JP3351918B2 - プリント媒体供給装置およびラベルプリンタ - Google Patents

プリント媒体供給装置およびラベルプリンタ

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JP3351918B2
JP3351918B2 JP27277694A JP27277694A JP3351918B2 JP 3351918 B2 JP3351918 B2 JP 3351918B2 JP 27277694 A JP27277694 A JP 27277694A JP 27277694 A JP27277694 A JP 27277694A JP 3351918 B2 JP3351918 B2 JP 3351918B2
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義彦 北原
勉 原田
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キヤノンアプテックス株式会社
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、例えばPO
S,FA,物流等で広く利用されるラベルプリンタに関
し、さらに詳しくは特にインクジェットプリント方式を
用いるラベルプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在まで、インクジェットプリント方式
を利用したラベルプリンタは実用化されていない。一般
的なインクジェット記録の利点としては、プリント媒体
に対し非接触であるために静粛性に優れること、プリン
ト速度が高いこと、高密度プリントが可能であるこト、
カラー化が容易であること、装置が小型であること等の
点が挙げられる。一方、ラベルプリンタとして、セパレ
ータと称される長尺の剥離紙上に多数のラベルを連続貼
付し、これをロールに形成した所謂ラベル紙を搬送する
形態のものが多く、インクジェット方式をラベルプリン
タに適用する場合、プリントヘッド部分での用紙の浮き
や斜行等を押さえるなどの工夫を要する。
【0003】ここで、本出願人は、特にロール状プリン
ト媒体の供給装置および駆動力伝導機構の小型化等を図
るため、ロール状プリント媒体を巻出し手段上に載置し
て回転させることにより当該ロール状プリント媒体を巻
出してプリントヘッドによるプリント位置に向けて供給
するプリント媒体供給装置を具備するラベルプリンタを
先に開発した。かかる構成では、ロール紙を外周駆動し
て給紙を行うようにしたので、ロール紙を軸支して給紙
する構成に比し、単にロール紙を巻出し手段上に載置す
れば給紙部へのセットが完了し、また、外周駆動にて巻
出しを行うようにしたことにより、中心軸駆動の場合に
必要な減速ギア列等の伝動機構を省略もしくは著しく簡
略化でき、さらに、巻出しに伴うロール紙径の変化によ
らず定速駆動にて定量給送が可能となるなどの利点を有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
状プリント媒体を外周駆動すると、巻出し手段上に載置
されたロール状プリント媒体の自重により巻き出される
最外周のプリント媒体の内面がその内側のロール面に押
圧されるので、摩擦力によりその境界面での滑りがなく
なる。これにより巻出される最外周のプリント媒体の外
周面側の速度と、内周面側の速度とがほぼ同一となり、
ロールの外周部分のプリント媒体の巻がゆるむという問
題がある。また、ゆるんだプリント媒体は幅方向に突出
しようとするので、この突出を規制しようとすると、プ
リント媒体の幅方向端部を痛めてしまうという問題があ
る。
【0005】
【0006】
【0007】本発明はこのような事情に鑑み、ロール状
プリント媒体の巻出し時に外周部分がゆるんでも、プリ
ント媒体の側端部が痛むことがないプリント媒体供給装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の態様は、ロール状プリント媒体を第1および
第2の巻出しローラを有する巻出し手段上に載置して回
転させることにより当該ロール状プリント媒体を巻出し
てプリントヘッドによるプリント位置に向けて供給する
プリント媒体供給装置において、前記巻出し手段上に載
置される前記ロール状プリント媒体の幅方向の一方側の
位置を規制する固定部材と、他方側の位置を規制しかつ
幅方向に移動可能な移動部材と、を備え、前記移動部材
は、前記第1および第2の巻出しローラと前記巻出し手
段上に載置される前記ロール状プリント媒体との当接位
置を結ぶ線より下方を規制しないことを特徴とするプリ
ント媒体供給装置にある。
【0009】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記移動部材は、前記巻出し手段上に載置される前
記ロール状プリント媒体の最大径の外周位置と、前記巻
出し手段上に載置される前記ロール状プリント媒体の最
小径の外周位置と、で囲まれる部分を規制しないことを
特徴とするプリント媒体供給装置にある。
【0010】本発明の第3の態様は、第1または第2の
態様において、前記移動部材は、前記巻出し手段上に載
置される前記ロール状プリント媒体の芯材に対応した位
置を規制することを特徴とするプリント媒体供給装置に
ある。
【0011】本発明の第4の態様は、前記第1ないし3
の何れかの態様において、前記巻出し手段上に載置され
る前記ロール状プリント媒体に前記移動部材が当接して
いるか否かを検出するセンサを備えることを特徴とする
請求項1ないし3に記載のプリント媒体供給装置にあ
る。
【0012】本発明の第5の態様は、第4の態様におい
て、前記移動部材のスライド位置を検知するセンサを備
えることを特徴とするプリント媒体供給装置にある。
【0013】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様に記載のプリント媒体供給装置と、前記供給され
たプリント媒体を前記プリントヘッドによるプリント位
置に関して搬送する搬送手段とを具えたことを特徴とす
るラベルプリンタにある。
【0014】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記プリントヘッドは、インクを吐出してプリント
を行うインクジェットヘッドの形態を有することを特徴
とするラベルプリンタである。
【0015】本発明の第8の態様は、第7の態様におい
て、前記インクジェットヘッドは、前記インクを吐出す
るために利用される熱エネルギを発生する素子を有する
ことを特徴とするラベルプリンタである。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【作用】本発明の構成では、ロール状プリント媒体の巻
出し時に外周部分がゆるんでも、巻出しロール間に挟ま
れた部分に対応する部分で位置規制されないので、プリ
ント媒体の側端部が痛むことがない。
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0046】なお、以下の実施例では、プリント媒体と
して剥離紙上にラベルを連続配置したロール紙形態の用
紙を用いているが、プリンタに合わせてその形態、種
類、材質はいかなるものであってもよい。例えば、カッ
ト紙をプリント媒体として用いてもよいし、プリント媒
体の材質としてはフィルム、布その他のものであっても
よい。
【0047】また、以下では本発明をラベルプリンタに
適用した場合について説明するが、本発明のプリンタは
切り取り可能にミシン目の入った連続紙や名刺、カード
等をプリント媒体に用いるもの、あるいは券売機形態の
もの等、種々の形態を採り得るのは勿論である。
【0048】図1は本発明の一実施例に係るラベルプリ
ンタの外観を示す斜視図である。
【0049】本実施例のラベルプリンタは剥離紙上にラ
ベルを連続配置したロール紙形態の用紙を用いるもので
あり、その配置構成上ロール紙供給ユニット101、プ
リントヘッド部102およびインクカートリッジ収納部
103の3つの部分に大きく分けることができる。ロー
ル紙供給ユニット101のカバー111は、取外し可能
に設けられており、これにより、新たなロール紙のセッ
ト等が可能となる。ロール紙供給ユニット101に収納
されるロール紙は、図2にて後述されるように、プリン
トヘッド部102とインクカートリッジ収納部103と
の間に構成される用紙搬送機構によって搬送され、この
間に各ラベル上にプリントヘッド部102のプリントヘ
ッドによりプリントが行われ、排紙口114から装置外
へ排紙される。なお、本例のラベルプリンタに対して、
排紙口114から排紙される剥離紙からラベルを剥す装
置を接続することもでき、また、排紙される剥離紙を貼
付されているラベルごと巻き取る等の装置を接続するこ
ともできる。
【0050】プリントヘッド部102は、図2で後述さ
れるように、このヘッド部全体がカートリッジ収納部1
03に対して図中後端部を支持軸として開閉できるよう
に設けられており、これにより、プリントヘッド部10
2のプリントヘッドや、用紙搬送機構等のメンテナンス
やロール紙のセットが可能となる。プリントヘッド部1
02の前端部には、プリンタの各種状態を報知するため
のランプや液晶表示器、また、操作キーを備えた操作部
112が設けられている。
【0051】インクカートリッジ収納部103の前カバ
ー113は、図中左側の端部を回動軸として開閉でき、
これにより、インクカートリッジの交換等の際には、こ
の前カバー113を開けインクカートリッジの着脱をす
ることができる。
【0052】図2は、図1に示したラベルプリンタをロ
ール紙供給ユニット101のカバー111を取外し、ま
た、プリントヘッド部102を上方に回動してこれを開
けた状態で示す斜視図であり、図3はインクカートリッ
ジ部103の前カバー113を開けた状態で示す斜視図
である。
【0053】図2に示すように、ロール紙供給ユニット
101に収納されるロール紙124が巻回されたロール
126は、ユニット101の底部に設けられた2本の駆
動ローラ301(一方は不図示)上に載置され、ロール
126の外周側と駆動ローラとがロール紙の自重による
押圧力を伴なって接触した状態にある。この状態で上記
駆動ローラ301等が不図示のモータの動力を得て回転
することにより、最外周のロール紙124がその内側の
ロール紙と分離して送り出される。このロール紙の供給
は、プリンタヘッド部102とカートリッジ収納部10
3との間におけるロール紙搬送機構104(その詳細は
不図示)による搬送とは実質的に無関係に行われるもの
である。従って、これらの2つの部分の間の搬送を調整
するため、上述したロール紙供給では、そのバッファと
なるループ(たるみ、図2には不図示)を形成するよう
にロール紙の供給を制御する。すなわち、搬送機構10
4における搬送によってループセンサ(不図示)がルー
プを検出しなくなると、上記駆動ローラを駆動してルー
プを形成しつつロール紙供給を行うようにする。
【0054】紙ガイド131は、収納されるロール12
6の幅方向にスライドできるように設けられている。す
なわち、ロール紙を収納する際、紙ガイド131をロー
ル紙124の幅より大きくスライドし、ロール126を
駆動ローラ上に載置した後、紙ガイド131をロール1
26の幅までスライドし、その一部をロール126の芯
材125に突き当てることができる。これにより、ロー
ル紙124が供給される際、その供給方向における駆動
ローラより上流側においてロール紙124が幅方向に振
れるのを、一定の微小な振れを許容して規制することが
可能となる。なお、紙ガイド131には、そのスライド
位置を固定するストッパ316が設けられている。
【0055】ロール紙搬送経路において、搬送機構10
4による搬送路の入口近傍には斜送ユニット128が設
けられる。斜送ユニット128は、ロール紙124の下
面に接触する2つの斜送ローラ(不図示)と、これらロ
ーラに対向するロール紙124の上面に接触する斜送コ
ロ129および130とを有する。2つの斜送ローラ
は、斜送コロ130に対向しかつ搬送機構104側から
駆動力を得て駆動される駆動ローラと、斜送コロ129
に対向しかつ駆動力を得ていない従動ローラとからな
り、それぞれのローラはロール紙の搬送方向に対して斜
めに回転する(回転軸が搬送方向と直交する方向から傾
斜している)よう取付けられている。また、斜送コロ1
29および130も、斜送ローラと同様に搬送方向に対
して斜めに取り付けられている。これらの斜送ローラお
よび斜送コロ129および130により、搬送されるロ
ール紙に斜め方向への搬送力を与えて、図中奥側の所定
のガイドに押し当てるよう、作用することができる。こ
の結果、ロール紙124はその搬送方向が一定方向の規
制力を受けて行われるため、搬送方向の振れ等の無い良
好な搬送が可能となる。
【0056】プリントヘッド部102とカートリッジ収
納部103との間に設けられるロール紙搬送機構104
は、図2においてその図示は省略されているが、図中、
ロール紙124の下側に配置される(従って、カートリ
ッジ収納部103の上面に配置される)、搬送方向に延
在する複数本のベルトおよびこれらを駆動するため搬送
方向上流側および下流側に設けられるローラ、およびプ
リントヘッド部102の下面に配置され、上記ベルトの
うちの所定のベルトを介して駆動力を得る拍車141
(図4に図示)等からなる。
【0057】図3において、インクカートリッジ収納部
103は、本例のラベルプリンタで用いる4種類のイン
ク、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)お
よびブラック(Bk)に対応して4つのカートリッジ収
納室140Y,140M,140Cおよび140Bkを
備えている。各カートリッジ収納室の入口近傍には、こ
の収納室内部を略遮蔽するシャッタ142Y,142
M,142Cおよび142Bkが設けられている。これ
らシャッタは、その上部が回動自在に軸支されるもので
あり、ユーザーが誤って収納室内部に手を入れ、インク
供給用針に触れること等を防止するために設けられる。
インクカートリッジの挿入時には、カートリッジ自体が
収納室奥側へ向けてシャッタを押し開けるようにして、
その挿入が行われる。
【0058】図4はプリントヘッド部102の主要機構
であるプリントヘッドステーション151(以下PHS
という)の構成を示す正面図である。
【0059】PHS151は、ロール紙124上に配置
されるラベルに対してプリントを行うべく、ロール紙の
幅方向にラベルの全幅以上の範囲にわたって吐出口を配
列したインクジェットヘッド(以下ヘッドという)15
5Y,155M,155Cおよび155Bkを有してい
る。このヘッドとしては、インクを吐出するために利用
されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エ
ネルギを発生する素子を有した、いわゆるバブルジェッ
ト方式のものを用いている。また、PHS151は、各
ヘッドに配設されたインク吐出口側より排出されるイン
クの回収手段、ヘッドのインク吐出口近傍の吐出口形成
面上の残インク等を払拭して除去するブレード、および
インク吐出口近傍の乾燥を防止するためのキャップ等を
有した回復系ユニット153を有する。
【0060】PHS151において、各ヘッドを支持す
るヘッドホルダユニット152をロール紙124に対す
るプリント位置から鉛直方向に移動させ、かつ、回復系
ユニット153をロール紙搬送方向に沿って水平に所定
量移動させる駆動系ユニットおよびヘッドを冷却するた
めの冷却ユニット等を有している。
【0061】また、PHS151の下部には、上述した
ように、各ヘッドの両側に拍車141が設けられてい
る。
【0062】なお、上述の説明では、ラベルプリンタを
大きく3つの部分に分けて説明したが、これらの各部に
は、それぞれで説明した要素若しくは機構のみが設けら
れているのでないことは勿論である。それぞれで説明し
た要素に関連する他の要素、あるいは、制御基板、駆動
モータ、インク供給系等が適切に配設されるものであ
り、以下で説明する各要素ないしは機構以外については
公知のものを用いることができるものである。
【0063】次に、主に図5〜図9を参照しながら、上
述したラベルプリンタのラベル紙供給装置を詳細に説明
する。
【0064】このロール状プリント媒体供給装置である
ロール紙供給ユニット101は、ロール紙の巻出し手段
として、巻出しローラである駆動ローラ301および3
02を有する。駆動ローラ301および302は、一定
間隔を置いて互いに平行に配置されており、これら駆動
ローラ301および302によりロール紙を巻回したロ
ール126を支持するようになっている。巻出しローラ
301および302は、それぞれ回転軸303に固着さ
れたゴム製のローラ部301a,302b,301cお
よび302a,302b,302cを有する分割形のロ
ーラであり、各ローラ部の間には当該ローラ部より若干
小径の樹脂製のカラン301d,301eおよび302
d,302eが設けられている。このように巻出しロー
ラ301および302を分割形にしたのは、主に経済性
および組立の容易さのためであるが、カランは、ロール
をセットするときのロール側端部とローラ部301a,
301bおよび302a,302bの端部とが干渉する
の防止するためである。各回転軸303の一端には、図
8に示すようにそれぞれプーリ304が固着され、2つ
のプーリ304はタイミングベルト305を介して駆動
源となるモータ306の駆動軸306aに連結されてお
り、モータ306の駆動力により、駆動ローラ301お
よび302が回転駆動される。ここで、駆動ローラ30
1および302とロール126の最外周のロール紙12
4とはロール126の自重による押圧力を伴って接触し
た状態にあるので、駆動ローラ301および302の回
転駆動により最外周のロール紙124がその内側のロー
ル紙と分離されて送り出される。
【0065】また、ロール供給ユニット101は、かか
るユニットに収納されるロール126の幅方向の位置を
規制するロール位置規制手段として、紙ガイド131を
有する。紙ガイド131は、収納されるロール126の
幅方向にスライド可能に設けられており、反対側の固定
面であるロール位置基準面311に一方の側端面を当接
させて収納されたロールの他方の側端面に当接して当該
ロールの幅方向の位置を規制するものである。
【0066】紙ガイド131は、駆動ローラ301およ
び302に平行に設けられたガイド棒312にスライド
自在に嵌合するスライド案内部313と、駆動ローラ3
01および302の間に形成された溝314内をスライ
ドする支持台部315とを一体的に有し、これらにより
スライド可能に支持されている。また、かかる紙ガイド
131は、当該紙ガイド131とスライド棒312とを
解除可能に係合するストッパ316を具備する。ストッ
パ316は、通常状態ではスライド棒312と係合して
おり、ストッパ316を把持して係合を解除した状態で
のみ、紙ガイド131はスライド可能になる。よって、
ロール126をセットして一方の側端面を基準面311
に当接した後、他方の側端面に当接するように紙ガイド
131を移動すると、ストッパ316とスライド棒31
2との係合により、紙ガイド131はその位置に保持さ
れる。
【0067】かかる紙ガイド131は、ロール当接側の
面がロール位置規制面320となり、ロール紙供給時に
ロール外側のゆるんだロール紙の幅方向の位置規制を行
い得る。本実施例では、位置規制面320は、図7に詳
細に示すように、駆動ローラ301および302とロー
ル126との当接位置を結ぶ線より下方に位置しないよ
うに、さらに詳細には、駆動ローラ301および302
上に載置される最大径のローラの外周位置126Aと最
小径の外周位置126Bとで囲まれる斜線部分に位置し
ないようにする必要がある。これは、駆動ローラ301
および302に挟まれた部分のロール126外周部分
は、自重により幅方向の動きが規制されているので、位
置規制面によりその位置規制を無理に行おうとすると、
その端部が痛んでしまうからである。よって、位置規制
面は、上記斜線部分以外の部分に設ければよいが、少な
くとも斜線部分の搬送方向上流側近傍に設けるのが好ま
しい。これは、駆動ローラ301および302に挟まれ
るまでに位置規制するのが好ましいからである。また、
巻出されたロール紙124の位置規制をする目的で搬送
方向下流側近傍に位置規制面を設けるのが好ましい。さ
らに、ロール126の芯材の飛び出しを防止するため
に、少なくとの芯材の端部の一部に対向するように位置
規制部材を設けるのが好ましい。なお、紙ガイドの形状
は、ロール126のセットのし易さを考慮する必要があ
る。
【0068】本実施例では、以上の点を総合勘案して、
紙ガイド131の形状は、駆動ローラ301および30
2とロール126との接触位置より上方に位置するL字
形状とし、その中央部分内側が芯材の端部に対応してい
る。また、紙ガイド131の位置規制面320は、芯材
に対向する中央部内側の部分が位置決め部320aとな
り(図1,図2)、他の部分は位置決め部320aより
若干外側に逃げた位置規制部320bとなっている。す
なわち、セットされたロール126に対する位置決め
は、位置決め部320aと芯材との当接で行い、ゆるん
だロール紙の位置規制は、多少のクリアランスをもって
設けられた位置規制部320bで行う。また、位置規制
面320は、主に駆動ローラ301および302の上流
側に設けられているので、巻がゆるんで外方向に突出し
ようとするロール紙は、駆動ローラ301および302
の間に挟まれるまでに良好に位置規制される。
【0069】また、紙ガイド131は、内側にサイドセ
ンサ325を有する。サイドセンサ325は、紙ガイド
131の内側に突出した検出端を有し、この検出端がセ
ットされたロール126の端部に押されて引込んだ状態
をロール126の存在として検知するものである。すな
わち、これによりセットされたロール126に紙ガイド
131が正常に当接しているか否かを検出することがで
きるものである。なお、サイドセンサ325の検出端の
一部は、位置規制面320内に突出する必要がある。こ
れは上記斜線部分内で最外周のロール紙の端部に当接す
るのを回避するためである。
【0070】サイドセンサ325としては、検出端の突
出の有無を少なくともオンオフで検出できるものであれ
ばその形態は特に限定されず、光軸がオン/オフされる
フォトセンサ、電気接点スイッチ、あるいは検出端の突
出状態を検知する静電容量スイッチなども用いることが
できる。
【0071】ロール供給ユニット101には、さらに、
紙ガイド131のスライド位置を検知するためのスライ
ド位置検出センサ326が設けられている。位置検出セ
ンサ326は摺動抵抗器(スライドボリューム)を有
し、摺動抵抗器の可動端子326aと紙ガイド131と
が一緒にスライドするように連結されている。よって、
可動端子326aの位置から紙ガイド131の位置、す
なわち、セットされているロール126の紙幅を検知す
ることができる。
【0072】ただし、本実施例では、検知された紙幅情
報に基づいて行うプリント制御は、上記サイドセンサ3
25および位置検出センサ326を連動させて行ってい
る。すなわち、位置検出センサ326の値が正しい紙幅
情報を示しているか否かを、サイドセンサ325のオン
オフ状態を加味して判断し、サイドセンサ325がロー
ル126の存在を検出しているオン状態のときのみ位置
検出センサ326が正しい紙幅を示しているものとし、
プリントを制御する。なお、サイドセンサ325がオフ
状態でプリント指令がかかった場合には、プリントを中
止し、その旨をオペレータに知らせる等するように制御
する。
【0073】また、上記サイドセンサ325は、ロール
紙の終端を検出ために用いることができる。ロール紙が
終端になると、ロール紙に引っ張られて芯材まで持ち上
げられることになるが、この状態はサイドセンサ325
で検知することができる。すなわち、プリント中にサイ
ドセンサ325がオン状態からオフ状態になったときを
ロール紙の終端とすることができる。
【0074】また、本実施例では、位置検出センサ32
6の可動端子326aと紙ガイド131とは、コイルバ
ネ328を介して連結されている。これは、可動端子3
26aの移動範囲以上に紙ガイド131の移動範囲を大
きくするためである。すなわち、ロール126をセット
する場合、図2に示すように、紙ガイド131をコイル
バネ328の弾性力に抗しつつさらに外側にスライドさ
せることができ、ロールのセットを容易にすることがで
きる。
【0075】次に、主に図9〜図12を参照しながら、
以上説明したロール紙供給ユニット101から巻出され
たロール紙がプリント位置での搬送ユニット(不図示)
に到るまでの搬送を制御するループセンサおよび斜送ユ
ニット等について説明する。ロール紙供給ユニット10
1から巻出されたロール紙124は、ループセンサ32
7の位置を通り、斜送ユニット128を経てプリント部
に搬送される。
【0076】ループセンサ327は、ロール部分と搬送
ユニットとの間でロール紙にたるみ(ループ)を形成さ
せ、ロール部分のバックテンションを排除してロール紙
が搬送ユニットにより一定のテンションで搬送されるよ
うにする制御に供されるものである。このループセンサ
327は、本例ではロール紙124のループに接触して
可動端が内方に押され、これによりオン状態となってル
ープの形成を検出し、また、可動端がさらに押された場
合には、ループが小さくなって適正な大きさでなくなっ
たことを検知する。かかるループセンサ327による駆
動ローラ301および302の制御は、適正なループが
形成されている場合には、駆動ローラの駆動を停止し、
ループの形成が適正でない場合には、駆動ローラを駆動
するようにする。また、搬送ユニット動作中にループの
形成を検知しなくなった場合を検知し、駆動ローラを逆
転駆動するように制御することもできる。さらに、ルー
プ量の変化を検出できるようにループセンサを構成し、
駆動ローラ301および302の常時駆動を行うととも
に、ループ量の変化に応じて駆動量(ロール紙送給量)
の制御を行うようにすることもできる。
【0077】斜送ユニット128は、紙搬送ユニットに
対してロール紙124を一定の位置から搬入すること
と、ロール紙124を奥側基準ガイド331に突き当て
るように、紙搬送を行う機能を有している。
【0078】斜送ユニット128は、ロール紙124の
下面に接触しつつ回転する斜送ローラ332および33
3と、ロール紙124の上面の斜送ローラ332および
333に対向する位置に設けられた斜送コロ129およ
び130とを有する。
【0079】斜送ローラ332および333は、ロール
紙124の搬送方向に直交する方向から傾斜する水平の
回転軸334および338を有し、搬送方向に沿って外
側に回転するように設けられている。本実施例では、斜
送ローラ332は回転駆動される駆動ローラであり、斜
送ローラ333は、ロール紙124との接触により従動
する従動ローラである。斜送ローラ332の回転軸33
4にはプーリ335が固着されており、プーリ335
は、搬送ユニットの駆動力を伝達するプーリ337と丸
ベルト336で連結されている。したがって、斜送ロー
ラ332は搬送ユニットからの駆動力により回転駆動さ
れる。なお、回転軸が互いに平行ではないプーリ337
とプーリ335との駆動力の伝達をスムーズに行うた
め、伝達ベルとに断面が円形の丸ベルトを用いている。
【0080】一方、斜送コロ129および130は、回
転軸334および338に平行な回転軸を中心として回
転自在となるように圧着板341に取り付けられてい
る。圧着板341は、その端部の軸342中心として回
動可能に設けられており、コイルバネ343の弾性力に
より下方に向かって付勢されている。
【0081】したがって、ロール紙124は、斜送ロー
ラ332および333と斜送コロ129および130と
で挟持された状態で搬送されるが、これらの回転軸が搬
送方向に沿って外側に傾斜しているので、ロール紙12
4は外方向への搬送力を受け、基準ガイド331に押し
当てられながら搬送される。
【0082】ここで、斜送ローラの一方を駆動ローラに
しているのは、新しいロールをセットし、ロール紙12
4の先端を搬送ユニットまで搬送するためであり、ロー
ル紙124を基準ガイド331に押し当てるだけの機能
だけのためには必ずしも駆動ローラとする必要はない。
【0083】また、本実施例では、ロール紙124を逆
方向に搬送する際に圧着板341を上方に退避させて斜
送コロ129および130をロール紙124と接触させ
ないようにする退避機構が設けれれている。これはバッ
クフィードをスムーズに行うためのものである。
【0084】本実施例の退避機構は、圧着板341の下
面に当接する退避部材344を有する。退避部材344
は、その中心部を貫通する軸345により回動可能に装
置本体に取り付けれており、その上端は圧着板341に
当接し、下端は軸346と係合している。そして、軸3
46は、装置本体に固着されたアクチュエータ347の
可動端子348の先端に突設されている。かかる構成
で、アクチュエータ347を駆動して可動端子348を
引っ込めると、退避部材344は軸345中心に回動
し、その上端は上方に突出する。これに押されて圧着板
341は、コイルバネ343の弾性力に抗しつつ軸34
2を中心として回動して上方に退避する。
【0085】以上説明したように、ロール紙供給ユニッ
ト101から巻き出されたロール紙124は、ループセ
ンサ327および斜送ユニット128を経て搬送ユニッ
トに送られるが、ロールの慣性モーメントが大きいの
で、起動時に搬送ユニットに負荷がかかって適正なプリ
ントができない可能性がある。これを回避するため、起
動時に、搬送ユニットの駆動より、駆動ローラ301お
よび302の駆動を必ず先に行うように制御するのがよ
い。すなわち、搬送ユニット駆動時には、ロール紙12
4の適正なループが形成されているように制御するのが
よい。
【0086】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、勿論これに限定されるものではない。例えば、巻出
し手段は、駆動ローラを用いて説明したが、場合によっ
ては搬送ベルトを用いることもできる。
【0087】また、ロール紙の終端の検知については、
サイドセンサを用いるほか、ループセンサを用いて行う
こともできる。TOF(Top of Form)を用
い、TOFマークがなくなった状態を終端として検知す
ることもできる。さらに、ラベル紙の場合には、各ラベ
ルの先端位置を検知するためのマークが形成されている
がこのマークを利用して終端を検知することもできる。
【0088】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、上記のようなラベルプリンタ等の記録装置にお
いて優れた効果をもたらすものである。かかる方式によ
れば記録の高密度化,高精細化が達成できるからであ
る。
【0089】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0090】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0091】さらに、上記実施例のように、記録装置が
記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフ
ルラインタイプの記録ヘッドに対しても本発明は有効に
適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数記録
ヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、一体
的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でもよい。
【0092】加えて、シリアルタイプのものでも、装置
本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着
されることで装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインク
タンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを
用いた場合にも本発明は有効である。
【0093】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0094】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録装
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0095】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0096】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ロール
状プリント媒体の巻出し時に外周部分がゆるんでも、第
1および第2の巻出しローラと前記巻出し手段上に載置
される前記ロール状プリント媒体との当接位置を結ぶ線
より下方が規制されないので、プリント媒体の側端部が
いたむことがないという効果を奏するものである。
【0098】
【0099】
【0100】
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るラベルプリンタを示す
外観斜視図である。
【図2】図1のラベルプリンタを、そのケースカバーを
取り外した状態で示す斜視図である。
【図3】同様に前カバーを開けた状態で示す斜視図であ
る。
【図4】上記ラベルプリンタのプリントヘッドステーシ
ョンの機構を示す正面図である。
【図5】ロール紙供給ユニットを説明する斜視図であ
る。
【図6】ロール紙供給ユニットを説明する斜視図であ
る。
【図7】ロール紙供給ユニットの要部を示す概略側面図
である。
【図8】ロール紙供給ユニットの要部を示す概略平面図
である。
【図9】ロール紙供給ユニットの要部を示す概略正面図
である。
【図10】斜送ローラの概略構造を示す平面図である。
【図11】斜送コロの概略構造を示す平面図である。
【図12】斜送コロの退避機構の概略構造を示す平面図
およびその要部側面図である。
【符号の説明】 124 ロール紙 125芯材 126 ロール 128 斜送ユニット 129,130 斜送コロ 131 紙ガイド 301,302 斜送ユニット 320 位置規制面 325 サイドセンサ 326 位置センサ 327 ループセンサ 341 圧着板 344 退避部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−69335(JP,A) 特開 平6−210348(JP,A) 特開 平6−297724(JP,A) 特開 平5−261939(JP,A) 実開 平6−36851(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/038 B41J 15/04 B65C 9/46

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状プリント媒体を第1および第2
    の巻出しローラを有する巻出し手段上に載置して回転さ
    せることにより当該ロール状プリント媒体を巻出してプ
    リントヘッドによるプリント位置に向けて供給するプリ
    ント媒体供給装置において、 前記巻出し手段上に載置される前記ロール状プリント媒
    体の幅方向の一方側の位置を規制する固定部材と、他方
    側の位置を規制しかつ幅方向に移動可能な移動部材と、
    を備え、 前記移動部材は、前記第1および第2の巻出しローラと
    前記巻出し手段上に載置される前記ロール状プリント媒
    体との当接位置を結ぶ線より下方を規制しないことを特
    徴とするプリント媒体供給装置。
  2. 【請求項2】 前記移動部材は、前記巻出し手段上に載
    置される前記ロール状プリント媒体の最大径の外周位置
    と、前記巻出し手段上に載置される前記ロール状プリン
    ト媒体の最小径の外周位置と、で囲まれる部分を規制し
    ないことを特徴とする請求項1に記載のプリント媒体供
    給装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部材は、前記巻出し手段上に載
    置される前記ロール状プリント媒体の芯材に対応した位
    置を規制することを特徴とする請求項1または2に記載
    のプリント媒体供給装置。
  4. 【請求項4】 前記巻出し手段上に載置される前記ロー
    ル状プリント媒体に前記移動部材が当接しているか否か
    を検出するセンサを備えることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載のプリント媒体供給装置。
  5. 【請求項5】 前記移動部材のスライド位置を検知する
    センサを備えることを特徴とする請求項4に記載のプリ
    ント媒体供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    のプリント媒体供給装置と、 前記供給されたプリント媒体を前記プリントヘッドによ
    るプリント位置に関して搬送する搬送手段とを具えたこ
    とを特徴とするラベルプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記プリントヘッドは、インクを吐出し
    てプリントを行うインクジェットヘッドの形態を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載のラベルプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドは、前記イン
    クを吐出するために利用される熱エネルギを発生する素
    子を有することを特徴とする請求項7に記載のラベルプ
    リンタ。
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