JP2007316738A - 文書管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】文書ファイルが画像データ化されて登録されている文書管理装置から容易且つ迅速にテキストデータ化した文書ファイルを参照できるようにする。
【解決手段】MFP1のファイルDB21aに登録される文書ファイルの画像データファイルをテキストデータに変換処理するOCR処理部23を備える。OCR処理部23が変換処理したテキストデータファイルも予めファイルDB21aに登録される。PC2又は携帯電話機5からテキストデータによる参照要求を受け付けた場合、MFP1は、参照を要求された文書ファイルのテキストデータファイルをファイルDB21aから読み出して文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は文書管理装置、具体的には、多数の文書ファイルを画像ファイルとして蓄積しており、これらの文書ファイルを外部のパーソナルコンピュータから閲覧したり、ダウンロードしたり、プリントアウトしたりすることが可能ないわゆるファイルサーバと称される文書管理装置を含む文書管理システムに関する。
近年、画像処理装置として、記録用紙に記録された画像を走査して画像データを取り込み、取り込んだ画像データに基づく画像を形成して出力する複写機能,取り込んだ画像データを外部装置へ送信する送信機能,ファクシミリ通信を用いて他のファクシミリ装置との間でデータを送受信するファクシミリ機能,及び通信回線等を介して外部装置から取得したデータを出力するプリンタ機能等、複数の機能を搭載したデジタル複合機(以下、MFP:Multi Function Printerという)が普及している。このようなMFPは、取り込んだ画像データ及び外部装置から取得した画像データ等を記憶するハードディスク等の不揮発性の大容量の記憶手段を備えることにより、各機能の処理を並行して行なうことが可能に構成されている。
また、MFPにおいては、上述したように、取り込んだ画像データ及び外部装置から取得した画像データ等を記憶手段に記憶させておき、記憶させてあるデータを必要に応じて記憶手段から読み出して記録用紙へプリントアウトしたり、外部に接続されたコンピュータ等の装置へ送信したりする構成を採ることにより、画像データのファイルサーバ、即ち文書管理装置としての機能を有するものもある。このようなファイルサーバとしての機能を有するMFPを用いることにより、ユーザは、一度出力処理を行なった画像データを再利用することが可能になるので、文書または画像を必要に応じて即座に出力させることができると共に、文書または画像を複数のユーザで共用することが可能になる。
ところで、従来のMFPでは上述のような種々の機能は一般的には以下のようにして実行されていた。MFPに接続されているパーソナルコンピュータのディスプレイにMFPから送信されたウェブブラウザの画面が表示され、このウェブブラウザの画面中に文書ファイルのリスト(たとえば文書名のリスト)が表示された複数のフォルダが表示される。従って、ユーザがいずれかの文書ファイルを指定(たとえばマウスによるクリックで)すると、たとえばTIFFファイル又は PDFファイルを扱うソフトウェアが起動される。このようなソフトウェアが起動されることにより、先に指定された文書ファイルがMFPからダウンロードされてパーソナルコンピュータのディスプレイに画像として表示される。
しかし、上述のような従来の方法では、たとえば携帯電話機等のブラウザソフトウェアでは文書ファイルそのものが表示できない、又はたとえ表示できたとしても文書の1ページ全体を表示したのでは小さ過ぎて実用的ではなく、かといって一部を拡大して表示したのでは全体を見るためには煩雑なスクロール操作が必要になる、等の問題があった。このような問題は表示画面が一般的なパーソナルコンピュータのディスプレイの表示画面に比して比較的小さい種々の端末装置、たとえばPDA等においても生じ得る問題である。
上述のような、表示画面が小さい端末装置において文書ファイルを実用上の問題がないように表示するためにたとえば特許文献1には、ファクシミリ装置で受信したファクシミリデータをOCR処理により文字データに変換して電子メールで携帯電話機等の端末装置へ送信する発明が開示されている。また特許文献2には、マルチメディアコンテンツを携帯電話機等の端末装置で再生する際に、再生されるべきマルチメディアコンテンツに含ま
れる文字情報をテキスト情報に変換して携帯電話機等の端末装置で表示する発明が開示されている。
特開2000−181820号公報 特開2005−242756号公報
しかし、特許文献1に開示されている発明はファクシミリ装置で受信したファクシミリ文書を対象としており、また文字コードに変換後の情報はファクシミリ通信の宛先として指定されている携帯電話機等の端末装置へ直ちに電子メールで送信される構成が採られているので、ユーザが任意の時点で任意の情報を閲覧することはできない。従って、特許文献1に開示されている発明では、不特定多数のユーザが任意の時点で任意の情報を閲覧することが可能なように構成されたファイルサーバのようなシステムには適用できないという問題がある。
また特許文献2に開示されている発明は不特定多数のユーザがダウンロードするマルチメディアコンテンツを対象としているため、マルチメディアコンテンツの素材に含まれる文字情報を個々のユーザが使用する携帯電話機等の端末装置の仕様及び個々のユーザの要求に応じた態様にテキスト情報に変換した上で送信している。従って、特許文献2に開示されている発明では、ユーザからの要求があった後に個々のユーザが使用する携帯電話機等の端末装置の仕様及び個々のユーザの要求に応じた態様にマルチメディアコンテンツの素材を加工しているので、そのための時間が必要であり、またサーバの負担が大きいという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ファイルサーバのような文書管理装置が画像データとして管理している文書ファイルを迅速且つ可及的にサーバの負担を小さくして、端末装置において文字情報(文字コード)として表示し得るようにした文書管理装置を含む文書管理システムの提供を主たる目的とする。
本発明は端的には、ファイルサーバのような文書管理装置がページ単位の画像データとして管理している文書ファイルを予め文字情報(テキストデータ)に変換しておくことにより、画像ファイルを表示できない、又は画像ファイルを表示できるとしても表示画面が小さくて実用的ではない端末装置においても表示可能にシステム構成したものである。
本発明に係る文書管理システムの第1の発明は、複数の外部装置からの要求に応じて、画像データ化された文書ファイルを登録するファイルデータベースを備えた文書管理装置と、該文書管理装置のファイルデータベースに登録されている画像データ化された複数の文書ファイルを参照することが可能な端末装置とを含む文書管理システムにおいて、前記文書管理装置のファイルデータベースに登録される文書ファイルの画像データをテキストデータに変換処理する変換手段と、該変換手段が変換処理したテキストデータが登録されるテキストデータベースと、前記文書管理装置のファイルデータベースに登録されている文書ファイルの参照要求を端末装置から受け付ける参照要求受付手段と、該参照要求受付手段が受け付けた参照要求が画像データによる参照を要求しているか、又はテキストデータによる参照を要求しているかを判断する判断手段とを含み、前記文書管理装置は、画像データによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、参照を要求された文書ファイルの画像データを前記ファイルデータベースから読み出して文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信し、テキストデータによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、参照を要求された文書ファイルのテキストデータを前記テキストデータベースから読み出して文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明の文書管理システムの第1の発明では、画像データ化された文書ファイルに関して画像データがテキストデータに予め変換されて登録される。従って、画像データを表示することが出来ない、または画像データを表示することが実用的ではない端末装置からテキストデータの送信を要求すれば、本来は画像データである文書ファイルがテキストデータで表示される。
また本発明に係る文書管理システムの第2の発明は、第1の発明において、前記変換手段及び前記テキストデータベースが前記文書管理装置に備えられていることを特徴とする。
このような本発明の文書管理システムの第2の発明では第1の発明において、変換手段及びテキストデータベースが文書管理装置に備えられているので、文書管理装置のみにてシステムが構成される。
更に本発明に係る文書管理システムの第3の発明は、第1の発明において、前記変換手段が前記文書管理装置とは異なる外部装置に備えられており、前記テキストデータベースが前記文書管理装置に備えられており、前記文書管理装置は前記データベースに登録される文書ファイルの画像データを前記外部装置へ送信することにより、前記外部装置に備えられている前記変換手段に変換処理を行なわせ、前記変換手段が変換処理したテキストデータを受信して前記テキストデータベースに登録するようにしてあることを特徴とする。
このような本発明の文書管理システムの第3の発明では第1の発明において、変換手段が文書管理装置とは異なる外部装置に、テキストデータベースが文書管理装置にそれぞれ備えられているので、文書管理装置はデータベースに登録される文書ファイルの画像データ外部装置に備えられている変換手段によってテキストデータに変換させ、変換後のテキストデータを自身のテキストデータベースに登録する。
更に本発明に係る文書管理システムの第4の発明は、第1の発明において、前記変換手段及び前記テキストデータベースが前記文書管理装置とは異なる外部装置に備えられており、前記文書管理装置は、前記データベースに登録される文書ファイルの画像データを前記外部装置へ送信することにより、前記外部装置に備えられている前記変換手段に変換処理を行なわせ、前記変換手段が変換処理したテキストデータを前記外部装置に備えられている前記テキストデータベースに登録させ、テキストデータによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、前記外部装置に、参照を要求された文書ファイルのテキストデータを前記テキストデータベースから読み出させ、文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信させるようにしてあることを特徴とする。
このような本発明の文書管理システムの第4の発明では第1の発明において、変換手段及びテキストデータベースが文書管理装置とは異なる外部装置に備えられているので、文書管理装置は、データベースに登録される文書ファイルの画像データ外部装置に備えられている変換手段によってテキストデータに変換させ、変換後のテキストデータを外部装置のテキストデータベースに登録させる。そして、テキストデータによる参照が要求されている場合は、参照を要求された文書ファイルのテキストデータを文書ファイルの参照を要求している端末装置へ、前記外部装置に送信させる。
本発明に係る文書管理システムの第1の発明によれば、文書ファイルが画像データとしてファイルデータベースに登録される際に対応するテキストデータも同時にファイルデー
タベースに登録される。従って、テキストデータでの文書ファイルの表示処理が端末装置から要求された場合には直ちにテキストデータを送信することが可能になる。従って、文書ファイルの表示処理を要求した端末装置が、文書ファイルそのものが表示できない、又はたとえ表示できたとしても文書の1ページ全体を表示したのでは小さ過ぎて実用的ではなく、かといって一部を拡大して表示したのでは全体を見るためには煩雑なスクロール操作が必要になる、というような携帯電話機のような端末装置である場合にも、テキストデータによる文字表示が行なわれる。
また、同一の文書ファイルの画像データに比してテキストデータのデータ量は大幅に小さいので、文書ファイルの表示処理を要求した端末装置の種類には拘わらず、文書管理装置から端末装置への送信データ量も当然小さくなり、従って端末装置側でのデータ受信に要する時間及び受信したデータの表示に要する時間も短縮される。
更に、上述したように、同一の文書ファイルの画像データに比してテキストデータのデータ量は大幅に小さいので、ファイルデータベースの記憶容量が極端に肥大化する虞も非常に小さい。
また本発明に係る文書管理システムの第2の発明によれば、文書管理装置以外の余分な装置を含めることなしに、システムを構成することが可能になる。
更に、本発明に係る文書管理システムの第3の発明によれば、変換手段が文書管理装置とは異なる外部装置に備えられているので、文書管理装置の負担が小さくなると共に、文書ファイルの登録処理が迅速化される。
更に、本発明に係る文書管理システムの第4の発明によれば、変換手段及びテキストデータベースが文書管理装置とは異なる外部装置に共に備えられているので、文書管理装置の負担が小さくなると共に、文書ファイルの登録処理が迅速化される。また、文書管理装置のファイルデータベースの記憶容量を画像データの登録のみに使用することが可能になる。更に、従来の文書管理装置そのものを大幅に改変することなしに、外部装置をネットワーク接続することによって本発明のシステムを構成することが可能になる。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを、デジタル複合機(以下、MFP:Multi Function Printerという)を文書管理装置としたシステムに適用した場合の実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムをMFPを文書管理装置として適用した場合のネットワーク構成例を示す模式図であり、図中1は文書管理装置としてのMFPを示している。
MFP1は、LAN(Local Area Network)を介して複数のコンピュータ(以下、PCという)2,2と接続されている。また、MFP1は、公衆電話交換網PSTNを介して外部のMFP3及びファクシミリ装置4とも接続されている。なお、LANには図示されている他にも多数のPCが接続されており、公衆電話交換網PSTNには図示されている他にも多数のMFP及びファクシミリ装置が接続されていることは言うまでもない。更に、MFP1はLANを介してインターネットINとも接続している。インターネットINには種々の端末装置、たとえばPC,インターネットファクシミリ装置,携帯電話機,PDA等が接続可能であることはいうまでもない。従って、MFP1は、LANを介して複数のPC2,2と、公衆電話交換網PSTNを介して他の多数のMFP3及びファクシミ
リ装置4と、更にインターネットINを介して種々の端末装置、たとえば携帯電話機5等と通信可能である。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1の内部構成例及びMFP1を中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。MFP1は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)等で構成された制御部10を備えている。制御部10は、バスを介して、ROM11、RAM12、NCU(Network Control Unit)13、モデム14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、操作部18、表示部19、LANに接続するためのLANインタフェース20、蓄積部21、画像データの符号化/復号化処理を行なうコーデック(CODEC)22、画像データに含まれる文字情報を文字コードに変換するOCR処理部23等と接続されている。
制御部10は、上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM11に予め格納されている制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実現する。ROM11に格納されている制御プログラムとしては、MFP1としての一般的な動作に必要な種々のプログラム,及びLANインターフェイス20を介してPC2とデータ通信を行なうためのプログラム,モデム14を介して外部のMFP3,ファクシミリ装置4との間でファクシミリ通信を行なうためのファクシミリ通信プログラム等が含まれる他、本発明の文書管理システムを構成する文書管理装置としての動作に必要なプログラムも含まれる。また、RAM12は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
モデム14は、ファクシミリ通信が可能なファックスモデムで構成されており、NCU13とも直接的に接続されている。NCU13は、公衆電話交換網PSTNと接続されており、必要に応じてモデム14を公衆電話交換網PSTNと接続し、公衆電話交換網PSTNを介して外部のMFP3及びファクシミリ装置4との間でのファクシミリ通信を可能としている。
読取部15は、CCD(Charge Coupled Device) を利用したスキャナで構成されており、ページ単位で原稿を読み取ることにより原稿のページ単位の画像データを取得し、取得したページ単位の画像データを画像メモリ16に記憶させる。画像メモリ16は、DRAMにより構成されており、モデム14及びNCU13を介したファクシミリ通信により受信したページ単位の画像データ、及び読取部15により読み取ったページ単位の画像データを一時的に記憶する。
記録部17は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であって、画像メモリ16に記憶されているページ単位の画像データを、A3縦,B4縦,A4縦,B5横及びA5横等の各サイズの記録紙又はOHP(Over Head Projector) シート等から最適なサイズのものを選択して印刷(ハードコピー)する。
操作部18は、MFP1をユーザが操作するために必要なテンキー、短縮ダイヤルキー及び各種のファンクションキー等を備えている。表示部19は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置であり、MFP1の動作状態、操作部18から入力された文字、ユーザに通知すべき情報等の表示を行なう。なお、表示部19をいわゆるタッチパネル方式の操作部とすることにより、操作部18の全体、又は一部の機能を表示部19で兼用するように構成することが出来る。
上述した構成により、MFP1は、図示しない所定の原稿載置台にユーザが載置した原稿をページ単位で読取部15により読み取って得られたページ単位の画像データを画像メ
モリ16に一旦記憶した後、コーデック22によってページ単位のファクシミリ画像データに符号化してNCU13及びモデム14を介して公衆電話回線網PSTNに接続されている他のMFP3及びファクシミリ装置4へ送信し、また、外部のMFP3及びファクシミリ装置4がファクシミリ通信にて送信したファクシミリ画像データを公衆電話回線網PSTNを介して受信し、ページ単位で画像メモリ16に一旦記憶した後、コーデック22によりページ単位で通常の画像データ、たとえばビットマップ,MPEG,TIFF等の形式に復号するファクシミリ装置として機能する
また、MFP1は、読取部15により原稿を読み取って得られたページ単位の画像データを記録部17で記録用紙にハードコピーすることにより複写する複写装置としても機能し、更にLANインタフェース20を介してLANに接続されているPC2,2から受信したデータに基づく画像を記録部17でページ単位で記録用紙にハードコピーして記録するネットワークプリンタとしても機能する。更に、MFP1は、読取部15により原稿を読み取って得られたページ単位の画像データをLANインタフェース20を介してLANに接続されているPC2,2へ送信するネットワークスキャナとしても機能する。
ところで、MFP1は、不揮発性で大記憶容量の記憶手段としてハードディスク又はフラッシュメモリ等からなる蓄積部21を備えている。この蓄積部21にはファイルデータベース(DB)21aが適宜の領域に設定されている。このファイルDB21aには上述したようなファクシミリ通信により外部から受信した画像データ、読取部15により原稿から読み取った画像データ、及びLANを介して外部のPC2,2から受信した画像データの1ページ分又は複数ページ分により構成されるファイル(以下、画像データファイルという)が文書ファイルとして登録される。従って、MFP1は、上述したように、各種の画像データを文書ファイルとして蓄積部21のファイルDB21aに登録しておくことにより、文書ファイルのファイルサーバとしても機能する。
蓄積部21には、MFP1がウェブサーバ装置として動作するために必要な制御プログラムであるウェブサーバプログラム21b,上述したような各機能により取得した文書ファイルをPC2,携帯電話機5等の端末装置に表示させるために文書ファイルの指定を端末装置から受け付けるためのウェブページ、このようなウェブページにより指定された文書ファイルを構成するページ単位の画像データへのリンクを設定した複数のウェブページ21c等が記憶されている。これにより、MFP1は、蓄積部21のファイルDB21aに登録されている文書ファイルをウェブページ21cによりPC2,2に提供するウェブサーバ装置としても動作する。
従って、MFP1とLAN接続されていてウェブブラウザを備えたPC2において、図示しないCPUがウェブブラウザを立ち上げ、MFP1により提供されるウェブページ21cを指定した場合、MFP1の制御部10は、蓄積部21のファイルDB21aに登録されている文書ファイルを、より具体的にはその画像データファイルを構成するページ単位の画像データをPC2へ提供する。これにより、PC2のユーザは、LANを介してMFP1から所望の文書ファイルの画像データを取得してディスプレイに表示させることにより閲覧したり、所望の処理、たとえばファクシミリ送信等の処理を行なったりすることができると共に、新たに文書ファイルを画像データファイルとしてファイルDB21aに登録することもできる。
MFP1には更に、前述した如くOCR処理部23が備えられている。OCR処理部23は、ファイルDB21aに新たな文書ファイルが登録される際に、その文書ファイルの画像データファイルを構成する画像データに含まれる文字情報を文字コードに変換することにより、文字コード、即ちテキストデータのみのファイル(以下、テキストデータファイルという)を生成する。このOCR処理部23により生成されたテキストデータファイ
ルはその元となった画像データファイルと対応付けられてファイルDB21aに登録される。更に、ファイルDB21aに登録されたテキストデータファイルを構成するページ単位のテキストデータへのリンクを設定した複数のウェブページ21cが蓄積部21に記憶される。従って、本発明の第1の実施の形態では、ファイルDB21aがテキストデータファイルのデータベースをも兼ねている。
なお、OCR処理部23による処理そのものは公知であるので説明は省略する。また、OCR処理部23をハードウェアとして備えるのではなく、制御部10によるソフトウェア処理により実現することも勿論可能である。この場合には、OCR処理用のアプリケーションプログラムをROM11に予め記憶させておく必要がある。
図3は本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1が文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM11に予め格納されている制御プログラム及び蓄積部21に記憶されているウェブサーバプログラム21bを制御部10が実行することにより実現される。なお、ウェブサーバプログラム21bが実行されることによりウェブページ21cが端末装置に表示される処理手順は公知の技術であるので詳細は省略する。
制御部10は、端末装置、たとえばPC2、携帯電話機5等から何らかの処理要求を受け付けるまでは待機状態にある(ステップS10でNO)。端末装置からの何らかの処理要求が受け付けられた場合(ステップS10でYES)、制御部10は、受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理であるか否かを判断する(ステップS11)。受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理ではない場合(ステップS11でNO)、制御部10は受け付けた処理要求に対応する処理(他の処理)を実行し(ステップS12)、その後は待機状態に戻る。なお、上述した他の処理としては、ファクシミリ送受信等の処理も含まれる。
受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理である場合(ステップS11でYES)、具体的には、前述したように、ファクシミリ通信により外部から受信した画像データ、読取部15により原稿から読み取った画像データ、及びLANを介して外部のPC2,2から受信した画像データの1ページ分又は複数ページ分を文書ファイルの画像データファイルとしてファイルDB21aに登録する処理が要求された場合、制御部10は登録対象の文書ファイルの画像データファイルの各ページの画像データをOCR処理部23へ送ってOCR処理させる(ステップS13)。そして制御部10は、登録対象の文書ファイルの画像データファイルと、これをOCR処理部23でOCR処理したテキストデータファイルとを対応付けてファイルDB21aに登録する(ステップS14)。この後、制御部10は待機状態に戻る。
なお、上述のステップS14での処理に際して、登録対象の文書ファイルの画像データファイルとテキストデータファイルとのファイルDB21aでの格納位置に関する情報(アドレス)が文書ファイルを特定する情報(たとえば、文書ファイルの題名等)と対応付けられてファイルDB21aの適宜の領域に管理情報として記憶されることはいうまでもない。
従って本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置では、文書ファイルの画像データファイルがファイルDB21aに登録されることは従来のこの種の装置と同様であるが、それに加えて更に、登録される文書ファイルのテキストデータファイルも同時に登録される。
図4は本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置とし
てのMFP1に対して端末装置から文書ファイルの表示が要求された際にMFP1が実行する処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM11に予め格納されている制御プログラム及び蓄積部21に記憶されているウェブサーバプログラム21bを制御部10が実行することにより実現される。なお、ウェブサーバプログラム21bが実行されることによりウェブページ21cが端末装置に表示される処理手順は公知の技術であるので詳細は省略する。
制御部10は、端末装置、たとえばPC2、携帯電話機5等から何らかの処理要求を受け付けるまでは待機状態にある(ステップS20でNO)。端末装置からの何らかの処理要求が受け付けられた場合(ステップS20でYES)、制御部10は、受け付けた処理要求が端末装置からの文書ファイルの表示処理の要求であるか否かを判断する(ステップS21)。受け付けた処理要求が文書ファイルの表示処理ではない場合(ステップS21でNO)、制御部10は受け付けた処理要求に対応する処理(他の処理)を実行し(ステップS22)、その後は待機状態に戻る。なお、上述した他の処理としては、ファクシミリ送受信等の処理も含まれる。
受け付けた処理要求が文書ファイルの表示処理である場合(ステップS21でYES)、制御部10は、表示が要求された文書ファイルを特定する情報(たとえば、文書ファイルの題名等)及び表示形式、即ち画像データファイルでの表示又はテキストデータファイルでの表示かを指定する情報を端末装置から取得する(ステップS23)。なお、これらの情報はMFP1に対して表示処理を要求した端末装置から送信されていることはいうまでもない。より具体的には、表示処理を要求する端末装置のユーザは、端末装置のブラウザソフトウェアを立ち上げてMFP1にアクセスすることにより、上述した種々の情報を入力し、MFP1へ送信するためのウェブページ21cをMFP1から受信する。そして、端末装置のユーザが上述した種々の情報を端末装置のディスプレイに表示されているウェブページに入力して送信することにより、MFP1がそれらの情報を収録する。
表示形式としてテキストデータファイルが指定されていない場合(ステップS24でNO)、制御部10は、従来のこの種の装置と同様に、要求された文書ファイルを特定する情報に従ってファイルDB21aから対応する画像データファイルを読み出す(ステップS25)。ファイルDB21aから読み出された画像データファイルの各ページの画像データはそれぞれにリンクされているウェブページ21cとして、表示処理を要求している端末装置へ送信される(ステップS27)。この後、制御部10は待機状態に戻る。
一方、表示形式としてテキストデータファイルが指定されている場合(ステップS24でYES)、制御部10は、要求された文書ファイルを特定する情報に従ってファイルDB21aから対応するテキストデータファイルを読み出す(ステップS26)。ファイルDB21aから読み出されたテキストデータファイルの各ページのテキストデータはそれぞれにリンクされているウェブページ21cとして、表示処理を要求している端末装置送信される(ステップS27)。この後、制御部10は待機状態に戻る。
以上のような本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムによれば、文書ファイルが画像データとしてMFP1のファイルDB21aに登録される際に対応するテキストデータファイルも同時にファイルDB21aに登録される。従って、テキストデータファイルでの文書ファイルの表示処理が端末装置から要求された場合には直ちにテキストデータファイルを送信することが可能になる。従って、文書ファイルの表示処理を要求した端末装置が携帯電話機5である場合にも、携帯電話機5のディスプレイにはテキストデータによる文字表示が行なわれる。
また、同一の文書ファイルの画像データファイルに比してテキストデータファイルのデ
ータ量は大幅に小さいので、文書ファイルの表示処理を要求した端末装置がPC2であるか、携帯電話機5であるかには拘わらず、MFP1から端末装置への送信データ量も当然小さくなり、従って端末装置側でのデータ受信に要する時間及び受信したデータの表示に要する時間も短縮される。
また、上述したように、同一の文書ファイルの画像データファイルに比してテキストデータファイルのデータ量は大幅に小さいので、ファイルDB21aの記憶容量が極端に肥大化する虞も非常に小さい。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、MFP1内にOCR処理部23が備えられており、従ってMFP1内において画像データファイルのテキストデータファイル化が行なわれるように構成されている。しかし、MFP1内においてOCR処理を行なうことは、特に制御部10にプログラム処理によりOCR処理を行なわせることは制御部10の負担になるのみならず、文書ファイルの登録時の処理時間が長くなる虞がある。そこで、本発明の第2の実施の形態では、OCR処理をMFP1とは異なる外部装置、たとえばMFP1にLAN接続されている特定のパーソナルコンピュータ(PC)に行なわせる構成を採る。このような本発明の第2の実施の形態では、制御部10の負担が小さくなると共に、文書ファイルの登録時の処理時間を短縮させることが可能になる。
図5は本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1の内部構成例及びMFP1を中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。第2の実施の形態の構成が前述の第1の実施の形態の構成と異なる点は、OCR処理部23が第2の実施の形態ではMFP1には備えられておらず、その代わりにMFP1にLANによりネットワーク接続されている所定の外部装置であるPC200に備えられている点である。
このような本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態においてMFP1自身が行なっていたOCR処理を所定の外部装置であるPC200に行なわせるように構成されている。
図6は本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1が文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理は、ROM11に予め格納されている制御プログラムに従って制御部10により実行される。より具体的には、以下の処理は、ウェブサーバプログラム21bが実行されることによりウェブページ21cが端末装置に表示されることにより実行されるが、それ自体は公知の技術であるので詳細は省略する。
制御部10は、端末装置、たとえばPC2、携帯電話機5等から何らかの処理要求を受け付けるまでは待機状態にある(ステップS30でNO)。端末装置から何らかの処理要求が受け付けられた場合(ステップS30でYES)、制御部10は、受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理であるか否かを判断する(ステップS31)。受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理ではない場合(ステップS31でNO)、制御部10は受け付けた処理要求に対応する処理(他の処理)を実行し(ステップS32)、その後は待機状態に戻る。なお、上述した他の処理としては、ファクシミリ送受信等の処理も含まれる。
受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理である場合(ステップS31でYES)、具体的には、前述したように、ファクシミリ通信により外部から受信した画像データ、読取部15により原稿から読み取った画像データ、及びLANを介して外部のPC2,2
から受信した画像データの1ページ分又は複数ページ分を文書ファイルの画像データファイルとしてファイルDB21aに登録する処理が要求された場合、制御部10は登録対象の文書ファイルの画像データファイルの画像データを所定の外部装置、具体的にはOCR処理部201を備えた所定のPC200へ送信する(ステップS33)。そして制御部10は、登録対象の文書ファイルの画像データファイルをファイルDB21aに登録する(ステップS34)。この後、制御部10はPC200からテキストデータファイルを受信するまで待機状態になる(ステップS35でNO)。
図7は本発明の第2の実施の形態の文書管理システムの外部装置としてのPC200において実行される処理手順を示すフローチャートである。なおこの図7に示すフローチャートの内容は、OCR処理部201を備えた汎用コンピュータであるPC200により容易に実行可能な処理である。いうまでもないが、OCR処理部201はハードウェアによる機能であってもよく、又はアプリケーションプログラムによる機能であってもよい。
PC200はMFP1から文書ファイル、より具体的には文書ファイルの画像データファイルを受信したか否かを常時監視しており、MFP1から文書ファイルを受信しない場合は(ステップS40でNO)、他の処理を実行している(ステップS41)。しかし、MFP1から文書ファイルを受信すると(ステップS40でYES)、PC200は受信した文書ファイル、より具体的には文書ファイルの画像データファイルの各ページの画像データをOCR処理部201へ送ってOCR処理させる(ステップS42)。そして、PC200は、OCR処理後のテキストデータファイルをMFP1へ送信する(ステップS43)。この後、PC200はMFP1から文書ファイルを受信するまでは他の処理を実行する。
以上のようにしてPC200からテキストデータファイルが送信され、それをMFP1が受信すると(ステップS35でYES)、MFP1の制御部10は、受信したテキストデータファイルをファイルDB21aに先に登録した文書ファイルの画像データファイルと対応付けてファイルDB21aに登録する(ステップS36)。この後、制御部10は待機状態に戻る。従って、本発明の第2の実施の形態では、ファイルDB21aがテキストデータファイルのデータベースをも兼ねている。
なお、上述のステップS36での処理に際して、登録対象の文書ファイルの画像データファイルとテキストデータファイルとのファイルDB21aでの格納位置に関する情報(アドレス)が文書ファイルを特定する情報(たとえば、文書ファイルの題名等)と対応付けられてファイルDB21aの適宜の領域に管理情報として記憶されることは第1の実施の形態の場合と同様である。
上述のような処理手順を採る場合、MFP1は文書ファイルの画像データファイルを直ちにファイルDB21aに登録することができるので、データ量が比較的大きい画像データファイルを不安定な状態で一時記憶する必要がない。
勿論、PC200からテキストデータファイルを受信するまでは文書ファイルをたとえばRAM12又はファイルDB21aの所定の領域に一時記憶しておき、テキストデータファイルをPC200から受信した後に、画像データファイルとテキストデータファイルとを相互に対応付けてファイルDB21aに登録するようにしてもよい。
上述の本発明の第2実施の形態に係る文書管理システムでは、文書ファイルの画像データファイルとテキストデータファイルとが共にMFP1のファイルDB21aに登録されることは第1の実施の形態の場合と同様であるが、登録される文書ファイルのテキストデ
ータファイルがMFP1とは異なる所定の外部装置(PC200)によって生成されるので、MFP1の負担が軽くなると共に、文書ファイルの登録時の処理時間が短くなる。従って、大量の文書ファイルを連続して登録するような場合には、MFP1に比して高速処理が可能なPC200にOCR処理を行なわせることにより、迅速な登録処理が可能になる。このことは特にPC200においてOCR処理がソフトウェア処理として実行される場合に顕著になる。
なお、本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1に対して端末装置から文書ファイルの表示が要求された際の処理手順は前述した第1の実施の形態の場合と同様であるので、その説明は省略する。
(第3の実施の形態)
上述した本発明の第2の実施の形態では、MFP1に代わって外部装置であるPC200がOCR処理を行ない、その結果として得られるテキストデータファイルをMFP1のファイルDB21aに登録する構成を採っている。しかし、よりMFP1の制御部10の負担を軽減させるために、OCR処理により得られたテキストデータファイルを外部装置に登録しておく構成を採ることも可能である。以下にそのような構成の第3の実施の形態について説明する。
図8は本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1の内部構成例及びMFP1を中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。第3の実施の形態のMFP1は前述の第2の実施の形態のMFP1と同一構成であるが、ファイルDB21aにテキストデータファイルが登録されることはない。その代わりに、第3の実施の形態ではMFP1にLANによりネットワーク接続されているサーバ300にOCR処理部301及びこのOCR処理部301のOCR処理により得られたテキストデータファイルが登録されるテキストデータファイルデータベース(DB)302が備えられている。
このような本発明の第3の実施の形態では、第1の実施の形態においてMFP1自身が行なっていたOCR処理を外部装置であるサーバ300に行なわせると共に、テキストデータファイルの登録もサーバ300に備えられているテキストデータファイルDB302に行なわれる。更に、サーバ300は、テキストデータファイルDB302に登録されているテキストデータファイルを端末装置にウェブページとして送信することが可能なウェブサーバとして機能する。
図9は本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1が文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM11に予め格納されている制御プログラム及び蓄積部21に記憶されているウェブサーバプログラム21bを制御部10が実行することにより実現される。なお、ウェブサーバプログラム21bが実行されることによりウェブページ21cが端末装置に表示される処理手順は公知の技術であるので詳細は省略する。
制御部10は、端末装置、たとえばPC2、携帯電話機5等から何らかの処理要求を受け付けるまでは待機状態にある(ステップS50でNO)。端末装置から何らかの処理要求が受け付けられた場合(ステップS50でYES)、制御部10は、受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理であるか否かを判断する(ステップS51)。受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理ではない場合(ステップS51でNO)、制御部10は受け付けた処理要求に対応する処理(他の処理)を実行し(ステップS52)、その後は待機状態に戻る。なお、上述した他の処理としては、ファクシミリ送受信等の処理も含まれる。
受け付けた処理要求が文書ファイルの登録処理である場合(ステップS51でYES)、具体的には、前述したように、ファクシミリ通信により外部から受信した画像データ、読取部15により原稿から読み取った画像データ、及びLANを介して外部のPC2,2から受信した画像データの1ページ分又は複数ページ分を文書ファイルの画像データファイルとしてファイルDB21aに登録する処理が要求された場合、制御部10は登録対象の文書ファイルの画像データファイルの画像データを所定の外部装置、具体的にはOCR処理部301及びテキストデータファイルDB302を備えたサーバ300へ送信する(ステップS53)。そして制御部10は、登録対象の文書ファイルの画像データファイルをファイルDB21aに登録する(ステップS54)。この後、制御部10はサーバ300からテキストデータファイルの登録場所を示す情報(登録場所情報)を受信するまで待機状態になる(ステップS55でNO)。
図10は本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムの外部装置としてのサーバ300において実行される処理手順を示すフローチャートである。なおこの図10に示すフローチャートの内容は、OCR処理部301及びテキストデータファイルDB302を備えた一般的なサーバにより容易に実行可能な処理である。
サーバ300はMFP1から文書ファイル、より具体的には文書ファイルの画像データファイルを受信したか否か、及びMFP1からテキストデータファイルの送信指示情報を受信したか否かを常時監視している(ステップS60及びS61)。MFP1から文書ファイルもテキストデータファイルの送信指示情報も受信しない場合は(ステップS60及びS61のいずれにおいてもNO)、サーバ300は他の処理を実行している(ステップS62)。しかし、MFP1から文書ファイルを受信すると(ステップS60でYES)、サーバ300は受信した文書ファイルの各ページの画像データをOCR処理部301へ送ってOCR処理させる(ステップS63)。そして、サーバ300は、OCR処理後のテキストデータファイルをテキストデータファイルDB302の適宜の記憶領域(アドレス)に登録する(ステップS64)。
そしてサーバ300は、テキストデータファイルが登録されたテキストデータファイルDB302のアドレスを登録場所情報としてMFP1へ送信する(ステップS65)。この後、サーバ300はMFP1から文書ファイルの画像データファイルを受信したか否か、及びMFP1からテキストデータファイルの送信指示情報を受信したか否かを常時監視しつつ、他の処理を実行する状態になる。
以上のようにしてサーバ300からテキストデータファイルの登録場所情報が送信され、それをMFP1が受信すると(ステップS55でYES)、MFP1の制御部10は、受信したテキストデータファイルの登録場所情報をファイルDB21aに先に登録した文書ファイルの画像データファイルと対応付けてファイルDB21aに登録する(ステップS56)。この後、制御部10は待機状態に戻る。
なお、上述のステップS56での処理に際して、登録対象の文書ファイルの画像データファイルとテキストデータファイルの登録場所情報とが文書ファイルを特定する情報(たとえば、文書ファイルの題名等)と対応付けられてファイルDB21aの適宜の領域に管理情報として記憶されることは、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の場合と同様である。
このような処理手順を採る場合、MFP1は文書ファイルの画像データファイルをOCR処理することも、テキストデータファイルを登録することもする必要なしに、文書ファイルを直ちにファイルDB21aに登録することができるので、データ量が比較的大きい
画像データファイルを不安定な状態で一時記憶する必要がない。
勿論、サーバ300からテキストデータファイルの登録場所情報を受信するまでは文書ファイルをたとえばRAM12又はファイルDB21aの所定の領域に一時記憶しておき、テキストデータファイルの登録場所情報をサーバ300から受信した後に、画像データファイルとテキストデータファイルの登録場所情報とを相互に対応付けてファイルDB21aに登録するようにしてもよい。
従って本発明の第3実施の形態に係る文書管理システムでは、文書ファイルの画像データファイルのみがMFP1のファイルDB21aに登録され、テキストデータファイルは登録されることなしにその登録場所情報のみがファイルDB21aに登録されるので、MFP1の負担が軽くなると共に、文書ファイルの登録時の処理時間が短くなり、更にファイルDB21aの記憶容量も有効利用される。従って、大量の文書ファイルを連続して登録するような場合には、MFP1に比して高速処理が可能なサーバ300にOCR処理を行なわせてその結果として得られるテキストデータファイルをサーバ300のテキストデータファイルDB302に登録させることにより、迅速な登録処理が可能になる。
図11は本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFP1に対して端末装置から文書ファイルの表示が要求された際のMFP1により実行される処理手順を示すフローチャートである。以下の処理は、ROM11に予め格納されている制御プログラム及び蓄積部21に記憶されているウェブサーバプログラム21bを制御部10が実行することにより実現される。なお、ウェブサーバプログラム21bが実行されることによりウェブページ21cが端末装置に表示される処理手順は公知の技術であるので詳細は省略する。
制御部10は、端末装置、たとえばPC2、携帯電話機5等から何らかの処理要求を受け付けるまでは待機状態にある(ステップS70でNO)。端末装置からの何らかの処理要求が受け付けられた場合(ステップS70でYES)、制御部10は、受け付けた処理要求が端末装置からの文書ファイルの表示処理の要求であるか否かを判断する(ステップS71)。受け付けた処理要求が文書ファイルの表示処理ではない場合(ステップS71でNO)、制御部10は受け付けた処理要求に対応する処理(他の処理)を実行し(ステップS72)、その後は待機状態に戻る。なお、上述した他の処理としては、ファクシミリ送受信等の処理も含まれる。
受け付けた処理要求が文書ファイルの表示処理である場合(ステップS71でYES)、制御部10は、表示が要求された文書ファイルを特定する情報(たとえば、文書ファイルの題名等)及び表示形式、即ち画像データファイルでの表示又はテキストデータファイルでの表示かを指定する情報を端末装置から取得する(ステップS73)。なお、これらの情報はMFP1に対して表示処理を要求した端末装置から送信されていることはいうまでもない。より具体的には、表示処理を要求する端末装置のユーザは、端末装置のブラウザソフトウェアを立ち上げてMFP1にアクセスすることにより、上述した種々の情報を入力し、MFP1へ送信するためのウェブページ21cをMFP1から受信する。そして、端末装置のユーザが上述した種々の情報を端末装置のディスプレイに表示されているウェブページに入力して送信することにより、MFP1がそれらの情報を収録する。
表示形式としてテキストデータファイルが指定されていない場合(ステップS74でNO)、制御部10は、従来のこの種の装置と同様に、要求された文書ファイルを特定する情報に従ってファイルDB21aから対応する画像データファイルを読み出す(ステップS75)。ファイルDB21aから読み出された画像データファイルの各ページの画像データはそれぞれにリンクされているウェブページ21cとして、表示処理を要求している
端末装置へ送信される(ステップS76)。
一方、表示形式としてテキストデータファイルが指定されている場合(ステップS74でYES)、制御部10は、要求された文書ファイルを特定する情報に従ってファイルDB21aから対応するテキストデータファイルの登録場所情報を読み出す(ステップS77)。そして制御部10は、ファイルDB21aから読み出したテキストデータファイルの登録場所情報と、表示処理を要求している端末装置を特定する情報とを含み、テキストデータファイルの送信を指示するための送信指示情報をサーバ300へ送信する(ステップS78)。この後、制御部10は待機状態に戻る。
サーバ300は、上述のような送信指示情報をMFP1から受信した場合(ステップS61でYES)、受信した送信指示情報に従って、具体的には受信した送信指示情報に含まれる登録場所情報に従ってテキストデータファイルDB302からテキストデータファイルを読み出すと共に受信した送信指示情報に含まれる送信先情報に従って、テキストデータファイルを送信する(ステップS66)。なお、サーバ300は前述した如く、ウェブサイトとしての機能を有しているので、サーバ300から端末装置へ送信されるテキストデータファイルは、それぞれにリンクされているウェブページとして、表示処理を要求している端末装置へ送信される。
なお、上述のような本発明に係る文書管理システムの第4の発明では、文書管理装置であるMFP1そのものを大幅に改変することなしに、外部装置としてのサーバ300をネットワーク接続することによって本発明のシステムを構成することが可能になる。従って、従来の文書管理装置を改造することなしに、又は取り換えることなしに、本発明に係るシステムと同様のシステム構成を容易に実現することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムをMFPを文書管理装置として適用した場合のネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPの内部構成例及びMFPを中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPが文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPに対して端末装置から文書ファイルの表示が要求された際にMFPが実行する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPの内部構成例及びMFPを中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPが文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の文書管理システムの外部装置としてのPCにおいて実行される処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPの内部構成例及びMFPを中心としたネットワーク構成例を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPが文書ファイルを登録する際の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムの外部装置としてのサーバにおいて実行される処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る文書管理システムを構成する文書管理装置としてのMFPに対して端末装置から文書ファイルの表示が要求された際のMFPにより実行される処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP(文書管理装置)
2 PC(パーソナルコンピュータ)
5 携帯電話機
10 制御部
21 蓄積部(画像記憶手段)
21a ファイルデータベース
23 OCR処理部
200 PC(パーソナルコンピュータ)
201 OCR処理部
300 サーバ
301 OCR処理部
302 テキストデータファイルDB

Claims (4)

  1. 複数の外部装置からの要求に応じて、画像データ化された文書ファイルを登録するファイルデータベースを備えた文書管理装置と、該文書管理装置のファイルデータベースに登録されている画像データ化された複数の文書ファイルを参照することが可能な端末装置とを含む文書管理システムにおいて、
    前記文書管理装置のファイルデータベースに登録される文書ファイルの画像データをテキストデータに変換処理する変換手段と、
    該変換手段が変換処理したテキストデータが登録されるテキストデータベースと、
    前記文書管理装置のファイルデータベースに登録されている文書ファイルの参照要求を端末装置から受け付ける参照要求受付手段と、
    該参照要求受付手段が受け付けた参照要求が画像データによる参照を要求しているか、又はテキストデータによる参照を要求しているかを判断する判断手段と
    を含み、
    前記文書管理装置は、
    画像データによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、参照を要求された文書ファイルの画像データを前記ファイルデータベースから読み出して文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信し、
    テキストデータによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、参照を要求された文書ファイルのテキストデータを前記テキストデータベースから読み出して文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信するようにしてあること
    を特徴とする文書管理システム。
  2. 前記変換手段及び前記テキストデータベースが前記文書管理装置に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記変換手段が前記文書管理装置とは異なる外部装置に備えられており、
    前記テキストデータベースが前記文書管理装置に備えられており、
    前記文書管理装置は前記データベースに登録される文書ファイルの画像データを前記外部装置へ送信することにより、前記外部装置に備えられている前記変換手段に変換処理を行なわせ、前記変換手段が変換処理したテキストデータを受信して前記テキストデータベースに登録するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  4. 前記変換手段及び前記テキストデータベースが前記文書管理装置とは異なる外部装置に備えられており、
    前記文書管理装置は、
    前記データベースに登録される文書ファイルの画像データを前記外部装置へ送信することにより、前記外部装置に備えられている前記変換手段に変換処理を行なわせ、前記変換手段が変換処理したテキストデータを前記外部装置に備えられている前記テキストデータベースに登録させ、
    テキストデータによる参照を要求していると前記判断手段が判断した場合は、前記外部装置に、参照を要求された文書ファイルのテキストデータを前記テキストデータベースから読み出させ、文書ファイルの参照を要求している端末装置へ送信させるようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
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