JP2005184715A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データに音声データを付与して保存するのに、所望の圧縮方式で圧縮でき、保存限界量を気にすることなく付与し得る画像処理装置を提供する。
【解決手段】 スキャンキー10aが操作されると(ST1)、原稿画像を読み取り、読み取りデータを画像データファイル6a1に保存する(ST2、ST3)。次に、音声付与キー10bが操作され、前記画像データの説明が音声で録音入力される(ST5)、圧縮方式が指定選択されていれば(ST6)、その選択された圧縮方式で入力された音声データを圧縮し、画像データファイル6a1に関連する音声データファイル6a2に、音声データを保存する(ST8)。保存された画像データを、これに付与された音声データをファイルより読み出して、送出する(ST9)。
【選択図】 図3
【解決手段】 スキャンキー10aが操作されると(ST1)、原稿画像を読み取り、読み取りデータを画像データファイル6a1に保存する(ST2、ST3)。次に、音声付与キー10bが操作され、前記画像データの説明が音声で録音入力される(ST5)、圧縮方式が指定選択されていれば(ST6)、その選択された圧縮方式で入力された音声データを圧縮し、画像データファイル6a1に関連する音声データファイル6a2に、音声データを保存する(ST8)。保存された画像データを、これに付与された音声データをファイルより読み出して、送出する(ST9)。
【選択図】 図3
Description
この発明は、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像処理装置に関する。
一般に複合機等の画像処理装置においては、操作ガイダンスを行うのにガイダンスメッセージを表示部に表示するとともに、音声表示するものがよく知られている。
また、デジタルカメラで撮影して得られた画像情報に、その撮影対象に関する情報や撮影条件などの情報(コンテンツ情報)を音声入力し、それを付加情報として撮影画像とともにプリントすることが開示されている。また、このコンテンツ情報は、音声、音楽、動画像、静止画像等であり、コンテンツ情報再生手段により、それを再生することも開示されている。また、コンテンツ情報を再生する際、圧縮符号化されている場合には解凍することも開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−158856号公報
上記した従来の複合機では、ガイダンス用のメッセージを音声で出力するものはあるが、スキャン画像データを音声で説明するために、音声情報を付加するものはない。また、デジタルカメラでコンテンツ情報を音声で入力するものはあり、音声情報を圧縮記憶している。
複合機においては、スキャン画像データに音声データを付与すれば非常に便利であるが、単に音声データを1つの圧縮方式のみで圧縮符号化するのみでは、場合により十分な圧縮率が得られず、付与し得る音声データ量に限界が生じるという問題がある。
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、画像データに音声データを付与して保存するのに、所望の圧縮方式で圧縮でき、保存限界量を気にすることなく付与し得る画像処理装置を提供することを目的としている。
この発明の画像処理装置は、画像データを入力する画像データ入力手段と、音声データを複数の方式で圧縮できる音声データ圧縮手段と、入力した画像データに付加情報として音声データを付加して保存するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段へ音声データを付加して保存する際に、付加する音声データの圧縮方式を複数の圧縮方式の中から選択する手段とを備えている。
この発明の画像処理装置は、画像データを入力する画像データ入力手段と、音声データを複数の方式で圧縮できる音声データ圧縮手段と、入力した画像データに付加情報として音声データを付加して保存するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段へ音声データを付加して保存する際に、付加する音声データの圧縮方式を複数の圧縮方式の中から1又は複数選択できる選択手段とを備え、複数選択された場合、選択された圧縮方式毎に圧縮データを生成することができる。
この発明の画像処理装置において、前記音声データの付加は、録音手段により都度録音するか、予め録音しておいたものから選択することとしても良い。
この発明によれば、画像ファイルに付与する音声データは、複合機の圧縮方式より選択した圧縮方式で保存するので、最も圧縮効率の良い保存を行うことができる。また、画像データに対して、音声データを付与することにより、画像データに対するメモとして使用することができる。
以下、実施の形態により、この発明をさらに詳細に説明する。この発明の実施形態に係る画像処理装置としてのファクシミリ装置の概略模式構成を図1に示す。このファクシミリ装置は、ファクシミリ機能、コピー機能、スキャナ機能、ネットワークプリント機能等を併存する複合機として構成したものである。
このファクシミリ装置は、主制御部(CPU)1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、音声データメモリ(音声データ記憶部)7と、音声出力部8と、表示部9と、操作部10と、画像読取部11と、画像記録部12と、CODEC13と、LANI/F14と、音声マイク15と、バス16とを備えている。
主制御部(CPU)1は、この装置を構成する各部を制御する。この制御には、原稿画像読取処理、読取画像・受信画像のプリント処理等の制御の他、モノクロ画像、又はカラー画像を相手機に送信し、あるいは相手機から受信する場合の制御が含まれる。NCU2は、通信回線である電話回線網(PSTN)17との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.4等に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。あるいは、これらに代えてV.34に従って送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。また、画像メモリ6は、モノクロあるいはカラーの受信画像データや画像読取部9で読み取ったモノクロあるいはカラーの読み取り画像データを圧縮して記憶する。この画像メモリ6は、読み取り画像データを保存するファイルの記憶領域6aを有する。この画像データファイル6aは、圧縮画像データを記憶する画像データファイル6a1と、この画像データに付与して記憶される音声データファイル6a2とを有する。また、図2に示すように、音声データファイル6a2は、それぞれ異なる複数の圧縮方式のうちの第1の方式で圧縮された音声データを記憶する第1の音声データファイル6a21と、第2の方式で圧縮された音声データを記憶する第2の音声データファイル6a22と、第3の方式で圧縮された音声データを記憶する第3の音声データファイル6a23とを有する。ここで言う複数の圧縮方式は、WPEG方式、WAV方式等である。
音声データメモリ7は、各種音声ガイダンスとしての音声データを記憶する。上記した画像メモリ6に格納する音声データファイル6a2をここに記憶するようにしても良い。音声出力部8は、音声データメモリ7に記憶された音声ガイダンスや、画像メモリ6の音声データファイル6a2に記憶されている音声データを、スピーカなどにより出力する。
表示部(LCD)9は、アイコン、キーボードの表示や、データの送受信に必要なメッセージ内容等を表示する。操作部10は、スキャンキー10a、音声付与キー10b、圧縮方式選択キー10cの他、スタートキー、モード切替キー、カセット選択キー、テンキー、登録キー、その他のキーを有する。スキャンキー10aは、スキャン処理を開始するときに操作するキーであり、音声付与キー10bは、スキャン時に読み取った画像に音声による説明を付与する場合に操作するキーであり、圧縮方式選択キー10cは、音声データを圧縮するのに複数の圧縮方式の中から1つ又は複数の圧縮方式を選択する場合に操作するキーである。 画像読取部11は、FAX送信するときに、あるいはコピーするときに、原稿を光学的に走査して画像データを読み取る。この画像読取部11は、モノクロ画像とカラー画像とを読み取ることが可能である。
画像記録部12は、電子写真式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において、画像読取部11で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。この画像記録部14はカラープリントも可能である。CODEC13は、送信すべき画像データ、画像メモリ6に記憶するデータを符号化し、また、受信した画像データを復号する。LANI/F14は、PC(パーソナルコンピュータ)その他のLAN(ローカルエリアネットワーク)18を構成する外部機器に接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。
録音マイク15は、画像読取部11での原稿のスキャン時に画像データの音声による説明(音声データ)を録音入力する。
次に、この実施形態ファクシミリ装置におけるスキャン時の処理動作を説明する。ステップST1において、スキャンキー10aが操作されたか否かを判定する。スキャンキー10aが操作されると、ステップST2へ移行する。ステップST2においては、画像読取部11で原稿画像を読み取る。次に、ステップST3へ移行する。ステップST3においては、読取画像データを画像メモリ6の(画像)データファイル6aの画像データファイル6a1に保存記憶する。続いて、ステップST4へ移行する。
ステップST4においては、音声付与キー10bが操作されたか否かを判定する。音声付与キー10bが操作されると、ステップST5へ移行する。一方、画像データが保存されてから一定時間を経過しても音声付与キー10bが操作されないと、ステップST9へ移行する。
ステップST5においては、ユーザが録音読取画像に関する説明を音声で行うと、マイク15を用いて、録音入力される。この場合、ユーザは原稿画像読み取りを行う毎に、読み取り画像データに付与する音声データを、都度録音入力することになる。次に、ステップST6へ移行する。ステップST6においては、圧縮方式選択キー10cが操作されたか否かを判定する。圧縮方式選択キー10cが操作されると、ステップST8へ移行する。一方、圧縮方式選択キー10cが操作されていない場合は、ステップST7へ移行する。
ステップST8においては、選択された圧縮方式で音声データを圧縮し、保存する。例えば、第1の圧縮方式、第2の圧縮方式、第3の圧縮方式が選択された場合、第1の圧縮方式で圧縮された音声データは、第1の音声データファイル6a21に、第2の圧縮方式で圧縮された音声データは第2の音声データファイル6a22に、第3の圧縮方式で圧縮された音声データは第3の音声データファイル6a23に記憶される。また、例えば第2の圧縮方式のみが選択された場合は、第2の圧縮方式で圧縮された音声データが第2の音声データファイル6a22に記憶される。次に、ステップST9へ移行する。
ステップST9においては、外部PCに向け画像ファイルデータを送出する。この場合、ステップST4において、音声付与キー10bが操作されているとの判定がNOで、このステップST9に移行して来た場合には、音声データファイルCa2には何ら音声データが記憶されていないので、画像データファイル6a1の画像データを送出する。また、ステップST7において、例えば所定の第1の圧縮方式で音声データを圧縮し、保存している場合には、画像データファイル6a1の画像データに付与して、音声データファイル6a21の音声データも送出する。
更にまた、ステップST8において、例えば音声データが第1、第2、第3の圧縮方式で圧縮され、それぞれ第1、第2、第3の音声データファイル6a21、6a22、6a23に記憶されている場合には、このステップST9において、画像データファイル6a1の画像データに付与して、第1、第2、第3の音声データファイル6a21、6a22、6a23に記憶されている音声データを送出する。
なお、上記実施形態において、画像データと、これに付与する音声データは1つのデータファイル6aに記憶しているが、これに代えて、画像データと、これに付与する音声データは別々のファイルとして格納しても良い。この場合、付与する音声データのファイルと、その対応する画像データのファイルは関連付けておく。
また、上記実施形態において、付与すべき音声データは、録音マイクから画像読み取りの都度、入力するようにしているが、これに代えて、予め音声データを複数種類記憶しておき、その中から選択して付与しても良い。更に、この録音マイクによる都度録音と、予め録音し、メモリに登録してあるものとを選択し得るようにしても良い。
1 主制御部(CPU)
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
6 画像メモリ
6a1 画像データファイル
6a2 音声データファイル
7 音声データメモリ
8 音声出力部
10 操作部
10a スキャンキー
10b 音声付与キー
10c 圧縮方式選択キー
11 画像読取部
12 画像記録部
13 CODEC
14 LANI/F
15 録音マイク
16 バス
17 公衆回線
18 LAN
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
6 画像メモリ
6a1 画像データファイル
6a2 音声データファイル
7 音声データメモリ
8 音声出力部
10 操作部
10a スキャンキー
10b 音声付与キー
10c 圧縮方式選択キー
11 画像読取部
12 画像記録部
13 CODEC
14 LANI/F
15 録音マイク
16 バス
17 公衆回線
18 LAN
Claims (3)
- 画像データを入力する画像データ入力手段と、
音声データを複数の方式で圧縮できる音声データ圧縮手段と、
入力した画像データに付加情報として音声データを付加して保存するデータ記憶手段と、
このデータ記憶手段へ音声データを付加して保存する際に、付加する音声データの圧縮方式を複数の圧縮方式の中から選択する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを入力する画像データ入力手段と、
音声データを複数の方式で圧縮できる音声データ圧縮手段と、
入力した画像データに付加情報として音声データを付加して保存するデータ記憶手段と、
このデータ記憶手段へ音声データを付加して保存する際に、付加する音声データの圧縮方式を複数の圧縮方式の中から1又は複数選択できる選択手段とを備え、複数選択された場合、選択された圧縮方式毎に圧縮データを生成することを特徴とする画像処理装置。 - 前記音声データの付加は、録音手段により都度録音するか、予め録音しておいたものから選択することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426128A JP2005184715A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426128A JP2005184715A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005184715A true JP2005184715A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34785751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003426128A Pending JP2005184715A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005184715A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9257147B2 (en) | 2013-11-25 | 2016-02-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus and image processing method, and recording medium storing image processing program |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003426128A patent/JP2005184715A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9257147B2 (en) | 2013-11-25 | 2016-02-09 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus and image processing method, and recording medium storing image processing program |
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