JP2015109871A - 長い貯蔵寿命の乳及び乳−関連製品類、及びそれらの製造方法及び乳加工プラント - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の広い観点は、乳−様液体が110℃以上の温度で短時間、例えば長くとも200m秒、例えば長くとも0.1秒又は長くとも90m秒、処理される、乳又は乳−関連製品の生成方法に関連する。
a)乳誘導体を供給し、
b)前記乳誘導体から微生物を物理的に分離し、従って、部分的に除菌された乳誘導体を入手し、そして
c)前記部分的に除菌された乳誘導体を含んで成る第1組成物を、高温(HT)−処理に暴露し、ここで前記第1組成物は、140〜180℃の範囲の温度に加熱され、長くとも200m秒の期間、前記温度範囲で維持し、そして次に最終的に冷却する、段階を含んで成る、乳又は乳−関連製品の生成方法に関する。
−乳誘導体から微生物を除去するよう適合された物理的分離セクション、
−前記物理的分離セクションと液体伝達下にあるHT−処理セクション、ここで前記HT−処理セクションは前記物理的分離セクションの液体製品を140〜180℃の範囲の温度に、長くとも200m秒の間、加熱し、そして続いて、液体製品を冷却するよう適合され、そして
−前記乳加工プラントの製品を包含するために前記HT−処理セクションと、液体伝達下にある包装セクションを含んで成る、乳誘導体を、長い貯蔵寿命を有する乳又は−関連製品に転換するための乳加工プラントに関する。
上記に記載されるように、本発明の1つの観点は、
a)乳誘導体を供給し、
b)前記乳誘導体から微生物を物理的に分離し、従って、部分的に除菌された乳誘導体を入手し、そして
c)前記部分的に除菌された乳誘導体を含んで成る第1組成物を、高温(HT)−処理に暴露し、ここで前記第1組成物は、140〜180℃の範囲の温度に加熱され、長くとも200m秒の期間、前記温度範囲で維持し、そして次に最終的に冷却する、段階を含んで成る、乳又は乳−関連製品の生成方法に関する。
当業者に明白なように、前記方法は1又は複数の追加の段階、例えば均質化段階、貯蔵段階、混合段階、温度調節段階、低温殺菌段階、熱化段階、遠心分離段階、及びそれらの組合せを含むことができる。
本発明の好ましい態様においては、乳誘導体は牛乳を包含する。
本発明のもう1つの態様においては、段階a)の乳誘導体は、多くとも40%w/wの乳脂肪を含んで成る。そのような乳誘導体の例は、ホイッピングクリームである。
本発明の方法の段階b)は、乳誘導体からの微生物の物理的分離を包含し、そしてそれにより、部分的に殺菌された乳誘導体を得る。この分離は実際、微生物を単に殺害し、そして乳における死亡した微生物を放置する他の殺菌技法に反して、乳誘導体から微生物を除去する。
物理的分離は、例えば乳誘導体の少なくとも90%の微生物、好ましくは少なくとも95%の微生物、及びさらにより好ましくは、少なくとも99%の微生物を除去することができる。
本発明のもう1つの態様においては、段階b)の物理的分離は、前記乳誘導体のミクロ濾過を包含する。
本発明の態様においては、使用されるミクロフィルターは、クロスフローミクロフィルターである。
さらに本発明の態様においては、段階b)の物理的分離は、前記乳誘導体の遠心除菌及びミクロ濾過の両者を包含する。
1つの一相又はニ相遠心除菌機を包含する適切な遠心除菌機は、引用により本明細書に組込まれるTetra Pak Dairy processing Handbook 2003 (ISBN 91-631-3427-6)に見出され得る。
本発明の1つの態様においては、前記第1組成物は、段階a)の一部殺菌された乳誘導体から成る。
前記乳脂肪源は、クリーム、生クリーム、無水バター脂肪、ホエークリーム、バターオイル、バター油留分、及びそれらの組合せから成る群から選択された1又は複数の脂肪源を含んで成る。
例えば、1又は複数の脂質源は、100〜130℃の範囲の温度で、0.5〜4秒間、熱処理され得る。他方では、1又は複数の脂質源は、130〜180℃の範囲の温度で、10m秒〜0.5秒間、熱処理され得る。
段階c)のHT−処理は、第1組成物を、140〜180℃、好ましくは145〜170℃、及びさらにより好ましくは、150〜160℃の範囲の温度に加熱することを包含する。
HT−処理の高温は例えば、意図された温度から多くとも+/-2℃、好ましくは多くとも+/-1℃, 及びさらにより好ましくは多くとも+/-0.5℃、例えば多くも+/-0.25℃であり得る。
例えば、第1組成物は、HT-温度範囲に、長くとも10〜200m秒、好ましくは長くとも25〜150m秒、及びさらにより好ましくは、長くとも30〜100m秒間、維持される。
前記工程のパラメーターと、第1組成物がHT-処理温度で維持される、時々“保持時間”として言及される時間との間の関係は典型的には、機器製造業者により提供される。
1.実験式を通して第1組成物からの供給の熱用量を計算し;
2.予備加熱温度から所望する熱処理温度への供給温度を高めるために必要とされるエネルギー(kg/時の上記)を計算し、
3.合計蒸気流から必要とされる加熱蒸気流を引き算することにより、過剰の蒸気(輸送のために使用される)を計算し;
4.保持細胞の正確な体積を決定し;
5.いずれかの体積変化(例えば、加熱蒸気凝集)を包含する、工程ユニット中への及びそれをを通しての材料の体積流速を決定し;
6.体積流速により保持細胞体積を割算することにより保持時間を計算する。
第1組成物の加熱、保持及び冷却を包含するHT-処理の期間は、第1組成物の温度が少なくとも95℃である持続期間として計算され得る。
本発明の好ましい態様においては、HT−処理の冷却の持続期間は、多くとも50m秒、好ましくは多くとも110秒、及びさらにより好ましくは多くとも5m秒、例えば1m秒である。
本発明の1つの態様においては、HT−処理の加熱は、電磁エネルギーに第1組成物を暴露することを含んで成るか、又はそれから成る。有用な電磁エネルギーの例は、IR放射線及び/又はμ波放射線である。
高温処理の一般的観点が、引用により本明細書に組込まれる、“食品加工における熱技法”ISBN185573558Xに見出される。
しかしながら、本発明の好ましい態様においては、段階d)の包装は、無菌充填システムを用いることにより実施され、そしてそれは好ましくは、1又は複数の無菌容器中に乳を満たすことを包含する。
包装には、包装の間、高くとも30℃、好ましくは多くとも25℃、及びさらにより、好ましくは、高くとも20℃、例えば高くとも10℃である。
包装の間の第2組成物の温度は例えば、2〜30℃、及び好ましくは5〜25℃の範囲であり得る。
さらに、第2組成物は、乳誘導体及び/又は第1組成物と同じ添加剤を含むことができる。
本発明の好ましい態様においては、前記酵素不活性化段階は、処理されるべき液体を、70〜90℃の範囲で、30〜500秒の間、維持することを含んで成る。
本発明の好ましい態様においては、液体は、70〜75℃の範囲の温度で、30〜500秒、好ましくは40〜300秒、及びさらにより好ましくは50〜150秒間、維持され得る。
そのような温度処理は、酵素、例えばプラスミン、及びプロ酵素、例えばプラスミノーゲンの活性を低めることがわかっている。
本発明の1つの態様においては、第1組成物は、段階c)の前、酵素不活性化段階に暴露される。
本発明のもう1つの態様においては、第2組成物は、段階d)の前、酵素不活性化段階に暴露される。
a)少なくとも95%(w/w)の脱脂乳を含んで成る乳誘導体を供給し、前記乳誘導体は多くとも0.1%(w/w)の乳脂肪を含んで成り、
b)0.8〜1.2ミクロンのミクロフィルター孔サイズを用いて前記乳誘導体をミクロ濾過し、従って、部分的に殺菌された乳誘導体を得、
b1)前記部分的に殺菌された乳誘導体と、適切な量の低温殺菌されたクリームとを混合し、
b2)段階b1)の生成物の温度を、30〜300秒間、72〜75℃の範囲の温度に調節し、
c)段階b2)の生成物の少なくとも95%(w/w)を含んで成る第1組成物を、HT−処理に暴露し、ここで前記第1組成物は、140〜180℃の範囲の温度に加熱され、長くとも20m秒の期間、前記温度範囲で維持し、そして次に最終的に冷却し、
d)前記熱処理された第1組成物の少なくとも95%(w/w)を含んで成る第2組成物を無菌包装する、段階を含んで成る、乳又は乳関連製品の製造方法に関する。
a)少なくとも95%(w/w)の脱脂乳を含んで成る乳誘導体を供給し、前記乳誘導体は多くとも0.1%(w/w)の乳脂肪を含んで成り、
b)0.8〜1.2ミクロンのミクロフィルター孔サイズを用いて前記乳誘導体をミクロ濾過し、従って、部分的に殺菌された乳誘導体を得、
b1)前記部分的に殺菌された乳誘導体と、適切な量の低温殺菌されたクリームとを混合し、
b2)段階b1)の生成物の温度を、30〜300秒間、75〜85℃の範囲の温度に調節し、
c)段階b2)の生成物の少なくとも95%(w/w)を含んで成る第1組成物を、HT−処理に暴露し、ここで前記第1組成物は、140〜180℃の範囲の温度に加熱され、長くとも20m秒の期間、前記温度範囲で維持し、そして次に最終的に冷却し、
d)前記熱処理された第1組成物の少なくとも95%(w/w)を含んで成る第2組成物を無菌包装する、段階を含んで成る、乳又は乳関連製品の製造方法に関する。
本発明の追加の観点は、好ましくは長い貯蔵寿命及び低レベルの調理味覚を有する、乳又は乳関連製品に関する。
本発明においては、用語“貯蔵寿命”とは、乳又は乳関連製品が、所望しない現象が起こる前、特定温度で、密封されて貯蔵され得る時間を意味する。
貯蔵寿命の決定のためには、複数の異なったタイプの所望しない現象を組合すことが好ましい。
−乳又は乳関連製品が非殺菌性であることが見出され、そして
−乳又は乳関連製品が、500〜3000g/モルの範囲のモル重量を有する少なくとも1mg/lの阻止性ペプチドを含むことが見出される。
−乳又は乳関連製品が非殺菌性であることが見出され、
−乳又は乳関連製品が、500〜3000g/モルの範囲のモル重量を有する少なくとも1mg/lの阻止性ペプチドを含むことが見出され、そして
−乳又は乳関連製品が所望しない官能性質を有することが見出される。
−乳又は乳関連製品が非殺菌性であることが見出され、そして
−乳又は乳関連製品が所望しない官能性質を有することが見出される。
本発明の1つの態様においては、前記乳又は乳関連製品の貯蔵寿命が、25℃で維持される場合、少なくとも30日である。
本発明のさらなる態様においては、前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命は、包装の後、最初の21日、25℃で及び続く時間、5℃で保持される場合、少なくとも49日である。
本発明のさらなる態様においては、前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命は、25℃で保持される場合、少なくとも119日である。
変性の程度は、例3の分析Cに従って測定される。
本発明のもう1つの態様においては、乳又は乳関連製品は、多くとも40%(w/w)の乳脂肪を含んで成る。そのような乳又は乳関連製品の例は、ホイッピングクリームである。
−乳誘導体から微生物を除去するよう適合された物理的分離セクション、
−前記物理的分離セクションと液体伝達下にあるHT−処理セクション、ここで前記HT−処理セクションは前記物理的分離セクションの液体製品を140〜180℃の範囲の温度に、長くとも200m秒の間、加熱し、そして続いて、液体製品を冷却するよう適合され、そして
−前記乳加工プラントの製品を包含するために前記HT−処理セクションと、液体伝達下にある包装セクションを含んで成る、乳誘導体を、長い貯蔵寿命を有する乳又は−関連製品に転換するための乳加工プラントに関する。
物理的分離セクションは例えば、本明細書に言及される1又は複数のミクロ濾過システムを含むことができ、そして他方では又はさらに、それは本明細書に言及される1又は複数の遠心除菌機を含むことができる。
第2の典型的な観点においては、乳又は乳関連製品は、8℃以下の温度で貯蔵される場合、20〜60日の範囲の貯蔵寿命を有することができる。
この第3の典型的な態様の使用は、熱処理工程を用い、ここで前記工程に続いて、b)低温殺菌、又はc)遠心除菌又はその組合せを含んで成る前処理が実施される。
本発明の好ましい態様においては、乳又は乳関連製品は、0 cfu/ml を含む。
同様に、処理及び包装(無菌条件下)に続いてすぐに得られる乳製品は、mg/1Lの乳の単位で測定される、検出レベル、例えば多くとも30mg/l、より好ましくは多くとも20, 10, 5又は2mg/lのラクツロースを含むことができる。好ましくは、1Lの乳製品当たりのmgラクツロースの単位で測定される検出できるラクツロースレベルは、0〜30mg/l、より好ましくは0 - 20、0 - 10、0 - 5 又は 0 - 2mg/lの範囲内である。
2.対応する低い低温殺菌された新鮮な製品と同じ味覚、匂い及び外観、及び好ましくは、
3.低温度のホエータンパク質変性、
4.低ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)含有率、
5.低ラクツロース含有率、
6.低メイラード反応製品含有率、
7.メイラード反応による低められたリシンの損失。
典型的な態様1:下記により特徴づけられる延長された貯蔵寿命(ESL)を有する乳又は乳関連製品:
a.20日〜6ヶ月の範囲の貯蔵寿命、及び
b.多くとも30mg/lのラクツロース含有率、及び/又は
c.多くとも40mg/lのフロシン含有率、及び/又は
d.多くとも15mg/lの2−ヘプタノン含有率、及び/又は
e.多くとも25mg/lの2−ノナノン含有率。
典型的な態様3:8℃以下の温度で貯蔵される場合、貯蔵寿命が20〜60日の間である場合の典型的な態様1の乳又は乳関連製品。
典型的な態様5:多くとも1000cfu/mlの胞子含有率を有する、典型的な態様2の乳又は乳関連製品。
典型的な態様6:多くとも6μモル/lのHMF含有率を有する、典型的な態様1の乳又は乳関連製品。
a.ミクロ濾過、又は
b.低温殺菌、又は
c.遠心除菌、又はそれらの組み合わせ。
典型的な態様を10:典型的な態様8の乳又は乳関連製品、ここで低温殺菌は、72℃で15秒間、加熱することを含んで成る。
a.ミクロ濾過、又は
b.低温殺菌、又は
c.遠心除菌、又はそれらの組み合わせ。
a.ミクロ濾過、又は
b.低温殺菌、又は
c.遠心除菌、又はそれらの組み合わせ。
本発明の長い貯蔵寿命の乳を、図1におけるフローチャートに従って、次の処理段階により、酪農業者からの収集の24時間以内に製造した:
段階1:原(低温殺菌されていない)乳を集め、そして5℃で貯蔵し;
段階2:段階1からの原乳を、プレート熱交換体を用いて50〜60℃に予備加熱し、そして次に、標準の酪農遠心分離機を用いて、遠心分離にゆだね、クリーム画分及び脱脂乳画分を製造し;
段階4:次に、段階2からの脱脂乳を、付髄的ミクロ濾過のためのイソフラックスセラミック管状膜(規格は下記に与えられる)を用いてミクロ濾過し(MF)、ここで濃縮水の再循環流速は約116〜126L/時に設定され、そして透過液体は1時間当たり、約117〜128Lの濾過された脱脂乳であった。透過液は無菌の容器に集められた。
段階6:段階5の予備加熱された製品を、GEA/NIROにより製造された蒸気注入装置(LSI)を用いての直接的蒸気注入により、150℃で0.09秒の保持時間、殺菌し、そして70〜72℃にフラッシュ冷却した。
段階9:段階8の製品を、5℃の包装温度に冷却し、そして無菌容器中に無菌下で包装し、そして密封した。
段階10:段階9の包装された乳製品を、5℃で貯蔵した。
従来技術の乳を例1に従って製造した。但し、段階4(ミクロ濾過)を除外し、そして段階2の脱脂乳を段階5に直接、供給した。
分析A:官能試験
官能プロフィール又はQDA、すなわち定量記述的分析は、製品の官能性質及び特性の集約の説明である。それは、通常、それらが官能される順序での属性の列挙、及び各属性についての集約値を含む確立された方法である。官能プロフィールは、乳及び乳製品の官能分析に関連するISO 13299:2003及びISO 22935-1 :2009, ISO 22935-2:2009,及びISO 22935-3:200に記載される。
試験を実施できるためには、試験の前、利用できる訓練のためのサンプルが存在すべきである。実際の試験に関しては、十分な量の個々のサンプルが存在すべきである。それらはまた、代表的な品質のものであるべきである。
パネルリーダーは、パネルの訓練、企画及び試験の実施について責任を負う。パネルリーダーの要件はISO13300−1:2006に記載されている。
査定者:
パネルの査定者は、低濃度での風味を検出する彼らの能力のために選択される。リクルートプロセスは、ISO 8586-1:1993に記載されている。彼らは、一定タイプの製品、この場合、乳について訓練される。官能プロフィール試験の前、パネルは試験される製品及び属性について数度、訓練される。訓練の目的は、基準を使用し、そしてその基準の意味を理解するために均一な手段を得ることである。
個々の試験に関しては、6〜12の査定者のパネルが、製品を評価するために使用される。
訓練及び試験が実施される室は、ISO 8589:2007に言及される必要条件を満たすべきである。
サンプルは、3数学コードによりブラインド使用され、その供給順序はランダムにされるべきである。サンプルは、蓋付きの小さなプラスチックポットに供給される(www.kemikalia.se art. no. 165555からの"Aseptisk provburk" 100 ml)。
固定されたエンドポイントを有する連続直尺が使用される。エンドポイントは、それぞれ属性が“まったくない”=0、属性の“非常に強い”強度=10として記載される。個々の査定者の任務は、個人の属性の強さを示すために基準をマークすることである。煮沸された/調理された風味に関しては、パネルは、基準に基づいて、低く低温殺菌された乳(72℃/15秒、1.5%の脂肪)が値0を有し、ESL乳(直接的蒸気注入127℃/2秒、1.5%の脂肪)が値2.5を有し、そしてUHT(直接的蒸気注入143℃/6秒、1.5%の脂肪)が値7.5であることと一致した。数は、試験の間、査定者に示されていない。
個人のセッションは、パネルの訓練/再考により開始する。3個の既知サンプルを最初に使用する;低く低温殺菌された乳(72℃/15秒、1.5%の脂肪)、ESL乳(直接的蒸気注入、127℃/2秒、1.5%の脂肪)及びUHT(直接的蒸気注入、143℃/6秒、1.5%の脂肪)(すべては基準に基づいて特定位置を有する)。その後、パネルは1又は2個の未知のサンプルを得、彼らは、基準(パネルの基準目盛)に基づいて置く場所を、コンセンサスを通して決定する。
ISO 22935-1 :2009, ISO 22935-2:2009、及びISO 22935-3:2009。これは乳及び乳製品の官能分析に関する。
ISO 13299:2003 官能分析 − 方法 -- 官能プロフィールを完成するための一般的指標。
ISO 13300-1 :2006 官能分析 -- 官能評価実験室のスタッフの一般的指標 -- パート1 : スタッフの責任。
ISO 8586-1 : 1993 官能分析 -- 査定者の選択、訓練及びモニタリングの一般的指標 -- パート1 : 選択された査定者。
ISO 8589:2007 官能分析 -- 試験室の設計のための一般的指標。
Stone, H and Sidel, J. L (2004) 官能評価の実施。Tragon Corporation, California, ISBN0-12-672690-6。
乳サンプルにおける粒度を、Mastersizer 2000プログラムを作動するマルバーン装置を用いて決定し、ここで平均粒子直径を、体積による平均直径(μm)により測定する。
処理された乳製品のβ−ラクトグロブリンの変性の程度の決定は、処理されていない乳誘導体のサンプル及び処理された乳製品のサンプルを必要とする。個々のサンプルを、ISO 13875:2005(E)“液体乳−サンプルにおける酸溶性β−ラクトグロブリンの量を決定するために酸溶性β−ラクトグロブリン含有率の決定“に従って分析−単位mg/lサンプルで表す。
DD = 100%*(BLGr - BLGh)/BLGr
式中、DDは、β−ラクトグロブリンの変性の程度(DD)であり、
BLGrは未処理の乳誘導体におけるβ−ラクトグロブリンの含有率(mg/l)、
BLGhは、変性の程度が関係する処理された乳製品におけるβ−ラクトグロブリンの含有率(mg/l)である。
乳サンプルにおけるラクツロース含有率を、International Organisation for Standards, 与えられる出版番号: ISO 11285:2004(E); IDF 175: 2004 (E)により定義される酵素アッセイにより測定する。
乳サンプルにおけるHMFの含有率、及びHMF及びその前駆体の含有率を、次のプロトコールに従って、1組のHMF標準と一緒に、平行して測定する:
HMF標準:1〜60μMのヒドロキシメチルフルフラール(HMF)水溶液を、mili Q水中、0.5mM及び1.2mMのHMF標準水溶液から調製する。
1)“乳HMFサンプル”と、サンプルにおけるHMFの含有率を定量化する前、室温で60分間、放置し“そのまま”:
2)“乳HMFサンプル”を、HMF前駆体をHMFに転換するために蓋をして60分間調理し、続いて、サンプルにおける前駆体を包含するHMFの含有率を定量化する前、5℃に冷却する。
HMF[μg/100g]=(Samplepeakarea*MWHMF *VDissolvement)/(傾斜*/msample)
式中、Samplepeakarea=サンプルクロマトグラムにおけるHMFのピーク領域
傾斜=検量線の傾斜
msample=計量されたサンプル量[g]
VDissolvement=合計体積溶解性(10ml)
MWHMF=126.1g/モル
乳サンプルを、105℃でHCl溶液において一晩、加水分解し;そして加水分解物の1アリコートを用いて、全窒素含有率を決定し;そしてもう1つのアリコートを、C18カラムに通し、フロシンを分離し、次にこれを、HPLC-DADにより決定し、そしてフロシン標準に関して定量化する。
乳サンプルにおけるプラスミン活性、及びウロキナーゼによるプラスミノーゲンの活性化の後、プラスミン由来の活性を、特定の非蛍光のペプチドN−スクシニル−L−アラニル−L−フェニルアラニル−L−リシル−7−アミド−4−メチルクマリンからプラスミンにより放される蛍光生成物AMC(7−アミド−4−メチルクマリン)の濃度を測定することにより決定した[1]。
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例1の乳製品(本発明の乳)及び例2の乳製品(従来技術の乳)を、下記について分析した:
−調理された味覚−上記分析Aを用いる
−変性されたβ−ラクトグロブリン−上記分析Cを用いる。
図3に示されるように、調理された味覚は、高温処理のみにゆだねられたサンプルに比較して、高温処理と組合して、ミクロ濾過により処理されたサンプルにおいて低いことが官能評価により見出された。標準UHT乳製品(直接的蒸気注入、143℃/6秒)における調理された味覚は、他のサンプルにおいてよりも一層強かった。
Claims (47)
- a)乳誘導体を供給し、
b)前記乳誘導体から微生物を物理的に分離し、従って、部分的に殺菌された乳誘導体を入手し、そして
c)前記部分的に殺菌された乳誘導体を含んで成る第1組成物を、高温(HT)−処理に暴露し、ここで前記第1組成物は、140〜180℃の範囲の温度に加熱され、長くとも200m秒の期間、前記温度範囲で維持し、そして次に最終的に冷却する、段階を含んで成る、乳又は乳−関連製品の生成方法。 - d)前記HT−処理された第1組成物を含んで成る第2組成物を包装する段階をさらに含んで成る、請求項1記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が多くとも60%w/wの乳脂肪を含んで成る、請求項1〜2のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が多くとも40%w/wの乳脂肪を含んで成る、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が多くとも4%w/wの乳脂肪を含んで成る、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が多くとも0.1%w/wの乳脂肪を含んで成る、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が、ラクトースを低められた乳を含んで成る、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が、1又は複数の添加剤を含んで成る、請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
- 段階a)の前記乳誘導体が、低温殺菌されている、請求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
- 段階b)の前記物理的分離が、前記乳誘導体の遠心除菌を包含する、請求項1〜9のいずれか1項記載の方法。
- 段階b)の前記物理的分離が、前記乳誘導体のミクロ濾過を包含する、請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
- 段階b)の前記物理的分離が、前記乳誘導体の遠心除菌及びミクロ濾過を包含する、請求項1〜11のいずれか1項記載の方法。
- 前記ミクロ濾過が、0.5〜1.5ミクロの範囲の孔サイズを有するフィルターを用いて実施される、請求項11又は12記載の方法。
- 前記使用されるマイクロフィルターが、クロス−フローマイクロフィルターである、請求項11〜13のいずれか1項記載の方法。
- 前記遠心除菌が、少なくとも1つの遠心除菌機の使用を含んで成る、請求項10又は12記載の方法。
- 前記第1組成物がさらに、1又は複数の脂質源を含んで成る、請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
- 前記1又は複数の脂質源が、植物脂肪及び/又は植物油を含んで成る、請求項16記載の方法。
- 前記植物油が、ヒマワリ油、トウモロコシ油、胡麻油、ダイズ油、パーム油、亜麻仁油、 ブドウ種子油、菜種油、オリーブ油、落花生油、及びそれらの組合せから成る群から選択された1又は複数の油を含んで成る、請求項17記載の方法。
- 前記植物脂肪が、パーム油基剤の植物脂肪、パーム核油基剤の植物脂肪、ピーナツバター、カカオ脂、椰子油、及びそれらの組合せから成る群から選択された1又は複数の脂肪を含んで成る、請求項17記載の方法。
- 前記1又は複数の脂肪源が、乳脂肪源を含んで成る、請求項17記載の方法。
- 前記乳脂肪源が、クリーム、生クリーム、無水バター脂肪、ホエークリーム、バターオイル、バター油留分、及びそれらの組合せから成る群から選択された1又は複数の脂肪源を含んで成る、請求項20記載の方法。
- 前記1又は複数の脂質源が、2〜200秒間、70〜100℃の範囲の温度で熱処理されている、請求項17〜21のいずれか1項記載の方法。
- 前記1又は複数の脂質源が、10m秒〜4秒間、100〜180℃の範囲の温度で熱処理されている、請求項17〜22のいずれか1項記載の方法。
- 段階c)の前記HT−温度範囲が、140〜180℃、及び好ましくは145〜170℃、及びさらにより好ましくは、150〜160℃である、請求項17〜23のいずれか1項記載の方法。
- 前記第1組成物が、長くとも200m秒、好ましくは長くとも150m秒、及びさらにより好ましくは長くとも100m秒の間、前記HT−温度範囲で維持される、請求項17〜24のいずれか1項記載の方法。
- 前記第1組成物の加熱、維持及び冷却を包含するHT−処理の接続時間が、長くとも500m秒、好ましくは長くとも300m秒、及びさらにより好ましくは長くとも200m秒、例えば150m秒である、請求項17〜25のいずれか1項記載の方法。
- 前記HT−処理の冷却の持続期間が、長くとも50m秒、好ましくは長くとも10m秒、及びさらにより好ましくは長くとも1m秒、例えば0.1m秒である、請求項17〜26のいずれか1項記載の方法。
- 前記HT−処理の加熱が、前記第1組成物と蒸気との接触により実施される、請求項17〜27のいずれか1項記載の方法。
- 前記HT−処理の加熱が、前記第1組成物と蒸気との接触を含んで成る、請求項17〜28のいずれか1項記載の方法。
- 前記HT−処理の加熱が、前記第1組成物を電磁エネルギーに暴露することを含んで成る、請求項17〜29のいずれか1項記載の方法。
- 前記HT−処理の冷却が、フラッシュ冷却を含んで成る、請求項17〜30のいずれか1項記載の方法。
- 段階d)の前記包装が、無菌包装である、請求項2〜31のいずれか1項記載の方法。
- 前記無菌包装が、無菌充填システムを用いることにより実施される、請求項32記載の方法。
- 段階d)の前記包装が、前記乳又は乳−関連製品を、1又は複数の無菌容器中に充填することにより実施される、請求項32〜33のいずれか1項記載の方法。
- 処理される液体を、70〜90℃の範囲の温度で、30〜500秒の間、維持することを含んで成る酵素不活性化段階をさらに含んで成る、請求項17〜34のいずれか1項記載の方法。
- 前記第1組成物が、段階c)のHT−処理の前、前記酵素不活性化段階に暴露される、請求項35記載の方法。
- 前記第2組成物が、段階d)の包装の前、前記酵素不活性化段階に暴露される、請求項35〜36のいずれか1項記載の方法。
- 請求項1〜37のいずれか1項記載の方法により得られる乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、25℃で保持される場合、少なくとも30日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、包装の後、最初の21日、25℃で及び続く時間、5℃で保持される場合、少なくとも49日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、包装の後、最初の21日、25℃で及び続く時間、5℃で保持される場合、少なくとも49日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、5℃で保持される場合、少なくとも70日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、25℃で保持される場合、少なくとも119日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 前記乳又は乳−関連製品の貯蔵寿命が、25℃で保持される場合、少なくとも182日である、請求項38記載の乳又は乳−関連製品。
- 変性された及び変性されていない両β−ラクトグロブリンの合計量に対して、多くとも40%(w/w)のβ−ラクトグロブリンが、変性されている、請求項38〜44のいずれか1項記載の乳又は乳−関連製品。
- 得られる乳又は乳−関連製品の調理風味を低め、そして/又はその健全性を改良するためへの、微生物の物理的分離及び乳誘導体のHT−処理の組合せの使用。
- 乳誘導体を、長い貯蔵寿命を有する乳又は−関連製品に転換するための乳加工プラントであって、
−乳誘導体から微生物を除去するよう適合された物理的分離セクション、
−前記物理的分離セクションと液体伝達下にあるHT−処理セクション、ここで前記HT−処理セクションは前記物理的分離セクションの液体製品を140〜180℃の範囲の温度に、長くとも200m秒の間、加熱し、そして続いて、液体製品を冷却するよう適合され、そして
−前記乳加工プラントの製品を包含するために前記HT−処理セクションと、液体伝達下にある包装セクションを含んで成るプラント。
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