JP2015108219A - 雨水処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル類の収納機能を有する側溝ブロックと、雨水を地中に浸透させる雨水浸透設備とを適切に組み合わせることによって雨水処理能力をより高め、しかも雨水浸透設備の施工性を高めることができる雨水処理システムを提供する。
【解決手段】上段に配置された排水空間14と下段に配置されたケーブル類の収納空間15とを有し、道路縦断方向に並設される複数の側溝ブロック10と、側溝ブロック10の道路横断方向の一方側に隣接して設置され、排水空間14に接続される集水桝20と、道路縦断方向に延びるとともに側溝ブロック10に対して前記一方側にオフセットして配置され、かつその延長方向の端部が集水桝20に接続される、透水性を有するバイパス管30と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、雨水処理システムに関する。
近年、特に都市部においては景観の向上や円滑な道路交通の確保等を目的として、配電線や電話線等のケーブル類を地中に埋設する無電柱化が進められている。しかし、地中には既に上水道管やガス管等の地下埋設物が既に数多く埋設されている場合があり、ケーブル類の埋設スペースを確保することが困難な場合がある。
そこで、道路の路肩に設けられた側溝ブロックにケーブル類の収納機能を持たせることによって側溝下のスペースを有効に利用し、ケーブル類を埋設できるようにした技術が従前に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−136887号公報
ところで、近年、地球温暖化の影響等により集中豪雨が増加しており、道路の排水能力を超える雨水によって冠水被害が生じることも多くなっている。上記のような側溝ブロックは、その内部の排水路内に流入した雨水を集水桝に流し、この集水桝から下水設備に排出するように構成されているが、これら側溝ブロックや集水桝、下水設備の処理容量を超える雨水が発生すると道路に溢れてしまうため、さらなる雨水処理能力の向上が必要となる。
そこで、本発明は、ケーブル類の収納機能を有する側溝ブロックと、雨水を地中に浸透させる雨水浸透設備とを適切に組み合わせることによって雨水処理能力をより高め、しかも雨水浸透設備の施工性を高めることができる雨水処理システムを提供することを目的とする。
(1) 本発明の雨水処理システムは、上段に配置された排水空間と下段に配置されたケーブル類の収納空間とを有し、道路縦断方向に並設される複数の側溝ブロックと、
前記側溝ブロックの道路横断方向の一方側に隣接して設置され、前記排水空間に接続される集水桝と、
道路縦断方向に延びるとともに前記側溝ブロックに対して前記一方側にオフセットして配置され、かつその延長方向の端部が前記集水桝に接続される、透水性を有するバイパス管と、を備えていることを特徴とする。
本発明の雨水処理システムによれば、側溝ブロックの排水空間を流れる雨水を集水桝で集め、この集水桝からバイパス管へ流入させ、このバイパス管から地中に浸透させることができる。したがって、集水桝から下水設備等に排水する処理系と、バイパス管から地中に浸透させる処理系との2系統の処理が可能となり、雨水処理能力を高めることができ、豪雨などによって大量の雨水が発生した場合であっても道路の冠水等を抑制することが可能となる。また、一般に、側溝ブロックの延長上には、収納空間に連通するとともにケーブル類の接続や分岐等を行うためのケーブル桝が配置され、このケーブル桝によって排水経路が遮られる。そのため、側溝ブロックに道路横断方向に隣接して集水桝を設け、この集水桝に側溝ブロックの排水空間を接続することによって、雨水の流れ方向を変更したうえで集水桝に集めるように構成される。
本発明は、このような側溝ブロックと集水桝との位置関係を利用し、側溝ブロックに対してバイパス管を集水桝と同側へオフセットして配置するとともに、バイパス管の延長方向の端部を集水桝に接続している。これによって、バイパス管を地中に埋設する際には、側溝ブロック及び集水桝を埋設するのに必要な道路横断方向の範囲で地面を掘削することによってバイパス管をも埋設することが可能となる。したがって、バイパス管を埋設することに伴う道路横断方向の掘削範囲の増大を抑制することができ、作業時間や手間を削減し、バイパス管の施工性を高めることができる。
(2) 前記バイパス管は、前記側溝ブロックと上下方向に関して重複して配置されていることが好ましい。
この構成によれば、側溝ブロックを埋設するのに必要な深さと同程度の深さで地面を掘削することによってバイパス管を埋設することが可能となる。したがって、バイパス管を埋設することに伴う上下方向の掘削範囲の増大を抑制することができ、バイパス管の施工性を高めることができる。
(3) 前記側溝ブロック及び前記集水桝に道路縦断方向に隣接して当該側溝ブロックの収納空間に連通するケーブル桝が配置されており、
前記バイパス管は、前記ケーブル桝に隣接する前記集水桝の道路縦断方向の側面とは反対側の側面に接続されていることが好ましい。
このような構成によって、道路横断方向に関してバイパス管を可及的に側溝ブロック側(道路横断方向の外側)に配置することができ、バイパス管を埋設するための地面の掘削範囲の増大を抑制することができる。
(4) 前記集水桝は、道路縦断方向に間隔をあけて複数設けられ、前記バイパス管は、道路縦断方向に隣り合う2つの集水桝の間に架設されていてもよい。
このような構成によって、2つの集水桝に集めた雨水を共通のバイパス管に流入させ、このバイパス管から地中に浸透させることができる。
(5) 前記集水桝は、少なくとも下部側が透水性を有していてもよい。
この構成によれば、集水桝においても雨水を地中に浸透させることができ、雨水処理能力をより高めることができる。
(6) 前記集水桝の透水性を有する部分には、下水管が接続されていてもよい。
このような構成によって、集水桝の浸透能力を超える量の雨水を即座に下水管を介して排出することができる。
本発明によれば、ケーブル類の収納機能を有する側溝ブロックと、雨水を地中に浸透させる雨水浸透設備とを組み合わせることによって雨水処理能力をより高め、雨水浸透設備の施工性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る雨水処理システムの平面図である。 雨水処理システムの縦断面図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 図1におけるIV−IV線断面図である。 雨水処理システムの側溝ブロック、集水桝、バイパス管の関係を概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る雨水処理システムの平面図、図2は、雨水処理システムの縦断面図である。
図1において、舗装道路等の道路の路肩には、道路縦断方向X(以下、単に「縦断方向」ともいう)に沿って複数の側溝ブロック10が並べて設けられている。この側溝ブロック10は、道路際の住宅等のライフラインとなる各種のケーブル類(例えば、低圧又は高圧の各電力線や、電話線又は光ファイバーなどの通信線)を纏めて収納可能な電線共同溝としての機能と、排水用の側溝としての機能を併有するものである。同様に、舗装道路の路肩部分には、所定数又は任意数の側溝ブロック10おきに、ケーブル類の接続や分岐等を行うためのケーブル桝40が複数設けられている。また、ケーブル桝40の縦断方向の両側には、側溝ブロック10の道路側(図1における下側)に隣接して集水桝20が設けられている。
図3は、図1におけるIII−III線断面図、図4は、図1におけるIV−IV線断面図である。
側溝ブロック10は、断面形状が略U字型に形成されたブロック本体11と、ほぼ平板状に形成された底板部材12と、ブロック本体11の上方開放部を閉塞する蓋部材13とを備えている。
ブロック本体11は、プレキャストコンクリート製であり、左右一対の側壁部11a,11bと、その下端部同士を繋ぐ底壁部11cとを一体に有し、上方が開放されている。
本実施形態のブロック本体11は、道路横断方向Y(以下、単に「横断方向」ともいう)の幅よりも上下方向の高さの方が大きい長方形断面になっている。ブロック本体11の横断方向Yの幅は例えば300〜600mmの範囲に設定され、高さは例えば450〜850mmの範囲に設定されている。また、ブロック本体11の縦断方向の長さは例えば1000〜4000mmの範囲に設定されている。
ブロック本体11の各側壁部11a,11bは、その外面が平らになっているが、その内面の上下方向ほぼ中央部に段差部11dが形成されている。この段差部11dは、ブロック本体11の長手方向に沿って延設されている。
そして、この段差部11d上に底板部材12が載置され、ブロック本体11の内部空間が上下に区画されている。底板部材12の上側の空間(側溝ブロック10の上段)は、排水空間(排水路)14とされ、底板部材12の下方の空間(側溝ブロック10の下段)は、ケーブル類50の収納空間15とされる。
なお、本実施形態の底板部材12は、ほぼ長方形状のレジンコンクリート製又は金属製などの板材より構成されている。底板部材12と段差部11dとの間には、収納空間15への排水の漏れを防止するためのシールが適宜施される。また、縦断方向に隣接する側溝ブロック10に取り付けられた底板部材12の間にも適宜シールが施され、収納空間15の排水の漏れが防止される。
ブロック本体11の両側壁部11a,11bの上端内面には、蓋部材13の幅方向両縁を支持する支持凹部11eがブロック本体11の長手方向に沿って延設されている。そして、各側溝ブロック10の支持凹部11eに1又は2枚の蓋部材13が嵌合される。この蓋部材13によって、排水路14の上端が画定されている。
図1に示されるように、蓋部材13としては、コンクリート蓋13Aとグレーチング蓋13Bとが用いられている。本実施形態では、ケーブル桝40に隣接する側溝ブロック10にグレーチング蓋13Bが装着され、その他の側溝ブロック10にコンクリート蓋13Aが装着されている。
ケーブル桝40は、いわゆる共同溝特殊部とも呼ばれるものであり、直方体の箱形に形成されている。そして、箱内部においてケーブル類50の接続や分岐等が行われる。また、ケーブル桝40の内部には、通信用の中継装置やトランス等が設けられる場合もある。
図1に示されるように、側溝ブロック10及びケーブル桝40は、いずれもその横断方向Yの外側縁が互いに一致した状態で配置されている。この外側縁は、道路と住宅等との境界線(官民境界線)A上に位置している。これに対して、集水桝20は、側溝ブロック10の道路中央側(図1の下側)にオフセットした位置に配置されている。
また、ケーブル桝40の縦断方向Xの側面には、これに隣接する側溝ブロック10の収納空間15に連通し、ケーブル類50を挿通させる開口(図示省略)が形成されている。
一方、側溝ブロック10内の排水路14は、ケーブル桝40の当該側面によって遮られる。そのため、側溝ブロック10の集水桝20側の側壁部11bには、雨水の流れを縦断方向Xから横断方向Yへ変更し(図1の太線矢印参照)、集水桝20に雨水を流入させるための排水口11b1(図4参照)が形成されている。
図2及び図4に示されるように、集水桝20は、平面視四角形状の底板20aと、この底板20aの4辺から立ち上がる側壁部20b〜20eとを有し、上方が開放した直方体形状の中空コンクリートからなる。集水桝20の上部開口には、グレーチング蓋29が装着されている。また、図4に示されるように、集水桝20の側溝ブロック10側の側壁部20bには、排水口11b1に対応する流入口20b1が形成されている。
集水桝20は、側溝ブロック10よりも下方に深く形成されている。本実施形態の集水桝20は、流入口20b1が形成された桝上部21と、後述する下水管31が接続された桝下部22とを備えている。桝上部21は、透水性のないコンクリートから形成され、桝下部22は、ポーラスコンクリートや有孔コンクリート等の透水性を有するコンクリートから形成されている。また、桝下部22の周囲には、透水性を有する充填材41、例えば砕石が充填され、この砕石41の下部には敷砂42が設けられている。したがって、側溝ブロック10から集水桝20に流入した雨水は、桝下部22から砕石41及び敷砂42を介して地中に浸透される。
集水桝20には、下水管31とバイパス管30とが接続されている。図5は、雨水処理システムの側溝ブロック10、集水桝20、バイパス管30、及び下水管31の関係を概略的に示す斜視図である。
下水管31は、例えば道路の下方に埋設された合流式下水管等の下水設備(図示省略)に通じるものであり、集水桝20の桝下部22における横断方向Yの内側(側溝ブロック10とは反対側)の側壁部20cに接続されている。そして、桝下部22の透水性能では透過しきれない雨水を下水管31を介して下水設備に排出することができる。なお、下水管31は、全ての集水桝20に接続されていなくてもよく、図1に示されるように、1本のバイパス管30の両端に位置する集水桝20のうち一方のみに接続されていればよい。
図5に示されるように、バイパス管30は、集水桝20の縦断方向Xの側面のうちケーブル桝40とは反対側の側壁部20dに接続されている。バイパス管30は、下水管31よりもやや高い位置で縦断方向Xに延びており、縦断方向Xに隣り合う別の集水桝20との間に架設されている。また、バイパス管30は、側溝ブロック10内の排水路14(底板部材12)よりも低位置で、かつ側溝ブロック10の下面と同じかそれよりも高い位置に配置されている。
バイパス管30は、ポーラスコンクリートや有孔コンクリートで構成されることによって透水性を有している。また、バイパス管30の周囲には、透水性を有する充填材である砕石41が充填され、この砕石41の下方には敷砂42が設けられている。したがって、バイパス管30に流入した雨水を、砕石41及び敷砂42を介して地中に浸透させることができる。
以上のように本実施形態では、側溝ブロック10の排水路14に流入した雨水は、道路縦断方向Xに沿って流れ、ケーブル桝40によって遮られた地点で流れ方向を変更し集水桝20に集められる。集水桝20では、桝下部22の透水性によって雨水が地中に浸透するが、その浸透能力を超えるような大量の雨水が流れ込んだ場合には、下水管31から排出することができる。さらに大量の雨水が集水桝20に流れ込んだ場合には、当該雨水をバイパス管30に流入させることができ、このバイパス管30から地中に浸透させることができる。すなわち、本実施形態では、集水桝20から下水設備に排出する経路に加えて地中に浸透させる経路を設けることによって雨水処理能力を増大させることができ、豪雨等によって大量の雨水が発生した場合であっても道路の冠水等を防止することが可能となる。
また、バイパス管30は、横断方向Yに関して、側溝ブロック10に対して集水桝20と同側にオフセットして設けられており、しかも、集水桝20の横断方向Yの範囲内に収められている。そのため、側溝ブロック10や集水桝20を埋設するのに必要な横断方向Yの範囲で地面を掘削することで、バイパス管30をも埋設することが可能となる。これにより、バイパス管30のために横断方向Yの掘削範囲を拡大しなくてもよい。
同様に、バイパス管30は、側溝ブロック10の下面と同じか高い位置に配設されている。そのため、側溝ブロック10を埋設するのに必要な深さと同程度の深さで地面を掘削することで、バイパス管30を埋設することができる。したがって、バイパス管30のために深さ方向の掘削範囲を拡大しなくてもよい。
以上のように、本実施形態では、横断方向Y及び深さ方向に関して掘削範囲を拡大しなくても、側溝ブロック10及び集水桝20とともにバイパス管30を埋設することができるので、バイパス管30を設けるための作業時間や手間を削減することができ、当該バイパス管30の施工性を向上させることが可能となる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、集水桝20の下部側(桝下部22)に透水性を持たせることによって、集水桝20の透水能力を超える雨水を下水管31を介して排出するように構成されているが、集水桝20全体を透水性のないコンクリートで形成し、下水管31を介して排水しきれない雨水をバイパス管30に流入させることによって地中に浸透させるようにしてもよい。また、この場合、集水桝20の上部側に透水性を持たせてもよい。
また、上記実施形態では、一部の集水桝20に下水管31が取り付けられているが、全ての集水桝20に下水管31が取り付けられていてもよい。
側溝ブロック10、バイパス管30、集水桝20の具体的な構造は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、側溝ブロック10における排水路14の深さ、集水桝20の大きさ、バイパス管30の断面形状等は適宜変更することができる。
また、バイパス管30は、その両端部が必ずしも集水桝20に接続されていなくてもよく、一端部が集水桝20に接続され、他端部は地中に開放されていてもよい。また、バイパス管30は、少なくとも一部が側溝ブロック10と上下方向に関して重複して配置されていればよい。
上記実施形態では、ケーブル桝40の横断方向Yの内側(図1における下側)には、雨水の排水経路が設けられていないが、この部分にも側溝ブロック(但し、ケーブル類50の収納空間は不要である)や排水管等の排水経路を設け、この排水経路をケーブル桝40の両側の集水桝20に接続してもよい。
道路は、透水性のない一般的な舗装道路であってもよいし、排水性舗装又は透水性舗装が施された道路であってもよい。
10 :側溝ブロック
14 :排水路(排水空間)
15 :収納空間
20 :集水桝
30 :バイパス管
31 :下水管
50 :ケーブル類

Claims (6)

  1. 上段に配置された排水空間と下段に配置されたケーブル類の収納空間とを有し、道路縦断方向に並設される複数の側溝ブロックと、
    前記側溝ブロックの道路横断方向の一方側に隣接して設置され、前記排水空間に接続される集水桝と、
    道路縦断方向に延びるとともに前記側溝ブロックに対して前記一方側にオフセットして配置され、かつその延長方向の端部が前記集水桝に接続される、透水性を有するバイパス管と、
    を備えていることを特徴とする雨水処理システム。
  2. 前記バイパス管が、前記側溝ブロックと上下方向に関して重複して配置されている、請求項1に記載の雨水処理システム。
  3. 前記側溝ブロック及び前記集水桝に道路縦断方向に隣接して当該側溝ブロックの収納空間に連通するケーブル桝が配置されており、
    前記バイパス管は、前記ケーブル桝に隣接する前記集水桝の道路縦断方向の側面とは反対側の側面に接続されている、請求項1又は2に記載の雨水処理システム。
  4. 前記集水桝が、道路縦断方向に間隔をあけて複数設けられ、前記バイパス管が、道路縦断方向に隣り合う2つの集水桝の間に架設されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の雨水処理システム。
  5. 前記集水桝の少なくとも下部側が透水性を有している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の雨水処理システム。
  6. 前記集水桝の透水性を有する部分に下水管が接続されている、請求項5に記載の雨水処理システム。
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