けることを防止することができる(図3(C)「挿入完了状態」参照)。
また、請求項3に記載の回転軸の連結構造によれば、連結された凸側回転軸と凹側回転軸とを抜き取る方向に引っ張ると、テーパ状に傾斜させて形成した凸側ロック溝の側面が、凸側ロック溝と凹側ロック溝とで形成されるロック空間に介在させたCリングを、Cリングの線径よりも小さな深さの凹側ロック溝の方向に押し付けるので、Cリングが凸側ロック溝内に収容されることがなく、確実に抜け落ちを防止することができる(図3(D)参照)。
また、請求項4に記載の回転軸の連結構造は、Cリング等をリング空間内で径が広がる方向に復元させる第2発明に対して、Cリング等をリング空間内で径が縮まる方向に復元させる。
例えば図5に示すように、回転軸を連結する場合、まず円柱状もしくは多角柱状に形成された凸側連結部における凸側ロック溝の外径よりも小さな内径のCリングを治具等で押し広げて、Cリングの線径以上の深さを有する凹側ロック溝に収容させて、凸側連結部を凹側連結部に挿入する作業を開始する。なお、治具はCリングが凸側連結部と接触した時点(例えば図5(B)の時点)で抜き取ればよい。
そして挿入が進み、凸側ロック溝が凹側ロック溝の位置に到達すると、押し広げられていたCリングが復元するが、凸側ロック溝の深さがCリングの線径よりも小さいので、凸側ロック溝にはCリングの内周側が収容されるが、凸側ロック溝に収容されなかったCリングの外周側は凹側ロック溝に残る。
これにより、凸側ロック溝と凹側ロック溝との双方にまたがって収容されるようにCリングを介在させることが可能になり、凸側回転軸と凹側回転軸が抜けることを防止することができる(図5(C)「挿入完了状態」参照)。
例えば図5に示すように、回転軸を連結する場合、まず円柱状もしくは多角柱状に形成された凸側連結部における凸側ロック溝の外径よりも小さな内径のCリングを治具等で押し広げて、Cリングの線径以上の深さを有する凹側ロック溝に収容させて、凸側連結部を凹側連結部に挿入する作業を開始する。なお、治具はCリングが凸側連結部と接触した時点(例えば図5(B)の時点)で抜き取ればよい。
そして挿入が進み、凸側ロック溝が凹側ロック溝の位置に到達すると、押し広げられていたCリングが復元するが、凸側ロック溝の深さがCリングの線径よりも小さいので、凸側ロック溝にはCリングの内周側が収容されるが、凸側ロック溝に収容されなかったCリングの外周側は凹側ロック溝に残る。
これにより、凸側ロック溝と凹側ロック溝との双方にまたがって収容されるようにCリングを介在させることが可能になり、凸側回転軸と凹側回転軸が抜けることを防止することができる(図5(C)「挿入完了状態」参照)。
また、請求項5に記載の回転軸の連結構造によれば、連結された凸側回転軸と凹側回転軸とを抜き取る方向に引っ張ると、テーパ状に傾斜させて形成した凹側ロック溝の側面が、凸側ロック溝と凹側ロック溝とで形成されるロック空間に介在させたCリングを、Cリングの線径よりも小さな深さの凸側ロック溝の方向に押し付けるので、Cリングが凹側ロック溝内に収容されることがなく、確実に抜け落ちを防止することができる(図5(D)参照)。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の回転軸の連結構造を用いたギア比可変装置4を搭載した、ギア比可変ステアリングシステム1の一実施の形態の概略構成図である。
図1に示すように、ギア比可変装置4には、運転者からのステアリングSWの操舵量(ステアリング旋回角度)が入力シャフト10(回転軸)を介して入力され、補正した操舵量が出力シャフト36から出力されるが、図1に示すギア比可変ステアリングシステム1の全体構成については既に説明しているので省略する。
図1に示すように、ギア比可変装置4には、運転者からのステアリングSWの操舵量(ステアリング旋回角度)が入力シャフト10(回転軸)を介して入力され、補正した操舵量が出力シャフト36から出力されるが、図1に示すギア比可変ステアリングシステム1の全体構成については既に説明しているので省略する。
●[ギア比可変装置の構成と形状(図2)]
次に、図2を用いてギア比可変装置4の概略構成及び概略形状の例を説明する。
ギア比可変装置4は、駆動部30と螺旋配線部20とで構成されている。なお、図2では配線の端子等は省略している。
駆動部30は、入出力直結機構/モータ部32と、減速機構部34と、出力シャフト36とで構成されている。また、入出力直結機構/モータ部32における入力シャフト10側には、入力シャフト10を連結するための凹形状を有する凹側連結部30aを備えている。
凹側連結部30aは螺旋配線部20の孔に挿入される。そして、凸形状の凸側連結部10aは、先端にバネ部材S1が取り付けられて、凹側連結部30a内に挿入されることで、回転軸(入力シャフト10)と回転軸(入出力直結機構/モータ部32)との連結が完了する。
以降では、凸側連結部10aと凹側連結部30aとを同軸上で連結する回転軸の連結構造における、第1の実施の形態と第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態では、挿入する前に、凸側連結部10aには、緩衝リングR1が装着されるとともに、抜け落ち防止用のCリングR2(連結媒体に相当する)が装着される。また第2の実施の形態では、挿入する前に、凸側連結部10aには緩衝リングR1が装着され、CリングR2は凹側連結部30aの内壁に装着される。
次に、図2を用いてギア比可変装置4の概略構成及び概略形状の例を説明する。
ギア比可変装置4は、駆動部30と螺旋配線部20とで構成されている。なお、図2では配線の端子等は省略している。
駆動部30は、入出力直結機構/モータ部32と、減速機構部34と、出力シャフト36とで構成されている。また、入出力直結機構/モータ部32における入力シャフト10側には、入力シャフト10を連結するための凹形状を有する凹側連結部30aを備えている。
凹側連結部30aは螺旋配線部20の孔に挿入される。そして、凸形状の凸側連結部10aは、先端にバネ部材S1が取り付けられて、凹側連結部30a内に挿入されることで、回転軸(入力シャフト10)と回転軸(入出力直結機構/モータ部32)との連結が完了する。
以降では、凸側連結部10aと凹側連結部30aとを同軸上で連結する回転軸の連結構造における、第1の実施の形態と第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態では、挿入する前に、凸側連結部10aには、緩衝リングR1が装着されるとともに、抜け落ち防止用のCリングR2(連結媒体に相当する)が装着される。また第2の実施の形態では、挿入する前に、凸側連結部10aには緩衝リングR1が装着され、CリングR2は凹側連結部30aの内壁に装着される。
凸側連結部10aの先端側の形状は六角柱状に形成されている(図2中の六角柱状凸側連結部10cの部分であり、図2中の「A視」にA方向から見た形状の概略を示す)。また凸側連結部10aの残りの形状(一部の形状)は円柱状に形成されており(図2中の円柱状凸側連結部10bの部分)、当該円柱状の部分の外周方向にはCリングR2を位置決め可能な凸側ロック溝M1が形成されている。
凹側連結部30aの奥側の形状は、六角柱状に形成された六角柱状凸側連結部10cと嵌合するように六角柱状の空間部分が形成されている(図2中の六角柱空間状凹側連結部30c)。また、凹側連結部30aの入口側の形状(一部の形状)は、円柱状凸側連結部10bと嵌合するように円柱状の空間部分が形成されており(図2中の円柱空間状凹側連結部30b)、凸側連結部10aと凹側連結部30aとが嵌合した際の凸側ロック溝M1と対向する位置の内周方向に、CリングR2を位置決め可能な凹側ロック溝M2が形成されている(図3(C)「挿入完了状態」参照)。
凹側連結部30aの奥側の形状は、六角柱状に形成された六角柱状凸側連結部10cと嵌合するように六角柱状の空間部分が形成されている(図2中の六角柱空間状凹側連結部30c)。また、凹側連結部30aの入口側の形状(一部の形状)は、円柱状凸側連結部10bと嵌合するように円柱状の空間部分が形成されており(図2中の円柱空間状凹側連結部30b)、凸側連結部10aと凹側連結部30aとが嵌合した際の凸側ロック溝M1と対向する位置の内周方向に、CリングR2を位置決め可能な凹側ロック溝M2が形成されている(図3(C)「挿入完了状態」参照)。
なお、凸側連結部10aの先端側の形状は、六角柱状に限定されず、例えば六角柱以外の多角柱であってもよいが、本実施の形態では例として六角柱状の形状で説明する。
またバネ部材S1は図2中の「A視」において、略六角形の凸側連結部10cにおける対向する面の距離が最も近い面M61と面M64とを挟み込むように装着される。また図2中の「A視」において、軸ZZは、シャフト10の回転軸を示している。
そして、CリングR2を装着した凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入すると、CリングR2は、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容される。このCリングR2により、連結された凸側連結部10aが凹側連結部30aから抜けることを防止する。
またバネ部材S1は図2中の「A視」において、略六角形の凸側連結部10cにおける対向する面の距離が最も近い面M61と面M64とを挟み込むように装着される。また図2中の「A視」において、軸ZZは、シャフト10の回転軸を示している。
そして、CリングR2を装着した凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入すると、CリングR2は、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容される。このCリングR2により、連結された凸側連結部10aが凹側連結部30aから抜けることを防止する。
入出力直結機構/モータ部32は入力シャフト10と一体となって回転し、入出力直結機構を作動させた場合は、出力シャフト36が入力シャフト10と一体となって回転する。ギア比可変装置4は、万一故障に至った場合には、入出力直結機構を作動させて入力シャフト10と出力シャフト36とを直結状態として、運転者の操舵量をそのまま車輪操舵部2に伝達する(操舵量の増減補正を行わず、従来のステアリング操作と同じ動作をさせる)。
また、減速機構部34は、入出力直結機構/モータ部32内のモータの回転を減速させて出力シャフト36の回転に重畳させる。例えば減速機構部34は、モータの回転角度の1/50を出力シャフト36に重畳し、運転者が右回転方向に30°操舵し、制御ユニットEからギア比可変装置4にモータを500°右回転させる駆動信号が入力された場合、出力シャフトは30°+500°/50=40°、右回転の方向に回転する(この場合、操舵量を増加させる)。なお、制御ユニットEからギア比可変装置4にモータを500°左回転させる駆動信号が入力された場合、出力シャフトは30°−500°/50=20°、右回転の方向に回転する(この場合、操舵量を減少させる)。
螺旋配線部20は、入出力直結機構/モータ部32内のモータを回転させることによる、モータと入力シャフト10との相対的な回転角度の差を吸収しながらモータ及び入出力直結機構に電力を供給可能な、螺旋状に巻かれた配線が収容されている。
また、減速機構部34は、入出力直結機構/モータ部32内のモータの回転を減速させて出力シャフト36の回転に重畳させる。例えば減速機構部34は、モータの回転角度の1/50を出力シャフト36に重畳し、運転者が右回転方向に30°操舵し、制御ユニットEからギア比可変装置4にモータを500°右回転させる駆動信号が入力された場合、出力シャフトは30°+500°/50=40°、右回転の方向に回転する(この場合、操舵量を増加させる)。なお、制御ユニットEからギア比可変装置4にモータを500°左回転させる駆動信号が入力された場合、出力シャフトは30°−500°/50=20°、右回転の方向に回転する(この場合、操舵量を減少させる)。
螺旋配線部20は、入出力直結機構/モータ部32内のモータを回転させることによる、モータと入力シャフト10との相対的な回転角度の差を吸収しながらモータ及び入出力直結機構に電力を供給可能な、螺旋状に巻かれた配線が収容されている。
●[第1の実施の形態における、連結の手順、及び連結状態の構造(図3、図4)]
次に図3を用いて、第1の実施の形態における、入力シャフト10の凸側連結部10aを、入出力直結機構/モータ部32の凹側連結部30aに挿入して連結する手順の例を説明する。本発明の回転軸の連結構造では、CリングR2、凸側ロック溝M1、凹側ロック溝M2を用いて、より簡単な構造にて連結部が抜けることを確実に防止している。
次に図3を用いて、第1の実施の形態における、入力シャフト10の凸側連結部10aを、入出力直結機構/モータ部32の凹側連結部30aに挿入して連結する手順の例を説明する。本発明の回転軸の連結構造では、CリングR2、凸側ロック溝M1、凹側ロック溝M2を用いて、より簡単な構造にて連結部が抜けることを確実に防止している。
[挿入の開始(図3(A))]
凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入する場合、まず図3(A)に示すように、凸側連結部10aにおける凸側ロック溝M1にCリングR2を装着し、凸側連結部10aの後端に緩衝リングR1を装着する。
ここで、緩衝リングR1のリング内径φR1(図2参照)は、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸b(図4参照)よりも少し小さく形成してあるため、緩衝リングR1は凸側連結部10aの後端に、ガタなく収まっている。
しかし、CリングR2のリング外径φR2(図2参照)は、円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹b(図4参照)よりも大きく形成(すなわち、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸bよりも大きく形成)されているため、CリングR2を凸側ロック溝M1にはめ込んだのみでは、円柱状凸側連結部10bの外周からCリングR2の外周が突出し、凹側連結部30aに挿入できない。
そこで治具J1を用いて、CリングR2を径方向に押し縮めて凸側ロック溝M1内に収容する。ここで凸側ロック溝深さD1は、CリングR2の線径φR2aよりも大きく形成してあるため、CリングR2は凸側ロック溝M1内に収容される。
凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入する場合、まず図3(A)に示すように、凸側連結部10aにおける凸側ロック溝M1にCリングR2を装着し、凸側連結部10aの後端に緩衝リングR1を装着する。
ここで、緩衝リングR1のリング内径φR1(図2参照)は、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸b(図4参照)よりも少し小さく形成してあるため、緩衝リングR1は凸側連結部10aの後端に、ガタなく収まっている。
しかし、CリングR2のリング外径φR2(図2参照)は、円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹b(図4参照)よりも大きく形成(すなわち、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸bよりも大きく形成)されているため、CリングR2を凸側ロック溝M1にはめ込んだのみでは、円柱状凸側連結部10bの外周からCリングR2の外周が突出し、凹側連結部30aに挿入できない。
そこで治具J1を用いて、CリングR2を径方向に押し縮めて凸側ロック溝M1内に収容する。ここで凸側ロック溝深さD1は、CリングR2の線径φR2aよりも大きく形成してあるため、CリングR2は凸側ロック溝M1内に収容される。
[治具J1の取り出し(図3(B))]
図3(A)に示す状態から挿入を進めていき、凸側ロック溝M1に収容されたCリングR2が凹側連結部30a内に入った状態が図3(B)に示す状態である。
この時点では、CリングR2が円柱空間状凹側連結部30bの内壁で押し縮められるため、治具J1の必要がなくなる。この時点で治具J1を取り出す。
図3(A)に示す状態から挿入を進めていき、凸側ロック溝M1に収容されたCリングR2が凹側連結部30a内に入った状態が図3(B)に示す状態である。
この時点では、CリングR2が円柱空間状凹側連結部30bの内壁で押し縮められるため、治具J1の必要がなくなる。この時点で治具J1を取り出す。
[挿入の完了状態(図3(C))]
図3(B)に示す状態から更に挿入を進めていき、凸側ロック溝M1が凹側ロック溝M2と対向する位置まで達した「挿入完了状態」を図3(C)に示す。
CリングR2の外径φR2は、円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹b(図4参照)よりも大きく形成してあるため、押し縮められていたCリングR2が復元し、CリングR2は凹側ロック溝M2側に移動する。しかし凹側ロック溝深さD2は、CリングR2の線径φR2aよりも小さく形成されているため、CリングR2は凹側ロック溝M2内に全体が収容されることはなく、CリングR2の外周側が凹側ロック溝M2内に収容される。またCリングR2の残りの内周側は凸側ロック溝M1内に残る。
これにより、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容されるようにCリングR2を介在させることができる(凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されたロック空間にCリングを介在させることができる)。
図3(B)に示す状態から更に挿入を進めていき、凸側ロック溝M1が凹側ロック溝M2と対向する位置まで達した「挿入完了状態」を図3(C)に示す。
CリングR2の外径φR2は、円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹b(図4参照)よりも大きく形成してあるため、押し縮められていたCリングR2が復元し、CリングR2は凹側ロック溝M2側に移動する。しかし凹側ロック溝深さD2は、CリングR2の線径φR2aよりも小さく形成されているため、CリングR2は凹側ロック溝M2内に全体が収容されることはなく、CリングR2の外周側が凹側ロック溝M2内に収容される。またCリングR2の残りの内周側は凸側ロック溝M1内に残る。
これにより、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容されるようにCリングR2を介在させることができる(凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されたロック空間にCリングを介在させることができる)。
[挿入完了状態からの引っ張り(図3(D))]
図3(C)に示す「挿入完了状態」から、凸側連結部10aを凹側連結部30aから抜くことを試みている状態が、図3(D)に示す状態である。
凸側ロック溝M1において、凸側連結部10a先端側の側面T1はテーパ状に傾斜して形成されている(凸側ロック溝M1は、底よりも入口のほうが広くなるように凸側連結部10a先端側の側面T1を傾斜させている)。これにより、凸側連結部10aの抜き取りを進めていくと、側面T1は、CリングR2に接触するとともに、側面T1の法線方向である凹側ロック溝M2の方向にCリングR2を押し付ける。CリングR2は凹側ロック溝M2内に全部が収容されることはないため(凹側ロック溝深さD2<CリングR2の線径φR2a)、このCリングR2が凹側ロック溝M2からはみ出している内周部分は必ず側面T1に接触する。このため、CリングR2によって凸側連結部10aは抜けないようにロックされる。
なお、本実施の形態の説明では、側面T1をテーパ状に傾斜させて形成したが、凸側連結部10aを抜き取る方向に力を加えている場合に、CリングR2を凸側ロック溝M1の方向に移動させる力のモーメントが働かなければ、特にテーパ状に形成しなくてもよい。
図3(C)に示す「挿入完了状態」から、凸側連結部10aを凹側連結部30aから抜くことを試みている状態が、図3(D)に示す状態である。
凸側ロック溝M1において、凸側連結部10a先端側の側面T1はテーパ状に傾斜して形成されている(凸側ロック溝M1は、底よりも入口のほうが広くなるように凸側連結部10a先端側の側面T1を傾斜させている)。これにより、凸側連結部10aの抜き取りを進めていくと、側面T1は、CリングR2に接触するとともに、側面T1の法線方向である凹側ロック溝M2の方向にCリングR2を押し付ける。CリングR2は凹側ロック溝M2内に全部が収容されることはないため(凹側ロック溝深さD2<CリングR2の線径φR2a)、このCリングR2が凹側ロック溝M2からはみ出している内周部分は必ず側面T1に接触する。このため、CリングR2によって凸側連結部10aは抜けないようにロックされる。
なお、本実施の形態の説明では、側面T1をテーパ状に傾斜させて形成したが、凸側連結部10aを抜き取る方向に力を加えている場合に、CリングR2を凸側ロック溝M1の方向に移動させる力のモーメントが働かなければ、特にテーパ状に形成しなくてもよい。
次に、図4に示す「挿入完了状態」における連結部分の詳細断面図を用いて、挿入完了状態(連結状態)における各構成部品の配置状態と寸法等を説明する。
六角柱状凸側連結部10cの面M61と面M64はバネ部材S1を介して六角柱空間状凹側連結部30cに内接しており、ガタつきが低減されている。また六角柱状凸側連結部10cの残りの4面は六角柱空間状凹側連結部30cに内接している。また円柱状凸側連結部10bは、円柱空間状凹側連結部30bに内接している。
六角柱状凸側連結部10cの面M61と面M64はバネ部材S1を介して六角柱空間状凹側連結部30cに内接しており、ガタつきが低減されている。また六角柱状凸側連結部10cの残りの4面は六角柱空間状凹側連結部30cに内接している。また円柱状凸側連結部10bは、円柱空間状凹側連結部30bに内接している。
そして円柱状凸側連結部10bの外周部に形成された凸側ロック溝M1と、円柱空間状凹側連結部30bの内周部に形成された凹側ロック溝M2とで形成されるロック空間にCリングR2(連結媒体に相当)が収められている。
そして円柱状凸側連結部10bにおける、シャフト10の先端から最も遠い位置にはフランジF1が設けられており、当該フランジF1と円柱空間状凹側連結部30bの入口部とで緩衝リングR1を挟み込んでいる。
そして円柱状凸側連結部10bにおける、シャフト10の先端から最も遠い位置にはフランジF1が設けられており、当該フランジF1と円柱空間状凹側連結部30bの入口部とで緩衝リングR1を挟み込んでいる。
ここで、図4を用いて各所の寸法の例を示す。
CリングR2の線径φR2aは1.0[mm]であり、CリングR2の外径φR2は17.5[mm]であり、CリングR2は45°に相当する外周部分がカットされてC形状に形成されており、材質はバネ材である。また凸側ロック溝M1の底面の幅および凹側ロック溝M2の底面の幅W2は1.1[mm]であり、CリングR2の線径以上に設定されている。
また凸側ロック溝M1の底面部分の径φ凸Mは14.2[mm]であり、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸bは16.2[mm]である。従って凸側ロック溝深さD1は1.0[mm]であり、CリングR2の線径以上に設定されている。
また円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹bは16.35[mm]であり、凹側ロック溝M2の底面部分の径φ凹Mは17.2[mm]である。従って凹側ロック溝深さD2は0.425[mm]であり、CリングR2の線径よりも小さく設定されている。
また凸側ロック溝M1の側面T1の傾斜角度θは45°に設定されている。
またフランジF1から凸側ロック溝M1までの距離W1aは4.8[mm]であり、円柱空間状凹側連結部30bの入口から凹側ロック溝M2までの距離W2aは2.9[mm]である。
発明者は以上の寸法にて、本実施の形態にて説明した回転軸の連結構造を実現し、連結部が抜けることを確実に防止できていることを確認した。
CリングR2の線径φR2aは1.0[mm]であり、CリングR2の外径φR2は17.5[mm]であり、CリングR2は45°に相当する外周部分がカットされてC形状に形成されており、材質はバネ材である。また凸側ロック溝M1の底面の幅および凹側ロック溝M2の底面の幅W2は1.1[mm]であり、CリングR2の線径以上に設定されている。
また凸側ロック溝M1の底面部分の径φ凸Mは14.2[mm]であり、円柱状凸側連結部10bの外径φ凸bは16.2[mm]である。従って凸側ロック溝深さD1は1.0[mm]であり、CリングR2の線径以上に設定されている。
また円柱空間状凹側連結部30bの内径φ凹bは16.35[mm]であり、凹側ロック溝M2の底面部分の径φ凹Mは17.2[mm]である。従って凹側ロック溝深さD2は0.425[mm]であり、CリングR2の線径よりも小さく設定されている。
また凸側ロック溝M1の側面T1の傾斜角度θは45°に設定されている。
またフランジF1から凸側ロック溝M1までの距離W1aは4.8[mm]であり、円柱空間状凹側連結部30bの入口から凹側ロック溝M2までの距離W2aは2.9[mm]である。
発明者は以上の寸法にて、本実施の形態にて説明した回転軸の連結構造を実現し、連結部が抜けることを確実に防止できていることを確認した。
●[第2の実施の形態における、連結の手順(図5)]
次に図5を用いて、第2の実施の形態における、入力シャフト10の凸側連結部10aを、入出力直結機構/モータ部32の凹側連結部30aに挿入して連結する手順の例を説明する。第1の実施の形態は、CリングR2をリング空間内で径が広がる方向に復元させたが、第2の実施の形態では、CリングR2をリング空間内で径が縮まる方向に復元させる。
以下、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
次に図5を用いて、第2の実施の形態における、入力シャフト10の凸側連結部10aを、入出力直結機構/モータ部32の凹側連結部30aに挿入して連結する手順の例を説明する。第1の実施の形態は、CリングR2をリング空間内で径が広がる方向に復元させたが、第2の実施の形態では、CリングR2をリング空間内で径が縮まる方向に復元させる。
以下、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
[挿入の開始(図5(A))]
凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入する場合、まず図5(A)に示すように、凹側連結部30aにおける凹側ロック溝M2にCリングR2を装着し、凸側連結部10aの後端に緩衝リングR1を装着する。ここで、CリングR2の内径は凸側ロック溝M1の外径(図4に示すφ凸M)より小さく形成されている。このため、CリングR2を凹側ロック溝M2にはめ込んだのみでは、円柱空間状凹側連結部30bの内周からCリングR2の内周が突出し、凸側連結部10aを挿入できない。
そこで治具J1を用いて、CリングR2を径方向に押し広げて凹側ロック溝M2内に収容する。ここで凹側ロック溝深さD2は、CリングR2の線径φR2aよりも大きく形成してあるため、CリングR2は凹側ロック溝M2内に収容される。
凸側連結部10aを凹側連結部30aに挿入する場合、まず図5(A)に示すように、凹側連結部30aにおける凹側ロック溝M2にCリングR2を装着し、凸側連結部10aの後端に緩衝リングR1を装着する。ここで、CリングR2の内径は凸側ロック溝M1の外径(図4に示すφ凸M)より小さく形成されている。このため、CリングR2を凹側ロック溝M2にはめ込んだのみでは、円柱空間状凹側連結部30bの内周からCリングR2の内周が突出し、凸側連結部10aを挿入できない。
そこで治具J1を用いて、CリングR2を径方向に押し広げて凹側ロック溝M2内に収容する。ここで凹側ロック溝深さD2は、CリングR2の線径φR2aよりも大きく形成してあるため、CリングR2は凹側ロック溝M2内に収容される。
[治具J1の取り出し(図5(B))]
図5(A)に示す状態から挿入を進めていき、凹側ロック溝M2に収容されたCリングR2が円柱状凸側連結部10bの外周面と接触を開始した状態が図5(B)に示す状態である。
この時点では、CリングR2が円柱状凸側連結部10bの外周面で押し広げられるため、治具J1の必要がなくなる。この時点で治具J1を取り出す。
図5(A)に示す状態から挿入を進めていき、凹側ロック溝M2に収容されたCリングR2が円柱状凸側連結部10bの外周面と接触を開始した状態が図5(B)に示す状態である。
この時点では、CリングR2が円柱状凸側連結部10bの外周面で押し広げられるため、治具J1の必要がなくなる。この時点で治具J1を取り出す。
[挿入の完了状態(図5(C))]
図5(B)に示す状態から更に挿入を進めていき、凸側ロック溝M1が凹側ロック溝M2と対向する位置まで達した「挿入完了状態」を図5(C)に示す。
CリングR2の内径は、凸側ロック溝M1の外径よりも小さく形成してあるため、押し広げられていたCリングR2が復元し、CリングR2は凸側ロック溝M1側に移動する。しかし凸側ロック溝深さD1は、CリングR2の線径φR2aよりも小さく形成されているため、CリングR2は凸側ロック溝M1内に全体が収容されることはなく、CリングR2の内周側が凸側ロック溝M1内に収容される。またCリングR2の残りの外周側は凹側ロック溝M2内に残る。
これにより、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容されるようにCリングR2を介在させることができる(凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されたロック空間にCリングを介在させることができる)。
図5(B)に示す状態から更に挿入を進めていき、凸側ロック溝M1が凹側ロック溝M2と対向する位置まで達した「挿入完了状態」を図5(C)に示す。
CリングR2の内径は、凸側ロック溝M1の外径よりも小さく形成してあるため、押し広げられていたCリングR2が復元し、CリングR2は凸側ロック溝M1側に移動する。しかし凸側ロック溝深さD1は、CリングR2の線径φR2aよりも小さく形成されているため、CリングR2は凸側ロック溝M1内に全体が収容されることはなく、CリングR2の内周側が凸側ロック溝M1内に収容される。またCリングR2の残りの外周側は凹側ロック溝M2内に残る。
これにより、凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2との双方にまたがって収容されるようにCリングR2を介在させることができる(凸側ロック溝M1と凹側ロック溝M2とで形成されたロック空間にCリングを介在させることができる)。
[挿入完了状態からの引っ張り(図5(D))]
図5(C)に示す「挿入完了状態」から、凸側連結部10aを凹側連結部30aから抜くことを試みている状態が、図5(D)に示す状態である。
凹側ロック溝M2において、凹側連結部30a先端側の側面T2はテーパ状に傾斜して形成されている(凹側ロック溝M2は、底よりも入口のほうが広くなるように凹側連結部30a先端側の側面T2を傾斜させている)。これにより、凹側連結部30aの抜き取りを進めていくと、側面T2は、CリングR2に接触するとともに、側面T2の法線方向である凸側ロック溝M1の方向にCリングR2を押し付ける。CリングR2は凸側ロック溝M1内に全部が収容されることはないため(凸側ロック溝深さD1<CリングR2の線径φR2a)、このCリングR2が凸側ロック溝M1からはみ出している外周部分は必ず側面T2に接触する。このため、CリングR2によって凹側連結部30aは抜けないようにロックされる。
なお、本実施の形態の説明では、側面T2をテーパ状に傾斜させて形成したが、凹側連結部30aを抜き取る方向に力を加えている場合に、CリングR2を凹側ロック溝M2の方向に移動させる力のモーメントが働かなければ、特にテーパ状に形成しなくてもよい。
図5(C)に示す「挿入完了状態」から、凸側連結部10aを凹側連結部30aから抜くことを試みている状態が、図5(D)に示す状態である。
凹側ロック溝M2において、凹側連結部30a先端側の側面T2はテーパ状に傾斜して形成されている(凹側ロック溝M2は、底よりも入口のほうが広くなるように凹側連結部30a先端側の側面T2を傾斜させている)。これにより、凹側連結部30aの抜き取りを進めていくと、側面T2は、CリングR2に接触するとともに、側面T2の法線方向である凸側ロック溝M1の方向にCリングR2を押し付ける。CリングR2は凸側ロック溝M1内に全部が収容されることはないため(凸側ロック溝深さD1<CリングR2の線径φR2a)、このCリングR2が凸側ロック溝M1からはみ出している外周部分は必ず側面T2に接触する。このため、CリングR2によって凹側連結部30aは抜けないようにロックされる。
なお、本実施の形態の説明では、側面T2をテーパ状に傾斜させて形成したが、凹側連結部30aを抜き取る方向に力を加えている場合に、CリングR2を凹側ロック溝M2の方向に移動させる力のモーメントが働かなければ、特にテーパ状に形成しなくてもよい。
本発明の回転軸の連結構造は、本実施の形態で説明した構成、形状、連結方法等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
なお、本実施の形態の説明に用いた数値等は一例であり、この数値等に限定されるものではない。
なお本実施の形態では、入力側の回転軸の先端を凸形状とし、出力側の回転軸の先端を凹形状としたが、逆にしてもよい。
本実施の形態の説明では、円柱状の嵌合部分に凸側ロック溝M1及び凹側ロック溝M2を形成したが、多角柱状の嵌合部分に凸側ロック溝M1及び凹側ロック溝M2を形成するようにしてもよい。
なお、本実施の形態の説明に用いた数値等は一例であり、この数値等に限定されるものではない。
なお本実施の形態では、入力側の回転軸の先端を凸形状とし、出力側の回転軸の先端を凹形状としたが、逆にしてもよい。
本実施の形態の説明では、円柱状の嵌合部分に凸側ロック溝M1及び凹側ロック溝M2を形成したが、多角柱状の嵌合部分に凸側ロック溝M1及び凹側ロック溝M2を形成するようにしてもよい。
本発明の回転軸の連結構造は、車両のステアリングシステムにおけるギア比可変装置に限定されず、種々の用途で利用されている回転軸の連結部に適用することができる。
1 ギア比可変ステアリングシステム
2 車輪操舵部
3 油圧ポンプ
4 ギア比可変装置
5 ロッド
6 油圧制御部
E 制御ユニット
SW ステアリング
10 (入力)シャフト
10a 凸側連結部
10b 円柱状凸側連結部
10c 六角柱状凸側連結部
20 螺旋配線部
30 駆動部
30a 凹側連結部
30b 円柱空間状凹側連結部
30c 六角柱空間状凹側連結部
32 入出力直結機構/モータ部
34 減速機構部
36 出力シャフト
M1 凸側ロック溝
M2 凹側ロック溝
D1 凸側ロック溝深さ
D2 凹側ロック溝深さ
R1 緩衝リング
R2 Cリング(連結媒体)
S1 バネ部材
J1 治具
2 車輪操舵部
3 油圧ポンプ
4 ギア比可変装置
5 ロッド
6 油圧制御部
E 制御ユニット
SW ステアリング
10 (入力)シャフト
10a 凸側連結部
10b 円柱状凸側連結部
10c 六角柱状凸側連結部
20 螺旋配線部
30 駆動部
30a 凹側連結部
30b 円柱空間状凹側連結部
30c 六角柱空間状凹側連結部
32 入出力直結機構/モータ部
34 減速機構部
36 出力シャフト
M1 凸側ロック溝
M2 凹側ロック溝
D1 凸側ロック溝深さ
D2 凹側ロック溝深さ
R1 緩衝リング
R2 Cリング(連結媒体)
S1 バネ部材
J1 治具
Claims (5)
- 凸側回転軸の先端を凸形状に形成した凸側連結部を、凹側回転軸の先端を凹形状に形成した凹側連結部に挿入して同軸上で連結する、回転軸の連結構造であって、
凸側連結部の一部の形状は円柱状もしくは多角柱状に形成されているとともに、当該円柱状もしくは多角柱状の部分の外周方向には凸側ロック溝が形成されており、
凹側連結部の一部の形状は、前記凸側連結部の円柱状もしくは多角柱状の部分と嵌合するように円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成されているとともに、凸側ロック溝と対向する位置の内周方向に、凹側ロック溝が形成されており、
凸側連結部と凹側連結部とを嵌合させた際の凸側ロック溝と凹側ロック溝とで形成されるロック空間に連結媒体を介在させる、
ことを特徴とする回転軸の連結構造。 - 請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、
連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの外径は円柱空間状もしくは多角柱空間状に形成された凹側連結部における凹側ロック溝の内径よりも大きく形成されており、
凸側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、
凹側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている、
ことを特徴とする回転軸の連結構造。 - 請求項2に記載の回転軸の連結構造であって、
凸側ロック溝における凸側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる、
ことを特徴とする回転軸の連結構造。 - 請求項1に記載の回転軸の連結構造であって、
連結媒体の形状は、周方向の一部を欠いたリング状のCリングであり、当該Cリングの内径は円柱状もしくは多角柱状に形成された凸側連結部における凸側ロック溝の外径よりも小さく形成されており、
凹側ロック溝の深さはCリングの線径以上に形成されており、
凸側ロック溝の深さはCリングの線径よりも小さく形成されている、
ことを特徴とする回転軸の連結構造。 - 請求項4に記載の回転軸の連結構造であって、
凹側ロック溝における凹側連結部先端側の側面を、テーパ状に傾斜させる、
ことを特徴とする回転軸の連結構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008221536A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Exa Co Ltd | 2液混合注入装置及びそのミキサ |
KR20190079484A (ko) * | 2017-12-27 | 2019-07-05 | 가부시키가이샤 시마노 | 양 베어링 릴 |
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-
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- 2005-01-06 JP JP2005001425A patent/JP2006189093A/ja active Pending
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