JP3931785B2 - カラー画像通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、s(スタンダード)YCC−JPEG対応可能なファクシミリ装置、複合機等のカラー画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー読み取り装置を備え、読み取ったカラー画像も電話回線を介して伝送するカラーファクシミリ装置が開発されている。この種のカラーファクシミリ装置の画像伝送は、ITU勧告T.81にしたがって行われるものであり、所定のサイズの原稿しか伝送できない。そのため、デジタルカメラによって撮影した画像データは、ファックス伝送ができない。そこで、デジタルカメラ等の画像データをファックス伝送できるように、デジタルカメラの記憶メディアのスロットを、ファクシミリ装置に装備し、デジタルカメラ等で撮影し得たYCb Cr −JPEG画像データを、記録メディアから一旦メモリに読み出し、これをファクシミリ装置のメモリにRGB画像データとして展開した後、画像データの横幅が所定画素数になるように白画素を付加してから、再度Lab−JPEG画像データに圧縮し、順次T.81にしたがって送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−285647号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許文献1に記載の技術や、更にsYCC−JPEG画像データに対応可能なファクシミリ装置の出現で、デジタルカメラ等の画像データを容易に伝送可能となっているが、ファックス伝送されて来た画像データをプリントする際に、単に撮像画像のみをプリントするのみでは、出力プリント紙を見ても、誰が、いつ撮影したものかわからない。ユーザがプリント紙に、いちいちメモするのも面倒である。
【0005】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、伝送されて来た撮影画像データのプリント紙を見て、誰が、いつ撮影したものであるかを知り得るプリントが可能なカラー画像通信装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のカラー画像通信装置は、撮影画像、撮影画像のサムネイル、及び付加情報からなるsYCC−JPEGファイルを受信し、この受信したsYCC−JPEGファイル中の撮影画像であるsYCC−JPEG画像データを記憶し、この記憶したsYCC−JPEG画像データをプリントするsYCC−JPEG対応可能なカラー画像通信装置であって、前記受信したsYCC−JPEGファイル中の付加情報を保存しておき、当該ファイル中のsYCC−JPEG画像データのプリント時に前記保存しておいた付加情報を合成プリントするようにしている。
【0007】
前記sYCC−JPEGファイル中の付加情報は、撮影者と、撮影時間、送信元等のユーザ情報である。
【0008】
このカラー画像通信装置では、送信されて来たsYCC−JPEG画像データをプリントする際に、画像の他に、撮影者、撮影時間等の付加情報もプリントされるので、どこから送られて来たものか直ちにわかる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。図1に、この発明の実施形態カラー画像通信装置全体の概略構成を示すブロック図を示す。
【0010】
この実施形態通信装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを備えたいわゆるカラー複合機として構成したもので、主制御部1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、表示部7と、操作部8と、画像読取部9と、画像記録部10と、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )11と、LANI/F12と、バス13とを備える。
【0011】
主制御部(CPU)1は、この装置を構成する各部を制御する機能を有する。NCU2は、通信回線である電話回線網(PSTN)14との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30、T.4等に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
【0012】
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。このRAM5には、sYCC−JPEGファイル記憶用に割り当てられる記憶部5aを備えている。
【0013】
画像メモリ6は、受信画像データや画像読取部9で読み取った画像データを一時的に記憶する。表示部(LCD)7は、印アイコン、キーボタンの表示や、データの送受信に必要なメッセージ内容等を表示する。操作部8はワンタッチキー、登録キー、FAXモード・コピーモード・スキャナモード等の複数の動作モードについてのモード切り替えを行うための動作モード切替キー、テンキー、スタートキー、その他のキーを有する。画像読取部9は、FAX送信するときにあるいはコピーするときに、原稿の画像データを光学的に走査して読み取る。この画像読取部9は、カラー画像の読み取りも可能である。画像記録部10は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において画像読取部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。この画像記録部10は、カラープリントも可能である。CODEC11は、読み取った画像データを送信又は記憶するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを記録するために復号(デコード)する。LANI/F12は、PC(パーソナルコンピュータ)その他のLAN15(ローカルエリアネットワーク)を構成する外部機器と接続され、ここを介して外部機器とのデータ授受を行う。外部PCからJPEGファイル等のデータ転送の要求を受けると、記憶部5aのJPEG画像データをLANI/F12、LAN15を介して、外部PCに転送する。
【0014】
次に、図2に示すフロー図を参照して、この実施形態装置カラー複合機の受信処理動作を説明する。先ず、ステップST1において、電話回線14を介して送信されて来るカラー画像データを受信する。次に、ステップST2へ移行する。ステップST2においては、受信した画像データがsYCC−JPEG(図2のフロー図では、便宜上JPEGと略記している)画像データであるか否か判定する。sYCC−JPEG画像データである場合は、ステップST3へ移行する。一方、sYCC−JPEG画像データでない場合、ステップST10へ移行する。ステップST10においては、通常プリント処理へ移行する。
【0015】
ステップST3においては、撮影時刻フラグに現在時刻をセットする。この処理は、後にsYCC−JPEGファイルFJの中に、撮影時刻がない場合に、現在の受信時刻を撮影時刻として使用するためである。ここでいう現在時刻は、実施形態カラー複合機が持つ時計の現在時刻である。次に、ステップST4へ移行する。ステップST4においては、sYCC−JPEGファイルFJの中に、撮影時刻が有りか否か判定する。sYCC−JPEGファイルFJは、図3に示すように、デジタルカメラで撮影された撮影画像FJ1と、撮影画像のサムネイルFJ2と、付加情報FJ3とからなり、これらを含めてsYCC−JPEGファイルとしている。付加情報FJ3としては、撮影者と撮影者に関連する情報、撮影時刻、撮影機の関連データ、ファックスの送信元の情報が格納されて、送信されて来る。sYCC−JPEGファイルFJは、RAM5に記憶エリア5aが割り当てられ格納されている。sYCC−JPEGファイルFJ中に、撮影時刻情報があれば、ステップST5へ移行する。一方、撮影時刻情報がなければ、ステップST5をスキップして、ステップST6へ移行する。
【0016】
ステップST5においては、撮影時刻フラグに、sYCC−JPEGファイルFJ中の実際の撮影時刻を代入する。続いて、ステップST6へ移行する。ステップST6においては、ユーザ情報フラグにsYCC−JPEGファイルFJ中にある機器(デジタルカメラ)所有者情報をセットする。次に、ステップST7へ移行する。ステップST7においては、sYCC−JPEGファイルFJ中にユーザ情報が有りか否か判定する。sYCC−JPEGファイルFJ中にユーザ情報が存在する場合は、ステップST8へ移行する。一方、ユーザ情報が存在しない場合は、ステップST8をスキップして、ステップST9へ移行する。ステップST9においては、画像記録部10で印刷を実行する。sYCC−JPEG画像データ、つまり撮像画像と、そのサムネイルに加えて、撮影時刻フラグ中の撮影時刻、ユーザ情報フラグ中のユーザ情報を知ることができる。
【0017】
【発明の効果】
この発明によれば、受信したsYCC−JPEGファイル中のsYCC−JPEG画像データを記憶し、この記憶したsYCC−JPEG画像データをプリントするsYCC−JPEG対応可能なカラー画像通信装置であって、前記受信したsYCC−JPEGファイル中の付加情報を保存しておき、当該ファイル中のsYCC−JPEG画像データのプリント時に前記保存しておいた付加情報を合成プリントするようにしているので、伝送されて来たデジタルカメラ等の撮影画像をプリント出力すると、撮影画像のみならず、画像付加情報も併せてプリントされるので、撮影者、撮影時刻、その他のユーザ情報も併せて知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるカラー複合機の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態複合機の画像受信時の処理動作を説明するためのフロー図である。
【図3】同実施形態複合機におけるsYCC−JPEGファイルの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 主制御部(CPU)
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
5a sYCC−JPEGファイル記憶部
6 画像メモリ
7 表示部
8 操作部
9 画像読取部
10 画像記録部
11 CODEC
12 LANI/F
13 バス
14 電話回線
15 LAN
Claims (2)
- 撮影画像、撮影画像のサムネイル、及び付加情報からなるsYCC−JPEGファイルを受信し、この受信したsYCC−JPEGファイル中の撮影画像であるsYCC−JPEG画像データを記憶し、この記憶したsYCC−JPEG画像データをプリントするsYCC−JPEG対応可能なカラー画像通信装置であって、
前記受信したsYCC−JPEGファイル中の付加情報を保存しておき、当該ファイル中のsYCC−JPEG画像データのプリント時に前記保存しておいた付加情報を合成プリントするようにしたことを特徴とするカラー画像通信装置。 - 前記受信したsYCC−JPEGファイル中の付加情報に撮影時刻がない場合に当該ファイルの受信時刻を撮影時刻とすることを特徴とする請求項1記載のカラー画像通信装置。
Priority Applications (1)
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JP2002298829A JP3931785B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | カラー画像通信装置 |
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Publications (2)
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JP2004135144A JP2004135144A (ja) | 2004-04-30 |
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Family
ID=32288136
Family Applications (1)
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JP2002298829A Expired - Lifetime JP3931785B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | カラー画像通信装置 |
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JP (1) | JP3931785B2 (ja) |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298829A patent/JP3931785B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP2004135144A (ja) | 2004-04-30 |
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