JPS61294042A - 複合機能管路 - Google Patents

複合機能管路

Info

Publication number
JPS61294042A
JPS61294042A JP13660285A JP13660285A JPS61294042A JP S61294042 A JPS61294042 A JP S61294042A JP 13660285 A JP13660285 A JP 13660285A JP 13660285 A JP13660285 A JP 13660285A JP S61294042 A JPS61294042 A JP S61294042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water passage
water
multifunctional
hole
conduit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13660285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0715176B2 (ja
Inventor
二郎 鈴谷
梅沢 徳弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Co Ltd
Original Assignee
Nitto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Co Ltd filed Critical Nitto Co Ltd
Priority to JP60136602A priority Critical patent/JPH0715176B2/ja
Publication of JPS61294042A publication Critical patent/JPS61294042A/ja
Publication of JPH0715176B2 publication Critical patent/JPH0715176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、降雨水等の地表水、家庭や工場等の排水や汚
水、余剰]二中水等といった二種又はそれ以上の水液を
同時に流通させることができると共に、通信ケーブル等
のエネルギーや情報等の伝送線路を同時に敷設できる複
合機能管路に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば雨水等の地表水を流下排除するには、U字
溝やL字溝等が道路や敷地等の地表部に設置され、また
、家庭や工場等の雑排水や汚水を流通排除するには、ヒ
ユーム管や陶管等が地中に設置されている。他方、情報
等の伝送線路は道路や敷地に立てた電柱に架設されたり
、車道や歩道下に構築される共同溝に収容されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、伝送線路を電柱架設する方式では、都市
空間の美観を害し防災−Lも問題であるだけでなく、少
なくとも電柱の直径分に相当する幅で死に土地ができる
ため、道路や敷地の有効利用面積を減少させる難点があ
る。
また、流通する水液や配備する伝送線路が異なる毎に地
表と地中に別個の管路や溝体を敷設することは、路面の
掘返し回数を徒らに増加させることになり、道路の使用
停止にや長期にわたる交通渋滞を余儀なくさせると共に
、管路全体の敏設王事費用と敷設後の維持管理費用に相
当の無駄が生じ、共同溝方式では構築工事費用が多大で
ある。
従って本発明の目的は、都市景観の数社と防災対策上有
益であり、路面の掘返し回数を減少させることができ、
敷設1事や維持管理費用の削減、交通への悪影響や沿道
住民への迷惑被害の軽減が可能である複合機能管路を提
供することである。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると本発明
の複合機能管路lは、地表に開口した通水用溝孔部2と
、地表に不開口の通水用孔部3と、エネルギーや情報等
の伝送線路60の収容孔部4を一体形成又は一体的に接
合したものである。
(作用) 道路に未だU字溝等の通水用管路が設置されていない場
合には、複合機能管路l全体が没入するに適17た深さ
の溝部が、一般的には道路側端部にその地表面から掘ら
れる。また、既に道路に通水用管路が設置されている場
合には、既設の管路が掘り出され、その跡の溝部代部が
更に掘下げられる。
複合機能管路lを前記掘下げ溝部に設置し、収容孔部4
に所要の伝送線路60を挿通し、所要個数の管路1、l
を相π連結した後、土砂が複合機能管路lの周囲に埋め
戻きれ、通水用溝孔部2は降雨水等の地表水の流通排除
に使用され、通水用孔部3は、家庭や丁場等の排水や汚
水の流通排除に使用される。
(実施例) 第1図から第5図に示した実施例の複合機能管路1では
、通水用溝孔部2の前後端部に補強用の上梁部5が一体
形成され、段差部6.6には導水孔又はグレーチング付
き落着(図示していない)が嵌込まれる。側面1aの上
部には補強用の横梁部7が形成され、側面1aの下端部
には接地圧低減用の張出し部8が形成されている。通水
用溝孔部2の前後の下梁部9.9間には底面開口部lO
が形成されている。側面1bはト方に延長され、境界ブ
ロック部11を形成している。
この複合機能管路1を可変勾配型側溝として使用すると
きには、前記底面間[1部lOには道路勾配に合せて底
部コンクリートが打設されるが、第5図の使用例では、
管路lは雨水理論型側溝として使用され、底面開口部l
Oはコンクリート等で閉塞されていない。
中央分離帯13に向って下り勾配に舗装された道路12
に降った雨水14は、当該勾配に誘導されて通水用溝孔
部2に迅速に流入し、地盤15の地下水位の高さや地盤
の透水性、保水性等に応じて雨水の一部又は全部が底面
開口部lOから地盤15に浸透する。これによって地下
水位は必要十分な高さに維持され、重要な水源としての
地下水の酒肴がなされる。地盤15に環流しなかった残
余の雨水は、管路lが接続された下水木管や河川、湖沼
又は海に排除される。本例では、道路12が中央分離帯
13に向って下り勾配であるため、歩道側に降雨水14
が到来せず、走行車両が歩行者等に雨水や泥水を跳ね掛
けることがない。
水路の全長を代部開口型管路1で構築することもできる
が、当該地盤の軟弱性や定常的な地下水位の高さ等に対
応して、底面開口部lOを有する透水型管路の間に底面
開口部lOのない不透水型管路を挿入してもよい。第5
図の実施例では左側に図示したものが不透水型管路であ
る。
L位の通水用孔部3には家庭排水や汚水16が流通し、
下位の通水用孔部3には丁場排水17が流通し、最−L
位の収容孔部4には情報等の伝送線路として電話の通信
ケーブルが収容されている。
一般に複合機能管路本体はセメントコンクリ−トチ成型
されるが、レジンコンクリートや金属素材、プラスチッ
ク素材、ゴム素材、アスファルト素材、セラミックス素
材、木質素材、紙質素材等といった各種材料を単独に又
は複合使用して製作することもできる。
第5図の左側に示した複合機能管路1では、管路本体が
セメントコンクリートで成型されているため、下位の通
水用孔部3の内壁面は、丁場排水中の有害物質や廃液等
でコンクリートが腐食劣化しないように保護ライニング
層又はケーシング体19によって被覆されている。
この円筒状のケーシング体19は、通水用孔部3の成型
用中子として使用した不透水性塩化ビニール製パイプを
そのまま管路本体内に埋め殺しにしたものである。この
ケーシ−ング体19の断面形状は丸パイプ型に限定され
ず、第21図、第23図、第24図に示したような卵形
パイプ、逆三角形ないしハート形パイプ、角パイプ等と
いった各種異形パイプを適宜選択使用でき、その材質も
特に限定されない。
通常、伝送線路自体が保護被覆層を外側に有しているが
、セメントコンクリートの透水性を考慮して安全性を高
めるには、収容孔部4の内壁面には公知の適宜材料によ
る不透水性コーティングやライニング層を設けたり、第
5図の左側に示した複合機能管路lのように前記ケーシ
ング体19と同様なケーシング体61で収容孔部4の内
壁面を被覆することができる。これによって、伝送線路
60が有害水液等の浸透によって損傷を受けない。また
、複合機能管路l、1の接合■地部にはコーキング材を
充填したり、発泡ゴム等から成る定型シール材を接合端
面間に挟圧したりして防水処理をするのがよい。
エネルギーや情報等の伝送線路60としては、水道管や
ガス管、金属線や光ファイバー等より成る電話線、有線
テレビ回線、データ通信回線等の通信ケーブル、送配電
線が含まれる。火災の発生や拡犬阻11−のため、伝送
線路は燃焼用空気量が可及的に減少するよう空隙少なイ
行なうこともできる。
第6図以降の図面に基すいて行なう他の実施例の説明で
は、第1図から第5図の実施例におけるのと同様な作用
機能を有する製品や部品、部材、部分、構造等について
は第1図から第5図の実施例の説明で用いたのと同じ参
照符号を使用する。
第6図以降の図面で新規に使用された参照符号について
も同様である。
第6図の実施例では、有害物質や廃液の混入の危険性を
考慮して、家庭雑排水や汚水16が流通する上位の通水
用孔部3の内壁面にもL記保護ライニング層又はケーシ
ング体19を設けである。
また、本実施例では、複数本の伝送線路60は電気的絶
縁層、磁気的絶縁層、熱的絶縁層或はこれらの複合絶縁
層62によって隔離収容されているが、伝送線路の種類
や伝送線路自体の保護被覆層の特性等によっては、隔離
絶縁層を介さないで複数種又は複数本の伝送線路を併合
収容することもできる。
第7図の実施例では、車道12と歩道20の間には丈の
低い植樹帯21が設置され、歩道2Gは植樹帯21に向
って下り傾斜している。底面開口部lOを有する透水型
の複合機能管路lは、通水用溝孔部2の左右両側に通水
用孔部3と伝送線路の収容孔部4を設けである。中央分
離帯13の両側の透水型側溝22.22は、側壁下端部
をパイプ23によって連通されている。そのため、左右
の側溝内の水位は平準化される。図中、参照符号24.
25.26は夫々地元境界ブロック、歩車道境界ブロッ
ク、中央分離帯の什切りブロー2りを示している。
第8図に示した実施例では、複合機能管路1は境界ブロ
ック部がなく、通水用孔部3と収容孔部4は1個ずつ設
けられ、該収容孔部4は上下2段に分割されている。
第9図から第13図に示した実施例では、−に蓋型の複
数個の複合機能管路1の接合には、偏心座板式の継手構
造が使用される。即ち、該管路lの前後各端部壁面にナ
ツト体34を埋設してアンカー鉄筋等に固定し、連結プ
レート35の前後端部に設けた各透孔にポルト36を挿
通し、これらポルト36を前記各ナツト体34に螺子込
み、該ポルト36の一方に対し偏心軸孔にて嵌合させた
偏心座板37の周側面を、連結プレート35の前後端部
に突設したストッパー38に当接させる。このとき、該
管路1.1の各接合端面1c、ld間には伸縮性定型シ
ール材44が挟圧される。これによって、地盤の不等沈
下や側圧等によって各複合機能管路1,1間に不都合な
位置ずれが生じず、良好な接合状態が維持される。
尚、継手構造はこれに限定されるものではなく、公知の
構造等を適宜選択使用できる。第12図に示したように
隣接の複合機能管路1.1間に連杆39を斜めに掛渡し
、連杆39の上下端部に設けた各透孔に対し上下連結プ
レート35の各締着用ポルト36を挿通すると、更に良
好な接合状態が得られる。
第9図から第13図に示した実施例では、直管型のケー
シング体19の一端部19aは複合機能管路lの接合端
面1dから突II口7、該管路lの他方の接合端面1c
には環状四部40が形成され、隣接する直管型ケーシン
グ体19.19は該環状四部40内で互いに突き合わさ
れる。この環状四部40の内径はケーシング体19の外
径より大きく、両者の間隙にはゴムバッキング等のシー
ル材41が挿入される。尚、ケーシング体19は一般に
通水用孔部3や収容孔部4の成型用中子を埋め殺すこと
によって得られるが、管路本体を成型した後に、通水用
孔部3や収容孔部4に嵌挿して形成することもできる。
第14図の実施例では、ケーシング体19の一端部には
ソケット部42が形成され、該ソケット部42の先端部
は、隣接管路lのケーシング体19の端部外径程度に縮
径されている。第15図に示した実施例でもケーシング
体19はソケット部付きであるが、該ソケット部42の
先端部は特に縮径されていない。これら実施例では、ソ
ケット部42の内面とこれに挿入された隣接ケーシング
体19の端部外面間には接着剤43が充填されるか、バ
ッキング等が挿入される。
第9図から第15図の各実施例では、通水用溝孔部2と
収容孔部4の周囲の前後接合端面1c。
ldには、その一方yは双方に定型シール材44が装着
されている。第16図から第19図に示した各実施例で
は、通水用孔部3の周囲の前後接合端面1c、ldにも
定型シール材44が接着されている。
第16図と第17図の実施例でjよ、通水用孔部3には
管路側面に突出する導入管45が接続され、これには地
中に埋設された家庭や工場等からの排水管や汚水管、吸
水管が接続される。導入管45は水路を構成する全部の
管路1に設ける必要はなく、排水や汚水を排除すべき住
宅等毎に1個の複合機能管路に設けるだけでもよい。
第18図と第19図の実施例では、直管型ケーシング体
19と通水用溝孔部2との間には連絡孔46が形成され
、これは通常時は閉塞されている。排水路や汚水路とし
て利用した通水用孔部3の維持管理作業の際には、連絡
孔46から洗浄用ホース等の用具が挿入される。この連
絡孔46は水路を構成する全部の管路lに設ける必要は
なく。
例えば10個に1個の割合f設けられる。
第20図の実施例では、隣接するケーシング体19.1
9は内挿式の継手管47によって接合され、継手v47
とケーシング体19間にはシール材又は接着材が充填さ
れる。第21図と第22図に示した実施例では、ケーシ
ング化19は断面卵形のソケー、ト付き塩化ビニールパ
イプで構成されている。この卵形パイプは直管型のもの
でもよく、前記円形パイプと同様に接合部にはシール材
や接着材が充填される。
第23図の実施例ではケーシング体19は断面逆三角形
又はハート形の異形断面パイプで構成され、第24図の
実施例ではケーシング体19は角パイプである。これら
パイプにも直管型やソケット付き型等があり、前記円形
パイプと同様に接合部にはシール材や接着材が充填され
る。
複合機能管路l自体の断面形状、通水用溝孔部2、通水
用孔部3及び収容孔部4の各断面形状や個数、通水用溝
孔部2の蓋構造、通水用溝孔部2、通水用孔部3及び収
容孔部4相互間の位置関係等は前記実施例のものに限定
されず、第25図以丁に例示したように種々の形態を適
宜選択使用できる。
第25図から第31図に示した各実施例の複合機能管路
lは落蓋型のものであり、L血中央部に歩車道境界ブロ
ー、り部11を突設しである。第25図の実施例では収
容孔部4は通水用溝孔部2の左右−側に2個形成され、
通水用孔部3はその下側に1個形成されでている。第2
6図の実施例の複合機能管路1は、底面開口部lOを有
する。
第27図の実施例では収容孔部4は通水用溝孔部2の左
右両側に形成されている。ここで例えば、左側部の収容
孔部4に通信回線やガス管等を収容する一方、右側部の
収容孔部4に電力線を収容したとき、通信回線やガス管
等と電力線とが通水用溝孔部2によって相当距離隔離さ
れているため、電力線の周囲に誘導される磁場等によっ
て通信回線の伝送信号が干渉を受けたり乱されることが
なく、また、電力線から発生する熱が通信回線やガス管
等に伝達するのも避けられる。これは第9図や第16図
、第18図、第21図、第30図等に示した各実施例の
ように通水用孔部3の上下左右或は斜め両側に収容孔部
4.4を離隔して形成した場合も同様である。
このエネルギーや情報等の伝送線路60.60相互間の
電磁気的シールドや熱的シールドのためには、前記絶縁
体62や保護ケーシング体19.61或いは複合機能管
路1自体に材料や構造を当該シールド特性に優れたもの
に選定すると更に良い。
第28図の実施例では3個の収容孔部4と2個の通水用
孔部3が通水用溝孔部2の左右−偏に形成されている。
第29図の実施例では通水用溝孔部2の左右−側に角形
の通水用孔部3を1個形成し、その上に3個の収容後部
4を並列に形成しである。第30図の実施例では大径の
円形通水用孔部3の斜め−1−下に収容孔部4を設けで
ある。
第31図から第34図に示した各実施例では、通水用溝
孔部2の左右−側の側壁が肉厚に形成され、上端に境界
ブロック部11が形成されている。第31図の実施例で
は、接地圧の低減及び自立安定性の増強を兼ねて張出し
部8を左右各側に設けてあり、側壁の前後各端部には補
強用の縦リプ48を設けである。第32図に示した実施
例では張出し部8が片側だけに形成されている。第33
図と第34図の各実施例では、通水用孔部3と収容孔部
4には保護ケーシング体19と60が付設されている。
第35図から第41図に示した各実施例の複合機能管路
lは境界ブロック部を付設していない落蓋型のものであ
る。第35図の実施例では張出し部8を左右両側に形成
してあり、第36図の実施例ではI−梁部5が一体形成
されている。第37図の実施例では張出し部8が削除さ
れている。第38図の実施例では上梁部5がポルト49
とナツト50によって一体的に接合されている。第39
図の実施例では張出12部8が削除されている。第40
図の実施例では通水用溝孔部2の左右両側の側壁が肉厚
に形成されている。第41図の実施例では両側に張出し
部8が付加されている。
第42図から第44図に示した各実施例はト蓋型又は無
蓋型のものであり、比較的小径の通水用孔部3と収容孔
部4が通水用溝孔部2の下側に複数個形成されている。
第43図の実施例では通水用孔部3に導入管51を接続
してあり、第44図の実施例では張出し部8が削除され
ている。
第45図から第48図の各実施例も−L蓋型又は無蓋型
のものであり、通水用孔部3と収容孔部4の形成部分は
通水用溝孔部2の形成部分より広幅になっている。第4
7図の実施例では大径の通水用孔部3に導入管51が斜
めに接続されている。
第49図から第53図の各実施例では、複合機能管路1
の上面1eは境界ブロック部11に向って下り傾斜に形
成され、該上面1eの境界ブロック部ll寄りの端部に
は導水孔52が開口し、通水用溝孔部2は通水用孔部3
の斜めL位に形成されている。第49図の実施例では通
水用溝孔部2は通水用孔部3より小径であり、第50図
の実施例では通水用溝孔部2は通水用孔部3より大径で
あり、第51図の実施例では通水用溝孔部2と通水用孔
部3は同径である。第52図と第53図の実施例では、
通水用溝孔部2と通水用孔部3は上下に形成され、導水
孔52は平面視角形に形成され、グレーチング付き落蓋
等が嵌合される。
第54図から第56図の各実施例では通水用孔部3と収
容孔部4は通水用溝孔部2の左右両側に形成されている
。第54図の実施例では−L梁部5と下梁部9があり、
第55図の実施例では上梁部5が削除されている。第5
6図の実施例では底面開口部10がない。
第57図から第60図の各実施例では上面に境界ブロッ
ク部11が突設され、通水用孔部3と収容孔部4は通水
用溝孔部2の左右両側に形成されている。第57図と第
58図の各実施例では底面開口部は形成されていないが
、第59図と第60図の各実施例では底面開口部lOが
形成されている。第58図と第60図の各実施例ではI
−梁部5が削除されている。
第61図の実施例では通水用孔部3と収容孔部4は通水
用溝孔部2の左右両側に1個ずつ形成されている。第6
2図の実施例では、収容孔部4を設けた通水用溝孔部2
の一側壁が延長されて境界ブロック部11となっている
第63図から第76図の各実施例では、複合機能管路1
は断面縦長の直方形に形成され、断面円形の通水用孔部
3が断面円形の通水用溝孔部2の下側に一個設けられ、
通水用溝孔f421には水平−1−面1eに開口した導
水孔52が連通している。
第63図と第64図の実施例では張出し部8を両側に形
成しである。第65図と第66図の実施例では、縦リブ
48.48間の側面下部に重量軽減用四部53を設けで
ある。第67図と第68図の各実施例では横梁部7を両
側に形成しである。
第69図から第76図の各実施例では、複数の導水孔5
.52は導水溝54によって連通している。第70図と
第75図の各実施例では横梁部7を両側に形成しである
が、第71図から第74図の各実施例では横梁部を削除
しである。第72図と第73図の各実施例では張出し部
8を両側に形成しである。第74図の実施例では重量軽
減用四部53を下部両面に形成し、第75図と第76図
の実施例では重量軽減用四部53をほぼ全高さにわたっ
て設けである。
第77図から第8214の各実施例では、複合機能水路
1は通水用溝孔部2を形成した部分IAと通水用孔部3
及び収容孔部4を形成した部分IBとに分割して構成さ
れ、両部会IA、IBは連結プレート55とポルト56
、ナツトによって一体的に接合されている。この両部会
の連結には前記した偏心座板式に継手構造を利用するこ
ともでき、接合手段は特に限定されない。第77図、第
78図、第80図の各実施例では、通水用溝孔部部分I
Aと通水用孔部形成部分IBは上下に接合され、第79
図、第81図、第82図に示した各実施例では、通水用
溝孔部部分IAと通水用孔部形成部分IBは左右に接合
されている。第79図、第80図、第82図の各実施例
では、収容孔部4は通水用溝孔部部分IAにも形成され
ている。
本発明の複合機能管路1番とは、舗Tl!に地、病院敷
地、工場敷地、圃場等の側端部に敷設される通常の側溝
型のものだけでなく、道路や等の広狭又は湾曲度、利用
設備への接続形態等によって道路等の中央部に敷設され
たり、道路等を横断して敷設される水路構造が含まれる
通水用溝孔部2や通水用孔部3を流通する水液には、降
雨水や融雪水、湧水、路面や床面の洗浄水等の地表水、
家庭やビル、病院、店舗、工場等の排水や汚水、圃場や
地盤等の余剰水、T業用水、農業用水や農業排水及び前
記下水を浄化処理した中用水等が含まれる。
(発明の効果) 以上のように本発明の複合機能管路は、地表に開口した
通水用溝孔部2と地表に不開口の通水用孔部3とを有す
るため、尤来地表木の排除用水路を設置していた場所や
予定していた場所では、生活雑排水や汚水等の排除用水
路敷設のための用地を別に確保する必要がない。また、
この複合機能管路は、エネルギーや情報等の伝送線路6
0の収容孔部4を更に備えているため、電話線や送配電
線等の架設用電柱を立てる必要がない。
即ち、汚水等の排除用水路の敷設や情報等の伝送線路の
架設又は敷設のために専用の土地を取得する必要がなく
、道路や敷地等に死に土地を余分に出さずに本来の用途
に最大限に有効利用できる。そのため、道路や敷地全体
の供給単価を低減させることができる。
また、生活雑排水や汚水等の排除用水路工事と地表水の
排除用水路工事及び情報やエネルギー等の伝送線路工事
を同時に実施できるので、車道等の掘返し回数を減少で
き、これによって工事費用や維持管理費用の削減、交通
への悪影響や沿道住民への迷惑被害の軽減が可能である
更に、本発明の複合機能管路では、通水用孔部3は地表
に開口していないものであるため、家庭やビル、店舗、
病院、工場等から通水用孔部に流入する雑排水や汚水が
外気と直接接触せず、これらの悪臭が地表に放散されな
い。そのため、周囲の環境を良好に保つことができる。
また、本発明の複合機能管路の敷設用面積は従来側溝と
ほぼ同程度であるから、この複合機能管路は従来側溝が
普通に敷設される幅狭の支線道路にも敷設可能である。
そのため、本発明の複合機能管路によれば、道路幅や敷
地形態の制約なく伝送線路を相当自由に敷設でき、共同
溝の設置が不適当な地域にも伝送線路を隈無く張り巡ら
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る複合機能管路の正面図
、第2図は該管路の左側面図、第3図は該管路の平面図
、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は第1図の
複合機能管路を道路の中央分離帯に敷設したときの垂直
断面図である。 第6図は本発明の別の実施例に係る複合機能管路の使用
状態の垂直断面図、第7図は本発明の他の実施例に係る
複合機能管路を道路に使用した状態の垂直断面図、第8
図は本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路を道路
に使用した状態の垂直断面図である。 第9図は本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路の
正面図、第1θ図は該管路の右側面図、第11図は該管
路の継手部分の右側面図、第12図が該管路の別の継手
部分の右側面図、第13図は該管路の継手部分の縦断面
図である。 第14図は本発明の更に他の実施例に係る複合機能管路
の継手部分の縦断面図であ41、第15図は本発明の更
に別の実施例に係る複合機能管路の蘇生部分の縦断面図
である。 第16図は本発明の更に他の実施例に係る複合機能管路
の正面図、第17図は該管路の左側面図である。第18
図は本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路の正面
図、第19図は該管路の左側面図、第20図は該管路の
継手部分の縦断面図である。 第21図は本発明の更に他の実施例に係る複合機能管路
の正面図、第22図は該管路の縦断面図である。第23
図は本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路の横断
面図である。第24図は本発明の更に他の実施例に係る
複合機能管路の正面図である。 第25図、第26図、第27図、第28図、第29図及
び第30図は上面中央部寄りに境界ブロック部を形成し
た本発明の夫々側の実施例に係る複合機能管路の横断面
図である。 第31図、第32図、第33図、第34図は一側壁の延
長部に境界ブロック部を形成した本発明の夫々側の実施
例に係る複合機能管路の横断面図である。 第35図、第36図、第37図、第38図及び第39図
は落蓋型の本発明の夫々側の実施例に係る複合機能管路
の横断面図である。第40図と第41図は落蓋型であり
側壁が肉厚である本発明の夫々側の実施例に係る複合機
能管路の横断面図である。 第42図、第43図及び第44図は上蓋型の本発明の夫
々側の実施例に係る複合機能管路の横断面図である。第
45図、第46図、第47図及び第48図は下半部を広
幅とした本発明の夫々側の実施例に係る複合機能管路の
横断面図である。 第49図、第50図、第51図及び第52図は上面を傾
斜させた本発明の夫々側の実施例に係る複合機能管路の
横断面図であり、第53図は第52図に示した管路の平
面図である。 第54図、第55図及び第56図は通水用孔部を通水用
溝孔部の左右に形成した本発明の夫々側の実施例に係る
複合機能管路の横断面図である。 第57図、第58図、第59図及び第60図は通水用孔
部を通水用溝孔部の左右に形成すると共に、境界ブロッ
ク部を有する本発明の夫々側の実施例に係る複合機能管
路の横断面図である。 第61図は通水用孔部と収容孔部な通水用溝孔部の左右
に形成した本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路
の横断面図である。第62図は収容孔部を通水用溝孔部
の左右−側のみに形成した本発明の他の実施例に係る複
合機能管路の横断面図である。 第63図は上面を水平にし、通水用孔部を通水用溝孔部
の下側に形成した本発明の別の実施例に係る複合機能管
路の平面図、第64図は該管路の横断面図である。第6
5図は通水用孔部と通水用溝孔部の間に収容孔部を形成
した本発明の更に別の実施例に係る複合機能管路の横断
面図、第66図は該管路の右側面図である。 第67図と第68図は上面が水平で通水用孔部と収容孔
部を通水用溝孔部の下側に形成した本発明の夫々側の実
施例に係る複合機能管路の横断面図である。 第69図は水平上面に導水溝を設け、通水用孔部と収容
孔部を通水用溝孔部の下側に形成した本発明の別の実施
例に係る複合機能管路の平面図、第70図は該管路の横
断面図である。 第71図、第72図、第73図、第74図、第75図は
水平上面に導水溝を設け、収容孔部を通水用孔部と通水
用溝孔部の間に形成した本発明の夫々側の実施例に係る
複合機能管路の横断面図であり、第76図は第75図に
示した複合機能管路の右側面図である。 第77図、第78図、第79図、第80図、第81図及
び第82図は通水用孔部の形成部分と通水用溝孔部の形
成部分を一体的に接合した本発明の夫々側の実施例に係
る複合機能管路の正面図である。 l・・・複合機能管路、2・・・通水用溝孔部、3・・
・通水用孔部、4・・・収容孔部、5・・・−L梁部、
6・・・段差部、7横梁部、8・・・張出し部、9・・
・下梁部、lO・・・底面開口部、11・・・境界ブロ
ック部、12・・・車道、13・・・中央分離帯、14
・・・降雨水、15・・・地盤、16・・・家庭排水、
17・・・汚水、18・・・工場排水、19.61・・
・保護ケーシング体、60・・・伝送線路、62・・・
絶縁層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地表に開口した通水用溝孔部2と、地表に不開口の通水
    用孔部3と、エネルギーや情報等の伝送線路60の収容
    孔部4とを一体形成又は一体的に接合した複合機能管路
JP60136602A 1985-06-22 1985-06-22 複合機能管路 Expired - Lifetime JPH0715176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60136602A JPH0715176B2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22 複合機能管路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60136602A JPH0715176B2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22 複合機能管路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61294042A true JPS61294042A (ja) 1986-12-24
JPH0715176B2 JPH0715176B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=15179136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60136602A Expired - Lifetime JPH0715176B2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22 複合機能管路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0715176B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136893A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Ito Yogyo Co Ltd 側溝の共同溝化工法
JP2012158983A (ja) * 2012-05-30 2012-08-23 Ito Yogyo Co Ltd 側溝ブロックとこれを用いた排水設備及びケーブル類の地中化方法
JP2015017440A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大洋化学株式会社 ブロック
JP2018121460A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 北静木材株式会社 保護管、保護管連結具、保護管カバー及び保護管連結具カバー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105381U (ja) * 1980-12-15 1982-06-29
JPS5924483U (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 尾形 功 組合せコンクリ−トブロツク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57105381U (ja) * 1980-12-15 1982-06-29
JPS5924483U (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 尾形 功 組合せコンクリ−トブロツク

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136893A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Ito Yogyo Co Ltd 側溝の共同溝化工法
JP2012158983A (ja) * 2012-05-30 2012-08-23 Ito Yogyo Co Ltd 側溝ブロックとこれを用いた排水設備及びケーブル類の地中化方法
JP2015017440A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大洋化学株式会社 ブロック
JP2018121460A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 北静木材株式会社 保護管、保護管連結具、保護管カバー及び保護管連結具カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0715176B2 (ja) 1995-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130137665A (ko) 측홈 블록과 이것을 이용한 배수설비 및 케이블류의 지중화 방법
JPS61294042A (ja) 複合機能管路
JP2004052269A (ja) マンホールおよび下水管路
JPS61189116A (ja) 情報等の伝送用管路
JPS62268429A (ja) 複合機能管路
CN212582324U (zh) 一种市政工程道路铺设结构
KR100430400B1 (ko) 조립식 매설관로 유닛
JPS61244217A (ja) 情報等の伝送用管路
JPH10237933A (ja) ボックス配置型貯留浸透槽
KR200275363Y1 (ko) 거푸집 설치가 필요 없는 조립식 원형 도로 배수관
KR200261918Y1 (ko) 연약 지반의 하수로용 조립식 암거 구조
JPH11286983A (ja) 多目的街渠構造
JPS62178629A (ja) 複合機能管路
Huhn et al. Alternative stormwater management concept for urban and suburban areas
JPH0379890A (ja) 複合機能管路
CN210946879U (zh) 一种用于市政道路建设的抗疏力挡土墙
JPS6176011A (ja) 情報等の伝送用管路
CN219840186U (zh) 排水结构及雨水处理系统
JP2019203261A (ja) 共同溝用埋設部材、および、共同側溝ユニット
JP2015108219A (ja) 雨水処理システム
KR100647210B1 (ko) 경계석과 일체로 구성된 측구
JPS62170632A (ja) 合流式や分流式下水道と接続する下水道構造
JPH0713378B2 (ja) 複合機能管路
JPH0262659B2 (ja)
JPS62260911A (ja) 複合機能管路