JP2015137818A - 熱源機および風呂装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入浴者の浴槽への入水を正確に検知することができる熱源機およびそれを備えた風呂装置を提供する。【解決手段】熱源機100は、浴室200に設置され、かつ入浴者40が入浴するための浴槽20に、湯水を供給可能な熱源機100であって、循環路8と、ポンプ10と、水位検知部11と、入室検知部33と、制御部12とを備えている。制御部12は、ポンプ10の運転中に、入浴者40が浴室200に入室したことを入室検知部33が検知すると、入室検知部33の検知信号に基づいてポンプ10を停止させて、ポンプ10の停止信号に基づいて水位検知部11が検知した浴槽20の湯水21の水位の判定を開始するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、熱源機に関し、特に、浴室に設置され、かつ入浴者が入浴するための浴槽に、湯水を供給可能な熱源機およびそれを備えた風呂装置に関するものである。
従来、入浴者の浴槽への入水を検知して設定温度まで湯水の水温を上昇させるように追焚きを行う機能を備えた熱源機がある。この熱源機において、浴槽の湯水を循環可能な循環路に取り付けられた水位センサが浴槽の水位の上昇を検知することによって入浴者の浴槽への入水が検知されている。また、この熱源機では、循環路に取り付けられたポンプによって循環路に浴槽の湯水が循環されて、循環路に取り付けられた温度検知部によって浴槽の湯水の温度が検知されている。
つまり、この熱源機では、湯水の温度測定時にポンプにより循環路に浴槽の湯水が循環される。そして、ポンプの運転中には、循環路内を循環する湯水の圧が変動する。つまり、ポンプの吸引側では湯水の圧に負圧が発生し、ポンプの吐出側では湯水の圧に正圧が発生する。したがって、水位センサがポンプの吸引側に設けられた場合には水位センサは負圧の影響を受け、水位センサがポンプの吐出側に設けられた場合には水位センサは正圧の影響を受ける。このポンプによる圧変動のために、実際には浴槽の湯水の水位が変動していないにもかかわらず、水位センサの検知する水位は変動する。したがって、ポンプの運転中には水位センサは水位を正確に検知することはできない。
特開2001−311553号公報(特許文献1)には、浴槽水の浄化運転中に水位変化を正確に検知できるようにし、水位低下を正確に検知して補水を正確に行うことを目的とした風呂装置が提案されている。この風呂装置では、浄化運転中の所要時期に循環ポンプを停止させた状態で水位センサの検知出力に基づいて水位変化を調べる技術が開示されている。
また、特開2010−169271号公報(特許文献2)には、人の浴室への入室を検出する人体検出手段が人体を検出すると、浴槽内の湯水の水位を検出する水位検出手段で検出される水位に基づいて注湯運転または追焚き運転を行う貯湯式給湯機が提案されている。この貯湯式給湯機では、人体検出手段の機能をオンにしている時の自動追焚き機能について、人体検出手段で人体を検出した時に風呂ポンプを駆動して浴槽内の湯温を測ることが開示されている。
特開2001−311553号公報 特開2010−169271号公報
上記の熱源機では、ポンプの運転中には、水位センサは浴槽の水位を正確に検知することができないため、水位センサは入浴者の浴槽への入水による浴槽の水位の上昇を検知することができない。このため、上記の熱源機は入浴者の浴槽への入水を検知できない。
なお、上記特開2001−311553号公報には、浄化運転中に水位変化を検知することが開示されているが、入浴者が浴槽に入水したときに浴槽の水位を検知することは開示されていない。このため、入浴者の浴槽への入水を正確に検知することはできない。
また、上記特開2010−169271号公報では、人体検出手段で人体を検出した時に風呂ポンプが駆動するため、入浴者が入浴したときに風呂ポンプは駆動している。このため、風呂ポンプの負圧によって、浴槽の水位を正確に検知することはできない。したがって、入浴者の浴槽への入水を正確に検知することはできない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、入浴者の浴槽への入水を正確に検知することができる熱源機およびそれを備えた風呂装置を提供することである。
本発明の熱源機は、浴室に設置され、かつ入浴者が入浴するための浴槽に、湯水を供給可能な熱源機であって、循環路と、ポンプと、水位検知部と、入室検知部と、制御部とを備えている。循環路は浴槽に接続された状態で浴槽の湯水を循環可能なものである。ポンプは循環路に接続されており、浴槽および循環路に湯水を循環するためのものである。水位検知部は循環路に接続されており、循環路を循環する湯水の水圧に基づいて浴槽の湯水の水位を検知可能なものである。入室検知部は入浴者が浴室に入室したことを検知可能なものである。制御部は、ポンプの運転中に、入浴者が浴室に入室したことを入室検知部が検知すると、入室検知部の検知信号に基づいてポンプを停止させて、ポンプの停止信号に基づいて水位検知部が検知した浴槽の湯水の水位の判定を開始するように構成されている。
本発明の熱源機によれば、制御部は、ポンプの運転中に、入浴者が浴室に入室したことを入室検知部が検知すると、入室検知部の検知信号に基づいてポンプを停止させて、ポンプの停止信号に基づいて水位検知部が検知した浴槽の湯水の水位の判定を開始する。このため、浴槽の水位を正確に検知することができる。よって、入浴者の浴槽への入水による浴槽の湯水の水位の上昇を検知することで、入浴者の浴槽への入水を正確に検知することができる。
上記の熱源機は、水位検知部を駆動させるためのスイッチをさらに備えている。入室検知部が入浴者が浴室に入室したことを検知した場合にスイッチはON状態にされ、入室検知部が入浴者が浴室から退室したことを検知した場合にスイッチはOFF状態にされるように構成されている。これにより、入浴者が浴室に入室しているときには水位検知部を駆動させて浴槽の水位を検知しつつ、入浴者が浴室から退室したときには水位検知部を駆動させないようにして水位検知部の消費電力を低減させることができる。また、水位検知部の通電時間を低減させることができるため、水位検知部の通電ドリフトを抑制することができる。
本発明の風呂装置は、熱源機と、熱源機の循環路に取り付けられた風呂装置用浴槽とを備えている。本発明の風呂装置によれば、上記の熱源機を備えているため、入浴者の浴槽への入水を正確に検知することができる熱源機を備えた風呂装置を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、入浴時に浴槽の水位を正確に検知することができる熱源機およびそれを備えた風呂装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態における熱源機を備えた風呂装置の構成を示す概略図である。 本発明の一実施の形態における熱源機の水位検知部の構成を示す概略断面図である。 図1に示す制御部の構成を説明するための機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態における熱源機の浴槽の水位の検知動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態における熱源機の追焚き動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態における熱源機の浴槽の水位の検知動作を示すタイムチャートである。 本発明の一実施の形態における熱源機の浴槽の水位の入浴時の検知動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず、本発明の一実施の形態における熱源機を備えた風呂装置の構成について説明する。
図1を参照して、本実施の形態の風呂装置300は、熱源機100と、風呂装置用浴槽(浴槽)20とを備えている。風呂装置用浴槽20は、浴室200に設置され、かつ入浴者40が入浴するための浴槽である。本実施の形態の熱源機100は、浴槽20に、湯水21を供給可能なものである。
本実施の形態における熱源機100は、筺体1と、バーナ2と、送風機3と、熱交換器4と、給水配管5と、給湯配管6と、三方弁7と、循環路8と、温度検知部9と、ポンプ10と、水位検知部11と、制御部12と、二方弁13と、電気配線14と、スイッチ15と、リモコン装置30と、入室検知部33とを主に有している。熱交換器4は、給湯側熱交換器4aと風呂側熱交換器4bとを含んでいる。循環路8は、戻り配管8aと往き配管8bとを含んでいる。
筺体1は、筺体1内外に連通するように設けられ、燃焼ガスを排気するための排気口1aを有している。筺体1は、バーナ2、送風機3、熱交換器4、給水配管5、給湯配管6、三方弁7、温度検知部9、ポンプ10、水位検知部11、制御部12、二方弁13を収容可能に構成されている。また、筺体1は循環路8の一部を収容可能に構成されている。
バーナ2は、燃焼ガスを供給するためのものである。この燃焼ガスは、給湯側熱交換器4aおよび風呂側熱交換器4bとの間で熱交換を行なうためのものである。バーナ2は、循環路8内の湯水21を加熱可能に構成されている。バーナ2は熱源機の高さ方向の中央部に配置されている。
送風機3は、バーナ2に燃焼用の空気を供給するためのものである。送風機3は、羽根3aと、羽根3aを回転可能なモータ3bとを有している。モータ3bに電流が印加されることにより羽根3aは回転するように構成されている。送風機3は、バーナ2よりも下方に配置されている。また、送風機3は熱交換器4よりも下方に配置されている。
熱交換器4は、バーナ2によって供給された燃焼ガスの熱を回収するためのものである。給湯側熱交換器4aおよび風呂側熱交換器4bは、バーナ2よりも上方に配置されている。給湯側熱交換器4aおよび風呂側熱交換器4bは排気口1aの近傍に配置されている。給湯側熱交換器4aおよび風呂側熱交換器4bはそれぞれ被加熱流体を流通可能な伝熱管と、この伝熱管を収容可能なケースとを有している。
給湯側熱交換器4aの一方端に給水配管5が接続されており、他方端に給湯配管6が接続されている。給水配管5は、入水口5aから給湯側熱交換器4aに被加熱流体である水を給水可能に構成されている。給湯配管6は、給湯側熱交換器4aから出湯口6aに給湯側熱交換器4aで温められた温水を給湯可能に構成されている。これにより、入水口5aから給水された水は、給湯側熱交換器4aを通過する際に燃焼ガスによって加熱されて出湯口6aから給湯される。また、給水配管5と給湯配管6とは三方弁7に接続されている。
循環路8は浴槽20に接続された状態で浴槽20の湯水21を循環可能なものである。風呂側熱交換器4bの一方端に戻り配管8aが接続されており、他方端に往き配管8bが接続されている。戻り配管8aは浴槽20から風呂側熱交換器4bに被加熱流体である湯水21を供給可能に構成されている。往き配管8bは風呂側熱交換器4bから浴槽20に風呂側熱交換器4bで温められた湯水21を供給可能に構成されている。これにより、浴槽20から風呂側熱交換器4bに供給された湯水21は、風呂側熱交換器4bを通過する際に燃焼ガスによって加熱されて再び浴槽20に供給される。また、戻り配管8aには、温度検知部9と、ポンプ10と、水位検知部11とが接続されている。さらに戻り配管8aと給湯配管6とは二方弁13に接続されている。
温度検知部9は循環路8内の湯水21の温度を検知することによって浴槽20内の湯水21の温度を検知するためのものである。温度検知部9は、たとえばサーミスタである。ポンプ10は、浴槽20および循環路8に湯水を循環するためのものである。ポンプ10は、湯水21を浴槽20と風呂側熱交換器4bとの間で循環させるように構成されている。水位検知部11は、循環路8を循環する湯水21の水圧に基づいて浴槽20の湯水21の水位を検知可能なものである。水位検知部11はたとえば圧力センサである。
制御部12は、バーナ2、温度検知部9、ポンプ10、水位検知部11、二方弁13、電気配線14、スイッチ15およびリモコン装置30に電気的に接続されている。二方弁13は給湯配管6から湯水21を戻り配管8aに供給可能に構成されている。電気配線14は、電源に電気的に接続されることにより制御部12に電気を供給可能に構成されている。
スイッチ15は、水位検知部11を駆動させるためのものである。後述する入室検知部33が入浴者40が浴室200に入室したことを検知した場合にスイッチ15はON状態にされ、入室検知部33が入浴者40が浴室200から退室したことを検知した場合にスイッチ15はOFF状態にされるように構成されている。
リモコン装置30は、熱源機100を操作するためのものである。リモコン装置30は、情報を表示するための表示部31と、操作を行うための操作部32とを有している。表示部31は浴槽20の湯水21の水位および温度を表示可能に構成されている。操作部32は浴槽20の湯水21の水位および温度を任意に設定可能に構成されている。
リモコン装置30のケースに入室検知部33が設けられている。入室検知部33は入浴者40が浴室200に入室したことを検知可能なものである。入室検知部33は、たとえば赤外線センサである。この赤外線センサでは、周囲の温度状況から温度変化があった場合に入浴者40が入室したものと検知される。
また、入室検知部33は、赤外線センサに限定されず、入浴者40の心拍を検知する心拍センサであってもよい。この心拍センサでは、入浴者40の心拍を検知した場合に入浴者40が入室したものと検知される。また、入室検知部33は、浴室200内の照度を検出する照度センサであってよい。この照度センサでは、浴室200の照明の照度を検知した場合に入浴者40が入室したものと検知される。また、入浴者40の振動または浴室200のドアの開閉を検出する衝撃センサであってもよい。この振動センサでは、所定時間の間、衝撃センサからの出力を検出した場合に入浴者40が入室したものと検知される。
上記では、入室検知部33がリモコン装置30のケースに設けられた場合について説明したが、これに限定されず、たとえば浴室200の天井に設置された浴室暖房機のケースに設けられてもよい。また、入室検知部33は入室時に入浴者40が操作するスイッチであってもよい。このスイッチは、たとえば浴室200の照明のスイッチであってもよい。この場合、浴室200の照明のスイッチがオンされた場合に入浴者40が入室したものと検知される。
図1および図2を参照して、水位検知部11の構成について詳しく説明する。水位検知部11は、筺体1内の気圧と、浴槽20の湯水21の圧力との差圧を検知可能に構成されている。本実施の形態の水位検知部11は、ケース11aと、ダイヤフラム11bとを主に有している。ケース11aは図中矢印方向から戻り配管8aから流入する湯水21を受け入れ可能な受け入れ口11cと、受け入れ口11cからダイヤフラム11bに通じる貫通孔11dとを有している。ケース11aはダイヤフラム11bで仕切られた第1の室S1と、第2の室S2とを有している。第1の室S1の第1の圧力P1は筺体1内の気圧となる。第2の室S2の第2の圧力P2は戻り配管8aから流入する湯水21の圧力となる。第1の圧力P1と第2の圧力P2の差圧によって浴槽20の湯水21の圧力が検出される。ここで浴槽20の湯水21の圧力は、浴槽20の湯水21の水圧と浴槽20の気圧との合計の圧力となる。
ダイヤフラム11bは、第1の圧力P1と第2の圧力P2との差圧により第1の室S1側に凸状に変形可能に構成されている。ダイヤフラム11bには、たとえば不純物拡散によりゲージが形成されている。ゲージは、平面視におけるダイヤフラム11bの中心から90度ずつ回転した位置に4箇所形成されていてもよい。この場合、4個のゲージは同一方向に短冊状に並んで形成されていてもよい。これらの4個のゲージはホイーストンブリッジ回路を構成するように結線されている。このホイーストンブリッジ回路に電圧を印加すると、ダイヤフラム11bの変形により4個のゲージの抵抗が変動するため、電圧値が変動する。したがって、圧力センサは、ダイヤフラム11bの変形に応じた電圧値の変動に基づいて圧力を検知することができる。
図1および図3を参照して、制御部12の構成についてさらに詳しく説明する。制御部12は、バーナ2、温度検知部9、ポンプ10、水位検知部11、二方弁13、入室検知部33に電気的に接続されている。制御部12は、ポンプ10の運転中に、入浴者40が浴室200に入室したことを入室検知部33が検知すると、入室検知部33の検知信号に基づいてポンプ10を停止させて、ポンプ10の停止信号に基づいて水位検知部11が検知した浴槽20の湯水21の水位の判定を開始するように構成されている。
制御部12は、制御手段12aと、水位判定手段12bと、入室判定手段12cと、温度判定手段12dとを主に有している。制御手段12aは、水位判定手段12bと、入室判定手段12cと、温度判定手段12dからの信号に基づいて、バーナ2、ポンプ10、二方弁13の動作を制御可能に構成されている。
水位判定手段12bは、水位検知部11で検知された浴槽20の水位を判定するためのものである。入室判定手段12cは、入室検知部33で検知された入浴者40の浴室200への入室および浴室200からの退室を判定するためのものである。温度判定手段12dは、温度検知部9で検知された戻り配管8aを流れる湯水21の温度に基づいて浴槽20の湯水21の温度を判定するためのものである。
制御手段12aはポンプ10を運転または停止するように制御可能に構成されている。制御手段12aは、入室検知部33の入浴者40の浴室200への入室を検知したことを示す検知信号に基づいて、入室判定手段12cに入室を判定させるように制御可能に構成されている。制御手段12aは入室検知部33の検知信号に基づいてポンプ10を停止させるように制御可能に構成されている。また、制御手段12aは、ポンプ10が停止したことを示す停止信号に基づいて、水位検知部11が検知した浴槽20の湯水21の水位を水位判定手段12bによって判定させることを開始するように制御可能に構成されている。
また、制御手段12aは、水位検知部11で検知される浴槽20の湯水21の水位が設定水位になるように二方弁13を動作させて給湯配管6から湯水21を浴槽20に供給するように構成されている。また、制御手段12aは、温度検知部9で検知される浴槽20の湯水21の温度が設定温度になるようにバーナ2を動作させて湯水21を加熱するように構成されている。
次に、再び図1を参照して、本実施の形態における熱源機の基本動作について説明する。本実施の形態の熱源機の給湯運転においては、リモコン装置30、カラン等が操作されて、出湯要求があれば、バーナ2で生成された燃焼ガスで熱交換器4が加熱される。これにより、熱交換器4の伝熱管を流通する水が加熱され、所望の温度の湯がカラン等から出湯される。また、自動的に追焚きを行う場合においては、制御部12によって浴槽20の湯水21の水位および温度が設定した値に保持される。
次に、図1、図4および図5を参照して、本実施の形態における熱源機での水位検知動作を含む追焚き動作について説明する。
図4に示すように、温度検知部9によって浴槽20の温度を測定するためにポンプ10が運転中か否かが制御手段12aによって判定される(ステップS10)。ここでポンプ10が運転中でないと制御手段12aによって判定された場合には、再びポンプ10が運転中か否かが制御手段12aによって判定される。
一方、ポンプ10が運転中と制御手段12aによって判定された場合には、入室検知部33によって入浴者40が浴室200に入室したことが検知されたか否かが入室判定手段12cによって判定される(ステップS20)。ここで入浴者40が浴室200に入室したことが入室判定手段12cによって判定されない場合には、再び入浴者40が浴室200に入室したことが検知されたか否かが入室判定手段12cによって判定される。
一方、入浴者40が浴室200に入室したことが入室判定手段12cによって判定された場合には、制御手段12aによってポンプ10が停止される(ステップS30)。その後、ポンプ10が停止したことを示す停止信号に基づいて、水位判定手段12bによって水位検知部11が検知した浴槽20の湯水21の水位の判定が開始される(ステップS40)。なお、水位検知部11によって浴槽20の湯水21の水位は常に検知される。
続いて、図5に示すように、制御手段12aによって入浴者40が入浴したか否かが判定される(ステップS50)。具体的には、水位検知部11によって検知された水位が水位判定手段12bによって判定され、水位判定手段12bによって判定された水位が上昇しているか否かによって制御手段12aによって入浴者40が浴槽20に入水したか否かが判定される。ここで制御手段12aによって入浴者40が入浴していないと判定された場合には、再び制御手段12aによって入浴者40が入浴したか否かが判定される。
一方、制御手段12aによって入浴者40が入浴したと判定された場合には、浴槽20の湯水21の水位および温度が設定した値となるように制御手段12aによって二方弁13およびバーナ2が動作されて追焚きが実行される(ステップS60)。人が冷えた体で入浴するときには、湯水21の温度は設定よりも低い方が湯水21の熱さを感じにくいため、入浴者40が浴槽20に入水した後に追焚きすることが好ましい。本実施の形態では、入浴者40が浴槽20に入水したことを検知した後に追焚きを実行するため入浴者40の入浴時の快適性を向上することができる。
次に、本実施の形態における熱源機の水位検知動作を時間経過との関係において説明する。
図1および図6を参照して、本実施の形態の熱源機では、ポンプ10の運転中には、制御部12は浴槽20の水位を判定しない。この理由は、浴槽20の水位が正確に検知されないためである。浴槽20の湯水21を測定するために、ポンプ10は所定時間毎に一定時間運転される。たとえば、ポンプ10は20分間に1度ずつ、1回につき1分間運転される。
図1および図7を参照して、ポンプ10の運転中に入浴者40の浴室200への入室が検知されると、ポンプ10の運転が停止される。そして、この状態で、浴槽20の水位が検知される。入浴者40が浴槽20に入水すると浴槽20の水位が上昇するため、入浴者40が浴槽20に入水したことが正確に検知される。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の熱源機100によれば、制御部12は、ポンプ10の運転中に、入浴者40が浴室200に入室したことを入室検知部33が検知すると、入室検知部33の検知信号に基づいてポンプ10を停止させて、ポンプ10の停止信号に基づいて水位検知部11が検知した浴槽20の湯水21の水位の判定を開始する。このため、浴槽20の水位を正確に検知することができる。よって、入浴者40の浴槽20への入水による浴槽20の湯水21の水位の上昇を検知することで、入浴者40の浴槽20への入水を検知することができる。
本実施の形態の熱源機100では、入室検知部33が入浴者40が浴室200に入室したことを検知した場合にスイッチ15はON状態にされ、入室検知部33が入浴者40が浴室200から退室したことを検知した場合にスイッチ15はOFF状態にされるように構成されている。これにより、入浴者40が浴室200に入室しているときには水位検知部11を駆動させて浴槽20の水位を検知しつつ、入浴者40が浴室200から退室したときには水位検知部11を駆動させないようにして水位検知部11の消費電力を低減させることができる。また、水位検知部11の通電時間を低減させることができるため、水位検知部11の通電ドリフトを抑制することができる。圧力センサは通電状態が長時間(たとえば100時間)継続すると通電ドリフトが発生するため水位入力レベルが低下する。このため、実際の水位と圧力センサの検知値にずれが生じる。本実施の形態では通電ドリフトを抑制することができるため実際の水位と圧力センサの検知値とのずれを抑制することができる。
本実施の形態の風呂装置300によれば、上記の熱源機100を備えているため、入浴時に浴槽20の水位を正確に検知することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筺体、1a 排気口、2 バーナ、3 送風機、3a 羽根、3b モータ、4 熱交換器、4a 給湯側熱交換器、4b 風呂側熱交換器、5 給水配管、5a 入水口、6 給湯配管、6a 出湯口、7 三方弁、8 循環路、8a 戻り配管、8b 往き配管、9 温度検知部、10 ポンプ、11 水位検知部、11a ケース、11b ダイヤフラム、11c 受け入れ口、11d 貫通孔、12 制御部、12a 制御手段、12b 水位判定手段、12c 入室判定手段、12d 温度判定手段、13 二方弁、14 電気配線、15 スイッチ、20 風呂装置用浴槽(浴槽)、21 湯水、30 リモコン装置、31 表示部、32 操作部、33 入室検知部、40 入浴者、100 熱源機、200 浴室、300 風呂装置。

Claims (3)

  1. 浴室に設置され、かつ入浴者が入浴するための浴槽に、湯水を供給可能な熱源機であって、
    前記浴槽に接続された状態で前記浴槽の前記湯水を循環可能な循環路と、
    前記循環路に接続されており、前記浴槽および前記循環路に前記湯水を循環するためのポンプと、
    前記循環路に接続されており、前記循環路を循環する前記湯水の水圧に基づいて前記浴槽の前記湯水の水位を検知可能な水位検知部と、
    前記入浴者が前記浴室に入室したことを検知可能な入室検知部と、
    前記ポンプの運転中に、前記入浴者が前記浴室に入室したことを前記入室検知部が検知すると、前記入室検知部の検知信号に基づいて前記ポンプを停止させて、前記ポンプの停止信号に基づいて前記水位検知部が検知した前記浴槽の前記湯水の前記水位の判定を開始するように構成されている制御部とを備えた、熱源機。
  2. 前記水位検知部を駆動させるためのスイッチをさらに備え、
    前記入室検知部が前記入浴者が前記浴室に入室したことを検知した場合に前記スイッチはON状態にされ、前記入室検知部が前記入浴者が前記浴室から退室したことを検知した場合に前記スイッチはOFF状態にされるように構成されている、請求項1に記載の熱源機。
  3. 請求項1または2に記載の熱源機と、
    前記熱源機の前記循環路に取り付けられた風呂装置用浴槽とを備えた、風呂装置。
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