JP2015112814A - 印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 被記録媒体や記録剤の無駄を削減し、印刷スループットを向上させた印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】 画像データを受信し、カットマーク及び受信した画像データ及びを印刷部により被記録媒体に印刷させる。このとき、画像データが被記録媒体のカット位置を示すマークを含むか判定する。カット位置を示すマークを含まないと判定された場合、印刷部によりカットマークの印刷を行わせ、カット位置を示すマークを含むと判定された場合は、印刷部によりカットマークの印刷を行わせない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、シートを用いて印刷を行わせる印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムに関する。
ロール状の連続シート(以下、ロールシートという)を用い、印刷されたロールシートを、再度巻き取り機で巻き取られて後工程で切断、又は、印刷装置内のカット装置で切断する方法が知られている。
特許文献1に開示される装置では、切断するための目安として、印刷ページごとに実際のカット位置にカットマークを印刷しておき、印刷が終了した段階で、ロール紙上のカットマークを自動で検知してカット動作を行う。
特開2004−182424号公報
ところで、印刷装置に印刷対象の画像データを供給するアプリケーションやワークフローシステムによっては、印刷装置に送られる画像データ内に、トンボマークやクロップマークと呼ばれるカット位置を示すマークを付加する場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の装置では、画像データ内にマークが含まれるか否かに関わらず、印刷ページごとに実際のカット位置にカット位置を示すカットマークを印刷するため、カットマークが重複する。したがって、用紙等の被記録媒体やインク等の記録材が無駄となるだけでなく、印刷スループットの低下を招いていた。
本発明は上述した事情に鑑み、被記録媒体や記録剤の無駄を削減し、印刷スループットを向上させた印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための本発明の印刷制御装置は、画像データを受信する受信手段と、カットマーク及び前記受信手段により受信した画像データを印刷部により記録材を用いて被記録媒体上に印刷させる印刷制御手段と、前記受信手段で受信した画像データが被記録媒体のカット位置を示すマークを含むか判定する判定手段と、を備え、前記印刷制御手段は、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含まないと判定された場合、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせ、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含むと判定された場合は、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせない。
本発明によれば、被記録媒体や記録剤の無駄を削減し、印刷スループットを向上させることができる。より具体的には、画像データにカット位置を示すマークが存在する場合は、カットマークの印刷を行わないようにすることで、カットマークの印刷量を低減させ、さらに、印刷スループットを向上させることができる。
実施形態1に係る印刷システムの全体構成を示す概略図である。 実施形態1に係る印刷装置のブロック図である。 実施形態1に係る画像データの概略図である。 実施形態1に係るジョブチケットの概略図である。 実施形態1に係るカットマークの印刷制御シーケンスを示すフローチャートである。 実施形態1に係る印刷制御シーケンスによる印刷結果のイメージ図である。 実施形態2に係るカット制御シーケンスを示すフローチャートである。 実施形態3に係るカット制御シーケンスを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素の相対配置、装置形状等は、あくまで例示であり、それらのみに限定するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態の印刷システムの概略構成を示す図である。図1の印刷システムは、印刷機能のみを有するものを示すが、これに限定されず、原稿上の画像を読取る読取装置をさらに備えて複写機として機能するものや他の機能を加えた複合装置としてもよい。また、印刷処理を行う記録材(被記録媒体または記録シート)としてロールシートを用いたものを例に説明するが、同一面への複数ページ分の印刷を途中で切断せずに続けて行える長尺の連続シートであれば、ロール状となったものには限らない。記録材の材質も紙には限らず、印刷処理可能なものであれば種々のものを用いることができる。また、印刷方式は後述する画像印刷用液体インクを用いたインクジェット方式による画像の印刷には限らない。記録剤として固形インクを用いてもよいし、トナーを用いた電子写真方式や昇華方式など種々のものを採用可能である。また、複数色の記録剤を用いたカラー記録を行うものには限らず、黒色(グレーを含む)のみによるモノクロ記録を行うものとしてもよい。
図1は、記録材としてロールシート(搬送方向において印刷単位(1ページ)の長さよりも長い連続した連続シート)を用いた印刷システムの全体構成の概略を示す断面図である。印刷システムは以下の構成要素101〜125を含み、これらが複数の筐体内に配置される。112は印刷装置である。101はロールシート(以下、シート)を供給するための給紙ユニット、109は印刷完了したシートを巻き取るための巻取りユニット、115は印刷完了した画像を撮影し確認を行う画像読取装置である。110は印刷装置112の制御及びRIP処理を行うコントローラ、116はコントローラ110に対して印刷ジョブを送るネットワーク、111はコントローラ110に印刷ジョブを送信するためのホストコンピュータである。
以下、各筐体について詳細に説明する。
ホストコンピュータ111は、ネットワーク116上で印刷ジョブをコントローラ110に送信するホストコンピュータである。ホストコンピュータ111において、印刷する画像の選択や印刷サイズ、レイアウト等の設定を行い、印刷ジョブを作成する。また、フォトブック等の非定形の印刷ジョブに対しては、後工程でのカット位置を示すマークを含んだ画像データを作成し印刷ジョブとする。その際、印刷ジョブにカット位置を示すマークを含んでいるか否かを示す情報を印刷ジョブのデータに付加して、コントローラ110に送信する。なお、カット位置を示すマークとしては、例えば、画像データ内に存在するシートのカット位置を示すクロップマークが挙げられる。また、ホストコンピュータ111は、送信した印刷ジョブの進捗状態を、コントローラ110および印刷装置112から取得し、管理を行う。本実施形態では、印刷ジョブを送信する手段としてネットワーク上にあるホストコンピュータを例に挙げて説明するが、これに限定されず、コントローラ110に直接接続されているホストコンピュータやUSBメモリ等の可搬メディアでもよい。
ネットワーク116は、コントローラ110やコントローラ110に対してジョブデータを送るためのホストコンピュータ111が接続される。ネットワーク116は、有線でも無線でもよい。コントローラ110は、ホストコンピュータ111から送信されてくる印刷ジョブのRIP処理を行い、データ通信用インターフェース(以下、IF)117を介して印刷装置112にRIP処理した画像データを送信するコントローラである。なお、RIP処理とは、印刷ジョブ(印刷データ)を各印刷装置が扱えるラスタイメージ形式に変換する処理である。データ通信用IF117は、大量の画像データを送信するため、本実施形態では、光ファイバなどの高速のデータ送受信が可能なインターフェースにより構成される。
ホストコンピュータ、ネットワーク、コントローラの構成は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、ホストコンピュータ111からの印刷ジョブの受付、RIP処理を1台で行うものとしたが、印刷ジョブの受付は別のコンピュータで行うようにしてもよいし、RIP処理を別のコンピュータで行うようにしてもよい。また、RIP処理を各印刷装置で行わせてもよいが、ここでは各印刷装置は、RIP済みの印刷データを受け取るものとして説明する。また、サーバ構成のようにして、ブレード毎にジョブ受付、RIP処理というように処理を分離してもよい。
コントローラ110は、コマンド通信用IF118を介して、印刷装置112に制御コマンドを送信し、印刷装置112の制御を行う。また、コントローラ110は、コマンド通信用IF118を介して、印刷装置112に印刷ジョブの情報や印刷や制御に必要な各種設定データを送信する。印刷ジョブの情報には、印刷する画像データにカット位置を示すマークが含まれるか否かを示す情報が含まれる。コントローラ110は、印刷装置112から、印刷装置の状態や、印刷ジョブが印刷中か印刷終了かなどの情報を取得する。また、コントローラ110は、コマンド通信用IF119、IF120、IF121を介して、それぞれ、給紙ユニット101、巻取りユニット109、スキャナユニット108に制御コマンドを送信し、各装置の制御を行う。
印刷装置112は、コントローラ110からRIP処理した画像データを、データ通信用IF117を介して受信する。印刷装置112は、印刷部である記録ヘッド105、記録ヘッド105にインクを供給するインクタンク106、シート上に印刷されたインクを乾燥させる乾燥ユニット107を有する。操作ユニット103は、ユーザが種々の操作を行ったり、ユーザに種々の情報を通知したりするためのユニットである。ユーザは、操作ユニット103により、例えば、当該ジョブが印刷中か印刷終了かなど、ジョブ毎の印刷状況の確認が可能である。また、ユーザは、操作ユニット103により、インク残量やシートの残量等、装置の各種状態の確認、ヘッド位置調整値やレジ調整値の入力操作、ヘッドクリーニング等の装置メンテナンスの実施の指示操作が可能である。さらに、印刷装置112は、コントローラ(CPU又はMPUを含む)やユーザインターフェース情報の出力器(表示情報や音響情報などの発生器)、各種I/Oインターフェースを備えた制御部として、印刷装置112全体の各種制御を司る制御部113を有する。さらに、印刷装置112は、搬送量及び、搬送状態を制御するエンコーダ114を有する。なお、印刷装置112の構成は、本実施形態に限定されるものではなく、他のユニットやセンサを備えていてもよい。
給紙ユニット101は、シートを給紙するユニットである。ユーザが、シートを給紙ユニット101内の制御バーに装着してから給紙ユニット本体に装填することでシートがセットされる。給紙ユニット101は、コントローラ110からコマンド通信用IF119を介して給紙開始の指示を受け、用紙搬送を開始する。また、給紙ユニット101は、搬送速度の誤差を吸収するループ制御部104を備え、搬送速度の調整を行うことができる。給紙ユニット101から引き出されたシートは図中a方向に搬送され、印刷装置112に到達する。なお、本実施形態では、給紙ユニット101にループ制御部104を設けるものとしたが、印刷装置112の中に、搬送速度を吸収するループ制御部を設けるものとしてもよい。また、本実施形態では、給紙ユニット101に供給するシートとして、ロールシートを例に挙げて説明したが、ロール状ではない連続のシートを給紙するようにしてもよい。
記録ヘッド105は、印刷時の搬送方向a方向に沿って各色のラインヘッドが並ぶ。本実施形態では、記録ヘッド105では、複数色(本実施形態では7色)分の独立したラインヘッドがシートの搬送方向に沿って保持されている。本実施形態では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つの記録ヘッドを有する。なお、ヘッドは、これら以外の色のインクを用いたものとしてもよいし、これらの全てのインクを用いなくてもよい。各色のラインヘッドは、継ぎ目無く単一のノズルチップで形成されたものであってもよいし、分割されたノズルチップが一列又は千鳥配列のように規則的に並べられたものであってもよい。本実施形態では、本装置が使用可能な最大サイズのシートの印刷領域の幅分をカバーする範囲にノズルが並んでいる所謂フルマルチヘッドとする。ノズルからインクを吐出するインクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。印刷データに基づいて各ヘッドのノズルからインクが吐出されるが、吐出のタイミングは搬送用エンコーダ114の出力信号によって決定される。なお、本実施形態では記録剤としてインクを用いたインクジェット方式のプリンタに限定されない。サーマルプリンタ(昇華型、熱転写型など)、ドットインパクトプリンタ、LEDプリンタ、レーザープリンタなどの電子写真方式など、様々な印刷方式に適用可能である。
インクタンク106は、各色のインクを独立して貯蔵する。インクタンク106からはチューブによって各色に対応して設けられたサブタンクまでインクが供給され、サブタンクから各記録ヘッド105までチューブを介してインクが供給される。
印刷装置112では、シートの搬送に同期させて、記録ヘッド105からインクを吐出させてシート上に画像を形成する。なお、記録ヘッド105は、インクの吐出先が回転ローラー115と重ならない位置に配置される。本実施形態では、記録ヘッド105がインクをシートに直接吐出させるものとしたが、中間転写体にインクを付与した後、そのインクをシートに付与することによって画像を形成させるものとしてもよい。
シートに画像が形成された後、当該シートは、乾燥ユニット107まで搬送される。乾燥ユニット107は、インクが付与されたシートを短時間で乾燥させるために、ユニット内を通過するシートを温風(加温された気体(空気))で加熱するユニットである。なお、乾燥の方法は温風を用いるのに代え、冷風、ヒーターによる加温、待機させることのみによる自然乾燥、紫外光等の電磁波の照射など種々のものも採用可能である。シートに印刷した画像の乾燥完了後は、スキャナユニット108まで搬送される。
スキャナユニット108では、シートに印刷された画像を読取って、印刷された画像の確認を行う。具体的には、シート上の印刷画像や特殊パターンを光学的に読取って印刷画像に問題がないかどうかの確認や、インクの吐出状態を含む本装置の状態確認等を行う。スキャナユニット108を用いた画像の確認方法は、特に限定されず、種々のものの中から適宜選択することが可能である。例えば、ヘッドの状態の確認するためのパターンを読み込むことによりインクの吐出状態を確認するものとしてもよいし、元画像との比較を行うことによる印刷の成否を確認するものとしてもよい。スキャナユニット108により画像の確認を行った際に、画像の状態や装置の状態がNGと判断した場合、当該画像に対してパンチで穴を開けたり、しるしをつけたりすることにより、どの画像の状態が問題であるか確認できる。また、確認した結果を、コマンド通信用IF121を介してコントローラ110に通知するようにしてもよい。本実施形態では、スキャナユニット108により画像の読取りを行っているが、カメラのようなエリアセンサを使用して画像の読取りを行ってもよい。
スキャナユニット108での印刷した画像の確認完了後は、シートは巻取りユニット109まで搬送される。巻取りユニット109は、コントローラ110からコマンド通信用IF120を介して巻取り指示があってから巻取り動作を開始し、画像が印刷されたシートの巻取りを行う。これにより、印刷装置112により画像が印刷されたシートは、ロールシート状となる。
切断ユニット123は、カットマーク等を読取るセンサ124、及びシートの切断を行う切断部であるカッター125を含み、所定の位置で、印刷済みシートの切断を行う。切断ユニット123は、コントローラ110からコマンド通信用IF122を介して制御コマンドや各種情報のやり取りを行う。
なお、シートおよびシート搬送経路の任意の位置において、給紙ユニット101に近い側を「上流」、その逆側を「下流」という。
図2は、印刷装置112の制御構成を示すブロック図である。印刷装置112は、コマンド通信用IF制御部210、データ通信用IF制御部220、印刷装置制御部230、ヘッド制御部240、モーター制御部250、操作部260を含む。これらの構成要素は、それぞれシステムバス270によって接続される。
コマンド通信用IF制御部210及びデータ通信用IF制御部220は、印刷装置112とコントローラ110と接続するためのIF制御部である。コマンド通信用IF制御部210は、コマンド通信用IF118を介し、コントローラ110から制御コマンドやステータス情報等を送受信する。データ通信用IF制御部220は、データ通信用IF117を介し、コントローラ110から印刷データを受信する。
印刷装置制御部230は、CPU231、ROM232、RAM233、及びHDD234を含み、これらの構成要素は、それぞれシステムバス270によって接続されている。CPU231は、各種演算を行い、印刷装置112全体を制御する。ROM232は、CPU231が実行する各種制御プログラムや印刷装置112の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM233は、CPU231の作業エリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。HDD234は、印刷装置の各種動作に必要なパラメータや所要のテーブル等を記憶する。
印刷装置制御部230は、コマンド通信用IF制御部210を介してコントローラ110から受信した制御コマンドに応じて、ヘッド制御部240、モーター制御部250の制御を行い、印刷データをシートに印刷する。
ヘッド制御部240は、システムバス270を介して印刷装置制御部230から受信した制御コマンドと、データ通信用IF制御部220を介してコントローラ110から受信した印刷データに応じて、記録ヘッドの駆動制御を行い、印刷データをシートに印刷する。また、印刷装置制御部230からの指示に従い、カットマークをシートに印刷する。
モーター制御部250は、システムバス270を介して印刷装置制御部230から受信した制御コマンドに応じて、給紙ローラーの駆動制御、搬送ローラーの駆動制御等、シートの搬送制御を行う。
操作部260は、ユーザIFであり、本実施形態では、キーボードやタッチパネルなどの入力部と、情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部とを含む。操作部260は、印刷装置の各種動作に必要なパラメータ設定や、印刷状態や使用用紙の表示等を行う。
なお、本実施形態では、印刷装置制御部230がコントローラ110から受信した制御コマンドに応じて、ヘッド制御部240、モーター制御部250の制御を行うものとしたが、これに限定されるものではない。各制御部間で制御コマンドの送受信をしてもよいし、コントローラ110から各制御部が直接制御コマンドを送受信してもよい。
また、本実施形態では、給紙ユニット101、スキャナユニット108、及び巻取りユニット109が、コントローラ110と接続され、制御コマンドの送受信を行うものとしたが、これに限定されるものではない。これらは、例えば、印刷装置112と接続され、印刷装置制御部230が各ユニットの制御を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、ヘッド制御部240がコントローラ110から印刷データを直接受信するものとしたが、これに限定されるものではない。印刷装置制御部230がコントローラ110から印刷データを受信し、システムバス270を介して印刷装置制御部230からヘッド制御部240へ印刷データを送信してもよい。ここで、図3を用いて、本実施形態に係る印刷装置112で印刷される画像データについて説明する。印刷装置112が印刷する画像データには、例えば、図3に示すような2種類が存在する。
図3(a)に示す画像データは、幅方向のサイズがシート幅と一致している。この画像データをシートに印刷した場合、後工程において、シートの幅方向はカットされることなくそのまま成果物として利用される。この画像データは、例えば、単葉の写真プリントの印刷時に利用される。図3(a)では、点線及びシート端部で囲まれた領域が画像データを示しており、図3(a)に示す印刷方法では、印刷装置112は、シートに画像データを連続的に印刷する際に、画像データと画像データの間にカットの目安となるカットマーク303を印刷する。そして、後工程において、連続的に画像が印刷されたシートに対し、画像データの上流側端部301、及び下流側端部302をカットすることで成果物とする。
図3(b)に示す画像データは、実データ領域と非実データ領域を含んでいる。この画像データをシートに印刷した場合、後工程において、非実データ領域がカットされることで実データが成果物として得られる。なお、非実データ領域とは、後工程においてカットされる領域のことを指す。この画像データは、例えば、フォトブックなどの非定形な成果物の印刷時に利用される。図3(b)では、点線で囲まれた領域が画像データであり、画像データには、斜線で表される実データ領域と、用紙切断位置を示すクロップマーク304とが含まれる。このようなクロップマーク304は、画像データを生成するホストコンピュータ111のような上流ワークフロー工程で付加され、クロップマークまで含んだ画像データとして、印刷装置112に送られる。後工程において、連続的に画像が印刷されたシートに対し、クロップマークを目安として四辺をカットすることで実データ領域を成果物とすることができる。この場合、印刷装置112は、カットマークを印刷する必要がない。
印刷装置112は、これらの2種類の画像データを混在してシートに印刷することも可能である。
ホストコンピュータ111は、ジョブデータと共にジョブチケットをコントローラ110に送信する。そして、コントローラ110は、ジョブチケットの情報をもとに、RIP処理を行い、画像データを印刷装置112に送信する。ここで、図4は、ホストコンピュータ111において作成する印刷ジョブの内容を表すジョブチケットを示す図である。ジョブチケットには、例えば、ジョブの名称、ユーザ名、出力サイズ、出力メディア、ページ数、ページ毎のコンテンツ名、種類、出力部数、画像補正の種類、カット位置を示すマーク(ここでは、クロップマーク)の有無の情報が記載される。なお、ジョブチケットが有する情報は、これに限定されるものではないが、本実施形態では、カット位置を示すマークの有無の情報を有するものとする。本実施形態では、ジョブチケットのカット位置を示すマークの有無の情報に基づいて、画像データと共に画像データのカット位置を示すマークの有無の情報を印刷装置112に送信する。
図5を用いて、本実施形態に係る印刷装置112において、画像を印刷する際に付随して印刷されるカットマークの印刷制御シーケンスの詳細を説明する。図5は、印刷装置112の印刷装置制御部230のCPU231により実行されるカットマークの印刷制御シーケンスを示すフローチャートである。
コントローラ110から印刷の開始指示を受け取ると、カットマークフラグをOFFにする(S501)。
次に、印刷を行う対象画像がカット位置を示すマークを含んだ画像データであるか判定する(S502)。具体的には、コントローラ110は、印刷ジョブにクロップマークを含んでいるか否かを示すカット位置を示すマークの有無の情報を含むジョブチケットを、印刷ジョブのデータと共にホストコンピュータ111より取得する。そして、印刷装置制御部230は、カット位置を示すマークの有無の情報をコントローラ110より取得する。コントローラ110より取得した、カット位置を示すマークの有無の情報に基づいて、対象画像にカット位置を示すマークが含まれているかどうかを判定する。なお、本実施形態では、カット位置を示すマークとして、クロップマークを例に挙げて説明する。
S502において対象画像にクロップマークが含まれていないと判定された場合、S503では、カットマークフラグをONにする。その後、S506では、対象画像の下流側の所定位置にカットマークの印刷を行うようにヘッド制御部240の制御を行い、S507へ進む。
S502において対象画像にクロップマークが含まれていると判定された場合、S504では、カットマークフラグがONであるかどうかの判定を行う。カットマークフラグがONであると判定された場合、S503では、カットマークフラグをOFFにした後、S506では、対象画像の下流側所定位置にカットマークの印刷を行うようにヘッド制御部240の制御を行い、S507へ進む。ここで、対象画像にクロップマークが有り、且つ、カットマークフラグがONとなっている場合とは、1つ前の画像においてカットマークフラグがONにされている場合である。S504においてカットマークフラグがOFFであると判定された場合、S507へ進む。S507では、対象画像の印刷を行うようにヘッド制御部240の制御を行う。
S508では、全画像の印刷が終了したかを判定する。なお、本実施形態では、シートの終端を検出し印刷を終了する場合も全画像の印刷が終了したと判定する。
S508において全画像の印刷が終了していないと判定された場合、S502に戻り、次の対象画像について上述した制御を繰り返す。
S508において全画像の印刷が終了したと判定された場合、S509へ進み、カットマークフラグがONであるかの判定を行う。
S509においてカットマークフラグがONであると判定された場合、S510へ進み、対象画像の上流側の所定位置にカットマークの印刷を行うように、ヘッド制御部240の制御を行った後、カットマークの印刷制御に関する動作シーケンスを終了する。
S509においてカットマークフラグがOFFであると判定された場合、カットマークの印刷制御に関する動作シーケンスを終了する。
図6は、本実施形態に係る印刷制御シーケンスによって印刷されたシート上の印刷結果を示す説明図である。図5の印刷制御シーケンスのフローチャートと対応させて、シートへの印刷の説明を行う。図6の矢印に示す方向にシートが搬送されて、画像601,画像602,画像603,画像604,画像605,画像606の順に画像が印刷される。
印刷開始の指示を受けると、まず、カットマークフラグをOFFにする(S501)。
次に、画像601を対象画像とし、画像601がクロップマークを含んだ画像データであるか判定する(S502)。画像601は、クロップマークを含んでいないため、カットマークフラグをONにし(S503)、対象画像である画像601の下流側の所定位置にカットマーク611の印刷を行い(S506)、画像601の印刷を行う(S507)。すなわち、カットマーク611の印刷を行った後に、画像601の印刷を行う。言い換えれば、カットマーク611は、画像601の直前に印刷される。
次に、全画像の印刷が終了していないため(S508)、S502へ戻り、画像602に対しても同様に、クロップマークを含むか判定する。画像602もクロップマークを含んでいないため、カットマークフラグをONにし(S503)、対象画像の下流側の所定位置にカットマーク612の印刷を行い(S506)、画像602の印刷を行う(S507)。すなわち、カットマーク612の印刷を行った後に、画像602の印刷を行う。言い換えれば、カットマーク612は、画像602の直前に印刷される。
次に、全画像の印刷が終了していないため(S508)、S502へ戻り、画像603に対して、クロップマークを含むか判定する。画像603はクロップマークを含んでいるため、カットマークフラグがONであるかどうかの判定を行う(S504)。ここでは、画像602に対する処理フローでカットマークフラグをONにしているため、カットマークフラグをOFFにし(S505)、対象画像の下流側の所定位置にカットマーク613の印刷を行い(S506)、画像603の印刷を行う(S507)。すなわち、カットマーク613の印刷を行った後に、画像603の印刷を行う。言い換えれば、カットマーク613は、画像603の直前に印刷される。
次に、全画像の印刷が終了していないため(S508)、S502へ戻り、画像604に対して、クロップマークを含むか判定する。画像604もクロップマークを含んでいるため、カットマークフラグがONであるかどうかの判定を行う(S504)。ここでは、画像603に対する処理フローでカットマークフラグをOFFにしているため、カットマークの印刷を行うことなく、画像604の印刷を行う(S507)。
同様に、全画像の印刷が終了していないため(S508)、S502へ戻り、画像605に対して、クロップマークを含むか判定する。画像605もクロップマークを含んでいるため、カットマークフラグがONであるかどうかの判定を行う(S504)。ここでは、カットマークフラグはOFFのままであるため、カットマークの印刷を行うことなく、画像605の印刷を行う(S507)。
次に、全画像の印刷が終了していないため(S508)、S502へ戻り、画像606に対して、クロップマークを含むか判定する。画像606はクロップマークを含んでいないため、カットマークフラグをONにし(S503)、対象画像の下流側の所定位置にカットマーク614の印刷を行い(S506)、画像606の印刷を行う(S507)。すなわち、カットマーク614の印刷を行った後に、画像606の印刷を行う。言い換えれば、カットマーク614は、画像606の直前に印刷される。
画像606の印刷により全画像の印刷を終了したため(S508)、カットマークフラグがONであるかどうかの判定を行う(S509)。ここでは、画像606に対する処理フローでカットマークフラグをONにしているため、対象画像である画像606の上流側の所定位置にカットマーク615の印刷を行い(S510)、処理を終了する。
本実施形態では、画像データ内にカット位置を示すクロップマークが存在する場合、印刷装置112が挿入するカットマークの印刷を行わない。これにより、カットマークの印刷に用いるインクを低減させることができると共に、カットマークを印刷することによるロールシートの消費を削減でき、印刷スループットを向上させることができる。
その後、印刷装置112により画像が印刷されたロールシートは、印刷装置112の下流側に配置される巻取りユニット109により一旦巻き取られてロールシート状となる。そして、巻き取られたロールシートの切断は、切断ユニット123で行われる。
ここで、図7を用いて、切断ユニット123における画像が印刷されたロールシートに対する切断シーケンスを説明する。
図7は、切断ユニット123に含まれる図示しないCPUにより実行されるカット制御シーケンスを示すフローチャートである。
コントローラ110からカットの開始指示に基づいて、カットカウンタを0にクリアする(S701)。
次に、センサ124で読み取ったマークが、カットマークであるかクロップマークであるかを判定する。
S702において、読み取ったマークがカットマークであると判定された場合、S703へ進み、カットマークに対して、その上流側及び下流側の所定の位置を切断するようにカッター125を制御する。その後、S704では、カットカウンタを0にクリアし、S709へ進む。
S702において、読み取ったマークがクロップマークであると判定された場合、S705へ進み、カットカウンタに1を加算する。そして、S706で、カットカウンタが3であるかどうか判定する。S706においてカットカウンタが3であると判定された場合、S707へ進み、S702で読み取ったクロップマークの位置に対して、下流側の所定の位置を切断するように、カッター125を制御する。なお、例えば、図6の場合、画像603の実データの下流側に設けられるクロップマークと、画像603の実データの上流側に設けられるクロップマークと、画像604の実データの下流側に設けられるクロップマークとにより、カットカウンタが3となる。その後、S708では、カットカウンタを1にセットし、S709へ進む。S706において、カットカウンタが3ではない場合は、カットを行わず、そのままS709へ進む。
S709では、全マークの検出処理が終了したかどうかを判定する。
S709において、全マークの検出が終了していないと判定された場合、S702に戻り、検出されたマークについて、同様の制御を繰り返す。
S709において、全マークの検出が終了したと判定された場合、S710では、カットカウンタが2であるかどうか判定する。
S710において、カットカウンタが2であると判定された場合、S702で読み取ったクロップマークの位置に対して、上流側の所定の位置を切断するように、カッター125を制御する(S711)。なお、全マークの検出処理が終了した場合は、例えば、対象画像の実データの下流側に設けられるクロップマーク、及び対象画像の実データの上流側に設けられるクロップマークにより、カットカウンタが2となるので、対象画像の上流側で切断を行う。その後、切断ユニット123における切断シーケンスを終了する。
S710においてカットカウンタが2ではないと判定された場合、切断ユニット123における切断シーケンスを終了する。
図7に示すように制御することにより、印刷済みのシートにカットマークとクロップマークが混在する場合、各々所望する位置において切断制御を行うことができる。
(実施形態2)
実施形態1では、印刷後に巻取りユニット109において巻き取られたシートに対して、後工程において、切断ユニット123にて切断処理を行った。これに対し、本実施形態では、図1の巻取りユニット109の代わりに切断ユニット123を配置し、印刷済みシートの巻取りを行わずに、そのまま切断ユニット123によりシートのカットを行う。なお、実施形態1と同様の構成については、説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る切断ユニット123により制御されるカット制御シーケンスを示すフローチャートである。
コントローラ110からカットの開始指示を受け取ると、カットマークフラグをOFFにする(S801)。
次に、カットを行う対象画像がクロップマークを含んだ画像データであるか判定する(S802)。具体的には、コントローラ110は、印刷ジョブにクロップマークを含んでいるか否かを示すクロップマークの有無の情報を含むジョブチケットを、印刷ジョブのデータと共にホストコンピュータ111より取得する。そして、切断ユニット123は、クロップマークの有無の情報をコントローラ110より取得する。コントローラ110より取得した、クロップマークの有無の情報に基づいて、対象画像にクロップマークが含まれているかどうかを判定する。
S802において、対象画像にクロップマークが含まれていないと判定された場合、S803へ進み、カットマークフラグをONにし、S804へ進む。
S802において、対象画像にクロップマークが含まれていると判定された場合、S805では、カットマークフラグがONであるか判定を行う。カットマークフラグがONであると判定された場合、S806では、カットマークフラグをOFFにし、S804へ進む。
S804では、センサ124により読み取った対象画像の直前(下流側)のカットマークに対して、その上流側及び下流側の所定の位置を切断するようにカッター125を制御する。その後、S808へ進む。
S805において、カットマークフラグがOFFであると判定された場合、S807では、センサ124により読み取った対象画像のクロップマークにおける下流側のクロップマークの下流側の所定位置を切断するようにカッター125を制御する。その後、S808へ進む。
S808では、全画像の判定処理が終了したかを判定する。
S808において、全画像の判定処理が終了していないと判定された場合、ステップS802に戻り、次の対象画像について、同様の制御を繰り返す。
S808において、全画像の判定処理が終了したと判定された場合、S809では、カットマークフラグがONであるか判定を行う。
S809においてカットマークフラグがONであると判定された場合、S810に進み、センサ124により読み取った対象画像の直後(上流側)のカットマークに対して、その上流側および下流側の所定の位置を切断するようにカッター125を制御する。その後、切断ユニット123における切断シーケンスを終了する。
S809においてカットマークフラグがOFFであると判定された場合、S811では、センサ124により読み取った対象画像のクロップマークにおける上流側のクロップマークの上流側の所定位置を切断するようにカッター125を制御する。その後、切断ユニット123における切断シーケンスを終了する。
図8に示すように制御することにより、印刷済みのシートにカットマークとクロップマークとが混在する場合、各々所望する位置において切断制御を行うことができる。
本実施形態では、S807及びS811において、クロップマークに対する所定位置を切断(カット)するようにカッター125を制御したが、これに限定されるものではない。例えば、クロップマークに対するカット位置の情報を、対象画像にクロップマークが含まれているかどうかの情報と共に、コントローラ110より取得して、所定位置を切断するようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ111は、クロップマークを含んだ画像データを印刷ジョブとして生成する際に各クロップマークの画像端からの位置情報を特定し、印刷ジョブのデータに付加して、コントローラ110に送信するようにすればよい。
(他の実施形態)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態にでは、印刷装置112において、対象画像にクロップマークが含まれているか否かに応じ、カットマークを印刷するか判定して制御を行ったが、他の装置により判定や制御を行ってもよい。具体的には、印刷装置112の代わりに、ホストコンピュータ111もしくはコントローラ110により判定をし、判定結果に応じて、カットマークを印刷するかどうかの指示を、印刷装置112に送信するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、印刷装置112が画像毎にクロップマークの有無を判定し、カットマークを印刷するか否かを制御したが、ユーザがカットマークの印刷設定をON/OFFすることができるようにしてもよい。具体的には、カットマークの印刷をするか否かの設定を印刷装置112に設け、ユーザがカットマークの印刷の設定をON/OFFすることにより、画像データの状態にかかわらず、カットマークの印刷をするかどうかを制御するようにすることもできる。
上述した実施形態では、ホストコンピュータ111が印刷ジョブのジョブデータに対象画像のクロップマークの有無の情報を付加してコントローラ110に送信し、コントローラ110がさらに印刷装置112に送信するものとしたが、これに限定されない。例えば、ホストコンピュータ111からクロップマーク有無の情報を送るのではなく、コントローラ110又は印刷装置112において、画像データをスキャンしクロップマークの有無を判定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ジョブチケットにクロップマークの有無を入れるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、クロップマークのパターンを記憶しておき、それに近似したマークが所定の位置にあることを検出した場合、クロップマークがあると判定するようにしてもよい。
上述した実施形態では、カット位置を示すマークとして、クロップマークを例に挙げて説明したが、カット位置を示すマークは特定の形状に限定されず、カット位置を特定可能なマークであればよい。
また、上述した実施形態では、連続シートへ印刷する場合を例に挙げて説明したが、カットシートなどの被記録媒体上へ印刷する場合にも本発明を適用することができる。すなわち、画像データがカットシートのカット位置を示すマークを含むか判定し、その結果に基づいて、カットマークの印刷を実行させるか否かを決定するようにしてもよい。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウエアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。

Claims (6)

  1. 画像データを受信する受信手段と、
    カットマーク及び前記受信手段により受信した画像データを印刷部により記録材を用いて被記録媒体上に印刷させる印刷制御手段と、
    前記受信手段で受信した画像データが被記録媒体のカット位置を示すマークを含むか判定する判定手段と、
    を備え、
    前記印刷制御手段は、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含まないと判定された場合、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせ、前記判定手段によりカット位置を示すマークを含むと判定された場合は、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせないことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記受信手段は、画像データとともに画像データ内にカット位置を示すマークの有無の情報を受信し、
    前記判定手段は、前記受信手段により受信したカット位置を示すマークの有無の情報に基づいて、判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 切断部により被記録媒体を切断させる切断制御手段と、
    被記録媒体上のカット位置を示すマークを特定する特定手段と、
    を備え、
    前記切断制御手段は、前記特定手段がカット位置を示すマークを特定した場合、前記切断部に被記録媒体の切断を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 画像データを受信する受信工程と、
    カットマーク及び前記受信工程において受信した画像データを印刷部により記録材を用いて被記録媒体上に印刷させる印刷制御工程と、
    前記画像データが被記録媒体のカット位置を示すマークを含むか判定する判定工程と、
    を備え、
    前記印刷制御工程では、前記判定工程においてカット位置を示すマークを含まないと判定された場合、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせ、前記判定工程においてカット位置を示すマークを含むと判定された場合は、前記印刷部によりカットマークの印刷を行わせないことを特徴とする印刷制御方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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