JP2012136897A - 排水設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、排水空間17を断面上部に有しかつケーブル類5の収納空間18を断面下部に有する複数の側溝ブロック1を備えた排水設備に関する。この排水設備は、道路2の縦断方向に連続して埋設された複数の側溝ブロック1よりなる側溝区間3と、側溝区間3の延長上に位置するように側溝ブロックに接続された1又は複数の変更ブロック31とを備える。変更ブロック31は、排水空間17に連通しかつその排水方向を道路中央側に変更する上部空間37と、収納空間18に連通しかつケーブル類5を屈曲させずに通過させることができる下部空間38とを有する。
【選択図】 図3
Description
そこで、特に都市部においては、機能的な道路空間を形成しかつ美しい街並みを実現するため、歩道に埋設した電線共同溝(C・C・BOX)にケーブル類を纏めて収納することにより、道路を無電柱化することが進められている。
しかし、歩道の官民境界部には、道路や家屋からの雨水を下水に流す側溝ブロックが設置されている場合が多いため、電線共同溝を設置したい位置が既に側溝ブロックが設置されている位置と重複することがある。
このハイブリッド型の側溝ブロックとしては、従来2つのタイプがある。このうち、第1のタイプは、上方が開放された断面ほぼU字型のブロック本体と、その上方開放部を閉塞する蓋部材とを備えており、ブロック本体の側壁部を長手方向に貫通する貫通孔にケーブル類を収納するようにしたものである(特許文献1及び2参照)。
本発明は、上記のような従来の問題点に鑑み、電線共同溝としての機能を併有する排水用の側溝ブロックに対して、ケーブル類の敷設が容易となる適切な位置に集水桝やケーブル桝を配置することができる排水設備を提供することを目的とする。
この場合、側溝ブロックの収納空間が集水桝によって分断されなくなるので、集水桝の設置区間において、ケーブル類を側溝ブロックの外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類の敷設作業が容易になる。
この場合、側溝ブロック内のケーブル類を、変更ブロックの下部空間を通して屈曲させずにケーブル桝まで延ばすことができるので、ケーブル桝の設置区間においてケーブル類を側溝ブロックの外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類の敷設作業が容易になる。
この場合、上記迂回水路が、ケーブル桝の周囲に沿って迂回する排水経路になっているので、ケーブル桝の種類や設置数が変化しても柔軟に対応することができる。
〔排水設備の全体構成〕
図1は、本発明の実施形態に係る側溝ブロック1を用いた排水設備の一例を示す斜視図である。
図1に示すように、この排水設備は、道路2の縦断方向Aに沿って側溝ブロック1を連続して埋設してなる側溝区間3と、この側溝区間3同士の間に介在する桝部区間4とを備えている。
図1に示す道路2は、横断方向中央部に合流式下水管6を有する比較的幅員が小さい小規模な舗装道路よりなる。そこで、道路脇に設置される各側溝ブロック1は、家屋7へのケーブル5Aの引き込み距離をなるべく短くするため、側溝ブロック1の幅方向外側縁を官民境界線Bと一致させた状態で配置されている。
もっとも、後述の収納空間18のサイズに余裕がある場合には、このケーブル類5として、上下水道配管やガス配管を含めることもでき、さらにはそれらを単独で収納することもできる。また、本明細書にいう「ケーブル類」とは、上記の各ケーブル5Aそのものだけでなく、ケーブル5Aを保護管5Bに挿通して敷設する場合には、その保護管5Bをも含む意味で使用している。
図2(a)は側溝ブロックの斜視図であり、図2(b)はその横断面図である。
図2に示すように、本実施形態の側溝ブロック1は、開水路断面であるブロック本体11と、ほぼ平板状に形成された底板部材12と、ブロック本体11の上方開放部を閉塞する蓋部材13とを備えている。
このうち、ブロック本体11は、プレキャストコンクリート製であり、左右の側壁部14と、その下端部同士を繋ぐ底壁部15とを一体に有する、上方が開放された断面ほぼU字状のコンクリートブロック体よりなる。
ブロック本体11の長さは1000〜4000mmの範囲に設定され、蓋部材13の長さは500mm程度が一般的なサイズであるが、ブロック本体11の長さに特に縛られるものではない。また、底板部材12の長さは1000mm程度までであれば人力で施工できるために好ましいが、これもブロック本体11の長さとは無関係に設定可能である。
そして、両側壁部14と底壁部15とで囲まれるブロック本体11の内空断面のうち、段差部16より上方の上側部分が排水空間(排水路)17となっており、段差部16より下方の下側部分がケーブル類5の収納空間18となっている。
この蓋掛けリブ19は、ブロック本体11の長手方向途中の所定箇所で途切れており、この途切れた箇所の切り欠き部(図示せず)は、底板部材12を装着する際に用いる引っ掛け具21(図2(b)参照)の逃げ部分となっている。
底板部材12の幅寸法は、ブロック本体11の開口幅よりも小さいが、左右の段差部16間の幅方向間隔よりも大きい寸法に設定されている。
そして、このようにして底板部材12を装着すると、ブロック本体11の内空断面における、底板部材12の上方に排水路17が形成され、下方の部分にケーブル類5の収納空間18が確保されることになる。
なお、このシール部材24は、段差部16の上面ではなく、底板部材12の下面に取り付けることにしてもよい。また、シール部材24を底板部材12の幅方向両縁面(木口面)に取り付けることにより、底板部材12の縁部と側壁部14における段差部16直上の壁面部分との間で止水を行ってもよい。また、図示していないが、長手方向で連続して並設される各底板部材12の端部同士は、例えばブチルゴム等よりなるシールテープによって水密に連結される。
本実施形態の側溝ブロック1によれば、ブロック本体11の内空断面における底板部材12よりも下方の部分がケーブル類5の収納空間18になっているので、側壁部14を貫通する貫通孔によって収納空間を設ける場合(前記特許文献1及び2の場合)に比べて、収納空間18の断面を大きく確保することできる。従って、収納空間18に対するケーブル類5(ケーブル5Aそのもの或いはその保護管5B)の敷設作業がより簡便になる。
このため、ケーブル5Aや保護管5Bの追加又は交換を行う際に、ブロック本体11の側方の地盤を掘り返す必要がなく、ケーブル類5の追加又は交換に容易に対応することができる。
このため、排水路17に対する汚泥除去のための清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
このため、例えば、ブロック本体11の長手方向に延びるブラケット61(図11参照)を側壁部14に取り付けて、底板部材12を支持する段差部を後付けで作成する場合に比べて、材料費と打設手間を低減することができ、側溝ブロック1の製作コストを安価に抑えることができる。
このため、排水路17からの漏水がケーブル類5の収納空間18に至ることに伴う当該ケーブル類5の劣化を、出来るだけ抑制できるという利点がある。
図3(a)〜図3(d)は、桝部区間4(図1参照)の構成部材である変更ブロック31と集水桝32を示している。
すなわち、図3(a)は変更ブロック31と集水桝32の平面図、図3(b)は方向変更部材33の斜視図、図3(c)は集水桝32の縦断面図、図3(d)は変更ブロック31と集水桝32の横断面図である。
ブロック本体35の内部に底板部材36を装着すると、内部が上部空間37と下部空間38の上下2段に区画されるが、この場合、上部空間37は側溝ブロック1の排水路17と同じ断面形状となり、下部空間38は側溝ブロック1の収納空間18と同じ断面形状となる。
変更ブロック31のブロック本体35には、その道路中央側の側壁部に排水口39が形成されており、変更ブロック31の上部空間37には、上部空間37に流入した排水をその排水口39に導くための方向変更部材33が設けられている。
また、方向変更部材33は、上記凹湾曲面を上部空間37の入り口と排水口39の双方に望ませた状態で上部空間37の内部に収納されている。このため、図3中の太矢印で示すように、排水が上部空間37の入り口から流入すると、凹湾曲面に当たって道路中央側に90度方向変換し、排水口39に至るようになっている。
これに対して、変更ブロック31の下部空間38の場合は、縦断方向に真っ直ぐに連通しておりかつ上記方向変更部材33が設けられていないので、収納空間18の内部のケーブル類5を屈曲させずにそのまま通過させることができる機能を有する。
このため、上部空間37において道路中央側に方向変換した排水は、集水口41を通って集水桝32内の集水空間にいったん貯留されることになる。
図4(a)及び図4(b)は、変更ブロック31と集水桝32を用いた桝部区間4の構成例を示す平面図である。
このうち、図4(a)は変更ブロック31と集水桝32が2つある場合を示している。同図に示すように、この桝部区間4の構成例では、ケーブル桝34によって分離された2つの側溝区間3,3の終端部の側溝ブロック1にそれぞれ変更ブロック31,31が接続され、その各変更ブロック31,31がそれぞれケーブル桝34に接続されている。
側溝ブロック1、変更ブロック31及びケーブル桝34は、いずれもその幅方向外側縁を官民境界線Bと一致させた状態で配置されている。これに対して、集水桝32は、変更ブロック31の道路中央側(図4の下側)にオフセットした位置に配置されている。
このため、集水桝32が側溝ブロック1の収納空間18と干渉しなくなるので、集水桝32を設置する区間でケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類5の敷設作業を容易に行うことができる。
このため、側溝ブロック1内のケーブル類5を、変更ブロック31の下部空間38を通して屈曲させずにケーブル桝34まで延ばすことができるので、ケーブル桝34を設置する区間でケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類5の敷設作業が容易になる。
従って、図4(b)の場合も、集水桝32が側溝ブロック1の収納空間18と干渉しなくなるので、集水桝32を設置する区間でケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類5の敷設作業を容易に行えるという効果が得られる。
また、図4において、符号42は集水桝32に接続された横断排水管であり、この排水管42は前記合流式下水管6(図1参照)に通じている。更に、符号43はケーブル桝34から分岐して横断方向に延びる保護管を示している。
この図5の桝部区間4の構成例は、ケーブル桝34の縦断方向両側にそれぞれ変更ブロック31,31と集水桝32,32を設けている点で図4(a)と同様であるが、その2つの集水桝32,32の間を、ケーブル桝34の側面に沿って縦断方向に延びる小型水路44によって導水可能に連結している点で、図4(a)の場合と相違する。
図5に示す桝部区間4の構成例によれば、2つの集水桝32,32を上記小型水路44によって導水可能に連結しているので、横断排水管42が接続されていない図5左側の集水桝32が雨水で充満しても、その雨水を、小型水路44を通じて横断排水管42が接続されている図5右側の集水桝32に導くことができる。
同図に示すように、この桝部区間4の構成例では、側溝区間3の終端部の側溝ブロック1に変更ブロック31のみが接続され、この変更ブロック31の道路中央側にオフセットした状態で集水桝32が配置されている。
従って、図6の場合も、集水桝32が側溝ブロック1の収納空間18に対して干渉しなくなるので、集水桝32を設置する区間でケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなく、ケーブル類5の敷設作業を容易に行えるという効果が得られる。
図7(a)〜図7(d)は、桝部区間4(図1参照)の構成部材である変更ブロック31と迂回用の水路ブロック51を示している。
すなわち、図7(a)は変更ブロック31と迂回用の水路ブロック51の平面図、図7(b)は方向変更部材33の斜視図、図7(c)は変更ブロック31と迂回用の水路ブロック51の横断面図、図7(d)は変更ブロック31の側面図である。
図7に示すように、迂回用の水路ブロック51は、変更ブロック31の排水口39から流入した排水を道路中央側(図7(a)の左側)に流下させる導水ブロック52と、導水ブロック52から流入した排水の方向を再度90度変更させて元の方向(変更ブロック31に流入する前の排水方向)に戻すコーナーブロック53とから構成されている。
導水ブロック52の流入端は、その流入側開口が変更ブロック31の排水口39と合致するように、当該変更ブロック31の側壁部に接続されている。また、導水ブロック52の流出端は、その流出側開口がコーナーブロック53の後述の流入口54と合致するように、当該コーナーブロック53の側壁部に接続されている。
コーナーブロック53は、変更ブロック31の上部空間37とほぼ同等の内空断面を有しており、このコーナーブロック53の側壁部には、変更ブロック31から導水ブロック52を通じて流入してきた排水を受け入れる流入口54が形成されている。
このため、図7中の太矢印で示すように、排水が変更ブロック31の上部空間37の入り口から流入すると、その上部空間37内の方向変更部材33の凹湾曲面に当たって道路中央側に90度方向変換し、排水口39から導水ブロック52に流れ込む。
従って、側溝ブロック1の端部に変更ブロック31を接続しこの変更ブロック31に水路ブロック51を接続すると、上部空間37を流れる排水は、図7(a)の太矢印に示すような2度の90度の方向変換を経て、その流下位置がほぼ導水ブロック52の長さ分だけ道路中央側(図7(a)の左側)にシフトすることになる。
図8は、変更ブロック31と迂回用の水路ブロック51を用いた桝部区間4の構成例を示す平面図である。
同図に示すように、この桝部区間4の構成例では、ケーブル桝34によって分離された2つの側溝区間3,3の終端部の側溝ブロック1にそれぞれ変更ブロック31,31が接続されており、その各変更ブロック31,31に更に水路ブロック51,51が接続されている。
従って、図8の構成例では、ケーブル桝34の縦断方向両側に配置された各水路ブロック51,51とこの水路ブロック51,51同士を繋ぐ直線水路56とから、ケーブル桝34の縦断方向両端部に接続された各変更ブロック31,31の上部空間37にそれぞれ連通し、かつ、そのケーブル桝34の周囲に沿って迂回する排水経路である迂回水路57が構成されている。
このうち、図9(a)はケーブル桝34の幅が比較的大きい場合を示しており、図9(b)はケーブル桝34の幅が比較的小さい場合を示している。すなわち、図9(a)の構成例では、ケーブル桝34の幅寸法(道路横断方向の寸法)が、図8のケーブル桝34よりは小さいが側溝ブロック1の幅よりも大きくなっている。
これに対して、図9(b)の構成例では、ケーブル桝34の幅寸法(道路2の横断方向の寸法)が、側溝ブロック1の幅と同じ寸法になっている。このため、水路ブロック51が導水ブロック52を備えておらず、変更ブロック31にコーナーブロック53を直結した構造になっている。
また、図8と図9を対比すれば明らかな通り、ケーブル桝34の長さ寸法(道路2の縦断方向の寸法)の変化に対しては、迂回水路57の直線水路56の長さをそれに合わせて調節することで対応することができる。
図10は、桝部区間4の比較例を示す平面図である。
前述の通り、本実施形態では、電線共同溝を構成する側溝ブロック1が、排水路17を断面上部に有しかつケーブル類5の収納空間18を断面下部に有するが、かかる上下2段構造の側溝ブロック1で構成される側溝区間3に集水桝32やケーブル桝34を繋げる場合には、例えば図10に示すように、集水桝32を従来通り側溝区間3の延長上に配置し、ケーブル桝34を側溝区間3の道路中央側(図10の下側)にオフセットさせて配置することも考えられる。
従って、図10に示すように、集水桝32の設置区間については、ケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させて敷設する必要があり、これでは側溝ブロック1の側壁部14を穿孔せねばならず、ケーブル類5の敷設作業が非常に煩雑になる。
また、ケーブル桝34を道路中央側にオフセットして配置すると、側溝ブロック1の収納空間18がケーブル桝34の内部空間と連通しなくなるので、この場合も図10に示すように、ケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させて敷設する必要があり、ケーブル類5の敷設作業が非常に煩雑になる。
このため、集水桝32の設置区間において、ケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなくなり、ケーブル類5の敷設作業が容易になる。
このため、ケーブル桝34の設置区間において、ケーブル類5を側溝ブロック1の外部に迂回させる必要がなくなり、ケーブル類5の敷設作業が容易になる。
このため、ケーブル桝34を道路中央側にオフセットして配置する場合(図10の場合)に比べて、ケーブル桝34から民地側へのケーブル敷設距離を短くできるとともに、ケーブル桝34の道路中央側への張り出しが少ないので、道路2の有効な舗装幅員をできるだけ大きく確保できるという利点もある。
図11(a)〜図11(d)は、側溝ブロック1の変形例を示す横断面図である。
図11(a)の側溝ブロック1は、ブロック本体11の各側壁部14の内面に左右一対のブラケット(片持ち状の支持部材の総称)61,61を取り付けて段差部を形成し、このブラケット61,61間に底板部材12を架設するようになっている。
この場合、底板部材12を装着するための段差部16を有しない通常のブロック本体11に対しても、排水路17を断面上部に有しかつケーブル類5の収納空間18を断面下部に有する側溝ブロック1を構成することができる。
すなわち、図11(b)に示す側溝ブロック1では、中底部材として、底板部の左右両縁から側板部を上方に立設してなる上方開口状の水路部材62を採用している。
なお、この水路部材62については、段差部16が側壁部14に一体に形成された図2のブロック本体11に使用することもできる。
この水路部材64の場合には、両掛止部61,61をブロック本体11の上端部に掛止してブロック本体11内の上部にセットすることにより、排水路17を断面上部に有しかつケーブル類5の収納空間18を断面下部に有する側溝ブロック1を構成することができる。
このカバー部材65の場合には、側板部の下端縁がブロック本体11の底面に到達するまで収納することにより、カバー部材65の天板部で排水路17の底面を構成し、かつ、カバー部材65の内部でケーブル類5の収納空間18を確保することができる。
2 道路
3 側溝区間
4 桝部区間
5 ケーブル類
17 排水空間(排水路)
18 収納空間
31 変更ブロック
32 集水桝
33 方向変更部材
34 ケーブル桝
37 上部空間
38 下部空間
Claims (4)
- 排水空間を断面上部に有しかつケーブル類の収納空間を断面下部に有する複数の側溝ブロックを備えた排水設備であって、
道路の縦断方向に連続して設置された複数の前記側溝ブロックよりなる側溝区間と、
前記側溝区間の延長上に位置するように前記側溝ブロックに接続された1又は複数の変更ブロックと、を備えており、
前記変更ブロックが、前記排水空間に連通しかつその排水方向を道路中央側に変更する上部空間と、前記収納空間に連通しかつ前記ケーブル類を屈曲させずに通過させることができる下部空間とを有することを特徴とする排水設備。 - 前記上部空間からの排水を集水する集水桝が、前記側溝区間の道路中央側にオフセットした位置に配置されている請求項1に記載の排水設備。
- 前記下部空間に連通するケーブル桝が、前記側溝区間の延長上に配置されている請求項1又は2に記載の排水設備。
- 前記ケーブル桝の縦断方向両端部にそれぞれ前記変更ブロックが接続されており、
前記各変更ブロックの前記上部空間にそれぞれ連通しかつ前記ケーブル桝の周囲に沿って迂回する排水経路の迂回水路が設けられている請求項3に記載の排水設備。
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