JPS61189116A - 情報等の伝送用管路 - Google Patents

情報等の伝送用管路

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JPS61189116A
JPS61189116A JP2758785A JP2758785A JPS61189116A JP S61189116 A JPS61189116 A JP S61189116A JP 2758785 A JP2758785 A JP 2758785A JP 2758785 A JP2758785 A JP 2758785A JP S61189116 A JPS61189116 A JP S61189116A
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JP
Japan
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compartment
transmission
water passage
passage groove
water
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JP2758785A
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English (en)
Inventor
二郎 鈴谷
梅沢 徳弘
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NITTO CONCRETE KOGYOSHO KK
Original Assignee
NITTO CONCRETE KOGYOSHO KK
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エネルギーや情報の伝送線路を収容する隔室
部をもつ情報等の伝送用管路に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の伝送用管路としては、車道の中央部下や
歩道下に構築される共同溝がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、共同溝方式では共同溝自体の構築工事費
用が莫大に上ると共に、広範囲にわたる路面の掘り返し
によって道路の使用停止や長期にわたる交通渋滞を余儀
なくさせるため、経済的負担や損失が大きく、また、沿
道住民に与える騒音や振動等の迷惑も軽視できない。
更に、共同溝は一般に開口断面積が大きいため、道路幅
の狭い支線道路には適用できず、支線道路及び支線道路
から工場や住宅等といった情報等の個別使用者への伝送
には、都市空間の美観を害する等の難点がある電柱架設
に依存せざるを得なかった。これらの理由で共同溝の普
及実績は期待される程には向北していない。
従って本発明の目的は、道路の掘り返し範囲を最小限に
抑制して、工事費用の大幅な削減と交通への悪影響や沿
道住民への迷惑被害の軽減を可能にすると共に、共同溝
の適用し得ない地域にも地下埋設方式によって各種伝送
線路を張り巡らすことができる、情報等の伝送用管路を
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、雄付図面中の参照符号を用いて説明すると本発明
の情報等の伝送用管路10は、上部を通本川溝部11と
し、該溝部11の下部にエネルギーや情報の伝送線路2
0a、20b・・・を収容する隔室部12を一体に形成
し、又は一体的に接合したものである。
(作用) 道路に未だ通水用溝体が設置されていない場合には、伝
送用管路全体が没入するに適した深さの溝部が、一般的
には道路側端部にその地表面から掘られる。また、既に
道路に通水用溝体が設置されている場合には、既設の溝
体が掘り出され、その跡の溝部底面が更に掘り下げられ
る。
伝送用管路10を前記掘り下げ溝部に設置し、所定長さ
に相互連結した後、相互に連通した隔室部12.12・
・・単一または複数本の配電線20a、電話線20 b
 、CATV線20c等の伝送線路20が挿通される。
その後、土砂が埋め戻され。
隔室部12の上部にある溝部11は通水用溝体として使
用される。
(実施例) 第1図に示された実施例では、道路は境界ブロック2に
よって歩道1bと車道1aに区別されており、落蓋式U
型の通水用溝部11と隔室部12とが一体的に接合され
た伝送用管路は1歩道1bに隣接する市道1aの側端部
に埋設されている。
第2図に示した実施例では、落着式U型の通水用溝部1
1と隔室部12とを一体成型した伝送用管路は、歩車道
兼用道路lの側端部に埋設されている。
第1図と第2図の実施例では、隔室部12は電気的絶縁
層、磁気的絶縁層、熱的絶縁層或はこれらの複合絶縁層
21によって4分割され、複数本の伝送線路20a、2
0b、20c・・・は絶縁層21で隔離された小部屋に
単独で収容されている。
しかしながら、伝送線路の種類や伝送線路自体の保護被
覆層の特性によっては、絶縁層21を介さないで複数本
の伝送線路を同一の隔室部に収容することもできる。
第3図に示した実施例では、通水用溝部11の下部に一
体形成された隔室部12は、伝送用管路の横幅方向の仕
切壁13によって2つの小隔室12a、12bに分割さ
れている。第4図に示した実施例では、隔室部12は、
伝送用管路の高さ方向の仕切壁13で小隔室12a、1
2bに分割されている。 第5図に示した実施例では、
通水用溝部11の下部に一体形成された隔室部12は、
横幅方向の仕切壁13aと高さ方向の仕切壁13bによ
って4つの小隔室12a、12b、12c、12dに分
割されている。第6図に示した実施例では、隔室部12
は5つの小隔室12a、12b、12c、12d、12
eに分割されている。
隔室部12を複数個の小隔室12a、12b。
12c・・・分割された第3図から第6図の実施例では
、その分割された各々の小隔室12a、12b、12C
・・・に絶縁層21を介して伝送線路20a、20b・
・・が収容されている。
第7図に示された実施例では、伝送用管路本体はコンク
リート製品であるが、レジンコンクリートや金属素材、
プラスチック素材、ゴム素材、アスファルト素材、セラ
ミックス素材、木質素材、紙質素材等といった各種材料
を単独に又は複合使用して製作され、隔室部12の成型
用中子として使用された不透水性パイプは、そのまま管
路本体内に埋め殺しされ、隔室部内壁の保護ライニング
層又はケーシング体40を形成している。そのため、伝
送用線路20は水や廃液等の浸透から的確に防護される
。この不透水性パイプの断面形状は丸パイプに限定され
ず、角パイプや他の異形パイプを適宜選択使用できる。
別の実施例のように、隔室部12が複数に分割形成され
ている場合には、不透水性パイプより成る保護ライニン
グ層又はケーシング体40は、各隔室部に形成される。
第8図に示した実施例では、隔室部12には伝送用管路
の長さ方向に沿って大小2つの断面円形小隔室12a、
12bを設けである。第9図の実施例では、隔室部12
には伝送用管路lOの長さ方向に沿って5つの円形小隔
室12a、12b。
12c、12d、12eを形成してあり、中央の小隔室
12cは他のものより大径になっている。
第1θ図の実施例では、隔室部12には4つの同径の円
形小隔室12a、12b、12c、12dを平行に形成
しである。
隔室部12が複数個の円形小隔室12a、12b・・・
に分けられた第8図、第9図、第1O図の実施例では、
その分割された各々の小隔室12a。
12b・・・には単一の伝送線路20a、20b・・・
が挿通されている。
第11図の実施例では、伝送用管路はその水平安定度を
より向上させるため、隔室部12の下端両側部には張出
し突部14を設けである。第12図の実施例では、隔室
部12は横幅方向の仕切壁13aと該仕切壁13aの中
央部に連設された高さ方向の仕切壁13bによって3つ
の小隔室12a、12b、12cに分割され、小隔室1
2b、12cの外側に更に2つの小隔室12d、12e
が一体に形成されている。
第13図と第14図に示した実施例では、通水用溝部1
1は単純U型のものであり、第13図では通水用溝部1
1と隔室部12を一体的に接合し、第14図では通水用
溝部11と隔室部12を一体に形成している。第15図
と第16図に示した実施例は、通水用溝部11をL型と
したものであり、第15図では通水用溝部11と隔室部
12を一体的に接合し、第16図では通水用溝部11と
隔室部12を−・体に形成している。
第17図と第18図に示された実施例は、通水用溝部1
1の左右側壁間に水平耐力梁部材を設けたものであり、
第17図では通水用溝部11と隔室部12を一体的に接
合し、第18図では通水用溝部11と隔室部12を一体
に形成している。
第13図から第18図に示した実施例では、単一の隔室
部12には絶縁層21を介して複数本の伝送線路20a
、20b・・・が単独で収容されている。
第19図から第30図は通水用溝部の下部に一体的に接
合される隔室部の種々の態様を示し、第19図は第3図
に示した伝送用管路における隔室部を通水用溝部から分
離した形のものである。第20図は第4図に示した伝送
用管路の隔室部を通水用溝部から分離した形のものであ
る。第21図は第5図に示した伝送用管路の隔室部を通
水用溝部から分離した形のものである。第22図は第6
図に示した伝送用管路の隔室部を分離した形のものであ
る。第23図は第7図に示した伝送用管路の隔室部を分
離した形のものである。
第24図は第8図に示した伝送用管路の隔室部を分離し
た形のものである。第25図は第9図に示した伝送用管
路の隔室部を分離した形のものである。第26図は第1
0図に示した伝送用管路の隔室部を分離した形のもので
ある。第27図の実施例の隔室部12には、左右2つの
同径の円形小隔室12a、12bと、これらの中央下部
にある大径の円形小隔室12cとが併設されている。
第28図は第12図に示した伝送用管路の隔室部を分離
した形のものである。第29の実施例の隔室部12には
、3つの大径小隔室12a、12b、12cと2つの小
径小隔室12d、12eとが形成されている。第30図
は第11図に示した伝送用管路の隔室部を分離した形の
ものである。
第19図から第30図まで示した隔室部12は、上部に
側溝部11を一体的に接合することによって伝送用管路
として使用される。この通水用溝部11と隔室部12ど
の接合は、地盤の不等沈下や側圧等によって隔室部12
の不都合な位置ずれが生じないように強固に行われるの
が望ましい。
この一方法としては、前記した偏心座板式の継手構造が
ある。
第31図と第32図に示した実施例は、通水用溝部11
の左右側壁が部厚いロングU型のものであり、第31図
では通水用溝部11と隔室部12を一体的に接合し、第
32図では通水用溝部11と隔室部12を一体に形成し
ている。第33図に示した実施例は、落着式U字型の通
水用溝部11の左右両側壁の上端部に突部15を全長さ
にわたって設けたものであり、通水用溝部11と隔室部
12は一体に形成されている。
第34図に示した実施例では、通水用溝部11の中央部
に断面円形溝16を設けてあり、線溝16の左側部16
aは右側部16bよりも長く、通水用溝部11と隔室部
12は一体に形成されている。第35図に示した実施例
では、通水用溝部llの中央部に断面円形の溝16を設
けてあり、通水用溝部11と隔室部12は一体に形成さ
れている。
第36図の実施例では、通水用溝部11と隔室部12は
別体に構成され、隔室部12の土壁部はアーチ型に湾曲
され構造的強度を高めている。これに対応して、通水用
溝部11の底壁部も湾曲しており、通水用溝部11と隔
室部12は互いに密着状に積み重ねられている。この積
み重ねが両者の中心線上でなされるように、隔室部12
の土壁部上面には、突条や溝線或は不連続突起や四部を
形成したり、塗料を塗付したりして施工基準線を設けで
ある。
第37図から第43図に示した本発明の変形例における
伝送用管路10では1通水用溝部11の側部に伝送線路
20の収容用隔室部12を一体に形成し又は一体重に接
合している。
第37図、に示した変形例では、通水用溝部11と隔室
部12とが一体的に接合された伝送用管路10は、車道
1aの側端部に埋設され、通水用溝部11は歩道1bと
車道1aの境界ブロック2に隣接している。第38図に
示した変形例では、通水用溝部11と隔室部12とを一
体成型した伝送用管路10は、歩車道兼用道路lの側端
部に埋設されている。
第39図と第43図に示した変形例では、隔室部12は
通水用溝部11の左右両側に設けられており、第43図
に示した変形例では、通水用溝部11への雨水等の流入
を促進するため、車道側に配置される隔室部12の上端
面10aには、道路の排水勾配に対応した勾配αをつけ
である。
第40図に示した変形例では、隔室部12は側溝部11
の側部と下部に−F下2段に設けられている。第41図
に示した実施例では、左右側壁部の端部間に水乎耐力梁
10bが固着又は一体形成されているが、該梁は適宜省
略することもできる。
第43図に示した実施例では、第7図に示した実施例と
同様な材質及び技法によって、隔室部内壁には保護ライ
ニング層又はケーシング体40が形成されている。
この伝送用管路10では、通水用溝部11の側部に伝送
線路20の収容用隔室部12を通水用溝部11と一体形
成又は一体重接合したので、路面の掘り下げ深さが浅く
なり、伝送用線路の設置工事や枝線管の接続工事、伝送
線路の維持管理や補修作業が容易となる。伝送線路設置
のための工事箇所は、通水用溝体が本来設置される道路
側端部等のみに限定されるため、従来の共同溝方式に比
較して工事費の節減、道路交通等への悪影響等の低減が
可能である。
第44図から第46図に示した本発明の他の変形例に係
る伝送線路の埋設方法では、道路lに設けられた既設の
通水用溝体を通水用溝部11として有効利用している。
埋設に当っては先ず最初に、第44図に示したように歩
道1aと車道1bの境界部に設置されていた既設の通水
用溝体を取外し、該溝体下部の地盤を掘り下げて隔室部
12を埋設する。この隔室部12は外周に開口部のない
ものである。第45図に示した例では、伝送線路20の
敷設工事や補修作業等の容易化のため、上部に開口部を
設けである隔室部12が使用されている。
これら隔室部12には、配電線20a、電話線20 b
、CATV!jI20c等の伝送線路20が絶縁層21
を介し又は介さずに収容される。伝送線路20の収容後
、前記溝体が通水用溝部lとして隔室部12の上部に設
置される。
第46図に示した実施例では、第7図に示した実施例と
同様な材質及び技法によって、隔室部内壁には保護ライ
ニング層又はケーシング体40が形成されている。この
不透水性ケーシング体14の断面形状は円形に限定され
ず、角形等種々の形状を適宜選択使用できる。
この伝送線路の埋設方法では、道路lに既設されている
通水用溝体を通水用溝部11として有効利用し、該溝体
の下部に伝送線路の収容用隔室部12を埋設するので、
共同溝方式と比べて建設費を大幅に節減でき、既設溝体
の再使用は資源の節約にもなる。
隔室部12を通水用溝部11の側部に設置する場合にも
同様に既設の通水用溝体を通水用溝部11として増動に
利用できる。即ち、既設の溝体を掘出すか或は掘出さな
いで該溝体の側部を掘り広げて隔室部12を埋設するの
である。
第47図から第52図には本発明の他の実施例及び変形
例を示してあり、上下数段に又は左右数列に或はその複
合態様で設けられた隔室部12の各内壁には、保護ライ
ニング層又はケーシング体40が形成されている。第4
7図と第51図の変形例では、底壁部や側壁部に透水用
開口部35や透孔36を設けであるが、他のもの透水用
開口部がなく、非透水型構造になっている。
第53図から第57図に示した各変形例の伝送用管路は
、通水用溝部の上方から伝送線路の収容部に接近するこ
とができるため、伝送線路の接続工事や保守、交換作業
に際して通水用溝部の水流を止める必要がなく、また、
伝送用管路全体を掘り起す必要がないものである。
第53図の伝送用管路lOでは、通水用溝部11の起立
壁の内側面の上部に隔室部12を凹設し、該隔室部12
に伝送線路20を収容した後、セメントコンクリートや
レジンコンクリート等の充填剤30で隔室部12を密閉
している。
第54図の伝送用管路10では、通水用溝部の蓋板17
の下面に伝送線路2の収容ケース31が固定されている
。この収容ケース31は、アルミニュウムや合成樹脂等
で製作され、伝送用管路lOの全長にわたって連続して
おり、伝送線路20はケース内に装備されたローラ32
の上に架設されている。収容ケース31は、伝送線路2
0の重量に耐えられ、伝送線路の20の歪みを最小限に
抑えられるものであれば、適当な間隔を置いて不連続に
設けてもよい。
第55図の伝送用管路10では、伝送線路20の収容ケ
ース31は通水用溝部11の起立壁の内側面一上端部に
凹設けられ、蓋板17の一方の支持部を構成している。
第56図の伝送用管路10では、伝送線路20の収容ケ
ース31は通水用溝部11の起立壁の内側面上部に突設
され、該起立壁の外側面にはターミナルボックス34が
固着されている。
第57図の伝送用管路lOでは、通水用溝部11の側方
に形成された隔室部12の上面は開口されており、蓋板
18で閉鎖されるようになっている。この蓋板18はコ
ネクタやターミナルボックス34を設置する所だけ開閉
できる構造にし、それ以外の所は開閉できない構造にす
るのが望ましい。
上記した本発明の各実施例及び各変形例について、通水
用溝部又は溝体には、道路側端部に敷設される通常の側
溝型のものだけでなく、道路の広狭や湾曲度、利用者へ
の引込み形態等によって車道や歩道の中央部或は歩道の
側端部に敷設されるものも含まれる。また、通水用溝部
や溝体を流通する水には、雨水や融雪水、湧水といった
自然排水、地盤からの排除水、生活排水や工場排水、塵
業用水や工業用水、下水を浄化処理した中用水等が含ま
れる。
エネルギーや情報の伝送線路としては、金属管や合成樹
脂管等から成る水道管やガス管、金属線や光ファイバー
等より成る電話線、CATV線、VAN等のデータ専用
通信回線等が含まれる。隔室部12に対する伝送線路2
0a、20b・・・の収容は、火災の発生防止又は火災
の拡大阻止の観点からは、燃焼用空気量が出来るだけ減
少するよう空隙少なく密に行なうのが望ましい。
また、通水用溝部11と隔室部12を一体成型しない場
合における両者の接続関係は、隔室部12の上又は側方
に設置した通水用溝部自体の重量や周囲に埋戻された土
砂の重量又は圧力によって、通水用溝部11が隔室部1
2に対して移動しないようにしただけでもよいが、前記
プレートやボルト・ナツト等の固着具を積極的に使用し
て両者を一体的に接合することもできる。この一体重接
合の形態は、特別の固着具で固定することに限定されず
、通水用溝部11と隔室部12の一方又は双方に設けた
凹凸部の保合によって、通水用溝部11と隔室部12の
相対的な移動が阻1トされている状態も含まれる。
更に、伝送用管路10全体又は隔室部12を通常のセメ
ントコンクリートで作製する場合には、コンクリートの
透水性を考慮して、少なくとも隔室部12の内面に防水
塗料や油剤を塗布したり、レジンコンクリート素材やプ
ラスチック素材、ゴム素材、アスファルト素材、セラミ
ックス素材、木質素材、紙質素材、金属素材等といった
各種材料を単独に又は複合使用した被膜を形成する等し
て、不透水性コーティングやライニング層を設けるのが
望ましい。更に、伝送用管路全体を不透水性のレジンコ
ンクリート素材やプラスチック素材、ゴム素材、アスフ
ァルト素材、セラミックス素材、木質素材、紙質素材、
金属素材等といった各種材料を単独に又は複合使用して
製作することもできる。
また、伝送用管路lO同志又は隔室部12同志或は通水
用溝部11と隔室部12の接合連結に当っては、接合目
地部から水や廃液等が侵入して伝送線路20に腐食等の
悪影響を及ぼさないように、発泡ゴムやプラスチック等
から成る定型シール材を目地部に挿入し、望ましくは該
定型シール材を伝送用管路等の接合端面間に挟圧したり
、コーキング材を充填したりして、防水処理をするのが
よい。
伝送用管路lO相互連結又は隔室部12相互の連結は、
地盤の不等沈下や隆起或は側圧等によって伝送用管路1
0又は隔室部12に不都合な位置ずれが生じないように
強固になされるのが望ましい。この一方法としては、ア
ンカ一部材に固着して伝送用管路lO又は隔室部12の
壁面に埋設されたナツトに対し、連結プレートの各端部
の透孔より螺子込まれる2本のボルトの一方に偏心座板
を嵌合し、該偏心座板の周側面を連結プレートに突設し
たストッパーに当接させる、偏心座板式の継手構造があ
る。
また、上記伝送用管路において、底壁部や側壁部に開口
部35や透孔36を設けたときには、道路や宅地等の地
表面より集積した雨水を、該開口部35等を通して地盤
に環流させることによって、有用な水源としての地下水
の水位を利用し易いレベルに維持することができる。更
に、底壁部や側壁部に分岐孔19を設け、該分岐孔19
の外端又はその近傍にコネクタやターミナルボックス3
4を設置することによって、伝送線路20の分岐接続工
事を簡単化にすることもできる。
(発明の効果) 以上のように本発明の情報等の伝送用管路では、エネル
ギーや情報の伝送線路20a、20b・・・が収容され
る隔室部12の上部に、通水用溝部11が該隔室部12
と一体形成され、又は一体重に接合されているため、も
ともと通水用溝体を設置していた場所や通水用溝体の設
置を予定していた場所では、情報等の伝送線路設置のた
めの面積を別に確保する必要がなく、用地費負担が皆無
である。
また、伝送線路設置のための工事箇所は、通水用溝体が
本来設置される道路側端部等のみに限定されるため、従
来の共同溝方式に比較して工事費が大幅に節減できると
共に、道路交通に与える悪影響や沿道住民へに迷惑被害
も最低限におさえることができる。
また、本発明は通水用溝体と伝送線路を同時に設置する
場合だけでなく、通水用溝体が既に設置されている場合
にも適用でき、その場合には既設の溝体を掘り出して底
部を更に掘り下げ、伝送用管路を設置し後、土砂を埋め
戻すだけでよいから、設置工事は容易であり、伝送線路
の点検修理やその枝線路の付設工事も同様に容易である
更に、従来の共同溝では一定以上の道路幅を有する幹線
道路に限定されたが、通水用溝体は事務所ビルや工場、
住宅等のエネルギや情報の個別使用者に至る幅狭の支線
道路にも普通に設備されるものであるから、本発明によ
れば、情報等の伝送線路を道路幅の制約なく自由に設置
でき、共同溝の設置が不適当な地域にも伝送線路をくま
なく張り巡らせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第36図は本発明の実施例を示し、第1図は
通水用溝部と隔室部とを一体的に接合した伝送用管路を
、歩道に隣接する車道の側端部に埋設した状態を示す断
面図、第2図は通水用溝部と隔室部とを一体成型した伝
送用管路を、歩車道兼用道路の側端部に埋設した状態を
示す断面図である。 第3図から第18図は本発明の相異なる実施例に係る伝
送用管路の使用状態の断面図、第19図から第30図は
本発明のそれぞれ別の実施例における隔室部だけの使用
状態の断面図である。 第31図から第35図は本発明の更に別の実施例に係る
伝送用管路の使用状態の断面図、第36図は本発明の他
の実施例に係る伝送用管路の断面図である。 第37図から第43図は隔室部を通水用溝部の側方に設
けた本発明の変形例を示し、第37図と第38図は伝送
用管路の使用状態の断面図、第39図、第40図、第4
2図及び第43図はそれぞれ異なる伝送用管路の断面図
、第41図は更に別の伝送用管路の平面図である。 第44図から第46図は既設の通水用溝体を利用する本
発明の変形例を示し、第44図と第45図は伝送用管路
の使用状態の断面図、第46図は別の伝送用管路の断面
図である。 第47図から第52図は本発明の別の変形例に係る伝送
用管路の断面図であり、隔室部は通水用溝部の側方又は
側方と下方の両者に設けである。 第53図から第59図は本発明の更に別の変形例に係る
伝送用管路の断面図である。 10・・・伝送用管路、11・・・通水用溝部、12・
・・隔室部、12a、12b・・・小隔室、13・・・
仕切壁、20.20a、20 b ・・・伝送線路、2
1 ・・・絶縁層、34・・・コネクタ又はターミナル
ボックス、35・・・透水用開口部、40・・・保護ラ
イニング又はケーシング体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上部を通水用溝部11とし、該溝部11の下部にエネル
    ギーや情報の伝送線路20a、20b・・・を収容する
    隔室部12を一体に形成し、又は一体的に接合した情報
    等の伝送用管路。
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