JP2015117125A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. ロール体から繰り出される長尺状の媒体を搬送する搬送機構と、前記ロール体を回転させる媒体供給モーターと、前記ロール体と前記搬送機構との間に配置され、前記媒体に作用する張力の変動に追従して移動する移動部材と、を有する媒体搬送装置の媒体搬送制御方法において、
   前記搬送機構による前記媒体の搬送中に、前記移動部材の可動領域内の目標位置に対する当該移動部材の位置偏差を連続的あるいは間欠的に取得し、前記位置偏差に基づいて前記媒体供給モーターを駆動制御して前記移動部材を前記目標位置に位置させ、
   取得した前記位置偏差に基づき、前記移動部材が、前記稼働領域のうち前記目標位置から離間した領域であるエラー判定領域に入ったと判定したとき、当該移動部材が前記エラー判定領域内に留まっている経過時間を計測し、
   前記経過時間に基づいてエラーの発生の有無を判定することを特徴とする媒体搬送制御方法。
2. 請求項１において、
   前記エラー判定領域が、前記可動領域における前記移動部材の移動方向の端部分に位置することを特徴とする媒体搬送制御方法。
3. 請求項１または２において、
   前記経過時間が予め設定されたエラー判定時間に達すると、前記エラーであると判定することを特徴とする媒体搬送制御方法。
4. 請求項３において、
   前記エラー判定時間は５ミリ秒以上５秒以下であることを特徴とする媒体搬送制御方法。
5. ロール体から繰り出される長尺状の媒体を搬送する搬送機構と、
   前記ロール体を回転させるための媒体供給モーターと、
   前記ロール体と前記搬送機構との間に配置され、前記媒体に作用する張力の変動に追従して移動可能な移動部材と、
   前記移動部材の移動位置を検出する検出器と、
   前記搬送機構による前記媒体の搬送時に、前記移動部材の可動領域内の目標位置に対する前記移動位置の位置偏差を連続的あるいは間欠的に取得し、前記位置偏差に基づいて前記媒体供給モーターを駆動制御して前記移動部材を前記目標位置に配置する制御部と、を有するプリンターにおいて、
   前記制御部は、
   前記搬送機構による前記媒体の搬送時に、前記移動位置が前記可動領域内で前記目標位置から離間した位置に設定されたエラー判定領域内に位置することを検出したとき、前記移動位置が前記エラー判定領域内に留まっている経過時間を計測し、前記経過時間に基づいてエラーの発生の有無を判定することを特徴とするプリンター。
6. 請求項５において、
   前記エラー判定領域が、前記可動領域における前記移動部材の移動方向の端部分に位置することを特徴とするプリンター。
7. 請求項５または６において、
   前記制御部は、前記経過時間が予め設定されたエラー判定時間に達すると、前記エラーであると判定することを特徴とするプリンター。
8. 請求項７において、
   前記エラー判定時間は、５ミリ秒以上５秒以下であることを特徴とするプリンター。