JP4302506B2 - 住宅用雨水貯留システム - Google Patents

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Description

この発明は、降雨時に、河川や下水道施設への負荷を低減させる住宅用雨水貯留システ
ムに関するものである。
従来、図18,図19に示すような住宅用雨水貯留装置が、知られている(例えば、特
許文献1等参照)。
まず、構成から説明すると、この従来の住宅用雨水貯留装置では、建物1の屋根部2の
軒先に設けられた軒樋4には、縦樋5が接続されている。
この縦樋5の下端5aは、住宅用雨水貯留装置6のタンク6aに接続されている。
この住宅用雨水貯留装置6のタンク6aは、略箱型形状を呈して、建物1の屋外側地表
に載置されて、内部に各々所定の貯留容積を有する貯留槽部7及び、流出抑制槽部8が、
隣接されて形成されると共に、中央壁部9上縁部近傍の連通開口9aを介して連通されて
いる。
また、前記流出抑制槽部8の上縁部近傍には、余水吐管10が、接続されていると共に
、前記流出抑制槽部8の下縁部近傍に開口形成されたオリフィス11によって、連通され
る排水管12に、溜まった雨水が排水されるように構成されている。
次に、この従来の住宅用雨水貯留装置6の作用について説明する。
このように構成された住宅用雨水貯留装置6では、前記建物1の屋根部2に降った雨水
3は、軒樋4を介して、縦樋5に集められて、この縦樋5内を建物1の外壁部に沿って流
下する。
前記縦樋5内を流下した雨水は、前記住宅用雨水貯留装置6のタンク6a内に流入する
。前記タンク6a内に流入した雨水は、一旦前記貯留槽部7に溜まり、満水になると、中
央壁部9に開口形成された連通開口9aから流出抑制槽部8内へ流入する。
前記流出抑制槽部8では、前記オリフィス11によって、前記排水管12への流出が抑
制されている。
このため、大雨等によって、短時間で、前記縦樋5内を流下する流量が増大しても、一
度に河川や下水道施設へ放流されることが無い。
従って、河川や下水道施設への負荷を低減させることができる。
前記流出抑制槽部8に一定量の雨水が溜まり、満水状態になると、前記余水吐管10か
ら、この流出抑制槽部8の雨水が排水されて、前記オリフィス11から排水される雨水と
共に、前記排水管12から、一定の時間をおいて徐々に排水される。
特開2000−73417公報(図1,図2、段落0006乃至0007)
しかしながら、このような従来の住宅用雨水貯留装置6では、建物1の屋外側地表に略
箱型形状の貯留槽部7及び、流出抑制槽部8を有するタンク6aを載置しなければならず
、屋外に余剰スペースが確保しにくい住宅では、設置出来ないといった問題があった。
また、住宅用雨水貯留装置6の製造コスト及び搬送等の設置コストが、建物1周囲の外
構工事に加えて、更に、増大してしまうといった問題もあった。
又、通常の住宅であれば、縦樋5は複数本(4〜5本)あり、縦樋体毎にタンク6aを
設けなければならないか、又は1つのタンク6aに集水しようとする場合には、複数の縦
樋5を集合させるように配管しなければならず、建物1の外観に悪影響を及ぼすといった
問題も有している。
そこで、この発明は、スペース効率が良好で、安価に施工出来、一般の住宅建物に用い
て好適な住宅用雨水貯留システムを提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明では、宅地内の建物の周囲に設けられて、建物の屋根部へ降雨した雨水を、縦樋を介して個別雨水マスに集水し、個別雨水マス間及び宅地内最終マス間を埋設配管で接続することにより、雨水を通過させて宅地内最終雨水マスへ、雨水を流下させる住宅用雨水貯留システムであって、前記埋設配管路断面は、上部の雨水を通過させる通過部と、下部の雨水を一定量貯留可能な貯留部とに、機能的に分割されており、前記貯留部は、前記埋設配管の流路断面内で、下方に位置させることにより、上方に位置する通過部に対して、該通過部の流路断面積を、前記雨水が通過可能となる一定の断面積に設定した際の該通過部との間に水平境界線を設け、前記宅地内最終雨水マスに設けられたオーバーフローパイプの下端縁の上下方向位置と、該水平境界線の上下方向位置とを一致させると共に、該宅地内最終雨水マスには、貯留される雨水を徐々に排水可能なオリフィスを設けた住宅用雨水貯留システムを特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記貯留部は、前記埋設配管の流路断面内で、出
口開口部又は入口開口部の断面積を有する前記通過部の上下方向位置に設けられて、該埋
設配管の長手方向に沿って形成されている請求項1記載の住宅用雨水貯留システムを特徴
としている。
このように構成された本願発明の請求項1記載のものは、建物の周囲に埋設される前記埋設配管路断面は上部の雨水を通過させる通過部と、下部の雨水を一定量貯留可能な貯留部とに、機能的に分割されているので、別途、従来のような貯留槽部及び流出抑制槽部等を有する住宅用雨水貯留装置を設けること無く、設置出来る。
このため、製造コストの増大を抑制出来て、スペース効率の良好な住宅用雨水貯留シス
テムを提供することが出来る。
更に、前記埋設配管は、地中に埋設されているので、施工後は外部から見えず、外観品
質も良好なものとすることが出来る。
更に、前記埋設配管の貯留部に、雨水の貯留が開始されると、前記水平境界線位置までは、該埋設配管に接続される宅地内最終雨水マス内の水位の上昇と共に、水位を上昇させて、雨水を一旦、貯留させることができる。このため、前記個別雨水マスに接続される前記埋設配管の数量及び長さを増大させることにより、容易に雨水の貯留量を増大させることが出来る。このため、前記個別雨水マスに接続される前記埋設配管の数量及び長さを増大させることにより、容易に雨水の貯留量を増大させることが出来る。
また、前記埋設配管内の貯留量が、前記水平境界線位置を超えると、前記宅地内最終雨水マスに設けられたオーバーフローパイプの下端縁の上下方向位置を超えるので、降雨開始から時間をおいて、排水が開始される。従って、河川や下水道施設への負荷を低減させることができる。
排水により、再び、前記埋設配管内の貯留量が、前記水平境界線位置まで、戻ると、前記オーバーフローパイプからの排水は停止される。
そして、前記宅地内最終雨水マスに設けられたオリフィスから、貯留された雨水が徐々に排水されるので、一定時間経過後は、前記埋設配管及び個別雨水マス内の雨水は、完全に排水されて再度、雨水が流入する際の貯留量が確保される。
また、請求項2に記載されたものは、前記貯留部が、前記埋設配管の流路断面内で、出口開口部又は入口開口部の断面積を有する前記通過部の上下方向位置に設けられて、該埋設配管の長手方向に沿って形成されている。
このため、前記通過部の横幅と略同様の横幅に、前記貯留部の横幅を略一致させるか或いは狭く形成することにより、前記埋設配管の埋設用溝を掘削する際に、掘削幅を拡大させる必要が無い。
従って、設置コストの増大を抑制出来ると共に、設置スペースも通常の埋設配管と略同様に、前記建物の周囲のデッドスペースを用いて設けることができるので、充分な貯留量の確保が可能となり、スペース効率も良好である。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の住宅用雨水貯留
システムを説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
図1乃至図17は、この発明の実施の形態の住宅用雨水貯留システムを説明するもので
ある。
まず、構成を説明すると、この発明の実施の形態では、図2,図3に示すような建物と
しての住宅13が、宅地14内に設けられている。この住宅13の周囲には、雨水用埋設
配管としての卵形配管18…等が設けられている。
これらの卵形配管18…等は、住宅13の屋根部15へ降雨した雨水が、縦樋19…を
介して、個別雨水マス16…に各々集水された後、これらの個別雨水マス16,16間及
びこれらの個別雨水マス16…と、宅地内最終雨水マス17間とを接続することにより、
内部の通過部内へこれらの雨水を通過させて、前記宅地内最終雨水マス17へ、雨水が流
下されるように構成されている。
更に、この宅地内最終雨水マス17は、道路20に埋設される公共用雨水マス21を介
して、雨水本管22と接続されていて、雨水が、放流可能となるように構成されている。
図1乃至図5は、この発明の実施の形態の実施例1の住宅用雨水貯留システムを示すも
のである。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例1の住宅用雨水貯留システムでは、前記埋設配
管として、中空の卵形断面形状を有する複数の卵形配管18…が用いられている。
なお、図1中左側の卵形配管18Lは、図中右側の卵形配管18と、長手方向長さ寸法
を相違させて、機能としては、略同一であるため、主に、卵形配管18を用いて、構成、
及び作用効果を詳述する。
そして、これらの卵形配管18が、両端縁に設けられて、入口開口部25a及び出口開
口部26aを各々設けた開口径変換継手部材25,26を介して、前記上流側の個別雨水
マス16又は下流側の個別雨水マス16及び宅地内最終雨水マス17に各々一定の勾配(
この実施例1では、100:1勾配)で、接続されている。
この卵形配管18は、図5に示すように、先細り形状の下端縁部18aを、下方に向け
て設置することにより、外径では、横幅H1を、オーバーフローパイプ23等の他の配管
(径=約100mm)の横幅H2と、略同一寸法としている。
この卵形配管18は、内部の1つの空間が、流路断面で、上,下に機能的に分割されて
いる。
即ち、この実施例1では、図5に示すように、雨水を通過させる通過部18bと、雨水
を一定量貯留可能な貯留部18cとに、図5中一点鎖線で示す位置に仮想的に設けられる
水平境界線24を挟んで、上,下に機能的に分割されている。
このうち、前記通過部18bは、前記住宅1の屋根部15へ降雨した雨水を、縦樋19
を介して集水した後、前記個別雨水マス16から下流側に設けられた隣接する他の個別雨
水マス16又は、宅地内最終雨水マス17へ通過させるため、前記出口開口部26a又は
入口開口部25aの流路断面積と略同一の流路断面積を有して、雨水が通過可能となる最
低断面積を超える断面積となるように設定されている。
また、前記貯留部18cは、前記卵形配管18の流路断面内で、前記通過部18bの上
下方向で下方位置に設けられて、この卵形配管18の長手方向に沿って、略全長に渡り形
成されている。
更に、この貯留部18cは、前記卵形配管18の流路断面内に設けられていて、前記水
平境界線24を挟んで、下方に位置されることにより、上方に位置する通過部18bと共
に、合計断面積が、前記卵形配管18の流路断面積となるように構成されている。
すなわち、前記卵形配管18の流路断面積から、前記雨水が通過可能となる一定の断面
積(例えば、この実施例1では、一般的な径100mmの塩ビ配管の流路断面積と略同じ
流路断面積)に設定された通過部18bの流路断面積を減算して、前記貯留部18cの容
量が略決定されている。
そして、この実施例1では、宅地14内の全ての前記卵形配管18…の合計貯留量が、
約1立方メートルを超えるように、設定されている。
更に、この実施例1の卵形配管18では、前記通過部18bの上面部に、空気抜き孔1
8dが、設けられている。
この空気抜き孔18dでは、空気が通過部18b内外へ通過可能に構成されることによ
り、水位の上昇に伴って、通過部18b内の空気を、外部に排出すると共に、水位の下降
に伴って外部から空気を卵形配管18内に吸入して、卵形配管18内の空気の圧力変動が
、抑制されるように構成されている。
また、前記開口径変換継手部材25,26は、各々前記卵形配管18の端部側に装着さ
れる一端の接続部形状を、前記卵形配管18の形状に適合させていると共に、個別雨水マ
ス16に接続される他端の接続部形状を、一般的な、例えば、径100mmの塩ビ配管の
端縁部形状と略同一形状としている。
更に、前記宅地内最終雨水マス17と、前記道路20に埋設される公共用雨水マス21
との間は、前記宅地内最終雨水マス17から延設されたオーバーフローパイプ23によっ
て接続されている。
このオーバーフローパイプ23の前記宅地内最終雨水マス17への接続位置では、図5
に示すように、このオーバーフローパイプ23の下端縁23aの上下方向位置と、前記水
平境界線24の上下方向位置とが、一致するように構成されている。
更に、図1に示すように、前記宅地内最終雨水マス17と、前記道路20に埋設される
公共用雨水マス21との間には、この宅地内最終雨水マス17内に貯留される雨水を徐々
に排水可能なオリフィス管27が、前記宅地内最終雨水マス17の下縁部近傍から延設さ
れて設けられている。
そして、前記公共用雨水マス21と雨水本管22との間には、排水管29が設けられて
いて、雨水が、放流可能となるように構成されている。
次に、この実施例1の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例1の住宅用雨水貯留システムでは、降雨によって、前記住宅13の屋根部1
5に降った雨水3…は、軒樋4…を介して、縦樋19…に集められて、この縦樋19内を
住宅13の外壁部に沿って流下する。
前記縦樋19内を流下した雨水は、前記個別雨水マス16…に各々流入して、水位を上
昇させる。この際、前記個別雨水マス16…に、開口径変換継手部材25等によって、接
続された前記卵形配管18…内でも、前記個別雨水マス16…内に流入した雨水によって
水位が上昇する。
これらの流入した雨水によって、前記卵形配管18の貯留部18cに、雨水の貯留が開
始されると、図5に示す前記水平境界線24位置までは、この卵形配管18に接続される
個別雨水マス16内の水位の上昇と共に、水位が上昇されて、雨水が一旦、貯留される。
このため、前記個別雨水マス16に接続される前記卵形配管18…の数量及び長さを増
大させることにより、容易に雨水の貯留量を増大させることが出来る。
また、この卵形配管18と、前記宅地内最終雨水マス17との間も、開口径変換継手部
材26の出口開口部26aを介して接続されているので、この卵形配管18内の水位の上
昇と共に、接続される宅地内最終雨水マス17内でも、水位が上昇されて、雨水が一旦、
貯留される。
前記卵形配管18内の貯留量が、前記水平境界線24位置を超えると、前記宅地内最終
雨水マス17に設けられたオーバーフローパイプ23の下端縁23aの上下方向位置を、
宅地内最終雨水マス17内の水位も超えるので、降雨開始から時間をおいて、前記公共用
雨水マス21及び雨水本管22へ、雨水が排水される。
従って、河川や下水道施設への負荷を低減させることができる。
この雨水の排水により、再び、前記卵形配管18内の貯留量が、前記水平境界線24位
置まで、戻ると、前記オーバーフローパイプ23の宅地内最終雨水マス17への接続部分
でも、下端縁23a位置を下回る。このため、前記オーバーフローパイプ23からの排水
は停止される。
そして、前記宅地内最終雨水マス17に設けられたオリフィス管27から、貯留された
雨水が徐々に排水されるので、一定時間経過後は、前記卵形配管18…及び各個別雨水マ
ス16…内の雨水は、完全に排水されて再度、雨水が流入する際の貯留量が確保される。
このように、前記住宅13の周囲に埋設される前記卵形配管18…に、雨水を一定量貯
留可能な貯留部18c…が、各々設けられているので、別途、図18及び図19に示す従
来のような貯留槽部7及び流出抑制槽部8等を有する住宅用雨水貯留装置6のタンク6a
を設ける必要が無い。
しかも、この実施例1では、前記貯留部18cが、前記卵形配管18の流路断面内で、
出口開口部26a又は入口開口部25aと略同じ断面積を有する前記通過部18bの上下
方向位置に、上,下に並べられて設けられていて、しかも、この卵形配管18の長手方向
に沿って、長手状に形成されている。
このため、前記通過部18bの横幅と略同様の横幅に、前記貯留部18cの横幅H1を
略一致させるか或いは狭く形成することにより、前記卵形配管18の埋設用溝を、宅地1
4内の住宅13の周囲に掘削する際に、掘削幅を、従来の通常用いられる、例えば、径が
、約100mm程度の埋設配管と同様の掘削幅でよく、このような従来の埋設配管に比し
て、拡大させる必要が無い。
従って、設置コストの増大を抑制出来ると共に、設置スペースも、通常の埋設配管と略
同様に、前記住宅13の周囲のデッドスペースを用いて設けることができるので、スペー
ス効率も良好である。
更に、前記卵形配管18は、地中に埋設されているので、施工後は外部から見えず、外
観品質も良好なものとすることが出来る。
そして、前記埋設配管として、卵形断面形状を有する卵形配管18を用いることにより
、横幅方向の掘削幅の増大を抑制しつつ、前記流路断面積を増大させて、前記通過部18
b及び貯留部18cとして、必要な容量を得ることが出来る。
しかも、先細り形状の下端縁部18aを、下方に向けて設置することにより、流下する
雨水の流速を増大させて、混入する異物の滞留を防止することが出来る。
このように、住宅13の周囲に埋設される前記卵形配管18に、雨水を一定量貯留可能
な貯留部18cが、設けられているので、別途、図18及び図19に示す従来のような貯
留槽部7及び流出抑制槽部8等を有する住宅用雨水貯留装置6のタンク6aを設ける必要
が無い。
例えば、従来の住宅用雨水貯留装置6では、建物の屋根部3の周囲に設けられる軒樋4
から1つのタンク6aに集水するためには、縦樋5を集合させるように配管しなければな
らず、充分な集水を行うためには、複数のタンク6a,6aを建物1の外部に設置しなけ
ればならない虞もあった。
これに比して、この実施例1では、図1及び図3に示すように、住宅13の周囲に前記
卵形配管18…を埋設して、周囲に点在する個別雨水マス16…に、縦樋19…を各々接
続することにより、少ない面積に分割された屋根部15の雨水を分散させた状態で、これ
らの個別雨水マス16に流下させてから、前記卵形配管18…によって集水出来る。
このため、製造コストの増大を抑制出来て、スペース効率の良好な住宅用雨水貯留シス
テムが提供されると共に、前記卵形配管18…は、地中に埋設されているので、施工後は
外部から見えず、外観品質も良好なものとすることが出来る。
しかも、この実施例1では、前記一本の卵形配管18の内部空間に、通過部18b及び
貯留部18cが設けられているので、部品点数を増加させることなく、製造コストの増大
を抑制出来る。
更に、前記卵形配管18の両端部に設けられる開口径変換継手部材25,26によって
、個別雨水マス16に接続される他端の接続部形状が、一般的な径100mmの塩ビ配管
の端縁部形状と略同一形状となるように構成されている。
このため、一般的な径100mmの塩ビ配管の端縁部が、接続可能に構成されている個
別雨水マス16を、そのまま使用出来るので、更に、製造コストの上昇を抑制出来る。
図6は、この発明の実施例2の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記
実施例1と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例2では、埋設配管としての卵形配管18,18
が、長手方向の長さ寸法L1,L2…を、全て同一寸法となるように構成されている。
そして、一部の開口径変換継手部材25の入口開口部25aと、前記個別雨水マス16
との間には、通常の径(この実施例2では、直径約100mm)の塩ビ配管30が、連結
されている。
このように構成された実施例2の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1の作用効
果に加えて、更に、前記卵形配管18,18…の長手方向の長さ寸法L1,L2…が、全
ての卵形配管18…で同一寸法となるように構成されている。
このため、更に、製造コストの増大を抑制出来る。しかも、前記塩ビ配管30は、前記
開口径変換継手部材25の入口開口部25aと、前記個別雨水マス16との間の距離に合
わせて、容易に長さ寸法を変更可能であるので、更に、施工性が良好である。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1と略同様であるので、説明を省略す
る。
図7は、この発明の実施例3の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前記
実施例1と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例3では、前記卵形配管18と、個別雨水マス1
6との間、及び前記卵形配管18と、宅地内最終雨水マス17との間に設けられた出口開
口部26aを有する開口径変換継手部材26に、各々、前記卵形配管18の貯留部18c
と、個別雨水マス16内及び宅地内最終雨水マス17内とを連通するサイフォン管部材3
1,31が設けられている。
次に、この実施例3の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
このように構成された実施例3の住宅用雨水貯留システムでは、前記サイフォン管部材
31,31によって、貯留部18c内に貯留された雨水が、個別雨水マス16内又は宅地
内最終雨水マス17内の水位の低下に伴って、個別雨水マス16内又は宅地内最終雨水マ
ス17内へ移送される。
このため、前記開口径変換継手部材26に形成される出口開口部26aの上下方向位置
が高く設定されていても、次回の降雨までに、前記貯留部18c内に貯留された雨水が、
個別雨水マス16内及び宅地内最終雨水マス17内に移送されて、この貯留部18cの雨
水の水位を貯留可能なレベルまで低下させることが出来る。
従って、更に、貯留部18cの容積を増大させることが可能となる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1と略同様であるので、説明を省略す
る。
図8は、この発明の実施例4の住宅用雨水貯留システムに用いられる埋設配管としての
小判形配管118を示すものである。なお、前記実施例1乃至3と同一乃至均等な部分に
ついては同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例4では、上,下端部を、略同一曲率半径の半円
形状として、中空の小判形形状を呈するように、前記小判形配管118の断面形状が、構
成されている。
そして、横幅H3を、前記オーバーフローパイプ23等の他の配管(径=約100mm
)の横幅H2と、略同一寸法としている。
この小判形配管118は、内部の一の空間が、流路断面で、上,下に機能的に分割され
ている。即ち、この実施例4では、図8に示すように、雨水を通過させる通過部118b
と、雨水を一定量貯留可能な貯留部118cとに、図8中一点鎖線で示す位置の水平境界
線24によって分割されている。
このうち、前記通過部118bは、雨水が通過可能となる一定の最低断面積を超える断
面積に設定されている。
また、前記貯留部118cは、前記小判形配管118の流路断面内で、前記通過部11
8bの上下方向で下方位置に設けられて、この小判形配管118の長手方向に沿って、略
全長に渡り形成されている。
次に、この実施例4の作用について説明する。
このように構成された実施例4の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1乃至3の
作用効果に加えて、更に、前記小判形配管118の内部の空間に設けられた通過部118
bが、断面形状で、前記通過部118bを構成する上端部と、略同一曲率半径を有する半
円形状の下端部を有して構成されている。
このため、更に、貯留部118cの貯留容積を増大させることができる。
また、この小判形配管118の横幅H3が、前記オーバーフローパイプ23等の他の配
管(径=約100mm)の横幅H2と、略同一寸法となるように構成されている。
このため、埋設用溝の掘削幅を、大きく設定する必要がなく、従来の例えば、径が、約
100mm程度の埋設配管と同様の掘削幅で良い。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至3と略同様であるので、説明を
省略する。
図9は、この発明の実施例5の住宅用雨水貯留システムに用いられる埋設配管としての
複合配管218を示すものである。なお、前記実施例1乃至4と同一乃至均等な部分につ
いては同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例5の複合配管218では、雨水を通過させる通
過配管218bと、この通過配管218bよりも下方に位置して、一旦雨水を貯留する貯
留配管218cとが、上,下に一対並設されて、機能的に役割が分担されて構成されてい
る。
このうち、前記通過配管218bは、中空円管状を呈して、外径では、横幅を、オーバ
ーフローパイプ23等の他の配管(径=約100mm)の横幅H2と、略同一寸法として
いる。
この通過配管218bの下流側開口部の下縁部218dの上下方向位置は、オーバーフ
ローパイプ23の前記宅地内最終雨水マス17への接続位置におけるこのオーバーフロー
パイプ23の下端縁23aの上下方向位置と、一致するように構成されている。
また、この実施例5の前記貯留配管218cは、中空円管状を呈して、外径では、横幅
を、前記通過配管の横幅と、略同一寸法か或いは大きく(径=約150〜300)なるよ
うに設定されて構成されている。
そして、各々前記複合配管218の両端部には、前記開口変換継手部材125,125
が各々装着されていて、前記通過配管218b及び貯留配管218cと、前記個別雨水マ
ス16又は、宅地内最終雨水マス17とを連通させるように接続させている。
次に、この実施例5の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例5の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1乃至4の作用効果に加えて
更に、降雨によって、雨水3…が、前記個別雨水マス16…に各々流入して、水位が上昇
すると、この個別雨水マス16…に、開口変換継手部材125によって、接続された前記
複合配管218のうち、まず、貯留配管218c内でも、水位が上昇する。
この際、前記宅地内最終雨水マス17内でも、雨水の貯留が開始されるが、水位が、前
記オーバーフローパイプ23の下端縁23aに到達するまでは、前記オリフィス管27に
よる少量の排水が、前記公共用雨水マス21に対して行われる。
そして、これらの複合配管218の上流側で、前記個別雨水マス16に接続される開口
変換継手部材125によって、前記複合配管218の通過配管218bに分流されるまで
、水位が上昇すると、前記宅地内最終雨水マス17内でも、雨水の水位が、前記オーバー
フローパイプ23の下端縁23a位置を超えて、このオーバーフローパイプ23を介して
、公共用雨水マス21へ、雨水の排水が行われる。
このように、降雨開始から時間をおいて、前記公共用雨水マス21及び雨水本管22へ
、雨水が排水される。従って、河川や下水道施設への負荷を低減させることができる。
また、前記複合配管218に用いられる前記通過配管218b及び、貯留配管218c
は、円管状を呈していて、通常用いられる安価な塩ビ配管等によって構成することができ
る。
このため、更に、製造コストの上昇を抑制することができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至4と略同様であるので、説明を
省略する。
図10は、この発明の実施例6の住宅用雨水貯留システムに用いられる埋設配管として
の複合配管218(中空円管状)を示すものである。なお、前記実施例5と同一乃至均等
な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例6の住宅用雨水貯留システムでは、前記複合配
管218の前記通過配管218b及び貯留配管218cの各両端部は、直接、前記個別雨
水マス16又は、宅地内最終雨水マス17内と連通するように接続されている。
このうち、前記通過配管218bの下流側開口部の下縁部218dの上下方向位置は、
オーバーフローパイプ23の前記宅地内最終雨水マス17への接続位置におけるこのオー
バーフローパイプ23の下端縁23aの上下方向位置と、一致するように構成されている
次に、この実施例6の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例6の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例1乃至5の作用効果に加えて
更に、前記実施例5で用いられている複合配管218の両端部の前記開口変換継手部材1
25,125が、不要となるので、更に、部品点数を減少させて、製造コストの上昇を抑
制できる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至5と略同様であるので、説明を
省略する。
図11及び図12は、この発明の実施例7の住宅用雨水貯留システムに用いられる埋設
配管としての貯留カバー付き配管318を示すものである。なお、前記実施例1乃至6と
同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例7の貯留カバー付き配管318には、前記個別
雨水マス16と、前記個別雨水マス16又は、前記宅地内最終雨水マス17との間に、一
定の勾配(この実施例7では、100:1勾配)で、接続される通過配管318bが、設
けられている。
この通過配管318bは、図12に示すように、中空円管状を呈して、パイプ内外の雨
水を挿通自在とする複数の連通孔318e…が、側壁面の内外を連通するように開口形成
されている。
この通過配管318bの周囲には、雨水を貯留可能な容積を有する卵形貯留カバー配管
318cが設けられていて、先細り形状の下端縁部18a近傍内側に、前記通過配管31
8bが固定されるように装着されている。
そして、この卵形貯留カバー配管318c内の空間によって構成されて、一旦、雨水を
貯留する貯留部18cが、この通過配管318bと上下方向で並設されるように構成され
ている。
次に、この実施例7の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
この実施例7の住宅用雨水貯留システムでは、降雨によって、雨水3…が前記個別雨水
マス16…に各々流入して、水位を上昇させる。
この際、前記通過配管318b内を、下流側の個別雨水マス16又は、前記宅地内最終
雨水マス17へ向けて流下する雨水の一部は、前記卵形貯留カバー配管318c内の空間
に形成された貯留部18cへ、前記複数の連通孔318e…を介して、浸出する。
このため、この卵形貯留カバー配管318cの貯留部18c内の雨水の水位は、上昇を
開始して、雨水が一旦、貯留される。
このように、下流側の個別雨水マス16又は、前記宅地内最終雨水マス17に到達する
雨水は、連通孔318e…を介して浸出せずに、前記通過配管318b内に留まった雨水
に限定されるので、降雨開始から時間をおいて、前記公共用雨水マス21及び雨水本管2
2へ、雨水が排水される。
従って、河川や下水道施設への負荷を低減させることができる。
雨水の排水により、再び、前記通過配管318b内の水位が下がり始めると、前記卵形
貯留カバー配管318c内の雨水は、前記貯留部18cから、前記複数の連通孔318e
…を介して、前記通過配管318b内に浸入して排水される。
この際、複数の連通孔318e…の通過流量を所定量に設定しておけば、急激に、前記
通過配管318b内に、雨水を浸入させる虞がないので、この点においても、河川や下水
道施設への負荷を低減させることができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至6と略同様であるので、説明を
省略する。
図13は、この発明の実施例8の住宅用雨水貯留システムを示すものである。なお、前
記実施例1乃至7と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例8では、前記実施例3のサイフォン管31に代
えて、前記卵形配管18と、前記個別雨水マス16又は、前記宅地内最終雨水マス17と
を接続する開口径変換継手部材226には、この卵形配管18の下端縁部18a近傍と、
前記個別雨水マス16又は、前記宅地内最終雨水マス17内とを略水平に連通させるオリ
フィス管226aが、設けられている。
次に、この実施例8の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
このように構成された実施例8の住宅用雨水貯留システムは、前記オリフィス管226
aによって、前記卵形配管18の貯留部18c内に貯留された雨水が、個別雨水マス16
内又は宅地内最終雨水マス17内の水位の低下に伴って、個別雨水マス16内又は宅地内
最終雨水マス17内へ徐々に移送される。
従って、開口径変換継手部材226の出口開口部26aの下端縁位置を上方に設定して
、更に、貯留部18cの容積を増大させることが可能となる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至7と略同様であるので、説明を
省略する。
図14乃至図16は、この発明の実施例9の住宅用雨水貯留システムを示すものである
。なお、前記実施例1乃至8と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する
まず、構成から説明すると、この実施例9の前記卵形配管18の下流側で、前記個別雨
水マス16又は宅地内最終雨水マス17との間の接続に用いられる開口径変換継手部材3
26には、前記実施例8のオリフィス管226aに相当するオリフィス管部326aが、
この開口径変換継手部材326の内部に穿設形成されている。
また、この開口径変換継手部材326には、前記卵形配管18の通過部18b下縁の水
平境界線24位置と下縁部326cの上下方向位置を一致させる連通孔326bが開口形
成されている。
そして、前記卵形配管18側の端縁に設けられた接続フランジ部326dを、卵形配管
18の下流側の端縁部に外嵌させて接続すると共に、前記個別雨水マス16又は宅地内最
終雨水マス17側の接続端縁部326eを、これらの個別雨水マス16又は宅地内最終雨
水マス17に接続させて、前記卵形配管18を連設するように構成されている。
次に、この実施例9の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
このように構成された実施例9の住宅用雨水貯留システムは、前記実施例1乃至8の作
用効果に加えて、更に、前記開口径変換継手部材326のオリフィス管部326aによっ
て、前記卵形配管18の貯留部18c内に貯留された雨水が、個別雨水マス16内又は宅
地内最終雨水マス17内の水位の低下に伴って、個別雨水マス16内又は宅地内最終雨水
マス17内へ徐々に移送される。
従って、開口径変換継手部材326の連通孔326bの下縁部326c位置を上方に設
定して、更に、貯留部18cの容積を増大させることが可能となる。
しかも、前記実施例8に比して、前記開口径変換継手部材326内部に一体となるよう
に、前記オリフィス管部326aが形成されているので、部品点数を削減して、更に、製
造コストの増大を抑制することができる。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至8と略同様であるので、説明を
省略する。
図17は、この発明の実施例10の住宅用雨水貯留システムに用いられる開口径変換継
手部材426を示すものである。なお、前記実施例1乃至9と同一乃至均等な部分につい
ては同一符号を付して説明する。
まず、構成から説明すると、この実施例10の開口径変換継手部材426では、前記実
施例8のオリフィス管226aに相当するオリフィス管部426aが、この開口径変換継
手部材426の内部に穿設形成されている。
また、この開口径変換継手部材426には、図示省略の前記卵形配管18の通過部18
b下縁の水平境界線24位置と下縁部426cの上下方向位置を一致させる連通孔426
bが開口形成されている。
この連通孔426bは、この開口径変換継手部材426の内部で、前記オリフィス管部
426aと合流することにより、前記個別雨水マス16又は宅地内最終雨水マス17側に
形成された円形接続端縁部426e内側の開口部426fから雨水を排水可能とするよう
に構成されている。
そして、前記卵形配管18側の端縁に設けられた接続フランジ部426dが、卵形配管
18の下流側の端縁部に外嵌されて接続されると共に、前記個別雨水マス16又は宅地内
最終雨水マス17側の円形接続端縁部426eを、これらの個別雨水マス16又は宅地内
最終雨水マス17に接続させて、前記卵形配管18を連設するように構成されている。
次に、この実施例10の住宅用雨水貯留システムの作用について説明する。
このように構成された実施例10の住宅用雨水貯留システムでは、前記実施例9の作用
効果に加えて、更に、前記個別雨水マス16又は宅地内最終雨水マス17側の円形接続端
縁部426eが、前記連通孔426bと、前記オリフィス管部426aとを、この開口径
変換継手部材426の内部で合流させることにより、1つの出口部となると共に、例えば
、通常用いられる塩ビ配管(径=約100mm)と略同一の径を有する円形形状とするこ
とが出来る。
このため、接続される前記個別雨水マス16又は宅地内最終雨水マス17の接続口を、
通常用いられる塩ビ配管を接続させる場合と、略同一形状のまま使用出来るので、更に、
製造コストの増大を抑制出来る。
他の構成、及び作用効果については、前記実施例1乃至9と略同様であるので、説明を
省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例1乃至10を詳述してきたが、
具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更
は、本発明に含まれる。
即ち、実施例1〜10中の雨水配管は有孔管でもよく、その際には、貯留された雨水は
徐々に地中へ浸透するものとなる。
例えば、前記実施例1の卵形配管18に、図5中二点鎖線で示すように、前記水平境界
線24に沿わせて、板状の水平隔壁部材124を設けても良い。
また、前記実施例1乃至10では、前記卵形配管18内の貯留量が、前記水平境界線2
4位置を超えると、前記公共用雨水マス21及び雨水本管22へ、雨水が排水されるよう
に、前記宅地内最終雨水マス17に、オーバーフローパイプ23が設けられているが、特
にこれに限らず、例えば、フロート部材等を用いて、一定貯留量に到達するまで、弁体を
閉塞状態に保持すると共に、一定貯留量に到達することにより、雨水が排水されるもので
あるならば、どのような構成であってもよい。
また、前記卵形配管18等、埋設配管の形状も、断面真円形状を含む円筒形状、楕円筒
形状、角筒形状等の断面多角形形状及びこれらの組み合わせ等、どのような形状、数量、
及び材質によって構成されていても、何れかの埋設配管に、雨水を一定量貯留可能な貯留
部が、設けられているものであればよい。
更に、図2に示すように、前記実施例1では、宅地内最終雨水マス17と、公共用雨水
マス21との間に、オリフィス管27を設けているが、特にこれに限らず、例えば、前記
公共用雨水マス21と前記雨水本管22との間に、図中二点鎖線で示すように、オリフィ
ス管28を設けてもよい。この場合、前記公共用雨水マス21が、前記宅地内最終雨水マ
ス17と略同様の機能を発揮して、前記排水管29が、前記オーバーフローパイプ23と
して機能する。
この発明の実施の形態の実施例1の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、全体の構成を説明する宅地内建物周縁の一部断面斜視図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムで、全体の構成を説明する宅地内建物周縁の模式的な平面図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムに用いられる卵形配管及び継手部材の一部断面斜視図である。 実施例1の住宅用雨水貯留システムに用いられる卵形配管を説明する図1中A−A線に沿った位置での断面図である。 この発明の実施の形態の実施例2の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 この発明の実施の形態の実施例3の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 実施例4の住宅用雨水貯留システムに用いられる小判形配管の断面図である。 実施例5の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 実施例6の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 実施例7の住宅用雨水貯留システムで、地中埋設部分の構成を説明する縦断面図である。 実施例7の住宅用雨水貯留システムに用いられる小判形配管で、図11中B−B線に沿った位置での断面図である。 実施例8の住宅用雨水貯留システムで、要部の構成を説明する地中埋設部分の縦断面図である。 実施例9の住宅用雨水貯留システムで、地中埋設部分の構成を説明する縦断面図である。 実施例9の住宅用雨水貯留システムに用いられる開口径変換継手部材の構成を説明する図14中C−C線に沿った位置での断面図である。 実施例9の住宅用雨水貯留システムに用いられる開口径変換継手部材の構成を説明する側面図である。 実施例10の住宅用雨水貯留システムに用いられる開口径変換継手部材の構成を説明する側面図である。 従来例の住宅用雨水貯留装置で、建物の模式図である。 従来例の住宅用雨水貯留装置のタンクの模式図である。
符号の説明
13 住宅(建物)
14 宅地
15 屋根部
雨水マス
16 個別雨水マス
17 宅地内最終雨水マス
埋設配管
18 卵形配管
118 小判形配管
218 複合配管
18b 通過部
18c 貯留部
19 縦樋
23 オーバーフローパイプ
23a 下端縁
27 オリフィス管

Claims (2)

  1. 宅地内の建物の周囲に設けられて、建物の屋根部へ降雨した雨水を、縦樋を介して個別雨水マスに集水し、個別雨水マス間及び宅地内最終マス間を埋設配管で接続することにより、雨水を通過させて宅地内最終雨水マスへ、雨水を流下させる住宅用雨水貯留システムであって、
    前記埋設配管路断面は、上部の雨水を通過させる通過部と、下部の雨水を一定量貯留可能な貯留部とに、機能的に分割されており、
    前記貯留部は、前記埋設配管の流路断面内で、下方に位置させることにより、上方に位置する通過部に対して、該通過部の流路断面積を、前記雨水が通過可能となる一定の断面積に設定した際の該通過部との間に水平境界線を設け、前記宅地内最終雨水マスに設けられたオーバーフローパイプの下端縁の上下方向位置と、該水平境界線の上下方向位置とを一致させると共に、
    該宅地内最終雨水マスには、貯留される雨水を徐々に排水可能なオリフィスを設けたことを特徴とする住宅用雨水貯留システム。
  2. 前記貯留部は、前記埋設配管の流路断面内で、出口開口部又は入口開口部の断面積を有する前記通過部の上下方向位置に設けられて、該埋設配管の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1記載の住宅用雨水貯留システム。
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