JP2015108764A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光沢メモリの解消を図る場合において制動力発生手段の故障を早期に確認できる画像形成装置を提供する。【解決手段】制御部は、装置のアイドリング期間中にSC検出モードを実行する(S100,S110)。SC検出モードでは、上加圧ローラーおよび下加圧ローラーを圧着状態として駆動モータを回転駆動すると共にブレーキモータをオフとし(S140)、このときのトルク値Yを検出する(S150)。次に、上加圧ローラーおよび下加圧ローラーを圧着状態として駆動モータを回転駆動すると共にブレーキモータをオンとし(S170)、このときのトルク値Zを検出する(S180)。次に、トルク値Zからトルク値Yを減算して差分値を算出し、この差分値が閾値以上の場合にはブレーキモータが正常であると判断し、差分値が閾値未満である場合にはブレーキモータが故障していると判断する(S190)。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置(プリンタ、複写機、ファクシミリ等)は、トナー像を用紙に定着させるための定着部を備えている。この種の定着部は、加熱源が内蔵された加熱ローラーと、上加圧ローラーと、加熱ローラーおよび上加圧ローラーに張架された無端状の定着ベルトと、上加圧ローラーに対向配置された下加圧ローラーとを有している(熱ベルト方式)。
定着処理時には、上加圧ローラーと下加圧ローラーとを圧着して定着ニップ部を形成し、画像形成部によりトナー像が転写された用紙をニップ部で加熱、加圧することにより用紙にトナー像を定着させている。なお、上記説明では、熱ベルト方式について説明したが、上加圧ローラーに熱源を内蔵させ、上加圧ローラー自体を加熱部とする熱ローラー方式を定着部の構成として採用することもできる。
ところで、定着部における定着工程では、用紙上における未定着のトナー像の担持面が定着ベルトや上加圧ローラー(以下では定着ベルトを用いた場合とする)に直接接触することとなる。このとき、トナーから染み出したワックスが定着ベルト側に付着してワックスによる潜像が定着ベルト側に形成されることで、次に搬送される用紙の画像上にワックスが現れる場合がある。具体的には、加熱部に付着したワックスが、次の画像を形成するトナーを定着する際に、ワックスの付着量の少ない部分とで光沢ムラとなって現れる現象(光沢メモリと称する)として現れる。この光沢メモリは、画像品質の低下を引き起こすという問題がある。
そこで、光沢メモリによる画像品質の低下を防止するために、上加圧ローラーや下加圧ローラーの回転を妨げる方向の制動力(ブレーキ力)を発生させて、ローラーと用紙とをスリップさせることで光沢メモリを防止する技術が知られている。例えば、定着部を構成するローラーに制動力を付与する技術としては、以下の文献が挙げられる。
特許文献1には、定着用の加熱ロールに用紙の後端部が定着ニップ部を抜ける前に回転の増速現象を抑制するための制動力を付与するスベリ軸を設けた定着装置が記載されている。特許文献2には、ブレーキローラーにより所定の回転負荷を加圧ローラーにかけて、加圧ローラーの周速を遅くすることで、加熱ローラーから遠い側の用紙のスピードを遅くする負荷を与える画像形成装置が記載されている。特許文献3には、負荷変動に応じて粘性が変化する電気粘性流体を用いたブレーキ手段によりブレーキ力を制御する画像形成装置が記載されている。
特開2007−183682号公報 特開2006−256708号公報 特開2006−58758号公報
しかしながら、従来の制動力を付与して光沢メモリを解消する方法では、以下のような問題がある。すなわち、ブレーキ力を付与する発生手段が故障した場合、光沢メモリの発生を解消できないことになるが、通紙等の不具合の問題は発生しないため、発生手段の故障をすぐに確認できない場合があった。このような場合、例えば多数の用紙に画像形成処理を行った後に光沢メモリが発生していることにユーザーが初めて気が付くことになり、画像不具合の問題を完全には解決することができないという問題があった。上記特許文献1〜3に記載される画像形成装置には、制動力を付与する発生手段が故障した場合における対応については一切開示されていない。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、光沢メモリの解消を図る場合において制動力発生手段の故障を早期に確認することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、回転可能に設けられる第1の定着部材と、回転可能に設けられ、第1の定着部材に圧着しながらトナー像が形成された用紙を挟持して搬送する第2の定着部材と、第1の定着部材または第2の定着部材を回転駆動する駆動部と、駆動部のトルクを検出する検出部と、第1の定着部材または第2の定着部材の回転を妨げる方向の制動力を発生させる制動力発生部と、制動力発生部により発生させる制動力を調整する制御部と、を備え、制御部は、第1の定着部材と第2の定着部材とを圧着状態としかつ制動力発生部により制動力を発生させない場合に検出部で検出されるトルク値と、第1の定着部材と第2の定着部材とを圧着状態としかつ制動力発生部により制動力を発生させた場合に検出部で検出されるトルク値との差分値を取得し、取得した差分値と設定された閾値との比較結果により制動力発生部が故障しているか否かを判断するものである。
本発明によれば、制動力発生部が故障したか否かを判断することができるので、光沢メモリによる画像品質の不具合が発生しているかを早い段階で確認することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 定着装置の構成例を示す図である。 トルク発生部により発生される制動力を説明するための図である。 定着処理を行う場合における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[画像形成装置の構成例]
まず、本発明に係る画像形成装置100について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置100の構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成装置100は、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、自動原稿搬送部80と装置本体102とを備えている。自動原稿搬送部80は、装置本体102の上部に取り付けられ、搬送台上にセットされた用紙を、搬送ローラー等により装置本体102の画像読取部90に送り出す。
装置本体102は、操作表示部70と、画像読取部90と、画像形成部10と、中間転写ベルト8と、給紙部20と、レジストユニット300と、定着部200と、自動用紙反転搬送ユニット60(Auto Duolex Unit:以下ADUという)と、通信部50とを有している。
操作表示部70は、操作部と表示部とが組み合わされたタッチパネルと、テンキーやスタートキー等を含む各種操作キーとにより構成されている。操作表示部70は、用紙サイズや坪量、紙種等の画像形成条件等を受け付ける入力画面(メニュー画面)を表示したり、この入力画面や操作キーにおいて選択された位置情報を受け付けたりする。
画像読取部90は、原稿台上に載置された原稿、または自動原稿搬送部80により搬送された原稿を走査露光装置の光学系により走査露光し、走査した原稿の画像をCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサにより光電変換して画像情報信号を生成する。画像情報信号は、図示しない画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、シューディング補正、画像圧縮処理等行われた後に、画像形成部10に出力される。
画像形成部10は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット10Yと、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット10Mと、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット10Cと、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット10Kとを有している。この例では、それぞれ共通する機能名称、例えば、符号10の後ろに形成する色を示すY,M,C,Kを付して表記する。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置される帯電器2Y、露光部(光書込み部)3Y、現像器4Yおよびクリーニング部6Yを有している。画像形成ユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、その周囲に配置される帯電器2M、露光部3M、現像器4Mおよびクリーニング部6Mを有している。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、その周囲に配置される帯電器2C、露光部3C、現像器4Cおよびクリーニング部6Cを有している。画像形成ユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、その周囲に配置される帯電器2K、露光部3K、現像器4Kおよびクリーニング部6Kを有している。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム(像担持体)1Y,1M,1C,1K、帯電器2Y,2M,2C,2K、露光部3Y,3M,3C,3K、現像器4Y,4M,4C,4K、クリーニング部6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に、区別が必要な場合を除き、Y,M,C,Kを付さずに表記することとする。
帯電器2は、感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する。露光部3は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)や、ポリゴンミラー方式のレーザー露光走査装置により構成され、画像情報信号に基づいて感光体ドラム1上をレーザー光により走査して静電潜像を形成する。現像器4は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
中間転写ベルト8は、複数のローラーにより張架されると共に回動可能に支持されている。中間転写ベルト8の回動と併せて、一次転写ローラー7と感光体ドラム1とが回転し、一次転写ローラー7と感光体ドラム1との間に所定の電圧が印加されることで、感光体ドラム1に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(一次転写)。
給紙部20は、A3やA4等の用紙Pが収容された複数の給紙トレイ20A,20Bを有している。各給紙トレイ20A,20Bから搬送ローラー22,24,26,28等によって搬送された用紙Pは、レジストユニット300に搬送される。なお、給紙トレイの数は2つに限定されるものではない。また、必要に応じて大容量の用紙Pを収容することが可能な大容量給紙装置を単数または複数連結させても良い。
レジストユニット300は、ループローラー対30とレジストローラー対32とを有している。レジストユニット300に搬送された用紙Pは、ループローラー対30によってその先端部が突き当てられることでループを形成して用紙Pの用紙進行方向Dに対する曲り(例えば斜行)が補正される。用紙Pの曲がりが補正された用紙Pは、所定のタイミングで二次転写ローラー34に搬送される。二次転写ローラー34では、中間転写ベルト8上に転写されたY色、M色、C色、K色トナー像が、レジストローラー対32により搬送されてくる用紙Pの表面に一括転写される(二次転写)。二次転写された用紙Pは用紙進行方向Dの下流側の定着部200に搬送される。
定着部200は、二次転写ローラー34でトナー像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙P表面のトナー像を用紙Pに定着させる。なお、定着部200の詳細については後述する。
定着部200の用紙進行方向Dの下流側には、用紙Pの搬送経路を排紙経路側またはADU60側に切り替えるための搬送路切替部48が設けられている。搬送路切替部48は、選択されている印刷モード(片面印刷モード、両面印刷モード等)に基づいて搬送経路の切り替え制御を行う。
片面印刷モードで片面の印刷が終了した用紙P、または、両面印刷モードで両面の印刷が終了した用紙Pは、排紙ローラー46により排紙トレイ上に排出される。
また、両面印刷モードで、おもて面側に画像が形成された用紙Pを画像形成部10に再給紙する場合、おもて面側に画像が形成された用紙Pは、搬送路切替部48を経由してADU60に搬送される。ADU60に搬送された用紙Pは、搬送ローラー62等を介してスイッチバック経路に搬送される。スイッチバック経路では、ADUローラー64の逆回転制御により用紙Pの後端を先頭にしてUターン経路部に搬送され、Uターン経路部に設けられた搬送ローラー66,68等によりレジストローラー対32に用紙Pの表裏反転された状態で再給紙される。レジストローラー対32に再給紙された用紙Pは、用紙Pの表面側の場合と同様の画像形成処理が行われる。画像形成部10により裏面に画像が転写された用紙Pは、定着部200で定着処理が行われた後に、搬送路切替部48および排紙ローラー46を介して排紙トレイ上に排出される。
通信部50は、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信制御カードにより構成され、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークを介して接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピュータ)との間で画像データ等の各種データの送受信を行う。
[定着部の構成例]
次に、定着部200の構成例について説明する。図2は、定着部200の機能ブロックを含む概略構成の一例を示している。まず、定着部200の構成について説明する。本発明に係る定着部200は、用紙Pを狭持して搬送するための定着ニップ部Nを形成する加圧部、トナー像が転写された用紙Pに接触して定着温度で加熱する加熱部等を備えた、例えば熱ベルト方式のものである。
定着部200は、図2に示すように、上加圧ローラー202と、定着ベルト204と、加熱ローラー206と、張架部材216と、下加圧ローラー210と、切替機構218とを備えている。なお、上加圧ローラー202、定着ベルト204および加熱ローラー206は、第1の定着部材の一例を構成し、下加圧ローラー210は第2の定着部材の一例を構成している。
上加圧ローラー202は、例えば鉄等からなる円柱状の芯金と、この芯金の外周面に形成されたシリコーンゴム等からなる弾性層とを有している。上加圧ローラー202は、弾性層の外周面にフッ素系樹脂からなる表面離型層が形成される場合もある。上加圧ローラー202は、回転駆動される下加圧ローラー210に定着ベルト204を介して圧接されることで、下加圧ローラー210に従動して定着ベルト204と共に回転する。
加熱ローラー206は、アルミニウム等からなる円筒状の芯金と、芯金の外周面に形成されたPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等からなる樹脂層とを有している。加熱ローラー206には、ハロゲンヒータ等の加熱源208が内蔵されている。加熱源208の駆動により、芯金および樹脂層が加熱され、この加熱された樹脂層等によって定着ベルト204が加熱される。
定着ベルト204は、上加圧ローラー202、加熱ローラー206および張架部材216によって掛け回される無端状のベルト部材である。定着ベルト204は、例えば耐熱性のポリイミドからなるフィルム基材と、シリコーンゴム等からなる弾性層と、フッ素系樹脂からなる表面離型層とが順に積層されて構成されている。定着ベルト204は、トナー像が転写された用紙Pに接触して、この用紙Pを所定の温度で加熱する加熱部として機能する。フッ素系樹脂としては、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)、PTFE、FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)のいずれかを含有する材料を用いることができる。これにより、トナー樹脂やトナー粒子に含まれるワックスに対する定着ベルト204表面の離型性も向上し、定着時にトナーが定着ベルト204表面につきにくくなる。
張架部材216は、両端部が回転自在に支持されたローラーにより構成され、定着ベルト204の張力を調整する機能を有している。張架部材216を移動可能に設けることで、定着ベルト204の張力を適宜調整できるようにしても良い。
下加圧ローラー210は、例えば、鉄等からなる円柱状の芯金と、この芯金の外周面に形成されたシリコーンゴム等からなる弾性層とを有している。下加圧ローラー210は、弾性層の外周面にフッ素系樹脂からなる表面離型層が形成される場合もある。下加圧ローラー210は、定着ベルト204を圧接しながら回転する加圧部として機能する。
切替機構218は、下加圧ローラー210の上加圧ローラー202に対する付勢力を調整する付勢手段を有しており、付勢手段を調整することで下加圧ローラー210を上加圧ローラー202に押圧(当接)したり、下加圧ローラー210を上加圧ローラー202から離間したりする。切替機構218は、後述する制御部150によって動作が制御される。
このような構成により、定着処理時に、回転駆動する下加圧ローラー210が定着ベルト204の外周面に押圧されることで定着ニップ部Nが形成され、この定着ニップ部Nをトナー像が形成された用紙Pが通過されることで加熱、加圧を伴う定着処理が実行される。
[画像形成装置のブロック構成例]
次に、本発明に係る定着部200のブロック構成例について図2を参照して説明する。定着部200は、図2に示すように、制御部150と、駆動モータ(駆動部)M3と、トルク発生部212と、トルク検出部(検出部)220とを備えている。
制御部150は、定着部200を含む画像形成装置100全体の動作を制御するものである。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)152と、メモリ154とを有している。CPU152は、メモリ154から読み出したソフトウェア(プログラム)を実行することにより画像形成装置100の各部を制御し、本発明に係る定着制御を含む通常の画像形成動作モードを実行する。
また、制御部150は、定着制御において、トルク検出部220が故障しているか否かを検出したり、ブレーキモータM1が故障しているか否かを検出したりするSC(サービスマンコール)検出モードを実行する。SC検出モードの実行の有無や詳細な設定等は、操作表示部70の操作画面上でユーザーが任意に行うことができる。SC検出モードは、ジョブ開始前に行っても良いし、画像形成処理が行われていないアイドリング期間中(ジョブ終了後)に行っても良いし、画像形成装置100の電源立ち上げ中(ウォーミングアップ時)に行っても良いし、所定の用紙印刷枚数毎に行っても良い。
メモリ154は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等により構成することができる。メモリ154には、トルク検出部220が故障しているかを判断する際に用いる閾値や、ブレーキモータM1が故障しているかを判断する際に用いる閾値、駆動モータM3への駆動電流値と駆動モータM3の回転トルクとの相関を示すデータ等が記憶されている。
駆動モータM3は、例えばステッピングモータ等から構成され、制御部150から供給される駆動信号に基づいて下加圧ローラー210を回転駆動させる。この下加圧ローラー210の回転に伴い、上加圧ローラー202および定着ベルト204が従動回転する。
トルク発生部212は、定着ベルト204の表面速度と下加圧ローラー210の表面速度との速度差を設定するために、定着ベルト204の回転を妨げる方向の制動力を発生させるものである。トルク発生部212は、ブレーキモータM1と、アシストモータM2と、ギア機構214とを有している。なお、ブレーキモータM1はブレーキ手段の一例を構成し、アシストモータM2はアシスト手段の一例を構成している。
ブレーキモータM1は、制御部150から供給される制御信号に基づいて搬送方向H1に回転(正回転と称する)する上加圧ローラー202に正回転とは逆側に回転するトルクを付与し、正回転する上加圧ローラー202に対してブレーキ力D2を発生させる。このブレーキ力D2により、定着ベルト204と用紙Pとをスリップさせることで光沢メモリを防止する。
アシストモータM2は、制御部150から供給される制御信号に基づいて搬送方向H1に正回転する上加圧ローラー202を補助するトルクを付与し、上加圧ローラー202を搬送方向H1に回転させるアシスト力D1を発生させる。
ギア機構214は、ブレーキモータM1およびアシストモータM2のそれぞれの回転を個別に上加圧ローラー202に伝達するために複数のギア群を有している。両ブレーキモータM1およびアシストモータM2のトルクは、これらギア群を介して上加圧ローラー202に組み合わされた状態で伝達される。
トルク検出部220は、メモリ154に記憶されるプログラムに従って、駆動モータM3に供給される駆動電流の値から駆動モータM3の回転トルクを検出し、検出した駆動モータM3の回転トルクを制御部150に供給する。
[制動力の説明]
次に、トルク発生部212により発生させる制動力について説明する。図3は、トルク発生部212により発生させられる制動力を説明するための図である。図3に示すように、ブレーキモータM1によって発生させられるトルク(ブレーキ力D2)は一定となっており、具体的には、−0.1Nmとなっている。一方、アシストモータM2は制御部150によりPWM(Pulse Width Modulation)制御されることにより発生させられるトルク(アシスト力D1)が可変となっており、その範囲は0Nm〜0.08Nmである(PWM値40%〜70%)。
このように、アシスト力D1は、ブレーキ力D2の範囲内の値(すなわちブレーキ力の絶対値よりも小さい値)となっており、双方の力D1,D2の合算の力についても可変となる。この合算された力が上記の制動力であり、この制動力によって、上加圧ローラー202の表面速度(周速)が下加圧ローラー210の表面速度(周速)に対して、0.3%から0.8%遅くされ、定着ベルト204と用紙Pとのスリップが発生することとなる。
[画像形成装置の動作例]
次に、本発明に係る画像形成装置の動作例について説明する。図4は、SC検出モード時における画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。以下では、アイドリング期間中にSC検出モードを実行する場合について説明する。
図4に示すように、ステップS100では、入力された所定のジョブが終了すると、画像形成処理が行われないアイドリング状態に移行する。ステップS110で制御部150は、画像形成装置100がアイドリング中であると判断した場合、SC検出モードを実行する。SC検出モードでは、まずトルク検出部220が故障しているか否か(正常に動作しているか否か)を判断する。
ステップS120で制御部150は、下加圧ローラー210が2000rpmで回転するように駆動モータM3を制御すると共に、アシストモータM2をPWM20%で回転制御する。また、制御部150は、ブレーキモータM1をオフとして制動力を発生させない状態とする共に、下加圧ローラー210が上加圧ローラー202に対して圧着しない(離間する)ように切替機構218の動作を制御する。本例では、SC検出モード時のこれらの定着条件を定着条件Aと呼ぶ。
ステップS130でトルク検出部220は、定着条件Aにおける駆動モータM3のトルク値X(Nm)を検出する。制御部150は、トルク検出部220により検出された駆動モータM3のトルク値Xを取得し、取得したトルク値Xをメモリ154に記憶する。
ステップS140で制御部150は、下加圧ローラー210が2000rpmで回転するように駆動モータM3を制御すると共に、アシストモータM2をPWM20%で回転制御する。また、制御部150は、ブレーキモータM1をオフとして制動力を発生させない状態とする共に、下加圧ローラー210が上加圧ローラー202に対して圧着(圧接)するように切替機構218の動作を制御する。本例では、SC検出モード時のこれらの定着条件を定着条件Bと呼ぶ。
ステップS150でトルク検出部220は、定着条件Bにおける駆動モータM3のトルク値Y(Nm)を検出する。制御部150は、トルク検出部220により検出された駆動モータM3のトルク値Yを取得し、取得したトルク値Yをメモリ154に記憶する。ここで、下加圧ローラー210を上加圧ローラー202に圧着することで駆動モータM3の負荷も大きくなるので、例えばトルク検出部220が故障していない通常の状態であれば、トルク値Yはトルク値Xよりも大きな値となる。
ステップS160で制御部150は、トルク検出部220が故障しているか否かを判断する。具体的には、制御部150は、定着条件Aで取得したトルク値Xおよび定着条件Bで取得したトルク値Yをメモリ154からそれぞれ読み出す。次に、制御部150は、トルク値Yからトルク値Xを減算することで差分値を取得し、取得した差分値が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する。閾値は、例えばトルク検出部220が正常である場合を想定して設定され、本例では例えば0.06(Nm)に設定されている。
制御部150は、差分値が設定された閾値以上であると判断した場合には、トルク検出部220が故障していない、つまりトルク検出部220が正常であると判断してステップS170に進む。ステップS170以降では、続けてブレーキモータM1で故障が発生しているかの判断が行われる。
一方、制御部150は、差分値が予め設定された閾値未満であると判断した場合、トルク検出部220が故障していると判断してステップS220に進む。トルク検出部220の故障の原因としては、コネクタの抜け等が挙げられる。ステップS220で制御部150は、トルク検出部220に故障が発生している旨のメッセージ(サービスマンコール)を操作表示部70の画面上に表示させる。
また、差分値が閾値未満である場合、上加圧ローラー202および下加圧ローラー210が正常に圧着されていないことで圧着時に想定されるトルク値が出力されておらず、トルク値が閾値を下回っている可能性もある。そのため、トルク検出部220の故障の旨と共に、上加圧ローラー202および下加圧ローラー210間で圧着不良が発生している旨のメッセージを操作表示部70の画面上に表示させる。なお、圧着不良が発生しているかを検出するセンサを設置している場合には、圧着不良が発生している場合にのみ警告表示を行うことができる。
これに対し、差分値が予め設定された閾値以上であると判断した場合、ステップS170で制御部150は、ブレーキモータM1で故障が発生しているかの判断を行う。具体的には、制御部150は、下加圧ローラー210が2000rpmで回転するように駆動モータM3を制御すると共に、アシストモータM2をPWM20%で回転制御する。また、制御部150は、ブレーキモータM1をオンとして制動力を発生させた状態とする共に、下加圧ローラー210が上加圧ローラー202に対して圧着するように切替機構218の動作を制御する。これにより、上加圧ローラー202に圧着して正回転する下加圧ローラー210に対して正回転方向とは逆の方向の制動力(ブレーキ力D2)が付与される。本例では、SC検出モード時のこれらの定着条件を定着条件Cと呼ぶ。
ステップS180でトルク検出部220は、定着条件Cにおける駆動モータM3のトルク値Z(Nm)を検出する。制御部150は、トルク検出部220により検出された駆動モータM3のトルク値Zを取得し、取得したトルク値Zをメモリ154に記憶する。ここで、ブレーキモータM1が故障していない通常の状態であれば、ブレーキモータM1によるブレーキ力D2の付与により駆動モータM3の負荷が大きくなるので、トルク値Zはトルク値Yよりも大きな値となる。
ステップS190で制御部150は、ブレーキモータM1が故障しているか否かを判断する。具体的には、制御部150は、定着条件Bで取得したトルク値Yおよび定着条件Cで取得したトルク値Zをメモリ154からそれぞれ読み出す。次に、制御部150は、トルク値Zからトルク値Yを減算することで差分値を取得し、取得した差分値が予め設定された閾値以上であるか否かを判断する。閾値は、例えばブレーキモータM1が正常である場合を想定して設定され、本例では例えば0.05(Nm)に設定されている。
制御部150は、差分値が予め設定された閾値以上であると判断した場合には、ブレーキモータM1が故障していない、つまりブレーキモータM1が正常であると判断してステップS200に進む。ステップS200で制御部150は、ブレーキモータM1およびトルク検出部220の何れもが故障していないことを確認したらSC検出モードを終了する。
一方、制御部150は、差分値が予め設定された閾値未満であると判断した場合、ステップS210に進む。ブレーキモータM1の故障の原因としては、コネクタの抜け等が挙げられる。ステップS210で制御部150は、ブレーキモータM1に故障が発生している旨のメッセージ(サービスマンコール)を操作表示部70の画面上に表示させる。また、差分値が閾値未満の場合、上加圧ローラー202および下加圧ローラー210が正常に圧着されていないことで圧着時に想定されるトルク値が出力されておらず、トルク値が閾値を下回っている可能性もある。そのため、ブレーキモータM1の故障の旨と共に、上加圧ローラー202および下加圧ローラー210間で圧着不良が発生している旨のメッセージを操作表示部70の画面上に表示させる。なお、圧着不良が発生しているかを検出するセンサを設置している場合には、圧着不良が発生している場合にのみ警告表示を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、画像形成装置100のアイドリング中等において、ブレーキモータM1やトルク検出部220が故障したか否かを判断するSC検出モードを実行する。そのため、例えば多数の用紙Pを印刷して画像品質の不具合が発生する前の段階で、ブレーキモータM1やトルク検出部220の異常を確認することができる。これにより、早い段階で、ブレーキモータM1やトルク検出部220の修理や交換等を行うことができるので、多数の画像不良を防止することができる。その結果、用紙Pやトナー等のコストの上昇や生産性の低下を防止することができる。
また、本実施の形態では、ブレーキモータM1の故障の有無を判断する前に、トルク検出部220が故障したか否かを判断するので、トルク検出の異常がないことを前提として、ブレーキモータM1の故障の有無を判断することができる。したがって、ブレーキモータM1が故障しているかの判断を確実かつ正確に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、ブレーキモータM1やトルク検出部220の故障に気が付かずに、駆動モータM3に余分にトルクを付与してしまうことを回避することができるので、温度上昇等の防止も図ることができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、上記実施の形態では、定着部200を熱ベルト方式により構成した例を説明したが、これに限定されることはなく、定着ベルト204を使用しない熱ローラー方式により構成した定着部を本発明に適用することもできる。また、定着部200において、下加圧ローラー210側にハロゲンヒータ等の加熱源208を内蔵させても良い。また、定着ベルト204を電磁誘導加熱(IH:Induction Heating)により構成しても良い。さらに、上加圧ローラー202側に駆動モータを設け、下加圧ローラー210側にトルク発生部212を設けた構成を採用することもできる。
150 制御部
202 上加圧ローラー(第1の定着部材)
204 定着ベルト(第1の定着部材)
210 下加圧ローラー(第2の定着部材)
218 切替機構
220 トルク検出部(検出部)
M1 ブレーキモータ(ブレーキ手段)
M2 アシストモータ(アシスト手段)
M3 駆動モータ(駆動部)
P 用紙

Claims (4)

  1. 回転可能に設けられる第1の定着部材と、
    回転可能に設けられ、前記第1の定着部材に圧着しながらトナー像が形成された用紙を挟持して搬送する第2の定着部材と、
    前記第1の定着部材または前記第2の定着部材を回転駆動する駆動部と、
    前記駆動部のトルクを検出する検出部と、
    前記第1の定着部材または前記第2の定着部材の回転を妨げる方向の制動力を発生させる制動力発生部と、
    前記制動力発生部により発生させる制動力を調整する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の定着部材と前記第2の定着部材とを圧着状態としかつ前記制動力発生部により制動力を発生させない場合に前記検出部で検出されるトルク値と、前記第1の定着部材と前記第2の定着部材とを圧着状態としかつ前記制動力発生部により制動力を発生させた場合に前記検出部で検出されるトルク値との差分値を取得し、取得した前記差分値と設定された閾値との比較結果により前記制動力発生部が故障しているか否かを判断する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記制動力発生部の故障の有無の判断を行う前に、前記第1の定着部材と前記第2の定着部材とを非圧着状態としかつ前記制動力発生部により制動力を発生させない場合に前記検出部で検出されるトルク値と、前記第1の定着部材と前記第2の定着部材とを圧着状態としかつ前記制動力発生部により制動力を発生させない場合に前記検出部で検出されるトルク値との差分値を取得し、取得した前記差分値と設定された閾値との比較結果により前記検出部が故障しているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記制動力発生部の故障の有無の判断および前記検出部の故障の有無の判断を、ジョブの開始前、ジョブの終了後、または電源立ち上げ時に実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制動力発生部は、
    前記第1の回転部材または前記第2の回転部材の回転を妨げる方向にブレーキ力を発生させるブレーキ手段と、
    前記ブレーキ手段により発生させられるブレーキ力の範囲内において前記ブレーキ手段によるブレーキ力と反対の回転方向の力となるアシスト力を発生させるアシスト手段と、を有し、
    前記制御部は、前記ブレーキ手段によるブレーキ力を一定とし、前記アシスト手段によるアシスト力を可変とすることにより、制動力を調整する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の画像形成装置。
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