JP4410671B2 - 住宅用雨水貯留システム - Google Patents

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Description

この発明は、降雨時に、河川や下水道施設への負荷を低減させる住宅用雨水貯留システムに関するものである。
従来、図17に示すような住宅用雨水貯留装置が、知られている(例えば、特許文献1等参照)。
まず、構成から説明すると、この従来の住宅用雨水貯留装置では、建物1の屋根部2の軒先側3に設けられた軒樋4には、縦樋5が接続されている。
この縦樋5は、地中6に埋設された管体7に接続されている。
この管体7の外周面には、複数の細かい細孔8…が穿設されている。
また、この管体7の周囲には、網部材9aで周囲を覆われて、略直方体形状を呈する筒体9が設けられている。
この筒体9には、前記管体7と前記網部材9aとの間に、黒曜石パーライト10…が、充填されている。
この黒曜石パーライト10…は、前記細孔8…の内径及び網部材9aの網目よりも大きな径を呈した中空球状を呈し、この筒体9を貯水体としている。
そして、前記管体7の先端には、この筒体9の上面位置よりも高い位置に開口するオーバーフロー管11が接続されている。
次に、この従来の住宅用雨水貯留装置の作用について説明する。
このように構成された従来の住宅用雨水貯留装置では、前記建物1の屋根部2に降った雨水3は、軒樋4を介して、縦樋5に集められて、この縦樋5内を建物1の外壁部に沿って流下する。
前記縦樋5内を流下した雨水は、前記管体7の細孔8…から浸出して、筒体9内部に一時貯留される。
このため、一度に大量の雨が降っても、建物1が設けられている宅内に一時貯留されて、河川や下水道施設等の急激な増水を緩和することができる。
また、前記筒体9内に貯留しきれない雨水は、前記オーバーフロー管11から排出される。
特開昭62−206129号公報(図1,図2)
しかしながら、このような従来の住宅用雨水貯留装置では、前記細孔8が、前記管体7の周囲に多数設けられていて、筒体9で雨水を一時貯留するように構成されているため、
雨水の貯留量や、流出量の設定を行うことは困難であった。
また、建物1の周囲に、既設の宅内排水管路が存在する場合には、全ての宅内排水管路に代えて、前記筒体9…等を埋設しなければならず、掘り返し等の交換施工作業が困難であるといった問題があった。
そこで、この発明は、貯留量や流出量の設定が容易で、既設の宅内排水管路に用いて、施工作業を容易に行うことが出来る住宅用雨水貯留システムを提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明では、宅地内の建物の周囲に個別雨水マスが埋設され、該個別雨水マス間が排水管にて接続されて宅内排水管路とされ、建物の屋根部へ降雨した雨水を、縦樋を介して前記個別雨水マスに集水し、個別雨水マス間を接続している排水管を通じて宅地内最終雨水マス内へ導くと共に、該宅地内最終雨水マスの下流側に位置し、宅地内最終雨水マスのマス流出口と筒状のオーバーフロー部材にて接続されている公共下水用雨水マスを経由して公共下水に排水する住宅用雨水貯留システムであって、前記オーバーフロー部材を構成しているオーバーフロー用排水管の流入口の下縁を前記各個別雨水マス間を接続している排水管よりも上方位置に位置させることにより、前記宅内排水管路内に、雨水を一定量貯留可能とされている住宅用雨水貯留システムを特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記オーバーフロー部材は、前記宅内排水管路の高さに適合させて形成したオリフィス部を有するオリフィス継手部材を有する請求項1記載の住宅用雨水貯留システムを特徴としている。
更に、請求項3に記載されたものは、前記宅地内最終雨水マスの側壁に、前記宅内排水管路の高さに適合させて形成したオリフィス開口部を有する接続部が形成されている請求項1記載の住宅用雨水貯留システムを特徴としている。
そして、請求項4に記載されたものは、前記オーバーフロー用排水管が、既存のエルボ管部材又は三方チーズ管部材を用いて構成されている請求項1記載の住宅用雨水貯留システムを特徴としている。
このように構成された本願発明の請求項1記載のものは、前記宅地内最終雨水マスと、公共下水用雨水マスとの間に設けられた前記オーバーフロー部材を構成しているオーバーフロー用排水管の流入口の下縁が、前記各個別雨水マス間を接続している排水管よりも上方位置に設けられている。
このため、前記宅地内最終雨水マス内及び前記宅内排水管路内に、雨水が一定量貯留されて、宅内に一時貯留された後、該オーバーフロー用排水管の流入口の下縁を乗り越えた雨水が、流出することとなり、河川や下水道施設等の豪雨による急激な増水を緩和することができる。
また、前記オーバーフロー部材は、前記宅地内最終雨水マスの前記マス流出口と公共下水用雨水マスの流入口との間に装着されるので、既設の宅内排水管路に用いる場合にも、公共下水に流出する直前の1カ所で用いれば、貯留量や流出量の設定が容易に行える。
このため、従来の様に、全ての経路の地面を掘り返す必要が無く、施工作業性が良好である。
また、請求項2に記載されたものは、前記オリフィス継手部材に設けられた前記オリフィス部から、徐々に、前記宅地内最終雨水マス内及び前記宅内排水管路内に一時貯留された雨水が排水される。
このため、宅地内最終雨水マスに、オリフィス部を形成する必要が無いので、既存のマスを用いて、安価に構成出来る。
更に、請求項3に記載されたものは、前記宅地内最終雨水マスに設けられた前記オリフィス開口部から、徐々に、前記宅地内最終雨水マス内及び前記宅内排水管路内に一時貯留された雨水が排水される。
このため、別途、オリフィス部を構成するための部品が不要となり、製造コストの増大が抑制される。
そして、請求項4に記載されたものは、前記オーバーフロー用排水管が、既存のエルボ管部材又は三方チーズ管部材を用いて構成されている。
このため、別途、オーバーフロー部材を構成するための部品が不要若しくは減少させることが可能となり、製造コストの増大が抑制される。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の住宅用雨水貯留システムを説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
図1乃至図16は、この発明の実施の形態の住宅用雨水貯留システムを説明するものである。
まず、構成を説明すると、この発明の実施の形態では、図3に示すような建物としての住宅13が、宅地14内に設けられている。この住宅13の周囲には、宅内排水管路12の一部を構成する雨水用埋設配管としての塩ビ配管18…等が、予め埋設されて設けられている。
また、この宅内排水管路12には、宅地14内に間隔を置いて埋設されて、前記住宅13の屋根部15へ降雨した雨水を、縦樋19…を介して、各々集水する個別雨水マス16…が、複数設けられている。
そして、一定の勾配が与えられて埋設された前記塩ビ配管18…によって、これらの個別雨水マス16,16間及びこれらの個別雨水マス16…と、宅地内最終雨水マスとしての宅地内最終雨水マス17間とが接続されることにより、前記宅内排水管路12から流下する雨水を、宅地内最終雨水マス17に形成されたマス流入口17bから、この宅地内最終雨水マス17のマス本体17a内に導くように構成されている。
更に、この宅地内最終雨水マス17のマス流出口17cには、道路20に埋設される公共下水の一部としての公共下水用雨水マス21の流入口21aと連結されるオーバーフロー部材23が、接続されている。
そして、この公共下水用雨水マス21は、排水管24を介して、雨水本管22と接続されていて、前記宅地内最終雨水マス17から流下した雨水が、これらの公共下水用雨水マ
ス21、排水管24を介して、この雨水本管22へ放流可能となるように構成されている。
図1は、この発明の実施の形態の実施例1の住宅用雨水貯留システムの宅地内最終雨水マス17と、公共下水用雨水マス21との間に介在されるオーバーフロー部材23を示すものである。
まず、構成から説明すると、この実施例1の宅地内最終雨水マス17は、前記個別雨水マス16と略同一形状を呈し、主にポリプロピレン製材料で構成されていて、有底略円筒形状で、しかも、上面に、蓋体25を装着する開口部17eが形成されたマス本体17aを有している。
このマス本体17aの側面部17dには、マス流入口17bが、少なくとも1つ形成されている。この実施例1では、2カ所に前記マス流入口17b,17bが形成されている。
これらのマス流入口17bには、前記宅内集水経路12側の塩ビ配管18の先端18aが、周縁に設けられたシールパッキン材26を介して挿通されて、各々接続されている。
また、この側面部17dには、前記マス流入口17bと略同じ高さ方向位置に、マス流出口17cが、形成されている。
このマス流出口17cには、前記オーバーフロー部材23の一部を構成する上流側継手材27の流入側開口部27aが、周縁に設けられたシールパッキン材26を介して挿通されて接続されている。
この上流側継手部材27は、前記公共下水用雨水マス21の流入口21aに、シールパッキン材26を介して挿通されて接続される下流側継手部材28と略同一形状を呈していて、図5に示すように、前記流入側開口部27aの中心軸27bよりも、一定高さh1、高い位置に中心軸27dを有する直管接続受口部27cが、連結通路部27eを介して、一体に連通するように形成されていて、側面視クランク形状を呈して構成されている。
この連結通路部27eと、前記直管接続受口部27cとの間には、オーバーフロー流入口27fが形成されていて、下縁27gを、前記宅内排水管路12の各塩ビ配管18…内の貯留空間部よりも上方位置に位置させることにより、前記宅地内最終雨水マス17内及び前記宅内排水管路12内の個別雨水マス16…及び塩ビ配管18…内に、雨水が一定量貯留可能となるように構成されている。
また、この実施例1では、前記流入側開口部27aの底面部27hに沿って、細管受口部27iが、この流入側開口部27aの反対で、前記直管接続受口部27cの下方位置に、一体に形成されている。
この細管受口部27i内には、流入した雨水の直接の流出を抑制する隔壁部27jが形成されると共に、この隔壁部27jの一部には、前記宅内集水経路12の高さに適合させて、内外を連通するように形成された小穴状のオリフィス部27kが設けられていて、オリフィスが一体に設けられたオリフィス継手部材として、この上流側継手部材27が機能するように構成されている。
また、この実施例1の流入側開口部27aには、図6に示されるような網目状のメッシ
ュ部29aを有する円板状のメッシュフィルタ部材29が嵌着されていて、このメッシュ部29aによって、交雑物の前記オーバーフロー部材23内への侵入が阻止されるように構成されている。
そして、これらの上,下流側継手部材27,28間には、図1に示すように、前記各直管接続受口部27c,28cに各両端縁30a,30aが各々挿入されて嵌着される塩ビ直管30と、前記各細管受口部27i,28iに各両端縁31a,31aが各々挿入されて嵌着される塩ビ細管31とが設けられて、前記宅地内最終雨水マス17と、公共下水用雨水マス21とが、前記オーバーフロー部材23を介在させて、前記オーバーフロー流入口27fの下縁27gが、前記宅内排水管路12よりも上方位置に位置させた状態となるように接続されている。
次に、この実施例1の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例1の住宅用雨水貯留システムでは、降雨によって、前記住宅13の屋根部15に降った雨水3…が、軒樋4…及び縦樋19…内を伝って、住宅13の外壁部に沿って流下する。
前記縦樋19内を流下した雨水は、前記個別雨水マス16…に各々流入して、水位を上昇させる。
この際、これらの個別雨水マス16…に接続された前記塩ビ配管18…の高さに水位が到達すると、この塩ビ配管18内でも、前記個別雨水マス16…内に流入した雨水によって水位が上昇して、前記宅地内最終雨水マス17方向に雨水が流下する。
前記宅地内最終雨水マス17内では、これらの流入した雨水によって、雨水の貯留が開始される。
この際の宅地内最終雨水マス17内の水位は、前記各個別雨水マス16…の水位と略同じとなる。
このため、宅地14内に一時貯留される雨水量は、前記宅地内最終雨水マス17内の容量に、前記各個別雨水マス16…内の容量及び各塩ビ配管18…内の容量を合わせた合計容量となる。
そして、前記宅地内最終雨水マス17と、公共下水用雨水マス21との間に設けられた前記オーバーフロー部材23のうち、前記上流側継手部材27に形成されたオーバーフロー流入口27fの下縁27gが、これらの宅内排水管路12よりも上方位置に設けられている。
従って、この宅地内最終雨水マス17内の雨水の水位は、このオーバーフロー流入口27fの下縁27gに到達するまで、宅地内最終雨水マス17内と、前記宅内排水管路12内の各個別雨水マス16…及び各塩ビ配管18…との内部に、一定量貯留される。
そして、水位がこの下縁27gに到達すると、雨水がこの下縁27gを乗り越えて、前記塩ビ直管30及び下流側継手部材28内を通過して、前記公共下水用雨水マス21内に流下する。
従って、降雨開始から時間をおいて、前記公共下水用雨水マス21,排水管24を介して前記雨水本管22へ、雨水が排水される。
このように、前記宅地内最終雨水マス17内及び前記宅内排水管路12内に、雨水が一定量貯留されて、宅内に一時貯留された後、前記オーバーフロー流入口27fの下縁27gを乗り越えた雨水が、流出することとなり、河川や下水道施設等の豪雨による急激な増水を緩和することができる。
また、前記オーバーフロー部材23は、前記宅地内最終雨水マス17の前記マス流出口17cと公共下水用雨水マス21の流入口21aとの間に容易に装着されるので、既設の宅内排水管路12に用いる場合にも、公共下水に流出する直前である公共下水用雨水マス21の手前の1カ所で用いれば、貯留量や流出量の設定が容易に行える。
このため、従来の様に、全ての経路の地面を掘り返す必要が無く、施工作業性が良好である。
更に、この実施例1では、雨水の排水により、再び、前記宅地内最終雨水マス17に接続される上流側継手部材27内の水位が、前記下縁27g位置まで、戻ると、この塩ビ直管30内への雨水の流下は停止される。
そして、この上流側継手部材27に一体に形成されたオリフィス27kから、貯留された雨水が徐々に排水されるので、一定時間経過後は、前記宅地内最終雨水マス17内と、前記塩ビ配管18…及び各個別雨水マス16…内とに貯留された雨水が、このオリフィス27kが形成された高さ位置まで排水されて再度、雨水が流入する際の貯留量が確保される。
しかも、この実施例1の前記塩ビ直管30及び塩ビ細管31は、通常の塩ビ配管をそのまま利用できる。
このため、安価に前記オーバーフロー部材23が、構成出来ると共に、宅地内最終雨水マス17と前記公共下水用雨水マス21との距離が、施工現場によって異なっていても、これらの前記塩ビ直管30及び塩ビ細管31の長さを切りそろえることにより対応させることが出来、更に施工作業性が良好である。
更に、この実施例1の上流側継手部材27には、前記オリフィス部27kが一体に形成されている。このため、前記宅地内最終雨水マス17に、オリフィス部を形成したり、オリフィス部を別部材で構成する必要が無い。従って、前記宅地14内に埋設される他の個別雨水マス16…と同一の形状の雨水マスを使用する等、既存のマスを用いて、安価に構成出来る。
しかも、この実施例1では、前記上,下流側継手部材27,28が、同一形状に形成されているので、成形に用いる成形型を共通となるものを用いて構成出来、製造コストの増大を抑制できる。
図7は、この発明の実施例2の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例1と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例2では、宅地内最終雨水マス117及び公共下水用雨水マス121が、塩化ビニル製材料で構成されていて、円筒形状を呈する入水側受口部117a,127a及び排水側受口部117b,127bが、各々外側方に向けて一体に突設されている。
そして、これらの排水側受口部117b及び入水側受口部117aには、前記オーバーフロー部材23を構成する上,下流側継手部材27,28の流入側開口部27a,27aが各々内嵌されて接続されている。
そして、この上流側継手部材27には、図7に示すように、前記連結通路部27eと、前記直管接続受口部27cとの間には、オーバーフロー流入口27fが形成されていて、下縁27gが、前記宅内排水管路12の各塩ビ配管18…内の貯留空間部よりも上方位置に位置されることにより、前記宅地内最終雨水マス17内及び前記宅内排水管路12内の個別雨水マス16…及び塩ビ配管18…内に、雨水が一定量貯留可能となるように構成されている。
次に、この実施例2の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例2の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1の作用効果に加えて、更に、前記宅地内最終雨水マス117の排水側受口部117b及び公共下水用雨水マス121の入水側受口部117aに各々前記オーバーフロー部材23を構成する上,下流側継手部材27,28の流入側開口部27a,27aが、内嵌されて接続されている。
このため、実施例1で用いられている前記シールパッキン材26を省略出来、更に、部品点数を減少させて、施工を簡略なものとすることができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1と略同様であるので、説明を省略する。
図8及び図9は、この発明の実施例3の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例1,2と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例3では、前記宅地内最終雨水マス217のマス本体217aが、主にポリプロピレン製材料で構成されていて、側面部217dには、前記塩ビ配管18が接続される流入側開口部217bよりも高い位置に、塩ビ直管30の端部30aが直接接続される直管接続開口部217cが、形成されている。
この直管接続開口部217cに接続される前記塩ビ直管30の端部30aは、オーバーフロー流入口227fを構成していて、下縁227gを、前記宅内排水管路12の各塩ビ配管18…内の貯留空間部よりも上方位置に位置させることにより、前記宅地内最終雨水マス17内及び前記宅内排水管路12内の個別雨水マス16…及び塩ビ配管18…内に、雨水が一定量貯留可能となるように構成されている。
更に、この実施例3では、このマス本体217aの側面部217dには、前記宅内排水管路12の塩ビ配管18の高さに適合させて形成したオリフィス開口部227kを有する細管受口部227iが一体に形成されている。
そして、これらの直管接続開口部217cに端縁30aが挿入されて嵌着される塩ビ直管30と、前記細管受口部227iに端縁31aが挿入されて嵌着される塩ビ細管31とによって、前記宅地内最終雨水マス17と、公共下水用雨水マス21との間に介在されて、これらの反対側端縁30a,31aが接続される前記公共下水用雨水マス21に、一時貯留された雨水を流下させる前記オーバーフロー部材223が構成されている。
次に、この実施例3の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
このように構成された実施例3の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1,2の作用効果に加えて、更に、前記宅地内最終雨水マス217に設けられた前記細管受口部227i近傍のオリフィス開口部227kから、徐々に、前記宅地内最終雨水マス217内及び前記宅内排水管路12内に一時貯留された雨水が排水される。
このため、別途、オリフィス部を構成するための部品が不要となり、製造コストの増大が抑制される。
なお、図9中二点鎖線で示すように、前記オリフィス開口部227kを有する細管受口部227iを、マス本体217aの底面部近傍に形成してもよい。
この場合、前記マス本体217aの底面部近傍まで、雨水が、このオリフィス開口部227kから排水された後の水位を低下させることが出来る。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1と略同様であるので、説明を省略する。
図10及び図11は、この発明の実施例4の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例3と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例4では、前記宅地内最終雨水マス317のマス本体317aが、主に塩化ビニル製材料で構成されていて、側面部317dには、前記塩ビ配管18が接続される流入側受口部317bよりも高い位置に、塩ビ直管30の端部30aが直接接続される直管接続受口部317cが、形成されている。
この直管接続受口部317cに接続される前記塩ビ直管30の端部30aは、オーバーフロー流入口327fに臨んでいて、下縁327gを、前記宅内排水管路12の各塩ビ配管18…内の貯留空間部よりも上方位置に位置させることにより、前記宅地内最終雨水マス17内及び前記宅内排水管路12内の個別雨水マス16…及び塩ビ配管18…内に、雨水が一定量貯留可能となるように構成されている。
更に、この実施例4では、このマス本体317aの側面部317dには、前記宅内排水管路12の塩ビ配管18の高さに適合させて形成されたオリフィス開口部327kを有する細管受口部327iが一体に形成されている。
そして、これらの直管接続開口部317cに端縁30aが挿入されて嵌着される塩ビ直管30と、前記細管受口部327iに端縁31aが挿入されて嵌着される塩ビ細管31とによって、前記宅地内最終雨水マス317と、公共下水用雨水マス21との間に介在されて、これらの反対側端縁30a,31aが接続される前記公共下水用雨水マス321に、一時貯留された雨水を流下させる前記オーバーフロー部材323が構成されている。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至3と略同様であるので、説明を省略する。
図12は、この発明の実施例5の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例3と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例5では、宅地内最終雨水マス417のマス本体417aが、主にポリプロピレン製材料で構成されていて、上部側面部417bには、前記塩ビ配管18が接続される流入側開口部417bよりも高い位置に、塩ビ直管30の端部30aが直接接続される直管接続開口部417cが、形成されている。
また、この塩ビ直管30の反対側の端部30aは、前記公共下水用雨水マス421の上部側面部421bに直接接続されている。
次に、この実施例5の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例5の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例3のオーバーフロー流入口227fよりも、更に高い位置に、オーバーフロー流入口427fの下縁427gを設定出来る。
このため、前記宅地内最終雨水マス417又は個別雨水マス16…内の雨水の貯留量を更に、増大させることが出来る。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例3と略同様であるので、説明を省略する。
図13及び図14は、この発明の実施例6の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例1乃至5と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例6の住宅用雨水貯留システムでは、オーバーフロー部材623が、ポリプロピレン製の宅地内最終雨水マス617のマス本体617aから延設される直管617bと、公共下水用雨水マス621のマス本体621aから延設される直管621bとの間に、介在されて接続される左右一対の三方チーズ管624,624、エルボ管625,625、及びこれらのエルボ管625,625管を連結する塩ビ直管626とを有して主に構成されている。
このうち、前記三方チーズ管624,624の対向側端縁開口部624a,624aには、前記オリフィス開口部627kを有する細管受口部627iが一体に形成された閉塞部材627,627が各々嵌着されている。
そして、これらの細管受口部627i,627iには、塩ビ細管31の両端部31a,31aが各々嵌着されて接続されている。
次に、この実施例6の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例6の住宅用雨水貯留システムでは、前記一対のエルボ管625,625のうち、上流のエルボ管625内の湾曲した流通路が、前記塩ビ直管626の上流側端縁と接続されている部分が、オーバーフロー流入口となり、この接続部分近傍の流通路下縁を乗り越えた雨水が、前記公共下水用雨水マス621方向へ流出される。
このため、水位が、この接続部分近傍の流通路下縁に到達するまで、前記宅地内最終雨水マス617内と、前記宅内排水管路12内の各個別雨水マス16…及び各塩ビ配管18…内とに、雨水が一定量貯留され、河川や下水道施設等の豪雨による急激な増水を緩和す
ることができる。
また、前記閉塞部材627に形成されたオリフィス開口部627kから、貯留された雨水が徐々に排水されるので、一定時間経過後は、前記宅地内最終雨水マス617内と、前記塩ビ配管18…及び各個別雨水マス16…内に貯留された雨水が、このオリフィス開口部627kが形成された高さ位置まで排水されて再度、雨水が流入する際の貯留量が確保される。
この実施例6では、前記三方チーズ管624の一端側開口部に嵌着される正面視円形の閉塞部材627の下縁近傍に、図14に示すように、前記オリフィス開口部627kが形成されているので、前記マス本体617aから延設される直管617bの内部の雨水を略全量前記オリフィス開口部627kから排水させることができる。
そして、前記オーバーフロー部材623が、既存の前記左右一対の三方チーズ管624,624、エルボ管625,625、及びこれらのエルボ管625,625管を連結する塩ビ直管626とから主に構成されている。
このため、別途、オーバーフロー部材を構成するための部品は、前記閉塞部材627,627のみで良く、特殊な部品の増大を抑制させることが可能となり、製造コストの増大が抑制される。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至5と略同様であるので、説明を省略する。
図15は、この発明の実施例7の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例1乃至6と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例7の住宅用雨水貯留システムでは、オーバーフロー部材723が、前記実施例2と略同様に形成された塩化ビニル製の宅地内最終雨水マス117から各々外側方に向けて一体に突設されている円筒形状を呈する入水側受口部117a,127a及び排水側受口部117b,127bのうち、対向する排水側受口部117b及び入水側受口部127a間に介在されて接続される短尺塩ビ直管717b,717bと、左右一対の三方チーズ管624,624、エルボ管625,625、及びこれらのエルボ管625,625管を連結する塩ビ直管626とを有して主に構成されている。
このうち、前記三方チーズ管624,624の対向側端縁開口部624a,624aには、前記オリフィス開口部627kを有する細管受口部627iが一体に形成された閉塞部材627,627が各々嵌着されている。
そして、これらの細管受口部627i,627iには、塩ビ細管31の両端部31a,31aが各々嵌着されて接続されている。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至6と略同様であるので、説明を省略する。
図16は、この発明の実施例8の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記実施例1乃至7と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例8の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例2と略同様に形成された塩化ビニル製の宅地内最終雨水マス817から各々外側方に向けて一体に突設されている円筒形状を呈する入水側受口部117a,127a及び排水側受口部117b,127bのうち、対向する排水側受口部117b及び入水側受口部127aに各々図示省略の前記オリフィス開口部627kを有する細管受口部627iが一体に形成された閉塞部材627,627が各々嵌着されている。
そして、これらの細管受口部627i,627iには、塩ビ細管31の両端部31a,31aが各々嵌着されて接続されている。
また、この実施例8では、オーバーフロー部材823を構成する塩ビ直管30の両端縁部30b,30bが、直接、前記宅地内最終雨水マス817の上部側面部817b及び公共下水用雨水マス821の上部側面部821bに、接続されて固着されている。
次に、この実施例8の住宅用雨水貯留システムの作用効果について説明する。
この実施例8の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例6,7の作用効果に加えて、更に、オーバーフロー部材823を構成する部品を、直接、前記宅地内最終雨水マス817の上部側面部817b及び公共下水用雨水マス821の上部側面部821bに接続される塩ビ直管30と、前記閉塞部材627,627及びこれらを接続する塩ビ細管31としている。
このため、更に、部品点数の増大が抑制されて、製造コストを減少させることができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至7と略同様であるので、説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例1乃至8を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態では、オーバーフロー部材として、上流側継手部材27等を用いたものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、エルボ管等の一つの屈曲側面に、オリフィスを穿設形成する等、どのような継手形状部材や管材等を用いたもの等であってもよく、宅地内最終雨水マス17と公共下水用雨水マス21との間に設けられて、オーバーフロー流入口の下縁が、前記宅内排水管路12よりも上方位置に設けられているものであるならば、どのような形状、数量及び材質であってもよい。
更に、前記宅地内最終雨水マスとしての宅地内最終雨水マス17,117等を用いて説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、雨水マスではない集水マスや、細孔が形成された浸透マス部を有する集水マス等、宅地内最終雨水マスであれば、形状、流入口17b等の受口部の数量が特に限定されるものではないと共に、ポリプロピレン製又は塩ビ製に限らず、他の合成樹脂製材料及びそれらの混合物等、どのような材質で構成されていても良い。
この発明の実施の形態の実施例1の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の一部を切り欠いた縦断面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、全体の構成を説明する宅地内建物周縁の地中内の断面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、全体の構成を説明する宅地内建物周縁の模式的な一部断面斜視図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、建物周縁の模式的な平面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムに用いられる上,下流側継手部材の構成を説明する縦断面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、上流側継手部材に用いられるメッシュフィルタ部材の正面図である。 実施例2の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の一部を切り欠いた縦断面図である。 実施例3の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 実施例3の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの縦断面図である。 実施例4の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 実施例4の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの縦断面図である。 実施例5の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 実施例6の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 実施例6の住宅用雨水貯留システムで、閉塞部材の縦断面図である。 実施例7の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 実施例8の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する宅地内最終雨水マスの地中埋設部分の側面図である。 従来例の住宅用雨水貯留装置で、建物と地中内との構成を説明する模式的な一部断面図で、(a)は、縦断面図、(b)は、延設方向に沿った位置での断面図である。
12 宅内排水管路
13 住宅(建物)
14 宅地
15 屋根部
16 個別雨水マス
17,117,217,317,417,617,717 宅地内最終雨水マス(宅地内最終雨水マス)
17c マス流出口
18 塩ビ配管(排水管)
19 縦樋
21 公共下水用雨水マス
27 上流側継手部材
27f オーバーフロー流入口
27g 下縁
27k オリフィス部
23,223,323,623,723,823 オーバーフロー部材
30,626 塩ビ直管(オーバーフロー用排水管)

Claims (4)

  1. 宅地内の建物の周囲に個別雨水マスが埋設され、該個別雨水マス間が排水管にて接続されて宅内排水管路とされ、建物の屋根部へ降雨した雨水を、縦樋を介して前記個別雨水マスに集水し、個別雨水マス間を接続している排水管を通じて宅地内最終雨水マス内へ導くと共に、該宅地内最終雨水マスの下流側に位置し、宅地内最終雨水マスのマス流出口と筒状のオーバーフロー部材にて接続されている公共下水用雨水マスを経由して公共下水に排水する住宅用雨水貯留システムであって、
    前記オーバーフロー部材を構成しているオーバーフロー用排水管の流入口の下縁を前記各個別雨水マス間を接続している排水管よりも上方位置に位置させることにより、前記宅内排水管路内に、雨水を一定量貯留可能とされていることを特徴とする住宅用雨水貯留システム。
  2. 前記オーバーフロー部材は、前記宅内排水管路の高さに適合させて形成したオリフィス部を有するオリフィス継手部材を有することを特徴とする請求項1記載の住宅用雨水貯留システム。
  3. 前記宅地内最終雨水マスの側壁に、前記宅内排水管路の高さに適合させて形成したオリフィス開口部を有する接続部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の住宅用雨水貯留システム。
  4. 前記オーバーフロー用排水管が、既存のエルボ管部材又は三方チーズ管部材を用いて構成されていることを特徴とする請求項1記載の住宅用雨水貯留システム。
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