JP2015122726A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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智樹 石井
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Teruyoshi Sakakibara
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Abstract

【課題】本発明は、音声の鮮明性を確保しつつ効率的に音声を取り込んで画像データに付加して出力する。
【解決手段】複合装置1は、マイク20から入力される音声を音声データに変換して本体RAM4に記憶し、本体CPU2が、画像データに該音声データを付加して、LAN I/F9から他の装置へ送信する。本体CPU2は、マイクを使用した音声録音動作を、例えば、スキャナ部7が、ADFによる読み取りではなく、コンタクトガラス上の原稿を読取る場合にのみ、読取動作と同時に実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関し、詳細には、音声の鮮明性を確保しつつ効率的に音声を取り込んで画像データに付加して出力する画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
マイク等の音声入力部から音声を取り込んで、音声データに変換し、変換した該音声データを画像データに付加してネットワーク経由で他の装置に出力したり、記憶媒体に蓄積出力する等の出力処理を行う画像処理装置が出現してきている。
このような画像処理装置は、画像データに関する解説等の情報を付加するのに、音声データが用いられることが多く、画像データの取り込み中に音声の取り込みを行うことが多い。ところが、画像処理装置が動作していると、動作音や周囲の騒音が取り込む音声に混入し、音声データの鮮明性に影響する。
そこで、従来、音声を録音再生する手段を有するファクシミリ装置であって、音声の録音時に機構系の動作を禁止するとともに、音声の録音終了時に機構系の動作禁止を解除することを特徴とするファクシミリ装置が提案されている(特許文献1参照)。また、本特許文献1では、音声を録音再生する手段と、受信したデータを出力する出力手段と、原稿を読み取る読み取り手段と、内部を冷却するファンのON/OFFを制御する手段と、受信データを蓄積する手段とを備えたファクシミリ装置において、音声を録音する際、装置がアイドル状態であれば、上記ファンをOFFするとともに、原稿の読み取り動作を禁止し、受信データがあれば、上記蓄積手段に蓄積しておき、録音終了時点でファンをONし、原稿の読み取り動作禁止を解除して、蓄積していた受信データを出力することが提案されている。
すなわち、この従来技術は、音声録音する際に、データ出力手段、読取手段、ファン等の機構系の動作を停止し、音声録音終了後に動作禁止を解除することで、録音音声に機構系の動作音が混入することを防止している。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、音声の録音時には、画像処理装置であるファクシミリ装置の駆動系の動作を停止させて、音声録音終了後に動作禁止を解除している。したがって、音声録音を行っている間は、画像読取動作、画像出力動作等の画像処理装置の動作を停止している。その結果、画像処理装置の利用効率が低下し、利用効率を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、入力された音声に基づいた音声データを音声記憶手段に記憶する音声録音手段と、画像データに前記音声データを付加するデータ編集手段と、前記音声録音手段による音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
本発明の第1実施例を適用した複合装置のブロック構成図。 操作パネルのブロック構成図。 録音動作とスキャナ動作をADF利用有無に基づいて動作制御する画像処理を示すフローチャート。 録音動作とスキャナ動作をADF利用有無に基づいて動作制御する他の画像処理を示すフローチャート。 スキャナ動作開始後に録音要求の有無に応じて動作制御する画像処理を示すフローチャート。 環境騒音を録音条件とする画像処理を示すフローチャート。 第2実施例の録音動作と印刷動作の同時実行制御を行う画像処理を示すフローチャート。 第2実施例の同時実行不可時に印刷ジョブ情報を通知する画像処理を示すフローチャート。 第2実施例の同時実行不可時に操作者の選択に応じて処理を行う画像処理を示すフローチャート。 第3実施例の画像処理を示すフローチャート。 第3実施例の録音要求時に設定に応じて印刷動作を制御する画像処理を示すフローチャート。 第3実施例の印刷要求時に録音中であるか否かによって印刷要求を制御する画像処理を示すフローチャート。 第3実施例の印刷要求時に録音中であると録音可否に応じて印刷制御する画像処理を示すフローチャート。 第4実施例における複合装置の操作パネルのブロック構成図。 第4実施例のノイズキャンセリングを行いつつ録音動作と印刷動作の同時実行制御を行う画像処理を示すフローチャート。 第5実施例の複合装置のブロック構成図。 第5実施例のノイズキャンセリングを行いつつ録音動作と印刷動作の同時実行制御を行う画像処理を示すフローチャート。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図6は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第1実施例を適用した複合装置1のブロック構成図である。
図1において、複合装置1は、本体CPU(Central Processing Unit)2、本体ROM(Read Only Memory)3、本体RAM(Random Access Memory)4、プリンタ部5、操作パネル6、スキャナ部7、画像メモリ8及びLAN(Local Area Network)I/F9等を備えており、各部は、バス10で接続されている。
本体ROM3は、複合装置1としての基本プログラム、本発明の音声録音の制御を行う画像処理プログラム及び必要なシステムデータを格納している。
本体CPU(データ編集手段、制御手段)2は、本体ROM3内のプログラムに基づいて、本体RAM4をワークメモリとして利用しつつ、複合装置1の各部を制御して、複合装置1としての基本処理を実行するとともに、本発明の音声録音の制御を行う画像処理方法を実行する。
すなわち、複合装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像処理方法を実行する画像処理プログラムを読み込んで本体ROM3に導入することで、後述する音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込む画像処理方法を実行する画像処理装置として構築されている。この画像処理プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
すなわち、本体CPU2は、画像データに音声データを付加するデータ編集処理を行い、また、音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御処理を行う。
プリンタ部(記録手段)5は、各種印刷方式のプリンタが用いられ、例えば、電子写真方式で用紙(被記録媒体)に画像を記録出力するプリンタが用いられている。また、プリンタ部5は、用紙の片面にのみ画像形成する片面プリンタであってもよいし、用紙の両面に画像形成する両面プリンタであってもよい。さらに、プリンタ部5は、印刷済みの用紙に、パンチ処理、折り処理、ステープル処理等の後処理を行う後処理部を備えていてもよい。すなわち、プリンタ部5は、被記録媒体である用紙に画像を記録出力する記録処理を行う。
スキャナ部(読取手段)7は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、一般に、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)を備えている。ADF(原稿自動搬送手段)には、その原稿トレイ(原稿台)に複数枚の原稿がセットされ、ADFは、原稿トレイにセットされた原稿を1枚ずつスキャナ部7の原稿読取位置であるコンタクトガラス上に送給する。スキャナ部7は、ADFから搬送されてきた原稿、または、コンタクトガラス上にセットされた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取って、アナログの画像データとして出力する。スキャナ部7は、図示しないA/D(Analog/Digital)を備えており、アナログの画像データをデジタルの画像データに変換して、本体CPU2へ出力する。なお、スキャナ部7は、カラー原稿を読み取るカラースキャナであってもよい。そして、ADFは、その原稿トレイにセットされた原稿量を検出する原稿センサ(原稿検出手段)が配設されている。
画像メモリ8は、RAM、ハードディスク等が用いられ、スキャナ部7の読み取った原稿の画像データ、LAN I/F9が受信した画像データ等の画像データを本体CPU2の制御下で、記憶する。
本体CPU2は、画像メモリ8に記憶されている画像データを読み出して、LAN I/F9を介したネットワーク上の端末への転送出力処理を行い、また、プリンタ部5による記録出力処理を行う。この場合、本体CPU2は、画像データを、TIFF(Tag Image File Format)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、PDF(Portable Document Format)の形式に変換して画像メモリ8に格納する。
LAN I/F(データ出力手段)9は、ネットワーク、例えば、LAN(Local Area Network)に接続され、また、該ネットワークに接続された回線を介して他のネットワークに接続される。LAN I/F9は、該ネットワーク上の端末や該他のネットワーク上の端末(装置)、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション等との間で、画像データや電子メールの交換、特に、音声データの付加された画像データの送信を行う。
操作パネル(タイミング設定手段、騒音レベル設定手段、録音時間設定手段)6は、図2に示すように、操作部CPU11、操作部ROM12、操作部RAM13、音声出力部14、音声録音キー15、録音時間設定キー16、表示部17、CODEC(COmpresser/DECompressor:圧縮/伸張部)18、音声データメモリ19、マイク20及びスタートキー21等を備えている。
操作部ROM12は、操作パネル6としてのプログラムやシステムデータを格納している。
操作部CPU11は、操作部ROM12内のプログラムに基づいて、操作部RAM13をワークメモリとして利用しつつ、操作パネル6の各部を制御して、操作パネル6としての処理を実行する。特に、操作部CPU11は、本体CPU2の制御下で、マイク20による音声の取り込みを制御する。
音声出力部14は、例えば、スピーカ及び音声出力回路等で構成され、操作部CPU11の制御下で、音声データを音声として拡声出力する。
音声録音キー15は、音声録音をスタートさせるキーであり、操作情報を操作部CPU11に出力する。
録音時間設定キー(録音時間設定手段)16は、録音時間を設定するのに使用され、録音時間としては、例えば、1秒刻みで設定することができる。なお、録音時間の設定としては、任意の時間を1秒刻みで設定する方法に限るものではなく、例えば、操作部ROM12に、予め複数の録音時間を登録して、録音時間設定キー16で、この複数の録音時間のうち、今回の音声録音に使用する録音時間を選択してもよい。
表示部17は、例えば、液晶ディスプレイ等が用いられ、操作部CPU11の制御下で、表示データを表示出力する。特に、表示部17は、本発明の音声録音を伴う画像処理に必要な各種情報を、操作部CPU11の制御下で表示する。上記音声出力部14及び表示部17は、全体として情報を報知出力する報知手段として機能している。
CODEC18は、操作部CPU11の制御下で、音声データの圧縮、伸長を制御する。例えば、CODEC18は、音声データを、WAV(RIFF waveform Audio Format)やMP3(MPEG Audio Layer-3)等のディジタルデータに変換する。
音声データメモリ(音声記憶手段)19は、マイク20から取り込まれた音声及びCODEC18で圧縮/伸長された音声データを記憶する。
マイク(音声録音手段)20は、マイクロフォン及び増幅回路等を備え、外部の音、特に、操作者の音声を取り込む。
スタートキー21は、スキャナ部7による原稿の読取開始、プリンタ部5による用紙への画像の記録開始等の各種処理動作の開始を指示操作するのに使用される。
そして、本体CPU2は、マイク20から取り込んだ音声をCODEC18で適宜の音声データに変換して、画像データに付加して、LAN I/F9を介して他の端末に送信出力等の出力処理を行う。この場合、本体CPU2は、後述するように、複合装置1の備えている各種機能のうち、騒音を発生する動作と録音動作の同時動作を制御して、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込む。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置1は、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込む。
すなわち、複合装置1は、マイク20から取り込んだ操作者の音声を音声データに変換して、画像データに付加して他の端末に送信出力する等の音声付加画像データ出力処理(以下、適宜、画像処理動作という。)を行う。複合装置1は、この音声録音処理を、音声の鮮明性が確保される条件下で、かつ、画像処理動作の効率性を確保しつつ実行する。
そこで、本実施例の複合装置1は、まず、図3に示すように、音声録音要求とスキャナ動作要求が同時に発生すると、ADFを利用していないことを、音声の鮮明性を確保可能な録音条件として、音声録音動作とスキャナ動作を制御する。すなわち、本体CPU2は、図3に示すように、スキャンキーとしてのスタートキー21が押下されると(ステップS101)、音声録音キー15が押下されたか、すなわち、音声録音要求があったかチェックする(ステップS102)。
ステップS102で、音声録音キー15が押下されないとき(ステップS102で、NOのとき)、本体CPU2は、スキャナ部7を駆動させて原稿読取動作を行わせ、全ての原稿の読取が完了すると、画像処理を終了する(ステップS103)。
ステップS102で、音声録音キー15が押下されると(ステップS102で、YESのとき)、本体CPU2は、録音時間設定キー16によって設定された録音時間を取得する(ステップS104)。
次に、本体CPU2は、ADFを利用したスキャナ動作であるかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、ADFを利用したスキャナ動作であると(ステップS105で、YESのとき)、本体CPU2は、録音条件を満たしていないので、原稿量の予測を行う(ステップS106)。本体CPU2は、この原稿量の予測では、例えば、ADFの原稿台に載置されている原稿センサの検出結果に基づいて、原稿枚数を予測する。
次に、本体CPU2は、予測した原稿量(原稿枚数)に基づいて、全ての原稿のスキャナ動作を完了するまでの待ち時間を算出して、音声録音開始までの待ち時間として操作パネル6の表示部17に表示し、または/及び、音声出力部14から音声出力する(ステップS107)。待ち時間が表示部17に表示等されることで、操作者は、音声録音開始までの待ち時間を知ることができ、利用性を向上させることができる。
本体CPU2は、スキャナ部7による原稿の読取動作を開始させ(ステップS108)、ADFを利用したスキャナ部7による全ての原稿の読み取りを完了すると、読み取り動作を終了する。次に、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS109)。
ステップS105で、スキャナ動作がADFを利用しないスキャナ動作であると(ステップS105で、NOのとき)、本体CPU2は、録音条件が満たされていると判断して、スキャナ部7に原稿の読み取りを開始させるとともに(ステップS108)、マイク20を使用した音声録音の開始を許可する(ステップS109)。すなわち、本体CPU2は、スキャナ部7を利用した原稿の読取動作とマイク20を使用した音声録音動作を同時に実行し、それぞれの動作が完了すると、その動作処理を終了する。例えば、本体CPU2は、音声録音動作を、ステップS104で設定された録音時間だけ実行し、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する。
なお、図3においては、スキャナ動作要求が先に行われた後に、音声録音要求の有無に応じて動作制御する場合について説明したが、図4に示すように、先に、音声録音動作要求の有無を判断し、その後、スキャナ動作要求を待って動作制御してもよい。
すなわち、図4に示すように、本体CPU2は、音声録音キー15が押下されたかチェックする(ステップS201)。本体CPU2は、ステップS201で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS201で、NOのとき)、スキャンキーとしてのスタートキー21が押下されるのを待つ(ステップS202)。
ステップS202で、スキャンキーが押下されると、本体CPU2は、スキャナ部7を駆動させて原稿読取動作を行わせ、全ての原稿の読み取りが完了すると、画像処理を終了する(ステップS203)。
ステップS201で、音声録音キー15が押下されると(ステップS201で、YESのとき)、本体CPU2は、録音時間設定キー16によって設定された録音時間を取得する(ステップS204)。
次に、本体CPU2は、ADFを利用したスキャナ動作であるかチェックする(ステップS205)。
ステップS205で、ADFを利用したスキャナ動作であると(ステップS205で、YESのとき)、本体CPU2は、録音条件を満たしていないので、上記同様に原稿量(原稿枚数)の予測を行う(ステップS206)。
次に、本体CPU2は、予測した原稿量(原稿枚数)に基づいて、全ての原稿のスキャナ動作を完了するまでの待ち時間を算出して、音声録音開始までの待ち時間として操作パネル6の表示部17への表示や音声出力部14による音声出力を行う(ステップS207)。
本体CPU2は、スキャンキー(スタートキー21)が押下されるのを待つ(ステップS208)。スキャンキーが押下されると、いま、ADFを利用しており、録音条件を満たしていないので、本体CPU2は、スキャナ部7によるADFを利用した原稿の読取動作を開始させる(ステップS209)。本体CPU2は、ADFを利用したスキャナ部7による全ての原稿の読み取りが完了するのを待って、読み取り動作を終了する。次に、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し、予め設定されている録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS210)。
ステップS205で、スキャナ動作がADFを利用しないスキャナ動作であると(ステップS205で、NOのとき)、本体CPU2は、スキャンキーが押下されるのを待つ(ステップS208)。本体CPU2は、スキャンキーが押下されると、録音条件を満たしているので、スキャナ部7に原稿の読み取りを開始させるとともに(ステップS209)、マイク20を使用した音声録音の開始を許可する(ステップS210)。すなわち、本体CPU2は、スキャナ部7を利用した原稿の読取動作とマイク20を使用した音声録音動作を同時に実行し、それぞれ動作が完了すると、その画像処理を終了する。
このように、本実施例の複合装置1は、入力される音声に基づいた音声データを音声データメモリ(音声記憶手段)19に記憶するマイク(音声録音手段)20と、画像データに前記音声データを付加する本体CPU(データ編集手段)2と、マイク20による音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる本体CPU(制御手段)2と、を備えている。
したがって、鮮明な音声録音が可能な録音条件を充足しているときに音声録音動作を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
また、本実施例の複合装置1は、入力される音声に基づいた音声データを音声データメモリ(音声記憶手段)19に記憶する音声録音処理ステップと、画像データに前記音声データを付加するデータ編集処理ステップと、前記音声録音処理ステップによる音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御処理ステップと、を有する画像処理方法を実行している。
したがって、鮮明な音声録音が可能な録音条件を充足しているときに音声録音動作を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、本体CPU2等の制御プロセッサに、入力される音声に基づいた音声データを音声データメモリ(音声記憶手段)19に記憶する音声録音処理と、画像データに前記音声データを付加するデータ編集処理と、前記音声録音処理による音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御処理と、を実行させる画像処理プログラムを搭載している。
したがって、鮮明な音声録音が可能な録音条件を充足しているときに音声録音動作を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
また、本実施例の複合装置1は、画像データを適宜の出力方式で出力するLAN I/F(データ出力手段)9を、さらに備え、前記本体CPU2は、前記LAN I/F9が出力する画像データに対してデータ編集手段としての本体CPU2で付加する音声データをマイク20で音声録音する場合に、前記録音条件を適用する。
したがって、画像データに付加する音声を、鮮明な音声録音が可能な録音条件で録音することができ、鮮明な音声を画像データに付加して出力することができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、原稿の画像を読み取って画像データを出力するスキャナ部(読取手段)7を、さらに備え、前記制御手段としての本体CPU2が、前記録音条件を充足していると、スキャナ部7による原稿の読取動作とマイク20による音声録音動作を同時実行させる。
したがって、鮮明な音声録音が可能な録音条件を充足しているときには、音声録音動作と原稿読取動作を同時に実行することができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性をより一層確保しつつ音声を取り込むことができる。
また、本実施例の複合装置1は、本体CPU2が、スキャナ部7がコンタクトガラス上にセットされた原稿を読み取ることを、前記録音条件としている。
したがって、比較的動作音の低い原稿読取動作においては、録音動作を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性をより一層確保しつつ音声を取り込むことができる。
さらに、本実施例の複合装置1は、複数枚の原稿を載置可能な原稿台上の該原稿を1枚ずつスキャナ部7へ搬送するADF(原稿自動搬送手段)と、前記原稿台上の原稿枚数を検出する原稿センサ(原稿検出手段)と、情報を報知出力する報知手段として音声出力部14、表示部17と、を備え、本体CPU2が、前記原稿台に原稿が載置されると、原稿センサの検出する原稿枚数に基づいて、スキャナ部7による該原稿台上の原稿の読み取り後に、マイク20による音声録音が可能となるまでの待ち時間を算出して、前記報知手段に該待ち時間を報知出力させる。
したがって、録音可能となるまでの待ち時間を知ることができ、利用性を向上させることができる。
また、上記説明では、読取動作と音声録音動作の要求の有無を確認した後に、要求された動作を開始しているが、図5に示すように、読取動作要求があると、読取動作を開始し、その後に、音声録音キー15の押下状況に応じて動作制御してもよい。
すなわち、本体CPU2は、ADFに原稿がセットされた状態で、スキャンキーの押下を確認すると(ステップS301)、スキャナ部7に原稿の読み取りを開始させる(ステップS302)。
本体CPU2は、読み取りを開始させると、音声録音キー15が押下されたかチェックする(ステップS303)。
ステップS303で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS303で、NOのとき)、本体CPU2は、全ての原稿に対して読取動作を行って、全ての原稿の読み取りが完了すると、画像処理を終了する。
ステップS303で、音声録音キー15が押下されると(ステップS303で、YESのとき)、本体CPU2は、読取動作を中断し(ステップS304)、録音時間設定キー16によって設定された録音時間を取得する(ステップS305)。
次に、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して(ステップS306)、スキャナ部7による原稿の読み取りを再開させる。本体CPU2は、再開した読取動作によって、全ての原稿の読み取りを完了すると、画像処理を終了し、録音した音声データを読み取った画像データに付加する(ステップS307)。
このように、本実施例の複合装置1は、本体CPU2が、スキャナ部7による原稿の読取動作中におけるマイク20による音声録音要求、または、該マイク20による音声録音動作中における該スキャナ部7による原稿の読取要求があり、前記録音条件を非充足であると、該音声録音動作と該読取動作を時系列に実行させている。
したがって、録音動作中の読取要求、読取動作中の録音要求を、録音条件に基づいて、適切に制御することができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
さらに、上記各説明では、音声録音と他の動作である読取動作の同時実行条件である録音条件として、読取動作がADFの利用の有無を用いているが、該録音条件としては、ADFの利用有無に限るものではない。例えば、図6に示すように、録音条件として、環境騒音が所定の閾値音量未満であることを用いてもよい。なお、図6は、図5と同様の読取動作開始後の音声録音要求の有無に基づいて画像処理を制御する場合に適用しているが、図3、図4の場合についても同様に適用することができる。
すなわち、この場合、複合装置1は、マイク20を、環境騒音を取得する騒音取得手段として利用し、本体ROM3には、予め音声録音を許可するか否かの録音条件として、閾値騒音レベルが格納されている。
そして、図6において、本体CPU2は、スキャンキーの押下を確認すると(ステップS401)、スキャナ部7に原稿の読み取りを開始させる(ステップS402)。
本体CPU2は、読み取りを開始させると、音声録音キー15が押下されたかチェックする(ステップS403)。
ステップS403で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS403で、NOのとき)、本体CPU2は、全ての原稿に対して読取動作を行って、全ての原稿の読み取りが完了すると、画像処理を終了する。
ステップS403で、音声録音キー15が押下されると(ステップS403で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20から環境騒音を取り込んで、その環境騒音レベルを求める。本体CPU2は、求めた環境騒音レベルが上記閾値騒音レベル以下であるかチェックする(ステップS404)。
ステップS404で、環境騒音レベルが閾値騒音レベルを超えていると、本体CPU2は、音声録音を行うと、音声の鮮明性が劣化すると判断して、音声録音を開始することなく、読取動作が完了していないときには、該読取動作を継続する。
ステップS404で、環境騒音レベルが閾値騒音レベル以下であると、本体CPU2は、録音時間設定キー16によって設定された録音時間を取得する(ステップS405)。次に、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了し、読取動作も完了すると、画像処理を終了する(ステップS406)。
本実施例の複合装置1は、周囲の騒音レベルを測定するマイク(騒音レベル測定手段)20を、さらに備え、本体CPU2が、マイク20の測定する騒音レベルが所定の閾値レベル未満であることを前記録音条件としている。
したがって、複合装置1の動作音だけでなく、周囲の環境騒音をも考慮して、録音動作を行うことができ、音声の鮮明性をより一層確保しつつ音声録音を行うことができる。
図7〜図9は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第2実施例を示す図であり、図7は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第2実施例を適用した複合装置による録音動作と印刷動作を録音条件に基づいて制御する画像処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例は、録音動作を開始した後に、印刷ジョブが発生したときに、該印刷ジョブが録音条件を満たしているか否かに基づいて、録音動作と印刷動作の同時実行の制御を行う。
すなわち、図7において、本体CPU2は、スキャナ部7によって読み取られる原稿の画像データに対して添付する音声の音声録音を行うために、音声録音キー15が押下されるかチェックする(ステップS501)。
ステップS501で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS501で、NOのとき)、本体CPU2は、プリンタ部5による印刷(記録出力)を可能な状態として、画像処理を終了する(ステップS502)。
ステップS501で、音声録音キー15が押下されると(ステップS501で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始する(ステップS503)。
本体CPU2は、音声録音動作を開始すると、印刷ジョブの発生の有無をチェックする(ステップS504)。
ステップS504で、印刷ジョブがないときには、本体CPU2は、そのまま音声録音動作を継続して、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS505)。
ステップS504で、印刷ジョブがあると、本体CPU2は、録音条件が満たされているか(一致するか)判断する(ステップS506)。この録音条件は、録音動作と印刷動作を同時に実行しても、録音を鮮明に行うことができる条件であり、例えば、両面印刷の有無、印刷後の後処理(ステープル、パンチ)の有無等が条件となる。すなわち、両面印刷のときには、用紙の反転機構が動作するときの動作音が大きく、録音している音声データにノイズとして録音される可能性があるため、両面印刷でないことが録音条件となる。また、ステープル動作、パンチの動作等の後処理を伴う場合には、後処理音が録音データに影響を与えるため、後処理を伴わない印刷動作であることが録音条件となる。
そして、ステップS506で、録音条件に一致する(満たす)と、本体CPU2は、録音動作を継続しつつ、印刷動作を実行し(ステップS507)、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS508)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
ステップS506で、録音条件に一致しない(満たしていない)と、本体CPU2は、印刷動作(記録出力動作)を保留し(ステップS509)、録音動作を継続して録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS510)。そして、本体CPU2は、録音動作が終了すると、印刷動作を開始し、全ての印刷を完了すると、印刷動作を終了して、画像処理動作を終了する(ステップS511)。
なお、図7のステップS506で、録音条件に不一致の場合、図8に示すように、印刷ジョブに関するジョブ情報を表示部17に表示してもよい。なお、図8において、図7と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を省略または簡略化する。
図8において、ステップS501で、音声録音キー15が押下されると、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し(ステップS503)、印刷ジョブの発生の有無をチェックする(ステップS504)。ステップS504で、印刷ジョブがないときには、本体CPU2は、そのまま音声録音動作を継続して、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS505)。
ステップS504で、印刷ジョブがあると、本体CPU2は、録音条件が満たされているか(一致するか)判断する(ステップS506)。
ステップS506で、録音条件に一致する(満たす)と、本体CPU2は、録音動作を継続しつつ、印刷動作を実行し(ステップS507)、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS508)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
ステップS506で、録音条件に一致しない(満たしていない)と、本体CPU2は、印刷ジョブ情報を操作パネル6の表示部17に表示し(ステップS521)、印刷動作を保留する(ステップS509)。次に、本体CPU2は、録音動作を継続して録音時間が経過すると、音声録音動作を終了し(ステップS510)、印刷動作を開始して、全ての印刷を完了すると、印刷動作を終了して、画像処理動作を終了する(ステップS511)。
また、図7のステップS506で、録音条件に不一致の場合、図9に示すように、印刷ジョブに関するジョブ情報を表示部17に表示して、印刷するか否かの操作に応じて画像処理を行ってもよい。なお、図9において、図7及び図8と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を省略または簡略化する。
図9において、ステップS501で、音声録音キー15が押下されると、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始し(ステップS503)、印刷ジョブの発生の有無をチェックする(ステップS504)。ステップS504で、印刷ジョブがないときには、本体CPU2は、そのまま音声録音動作を継続して、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS505)。
ステップS504で、印刷ジョブがあると、本体CPU2は、録音条件が満たされているか(一致するか)判断する(ステップS506)。
ステップS506で、録音条件に一致する(満たす)と、本体CPU2は、録音動作を継続しつつ、印刷動作を実行し(ステップS507)、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS508)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
ステップS506で、録音条件に一致しない(満たしていない)と、本体CPU2は、印刷ジョブ情報を操作パネル6の表示部17に表示し(ステップS521)、印刷を実行するか否かの問い合わせを表示部17に表示する(ステップS531)。
ステップS531で、印刷を実行しないことが選択されると(ステップS531で、NOのとき)、本体CPU2は、印刷動作を保留し(ステップS509)、録音動作を継続して録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS510)。そして、本体CPU2は、録音動作が終了すると、印刷動作を開始し、全ての印刷を完了すると、印刷動作を終了して、画像処理動作を終了する(ステップS511)。
ステップS531で、印刷を実行することが選択されると(ステップS531で、YESのとき)、本体CPU2は、音声録音を中断し(ステップS532)、印刷動作を実行する(ステップS533)。本体CPU2は、全ての印刷が完了すると、印刷動作を終了し(ステップS534)、音声録音動作を再開し、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理動作を終了する(ステップS535)。
このように、本実施例の複合装置1は、用紙(被記録媒体)に画像を記録出力するプリンタ部(記録手段)5を、さらに備え、本体CPU2が、プリンタ部5による画像の記録出力動作(印刷動作)とマイク20による音声録音動作を、前記録音条件を充足していると、同時に実行させ、該録音条件を非充足であると、該記録出力動作と該変換動作を時系列で実行させる。
したがって、録音動作と記録出力動作が重なって要求されても、録音条件に基づいて、適切に動作制御することができる。その結果、録音動作中の記録出力要求、記録出力動作中の録音要求を、録音条件に基づいて、適切に制御することができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
また、本実施例の複合装置1は、本体CPU2が、プリンタ部5による画像の記録出力動作中におけるマイク20による音声録音要求、または、該マイク20による音声録音動作中における該プリンタ部5による画像の記録出力動作要求があり、前記録音条件を非充足であると、該記録出力動作と該録音動作を時系列で実行させている。
したがって、録音動作と記録出力動作が重なって要求されても、録音条件を満たしていないときには、時系列に動作処理することができる。その結果、録音動作中の記録出力要求、記録出力動作中の録音要求を順次適切に動作制御することができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
図10〜図13は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第3実施例を示す図であり、図10は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第3実施例を適用した複合装置による鮮明性を優先させた録音動作を行う画像処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例は、録音要求があった場合に、録音の鮮明性を優先させた録音動作を行う。
すなわち、図10において、本体CPU2は、録音要求があると(ステップS601)、印刷中であるかチェックする(ステップS602)。
ステップS602で、印刷中のとき(ステップS602で、YESのとき)、本体CPU2は、まず、印刷動作を停止(中止)し(ステップS603)、印刷停止通知を行う(ステップS604)。本体CPU2は、この印刷停止通知を、例えば、操作パネル6の表示部17にその旨を表示することで、行う。
次に、本体CPU2は、録音時間設定キー16で録音時間が設定されると(ステップS605)、印刷中断中であるかチェックする(ステップS606)。ステップS606で、印刷中断中であると(ステップS606で、YESのとき)、本体CPU2は、録音時間から印刷再開までの待ち時間を計算し(ステップS607)、表示部17に印刷再開までの待ち時間を表示する(ステップS608)。本体CPU2は、マイク20を利用して騒音の検知を行い(ステップS609)、騒音が予め設定されている閾値レベル以上であるかチェックする(ステップS610)。この閾値レベルは、音声録音を行っても音声の鮮明性を確保することができるか否かの閾値である。
ステップS606で、印刷中断中でないとき(ステップS606で、NOのとき)、本体CPU2は、ステップS609に移行して、騒音の検知を行い(ステップS609)、騒音が予め設定されている閾値レベル以上であるかチェックする(ステップS610)。
ステップS610で、騒音が閾値レベル未満であると(ステップS610で、NOのとき)、本体CPU2は、音声録音を鮮明に行うことができると判断して、マイク20による操作者の音声の録音を開始する(ステップS611)。本体CPU2は、設定された録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して(ステップS612)、録音が終了した旨を表示部17に表示する等の方法で録音終了通知を行う(ステップS613)。
本体CPU2は、その後、印刷中断中であるかチェックし(ステップS614)、中断中であると(ステップS614で、YESのとき)、中断していた印刷動作を再開し、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する(ステップS615)。
ステップS614で、印刷中断中でないとき(ステップS614で、NOのとき)、本体CPU2は、そのまま画像処理動作を終了する。
上記ステップS610で、騒音が閾値レベル以上であると(ステップS610で、YESのとき)、本体CPU2は、音声録音を行っても音声の鮮明性を確保することができないと判断し、録音要求を中断する(ステップS616)。
次に、本体CPU2は、録音が中断した旨を表示部17に表示する等の方法で録音中断通知を行い(ステップS617)、印刷中断中であるかチェックする(ステップS614)。
ステップS614で、本体CPU2は、印刷中断中であると、中断していた印刷動作を再開し、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する(ステップS615)。
ステップS614で、印刷中断中でないとき、本体CPU2は、そのまま画像処理動作を終了する。
ステップS602で、印刷動作中でないとき(ステップS602で、NOのとき)、本体CPU2は、ステップS605に移行して、録音時間の設定から上記同様に処理する(ステップS605〜S617)。
また、図10の場合、図11に示すように、録音要求時に操作者の設定に応じて、印刷動作を強制停止して録音動作するか、印刷動作を完了した後に録音動作するかの制御を行ってもよい。なお、図11において、図10と同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付与して、その説明を簡略化する。
すなわち、図11において、本体CPU2は、録音要求があると(ステップS601)、印刷中であるかチェックする(ステップS602)。
ステップS602で、印刷中のとき、本体CPU2は、印刷動作の強制停止設定を取得し(ステップS621)、強制停止であるか、印刷ジョブ完了後に録音を行うジョブ完了時であるかをチェックする(ステップS622)。
ステップS622で、強制停止であると、本体CPU2は、印刷動作を強制停止させ(ステップS623)、録音時間設定キー16で録音時間が設定されると、該録音時間を取得する(ステップS624)。
ステップS622で、印刷ジョブ完了後に録音を行うジョブ完了時であると、本体CPU2は、印刷動作が完了するのを待ち(ステップS625)、印刷動作が完了したかチェックする(ステップS626)。ステップS626で、印刷動作が完了していないとき(ステップS626で、NOのとき)、本体CPU2は、ステップS615に戻って、印刷動作が完了するのを待つ(ステップS625、S626)。
ステップS626で、印刷動作が完了すると(ステップS626で、YESのとき)、本体CPU2は、録音時間設定キー16で録音時間が設定されると、該録音時間を取得する(ステップS624)。
以降、本体CPU2は、図10のステップS609以降の場合と同様に処理する。すなわち、本体CPU2は、マイク20を利用して騒音の検知を行い(ステップS609)、騒音が予め設定されている閾値レベル以上であるかチェックする(ステップS610)。
ステップS610で、騒音が閾値レベル未満であると、本体CPU2は、音声録音を鮮明に行うことができると判断して、マイク20による操作者の音声の録音を開始する(ステップS611)。本体CPU2は、設定された録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して(ステップS612)、録音が終了した旨を表示部17に表示する等の方法で録音終了通知を行う(ステップS613)。
本体CPU2は、その後、印刷中断中であるかチェックし(ステップS614)、中断中であると、中断していた印刷動作を再開し、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する(ステップS615)。
ステップS614で、印刷中断中でないとき、本体CPU2は、そのまま画像処理動作を終了する。
上記ステップS610で、騒音が閾値レベル以上であると、本体CPU2は、音声録音を行っても音声の鮮明性を確保することができないと判断し、録音要求を中断する(ステップS616)。
次に、本体CPU2は、録音が中断した旨を表示部17に表示する等の方法で録音中断通知を行い(ステップS617)、印刷中断中であるかチェックする(ステップS614)。
ステップS614で、本体CPU2は、印刷中断中であると、中断していた印刷動作を再開し、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する(ステップS615)。
ステップS614で、印刷中断中でないとき、本体CPU2は、そのまま画像処理動作を終了する。
ステップS602で、印刷動作中でないとき、本体CPU2は、ステップS624に移行して、録音時間の設定から上記同様に処理する(ステップS624、S609〜S617)。
さらに、複合装置1は、上記図10及び図11は、録音要求があった場合に、印刷動作中であるか否かによって処理を制御しているが、逆に、印刷要求があった場合に、録音動作中であるか否かによって、図12及び図13に示すように制御してもよい。
すなわち、図12に示すように、本体CPU2は、印刷要求があると(ステップS631)、録音動作中であるか否かチェックする(ステップS632)。
ステップS632で、録音動作中であると(ステップS632で、YESのとき)、本体CPU2は、予め操作者が操作パネル6で設定している印刷受付設定を取得する(ステップS633)。すなわち、録音動作中に印刷要求があった場合に、操作者が、該印刷要求を受け付ける設定としているか否かを取得する。
次に、本体CPU2は、上記印刷要求を受け付ける設定になっているかチェックする(ステップS634)。
ステップS634で、印刷を受け付ける設定になっていると(ステップS634で、YESのとき)、本体CPU2は、印刷要求を受け付け、印刷の実行を録音完了まで待機させる(ステップS635)。
本体CPU2は、録音が録音時間だけ行われて終了すると(ステップS636)、待機させていた印刷を実行し、印刷が完了すると、画像処理を終了する(ステップS637)。
ステップS634で、印刷要求を受け付ける設定とはなっていないとき(ステップS634で、NOのとき)、本体CPU2は、印刷要求を拒否し、録音動作を録音時間だけ行って、画像処理を終了する(ステップS638)。
ステップS632で、録音中でないとき(ステップS632で、NOのとき)、本体CPU2は、要求のあった印刷を実行し、印刷が完了すると、画像処理を終了する(ステップS637)。
また、図13に示すように、印刷要求があったときに、録音中であると、録音継続可否設定判断によって、印刷制御してもよい。
すなわち、図13に示すように、本体CPU2は、印刷要求があると(ステップS641)、録音動作中であるか否かチェックする(ステップS642)。
ステップS642で、録音動作中であると(ステップS642で、YESのとき)、本体CPU2は、要求のあった印刷要求に関する印刷情報(例えば、ページ数、重要度等)を取得して表示部17に表示させる(ステップS643)。
本体CPU2は、印刷情報を表示させると、録音継続の可否判断を行う(ステップS644)。本体CPU2は、この録音継続の可否判断を、操作パネル6のキー操作によって録音継続可が指示操作されたか、録音不可のキー操作が行われたか、あるいは、印刷優先が指示操作されたか等を取得することで行う。
ステップS644で、録音継続可であると、本体CPU2は、動作中の録音動作を継続し(ステップS645)、録音が完了すると、あるいは、録音動作と同時に、印刷要求を受け付け、印刷を実行して画像処理を終了する(ステップS646)。
ステップS644で、録音継続不可が設定されていると、本体CPU2は、動作中の録音を中断し(ステップS647)、印刷要求を受け付け、印刷動作を実行して画像処理を終了する(ステップS648)。
さらに、ステップS644で、録音を中断して印刷を優先する設定が行われていると、本体CPU2は、動作中の録音を中断し(ステップS649)、印刷要求を受け付け、印刷動作を実行する(ステップS650)。本体CPU2は、印刷が完了すると、印刷終了通知を表示部17に表示すること等で行い(ステップS651)、印刷終了通知に応じて、操作者がマイク20を使用して音声入力を行うと、該音声を録音する録音動作を再開する。本体CPU2は、設定時間の録音を行うと、録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS652)。すなわち、本体CPU2は、操作パネル(タイミング設定手段)6によって、記録出力動作中における前記音声録音動作の実行タイミングが設定されると、記録出力動作中に音声録音要求が発生すると、該設定されている実行タイミングに基づいて、該記録出力動作を一旦中止して、該音声録音動作を実行、または、該記録出力動作が完了した後に、該音声録音動作を実行する。
このように、本実施例の複合装置1は、情報を報知出力する報知手段として、音声出力部14、表示部17等を、さらに備え、本体CPU2が、マイク20による音声録音動作中に、待機している記録出力動作があると、前記報知手段に、待機している該記録出力動作に関する情報を報知出力させる。
したがって、録音中に待機している記録出力動作の情報(印刷ジョブ情報)を知ることができ、音声の鮮明性を確保しつつ音声録音を行うことができるとともに、複合装置1の利用性を向上させることができる。
また、本実施例の複合装置1は、前記記録出力動作中における音声録音動作の実行タイミングを設定する操作パネル(タイミング設定手段)6を、さらに備え、本体CPU2が、記録出力動作(印刷動作)中に音声録音要求が発生すると、前記タイミング設定手段で設定されている実行タイミングに基づいて、該記録出力動作を一旦中止して、該音声録音動作を実行、または、該記録出力動作が完了した後に、該音声録音動作を実行している。
したがって、操作者の設定した実行タイミングに応じて、音声録音動作を実行することができ、音声の鮮明性を確保しつつ音声録音を行うことができるとともに、複合装置1の利用性を向上させることができる。
上記各実施例の複合装置1は、周囲の騒音レベルを測定するマイク(騒音レベル測定手段)20を、さらに備え、本体CPU2が、マイク20の測定する騒音レベルが所定の閾値レベル未満であることを前記録音条件としている。
したがって、複合装置1の動作音だけでなく、周囲の環境騒音をも考慮して、録音動作を行うことができ、音声の鮮明性をより一層確保しつつ音声録音を行うことができる。
また、上記各実施例の複合装置1は、マイク20による音声録音時間を設定する操作パネル(録音時間設定手段)6を、さらに備え、本体CPU2が、前記録音時間設定手段としての操作パネル6で設定された録音時間のみ、マイク20に音声録音を実行させる。
したがって、鮮明な音声録音が可能な録音条件を充足しているときに音声録音動作を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
さらに、上記各実施例の複合装置1は、前記録音条件を設定する操作パネル(録音条件設定手段)6を、さらに備え、本体CPU2が、前記録音条件設定手段としての操作パネル6で設定された前記録音条件に基づいて、前記録音動作を制御する。
したがって、利用環境や必要な録音音質に基づいて録音条件を設定することができ、音声の必要な鮮明性及び画像処理動作の効率性をより一層適切に確保しつつ音声を取り込むことができる。
図14及び図15は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第4実施例を示す図である。図14は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第4実施例を適用した複合装置の操作パネル30のブロック構成図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものである。そこで、本実施例の説明においては、複合装置1の本体だけでなく、操作パネル30を含めて、第1実施例の複合装置1と同様の構成部分については、同一の符号を、そのまま用いて説明する。
本実施例の複合装置1は、図示しないが、第1実施例と同様に、本体CPU2、本体ROM3、本体RAM(Random Access Memory)4、プリンタ部5、スキャナ部7、画像メモリ8及びLANI/F9等を備えているとともに、操作パネル30を備えている。
操作パネル30は、図14に示すように、第1実施例の操作パネル6と同様の操作部CPU11、操作部ROM12、操作部RAM13、音声出力部14、音声録音キー15、録音時間設定キー16、表示部17、CODEC18、音声データメモリ19、マイク20、スタートキー21を備えているとともに、ノイズデータメモリ31を備えている。
ノイズデータメモリ(記憶手段)31は、予め複合装置1の各種動作モード(画像処理動作)における動作音が収集され、収集された該動作音の位相を逆位相にした音が、ノイズキャンセルデータとして格納されている。このノイズデータメモリ31は、例えば、NVRAM(Non Volatile RAM)等が用いられている。 本体CPU2は、音声録音時に、そのときの複合装置1の動作モードに対応するノイズキャンセルデータをノイズデータメモリ31から読み出して、CODEC18へ出力する。
マイク20は、音声録音時に、外部の音、特に、操作者の音声を取り込んで、CODEC18へ出力する。
CODEC18は、マイク20の取り込んだ音声とノイズデータメモリ31からのノイズキャンセルデータを合成して音声からノイズを削減または抑制するとともに、圧縮して音声データメモリ19に音声データとして格納する。したがって、上記本体CPU2及びCODEC18は、全体として、音声録音手段であるマイク20に音声が入力される際に、該音声が入力される際の画像処理動作に応じた逆位相音を該音声データに合成して、該音声データから該動作音を除去する動作音除去手段として機能している。
なお、上記説明では、本体CPU2が音声録音時に、その時の複合装置1の動作モードに対応するノイズキャンセリングデータをノイズデータメモリ31から読み出して、CODEC18へ出力して、音声データとノイズキャンセリングデータを合成させている。この処理は、本体CPU2が行う場合に限るものではなく、操作部CPU11が行ってもよい。この場合には、操作部CPU11とCODEC18が、全体として動作音除去手段を構成することとなるが、以下の説明では、本体CPU2が上記処理を行うものとして説明する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例は、予め収録した動作音の逆位相の音データをノイズキャンセルデータとして、取得した音データに合成することで、収録する音声データのノイズを削減して、録音動作と印刷動作の同時実行の制御を行う。
すなわち、本体CPU2は、図15に示すように、スキャナ部7によって読み取られる原稿の画像データに対して添付する音声の音声録音を行うために、音声録音キー15が押下されるかチェックする(ステップS701)。
ステップS701で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS701で、NOのとき)、本体CPU2は、プリンタ部5による印刷(記録出力)を可能な状態として、画像処理を終了する(ステップS702)。
ステップS701で、音声録音キー15が押下されると(ステップS701で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20から環境騒音を取り込んで、環境騒音レベルを求める。本体CPU2は、求めた環境騒音レベルが上記閾値騒音レベル以下であるかチェックする(ステップS703)。
ステップS703で、環境騒音レベルが閾値騒音レベルを超えていると(ステップS703で、NOのとき)、本体CPU2は、音声録音を行うと、音声の鮮明性が劣化すると判断して、音声録音を開始することなく、読取動作が完了していないときには、該読取動作を継続する。
ステップS703で、環境騒音レベルが閾値騒音レベル以下であると(ステップS703で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始する(ステップS704)。
本体CPU2は、音声録音動作を開始すると、印刷ジョブの発生の有無をチェックする(ステップS705)。
ステップS705で、印刷ジョブがないとき(ステップS705で、NOのとき)、本体CPU2は、そのまま音声録音動作を継続して、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS706)。
ステップS705で、印刷ジョブがあると(ステップS705で、YESのとき)、本体CPU2は、録音条件が満たされているか(一致するか)判断する(ステップS707)。この録音条件は、録音動作と印刷動作を同時に実行しても、録音を鮮明に行うことができる条件であり、例えば、両面印刷の有無、印刷後の後処理(ステープル、パンチ)の有無及び騒音レベルが所定値以下であること等が条件となる。すなわち、両面印刷のときには、用紙の反転機構が動作するときの動作音が大きく、その動作音が所定レベルを超えると、録音している音声データにノイズとして録音される可能性があるため、両面印刷でない動作音が所定レベル以下の印刷動作であることが録音条件となる。また、ステープル動作、パンチの動作等の後処理を伴い、この後処理音が所定レベルを超える場合には、後処理音が録音データに影響を与えるため、後処理を伴わない、動作音が所定レベル以下の印刷動作であることが録音条件となる。
そして、ステップS707で、録音条件に一致する(満たす)と(ステップS707で、YESのとき)、本体CPU2は、ノイズキャンセリングの必要がないと判断して、録音動作を継続しつつ、印刷動作を実行する(ステップS708)。本体CPU2は、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS709)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
ステップS707で、録音条件に一致しない(満たしていない)と(ステップS707で、NOのとき)、本体CPU2は、現在の印刷動作の動作状態を判別する(ステップS710)。すなわち、CPU2は、印刷ジョブを調べて、両面印刷モード、後処理を伴う印刷モード等のいずれの印刷モードであるかを判別する。
本体CPU2は、動作状態を判別すると、その動作状態に基づいて、ノイズデータメモリ31に格納されているノイズキャンセルデータを読み出し(ステップS711)、音声録音を行いつつ、印刷動作(記録出力動作)を実行する(ステップS712)。本体CPU2は、印刷実行時における音声の集音動作を継続して、集音した音声データとノイズキャンセルデータを、CODEC18に合成させ、集音音声データからノイズ(動作音)を除去させて、音声データメモリ19へ録音させる(ステップS713)。本体CPU2は、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS714)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
なお、上記説明においては、録音条件に一致しない場合に、録音音声から動作音を除去する場合について説明したが、動作音の除去は、録音条件に一致しない場合に限るものではない。例えば、録音条件とは無関係に、録音音声から動作音の除去を行ってもよい。
このように、本実施例の複合装置1は、前記画像処理装置である複合装置1の前記画像処理動作に応じて発生する動作音の逆位相音を該画像処理動作毎に予め記憶するノイズデータメモリ(記憶手段)31と、前記マイク20に前記音声が入力される際に、該音声が入力される際の前記画像処理動作に応じた前記逆位相音を前記音声データに合成して、該音声データから該動作音を除去する本体CPU2及びCODEC18等の動作音除去手段と、をさらに備え、本体CPU(データ編集手段)2が、前記画像データに前記動作音の除去された音声データを付加している。
したがって、動作音が発生している場合にも、録音音声から該動作音を除去することができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
図16及び図17は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第5実施例を示す図であり、図16は、本発明の画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムの第5実施例を適用した複合装置40のブロック構成図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の複合装置1と同様の複合装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例の複合装置1と同様の構成部分については、同一の符号を、付与して、その説明を簡略化または省略する。
図16において、複合装置40は、第1実施例の複合装置1と同様の本体CPU2、本体ROM3、本体RAM4、プリンタ部5、操作パネル6、スキャナ部7、画像メモリ8、LANI/F9を備えるとともに、ノイズデータメモリ41とノイズ出力部42を備えている。
ノイズデータメモリ(記憶手段)41は、複合装置40の各種動作モード時における動作音が、集音され、集音された動作音を逆位相に変換した音がノイズキャンセルデータとして、予め格納されている。このノイズデータメモリ41は、例えば、NVRAM等の不揮発性メモリが用いられている。
ノイズ出力部(音出力手段)42は、スピーカ等が用いられている。本体CPU2の制御下で、ノイズデータメモリ41に記憶されているノイズキャンセルデータのうち、動作モード(画像処理動作)に対応するノイズキャンセルデータに基づいて、ノイズキャンセル音を拡声出力する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置40は、複合装置40の動作モードに応じたノイズキャンセル音を、拡声出力しつつ、音声収録を行う。
すなわち、本体CPU2は、図17に示すように、スキャナ部7によって読み取られる原稿の画像データに対して添付する音声の音声録音を行うために、音声録音キー15が押下されるかチェックする(ステップS801)。
ステップS801で、音声録音キー15が押下されないと(ステップS801で、NOのとき)、本体CPU2は、プリンタ部5による印刷(記録出力)を可能な状態として、画像処理を終了する(ステップS802)。
ステップS801で、音声録音キー15が押下されると(ステップS801で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20から環境騒音を取り込んで、環境騒音レベルを求める。本体CPU2は、求めた環境騒音レベルが上記閾値騒音レベル以下であるかチェックする(ステップS803)。
ステップS803で、環境騒音レベルが閾値騒音レベルを超えていると(ステップS803で、NOのとき)、本体CPU2は、音声録音を行うと、音声の鮮明性が劣化すると判断して、音声録音を開始することなく、所定時間経過後に、再度、環境騒音レベルが閾値騒音レベル以下であるかチェックする(ステップS803)。
ステップS803で、環境騒音レベルが閾値騒音レベル以下であると(ステップS803で、YESのとき)、本体CPU2は、マイク20を利用した操作者の音声を録音する音声録音動作を開始する(ステップS804)。
本体CPU2は、音声録音動作を開始すると、印刷ジョブの発生の有無をチェックする(ステップS805)。
ステップS805で、印刷ジョブがないとき(ステップS805で、NOのとき)、本体CPU2は、そのまま音声録音動作を継続して、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了して、画像処理を終了する(ステップS806)。
ステップS805で、印刷ジョブがあると、本体CPU2は、録音条件が満たされているか(一致するか)判断する(ステップS807)。この録音条件は、第4実施例の場合と同様である。すなわち、録音条件は、録音動作と印刷動作を同時に実行しても、録音を鮮明に行うことができる条件であり、例えば、両面印刷の有無、印刷後の後処理(ステープル、パンチ)の有無及び騒音レベルが所定値以下であること等が条件となる。
そして、ステップS807で、録音条件に一致する(満たす)と(ステップS807で、YESのとき)、本体CPU2は、ノイズキャンセリングの必要がないと判断して、録音動作を継続しつつ、印刷動作を実行する(ステップS808)。本体CPU2は、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS809)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
ステップS807で、録音条件に一致しない(満たしていない)と(ステップS807で、NOのとき)、本体CPU2は、現在の印刷動作の動作状態を判別する(ステップS810)。すなわち、CPU2は、印刷ジョブを調べて、両面印刷モード、後処理を伴う印刷モード等のいずれの動作モード(画像処理動作)であるかを判別する。
本体CPU2は、動作モード(画像処理動作)を判別すると、その動作モードに基づいて、ノイズデータメモリ41に格納されているノイズキャンセルデータを読み出す(ステップS811)。本体CPU2は、読みだしたノイズキャンセルデータを、ノイズ出力部42に渡して、ノイズキャンセル音として拡声出力させる(ステップS812)。
ノイズ出力部42からノイズキャンセル音が拡声出力されることで、複合装置40が動作することで発生している動作音がキャンセルされ、マイク20から集音される音声に、動作音がノイズとして混入することを、削減することができる。
本体CPU2は、上記音声録音を行いつつ、印刷動作(記録出力動作)を実行する(ステップS813)。すなわち、本体CPU2は、印刷実行時における音声を、ノイズキャンセル音でノイズ除去された状態で集音動作して、集音した音声データを、CODEC18で、WAVやMP3等のディジタルデータに変換させて、音声データメモリ19に記憶させる。
本体CPU2は、録音時間が経過すると、音声録音動作を終了する(ステップS814)。また、本体CPU2は、印刷動作を完了すると、画像処理動作を終了する。
なお、上記説明においては、録音条件に一致しない場合に、録音音声から動作音を除去する場合について説明したが、本実施例においても、動作音の除去は、録音条件に一致しない場合に限るものではない。例えば、録音条件とは無関係に、録音音声から動作音の除去を行ってもよい。
このように、本実施例の複合装置1は、複合装置1の前記画像処理動作に応じて発生する動作音の逆位相音を該画像処理動作毎に予め記憶するノイズデータメモリ(記憶手段)41と、前記ノイズデータメモリ41から前記逆位相音を読み出して拡声出力するノイズ出力部(音出力手段)42と、前記マイク20に前記音声が入力される際に、該音声が入力される際の前記画像処理動作に応じた前記逆位相音を前記ノイズ出力部42に拡声出力させて、入力される該音声から該動作音を除去させる本体CPU(動作音除去制御手段)2と、をさらに備え、本体CPU(データ編集手段)2は、画像データに前記マイク20が前記音声データメモリ19に記憶した音声データを付加している。
したがって、動作音が発生している場合にも、該動作音を除去した状態で、鮮明な音声録音を行うことができ、音声の鮮明性及び画像処理動作の効率性を確保しつつ音声を取り込むことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 複合装置
2 本体CPU
3 本体ROM
4 本体RAM
5 プリンタ部
6 操作パネル
7 スキャナ部
8 画像メモリ
9 LAN I/F
10 バス
11 操作部CPU
12 操作部ROM
13 操作部RAM
14 音声出力部
15 音声録音キー
16 録音時間設定キー
17 表示部
18 CODEC
19 音声データメモリ
20 マイク
21 スタートキー
30 操作パネル
31 ノイズデータメモリ
40 複合装置
41 ノイズデータメモリ
42 ノイズ出力部
特開平4−343561号公報

Claims (18)

  1. 入力される音声に基づいた音声データを音声記憶手段に記憶する音声録音手段と、
    画像データに前記音声データを付加するデータ編集手段と、
    前記音声録音手段による音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は、
    画像データを適宜の出力方式で出力するデータ出力手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記データ出力手段が出力する画像データに対して前記データ編集手段で付加する前記音声データを前記音声録音手段で音声録音する場合に前記録音条件を適用することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、
    原稿の画像を読み取って画像データを出力する読取手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記録音条件を充足していると、前記読取手段による原稿の読取動作と前記音声録音手段による音声録音動作を同時実行させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記読取手段による前記原稿の読取動作中における前記音声録音手段による前記音声録音要求、または、該音声録音手段による音声録音動作中における該読取手段による原稿の読取要求があり、前記録音条件を非充足であると、該音声録音動作と該読取動作を時系列に実行させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記読取手段がコンタクトガラス上にセットされた前記原稿を読み取ることを、前記録音条件とすることを特徴とする請求項3または請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理装置は、
    複数枚の原稿を載置可能な原稿台上の該原稿を1枚ずつ前記読取手段へ搬送する原稿自動搬送手段と、
    前記原稿台上の原稿枚数を検出する原稿検出手段と、
    情報を報知出力する報知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記原稿台に原稿が載置されると、前記原稿検出手段の検出する原稿枚数に基づいて、前記読取手段による該原稿台上の原稿の読み取り後に、前記音声録音手段による前記音声録音が可能となるまでの待ち時間を算出して、前記報知手段に該待ち時間を報知出力させることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、
    被記録媒体に画像を記録出力する記録手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記記録手段による画像の記録出力動作と前記音声録音手段による音声録音動作を、前記録音条件を充足していると、同時に実行させ、該録音条件を非充足であると、該記録出力動作と該音声録音動作を時系列で実行させることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記記録手段による画像の記録出力動作中における前記音声録音手段による音声録音要求、または、該音声録音手段による音声録音動作中における該記録手段による画像の記録出力動作要求があり、前記録音条件を非充足であると、該記録出力動作と該音声録音動作を時系列で実行させることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記記録手段の動作音が所定の閾値音量未満であることを、前記録音条件とすることを特徴とする請求項7または請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記画像処理装置は、
    情報を報知出力する報知手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記音声録音手段による前記音声録音動作中に、待機している前記記録出力動作があると、前記報知手段に、待機している該記録出力動作に関する情報を報知出力させることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記画像処理装置は、
    前記記録出力動作中における前記音声録音動作の実行タイミングを設定するタイミング設定手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記記録出力動作中に前記音声録音要求が発生すると、前記タイミング設定手段で設定されている実行タイミングに基づいて、該記録出力動作を一旦中止して、該音声録音動作を実行、または、該記録出力動作が完了した後に、該音声録音動作を実行することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理装置は、
    周囲の騒音レベルを測定する騒音レベル測定手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記騒音レベル測定手段の測定する騒音レベルが所定の閾値レベル未満であることを前記録音条件とすることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 前記画像処理装置は、
    前記音声録音手段による音声録音時間を設定する録音時間設定手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記録音時間設定手段で設定された録音時間のみ、前記音声録音手段に音声録音を実行させることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の画像処理装置。
  14. 前記画像処理装置は、
    前記録音条件を設定する録音条件設定手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記録音条件設定手段で設定された前記録音条件に基づいて、前記音声録音動作を制御することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の画像処理装置。
  15. 前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置の前記画像処理動作に応じて発生する動作音の逆位相音を該画像処理動作毎に予め記憶する記憶手段と、
    前記音声録音手段に前記音声が入力される際に、該音声が入力される際の前記画像処理動作に応じた前記逆位相音を前記音声データに合成して、該音声データから該動作音を除去する動作音除去手段と、
    をさらに備え、
    前記データ編集手段は、
    画像データに前記動作音の除去された音声データを付加することを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  16. 前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置の前記画像処理動作に応じて発生する動作音の逆位相音を該画像処理動作毎に予め記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記逆位相音を読み出して拡声出力する音出力手段と、
    前記音声録音手段に前記音声が入力される際に、該音声が入力される際の前記画像処理動作に応じた前記逆位相音を前記音出力手段に拡声出力させて、入力される該音声から該動作音を除去させる動作音除去制御手段と、
    を、さらに備えていることを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  17. 入力される音声に基づいた音声データを音声記憶手段に記憶する音声録音処理ステップと、
    画像データに前記音声データを付加するデータ編集処理ステップと、
    前記音声録音処理ステップによる音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御処理ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 制御プロセッサに、
    入力される音声に基づいた音声データを音声記憶手段に記憶する音声録音処理と、
    画像データに前記音声データを付加するデータ編集処理と、
    前記音声録音処理による音声録音動作を、所定の録音条件を充足しているときにのみ実行させる制御処理と、
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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