JP2018113919A - 両軸受リール - Google Patents

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邦生 武智
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洋平 十朱
Yohei Toake
洋平 十朱
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Abstract

【課題】ピニオンギアの撓みを防止する両軸受けリールの提供。【解決手段】両軸受リール100は、リール本体2と、ピニオンギア63と、第1軸受部材11と、スプール軸4と、スプール3と、クラッチ機構64と、を備えている。第1軸受部材11は、ピニオンギア63の第1端部63aの外周面を支持する。スプール軸4は、ピニオンギア内を貫通して延びる。クラッチ機構64は、クラッチオン状態と、クラッチオフ状態とに切り換え可能である。スプール軸4は、支持部を有する。クラッチオン状態において、支持部43はピニオンギア63の第2端部63bの内周面を支持する。【選択図】図2

Description

本発明は、両軸受リールに関するものである。
両軸受リールは、スプール軸とピニオンギアとを連結したり、その連結を解除したりするクラッチ機構を有している(例えば、特許文献1参照)。クラッチ機構がクラッチオン状態となると、スプール軸とピニオンギアとが連結され、スプール軸とピニオンギアとは互いに一体的に回転する。この結果、ハンドルの回転が、回転伝達機構を介して、スプールへと伝達される。一方、クラッチ機構がクラッチオフ状態となると、スプール軸とピニオンギアとの連結が解除されて、スプール軸とピニオンギアとは、互いに相対的に回転可能となる。この結果、キャスティング時にスプールが高速で回転しても、その回転はハンドルへは伝達されない。
特開2012−24037号公報
上述したピニオンギアは、ハンドルと一体的に回転する駆動ギアと噛み合っているため、駆動ギアから荷重を受けて撓むおそれがある。
そこで、本発明の課題は、ピニオンギアの撓みを防止することにある。
本発明のある側面に係る両軸受リールは、リール本体と、ピニオンギアと、第1軸受部材と、スプール軸と、スプールと、クラッチ機構と、を備えている。ピニオンギアは筒状である。第1軸受部材は、ピニオンギアの第1端部の外周面を支持する。スプール軸は、ピニオンギア内を貫通して延びる。また、スプール軸は、リール本体に回転可能に支持される。スプールは、スプール軸に取り付けられる。クラッチ機構は、クラッチオン状態と、クラッチオフ状態とに切り換え可能である。クラッチ機構がクラッチオン状態になると、クラッチ機構は、ピニオンギアとスプール軸とを連結する。また、クラッチ機構がクラッチオフ状態になると、クラッチ機構は、ピニオンギアとスプール軸との連結を解除する。スプール軸は、支持部を有する。クラッチオン状態において、支持部はピニオンギアの第2端部の内周面を支持する。
この構成によれば、ピニオンギアの第1端部の外周面が第1軸受部材によって支持される一方で、ピニオンギアの第2端部の内周面は、スプール軸の支持部によって支持されている。このように、ピニオンギアの内周面が支持されているため、ピニオンギアの撓みを防止することができる。また、ピニオンギアとスプール軸との接触箇所が従来に比べて増加するため、ノイズの伝達率が向上し、ひいては感度が向上する。
好ましくは、ピニオンギアは、ギア部が形成された中央部を有する。中央部は、第1端部と第2端部との間に配置されている。ピニオンギアの第2端部は、先端部と、先端部より中央部側に配置された基端部と、を有する。支持部は、基端部の内周面を支持する。この構成によれば、支持部は、ギア部に近い基端部において内周面を支持するため、ピニオンギアの撓みをより効果的に防止することができる。
好ましくは、両軸受リールは、スプール軸の外周面を支持する第2軸受部材をさらに備える。第2軸受部材は、軸方向において、ピニオンギアよりもスプール側に配置される。
好ましくは、スプール軸は、スプールが取り付けられるスプール取付部をさらに有する。第2軸受部材は、スプール取付部と支持部との間に配置される。
好ましくは、ピニオンギアの第2端部は、支持部のみによって支持されている。この構成によれば、ピニオンギアの第2端部を支持するための軸受部材を省略することができるため、コストを低減化することができる。
好ましくは、ピニオンギアの第2端部の外周面は、他の部材と非接触である。
好ましくは、ピニオンギアの第2端部の外周面と、リール本体との間に空間が形成される。
好ましくは、クラッチ機構は、係合ピンと、係合凹部とを有する。係合ピンは、スプール軸から径方向に突出する。係合凹部は、ピニオンギアの第2端部に形成されて係合ピンと係合する。
本発明によれば、ピニオンギアの強度を向上させることができる。
両軸受リールの正面図。 図1の上から見た両軸受リールの断面図。 クラッチオン状態におけるピニオンギアとスプール軸との断面図。 クラッチオフ状態におけるピニオンギアとスプール軸との断面図。 変形例に係る両軸受リールの図2に対応する図。
以下、本発明に係る両軸受リールの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、軸方向とは、スプール軸の延びる方向を意味する。また、径方向とはスプール軸を中心とした円の径方向を示し、周方向とはスプール軸を中心とした円の周方向を示す。
[両軸受リール]
図1及び図2に示すように、両軸受リール100は、リール本体2と、スプール3と、スプール軸4と、ハンドル5と、回転伝達機構6とを備えている。
[リール本体]
図1に示すように、リール本体2は、第1リール本体部21と第2リール本体部22とを備えている。第1リール本体部21と第2リール本体部22とは、軸方向に互いに間隔をあけて配置されている。第1リール本体部21と第2リール本体部22とは、複数の連結部23を介して互いに連結されている。
第1リール本体部21は、第1側板21a及び第1カバー21bを有している。図2に示すように、第1リール本体部21は、機構装着板21cをさらに有している。第1リール本体部21は、内部に収容空間を有している。この収容空間内に、回転伝達機構6などが収容されている。
図1に示すように、第2リール本体部22は、第2側板22a及び第2カバー22bを有している。第1側板21aと第2側板22aとは、連結部23を介して、互いに連結されている。この第1側板21aと第2側板22aと連結部23とは、一体的に形成されており、リール本体2のフレームを構成している。
[スプール]
スプール3は、第1リール本体部21と第2リール本体部22との間に配置されている。詳細には、スプール3は、略円筒状であって軸方向に延びている。スプール3は、リール本体2に対して回転可能である。スプール3は、スプール軸4を介してリール本体2に回転可能に支持されている。
[スプール軸]
図2に示すように、スプール軸4は、リール本体2に回転可能に支持されている。詳細には、スプール軸4は、第1リール本体部21及び第2リール本体部22に回転可能に支持されている。詳細には、後述する軸受部材を介して、リール本体2に回転可能に支持されている。このスプール軸4に、スプール3は取り付けられている。このため、スプール3とスプール軸4とは一体的に回転する。
図3に示すように、スプール軸4は、ピニオンギア63内を延びる第1部分41と、スプール3内を延びる第2部分42とを有している。スプール3は、この第2部分42に取り付けられている。第1部分41の外径は、第2部分42の外径よりも小さい。第1部分41の外周面がピニオンギア63の内周面に当接しないよう、第1部分41の外径はピニオンギア63の内径よりもわずかに小さい。
スプール軸4は、支持部43をさらに有している。支持部43は、第1部分41の一部であり、第1部分41の他の部分よりもわずかに外径が大きい。支持部43は、第1部分41のうち、第2部分42側の端部を構成している。このため、ピニオンギア63がスプール3から遠ざかる方向(図3の左側)に移動すると、支持部43はピニオンギア63の外部へと相対的に移動することとなる。
また、スプール軸4は、スプール取付部46をさらに有している。このスプール取付部46に、スプール3が取り付けられている。スプール取付部46は、第2部分42の一部である。
[ハンドル]
図1に示すように、ハンドル5は、スプール3を回転させるための部材であって、第1リール本体部21に回転可能に取り付けられている。ハンドル5が回転すると、回転伝達機構6を介してスプール3が回転する。
[回転伝達機構]
図2に示すように、回転伝達機構6は、ハンドル5の回転をスプール軸4に伝達する機構である。回転伝達機構6は、駆動軸61、駆動ギア62、ピニオンギア63、及びクラッチ機構64を有する。駆動軸61は、ハンドル5と一体的に回転する。駆動ギア62は、駆動軸61と一体的に回転する。
ピニオンギア63は、駆動ギア62と噛み合う。ピニオンギア63は、第1リール本体部21内に配置されている。ピニオンギア63は筒状である。このピニオンギア63内をスプール軸4が貫通して延びている。
図3に示すように、ピニオンギア63は、第1端部63a、第2端部63b、及び中央部63cを有している。第1端部63aは、スプール3から離れた側の端部であり、第2端部63bは、スプール3に近い側の端部である。また、中央部63cは、第1端部63aと第2端部63bとの間の部分である。中央部63cの外周面には、ギア部が形成されている。この中央部63cに形成されたギア部が、駆動ギア62と噛み合っている。
第2端部63bは、基端部631と、先端部632と、を有している。基端部631は、先端部632よりも中央部63c側に配置されている。先端部632は、基端部631からスプール3側に延びている。先端部632の内径は、基端部631の内径よりも大きい。
クラッチ機構64は、ピニオンギア63の回転を、スプール軸4に伝達したり遮断したりするように構成されている。すなわち、クラッチ機構64は、クラッチオン状態と、クラッチオフ状態とに切り換え可能に構成されている。なお、クラッチ機構64がクラッチオン状態にあるとき、ピニオンギア63とスプール軸4とが連結して一体的に回転する。また、クラッチ機構64がクラッチオフ状態にあるとき、ピニオンギア63とスプール軸4との連結は解除される。
具体的には、クラッチ機構64は、係合ピン64aと係合凹部64bとによって構成される。係合ピン64aは、スプール軸4から径方向に突出している。詳細には、係合ピン64aは、スプール軸4を径方向に貫通している。係合凹部64bは、ピニオンギア63の第2端部63bに形成された凹部である。詳細には、係合凹部64bは、第2端部63bの先端部632に形成されている。係合凹部64bは、軸方向においてスプール3に向かって開口している。係合凹部64bは、係合ピン64aと係合するように構成されている。
クラッチ機構64がクラッチオン状態にあるとき、係合ピン64aが係合凹部64bに係合する。この係合ピン64aと係合凹部64bとの係合によって、ピニオンギア63がスプール軸4と一体的に回転し、その結果、ピニオンギア63の回転がスプール軸4に伝達される。一方、図4に示すように、ピニオンギア63が係合ピン64aから離れる方向に移動すると、クラッチ機構64がクラッチオフ状態となり、係合ピン64aと係合凹部64bとの係合が解除される。この結果、ピニオンギア63はスプール軸4と相対回転し、ピニオンギア63の回転はスプール軸4に伝達されない。
[軸受部材]
図2に示すように、両軸受リール100は、複数の軸受部材を有している。第1軸受部材11は、ピニオンギア63の第1端部63aの外周面を支持している。また、第1軸受部材11は、第1リール本体部21に取り付けられている。詳細には、第1軸受部材11は、第1リール本体部21の第1カバー21bに取り付けられている。なお、ピニオンギア63を支持する軸受部材は、第1軸受部材11のみである。すなわち、ピニオンギア63の第1端部63aが第1軸受部材11によって支持されている一方で、ピニオンギア63の第2端部63bは軸受部材によって支持されていない。
図3に示すように、ピニオンギア63の第2端部63bの内周面は、スプール軸4の支持部43によって支持されている。詳細には、支持部43は、第2端部63bの基端部631の内周面を支持している。また、クラッチ機構64がクラッチオン状態にあるとき、スプール軸4の支持部43はピニオンギア63の第2端部63bの内周面を支持している。すなわち、クラッチオン状態において、支持部43の外周面が、ピニオンギア63の第2端部63bの内周面に当接している。ピニオンギア63の第2端部63bの支持部43の外径は、ピニオンギア63の内径と実質的に同じである。なお、スプール軸4の第1部分41のうち支持部43以外の部分の外周面は、ピニオンギア63の第2端部63bの内周面に当接していない。
このように、クラッチ機構64がクラッチオン状態にあるとき、ピニオンギア63の第1端部63aは、第1軸受部材11によって支持され、ピニオンギア63の第2端部63bは、スプール軸4の支持部43によって支持される。言い換えると、ピニオンギア63の第1端部63aは、外周面が支持され、ピニオンギア63の第2端部63bは、内周面が支持されている。ピニオンギア63の第2端部63bは、支持部43のみによって支持されている。すなわち、ピニオンギア63の第2端部63bの外周面は軸受部材によって支持されていない。ピニオンギア63の第2端部63bの外周面は、他の部材とも接触していない。このため、ピニオンギア63の第2端部63bの外周面と、リール本体2との間には空間が形成されている。
図4に示すようにクラッチ機構64がクラッチオフ状態にあるとき、ピニオンギア63の第1端部63aのみが支持されており、第2端部63bは支持されていない。クラッチオフ状態では、ピニオンギア63がスプール3から遠ざかる方向に移動する。このため、スプール軸4の支持部43はピニオンギア63の外部に相対的に移動することとなり、支持部43による第2端部63bの支持が解除される。
図2に示すように、第2軸受部材12は、スプール軸4の外周面を支持している。第2軸受部材12は、ピニオンギア63の第2端部63bよりもスプール3側に配置されている。詳細には、第2軸受部材12は、スプール取付部と支持部43との間に配置されている。また、第2軸受部材12は、スプール3とピニオンギア63との間に配置されている。第2軸受部材12は、第1リール本体部21に取り付けられている。詳細には、第2軸受部材12は、第1リール本体部21の機構装着板21cに取り付けられている。機構装着板21cは、スプール3に向かって突出するボス部21dを有している。そして、第2軸受部材12は、このボス部21d内に取り付けられている。
第3軸受部材13は、スプール軸4の第1端部44の外周面を支持している。第3軸受部材13は、第2リール本体部22に取り付けられている。詳細には、第2リール本体部22は、スプール3に向かって突出するボス部22cを有している。そして、第3軸受部材13は、このボス部22cに取り付けられている。なお、スプール軸4の第2端部45は、支持されていない。すなわち、スプール軸4を支持する軸受部材は、第2軸受部材12及び第3軸受部材13のみである。
軸方向において、第2軸受部材12と第3軸受部材13とは、スプール3を基準にして、互いに反対側に配置されている。すなわち、軸方向において、第2軸受部材12、スプール3、第3軸受部材13の順で配置されている。
[両軸受リールの動作]
次に、両軸受リール100の動作について説明する。図4に示すように、釣り糸をスプール3から繰り出すキャスティング時には、クラッチ機構64をクラッチオフ状態とする。このため、キャスティングによってスプール軸4はスプール3と一体的に糸繰り出し方向に回転するが、この回転はピニオンギア63には伝達されない。したがって、スプール3の回転は、回転伝達機構6を介してハンドル5に伝達されない。
図3に示すように、ピニオンギア63をスプール3側(図3の右側)に移動させてクラッチ機構64をクラッチオン状態とすると、係合ピン64aが係合凹部64bに係合する。この結果、ピニオンギア63がスプール軸4と一体的に回転する。したがって、ハンドル5の回転が、回転伝達機構6を介して、スプール3へと伝達される。
このクラッチオン状態では、ピニオンギア63の第1端部63aの外周面が第1軸受部材11によって支持されている。そして、ピニオンギア63の第2端部63bの内周面は、スプール軸4の支持部43によって支持されている。すなわち、支持部43の外周面が、第2端部63bの内周面に当接している。なお、ピニオンギア63の第2端部63bの外周面は軸受部材によって支持されていない。
図4に示すように、クラッチ機構64がクラッチオフ状態にあるときは、ピニオンギア63の第1端部63aの外周面は、第1軸受部材11によって支持されている。一方、ピニオンギア63の第2端部63bの内周面は、スプール軸4の支持部43によって支持されていない。すなわち、支持部43の外周面は、第2端部63bの内周面と接触していない。なお、支持部43の一部が内周面と接触していてもよいが、支持部43の大部分は内周面と接触していないことが好ましい。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、クラッチ機構64は係合ピン64aと係合凹部64bとから構成されていたが、クラッチ機構64の構成はこれに限定されない。
また、上記実施形態のスプール軸4では、第1部分41は第2部分42よりも外径が小さいが、スプール軸4の構成はこれに限定されない。例えば、第1部分41は、第2部分42と外径が同じであってもよいし、第2部分42よりも外径が大きくてもよい。
また、図5に示すように、ピニオンギア63の第2端部63bの径方向外側に、ピニオンギア63と非接触である第4軸受部材14を配置してもよい。詳細には、第4軸受部材14は、第2端部63bの先端部632の径方向外側に配置されている。ただし、この第4軸受部材14は、ピニオンギア63と非接触である。
さらに、第4軸受部材14に代えて、ピニオンギア63の第2端部63bの径方向外側に、ピニオンギア63と非接触であるブッシュ等(図示せず)を配置してもよい。なお、第4軸受部材14及びブッシュ等は、第1リール本体部21をリール本体2から外した際、ピニオンギア63のガタツキを制限するためのものであり、ピニオンギア63の第2端部63bの外周面と第4軸受部材14の内周面との間には空間が形成されている。このように、第4軸受部材14及びブッシュ等は、回転状態のピニオンギア63を支持するものではない。
2 リール本体
3 スプール
4 スプール軸
63 ピニオンギア
63a 第1端部
63b 第2端部
64 クラッチ機構
11 第1軸受部材
12 第2軸受部材

Claims (8)

  1. リール本体と、
    筒状のピニオンギアと、
    前記ピニオンギアの第1端部の外周面を支持する第1軸受部材と、
    前記ピニオンギア内を貫通して延びるとともに、前記リール本体に回転可能に支持されるスプール軸と、
    前記スプール軸に取り付けられるスプールと、
    前記ピニオンギアと前記スプール軸とを連結するクラッチオン状態と、前記ピニオンギアと前記スプール軸との連結を解除するクラッチオフ状態とに切り換え可能なクラッチ機構と、
    を備え、
    前記スプール軸は、前記クラッチオン状態において、前記ピニオンギアの第2端部の内周面を支持する支持部を有する、
    両軸受リール。
  2. 前記ピニオンギアは、前記第1端部と前記第2端部との間に配置され且つギア部が形成された中央部を有し、
    前記ピニオンギアの前記第2端部は、先端部と、前記先端部より前記中央部側に配置された基端部と、を有し、
    前記支持部は、前記基端部の内周面を支持する、
    請求項1に記載の両軸受リール。
  3. 前記スプール軸の外周面を支持する第2軸受部材をさらに備え、
    前記第2軸受部材は、軸方向において、前記ピニオンギアよりもスプール側に配置される、
    請求項1又は2に記載の両軸受リール。
  4. 前記スプール軸は、前記スプールが取り付けられるスプール取付部をさらに有し、
    前記第2軸受部材は、前記スプール取付部と前記支持部との間に配置される、
    請求項3に記載の両軸受リール。
  5. 前記ピニオンギアの第2端部は、前記支持部のみによって支持されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の両軸受リール。
  6. 前記ピニオンギアの第2端部の外周面は、他の部材と非接触である、
    請求項1から5のいずれかに記載の両軸受リール。
  7. 前記ピニオンギアの第2端部の外周面と、前記リール本体との間に空間が形成される、
    請求項1から6のいずれかに記載の両軸受リール。
  8. 前記クラッチ機構は、前記スプール軸から径方向に突出する係合ピンと、前記ピニオンギアの第2端部に形成されて前記係合ピンと係合する係合凹部と、を有する、
    請求項1から7のいずれかに記載の両軸受リール。

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