JP2003082747A - 雨水浸透システム - Google Patents
雨水浸透システムInfo
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Abstract
外の雨水とに大別して流入するようにして、浸透目詰り
の防止と集水機能を発揮させる。 【解決手段】 泥だめ槽3と、浸透連結管13および下
水本管流出口12を設けた浸透ます槽4とを連通した2
連式浸透雨水ます1において、泥だめ槽3の蓋を初期雨
水と最盛雨水とが流入する蓋9にし、浸透ます槽4の蓋
を最盛雨水を流入する蓋9にしたので、初期雨水の土砂
を泥だめ槽3で先ず捕捉でき、浸透目詰りを防止できる
と共に、両槽で集水するから集水機能を発揮できる。
Description
雨水浸透法およびその装置、つまり、雨水浸透システム
に関するものである。
備されると、雨水はそれ以前に比べて速やかに排除さ
れ、直ちに河川へ流れ、様々な弊害、例えば、鉄砲水の
ような現象が生じることから、最近、下水道や河川に流
れ込む雨水の量を可及的に抑制する目的で「浸透」と
「雨水貯留池」とが提案され、特に前者については、透
水性舗装や浸透雨水ますや浸透連結管等の雨水流出抑制
装置について研究・開発が行われ、その成果が実施され
ている。
本管(公共下水道)に流入する汚水・雨水の量が増加
し、下水本管の排水許容量を超える場合もあって、かか
る場合、雨水が汚水と合流する前に、宅地内で浸透させ
たり、雨水ますに導入してから、その雨水ますの底部で
浸透させたり、更には浸透連結管(トレンチ)や浸透U
形側溝でも浸透させて、下水本管への流入量を軽減しよ
うとしている。
浸透雨水ますについて、本出願人は塩ビ製小口径ますの
開発の実績を踏まえて、すなわち、塩ビ管との接続や点
検筒用蓋改良やこれらの生産効率や原料等の高品質条件
を踏まえて、これを開発し、既に提供している(例え
ば、特開平7−286355号公報参照)。
制装置における一般的な問題は、その装置の維持管理
(保守点検)や、浸透効果の定量化や、地下水への影響
等が挙げられ、例えば、雨水流出抑制装置の維持管理の
問題では目詰りの点が挙げられている。
水を合流式下水道設備へそのまま流出させ、雨水流出抑
制の効果がなくなることから、目詰りの問題を最大の課
題としている。
下水道設備における雨水ますには土砂が溜まりやすいの
で、泥だめが設けられているが、雨水流出抑制方式の下
水道設備では、この雨水ますを浸透雨水ますに置換する
ので、泥だめと浸透とは撞着することから、浸透雨水ま
すにおける最大の課題は目詰りとされている。
浸透させるため2連式浸透雨水ますが、基本的な浸透雨
水ますとされている。
浸透連結管等における浸透作用は、流入量の変化に対し
大幅に変化せず、略一定の浸透を行うものとされ、すな
わち、降雨の初期から最盛期(少なくとも降雨強度が高
い時期をいう)、終期にかけて継続的に浸透作用が行わ
れるとされている。もっとも目詰りや土壌が飽和状態に
なると浸透能力は低下する。
れを浸透させることは浸透ますの目詰りを早期に発生さ
せたり、浸透しても地下水にするのは好ましくなく、そ
のため、初期雨水、つまり、小量の雨水ないし繁度の高
い小量の雨水は、先ず、直接下水本管へ流出させること
が好ましい、という提案がされている。
は、雨水ますの蓋の孔から流れ込んだ雨水を目詰り防止
用フィルタ−で濾過し、これを集めて、小量の雨水(初
期雨水)が素通りするオリフィスを通して直接下水本管
へ流出させ、大量の雨水の場合に限り、オリフィスの流
量以上となってオ−バフロ−した雨水のみを浸透させ
る、という雨水浸透システムが紹介されている。
の目詰りが防止できるのは勿論、大量の降雨のときに河
川の氾濫や下水本管の排水許容量のオ−バ−を防止でき
る、とされている。
浸透システムでは、 下水設備で好ましくない機構、すなわち下流側を絞る
オリフィス機構を設けているので、必然的に雨水ますの
内部が複雑になる。
基本とし、その泥だめますで先ず土砂を沈降させるの
で、その堆積した土砂を容易に取出す必要があるが、か
かるシステムではオリフィス機構を介在させているの
で、土砂の取出しが困難となる。
浸透能力は時間的に略一定となっているので、この浸透
能力を超えた分の雨水のみを、下水本管側へ流出させる
のが合理的・一般的であるが、かかるシステムでは、オ
リフィスの通過量以上となり、かつ、浸透能力以上の流
入量があった場合(大量の降雨の場合)には、本来の雨
水ますの集水機能を果たさず、水浸しになるおそれがあ
る。
下水本管側に流出させる基本態度を維持しながら、かか
る問題を解決することを主たる目的とする。
め、本発明は、1)泥だめ槽と、浸透部および/または
浸透連結管を設け、かつ、下水本管側接続の浸透ます槽
と、を連通させた浸透雨水ますにあって、前記泥だめ槽
の蓋を、少なくとも初期雨水を流入させる蓋に構成する
と共に、前記浸透ます槽の蓋を、主として前記初期雨水
以外の雨水を流入させる蓋に構成して、比較的汚濁した
初期雨水を前記泥だめ槽に優先的に流入させることによ
り、浸透能力を持続させると共に、雨水ますの集水機能
を喪失させないようにしたことを特徴とする雨水浸透シ
ステムにあり、また、2)前記泥だめ槽の蓋を上面平板
状グレ−チングとし、前記浸透ます槽の蓋を上面山形状
多孔板蓋とした請求項1に記載の雨水浸透システムにあ
り、また、3)前記泥だめ槽の蓋を平板状グレ−チング
として、雨水流れ面より若干下げ、前記浸透ます槽の蓋
を台形状グレ−チングとして、雨水流れ面より若干上げ
た請求項1に記載の雨水浸透システムにあり、また、
4)浅い泥だめ槽と、浸透部および/または浸透連結管
を設け、かつ、下水本管側接続の深い浸透ます槽と、を
連通させた浸透雨水ますにあって、前記泥だめ槽に、泥
だめ部と並設して粗いゴミ採り浸透槽を設け、前記浸透
ます槽を細かいゴミ採り浸透槽に構成して、落葉等で汚
濁している初期雨水を泥だめ槽に優先して流入させるこ
とを特徴とする雨水浸透システムを要旨とするものであ
る。
まれる。
た浸透雨水ますにあって、前記泥だめ槽の蓋を少なくと
も初期雨水を流入させる蓋にし、浸透ます槽の蓋を前記
初期雨水以外の雨水を積極的に流入させる蓋にして、初
期雨水を泥だめ槽に優先的に流入させ、初期雨水以外の
雨水を両槽に流入させて、雨水ますの集水機能を発揮さ
せる雨水浸透方法およびその装置。
付図面に示す実施例装置により詳細に述べる。
視図、図2は図1の全体縦断面図、図3(a)は図2の
平面図、図3(b)は図2のA〜A断面図、図4(B)
は図2のB〜B断面図、図4(C)は図2のC〜C断面
図、図4(D)は図2のD〜D断面図、図5は本発明の
第2の実施例装置の全体縦断面図である。なお、三角印
は水面を示す。
1は、公道の雨水を主として排出するLまたはU形側溝
2に、所定の間隔を置いて埋設するものに好都合であっ
て、勿論、私道と民地との境界に埋設してもよいし、ま
た、これらの公、私道に透水性舗装がされていてもよ
い。
1を概説する
い泥だめ槽(フィルタ−付)3と深い浸透ます槽4とか
ら構成し、これらの泥だめ槽3と浸透ます槽4とは、泥
だめ槽3の上下方向略中間に設けた連通部5で連通して
いる。また、これらの泥だめ槽3と浸透ます4との各蓋
は、単なる円孔付または長孔付の蓋でなく、多数の長孔
付蓋またはグレ−チング(格子)で構成し、ゴミ混入の
雨水を集水効果を高くしてストレ−トに流入するように
している。
め部6と、粗いゴミ採り槽たる、浸透目詰り防止用簡易
フィルタ−7を収容する簡易浸透部8とで構成し、雨水
中の土砂および落葉等の粗いゴミを捕捉濾過してから浸
透ます槽4へ流出させると共に、それ自身でも若干浸透
するようにしている。
状グレ−チング(多数の長孔付蓋を含む)9で構成し、
浸透ます槽4の蓋は、上面低い山形状グレ−チング(多
数の長孔付蓋を含む)10で構成し、小量の初期雨水で
あって、比較的汚濁している雨水を、主として上面平板
状グレ−チング9に図2の矢印のように優先的に流入さ
せ、そこで土砂等を除き、連通部5を介して、浸透ます
槽4へ図2の矢印のように流出するようにしている。ま
た、大量の雨水は両方のグレ−チング9,10から集水
効果を高くして図2の矢印のように流入するようにして
いる。
を超えた雨水を溢流させるため、合流式または分流式下
水本管11に接続した取付管12を接続しており、この
取付管12のすぐ下方に、上、下流側の浸透連結管1
3,13を接続している。
雨水ます1によると、ゴミ(落葉や土砂や油脂等をい
う)で汚濁された初期雨水は、主として泥だめ槽3に流
入し、このゴミが捕捉されてから、連通部5を介して浸
透ます槽4に流入し、いわゆる上澄水としての雨水が浸
透連結管13,13によって浸透するので、目詰りを防
止し、所定の浸透能力を長期に亘り発揮する。
には、したがって、ゴミの混入の少なくなった雨水は、
泥だめ槽3の上面平板状グレ−チング9と浸透ます4の
上面低い山形状グレ−チング10とから流入して、これ
らを浸透連結管13,13は勿論、下水本管11へ流出
させて、雨水ますの集水機能を可及的に果たすようにし
ている。
は、その麓には長孔等の通水孔がなく、また、その山の
傾斜の形状から土砂や落葉等で目詰りをしにくいので、
雨水ますの集水機能を持続させることができる。
限らず、浸透雨水ます1の装置間隔を大きくするため、
つまり、ますの数を減らすため、3槽式等多槽式に構成
してもよく、また、上面低い山形状グレ−チング10は
低い山形に限らず、凸弯曲状や傾斜状であってもよく、
要するに凸状であればよい。
側溝2の上面(雨水流れ面ともいう)より若干低くし、
上面低い山形状グレ−チング10は低い台形台状にし
て、L形側溝2の上面より若干高くして設けてもよい。
これらのグレ−チング9,10の周辺に水が溜まらない
ように、これらのグレ−チング9,10の側面に縦長孔
(不図示)を設けている。
す1を、「泥だめ槽3」と「浸透ます槽4」と分けて詳
説する。
する下方に予め敷設された単粒度砕石14上に載置する
が、この単粒度砕石14上には、コンクリ−ト製の平面
視ロ字状下部底枠15を載置し、その上に、コンクリ−
ト製の連通部用切欠16付の平面視ロ字状上部底枠17
を載置し、その上に、コンクリ−ト製L形側溝の1つ
に、後記有底角形バケツ18を取出自在とする角形窓1
9を開口したL形縁塊10を載置し、この角形窓19
を、前記した約500mm×300mm寸法の鋳鉄製
(金属製)矩形状の上面平板状グレ−チング9で被覆
し、これらの周辺も単粒度砕石14で埋戻しをする。し
たがって、車道にも適用できるようにしている。
体(縁塊)には、その内側と略同一形状の合成樹脂製有
底角形バケツ18を略密接して収容し、この有底角形バ
ケツ18の上方開口部には外向きフランジを設けて、上
面平板状グレ−チング9へ流入したゴミ混入の雨水の全
量を流入するようにしている。
2分するように上向き櫛歯状の中央仕切板21により、
泥だめ部6と簡易浸透部8とに仕切り、この簡易浸透部
8のバケツ側壁には前記連通部5に連通する連通孔22
を開口し、また、この簡易浸透部8には、粗目籠状で浅
底の取手付簡易フィルタ−7を収容し、その上方を取外
し自在の傾斜庇体24で覆っている。そして、この簡易
浸透部8のバケツ底板は透水孔付の透水性底板で構成し
ている。
濁の多い初期雨水を優先的に流入させ、泥だめ部6で土
砂を沈降させる。次いで、浮遊ゴミを捕捉する上向き櫛
歯状中央仕切板21を介して簡易フィルタ−7の上を通
過させ、特に図3(b)の矢印のように連通部5を介し
て、浸透ます槽4ヘ流出する。
入した初期雨水中の土砂は泥だめ部6で沈降し、浮遊し
ている落葉等のゴミは上向き櫛歯状中央仕切板21で捕
捉し、比較的清澄された上澄水のみを浸透ます槽4へ流
入させることができる。
較的軽量の土砂が捕捉できると共に、泥だめ槽3の簡易
浸透部8によっても浸透能力を発揮する。
なち、清掃時には上面平板状グレ−チング9をあけ、有
底角形バケツ18を取出せば堆積した土砂は勿論、中央
仕切板21および簡易フィルタ−7も容易に清掃するこ
とができる。
に、泥だめ部6と簡易浸透部8とを隣接したので、泥だ
めと浸透との撞着現象を巧みに克服することができる。
3と同様、単粒度砕石14上に、高さ同一寸法の下部底
枠25を載置し、その上に、連通用切欠部26付の上部
底枠27を載置し、その上に、後記有底円筒状フィルタ
−28を取出し自在とする角形窓29を開口したL形縁
塊30を載置し、この角形窓29を、前記した約500
mm×300mm寸法であって、山の高さ約2〜5cm
の鋳鉄製(金属製)矩形状上面低い山形状グレ−チング
10で被覆して、車道にも適用できるようにしている。
枠体(縁塊)には、土質(表面ロ−ム層であればこれを
避けて深くする)や地下水位の位置(例えば、最小1m
離す)や一時的に貯留する雨水量の大小に合わせた、所
定の埋設深さとする浸透連結管13に応じた深底の合成
樹脂製深底雨水ます31を収容する。口径200〜25
0mmφの大きさの、この深底雨水ます31の開口部
は、下部底枠25に充填物32を介して内嵌している。
定の埋設深さの浸透連結管13を接続する浸透連結管用
受口(接続部)33,33を設けている。また、この深
底雨水ます31には、これらの浸透連結管用受口33を
閉塞し、かつ、ます底部に載置する細かい目の籠状の有
底円筒状フィルタ−28を取出自在に設けている。
ミ採り槽であって、掃除困難な浸透連結管13の浸透目
詰りを防止するため細かいゴミを捕捉するが、この有底
円筒状フィルタ−28には比較的長寸の取手34を設
け、清掃時には上面山形状グレ−チング10をあけ、捕
捉した細かいゴミを取出すようにしている。
結管用受口33より若干上方の胴部には、下水本管11
に接続した取付管12を接続し、浸透連結管13から溢
流した雨水を合流式下水本管11ヘ流出させるようにし
ている。
水ます1Aについて述べる
少なくとも泥だめ槽37と浸透ます槽38とから構成
し、これらの泥だめ槽37と浸透ます槽38とは、泥だ
め槽37の上下略中間に設けた連通管39で連通してい
る。
の各蓋は、多数の長孔をあけた蓋またはグレ−チングで
構成し、特に泥だめ槽37の蓋は、ゴミ混入の雨水をス
トレ−トに流入するようにしている。
チング9で構成し、浸透ます槽38の蓋は、上面低い山
形状グレ−チング10で構成し、小量の初期雨水であっ
て、比較的汚濁している雨水は、主として上面平板状グ
レ−チング9で優先的に流入させ、土砂を沈降させてか
ら、図5矢印のように連通管39を介して浸透ます槽3
8へ流入させ、浸透ます槽38それ自身の浸透と浸透連
結管13の浸透とにより雨水を浸透させる。また、浸透
能力以上の雨水は取付管12へ溢流して流出させる。
と、土砂の混入した初期雨水は、主として泥だめ槽37
に流入して、土砂を沈降させてから連通管39を介し
て、浸透ます槽38へ流入させ、いわゆる上澄水となっ
た雨水が浸透連結管13によって浸透するので、目詰り
を防止し、所定の浸透能力を維持することができる。
で、土砂等の混入の少なくなった雨水は、泥だめ槽37
の上面平板状グレ−チング9と浸透ます槽38の上面低
い山形状グレ−チング10とから大量に流入して浸透連
結管13で浸透させると共に、溢流した雨水を下水本管
11へ流出させて、雨水ますの集水機能を果たすように
している。
−チング9と上面低い山形状グレ−チング10を支持す
るL形縁塊20,30および、これを支持する上部底枠
17,27は、前記第1の実施例装置の浸透雨水ます1
と同様であるが、泥だめ槽37および浸透ます槽38は
共にその全体を合成樹脂製としている。つまり、オ−ル
プラスチック浸透雨水ますに構成している。
円筒体40で構成し、その開口部を上部底枠17に嵌合
して開口しており、この深底円筒体40の上下略中間、
すなわち、泥だめスペ−スを充分に設けて、横向きに泥
だめ槽用受口41を形成している。
ィルタ−や簡易浸透部を設けず、単なる泥だめ部のみで
簡素に構成しているので、安価な一体射出成形品にする
ことができる。
40より更に深底に構成し、すなわち、有底状の超深底
円筒体42で構成し、前記泥だめ槽用受口41と同一深
さの位置に、浸透ます槽用受口43を形成し、これらの
受口41,43を連通管39で接続している。また、こ
の浸透ます槽用受口43の下方に取付管12用の受口を
形成し、この取付管12用の受口の更に下方に浸透連結
管用受口45を形成している。この取付管12用の受口
の下方全部に多数の透水孔44,44…を開口してい
る。
円筒体状フィルタ−を設けず(勿論、挿入してもよ
い)、単なる浸透部のみで簡易型に構成しているので、
安価な一体射出成形品にすることができる。
筒体42の底部は、円板体を接着接合して底部を構成し
ている。
浸透ます槽とを連通した浸透雨水ますを用いて、比較的
汚濁した初期雨水を泥だめ槽に流入させて、雨水中の土
砂等ゴミを除去した後、浸透ます槽で浸透させるので、
浸透能力を維持でき、信頼性のある浸透雨水ますにする
ことができると共に、雨水ますとしての集水能力も持続
でき、単に各槽の蓋を改善するだけにしたので、安価な
改善となり、しかも、既存の浸透雨水ますにも適用で
き、ひいては、槽内部で構成するフィルタ−や浸透部を
好ましい装置とする自由度、例えば、粗目の籠を泥だめ
槽に、細目の籠を浸透ます槽に各収容できる設計をする
ことができる。
砂や粗い落葉等が混入して汚濁しているが、これらの土
砂を沈降させたり、落葉を粗目の籠で捕捉することがで
き、もし、泥だめ装置における浸透部に目詰りがあっ
て、その浸透能力が低下しても、浅い泥だめ槽故、その
バケツを取出せば容易に清掃でき、ひいては公園などに
配置する浸透雨水ますに好適にすることができる。
る。
断面図である。
C〜C断面図、(D)は図2のD〜D断面図である。
る。
す槽、5…連通部、9…上面平板状グレ−チング、10
…上面低い山形状グレ−チング、11…下水本管、13
…浸透連結管
Claims (4)
- 【請求項1】 泥だめ槽と、浸透部および/または浸透
連結管を設け、かつ、下水本管側接続の浸透ます槽と、
を連通させた浸透雨水ますにあって、 前記泥だめ槽の蓋を、少なくとも初期雨水を流入させる
蓋に構成すると共に、 前記浸透ます槽の蓋を、主として前記初期雨水以外の雨
水を流入させる蓋に構成して、比較的汚濁した初期雨水
を前記泥だめ槽に優先的に流入させることにより、浸透
能力を持続させると共に、雨水ますの集水機能を喪失さ
せないようにしたことを特徴とする雨水浸透システム。 - 【請求項2】 前記泥だめ槽の蓋を上面平板状グレ−チ
ングとし、前記浸透ます槽の蓋を上面山形状多孔板蓋と
した請求項1に記載の雨水浸透システム。 - 【請求項3】 前記泥だめ槽の蓋を平板状グレ−チング
として、雨水流れ面より若干下げ、前記浸透ます槽の蓋
を台形状グレ−チングとして、雨水流れ面より若干上げ
た請求項1に記載の雨水浸透システム。 - 【請求項4】 浅い泥だめ槽と、浸透部および/または
浸透連結管を設け、かつ、下水本管側接続の深い浸透ま
す槽と、を連通させた浸透雨水ますにあって、 前記泥だめ槽に、泥だめ部と並設して粗いゴミ採り浸透
槽を設け、前記浸透ます槽を細かいゴミ採り浸透槽に構
成して、落葉等で汚濁している初期雨水を泥だめ槽に優
先して流入させることを特徴とする雨水浸透システム。
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