JP2006238443A - 画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】文書に所定のウォーターマーク画像を挿入するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】先ず、画像処理装置は文書の画像データを含む画像処理要求を受け取る。この要求を解析し、文書の画像出力(visual rendering)にウォーターマークを挿入すべきかどうかを判断する。次に、必要に応じて、画像処理要求に基づいてウォーターマークレポジトリ等のメモリから所定のウォーターマークを取り出す。次に、取り出したウォーターマークを結合した文書の画像出力を生成する。
【選択図】図2
【解決手段】先ず、画像処理装置は文書の画像データを含む画像処理要求を受け取る。この要求を解析し、文書の画像出力(visual rendering)にウォーターマークを挿入すべきかどうかを判断する。次に、必要に応じて、画像処理要求に基づいてウォーターマークレポジトリ等のメモリから所定のウォーターマークを取り出す。次に、取り出したウォーターマークを結合した文書の画像出力を生成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、原本と複写文書を区別するために文書にウォーターマーク画像を選択的かつ自動的に組み込むシステムおよび方法に関し、特に、文書の画像出力(visual rendering)に所定のウォーターマーク画像を選択的に挿入して原本を複写文書と識別可能とするシステムおよび方法に関する。
多機能周辺装置(Multi-Function Peripheral;以下、MFPということがある。)のような画像処理装置は多様な機能を有する。そのような機能には、複写、印刷、スキャンおよびファックス送受信などがある。また、複写技術とハードウェアが進歩した結果、電子写真複製の品質が向上した。電子写真複製の品質の向上によって複写文書と正文書の区別が困難になった。従来、文書の複写にウォーターマークを使用することがあった。しかしながら、そのようなウォーターマークの使用は、管理者が様々なタイプの画像処理操作ごとにウォーターマーク画像を選択的に設定することができない問題点があった。さらに、そのようなウォーターマークの使用は、複写ジョブと印刷ジョブの両方においてウォーターマーク画像を選択的かつ自動的に含めることができない問題点もあった。
本発明は、上記の従来の問題点に鑑みてなされたもので、文書の画像出力(visual rendering)に所定のウォーターマーク画像を選択的に挿入するシステムおよび方法を提供することを目的とする。
本発明による画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステムは、文書を表す画像データを含む画像処理要求を受け取る手段と、受け取った前記画像処理要求から前記文書の画像出力(visual rendering)にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断する手段と、前記ウォーターマークのデータを記憶するデータ記憶手段と、受け取った前記画像処理要求に基づいて前記データ記憶手段から所定のウォーターマークを取り出す手段と、前記文書と前記所定のウォーターマークを表す画像とを結合した文書の画像出力を生成する手段とを有する。
ここで、前記画像処理要求は所定の画像処理基準を表すデータを含む。また、画像処理要求から前記文書の画像出力にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断する前記手段による判断は、前記所定の画像処理基準に基づく。
さらに、本発明による画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステムは、前記データ記憶手段内のレポジトリに少なくとも1つのウォーターマークを表すデータを追加(populate)する手段をさらに含む。ここで、前記ウォーターマークレポジトリを追加する前記手段は、ウォーターマーク画像を表すデータを生成する手段と、識別子を表すデータを前記ウォーターマーク画像データと関連付ける手段と、前記ウォーターマーク画像データと、このウォーターマーク画像データと関連付けられた前記関連識別子データとを共に前記ウォーターマークレポジトリに記憶させる手段とを、さらに有する。
本発明によれば、文書に所定のウォーターマーク画像を挿入するシステムおよび方法が提供される。また、本発明によれば、画像処理装置のウォーターマークレポジトリから選択した所定のウォーターマーク画像を文書の画像出力に選択的に挿入するシステムおよび方法が提供される。さらに、本発明によれば、文書処理装置によって実行される文書処理操作のタイプに基づいて特定のウォーターマークを文書に自動的に挿入するシステムおよび方法が提供される。
本発明は、画像処理装置による画像出力(visual rendering)にディジタルウォーターマークを選択的に挿入するシステムおよび方法に関する。ウォーターマークとは、文書の出力の際にページの背景に挿入される図柄、テキスト、アイコン、グリフ(glyph)または他のグラフィック画像である。ウォーターマークの使用は本技術分野において周知であり、本発明においては様々なタイプのウォーターマークが含まれる。本発明におけるウォーターマークは、文書が複写されたものかオリジナルの文書である原本かどうかを区別し、文書の出力を要求したのがユーザなのか管理者なのかを示すために文書に組み込まれる。 以下、適宜、図面を参照しながら本発明による実施形態の説明を行う。
図1は本発明による実施形態のシステム100を示す。図1において画像処理装置102は電子文書を受け取り処理する。画像処理装置には、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置、およびこれらの装置が有する機能を任意に組み合わせた装置がある。以下、画像処理装置102は、複写、印刷等の複数の機能を有する多機能周辺装置(MFP)であるとして説明を行う。MFP102は、インターネットを含む任意のコンピュータネットワークと通信可能である。
MFP102は動作可能に接続されたユーザインタフェース104を含む。ユーザインタフェース104は、例えば、ユーザにデータを表示するとともにユーザによる入力を受け取ることができる、タッチスクリーン表示装置である。しかし、英数字キーパッドやLCDなどを含むが、必ずしもこれらに限定されない当技術分野で既知の任意の適切なユーザインタフェースを本発明に用いることができる。MFP102は、データ記憶装置110として示されるように、電子的な文書や画像などを含むが必ずしもこれらに限定されない電子ファイルを記憶するメモリを有する。データ記憶装置110は、磁気データ記憶装置、光データ記憶装置、フラッシュメモリ等を含む既知の任意の大容量記憶装置を用いて実現できる。後でより詳しく説明するように、データ記憶装置110は、画像処理操作の際に組み込むための種々の画像、および画像に関連する識別子(identifiers)を記憶するウォーターマークレポジトリとして機能する。以後、データ記憶装置110をウォーターマークレポジトリ110と言うことがある。
ユーザまたはシステム管理者は、ユーザインタフェース104を介してMFP102にアクセスし、命令等を入力する。以後、本明細書において「ユーザ」という用語は、MFP102の通常ユーザとシステム管理者の両方を含む意味で使用することがある。また、管理者だけがMFP102にアクセスが許可される場合には、「管理者」という用語を使用する。さらに、ユーザは、コンピュータネットワーク108を介してMFP102にアクセスする、パーソナルコンピュータ106などのリモートユーザインタフェースを介してMFP102にアクセスすることができる。例えば、パーソナルコンピュータ106は、既知の任意の適切なウェブブラウザによってMFP102にアクセスする。
パーソナルコンピュータ106は、LAN、インターネット、直接にIEEE802.11g(Wi-Fi)、Bluetooth(登録商標)、他のIEEE802.11(x) 無線通信チャネル等の、既知の任意のデータ通信チャネル(図示せず)を介してMFP102と通信する。パーソナルコンピュータ106は電子ファイルを記憶するためのハードディスクドライブ等の記憶装置(図示せず)を含む。また、図1ではデスクトップ形のパーソナルコンピュータ106を示しているが、これは単に例示のためのものであり、本発明においては、電子文書ファイルを記憶し、それをMFP102に伝達するために、文書サーバ、ノート形コンピュータ、タブレットコンピュータ等を使用できる。
ユーザは、パーソナルコンピュータ106のウェブブラウザを介して、文書へのウォーターマークの適用を選択的に要求することができる。パーソナルコンピュータ106は、MFP102に接続されたウォーターマークレポジトリ110からウォーターマーク画像を取り出し、それをユーザに表示できる。さらに、後述するように、ユーザはユーザインタフェース104またはパーソナルコンピュータ106によって、ウォーターマークレポジトリ110に新しいウォーターマークを追加することができる。例えば、ユーザは、パーソナルコンピュータ106からMFP102にウォーターマークとして使用する画像を送る。次に、ディジタルのフォーマットのウォーターマークは、後に使用するために、ウォーターマークレポジトリ110に記憶される。
さらに、ユーザはMFP102の所で、例えばハードコピー画像などの画像出力(visual rendering)をスキャンすることによって、ユーザインタフェース104を用いて、ウォーターマークを追加することができる。MFP102でスキャンされた画像のデータは、後に使用するために、ウォーターマークレポジトリ110に記憶される。さらに管理者は、MFP102のユーザインタフェース104で、またはパーソナルコンピュータ106のウェブブラウザを介して、複写ジョブ、印刷ジョブ、スキャンジョブ、およびファックス送受信ジョブで、所定のユーザが使用する所定のウォーターマークを設定することができる。システム管理者は、これらの任意の組み合わせを設定できる。
図2は画像処理装置によって画像出力にディジタルウォーターマークを選択的に挿入する動作を示すフローチャートである。新たにディジタルウォーターマークを追加する場合には、最初にステップ202で、ウォーターマークレポジトリ110が追加(populate)される。ウォーターマークレポジトリへ新たなウォーターマークを追加(population)する動作を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。尚、新たにディジタルウォーターマークを追加しない場合には、ステップ202はスキップされる。
図3は、新たに追加するディジタルウォーターマークとその関連情報をウォーターマークレポジトリに記憶させる動作を説明するためのフローチャートである。先ず、ステップ302で、ウォーターマークレポジトリ110に新しいウォーターマーク画像を追加する選択がなされる。新しいウォーターマーク画像を追加する選択は、ユーザインタフェース104またはパーソナルコンピュータ106によって行われる。ステップ304で、ユーザは新しいウォーターマークと関連付ける識別子を選択する。ユーザは、例えば、ウォーターマークレポジトリ110内のウォーターマーク画像と関連付けられる、名前などのウォーターマークの英数字名称を入力する。ステップ306で、新しく追加されるウォーターマークが電子ファイルのフォーマットで利用可能かどうかが判断される。ユーザがウォーターマークの電子的コピーを有するときは、ステップ312に進み、MFP102にウォーターマークを含む電子ファイルを送信する。この電子ファイルの伝送手段には、電子メッセージ伝送、取り外し可能な記憶媒体からの電子ファイルの回復、URLからの検索などがあるが、これらに限定されるものではない。
ステップ314で、新しいウォーターマークとして使用される画像が、送信されてきた電子ファイルから取り出される。そのような新しいウォーターマークとして使用される画像の取り出しは、ウォーターマークをMFP102が文書に含めることができるフォーマットで生成するために、印刷ドライバを使用することを含む。MFP102が文書に含めることができる画像フォーマットには、JPEG、GIF、TIFFおよび当技術分野で既知の他の画像ファイルフォーマットがある。さらに、前記の取り出しを、他の画像データを含むページからの所定の画像の切り取り(ripping)を使用することによって行うこともできる。この切り取られた画像(ripped image)は、MFP102によって文書に含めることができる形式に変換される。いずれの場合も、ステップ316で、ウォーターマークとそれに関連付けられる識別子が、文書処理操作において後で使用するためにウォーターマークレポジトリ110に記憶される。
ステップ306で、ユーザが、ウォーターマークとして使用したい画像を含む電子ファイルを持っていないと判断されたときは、ステップ308で、ユーザはウォーターマークとして使用したい画像を含む文書をスキャンするように要求される。次に、ステップ310でウォーターマークとして使用したい画像のある文書がスキャンされる。ステップ316で、新しいウォーターマークが、それに関連付けられる識別子とともに、適切なフォーマットでウォーターマークレポジトリ110に記憶される。
再び図2を参照すると、ステップ202でウォーターマークレポジトリ110にウォーターマークを追加した後に、ステップ204で画像処理基準がユーザによって適切に選択される。ここで、適切な画像処理基準には、例えばファクシミリ送受信、原本の複製、コピーされた文書の複製、印刷、原本のスキャン、コピーされた文書のスキャンなどの文書処理操作のタイプ、例えば原本なのかコピーされた文書なのかという文書の種別、所定のユーザ用にシステム管理者が設定する権利、およびユーザによるウォーターマークの組み込みがある。しかし、適切な画像処理基準は必ずしもこれらの項目に限定されるものではない。
ここで、ウォーターマークの組み込みを制御する画像処理基準を設定する動作について、図4を参照しながら説明する。図4は、本発明による一実施形態により、画像処理ジョブにおいてウォーターマークを自動的に組み込む処理の動作を示すフローチャートである。
最初にステップ402で、管理者はMFP102にアクセスする。MFP102へのアクセスはユーザインタフェース104とパーソナルコンピュータ106から行うことができる。ステップ404で、管理者は、ウォーターマークの適用を要求するパラメータを設定する。ステップ406で、管理者は、ステップ404で設定したパラメータと関連する1つまたは複数のウォーターマークを選択する。次に、ステップ408で、前記パラメータと、このパラメータに関連する前記ウォーターマークとをレポジトリ110に記憶する。管理者は、例えば、すべての複写ジョブで組み込むウォーターマークA、すべての印刷ジョブで組み込む異なるウォーターマークB、すべての送信ファックスに使用する第3のウォーターマークC、すべての受信ファックスに組み込む別のウォーターマークDなどを選択することができる。さらに、管理者は、あるユーザ甲に対応する任意およびすべての文書処理操作で組み込む所定のウォーターマークEを選択し、また、ユーザ甲とは異なるユーザ乙に対応する任意およびすべての文書処理操作で組み込む別のウォーターマークFを選択することができる。
再び図2に戻ると、ステップ206で、MFP102が、所定の画像処理基準を含む印刷ジョブや複写ジョブなどの画像処理要求を受け取る。システム管理者は、ユーザがMFP102にアクセスし画像処理の要求を行う以前に、画像処理基準を設定することができる。ステップ208で、画像処理要求を処理する際にウォーターマークを組み込む必要があるかどうかを判断するために、画像処理基準が解析される。ウォーターマークの組み込みを必要としない画像処理基準であると判断されたときは、ステップ210で、ユーザ、すなわち画像処理要求を出した人が、ウォーターマークを組み込みたいか否かが判断される。ユーザがウォーターマークを組み込むことを望まない場合には、ステップ212で、画像処理要求は、ウォーターマーク組み込まない通常通りの処理がなされる。ユーザがウォーターマークを組み込むことを望むときには、ステップ214で、ユーザは、組み込むウォーターマークを選択するように要求される。
ステップ210でユーザがウォーターマークを含めるように選択したか、ステップ208で画像処理基準がウォーターマークを必要とするものであるときは、ステップ216に進み、指定されたウォーターマーク画像データがウォーターマークレポジトリ110から取り出される。すなわち、ステップ216でウォーターマークレポジトリ110から取り出されるウォーターマークは、ステップ210でユーザによって選択されたウォーターマークであるか、あるいはステップ208で画像処理基準によって指定されたウォーターマークである。
ステップ218で、MFP102は、要求が出された画像処理のページの終わりまで、すなわち、画像処理操作のために画像処理要求で提示された文書全体にわたって、ループ処理を開始する。ここで、ステップ218は、1つまたは複数のページを有する文書の処理の開始を示し、ループ処理という用語は、以下で定められるプロセスにしたがって文書内のあるページから次のページに進むことを示す。ステップ220で、取り出されたウォーターマーク画像データは、ウォーターマークレポジトリ110からMFP102のページメモリに送られる。ウォーターマークは、前記ページメモリに現在記憶されているすべてのデータを上書きするコマンドと共に送られる。したがって、ページメモリはクリアされ、取り出されたウォーターマーク画像データだけを含む。ステップ222で、最初のページ画像データがページメモリに送られる。ページ画像データは、ウォーターマーク画像データとページ画像データとを結合させることを指示する「OR」コマンドと共に送られる。
次に、結合されたウォーターマークとページ画像のデータが、ステップ224で、MFP102の画像プロセッサに送られる。次いでステップ226で、結合された画像データが、MFP102によって画像出力処理(rendering)される。ステップ228で、画像処理要求された文書が、さらに未処理のページを含むかどうかが判断される。文書がさらに未処理のページを含むとき、フローはステップ218に戻り、前述した動作にしたがって、次のページが画像出力処理される。すべてのページについての画像出力処理が行われ、処理するページがもう他に無くなると、フローはステップ230に進み、画像処理要求が達成され画像処理操作を終了する。
本発明は、ソースコード、オブジェクトコード、部分的にコンパイルされた形のようなコード中間ソースおよびオブジェクトコードの形、あるいは本発明の実施態様で使用するために適した任意の他の形のコンピュータプログラムに適用される。コンピュータプログラムは、独立アプリケーション、ソフトウェアコンポーネント、スクリプト、または他のアプリケーションへのプラグインとすることができる。本発明を組み込むコンピュータプログラムは、例えば、ROMやRAMなどの記憶媒体、CD−ROMなどの光記録媒体、フロッピーディスク(登録商標)などの磁気記録装置などの、コンピュータプログラムを搭載することができる任意の実体または装置である担体で実施することができる。担体は、電気ケーブルまたは光ケーブルによって、または無線や他の手段によって伝えられる電気信号や光信号などの任意の伝達可能な担体である。コンピュータプログラムは、サーバからインターネットを介して適切にダウンロードされる。コンピュータプログラムの機能は集積回路に埋め込むこともできる。前述した本発明の原理を実質的にコンピュータまたはプロセッサに実行させるコードを含む任意およびすべての実施形態は、本発明の範囲内にある。
本発明の好ましい実施形態の以上の説明は、例示と説明のために行った。説明は網羅的でもなく本発明を開示した厳密な形態に限定しようとするものでもない。以上の教示を鑑みて明らかな修正または変形が可能である。実施形態は、本発明の原理とその実際的な応用例を最もよく示し、それにより当業者が本発明を、意図された特定の使用に適した様々な実施形態において様々な修正により使用できるように選択され説明された。そのようなすべての修正と変形は、特許請求の範囲の記載に明示されるとおりの本発明の原理および範囲内において、当業者によって行われ得ることは明らかである。
100 システム
102 画像処理装置、多機能周辺装置(MFP)
104 ユーザインタフェース
106 パーソナルコンピュータ
108 コンピュータネットワーク
110 データ記憶装置、ウォーターマークレポジトリ
102 画像処理装置、多機能周辺装置(MFP)
104 ユーザインタフェース
106 パーソナルコンピュータ
108 コンピュータネットワーク
110 データ記憶装置、ウォーターマークレポジトリ
Claims (20)
- 文書を表す画像データを含む画像処理要求を受け取る手段と、
受け取った前記画像処理要求から前記文書の画像出力(visual rendering)にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断する手段と、
前記ウォーターマークのデータを記憶するデータ記憶手段と、
受け取った前記画像処理要求に基づいて前記データ記憶手段から所定のウォーターマークを取り出す手段と、
前記文書と前記所定のウォーターマークを表す画像とを結合した文書の画像出力を生成する手段と
を有することを特徴とする画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。 - 前記画像処理要求は、所定の画像処理基準を表すデータを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記画像処理要求から前記文書の画像出力にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断する前記手段による判断が、前記所定の画像処理基準に基づくことを特徴とする請求項2に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記所定の画像処理基準は、文書処理操作タイプまたは文書タイプを含むことを特徴とする請求項3に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記所定の画像処理基準が、管理者またはユーザのいずれかによって設定されることを特徴とする請求項4に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記データ記憶手段内のレポジトリに少なくとも1つのウォーターマークを表すデータを追加(populate)する手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記ウォーターマークレポジトリに前記ウォーターマークを表すデータを追加する前記手段は、
ウォーターマーク画像を表すデータを生成する手段と、
識別子を表すデータを前記ウォーターマーク画像データと関連付ける手段と、
前記ウォーターマーク画像データと、このウォーターマーク画像データと関連付けられた前記関連識別子データとを共に前記ウォーターマークレポジトリに記憶させる手段とを、さらに有することを特徴とする請求項6に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。 - 前記ウォーターマーク画像データが、ウォーターマークの画像出力をスキャンする手段によって生成されることを特徴とする請求項7に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 前記ウォーターマーク画像データが、
この画像データを含む電子ファイルを受け取る手段と、
この手段により受け取った前記電子ファイルから前記ウォーターマーク画像データを取り出す手段とによって生成される
ことを特徴とする請求項7に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。 - 前記電子ファイルが、電子メッセージまたは印刷ジョブによって前記電子ファイルを受け取る手段に送られることを特徴とする請求項9に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入するシステム。
- 文書を表す画像データを含む画像処理要求を受け取るステップと、
受け取った前記画像処理要求から前記文書の画像出力(visual rendering)にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断するステップと、
前記ウォーターマークのデータを記憶するデータ記憶ステップと、
受け取った前記画像処理要求に基づいて前記データ記憶ステップによって記憶されたデータから所定のウォーターマークを取り出すステップと、
前記文書と前記所定のウォーターマークを表す画像とを結合した文書の画像出力を生成するステップと
を有することを特徴とする画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。 - 前記画像処理要求は、所定の画像処理基準を表すデータを含むことを特徴とする請求項11に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記画像処理要求から前記文書の画像出力にウォーターマークを挿入すべきか否かを判断する前記ステップにおける判断が、前記所定の画像処理基準に基づくことを特徴とする請求項12に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記所定の画像処理基準は、文書処理操作タイプまたは文書タイプを含むことを特徴とする請求項13に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記所定の画像処理基準が、管理者またはユーザのいずれかによって設定されることを特徴とする請求項14に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記データ記憶ステップでデータが格納されるレポジトリに少なくとも1つのウォーターマークを表すデータを追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記ウォーターマークレポジトリに前記ウォーターマークを表すデータを追加する前記ステップは、
ウォーターマーク画像を表すデータを生成するステップと、
識別子を表すデータを前記ウォーターマーク画像データと関連付けるステップと、
前記ウォーターマーク画像データと、このウォーターマーク画像データと関連付けられた前記関連識別子データとを共に前記ウォーターマークレポジトリに記憶させるステップとを、さらに有することを特徴とする請求項16に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。 - 前記ウォーターマーク画像データが、ウォーターマークの画像出力をスキャンする手段によって生成されることを特徴とする請求項17に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
- 前記ウォーターマーク画像データが、
この画像データを含む電子ファイルを受け取るステップと、
このステップにより受け取った前記電子ファイルから前記ウォーターマーク画像データを取り出すステップとによって生成される
ことを特徴とする請求項17に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。 - 前記電子ファイルが、電子メッセージまたは印刷ジョブによって送られ、前記電子ファイルを受け取るステップで受け取られることを特徴とする請求項19に記載の画像出力にウォーターマークを選択的に挿入する方法。
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