JP2015098952A - 暖房システム - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、例えば特許文献1では、浴室と居間との間にある脱衣室の温度調整を行う空調装置において、人が入浴中では脱衣室の温度が浴室温度近辺となるように脱衣室の空調を行い、人が入浴を終えて脱衣室に入った場合は脱衣室の温度を徐々に居室の温度に近づけるように脱衣室の空調を行う空調装置が記載されている。
また特許文献2では、風呂の注湯(湯張り)または風呂の追い焚き運転の開始と同時に浴室または脱衣室の暖房運転を自動的に行い、利用者が暖房運転の操作をしなくても自動的に脱衣室等を暖房することができる、浴室又は脱衣室暖房装置の運転制御方法及びその装置が記載されている。
また特許文献2では、風呂の湯張り時や追い焚き時に脱衣室の暖房運転を行っているため、利用者が入浴の目的で居室から脱衣室に移動した際、既に脱衣室が暖房されている状態とすることができる。しかし、実際に利用者が脱衣室に居るか否かを判定していないので、無駄な暖房が多くなる可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、入浴等の目的で利用者が居室等から脱衣室に移動した際にも脱衣室の温度が適切な温度となるように暖房し、且つ無駄な暖房を極力抑えることができる暖房システムを提供することを課題とする。
まず、本発明の第1の発明は、浴室と、前記浴室に隣接する隣接室と、のそれぞれの部屋に設けられて、それぞれの部屋内に人が居るか否かを検出可能な人体所在検出手段と、前記隣接室内の温度を検出可能な隣接室内温度検出手段と、前記浴室における入浴の準備がされているか否かを検出可能な入浴準備検出手段と、前記隣接室内に設けられて当該隣接室内を暖房することが可能な暖房手段と、少なくとも前記浴室への給湯が可能な熱源機と、前記隣接室内温度検出手段からの検出信号に基づいて検出した前記隣接室内の温度が、目標暖房温度となるように、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備えた暖房システムである。
そして前記制御手段は、前記人体所在検出手段からの検出信号に基づいて、前記浴室と前記隣接室のそれぞれの部屋内に人が居るか否かを検出し、前記浴室と前記隣接室のどちらにも人が居ない状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ前記入浴準備検出手段からの検出信号に基づいて入浴の準備がされていないと検出した場合には、第1目標暖房温度を前記目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御し、前記浴室と前記隣接室のどちらにも人が居ない状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ前記入浴準備検出手段からの検出信号に基づいて入浴の準備がされていると検出した場合には、前記第1目標暖房温度よりも高い温度である第2目標暖房温度を前記目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する。
これにより、利用者が居室等から隣接室(脱衣室等)に移動した際、隣接室の温度を適切な温度に制御することができるので、利用者が急激な温度変化にさらされることを防止することができる。
また、利用者が脱衣する入浴目的の場合はより高い第2目標暖房温度となるように隣接室を暖房し、利用者が着衣したまま脱衣しない非入浴目的の場合はより低い第1目標暖房温度となるように隣接室を暖房するので、無駄な暖房を抑えることができる。
そして前記制御手段は、前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居ると検出した場合、且つ前記入浴実行検出手段または前記シャワー実行検出手段の少なくとも一方の検出信号に基づいて前記浴室内の人が、実際に入浴した、あるいは実際にシャワーまたは水栓を利用した、と検出した場合には、前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居ると検出した場合、且つ前記浴室内の人が、実際に入浴していない、且つ実際にシャワーも水栓も利用していない、と検出した場合における目標暖房温度よりも高い温度であって前記第2目標暖房温度よりも高い温度である第3目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する。
これにより、利用者が実際に入浴している場合、湯上がり時に備えて隣接室の温度を適切な温度にしておくことができるので、利用者が急激な温度変化にさらされることを防止することができる。
これにより、利用者が湯上がり直後において急激な温度変化にさらされることを防止することができる。
これにより、湯上がりした利用者が、体を拭き終わるまでの時間であって体が濡れている状態において、隣接室を適切な温度に維持しておくことができる。
これにより、湯上がりした利用者が、体を拭き終わって着衣している間において、隣接室を適切な温度に維持しておくことができる。
これにより、湯上がりした利用者の着衣後において、隣接室を適切な温度にすることができる。
●[暖房システム1の全体構成(図1)]
図1は、浴室3と、当該浴室3に隣接する隣接室2を示している。なお隣接室2は、脱衣室、サニタリ、洗面室等、当該部屋の目的や機能等に応じて種々の呼び名があるが、隣接室2は、浴室3に隣接している部屋であって浴室3に入るために必ず通過する部屋である。以下では、理解しやすくするために、隣接室2を脱衣室2と記載する。
浴室3と脱衣室2との間には利用者が出入りするための扉3Dが設けられており、脱衣室2には利用者が廊下や他の部屋から脱衣室2に出入りするための扉2Dが設けられている。
また浴室3には、浴室暖房乾燥機60、浴槽30、水栓40、シャワー50等が設けられており、脱衣室2には、暖房手段20が設けられている。そして戸外には熱源機10が設けられている。
浴槽30は、往配管30Aと戻配管30B、及び往配管40Aから分岐した往配管40AAにて熱源機10と接続されている。そして湯張りの場合、浴槽30には往配管40AAを介して加熱された温水が供給される。また追い焚きの場合、往配管30A及び戻配管30Bにて熱源機10との間で温水を循環させ、循環している温水を熱源機10で加熱する。
水栓40には、往配管40Aにて熱源機10と接続され、上水が供給される配管40Cが接続されている。利用者は、水栓40を操作することで、熱源機10からの温水と上水とを混合した混合水をカランから吐出したりシャワー50から吐出したりすることができる。なお、水栓40は混合水栓であっても、温水と上水を別々に調整する2バルブ式の水栓であってもよい。
熱源機10には、上記の各配管(20A、20B、30A、30B、40A、60A、60B)が接続され、上水が供給される配管10Cが接続されている。そして熱源機10は、ガス、灯油、電気等にて駆動されて熱媒(この場合、温水)を加熱し、加熱した熱媒を浴槽30、暖房手段20、水栓40、浴室暖房乾燥機60等に供給する。
熱源機10は、上述したように、少なくとも浴室2への給湯が可能であり、制御手段11にて制御される。
暖房手段20(例えば暖房装置)は、脱衣室2内に設けられて、上述したように、脱衣室2内の暖房を行うことが可能であり、制御手段11にて制御される。
隣接室内温度検出手段72A(例えば温度センサ)は、脱衣室2内の温度を検出して検出信号を制御手段11に出力する。
浴室3内に設けられた人体所在検出手段71Bは、浴室3内に利用者が居るか否かを検出可能な検出信号を制御手段11に出力する。
脱衣室2内に設けられた人体所在検出手段71Aは、脱衣室2内に利用者が居るか否かを検出可能な検出信号を制御手段11に出力する。
例えば、人体所在検出手段71A、71Bは、所定範囲内における人の所在の有無を検出可能な人感センサである。
制御手段11は、浴槽内湯張検出手段73Aからの検出信号に基づいた圧力や水位により、湯張りがされているか否か(入浴の準備がされているか否か)を検出することが可能である。従って、浴槽内湯張検出手段73Aは、入浴準備検出手段として使用することが可能である。
また制御手段11は、浴槽内湯張検出手段73Aからの検出信号に基づいた圧力や水位により、利用者が湯船に浸かっているか否か(利用者が実際に入浴したか否か)を検出することが可能である。従って、浴槽内湯張検出手段73Aは、入浴実行検出手段として使用することが可能である。
浴室内水栓流量検出手段73B(例えば流量センサ)は、水栓40やシャワー50から吐出された温水の有無や吐出された温水の量を検出可能な検出信号を制御手段11に出力する。
制御手段11は、浴室内水栓流量検出手段73Bからの検出信号に基づいた流量により、シャワーまたは水栓が利用されているか否か(利用者が実際にシャワーまたは水栓を利用したか否か)を検出することが可能である。従って、浴室内水栓流量検出手段73Bは、シャワー実行検出手段として使用することが可能である。
制御手段11(制御装置)は、人体所在検出手段71A、71B、隣接室内温度検出手段72A、浴槽内湯張検出手段73A、浴室内水栓流量検出手段73B、外気温度検出手段72Bからの検出信号や、熱源機10の動作状態等を取り込み、熱源機10や暖房手段20を制御する。
なお制御手段11の配置位置は、熱源機10内に限定されず、どこに配置されていてもよい。
また制御手段11は、隣接室内温度検出手段72Aからの検出信号に基づいて検出した脱衣室2(隣接室)内の温度が、目標暖房温度となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御することで、脱衣室2の暖房を行う。
図3に示すフローチャートによる処理手順を説明する前に、図2に、浴室3における利用者の有無、及び脱衣室2における利用者の有無、及び(推定した)利用者の状態(入浴目的で入室、湯上がり直後等)に応じた、各場合分けを示す。
図2に示す場合分けの例では、浴室3における利用者(人)の有無、及び脱衣室2における利用者(人)の有無、湯張り状態・入浴やシャワーの利用履歴等に応じて、「場合1」〜「場合17」の17通りの場合を想定している。
図3に示すフローチャートは、図2に示す17通りの場合分けに基づいたフローチャートである。
以下、図3のフローチャートに示す処理手順を説明しながら、図2に示す場合分けを説明する。
また、「風呂利用あり」の判定は、例えば、図1中における浴槽内湯張検出手段73Aによる、圧力が第2所定圧力(>第1所定圧力)以上である場合あるいは水位が第2所定水位(>第1所定水位)である場合、または図1中における浴室内水栓流量検出手段73Bを用いて検出した湯または水の流量が所定流量以上である場合に、「風呂利用あり」と判定する。
また「タイマ」は、利用者が浴室で入浴後、脱衣室に移動してからの経過時間(利用者の湯上がり後の経過時間)を計測するものであり、「履歴フラグ」は、浴室内の利用者が「風呂利用あり」と判定された履歴を表すものである。
処理が起動されると、制御手段11は、ステップSB00にて、前回の在室状態(浴室、脱衣室)を更新し、現在の在室状態(浴室、脱衣室)を更新し、ステップS20に進む。また、ステップSB00の処理の例の詳細を図4のフローチャートに示す。
なお以降では、浴室と脱衣室のどちらにも利用者が居ないと検出した場合、在室状態(浴室、脱衣室)=(無、無)と記載し、浴室に利用者が居らず脱衣室に利用者が居ると検出した場合、在室状態(浴室、脱衣室)=(無、有)と記載し、浴室に利用者が居り脱衣室に利用者が居ないと検出した場合、在室状態(浴室、脱衣室)=(有、無)と記載し、浴室と脱衣室のどちらにも利用者が居ると検出した場合、在室状態(浴室、脱衣室)=(有、有)と記載する。また、浴室に利用者が居ると検出した場合、その人数は単数でも複数でもよく、同様に脱衣室に利用者が居ると検出した場合、その人数は単数でも複数でもよい(単数または複数に関係なく、「居る」か「居ない」か、を検出する)。
ステップSB02にて制御手段11は、浴室3内の人体所在検出手段71Bからの検出信号を取得し、脱衣室2内の人体所在検出手段71Aからの検出信号を取得し、ステップSB03に進む。
ステップSB03にて制御手段11は、ステップSB02にて取得した検出信号に基づいて、浴室と脱衣室の双方に人体(利用者)が検出されたか否かを判定する。浴室と脱衣室の「双方で人体有り」と検出された場合(Yes)はステップSB05に進み、そうでない場合(No)はステップSB04に進む。この処理は、偶然、図1に示す扉3Dの位置に利用者が居る場合、同一の人体に対して、人体所在検出手段71Aと人体所在検出手段71Bの双方で「人体有り」と検出してしまった場合を修正するために行う。
ステップSB04に進んだ場合、制御手段11は、ステップSB02にて取得した検出信号に基づいて、浴室と脱衣室の双方に人体(利用者)が検出されなかったか否かを判定する。浴室と脱衣室の「双方で人体無し」と検出された場合(Yes)はステップSB05に進み、そうでない場合(No)はステップSB07に進む。この処理は、偶然、図1に示す扉3Dの位置に利用者が居る場合、同一の人体に対して、人体所在検出手段71Aと人体所在検出手段71Bの双方で「人体無し」と検出してしまった場合を修正するために行う。
ステップSB06に進んだ場合、制御手段11は、再度、浴室3内の人体所在検出手段71Bからの検出信号を取得し、脱衣室2内の人体所在検出手段71Aからの検出信号を取得し、ステップSB07に進む。
そしてステップSB07にて制御手段11は、取得した検出信号に基づいて、現在の在室状態(浴室、脱衣室)を更新し、リターンする(図3のステップS20へ戻る)。
そして図3のステップS20にて制御手段11は、「現在の」在室状態(浴室、脱衣室)が(無、無)である(現在、浴室と脱衣室のどちらにも人が居ない)か否かを判定する。「現在の」在室状態が(無、無)である場合(Yes)はステップS22に進み、「現在の」在室状態が(無、無)でない場合(No)はステップS30に進む。
ステップS22に進んだ場合、制御手段11は、タイマをリセットし、履歴フラグをクリアしてステップS24に進む。なお「タイマ」及び「履歴フラグ」は前述したとおりのものであり、以降のステップS64等にて使用される。
ステップS24にて制御手段11は、湯張りされているか否かを判定する。湯張りされている場合(Yes)はステップS90Bに進み、湯張りされていない場合(No)はステップS90Aに進む。
そしてステップS90Bにて制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。湯張りしているので、やがて利用者が入浴目的で脱衣室に入室してくる可能性が高いと推定できるので、第1目標暖房温度で待機する。
また、ステップS24の判定による(No)の経路が図2中の「場合2」に相当し、このときの状態を図5に示す。
そしてステップS90Aにて制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(待機時目標暖房温度)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。なお、待機時目標暖房温度で暖房せずに、暖房運転を停止するようにしてもよい。湯張りしていないので、利用者がやがて脱衣室に入室してくる可能性は低いと推定できるので、暖房を停止してもよいし、第1目標暖房温度よりも低い温度(例えば15℃)で待機するようにしてもよい。
ステップS30に進んだ場合、制御手段11は、「現在の」在室状態(浴室、脱衣室)が(有、無)である(現在、浴室のみに人が居る)か否かを判定する。「現在の」在室状態が(有、無)である場合(Yes)はステップS32に進み、「現在の」在室状態が(有、無)でない場合(No)はステップS40に進む。
ステップS32に進んだ場合、制御手段11は、タイマをリセットし、ステップS34に進む。なお「タイマ」は前述したとおりのものであり、以降のステップS64等にて使用される。
ステップS34にて制御手段11は、条件1が成立しているか否かを判定する。なお条件1とは、「履歴フラグのセット」を行うか否かを判定するための「風呂利用あり」か否かである。条件1が成立している場合(Yes)はステップS36に進んで履歴フラグをセットした後にステップS38に進み、条件1が成立していない場合(No)はステップS38に進む。
そしてステップS38にて制御手段11は、履歴フラグがセットされているか否かを判定する。履歴フラグがセットされている場合(Yes)はステップS90Dに進み、履歴フラグがセットされていない場合(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Dに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を25℃(第3目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。浴室内の利用者が実際に入浴した(湯船に浸かった、またはシャワーを利用した)ので、当該利用者の湯上がり時に備えて、充分な温度(第3目標暖房温度)で脱衣室を暖房しておく。なお、この場合は脱衣室に利用者が居ないので、暖房時の送風も行い、脱衣室2内の空気を強制的に循環させて脱衣室2内の温度が均一となるように暖房することが好ましい。
また、ステップS38の判定による(No)の経路が図2中の「場合15」に相当し、このときの状態を図7に示す。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。
ステップS40に進んだ場合、制御手段11は、「現在の」在室状態(浴室、脱衣室)が(有、有)である(現在、浴室と脱衣室の双方に人が居る)か否かを判定する。「現在の」在室状態が(有、有)である場合(Yes)はステップS42に進み、「現在の」在室状態が(有、有)でない場合(No)はステップS50に進む。
ステップS42に進んだ場合、制御手段11は、タイマをリセットし、ステップS44に進む。なお「タイマ」は前述したとおりのものであり、以降のステップS64等にて使用される。
ステップS44にて制御手段11は、条件2が成立しているか否かを判定する。なお条件2とは、「履歴フラグのセット」を行うか否かを判定するための「風呂利用あり」か否かである。条件2が成立している場合(Yes)はステップS46に進んで履歴フラグをセットした後にステップS48に進み、条件2が成立していない場合(No)はステップS48に進む。
そしてステップS48にて制御手段11は、履歴フラグがセットされているか否かを判定する。履歴フラグがセットされている場合(Yes)はステップS90Dに進み、履歴フラグがセットされていない場合(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Dに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を25℃(第3目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。浴室内の利用者が実際に入浴した(湯船に浸かった、またはシャワーを利用した)ので、当該利用者の湯上がり時に備えて、充分な温度(第3目標暖房温度)で脱衣室を暖房しておく。なお、この場合は脱衣室に別の利用者が居るが、湯上がりの利用者を優先し、暖房時の送風も行い、脱衣室2内の空気を強制的に循環させて脱衣室2内の温度が均一となるように暖房することが好ましい。
また「場合14」及び「場合16」より、脱衣室2の人の有無にかかわらず浴室3に人が居ると検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴実行検出手段に相当)または浴室内水栓流量検出手段73B(シャワー実行検出手段に相当)の少なくとも一方の検出信号に基づいて浴室に居た人が実際に入浴した、あるいは実際にシャワーまたは水栓を利用した、と検出した場合には、第3目標暖房温度(>第2目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。
また「場合15」及び「場合17」より、脱衣室2の人の有無にかかわらず浴室3に人が居ると検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴実行検出手段に相当)と浴室内水栓流量検出手段73B(シャワー実行検出手段に相当)の検出信号に基づいて浴室に居た人が実際に入浴しなかった、且つ実際にシャワーまたは水栓を利用しなかった、と検出した場合には、第1目標暖房温度(<第2目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
ステップS50に進んだ場合(この時点で、「現在の」在室状態(浴室、脱衣室)は(無、有)である)、制御手段11は、「前回の」在室状態(浴室、脱衣室)が(無、無)である(前回、浴室と脱衣室のどちらにも人が居なかった)か否かを判定する。「前回の」在室状態が(無、無)である場合(Yes)はステップS52に進み、「前回の」在室状態が(無、無)でない場合(No)はステップS60に進む。
ステップS52に進んだ場合、制御手段11は、湯張りされているか否かを判定する。湯張りされている場合(Yes)はステップS90Cに進み、湯張りされていない場合(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Cに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を20℃(第2目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。湯張りしている状態において利用者が脱衣室に入室してきたので、この場合は入浴目的であると推定し、脱衣した利用者が寒くないように、第2目標暖房温度で暖房を行う。
このように「場合3」では、前回の処理時には浴室3と脱衣室2のどちらにも人が居なかった状態から、今回の処理時には浴室3に人が居ない且つ脱衣室2に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴準備検出手段に相当)からの検出信号に基づいて入浴の準備がされている(湯張りされている)と検出した場合には、第2目標暖房温度(>第1目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。湯張りしていない状態において利用者が脱衣室に入室してきたので、この場合は入浴目的でないと推定し、着衣状態の利用者に対して第1目標暖房温度で暖房を行う。
このように「場合4」では、前回の処理時には浴室3と脱衣室2のどちらにも人が居なかった状態から、今回の処理時には浴室3に人が居ない且つ脱衣室2に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴準備検出手段に相当)からの検出信号に基づいて入浴の準備がされていない(湯張りされていない)と検出した場合には、第1目標暖房温度(<第2目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
ステップS60に進んだ場合、制御手段11は、「前回の」在室状態(浴室、脱衣室)が(有、無)である(前回、浴室のみに人が居た)か否かを判定する。「前回の」在室状態が(有、無)である場合(Yes)はステップS62に進み、「前回の」在室状態が(有、無)でない場合(No)はステップS70に進む。
ステップS62に進んだ場合、制御手段11は、条件3が成立しているか否かを判定する。なお条件3とは、図2中の場合5、場合6に記載しているように、「風呂利用履歴」が有るか否か(履歴フラグがセットされているか否か)である。条件3が成立している場合(履歴フラグ=1の場合)(Yes)はステップS64に進んで履歴フラグをクリアしてタイマを起動した後でステップS90Eに進み、条件3が成立していない場合(履歴フラグ=0の場合)(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Eに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を25〜30℃(第4目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。入浴していた利用者が脱衣室に入室してきたので(湯上がり直後であるので)、体が濡れている利用者が寒くないように、第4目標暖房温度で暖房を行う。また、湯上がり直後であって利用者の体が濡れているので、暖房の際、送風を行わないことが好ましい。
また、ステップS62の判定による(No)の経路が図2中の「場合6」に相当し、このときの状態は図示省略するが、図6と同等である。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。この場合、利用者は入浴していないので、着衣状態の利用者に対して第1目標暖房温度で暖房を行う。
ステップS70に進んだ場合、制御手段11は、「前回の」在室状態(浴室、脱衣室)が(有、有)である(前回、浴室と脱衣室の双方に人が居た)か否かを判定する。「前回の」在室状態が(有、有)である場合(Yes)はステップS72に進み、「前回の」在室状態が(有、有)でない場合(No)はステップS80に進む。
ステップS72に進んだ場合、制御手段11は、条件4が成立しているか否かを判定する。なお条件4とは、図2中の場合7、場合8に記載しているように、「風呂利用履歴」が有るか否か(履歴フラグがセットされているか否か)である。条件4が成立している場合(履歴フラグ=1の場合)(Yes)はステップS74に進んで履歴フラグをクリアしてタイマを起動した後でステップS90Eに進み、条件4が成立していない場合(履歴フラグ=0の場合)(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Eに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を25〜30℃(第4目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。入浴していた利用者が脱衣室に入室してきたので(湯上がり直後であるので)、体が濡れている利用者が寒くないように、湯上がり直後の利用者への暖房を優先し、第4目標暖房温度で暖房を行う。また、湯上がり直後であって利用者の体が濡れているので、暖房の際、送風を行わないことが好ましい。
また「場合5」及び「場合7」より、前回の処理時には脱衣室2の人の有無にかかわらず浴室3に人が居た状態から、今回の処理時には浴室3に人が居ない且つ脱衣室2に人が居ると検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴実行検出手段に相当)または浴室内水栓流量検出手段73B(シャワー実行検出手段に相当)の少なくとも一方の検出信号に基づいて浴室に居た人が実際に入浴した、あるいは実際にシャワーまたは水栓を利用した、と検出した場合には、第4目標暖房温度(>第3目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。この場合、利用者は入浴していないので、着衣状態の利用者に対して第1目標暖房温度で暖房を行う。
また「場合6」及び「場合8」より、前回の処理時には脱衣室2の人の有無にかかわらず浴室3に人が居た状態から、今回の処理時には浴室3に人が居ない且つ脱衣室2に人が居ると検出した場合、且つ浴槽内湯張検出手段73A(入浴実行検出手段に相当)と浴室内水栓流量検出手段73B(シャワー実行検出手段に相当)の検出信号に基づいて浴室に居た人が実際に入浴しなかった、且つ実際にシャワーも水栓も利用しなかった、と検出した場合には、第1目標暖房温度(<第4目標暖房温度)となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
ステップS80に進んだ場合(この時点で、「前回の」在室状態(浴室、脱衣室)は(無、有)である)、制御手段11は、タイマが起動中であるか否かを判定する。タイマが起動中(ステップS64またはステップS74にて起動された場合)である場合(Yes)はステップS84に進み、タイマが起動中でない場合(No)はステップS82に進む。
ステップS82に進んだ場合、制御手段11は、湯張りされているか否かを判定する。湯張りされている場合(Yes)はステップS90Cに進み、湯張りされていない場合(No)はステップS90Bに進む。
そしてステップS90Cにて制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を20℃(第2目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。この場合、湯張りされている状態において利用者が脱衣室に入室し、脱衣室に留まって脱衣中であるので、脱衣した利用者が寒くないように、第2目標暖房温度で暖房を行う。
また、ステップS82の判定による(No)の経路が図2中の「場合13」に相当し、このときの状態は図示省略するが、図6と同等である。
そしてステップS90Bにて制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。この場合、利用者は入浴目的でないと推定されるで、着衣状態の利用者に対して第1目標暖房温度で暖房を行う。
なお、ステップS84の判定による(Yes)の経路が図2中の「場合9」に相当し、このときの状態は図11に示すとおりである。
そしてステップS90Eに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を25〜30℃(第4目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。入浴していた利用者が脱衣室に入室してから5分未満(第1所定時間未満)であるので、まだ体が濡れている可能性がある利用者が寒くないように、第4目標暖房温度で暖房を行う。また、利用者の体が濡れている可能性があるので、暖房の際、送風を行わないことが好ましい。
このように「場合9」では、「場合5」または「場合7」にて第4目標暖房温度にて暖房を開始した後、第1所定時間に達するまでの間は、第4目標暖房温度となるように(維持するように)、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
なお、ステップS86の判定による(Yes)の経路が図2中の「場合10」に相当し、このときの状態は図12に示すとおりである。
そしてステップS90Cに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を20℃(第2目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。入浴していた利用者が脱衣室に入室してからの経過時間が5分〜10分であるので、すでに体を拭き終わって着衣中であると推定される利用者が寒くないように、第2目標暖房温度で暖房を行う。
このように「場合10」では、「場合9」の後(すなわち、第1所定時間が経過した後)、第2所定時間に達するまでの間は、第2目標暖房温度となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
そしてステップS90Bに進んだ場合、制御手段11は、例えば脱衣室2の目標暖房温度を17℃(第1目標暖房温度に相当)に設定して脱衣室2を暖房し、処理を終了する。入浴していた利用者が脱衣室に入室してからの経過時間が10分以上であるので、すでに着衣が終わっていると推定される利用者が寒くないように、第1目標暖房温度で暖房を行う。
このように「場合11」では、「場合10」の後(すなわち、第2所定時間が経過した後)、第1目標暖房温度となるように、熱源機10と暖房手段20の少なくとも一方を制御して脱衣室2の暖房を行う。
また暖房手段20は、温水を循環させる方式のものに限定されず、電気、ガス、灯油等を用いた暖房手段であってもよく、暖房手段の種類は限定されない。
また水栓40は、混合水栓であっても、2バルブ式の水栓であってもよく、水栓の種類は限定されない。
また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくてもよい。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
2 隣接室(脱衣室)
2D、3D 扉
3 浴室
10 熱源機
11 制御手段
20 暖房手段
30 浴槽
40 水栓
50 シャワー
60 浴室暖房乾燥機
71A、71B 人体所在検出手段(人感センサ)
72A 隣接室内温度検出手段
72B 外気温度検出手段
73A 浴槽内湯張検出手段(入浴準備検出手段、及び入浴実行検出手段)
73B 浴室内水栓流量検出手段(シャワー実行検出手段)
Claims (10)
- 浴室と、前記浴室に隣接する隣接室と、のそれぞれの部屋に設けられて、それぞれの部屋内に人が居るか否かを検出可能な人体所在検出手段と、
前記隣接室内の温度を検出可能な隣接室内温度検出手段と、
前記浴室における入浴の準備がされているか否かを検出可能な入浴準備検出手段と、
前記隣接室内に設けられて当該隣接室内を暖房することが可能な暖房手段と、
少なくとも前記浴室への給湯が可能な熱源機と、
前記隣接室内温度検出手段からの検出信号に基づいて検出した前記隣接室内の温度が、目標暖房温度となるように、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備えた暖房システムであって、
前記制御手段は、
前記人体所在検出手段からの検出信号に基づいて、前記浴室と前記隣接室のそれぞれの部屋内に人が居るか否かを検出し、
前記浴室と前記隣接室のどちらにも人が居ない状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ前記入浴準備検出手段からの検出信号に基づいて入浴の準備がされていないと検出した場合には、第1目標暖房温度を前記目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御し、
前記浴室と前記隣接室のどちらにも人が居ない状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居る状態となったことを検出した場合、且つ前記入浴準備検出手段からの検出信号に基づいて入浴の準備がされていると検出した場合には、前記第1目標暖房温度よりも高い温度である第2目標暖房温度を前記目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項1に記載の暖房システムであって、
前記浴室において実際に人が入浴したか否かを検出可能な入浴実行検出手段、あるいは前記浴室において実際に人がシャワーまたは水栓を利用したか否かを検出可能なシャワー実行検出手段、の少なくとも一方を備え、
前記制御手段は、
前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居ると検出した場合、且つ前記入浴実行検出手段または前記シャワー実行検出手段の少なくとも一方の検出信号に基づいて前記浴室内の人が、実際に入浴した、あるいは実際にシャワーまたは水栓を利用した、と検出した場合には、前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居ると検出した場合、且つ前記浴室内の人が、実際に入浴していない、且つ実際にシャワーも水栓も利用していない、と検出した場合における目標暖房温度よりも高い温度であって前記第2目標暖房温度よりも高い温度である第3目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項2に記載の暖房システムであって、
前記制御手段は、
前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居た状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居ると検出した場合、且つ前記入浴実行検出手段または前記シャワー実行検出手段の少なくとも一方の検出信号に基づいて前記浴室に居た人が実際に入浴した、あるいは実際にシャワーまたは水栓を利用した、と検出した場合には、前記隣接室の人の有無にかかわらず前記浴室に人が居た状態から、前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居ると検出した場合、且つ前記浴室に居た人が入浴していない、且つシャワーも水栓も利用していない、と検出した場合における目標暖房温度よりも高い温度であって前記第3目標暖房温度よりも高い温度である第4目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項3に記載の暖房システムであって、
前記制御手段は、
前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居ると検出した場合、且つ目標暖房温度を前記第4目標暖房温度とした後、第1所定時間に達するまでの間は、前記第4目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項4に記載の暖房システムであって、
前記制御手段は、
前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居ると検出した場合、且つ目標暖房温度を前記第4目標暖房温度とした後、前記第1所定時間を経過して第2所定時間に達するまでの間は、前記第2目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項5に記載の暖房システムであって、
前記制御手段は、
前記浴室に人が居ない且つ前記隣接室に人が居ると検出した場合、且つ目標暖房温度を前記第2目標暖房温度とした後、前記第2所定時間を経過した場合は、前記第1目標暖房温度を目標暖房温度として、前記熱源機と前記暖房手段の少なくとも一方を制御する、
暖房システム。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の暖房システムであって、
前記人体所在検出手段は、所定範囲内における人の所在の有無を検出可能な人感センサである、
暖房システム。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の暖房システムであって、
前記入浴準備検出手段は、前記浴室内に設けられた浴槽内に張られた湯の水位あるいは水圧を検出可能な浴槽内湯張検出手段である、
暖房システム。 - 請求項2〜6のいずれか一項に記載の暖房システムであって、
前記入浴実行検出手段は、前記浴室内に設けられた浴槽内に張られた湯の水位あるいは水圧を検出可能な浴槽内湯張検出手段である、
暖房システム。 - 請求項2〜6のいずれか一項に記載の暖房システムであって、
前記シャワー実行検出手段は、前記浴室内に設けられたシャワーまたは水栓から吐出された湯または水の流量を検出可能な浴室内水栓流量検出手段である、
暖房システム。
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