JP6376740B2 - 両軸受リール - Google Patents

両軸受リール Download PDF

Info

Publication number
JP6376740B2
JP6376740B2 JP2013206303A JP2013206303A JP6376740B2 JP 6376740 B2 JP6376740 B2 JP 6376740B2 JP 2013206303 A JP2013206303 A JP 2013206303A JP 2013206303 A JP2013206303 A JP 2013206303A JP 6376740 B2 JP6376740 B2 JP 6376740B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
peripheral surface
shaft
clutch
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013206303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015065961A (ja
JP2015065961A5 (ja
Inventor
生田 剛
剛 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2013206303A priority Critical patent/JP6376740B2/ja
Priority to US14/467,528 priority patent/US9781911B2/en
Priority to TW103130393A priority patent/TWI634837B/zh
Priority to MYPI2014702596A priority patent/MY177086A/en
Priority to KR1020140126348A priority patent/KR102278089B1/ko
Priority to CN201410504757.4A priority patent/CN104509504B/zh
Publication of JP2015065961A publication Critical patent/JP2015065961A/ja
Publication of JP2015065961A5 publication Critical patent/JP2015065961A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6376740B2 publication Critical patent/JP6376740B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • A01K89/033Brake devices for reels with a rotary drum, i.e. for reels with a rotating spool

Description

本発明は、リール本体の側部に回転可能に設けられたハンドルとリール本体に回転自在に支持されたスプールとを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能なクラッチ機構を有する両軸受リールに関する。
両軸受リールには、ハンドルとスプールとを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能なクラッチ機構が設けられる。従来のクラッチ機構は、スプール軸とピニオンギアとの間に設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のクラッチ機構は、スプール軸に設けられるクラッチピンと、スプール軸が貫通するピニオンギアに設けられクラッチピンに係合する例えば係合溝を有する係合部と、を有する。
クラッチ機構を構成するピニオンギアは、巻上効率を向上させるために、両端が一対の軸受によって回転自在かつ軸方向移動可能に支持されている。これにより、歯面の噛み合いが安定し、歯車の伝達効率すなわち巻上効率が向上する。ただし、この場合、スプール軸とピニオンギアを高い精度で同芯に配置しないと、クラッチオフ状態でピニオンギア内周にスプール軸が接触し、キャスティング時に回転抵抗となって仕掛けの飛距離を損なうことになる。このため、特許文献1のクラッチ機構ではスプール軸外周とピニオンギア内周に適当な隙間を設けている。
特開2012−24037号公報
特許文献1の技術では、スプール軸外周から隙間を隔ててピニオンギアが両端支持される。このような両軸受リールでは、仕掛けに魚が掛かって釣り糸を巻き取るとき、両者の相対的な傾きによってクラッチピンと係合部とが間欠的に接触し、ハンドルを滑らかに回転させにくくなる。また、クラッチピンと係合部はピニオンギアの外周に露出しているので、間欠的な接触音が響きやすく、釣り人の妨げになる。
本発明の課題は、糸巻取時におけるクラッチピンと係合部との間欠的な接触を抑えることにある。
本発明に係る両軸受リールは、釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールである。両軸受リールは、リール本体と、リール本体の側部に回転可能に設けられたハンドルと、リール本体に回転自在に支持されたスプールと、ハンドルとスプールとを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能なクラッチ機構と、を備える。クラッチ機構は、クラッチピンと、ピニオンギアと、第1軸受と、第2軸受と、隙間調整部と、を備える。クラッチピンは、スプールが一体回転可能に設けられたスプール軸径方向に突出して配置される。ピニオンギアは、スプール軸が貫通可能な貫通孔及びクラッチピンが係合可能な係合部を有し、クラッチピンに係合してスプール軸と一体回転可能となるオン位置と、クラッチピンとの係合が解除されるオフ位置とに軸方向移動可能であり、ハンドルの回転に連動して回転可能である。第1軸受は、ピニオンギアのスプール側の第1端部の外周面に配置され、ピニオンギアをリール本体に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するためのものである。第2軸受は、第1端部とは反対側の第2端部の外周面に配置され、ピニオンギアをリール本体に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するためのものである。隙間調整部は、貫通孔の内周面とスプール軸の外周面との間で内周面および外周面の少なくともいずれかに設けられ、オン状態において内周面と外周面との隙間が部分的に小さい。
この両軸受リールでは、隙間調整部によって、スプール軸のクラッチピンがピニオンギアの係合部に係合するクラッチ機構のオン状態のとき、ピニオンギアの内周面とスプール軸の外周面との隙間が部分的に小さくなる。これにより、クラッチ機構がオン状態のとき、ピニオンギアとスプール軸との隙間が小さくなり、両者の相対的な傾きに起因する間欠的な接触を抑えることができる。また、オフ状態のときは、部分的に隙間が小さい隙間調整部が生じないので、キャスティングに影響を与えない。
隙間調整部は、スプール軸のスプール側の外周面に設けられてもよい。この場合には、スプール軸に隙間調整部が設けられるので、隙間調整部を容易に形成でき、かつピニオンギアの貫通孔の形状が簡素になる。
スプール軸は、クラッチピンが貫通する第1軸部と、第1軸部よりも小径であり、第1軸部からスプールから離れる方向に延びる第2軸部と、を有してもよい。貫通孔は、オン状態において第1軸部を配置可能な第1孔部と、第1孔部よりも小径であり、オン状態において第2軸部に配置可能な第2孔部と、を有する。隙間調整部は、第2軸部の第1軸部側の外周面に第2軸部よりも大径かつ第2孔部よりも小径に設けられる。この場合には、オン状態のときには第2軸部と第2孔部とが対向し、この第2軸部の第1軸部側の外周面に設けられた隙間調整部が第2孔部に対向する。これにより、隙間調整部と第2孔部との隙間が第2軸部と第2孔部との隙間よりも小さくなる。また、オフ状態のときは、第1孔部が隙間調整部に配置可能になり、第2孔部は、第2軸部に配置可能になる。ここでは、ピニオンギアとスプール軸との隙間が大きくなり、スプール軸がピニオンギアに接触しにくい。これにより、キャスティング時のスプール軸の回転抵抗が軽減され、仕掛けを遠くに飛ばすことができる。
係合部は、ピニオンギアのスプール側の端面に設けられ、オン状態においてクラッチピンに周方向の複数箇所で係合する複数の係合溝を有してもよい。この場合には、クラッチピンがピニオンギアの複数の回転位相で係合溝に係合できる。
隙間調整部において、オン状態における外周面と内周面との隙間は、0.02mm以上0.15mm以下であってもよい。この場合には、隙間調整部によって形成された隙間が小さいため、スプールに作用する負荷が変動してもピニオンギアの回転に対してスプール軸の回転の変動がさらに生じにくくなる。このため、糸巻取時に負荷が変動してもクラッチピンと係合部との間欠的な接触をさらに抑えることができる。
隙間調整部において、オフ状態における外周面と内周面との隙間はオン状態における外周面と内周面との隙間より大きくてもよい。この場合には、オフ状態ときに、隙間か大きくなるので、キャスティング時のスプール軸の回転抵抗が軽減され、仕掛けを遠くに飛ばすことができる。
本発明によれば、クラッチ機構がオン状態のとき、ピニオンギアとスプール軸との隙間が小さくなり、ピニオンギアに対してスプール軸の相対的な傾きが生じにくくなる。このため、クラッチピンと係合部との間欠的な接触を抑えることができる。
本発明の一実施形態による両軸受リールの背面図。 両軸受リールのハンドル側から見た側面図。 図2の切断線III−IIIによる断面図。 図2の切断線IV−IVよる断面図。 回転伝達機構及びクラッチ機構を含む分解斜視図。 スプール軸が配置されたピニオンギアの断面図。 他の実施形態の図6に相当する図。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リール100は、図1及び図2に示すように、ベイトキャスト用の小型のロープロフィール型のリールである。両軸受リール100は、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されるスプール回転用ハンドル2と、ハンドル2よりもリール本体1側に配置されるドラグ力調整用のスタードラグ3とを備える。また、両軸受リール100は、図3及び図4に示すように、糸巻用のスプール12と、スプール軸16と、回転伝達機構18と、クラッチ機構13と、ドラグ機構21と、を備える。
<リール本体>
リール本体1は、図1、図3、図4、及び図5に示すように、フレーム5と、フレーム5の両側方を覆う第1側カバー6a及び第2側カバー6bと、を有する。また、リール本体1は、フレーム5の前方を覆う前カバー8aと、第1側カバー6aにねじ等によって固定される軸支持部8bと、をさらに有する。
フレーム5は、ハンドル2と逆側の第1側板7aと、第1側板7aと対向して配置されるハンドル2側の第2側板7bと、第1側板7aと第2側板7bとを連結する複数の連結部7cと、を有する。第1側板7aには、スプール12が通過可能な開口7dが形成される。開口7dには、軸支持部8bが着脱可能に連結される。上側の連結部7cは、サムレストとして使用される。下側の連結部7cには、竿装着部7eが一体形成される。
リール本体1の第1側板7aと第2側板7bの間には、糸巻き用のスプール12が回転自在かつ着脱可能に装着される。第2側板7bには、図5に示すように、それぞれ貫通孔を有する第1ボス部7f及び第2ボス部7gが形成される。第1ボス部7fは、ハンドル2が連結される後述する駆動軸30の基端を回転自在に支持するために設けられる。第2ボス部7gは、ピニオンギア32を回転自在かつ軸方向移動可能に支持するために設けられる。
図4に示すように、第1側カバー6aは、軸支持部8bを介して第1側板7aに着脱可能に連結される。図5に示すように、第2側カバー6bは、第3ボス部6c及び第4ボス部6dを有する。第3ボス部6cは、駆動軸30を回転自在に支持するために設けられる。第4ボス部6dは、スプール12が固定されるスプール軸16及びピニオンギア32を支持するために設けられる。
軸支持部8bは、図4に示すように、有底筒状の部材である。軸支持部8bの内周部には、筒状の軸受収納部8cが形成される。軸受収納部8cは、スプール軸16の一端を支持する軸受24aを内部に収納する。
第1側板7aと第2側板7bの間には、図3及び図4に示すように、スプール12と、スプール12内に釣り糸を均一に巻き付けるためのレベルワインド機構15と、サミングを行う場合の親指の当てとなるクラッチ操作部材17とが配置される。クラッチ操作部材17は、スプール軸16回りに揺動してクラッチ機構13をオン状態とオフ状態とに切り換え操作するために設けられる。クラッチ操作部材17は、図2に実線で示すクラッチオン位置と、二点鎖線で示すクラッチオフ位置とに揺動する。
第2側板7bと第2側カバー6bとの間には、図3及び図4に示すように、回転伝達機構18と、クラッチ機構13と、クラッチ制御機構19と、ドラグ機構21と、キャスティングコントロール機構22と、が配置される。回転伝達機構18は、ハンドル2の回転をスプール12及びレベルワインド機構15に伝えるための機構である。クラッチ制御機構19は、クラッチ操作部材17の操作に応じてクラッチ機構13の係脱及び制御を行うための機構である。クラッチ制御機構19は、図5に示すように、クラッチヨーク39とクラッチカム44とクラッチプレート45とを有する公知の構造である。キャスティングコントロール機構22は、スプール12の回転時の抵抗力を調整するための制動機構である。さらに、第1側板7aと第1側カバー6aとの間には、遠心力によってスプール12を制動するスプール制動装置23が配置される。スプール制動装置23は、キャスティング時のバックラッシュを抑えるための装置である。
<スプール及びスプール軸>
図4に示すように、スプール12は、外周に釣り糸が巻き付けられる筒状の糸巻胴部12aと、左右一対のフランジ部12bと、ボス部12cと、を有する。フランジ部12bは、糸巻胴部12aの両端にそれぞれ径方向外方に一体的に突出して設けられる。ボス部12cは、スプール軸16に圧入等の適宜の固定手段により固定される。これにより、スプール12は、スプール軸16に一体回転可能に連結される。
スプール軸16は、図4に示すように、第2側板7bを貫通して第2側カバー6bの外方に延びる。スプール軸16の一端は、軸支持部8bの軸受収納部8cに収納される軸受24aによって回転自在に支持される。またスプール軸16の他端は、第2側カバー6bに設けられる第4ボス部6d内で軸受24bによって回転自在に支持される。このように、スプール軸16はリール本体1に2箇所で軸受によって支持される。
スプール軸16は、第2側板7bの第2ボス部7gを貫通する第1軸部16aを有する。第1軸部16aには、クラッチ機構13を構成するクラッチピン20が固定される。クラッチピン20は、クラッチ機構13を構成する。クラッチピン20は、径方向に沿ってスプール軸16を貫通し、その両端がスプール軸16から径方向に突出する。スプール軸16のクラッチピン20が貫通する第1軸部16aは、スプール軸16のスプール12を固定する部分と同様に大径に形成される。スプール軸16は、第1軸部16aに連なる第2軸部16bを有する。第2軸部16bは、第1軸部16aよりも小径である。第1軸部16aと第2軸部16bとの間には、クラッチ機構13を構成する隙間調整部13aが設けられる。隙間調整部13aは、後述するピニオンギア32とスプール軸16との隙間を部分的に小さくするために設けられる。
<回転伝達機構>
回転伝達機構18は、図3に示すように、ハンドル2が一体回転可能に連結される駆動軸30と、駆動軸30に装着される駆動ギア31と、駆動ギア31にかみ合うピニオンギア32(図4及び図5参照)と、駆動軸30に一体回転可能に連結される第1ギア33と、第1ギア33に噛み合う第2ギア34と、を有する。第2ギア34は、レベルワインド機構15をハンドル2の回転に応じて左右に往復移動するために設けられる。
駆動軸30は、例えばステンレス合金製であり、図3及び図5に示すように、大径の鍔部30aを有する。駆動軸30は、第2側板7bの第1ボス部7fに装着された軸受43と、第2側カバー6bの第3ボス部6cに装着されたワンウェイクラッチ40とによってリール本体1に回転自在に支持される。駆動軸30は、ローラ型のワンウェイクラッチ40により糸巻取方向のみ回転可能である。駆動軸30には、ドラグ機構21のドラグ力を受けるドラグ受け部材としてのラチェットホイール36が一体回転可能に装着される。ラチェットホイール36は、駆動ギア31と鍔部30aとの間に配置される。ラチェットホイール36は、ドラグ受け部材として機能するとともに、クラッチ機構13をクラッチオフ状態からクラッチオン状態に戻すクラッチ戻し機構としても機能する。さらに、ワンウェイクラッチ40と並列に配置された爪式のワンウェイクラッチとしても機能する。
図3に示すように、駆動軸30には、駆動ギア31が回転自在に装着されるとともに、ドラグ機構21のドラグ板37が一体回転可能に装着される。また、駆動軸30には、スタードラグ3のドラグナット3aが螺合する。駆動軸30の先端には、ハンドル2が一体回転可能に装着されるとともに、ハンドル2を駆動軸30に固定するためのナット53が螺合する。駆動軸30の基端には、第1ギア33が一体回転可能に装着される。第2ギア34は、図に示すように、レベルワインド機構15の螺軸15aに一体回転可能に連結される。
図5及び図6に示すように、ピニオンギア32は、例えばステンレス合金製又は黄銅合金等の金属製の部材であり、スプール軸16が中心を貫通する貫通孔32gを有する筒状部材である。なお、図6では、スプール軸芯Cの上側に、クラッチ機構13がオン状態のときのピニオンギア32の位置を示し、スプール軸芯Cの下側に、クラッチ機構13がオフ状態のときのピニオンギア32の位置を示す。貫通孔32gは、大径の第1孔部32hと、第1孔部32hよりも小径の第2孔部32iと、を有する。第1孔部32hは、クラッチ機構13がオン状態にあるとき、スプール軸16の第1軸部16aに配置可能である。第2孔部32iは、スプール軸の第2軸部16bに配置可能である。また、第2孔部32iの第1孔部32h側の部分は、クラッチ機構13がオン状態にあるとき、隙間調整部13aに配置可能である。
ピニオンギア32は、両端がリール本体1に回転自在に支持される。具体的には、図に示すように、ピニオンギア32は、一端が第2側板7bの第2ボス部7gに第1軸受38aにより回転自在に支持され、他端が第2側カバー6bの第4ボス部6dに第2軸受38bにより回転自在に支持される。第1軸受38a及び第2軸受38bは、クラッチ機構13を構成する。このようにピニオンギア32がリール本体1に両端で支持されるので、ピニオンギア32が傾きにくくなり、ピニオンギア32がスプール軸16と接触しない。このため、キャスティング時のスプール軸の回転抵抗が軽減され、仕掛けを遠くに飛ばすことができる。
ピニオンギア32は、第1軸受38a及び第2軸受38bによって、リール本体1にスプール軸方向に移動自在にも支持される。ピニオンギア32は、第1支持部32aと、ギア部32bと、くびれ部32cと、第2支持部32dと、を有する。
第1支持部32aは、ピニオンギア32の一端に設けられ、第1軸受38aを介して回転自在かつ軸方向移動自在に第2側板7bの第2ボス部7gに支持される。第1支持部32aは、クラッチピン20が係合する複数の係合溝32eが形成されたクラッチ係合部32fを有する。クラッチ係合部32fは、係合部の一例である。係合溝32eは、径方向に沿って形成される。複数の係合溝32eは、例えば、90度交差して径方向に沿って4つ設けられている。この複数の係合溝32eを有するクラッチ係合部32fとクラッチピン20とによってクラッチ機構13が構成される。また、クラッチ機構13は、前述したように隙間調整部13aと、第1軸受38aと、第2軸受38bと、有する。クラッチ機構13がオン状態のとき、第2孔部32iとの隙間が部分的に小さくなるように隙間調整部13aは設けられる。隙間調整部13aは、オン状態のとき、第2孔部32iに配置可能であるが、オフ状態のときは、第2孔部32iよりも大径の第1孔部32hに配置可能である。したがって、オン状態のときだけ、第2孔部32iとの間の隙間Dが部分的に小さくなる。オン状態のときの隙間Dは、図6に拡大して示すように、好ましくは、0.02mm以上0.15mm以下の範囲である。より好ましくは、隙間Dは、0.05mm以上0.10mm以下の範囲である。
ギア部32bは、第1支持部32aと間隔を隔てて配置され、駆動ギア31にかみ合い可能である。ギア部32bは、ピニオンギア32のギア部32bを除く加工が終了した後に貫通孔32gを塞いでめっき皮膜を形成した後に、歯切り等の適宜の機械加工によって形成される。したがって、ギア部32bには、めっき皮膜は形成されない。
くびれ部32cは、第1支持部32aとギア部32bとの間に配置される。くびれ部32cの外径D1は、第1支持部32aよりも小径である。しかし、くびれ部32cの外径D1は、第2支持部32dの外径D2よりも大きい(D1>D2)。このように、駆動ギア31がかみ合うギア部32bとスプール軸16に連結されるクラッチ係合部32fの間に配置されるくびれ部32cの外径Dが第2支持部32dの外径Dよりも大きいので、ピニオンギア32の剛性が高くなり、ピニオンギア32の回転伝達効率が高くなる。
くびれ部32cには、クラッチ制御機構19を構成するクラッチヨーク39が係合する。クラッチヨーク39は、クラッチ操作部材17が図2に二点鎖線で示すクラッチオフ位置にあると、オフ位置に配置される。また、クラッチ操作部材17が図2に実線で示すクラッチオン位置にあると、クラッチヨーク39は、オフ位置よりスプール12に接近した側のオン位置にピニオンギア32によって移動させられる。これにより、クラッチピン20が係合溝32と係合してクラッチ機構13がオン状態になる。なお、クラッチヨーク39は、一対のコイルばね35によってオン位置に付勢される。
このように、ピニオンギア32は、回転伝達機構18を構成し、ハンドル2に連動して回転して、ハンドル2の回転をスプール12に伝達するとともに、クラッチ操作部材17の操作に応じてスプール軸16方向に往復移動する。くびれ部32cの外径D1は、第2支持部32dの外径D2よりも大きい。これにより、ピニオンギア32の剛性が高くなり、ピニオンギア32が捩れにくくなる。このため、ピニオンギア32の回転伝達効率が高くなる。
第2支持部32dは、ピニオンギア32の他端に配置される。第2支持部32dは、第2軸受38bを介して第2側カバー6bの第4ボス部6dに回転自在かつ軸方向移動自在に支持される。第2軸受38bは、第4ボス部6d内で、スプール軸16を支持する軸受24bとスペーサ42を挟んで配置される。
めっき皮膜は、第1支持部32aの外周面と、くびれ部32cの外周面と、第2支持部32dの外周面と、クラッチ係合部32fの外周面と、に形成される。めっき皮膜は、フッ素樹脂含有無電解ニッケルめっき皮膜である。
このような構成されたピニオンギア32は、筒状の金属素材を機械加工してギア部32bの歯切りを除いてクラッチ係合部32fを含む第1支持部32a、くびれ部32c、第2支持部32d、及び貫通孔32gを形成する。そして、貫通孔32gを塞いでめっき槽に素材を漬けて無電解めっき処理をおこなう。めっき処理が終わると、ギア部32bを歯切り加工する。
<ドラグ機構>
ドラグ機構21は、クラッチオン状態のとき、駆動ギア31を介してスプール12の糸繰り出し方向の回転を制動する。ドラグ機構21は、スタードラグ3によりドラグ力が調整される。ドラグ機構21は、図3に示すように、ワンウェイクラッチ40の内輪40aを介して、ハンドル2の回転及びスタードラグ3の押圧力が伝達される。ドラグ機構21は、内輪40aに一体回転可能に連結されるドラグ板37(図3参照)と、ラチェットホイール36と、を有する。ドラグ板37と駆動ギア31との間、及び駆動ギア31とラチェットホイール36との間には、ドラグ作動時に駆動ギア31が滑らかに滑るようにするためにフェルト製またはグラファイト製の第1ドラグ座金41a及び第2ドラグ座金41bが装着される。
<キャスティングコントロール機構>
キャスティングコントロール機構22は、図4及び図5に示すように、第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bと、制動キャップ52と、を有する。第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bは、スプール軸16の両端を挟むように配置される。制動キャップ52は、第1摩擦プレート51a及び第2摩擦プレート51bによるスプール軸16の挟持力を調節するための部材である。第1摩擦プレート51aは、制動キャップ52内に配置される。制動キャップ52は、第4ボス部6dの外周面に螺合する。第2摩擦プレート51bは、軸支持部8b内に装着される。
<スプール制動装置>
スプール制動装置23は、図に示すように、回転部材62と、複数(例えば6つ)のブレーキシュー64と、ブレーキドラム66と、移動機構68と、を備える。スプール制動装置23はスプール軸16及び軸支持部8bに装着される。複数のブレーキシュー64は、回転部材62に揺動可能かつ着脱自在に弾性係合されている。ブレーキドラム66は、ブレーキシュー64の径方向内方に配置され、揺動するブレーキシュー64に外周面が接触する。移動機構68は、ブレーキシュー64とブレーキドラム66とをスプール軸16の軸方向に相対移動可能かつ位置決め可能である。
回転部材62は、例えば、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等の合成樹脂製の概ね円形の部材である。回転部材62は、スプール軸16に圧入固定され、スプール軸16により軸方向に位置決めされる。また、回転部材62は、スプール軸16に固定され、スプール12の回転に連動して回転する。スプール12が回転すると、ブレーキシュー64は、遠心力によって、揺動軸63cを中心として図の反時計回りに揺動する。そして、ブレーキシュー64とブレーキドラム6との摩擦によりスプール12が制動される。このときの制動力は、接触位置でのブレーキシュー66の重心位置及び揺動角度に依存するため、移動機構68によってブレーキドラム66の位置を調整することで、制動力を調整することができる。なお、操作部材60を回転させることによってブレーキドラム66の位置を調整することができる。
このように構成された両軸受リール100のクラッチ機構13では、オン状態のとき、ピニオンギア32とスプール軸16との隙間が小さくなり、両者の相対的な傾きに起因するクラッチピン20とクラッチ係合部32fの間欠的な接触が生じにくくなる。このため、これによって、ハンドルを滑らかに回転させやすくなるとともに、間欠的な接触音が響きにくくなる。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出すリールである。両軸受リールは、リール本体1と、ハンドル2と、スプール12と、クラッチ機構13と、を備える。ハンドル2は、リール本体1の側部に回転可能に設けられる。スプール12は、リール本体1に回転自在に支持される。クラッチ機構13は、ハンドルとスプール12とを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能である。クラッチ機構13は、リール本体1と側部に回転可能に設けられたハンドル2とリール本体1に回転自在に支持されたスプール12とを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能な機構である。クラッチ機構13は、クラッチピン20と、ピニオンギア32と、第1軸受38aと、第2軸受38bと、隙間調整部13aと、を備える。クラッチピン20は、スプール12が一体回転可能に設けられたスプール軸16径方向に突出して配置される。ピニオンギア32は、スプール軸16が貫通可能な貫通孔32g及びクラッチピン20が係合可能なクラッチ係合部32fを有し、クラッチピン20に係合してスプール軸16と一体回転可能となるオン位置と、クラッチピン20との係合が解除されるオフ位置とに軸方向移動可能であり、ハンドル2の回転に連動して回転可能である。第1軸受38aは、ピニオンギア32のスプール12側の第1支持部32aの外周面に配置され、ピニオンギア32をリール本体1に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するためのものである。第2軸受38bは、第1支持部32aとは反対側の第2支持部32dの外周面に配置され、ピニオンギア32をリール本体1に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するためのものである。隙間調整部13aは、貫通孔32gの内周面とスプール軸16の外周面との間で内周面および外周面の少なくともいずれかに設けられ、オン状態において内周面と外周面との隙間Dが部分的に小さい。
この両軸受リール100のクラッチ機構13では、隙間調整部13aによって、スプール軸16のクラッチピン20がピニオンギア32のクラッチ係合部32fに係合するクラッチ機構13のオン状態のとき、ピニオンギア32の内周面とスプール軸16の外周面との隙間が部分的に小さくなる。これにより、クラッチ機構13がオン状態のとき、ピニオンギア32とスプール軸16との隙間が小さくなり、両者の相対的な傾きに起因するクラッチピン20とクラッチ係合部32fの間欠的な接触が生じにくくなる。また、オフ状態のときは、部分的に隙間が小さい隙間調整部13aが生じないので、キャスティングに影響を与えない。
(B)隙間調整部13aは、スプール軸16のスプール12側の外周面に設けられてもよい。この場合には、スプール軸16に隙間調整部13aが設けられるので、隙間調整部13aを容易に形成でき、かつピニオンギア32の貫通孔32gの形状が簡素になる。
(C)スプール軸16は、クラッチピン20が貫通する第1軸部16aと、第1軸部16aよりも小径であり、第1軸部16aからスプール12から離れる方向に延びる第2軸部16bと、を有してもよい。貫通孔32gは、オン状態において第1軸部16aを配置可能な第1孔部32hと、第1孔部32hよりも小径であり、オン状態において第2軸部16bに配置可能な第2孔部32iと、を有する。隙間調整部13aは、第2軸部16bの第1軸部16a側の外周面に第2軸部16bよりも大径かつ第2孔部32iよりも小径に設けられる。この場合には、オン状態のときには第2軸部16bと第2孔部32iとが対向し、この第2軸部16bの第1軸部16a側の外周面に設けられた隙間調整部13aが第2孔部32iに対向する。これにより、隙間調整部13aと第2孔部32iとの隙間が第2軸部16bと第2孔部3iとの隙間よりも小さくなる。また、オフ状態のときは、第1孔部32hが隙間調整部13aに配置可能になり、第2孔部32iは、第2軸部16bに配置可能になる。ここでは、ピニオンギア32とスプール軸16との隙間が大きくなり、スプール軸16がピニオンギア32に接触しにくい。これにより、キャスティング時のスプール軸16の回転抵抗が軽減され、仕掛けを遠くに飛ばすことができる。
(D)クラッチ係合部32fは、ピニオンギア32のスプール12側の端面に設けられ、オン状態においてクラッチピン20に周方向の複数箇所で係合する複数の係合溝32eを有してもよい。この場合には、クラッチピン20がピニオンギア32の複数の回転位相で係合溝32eに係合できる。
(E)隙間調整部13aにおいて、オン状態における外周面と内周面との隙間Dは、0.02mm以上0.15mm以下であってもよい。この場合には、隙間調整部13aによって形成された隙間が小さいため、スプール12に作用する負荷が変動してもピニオンギア32の回転に対してスプール軸16の回転の変動がさらに生じにくくなる。このため、糸巻取時に負荷が変動してもクラッチピン20と係合溝32eとの間欠的な接触をさらに抑えることができる。
(F)隙間調整部13aにおいて、オフ状態における外周面と内周面との隙間はオン状態における外周面と内周面との隙間より大きくてもよい。この場合には、オフ状態ときに、隙間か大きくなるので、キャスティング時のスプール軸の回転抵抗が軽減され、仕掛けを遠くに飛ばすことができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、第2軸と第2孔部との間に隙間調整部を設けたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第1軸部16aの第2軸部16b側と第1孔部32hの第2孔部32i側と、の少なくともいずれかに、隙間調整部113aを設けてもよい。図7では、スプール軸16ではなく、ピニオンギア32の第1孔部32hに隙間調整部113aが設けられる。したがって、隙間調整部は、スプール軸16及びピニオンギア32のいずれに設けてもよい。また、スプール軸16及びピニオンギア32に設けてもよい。
隙間調整部113aの内径は、第1軸部16aよりも大きく第1孔部32hよりも小さい。図7に拡大して示すように、隙間調整部113aの内径と第1軸部16aの外径との隙間Dは、上記実施形態と同様な範囲であり、好ましくは、0.02mm以上0.15mm以下の範囲である。より好ましくは、隙間Dは、0.05mm以上0.10mm以下の範囲である。このような実施形態であっても、上記実施形態と同様な作用効果が得られる。
(b)上記実施形態では、駆動ギア31が駆動軸30に回転自在に装着されているが、駆動ギアが駆動軸に一体回転可能な両軸受リールにも本発明を適用できる。
(c)上記実施形態では、ロープロファイルの両軸受リールを例に本発明を説明したが、丸形の両軸受リール、電動リール及び片軸受リールに設けられるピニオンギアにも本発明を適用できる。
(d)上記実施形態では、クラッチピン20はスプール軸16を貫通し、その両端がスプール軸16から径方向に突出していたが、貫通せず一端のみが突出していてもよい。あるいは、貫通した両端の径が不均一でも良い。いずれの場合にも複数の係合溝32eのうちの一つのみにピンが係合するので、仮に間欠的に接触してもその回数が半分に減じ、耳障りの程度が改善される。
1 リール本体
2 ハンドル
12 スプール
13 クラッチ機構
13a,113a 隙間調整部
16 スプール軸
16a 第1軸部
16b 第2軸部
31 駆動ギア
32 ピニオンギア
32e 係合溝
32f クラッチ係合部
32g 貫通孔
32h 第1孔部
32i 第2孔部
38a 第1軸受
38b 第2軸受
100 両軸受リール

Claims (5)

  1. 釣り糸を前方に繰り出す両軸受リールであって、
    リール本体と、
    前記リール本体の側部に回転可能に設けられたハンドルと、
    前記リール本体に回転自在に支持されたスプールと、
    前記ハンドルとスプールとを連結するオン状態と連結解除するオフ状態とに切り換え可能なクラッチ機構と、を備え、
    前記クラッチ機構は、
    前記スプールが一体回転可能に設けられたスプール軸に径方向に突出して配置されるクラッチピンと、
    前記スプール軸が貫通可能な貫通孔及び前記クラッチピンに係合可能な係合部を有し、前記クラッチピンに係合して前記スプール軸と一体回転可能となるオン位置と、前記クラッチピンとの係合が解除されるオフ位置とに軸方向移動可能であり、前記ハンドルの回転に連動して回転可能なピニオンギアと、
    前記ピニオンギアの前記スプール側の第1端部の外周面に配置され、前記ピニオンギアを前記リール本体に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するための第1軸受と、
    前記第1端部とは反対側の第2端部の外周面に配置され、前記ピニオンギアを前記リール本体に回転自在かつ軸方向移動可能に支持するための第2軸受と、
    前記貫通孔の内周面と前記スプール軸の外周面との間で前記内周面および前記外周面の少なくともいずれかに設けられ、前記オン状態において前記内周面と前記外周面との隙間が部分的に小さい隙間調整部と、を有し、
    前記隙間調整部において、前記オフ状態における前記外周面と前記内周面との隙間は前記オン状態における前記外周面と前記内周面との隙間より大きい、両軸受リール。
  2. 前記隙間調整部は、前記スプール軸の前記スプール側の外周面に設けられる、請求項1に記載の両軸受リール。
  3. 前記スプール軸は、前記クラッチピンが貫通する第1軸部と、前記第1軸部よりも小径であり、前記第1軸部から前記スプールから離れる方向に延びる第2軸部と、を有し、
    前記貫通孔は、前記オン状態において前記第1軸部を配置可能な第1孔部と、前記第1孔部よりも小径であり、前記オン状態において前記第2軸部に配置可能な第2孔部と、を有し、
    前記隙間調整部は、前記第2軸部の前記第1軸部側の外周面に前記第2軸部よりも大径かつ前記第2孔部よりも小径に設けられる、請求項2に記載の両軸受リール。
  4. 前記係合部は、前記ピニオンギアの前記スプール側の端面に設けられ、前記オン状態において前記クラッチピンに周方向の複数箇所で係合する複数の係合溝を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の両軸受リール。
  5. 前記隙間調整部において、前記オン状態における前記外周面と前記内周面との隙間は、0.02mm以上0.15mm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の両軸受リール。
JP2013206303A 2013-10-01 2013-10-01 両軸受リール Active JP6376740B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013206303A JP6376740B2 (ja) 2013-10-01 2013-10-01 両軸受リール
US14/467,528 US9781911B2 (en) 2013-10-01 2014-08-25 Dual-bearing reel
TW103130393A TWI634837B (zh) 2013-10-01 2014-09-03 雙軸承捲線器
MYPI2014702596A MY177086A (en) 2013-10-01 2014-09-12 Dual-bearing reel
KR1020140126348A KR102278089B1 (ko) 2013-10-01 2014-09-23 양 베어링 릴
CN201410504757.4A CN104509504B (zh) 2013-10-01 2014-09-26 双轴承渔线轮

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013206303A JP6376740B2 (ja) 2013-10-01 2013-10-01 両軸受リール

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015065961A JP2015065961A (ja) 2015-04-13
JP2015065961A5 JP2015065961A5 (ja) 2016-11-10
JP6376740B2 true JP6376740B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=52739119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013206303A Active JP6376740B2 (ja) 2013-10-01 2013-10-01 両軸受リール

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9781911B2 (ja)
JP (1) JP6376740B2 (ja)
KR (1) KR102278089B1 (ja)
CN (1) CN104509504B (ja)
MY (1) MY177086A (ja)
TW (1) TWI634837B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6389609B2 (ja) * 2013-12-27 2018-09-12 株式会社シマノ 両軸受リールのピニオンギア及び両軸受リール
JP6401689B2 (ja) * 2015-11-10 2018-10-10 グローブライド株式会社 魚釣用両軸受型リール
JP2018113919A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社シマノ 両軸受リール
JP6979789B2 (ja) * 2017-05-18 2021-12-15 株式会社シマノ 両軸受リール
JP6986865B2 (ja) * 2017-06-07 2021-12-22 株式会社シマノ 電動リール
US11864543B2 (en) 2021-01-25 2024-01-09 Cary Hogan JONES Fly fishing reel with brake assembly and methods
JP1705290S (ja) * 2021-05-12 2022-01-18 釣用リール
US20230189778A1 (en) * 2021-12-21 2023-06-22 Accurate Grinding And Mfg. Corp. Dba Accurate Fishing Products Star drag fishing reel

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4830308A (en) * 1984-07-25 1989-05-16 Brunswick Corporation Multiple cam mag brake adjustment for bait cast reel
JPH03104574U (ja) * 1990-02-13 1991-10-30
JP3210552B2 (ja) * 1995-06-07 2001-09-17 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リ−ル
US5904310A (en) * 1996-11-08 1999-05-18 Daiwa Seiko, Inc. Double bearing type of a fishing reel having a rotatable and slidable clutch member supported by a bearing
JP3215800B2 (ja) * 1996-11-08 2001-10-09 ダイワ精工株式会社 魚釣用両軸受型リール
KR100334623B1 (ko) * 1999-09-02 2002-05-03 현광호 낚시용 양 베어링형 릴의 스풀 자유회전 유도구조
CN1454468A (zh) * 2002-05-01 2003-11-12 株式会社岛野 双轴承渔线轮
JP3104574U (ja) * 2004-04-13 2004-09-30 良任 張 リール
JP4916696B2 (ja) * 2005-10-13 2012-04-18 シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー. 両軸受リール
JP2010104322A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Globeride Inc 魚釣用リール
JP5270441B2 (ja) * 2009-04-28 2013-08-21 株式会社シマノ 両軸受リールのスプール
JP5350881B2 (ja) * 2009-05-15 2013-11-27 株式会社シマノ 両軸受リールのスプール制動装置
JP5349349B2 (ja) * 2010-01-25 2013-11-20 株式会社シマノ 両軸受リールのドラグ発音装置
JP5507374B2 (ja) * 2010-07-26 2014-05-28 株式会社シマノ 両軸受リールのドラグ発音装置
MY164166A (en) * 2010-09-02 2017-11-30 Shimano Kk Dual-bearing reel
JP5777873B2 (ja) * 2010-11-18 2015-09-09 株式会社シマノ 釣り用リールのギア装着構造
JP5912371B2 (ja) * 2011-09-27 2016-04-27 株式会社シマノ 釣り用リールのトルク制限装置
JP5956741B2 (ja) * 2011-11-08 2016-07-27 株式会社シマノ 釣り用リールのリール本体及び釣り用リール
US8777146B2 (en) * 2012-01-27 2014-07-15 Shimano Inc. Dual-bearing reel

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150039091A (ko) 2015-04-09
US9781911B2 (en) 2017-10-10
US20150090822A1 (en) 2015-04-02
TW201524350A (zh) 2015-07-01
MY177086A (en) 2020-09-04
JP2015065961A (ja) 2015-04-13
CN104509504A (zh) 2015-04-15
TWI634837B (zh) 2018-09-11
CN104509504B (zh) 2018-05-29
KR102278089B1 (ko) 2021-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6376740B2 (ja) 両軸受リール
JP2015065961A5 (ja)
JP6389609B2 (ja) 両軸受リールのピニオンギア及び両軸受リール
JP2014155470A5 (ja)
JP5926564B2 (ja) 両軸受リールのスプール制動装置及び両軸受リール
JP2014155470A (ja) 両軸受リールのピニオンギア及びそれを備えた両軸受リール
JP6407578B2 (ja) 両軸受リール及び両軸受リールのクラッチ機構
JP4804279B2 (ja) スピニングリール
JP2013146201A5 (ja)
JP2016002062A5 (ja)
EP2749165B1 (en) Dual-bearing reel
JP2005013114A (ja) 両軸受リール
JP6209310B2 (ja) 両軸受リール及びその駆動軸
JP2016220549A (ja) 両軸受リール
JP6267874B2 (ja) 両軸受リールのスプール制動装置
JP2013146202A5 (ja)
JP2012170434A (ja) 両軸受リール
JP2012170432A (ja) 両軸受リール
JP2016174543A (ja) スピニングリール
JP2004024119A (ja) 両軸受リールのスプール軸支持構造
JP2006238713A (ja) 釣り用リールのハンドル把手
JP2003259776A (ja) 両軸受リールのリール本体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160921

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6376740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250