JP2015092205A - 画像投影システムおよびカード - Google Patents

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Abstract

【課題】カードに対して優れた視覚効果を付与する技術を提供する。
【解決手段】画像投影システム1は、カードであって当該カードを特定するためのマーカが付されたカード10と、カード10に対して画像を投影する投影装置300と、カードに付されたマーカを検出するためのカード検出用センサ200と、処理装置100とを備える。処理装置100は、カード検出用センサ200の検出結果を用いてカード10が配置されている位置を取得し、投影装置300の画像投影を制御する。投影装置300は、カード10に対して、カード10に対応付けられている画像を投影する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタなどの投影装置からカードなどの実オブジェクトに画像を投影する技術に関する。
2次元コードをビデオカメラで撮像して認識し、2次元コードに対応する3次元画像を表示装置に表示させる画像処理技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、基準セルと、コードデータ部分と、コードデータ部分を取り囲むように配置される複数のコーナーセルとで構成される2次元コードを備えた矩形状カードを開示している。
WO2006/041149A1
近年、ゲームセンターや玩具店、スーパーマーケットなどで、トレーディングカードゲーム(Collectable Card Game)機の普及が著しい。トレーディングカードゲームでは、ユーザがカードを収集し、対戦相手との間でカードを互いに出し合ってゲームを進行させる。それぞれのカードにはオリジナルモンスターやアニメーションのキャラクターなどの様々な絵柄や文字が描かれている。カードには、たとえばキャラクタの能力や属性などを表現する特性値が設定されており、ユーザが出したカードに応じてゲームの進行や勝敗が決定される。
本発明者は、このようなカードゲームに注目し、テーブルなどに配置されるカードに対して優れた視覚効果を付与することで、カードゲームの興趣を高められる可能性を見いだすに至った。
本発明は、カードに対して優れた視覚効果を付与する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の画像投影システムは、カードであって当該カードを特定するためのマーカが付されたカードと、カードに対して画像を投影する投影装置と、カードに付されたマーカを検出するためのセンサと、センサの検出結果を用いてカードが配置されている位置を取得して、投影装置の画像投影を制御する処理装置とを備える。処理装置は、カードが配置されている位置をもとに、投影装置に、カードに対してカードに対応付けられている画像を投影させる。
本発明の別の態様は、赤外線センサを有する撮像装置の撮像空間に配置されるカードである。このカードでは、第1面に、ユーザが視認可能な絵柄または文字が付され、第1面または第2面に、当該カードを特定するためのマーカが付されており、当該マーカは撮像装置により撮像される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、カードに対して優れた視覚効果を付与する技術を提供することができる。
本発明の実施例にかかる画像投影システムの構成を示す図である。 処理装置の機能ブロックを示す図である。 カードの一例を示す図である。 カード裏面に付されたマーカの一例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの一例を示す図である。 赤外線センサの検出結果の一例を示す図である。 カードに投影される演出画像の一例を示す図である。 マーカの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードの別の例を示す図である。 カードと、カード検出用センサおよび投影装置の組合せの別の例を示す図である。 カードスリーブの例を示す図である。
本発明は、テーブルなどに配置される実オブジェクトに対して、プロジェクタなどの投影装置から画像を投影する技術を提供する。本実施例において実オブジェクトは、表裏をもつ平板状のカードであり、平板状カードに対して画像を投影する技術を説明するが、実オブジェクトは、3次元形状を有するオブジェクトであってもよい。カードには、当該カードを特定するためのマーカが付与されており、カード検出用センサがマーカを検出すると、処理装置が投影装置の照射光パターンを制御して、投影装置から、当該カードに対して、カードに対応付けられた画像を投影させる。マーカは、コードや図柄などの1次元または2次元パターンとして構成される。投影する画像は静止画像であってよいが、ゲーム演出のための動画像とすることで、より優れた視覚効果を実現できる。
図1は、本発明の実施例にかかる画像投影システム1の構成を示す。画像投影システム1には、カード配置エリア2が形成され、ユーザは、カード10をカード配置エリア2内に配置する。カード配置エリア2は、たとえばテーブル上に印刷された枠線で囲まれた領域であって、ユーザが、カード10を配置できる領域を視認できるように形成されてよい。ユーザは、複数枚のカード10をカード配置エリア2に配置することができ、また対戦ゲームの場合には、複数のユーザのそれぞれが、カード10をカード配置エリア2に配置してもよい。
カード検出用センサ200は、カード配置エリア2に配置されたカード10を検出するためのセンサであり、より具体的には、カード配置エリア2に配置されたカード10に付されたマーカを検出するためのセンサである。カード検出用センサ200は、カード10がカード配置エリア2内のいずれの位置に配置された場合であっても、カード10を検出するように構成されていることが好ましい。後述するが、カード検出用センサ200は、たとえば撮像装置やディスプレイ装置に内蔵されている非可視光センサであってよく、またマルチタッチ対応静電容量式タッチパネルに内蔵されているタッチセンサであってもよく、また近距離無線通信機能を有するNFC(Near Field Communication)リーダであってもよい。
カード検出用センサ200は、検出対象となるカード10および/またはマーカに応じて、適切なものが選択されて使用される。図1においてはカード検出用センサ200がカード配置エリア2の上方に設けられている様子が示されているが、カード検出用センサ200はカード配置エリア2の下方に設けられていてもよく、またカード配置エリア2に設けられていてもよい。
なおカード配置エリア2が枠線で囲まれた領域であることを説明したが、カード配置エリア2は、ユーザがカード10を配置できる領域を画定するものであり、したがって本実施例では、カード検出用センサ200によりカード10を検出可能な領域をカード配置エリア2と呼んでもよい。
投影装置300は、カード10に対して画像を投影する装置である。投影装置300は、カード配置エリア2の全体に画像を投影可能に構成されていることが好ましい。後述するが、投影装置300は、カード配置エリア2に対して画像光を投射するプロジェクタであってよく、また自らカード配置エリア2を画定して、画像を表示するディスプレイ装置であってもよい。図1においては投影装置300がカード配置エリア2の上方に設けられている様子が示されているが、投影装置300はカード配置エリア2の下方に設けられていてもよく、またカード配置エリア2自体を形成してもよい。
処理装置100は、カード検出用センサ200の検出結果を用いてカード10が配置されている位置座標を取得し、取得した位置座標にしたがって投影装置300の画像投影を制御する。処理装置100はコンピュータであって、カード検出用センサ200からマーカの検出結果を受け取り、その検出結果を投影装置300の投影制御に反映する機能を有している。図1では、カード検出用センサ200がカード配置エリア2内でカード10に付されたマーカを検出し、処理装置100が、位置座標を特定したカード10に対して、投影装置300から演出画像3を投影させている様子が示されている。
カード10は、表面および裏面を有する平板状に形成される。カード10は、表面または裏面、または両面に、当該カードを識別するためのマーカを有している。両面にマーカが付される場合、両マーカは同じであってもよいが、異なっていてもよい。異なる場合には、各マーカが、カードを識別するための情報と、表面または裏面であるかを識別するための情報とを含んで構成される。
処理装置100は、カード検出用センサ200の検出結果をもとにカード10を特定すると、そのカード10に対応付けられている演出画像3をカード10に対して投影するように投影装置300を制御する。カード10の両面にマーカが付される場合、各マーカを異ならせておくことで、表面のマーカが検出されたときと、裏面のマーカが検出されたときとで、処理装置100は、それぞれ投影する演出画像3を異ならせることが可能となる。
図2は、処理装置100の機能ブロックを示す。処理装置100は、検出部110、処理部120、マーカ記憶部140、演出記憶部142および演出制御部150を備える。検出部110は、カード10に付されているマーカを検出する機能をもつ。処理部120は、カード特定部122、カード位置取得部124、縁位置取得部126および反転検出部128を有して構成され、検出されたマーカをもとに、そのマーカを有するカード10に関する情報や、カード10の状態などを取得する。演出制御部150は、処理部120から提供される情報をもとに、カード10への演出を制御し、具体的には投影装置300からカード10に対する演出画像を照射させる。
本実施例における処理装置100の処理機能は、CPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現され、ここではそれらの連携によって実現される構成を描いている。したがってこれらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者に理解されるところである。
マーカ記憶部140は、マーカと、マーカを有するカード10の識別情報(以下、カードIDとよぶ)とを対応付けて記憶する。演出記憶部142は、カードIDに、演出内容を対応付けて記憶する。ここで演出内容は、カード10に投影する静止画像であってよく、またカード10に投影する動画像であってもよい。なお演出制御部150の機能がゲームプログラムによって実現される場合、演出記憶部142は、ゲームの進行に応じた演出内容を表現するプログラムを記憶していてもよく、このとき演出記憶部142は、ゲームプログラムを記録した記録媒体(たとえばROM媒体)として構成されてもよい。
以下、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの具体例について説明する。
図3は、カードの一例を示し、図3(a)はカード10aの表面を、図3(b)はカード10aの裏面を示している。カード10aの表面には、キャラクタの絵柄や、キャラクタを説明するための文字が、ユーザが視認可能に付されている。ユーザは、表面に印刷された絵柄や文字を見ることで、カード10aの種類を認識できる。図3(a)では、カード10aの表面に、キャラクタである「ティラノサウルス」のイラストと、キャラクタの説明文とが印刷されている。
カード10aの裏面には、ユーザが目視で確認可能な絵柄や文字は印刷されていない。後述するようにカード10aの裏面には、プロジェクタによる画像が投影される。そのためカード10aの裏面は、その全面が明度の高い1つの色を付されて、プロジェクタからの照射光をユーザが視認可能に反射できるようにされている。裏面を1色に統一することで、プロジェクタからの照射光をむらなく反射できるようになる。付される色は、ユーザがカード10a裏面に投影された画像を目視する際に邪魔にならない色であることが好ましく、つまりはユーザが投影画像を認識しやすい色であることが好ましい。理想的にカード10aの裏面は、プロジェクタからの投影画像を効果的に反射する白色であることが好ましい。
なおカード10aの裏面には、ユーザが視認可能な絵柄や文字は印刷されていないが、非可視光センサ(たとえば赤外線センサ)が検出可能なマーカが付されている。なおマーカは、非可視光センサが精度よく検出可能な塗料などの非可視光反射材料または非可視光吸収材料で印刷されていることが好ましいが、反射材料または吸収材料によっては、結果的に、ユーザがマーカをうっすらと視認できることもある。この場合であってもマーカは、ユーザに積極的に視認させるために裏面に付されるものではなく、あくまでも非可視光センサによって検出されるために付されるものであることを念のため付言しておく。
マーカは、当該カード10aを識別するためのものであり、2次元コードであってよく、また1次元コードであってもよい。1次元コードのマーカの代表例はバーコードであり、また2次元コードのマーカの代表例はQRコード(登録商標)であるが、マーカは、カード10aを一意に識別できるものであれば何でもよく、図3(a)に示す例を用いれば、ティラノサウルスのイラストであってもよい。
図4は、カード10a裏面に付されたマーカの一例を示す。このマーカ20aは、たとえば特許文献1に開示された2次元コードとして構成され、所定の形状を有する基準セル21、2次元配置することでコードデータを構成する複数の方形セル23、および複数の方形セル23を取り囲むように配置される複数のコーナーセル22を備える。マーカ20aにおいて、基準セル21およびコーナーセル22の位置関係は固定されており、複数の方形セル23の配列によって、カード種類が識別される。カード10a裏面において、基準セル21、コーナーセル22および方形セル23から構成されるマーカ20aは、マーカ20aが印刷されていない箇所と比較して、赤外線光源から照射される赤外線の反射率が高い赤外線反射材料または赤外線の吸収率が高い赤外線吸収材料で印刷されている。したがって赤外線を受光する赤外線センサは、カード10aからの反射光により、マーカ20aを検出することができる。たとえばマーカ20aを赤外線吸収材料で形成すると、マーカ20aにて赤外線が吸収されるために、赤外線センサは、マーカ20aを、黒色の領域として検出する。なお既述したように、カード10a裏面は、1色の可視光材料を均一に塗布されており、したがってユーザはカード10a裏面を、1色が塗布された面として認識する。
図5は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの一例を示す。なお図5では、処理装置100の図示を省略している。ここではテーブル4上にカード10aが配置され、カード配置エリア2が、テーブル4の上面全体である。カード検出用センサ200は、カード配置エリア2の上方に配置されて、カード配置エリア2に配置されたカード10aを検出する。投影装置300は、カード配置エリア2の上方に配置されて、カード10aに対して演出画像を投影する。なおカード配置エリア2において、カード10aは、目視可能なキャラクタのイラストが印刷された表面がテーブル4上面に対向してテーブル4上に配置され、したがってカード10aは、目視不能なマーカ20aを付された裏面が上面となるように配置されている。ここでカード検出用センサ200は、赤外線カメラ200aに内蔵されている赤外線センサであり、投影装置300は、画像光を投射するプロジェクタ300aである。
図2に戻り、カード10aを利用した画像投影処理について説明する。
赤外線カメラ200aおよびプロジェクタ300aが、カード配置エリア2の上方に配置される。赤外線カメラ200aにおいて、光源が赤外線をカード配置エリア2に照射し、赤外線センサがマーカ20aを含むカード10aからの反射光を検出する。処理装置100において、検出部110は、赤外線センサの検出結果を取得し、マーカ20aを検出する。マーカ20aは赤外線反射材料または赤外線吸収材料で印刷されているため、したがって赤外線センサは、マーカ20aを好適に検出できる。
図6は、赤外線センサの検出結果の一例を示す。このように赤外線カメラ200aは、赤外線反射画像を取得して、検出部110に渡す。なお赤外線カメラ200aは、周期的に赤外線反射画像を撮影し、たとえば1/60秒に1枚の赤外線反射画像を検出部110に提供してもよい。以下、検出部110が、図6に示すマーカ20aを検出するアルゴリズムを説明する。
まず検出部110は、撮影画像において、一直線に延びる基準セル21を検出し、検出した基準セル21の両端の垂直方向に、三角形のコーナーセル22の存在を確認する。ここで各端の垂直方向においてそれぞれ2つのコーナーセル22の存在が確認されると、検出部110は、4つのコーナーセル22に取り囲まれた領域内から、複数の方形セル23の配列を抽出する。以上のアルゴリズムにより、カード10aのマーカ20aが検出される。検出部110は、マーカ20aの検出結果を処理部120に通知する。ここで検出結果は、マーカ20aにおいて抽出した方形セル23の配列と、カード配置エリア2におけるマーカ20aの位置座標とを少なくとも含む。なお図2においては、検出部110が処理部120と異なる機能ブロックとして示されているが、検出部110の機能は、処理部120に組み込まれてもよい。また検出部110の機能は、処理部120ではなく、カード検出用センサ200に組み込まれてもよい。
マーカ記憶部140は、カードゲームにおいて用意されている全てのマーカ20aと、カード10aの識別情報(カードID)とを対応付けて記憶する。マーカ20aが図4に示す2次元コードである場合、マーカ記憶部140は、マーカ20aの複数の方形セル23の配列と、カードIDとを対応付けて記憶してもよい。
処理部120は、検出部110における検出結果を利用して、様々な処理を行う。まずカード特定部122は、検出部110で検出された方形セル23の配列を、マーカ記憶部140に記憶された方形セル23の配列と比較して、一致する配列のカードIDを特定する。マーカ記憶部140がマーカ20aを画像情報として保持している場合、カード特定部122は、検出されたマーカ20aの画像を、マーカ記憶部140に保持された画像情報とパターンマッチング処理することで、検出されたマーカ20a画像に一致する画像情報を特定して、対応付けられたカードIDを特定する。パターンマッチング処理においては、検出された方形セル23の配列画像と、マーカ記憶部140に保持された方形セル23の配列画像とが比較されてもよい。なおマーカ記憶部140が方形セル23のビットパターンを保持している場合、カード特定部122は、検出された方形セル23のビットパターンを、マーカ記憶部140に保持された方形セル23のビットパターンと比較して、検出された方形セル23の配列のビットパターンに一致するビットパターンを特定して、対応付けられたカードIDを特定する。カード特定部122は、特定したカードIDをカード位置取得部124および縁位置取得部126に渡す。
カード位置取得部124は、検出部110で検出されたマーカ20aの位置座標から、カード配置エリア2におけるカード10aの位置座標を取得する。カード10aが矩形形状を有する場合、取得する位置座標は、カード配置エリア2におけるカード10aの4つの頂点座標であってよい。なおカード位置取得部124は、カード配置エリア2におけるカード10aの姿勢、すなわちカード配置エリア2の2次元座標系における傾きを示す角度情報も取得する。この角度情報は、カード10aの下辺から上辺に向かう傾きとして表現され、したがって、カード10aの天地によって、角度情報には正または負が設定される。
なお、カード10aを利用した画像投影システム1においては、カード配置エリア2における実世界座標系と、赤外線カメラ200aにおけるカメラ座標系と、プロジェクタ300aにおけるプロジェクタ座標系とがそれぞれ独立して存在する。処理部120は、これらの座標系を自動調整する座標調整機能を備えており、これにより赤外線カメラ200aで検出されたマーカ20aの位置座標が、処理部120においてカード配置エリア2における位置座標に変換されて取り扱われ、またカード配置エリア2における位置座標が、処理部120においてプロジェクタ300aにおけるプロジェクタ座標系の位置座標に変換されてプロジェクタ300aに提供される。以下では、処理部120が、この座標調整機能を有していることを前提とし、説明の便宜上、様々な位置座標を、カード配置エリア2における2次元座標系の位置座標と同一視して説明する。
カード位置取得部124は、カード10aの基準セル21およびコーナーセル22の位置関係を予め保持している。したがって検出部110がマーカ20aを検出すると、カード位置取得部124は、マーカ20aの基準セル21およびコーナーセル22の位置座標から、カード10aの2次元座標系における4つの頂点座標および角度情報を取得できる。
以上はマーカ20aが図4に示す2次元コードである場合を示したが、たとえばマーカ20aは、カード10aの裏面全体に印刷された絵柄であってもよい(なお、この絵柄はユーザが視認できない(もしくは視認しにくい)赤外線反射材料または赤外線吸収材料で描かれている)。この場合、検出部110が、マーカ20aを検出すると、カード位置取得部124は、絵柄の輪郭を特定することで、カード10aの2次元座標系における4つの頂点座標および角度情報を取得できる。
カード位置取得部124は、カード10aの4つの頂点座標および角度情報を、カードIDとともに演出制御部150に渡す。なおカード10aの位置座標として、カード位置取得部124は、カード10aの重心座標を導出し、重心座標および角度情報を、カードIDとともに演出制御部150に渡してもよい。
縁位置取得部126は、カード10aの縁位置座標を取得する。カード10aが矩形形状を有する場合、縁位置取得部126は、カード位置取得部124により取得された4つの頂点座標から、カード10aの外縁の位置座標を取得できる。この場合は、隣り合う2つの頂点座標を結んだラインを特定することで、カード10aの外縁の位置座標を取得する。
なおカード10aは、矩形状でなくてもよく、たとえば円形状であってもよい。この場合、カード位置取得部124は、円形のカード10aの半径を予め保持している。このとき、マーカ20aは、円形カード10a裏面の中心に所定の印を少なくとも含み、その印の周囲に2次元コード等を配置して構成される。したがってカード位置取得部124は、所定の印の位置座標をカード10aの中心位置座標として取得し、カード10aの中心位置座標および半径を縁位置取得部126に渡すことで、縁位置取得部126が、カード10aの外縁の位置座標を取得できるようになる。なおカード10aの半径は、縁位置取得部126により保持されていてもよい。
このように縁位置取得部126は、カード配置エリア2に配置されたカード10aの外縁を特定する機能をもつ。後述するようにカード10aの外縁は、プロジェクタ300aが画像光を投射する際の基準となるため、縁位置取得部126は、カード10aの外縁位置座標を、カードIDとともに演出制御部150に渡す。なお縁位置取得部126の機能は、カード位置取得部124に組み込まれてもよく、この場合には、カード位置取得部124が、カードIDとともに、カード10aの外縁位置座標を演出制御部150に渡すことになる。またカード位置取得部124の機能は、演出制御部150に組み込まれてもよい。
カード配置エリア2に配置されたカード10aは、ゲーム進行において、ユーザにより動かされることがある。そこで処理部120は、一度検出したカード10aを追跡処理する機能を有し、カード位置取得部124が、撮像された画像ごとに、カード10aの位置座標および角度情報を取得し、また縁位置取得部126が、撮像された画像ごとに、カード10aの縁位置座標を取得する。
演出制御部150は、たとえばゲームエンジンであって、処理部120から提供されるカードIDに応じて、そのカード10aに対する演出制御を実行する。演出記憶部142は、カードIDと、演出パターンとを対応付けて記憶しており、演出パターンは、静止画像または動画像であってよい。既述したように演出パターンは、ゲームプログラムなどによって構成されてもよく、いずれにしても演出記憶部142は、カードIDに対応付けられている演出パターンを記憶するものとして構成される。
演出制御部150は、演出記憶部142に記憶された演出パターンにしたがって、プロジェクタ300aの画像投影を制御する。具体的に演出制御部150は、処理部120から提供されるカードIDに対応付けられている演出画像を演出記憶部142から読み出し、または演出記憶部142から読み出された演出パターンにしたがって演出画像を生成して、カード10aが配置されている位置情報をもとに、カード10aに対して、プロジェクタ300aに演出画像を投影させる。より具体的には、演出制御部150は、カード10aの縁位置座標をもとに、プロジェクタ300aに、カード10aに対応付けられている演出画像を投影させる。これにより、ユーザは、カード10aに投影される演出画像を目視でき、ゲームの演出を楽しめるようになる。
図7は、カード10aに投影される演出画像の一例を示す。カード10aは、その裏面を上面としてカード配置エリア2に配置されており、プロジェクタ300aは、カード10aに演出画像3を投影する。既述したようにプロジェクタ300aの画像投影は、演出制御部150によって制御され、演出制御部150は、投影する演出画像を生成して、プロジェクタ300aからカード10aに向けて照射させる。カード10aの裏面が、明度の高い色を付されていることで、プロジェクタ300aからの照射光はカード10a裏面で好適に反射し、ユーザは、鮮明な演出画像3を目視することができる。
演出制御部150は、縁位置取得部126から提供されるカード10aの縁位置座標をもとに、カード10aの裏面全体に、演出画像3を投影させる。このとき図7に示すように、演出制御部150は、演出画像3を、カード10aに重ねて且つカード10aよりも大きく投影させることが好ましい。つまりプロジェクタ300aは、演出画像3を、カード10aの外縁を超えた位置まで広げて投影する。プロジェクタ300aは、カード配置エリア2の全体に、演出画像を含むゲーム画像を照射しているが、カード10aは若干の厚みを有する物であるため、カード10aの一部に演出画像3が投影されない箇所があると、その箇所におけるカード10aの縁がユーザによって視認されることがある。演出画像3をカード10aと同じ大きさとし、カード10aの縁にぴったりと合わせて投影できれば、カード10aの縁は目立たないが、少しでもずれると、演出画像3が重ならないカード10aの縁が目立つこともある。そこで、予め演出画像3をカード10aよりも大きく投影させることで、演出画像3が、本来照射するべき位置から多少ずれても、依然としてカード10aの裏面全体に投影されている状態を維持することができ、したがって、カード10aの縁を目立たなくできる。
図8(a)は、カード10a裏面に設けられたマーカの別の例を示す。ここでは、カード10a裏面が縦に2分割、横に2分割されて、計4つのマーカ領域が設けられている。各マーカ領域には、同じマーカ20aが付されており、各マーカ20aの向き(天地)も同じとされる。
図8(b)は、カード10a裏面に設けられたマーカの別の例を示す。ここでは、カード10a裏面が縦に3分割、横に3分割されて、計9つのマーカ領域が設けられている。各マーカ領域には、同じマーカ20aが付されており、各マーカ20aの向き(天地)も同じとされる。
カード配置エリア2において、ゲームプレイ中、カード10aはユーザの指によって動かされるため、カード10aの移動中は、ユーザの指が、カード10aの裏面の一部に重なっている。そのため図8(a)および図8(b)に示すように、カード10a裏面の異なる領域に、同じマーカ20aを同じ向きで付すことによって、裏面の一部に指が重なっている状態においても、指が重なっていない領域に、少なくとも1つのマーカ20aが赤外線カメラ200aによって検出されるようにできる。なおユーザがカード10a裏面のどこを触るかは予測できないため、たとえば図8(b)に示すように、マーカ20aを数多く裏面に配置しておくことで、赤外線カメラ200aによるマーカ20aの検出精度を高められるようになる。
なお演出制御部150が、カード10aに対応付けられた演出画像3をプロジェクタ300aから投影させることを説明したが、演出制御部150は、たとえばカード10aの動きに応じて演出画像3を投影させてもよい。演出制御部150は、カード10aの位置座標の変化からカード10aの速度および進行方向を導出して、導出した速度および進行方向に対応付けられている演出画像3をプロジェクタ300aからカード10aに照射させてもよい。また赤外線カメラ200aがユーザの指を検出すると、演出制御部150が、検出した指に応じた演出画像3をプロジェクタ300aから照射させてもよい。これらの演出画像3は、たとえば図7に示すティラノサウルスを動かすような映像であってもよく、また、対戦ゲームで相手ユーザがいる場合には、相手ユーザのカード10aの演出画像に対して、何らかのアクションをするような映像であってもよい。これらの演出画像3は、ゲームによって適宜定められ、このような演出をすることで、ゲームの面白さを高めることができる。
なお演出制御部150は、処理部120から、検出されたカード10aに関する情報が提供されなくなると、演出画像3を、情報が提供されていた最後の状態に維持させる。たとえばカード10aの裏面全体を手が覆ってしまった場合や、赤外線カメラ200aによる撮影が不調の場合などに、検出部110においてマーカ20aが検出されず、処理部120から、カード10aに関する情報の提供が停止される。このとき演出制御部150は、プロジェクタ300aにより演出画像3をグレイスケールにして投影させたり、または演出画像3の透過率を上げたりして、通常とは異なる投影態様としてもよい。これによりユーザは、カード10aが赤外線カメラ200aにより適切に検出されていないことを知ることができる。
なお図3(a)および図3(b)において、カード10aの表面および裏面の一例を示し、裏面に、赤外線カメラが撮影可能なマーカが付されていることを説明したが、変形例では、表面においても、赤外線カメラが撮影可能なマーカが付されていてもよい。なお、この場合、カード10aの表面には、ユーザが目視で確認可能な絵柄は付されるものの、その絵柄は、明度の高い色で印刷されることが好ましく、つまりカード10a表面にプロジェクタ300aが画像を投影した際に、ユーザが投影画像を認識するのに邪魔にならない色で絵柄が印刷されていることが好ましい。
以下、カード10aの裏面に付されたマーカをマーカ20a、表面に付されたマーカをマーカ20bと呼ぶ。検出部110および処理部120におけるマーカ20a、20bに関する検出処理は、上記したとおりである。マーカ記憶部140は、マーカと、カードIDとを対応付けて記憶しているが、カード10aの両面にマーカが付される場合、マーカ記憶部140は、マーカと、カードIDと、カード面(表面か裏面か)とを対応付けて記憶する。したがってカード特定部122は、検出部110から検出結果を受けると、マーカの一致判定を行うことで、カードIDと、カード面とを特定することができる。
たとえば検出部110がカード10aのマーカ20aを検出していた(つまり裏面が上面)状態から、ユーザがカード10aをひっくり返すと、検出部110はマーカ20bを検出することになる。反転検出部128は、マーカ20aが検出されていた状態から、マーカ20aが未検出となり、その後、マーカ20bが検出されると、カード10aが反転されたことを検出する。なお反転検出部128は、マーカ20aが未検出となった後、マーカ20bが検出されるまでの時間が所定時間内であることを条件として、カード10aの反転を検出してもよい。反転検出部128は、カード10aの反転を検出すると、その検出結果を演出制御部150に通知する。マーカ20aが未検出となった後は、演出制御部150が、演出画像3をグレースケールにしたり、透過率を上げたりして投影態様を通常と異なるように定め、その後、マーカ20bが検出されると、所定の演出を実行するようにする。
この変形例において演出記憶部142は、カードIDおよびカード面に、演出内容を対応付けて記憶している。したがって演出制御部150は、マーカ20aが検出されている間は、カード10aの裏面に対応付けられている演出画像3をプロジェクタ300aより照射させ、またマーカ20bが検出されている間は、カード10aの表面に対応付けられている演出画像3をプロジェクタ300aより照射させる。演出記憶部142は、反転検出部128から反転検出結果を通知されると、カード10aの裏面に対応付けられている演出画像から表面に対応付けられている演出画像に単純に切り替えるのではなく、切り替え前に、所定の演出画像をプロジェクタ300aから照射させることが好ましい。たとえば演出制御部150は、反転検出結果を通知されると、カード10a裏面の演出画像3を爆発させるような演出を行い、その後、カード10a表面の演出画像3を投影させるようにする。これによりユーザは、カード10aをひっくり返したことが適切に検出されたことを認識できるようになる。
図9は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図9では、処理装置100の図示を省略している。図9以降に示す例において、処理装置100の処理機能については上述したとおりであり、重複した説明は適宜省略する。
図9に示すカード10cは、ユーザが目視すると、図3(a)に示す表面と、図3(b)に示す裏面とを有している。
図9に示す組合せ例では、テーブル4の天板が、アクリルなどの半透明板によって構成され、赤外線カメラ200aが、テーブル4の下方に配置される。すなわち図9に示す組合せ例では、赤外線カメラ200aがテーブル4下方から、テーブル4の上面に配置されたカード10cのマーカを検出する。
従来より、マルチタッチ入力を検出するDI(Diffused Illumination)と呼ばれる技術が知られており、図9に示す例では、その技術が利用されている。赤外線カメラ200aが、テーブル4下方から天板に向けて赤外線を照射すると、赤外線は天板表面に放出され、天板表面にカード10cが配置されていれば、カード10cで赤外線が反射して、赤外線センサにより観測される。これにより、赤外線カメラ200aは、カード10cに付されたマーカを検出できる。また同様に、マルチタッチ入力を検出するFTIR(Frustrated Total Internal Reflection)と呼ばれる技術も知られており、この技術では、アクリル板内部に赤外線を照射する必要があるが、カード10cが赤外線をテーブル4下方に向けて反射することで、赤外線カメラ200aが、カード10cに付されたマーカを検出できる。
したがってカード10cでは、プロジェクタの投影面である裏面が、テーブル4上方に設けられたプロジェクタ300aに向けられて配置されるため、マーカは、キャラクタの絵柄などが印刷された表面に付される。したがって、ユーザの見た目では、図3(a)および図3(b)に示す表面および裏面を有するものの、図3に示したカード10aとの違いとしては、カード10cにおけるマーカが、裏面ではなく、表面に付されている点で相違する。なお既述したように、カード10cにおいても、両面にマーカが付されていてもよい。
図10は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図10では、処理装置100の図示を省略している。ここでカード10dは、ユーザが目視すると、図3(a)に示す表面と、図3(b)に示す裏面とを有しているが、表面および裏面ともにマーカは付されていない。
図10に示す例では、テーブル4に複数のNFC(Near Field Communication)リーダ200bが埋め込まれている。カード10dは、近距離無線通信機能を有し、NFCリーダ200bに対して、自身のカードIDを通信する。各NFCリーダ200bには、それぞれリーダIDが設定されており、処理装置100におけるカード位置取得部124は、リーダIDと、カード配置エリア2上のNFCリーダ200bの埋め込み位置とを対応付けて保持している。NFCリーダ200bは、カード10dからカードIDを送信されると、検出部110に、カードIDと、NFCリーダ200bのリーダIDとを通知する。これにより検出部110はカード10dが存在することを検出して、カードIDおよびリーダIDを処理部120に通知する。これによりカード特定部122は、カードIDを特定し、またカード位置取得部124はリーダIDから、カード10dを検出したNFCリーダ200bの位置、すなわちカード配置エリア2におけるカード10dの位置情報を取得する。カードIDおよびカード10dの位置情報は演出制御部150に提供され、演出制御部150は、カード10dに対応付けられている演出画像3を、プロジェクタ300aからカード10dに投影させる。
図11は、カードの別の例を示し、図11(a)はカード10eの表面を、図3(b)はカード10eの裏面を示している。カード10eの表面には、キャラクタの説明などが印刷されている。ユーザは、表面に印刷された説明を見ることで、カード10eの種類を識別することができる。図11(a)では、カード10eの表面に、「ティラノサウルス」の説明が示されている。
図11(a)および図11(b)に示すように、カード10eには、透明な窓12が形成されている。図3に示すカード10aでは、裏面に演出画像3が投影されていたが、カード10eでは、窓12に演出画像3が投影される。後述するように、カード10eは、カード配置エリア2から演出画像3を投影されて、演出画像3が窓12にユーザに視認可能に映し出される。カード10eは、図4に示すようなマーカ20aを裏面または表面、または両面に付している。なおカード10eの使用方法としては、説明が記載された表面がユーザから見えるようにカード配置エリア2に配置され、窓12に演出画像3が投影される。なお演出画像3は窓12に投影されるため、たとえば図11(b)に示す裏面の窓12以外の領域に、キャラクタの情報が印刷されてもよい。
図12は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図12では、処理装置100の図示を省略している。
図12に示す例では、テーブル4の天板が、アクリルなどの半透明板によって構成され、赤外線カメラ200aおよびプロジェクタ300aが、テーブル4の下方に配置される。すなわち図12に示す例では、赤外線カメラ200aがテーブル4下方から、テーブル4の上面に配置されたカード10eのマーカを検出するとともに、プロジェクタ300aがテーブル4下方から、カード10eの窓12に画像光を照射する。
図9に関して説明したように、DIまたはFTIR技術を利用して、赤外線カメラ200aが、テーブル4下方から天板に向けて赤外線を照射すると、赤外線は天板表面に放出され、天板表面にカード10eが配置されていれば、カード10eで赤外線が反射して、赤外線センサにより観測される。これにより、赤外線カメラ200aは、カード10eに付されたマーカ20aを検出できる。
カード10eは、表面が上面となるようにカード配置エリア2に配置され、したがって少なくとも裏面にマーカ20aが付される。プロジェクタ300aは、カード10eの下方から、カード10eに対して演出画像3を照射し、したがって窓12に演出画像3が映し出される。なおカード10eに関して、縁位置取得部126は、カード10eにおける4つの頂点座標と窓12の位置関係を予め保持しており、カード位置取得部124からカード10eの位置情報および角度情報を提供されると、窓12の縁位置(窓枠位置)を取得して演出制御部150に提供する。演出制御部150が、演出画像3を、窓枠の範囲内で且つ窓枠よりも小さくカード10eに対して投影させることが好ましい。
つまりプロジェクタ300aは、カード10eの窓12より小さい演出画像3を、窓12に対して投影する。仮に演出画像3を窓12と同じ大きさとした場合、プロジェクタ300aが窓12の縁にぴったりと合わせて演出画像3を投影できるのであれば問題ないが、少しでもずれると、演出画像3が窓枠からはみ出してしまい、演出画像3の一部が窓12に映し出されなくなることもある。そこで、予め演出画像3を窓12よりも小さく投影させることで、演出画像3が、本来照射するべき位置から多少ずれても、依然として演出画像3の全体が窓12に映し出される状態を維持することができる。
なお、以上は矩形状の演出画像3の中でティラノサウルスが目一杯に投影されて、窓12の全体に映し出されることを想定しているが、投影するティラノサウルスを窓12よりも幾分小さくしておくことで、窓12よりも大きい演出画像3を投影しても、ティラノサウルスを窓12に収めて投影することができる。この場合、予め演出画像3を窓12よりも大きく投影させることで、演出画像3が、本来照射するべき位置から多少ずれても、演出画像3の境界線が窓12に映し出されることなく、一方で、ティラノサウルスの画像は窓12よりも小さいために、ティラノサウルスの画像を窓12内に収めることが可能となる。
図13は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図13では、処理装置100の図示を省略している。
図13に示す構成例では、液晶パネルなどのディスプレイ装置300bが投影装置300として機能する。ディスプレイ装置300bは、カード10eの窓12に対して、演出画像3を投影する。赤外線カメラ200aは、ディスプレイ装置300bの上方に配置され、カード10eの表面に付されたマーカ20aを検出する。演出制御部150は、ディスプレイ装置300bの表示制御を行い、窓12の窓枠よりも小さな演出画像3をカード10eに対して投影することで、ユーザは、窓12に映し出される演出画像3を好適に視認できる。
図14は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図14では、処理装置100の図示を省略している。
図14に示す例では、液晶パネルなどのディスプレイ装置300bが投影装置300として機能する。また、図14に示すディスプレイ装置300bは、赤外線センサ200cを内蔵しており、したがって赤外線センサ200cが、カード10e裏面に付されたカード10aを検出する。演出制御部150は、ディスプレイ装置300bの表示制御を行い、窓12の窓枠よりも小さな演出画像3をカード10eに対して投影することで、ユーザは、窓12に映し出される演出画像3を好適に視認できる。
図15は、カードの別の例を示す。カード10fは、窓12を有する点では図11に示すカード10eと共通するが、赤外線マーカではなく、静電マーカを有している。ここで静電マーカは、複数のマーカ20cから構成され、ユーザがいずれかのマーカ20cをタッチすると、それぞれのマーカ20cに電圧が供給されるようになる。カード10fにおいて、複数のマーカ20cの配置は、カードの種類ごとに一意に設定され、したがってカード特定部122は、マーカ20cの配置パターンによって、カードを特定することができる。
図16は、カード10と、カード検出用センサ200および投影装置300の組合せの別の例を示す。なお図16では、処理装置100の図示を省略している。
図16に示す構成例では、液晶パネルなどのディスプレイ装置300bが投影装置300として機能する。また、図16に示すディスプレイ装置300bは、静電タッチセンサ200dを内蔵しており、マルチタッチ対応のディスプレイ装置として構成されている。したがってユーザがカード10fのマーカ20cにタッチすると、静電タッチセンサ200dが、マーカ20cの配置パターンを検出する。カード特定部122は、マーカ20cの配置パターンによってカード10fのカードIDを特定する。またカード位置取得部124がカード10fの位置座標および角度情報を取得し、縁位置取得部126が、カード10fの窓12の位置座標を取得する。演出制御部150は、ディスプレイ装置300bの表示制御を行い、窓12の窓枠よりも小さな演出画像3をカード10fに対して投影することで、ユーザは、窓12に映し出される演出画像3を好適に視認できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば図3において、表面にユーザが目視で確認可能なキャラクタのイラストと説明文が印刷され、裏面にマーカが非可視光反射材料または非可視光吸収材料で印刷されたカード10aを示し、裏面においては、ユーザが目視で確認可能な絵柄や文字は印刷されていないことを説明した。たとえば変形例では、両面にユーザが目視で確認可能な絵柄や文字が印刷されたカード10であって、少なくとも一方の面に、非可視光反射材料または非可視光吸収材料でマーカが印刷されたカード10を用いる例について説明する。
図17(a)は、カードスリーブ14を示す。このカードスリーブ14は、カード10を入れるための袋体の形状を有するフィルムケースであり、ユーザは、カードスリーブ14にカード10を入れてカード10を保護することができる。カードスリーブ14の一方の面は可視光を透過する透明シートにより形成され、他方の面は可視光を透過しない非透明シートにより形成される。この非透明シートは、カード10aの裏面のように、明度の高い1つの色を有しており、たとえば白色の非透明材料で形成されてよい。
図17(b)は、カードスリーブ14にカード10を入れた状態を示す。ユーザは、カード10のマーカが形成された面を、カードスリーブ14の非透明シートに対向するように、カード10をカードスリーブ14に挿入する。ここで非透明シートを形成する非透明材料は、赤外線を透過する材料である。なおユーザは、透明シートに面するカード面の絵柄や文字を目視で確認できる。したがってカード10aに関して説明したように、カード配置エリア2において、カードスリーブ14の非透明シートが上面となるように配置されると、赤外線カメラ200aが、カード10のマーカを検出できるとともに、プロジェクタ300aが、非透明面に対して画像光を投射することができる。このようにカード10の両面にイラスト等が印刷されている場合であっても、マーカが付されたカード面を、可視光を非透過とし、一方で非可視光を透過させる材料で形成された非透明シートで覆うことで、赤外線カメラ200aが非透明シートに面するカード面の赤外線反射光からマーカを検出できるとともに、プロジェクタ300aが非透明シートに可視光である画像光を好適に投影できるようになる。
実施例においては、カード10に対して演出画像3を投影していたが、演出制御部150が、演出画像3に対する指の動きをもとに、様々な画像を投影させることもできる。
たとえばカード10に複数のボタン画像が投影され、ユーザがいずれかのボタン画像が表示された位置をタッチすると、そのボタン画像に対応付けられた画像(たとえばメニュー画像)がカード10の脇に投影されるようにしてもよい。このとき検出部110は、カード配置エリア2におけるユーザの指位置を検出し、演出制御部150は、指位置がボタン画像の投影位置に重なったときに、そのボタン画像に対応付けられているメニュー画像を投影装置300から投影させるようにしてもよい。また演出制御部150は、演出画像3として、計算機などの画像を投影し、検出部110により検出された指の動きに応じて、所定の処理結果を示す画像を投影させるようにしてもよい。また演出制御部150は、演出画像3として、ストップウォッチの画像を投影してもよい。
なお実施例では、投影装置300が、カード10の外枠または窓枠を基準に演出画像3を投影することを説明したが、カード10からキャラクタが這い出してくるような演出画像3を投影することも可能である。
また実施例において、反転検出部128がカード10の反転を検出すると、その反転に伴う演出が行われることを説明した。このようなカードの動きに応じた演出は様々考えられ、たとえばカードを所定の位置に配置することであったり、また素早く動かすことであったり、いずれにしても、そのような動きに応じて、演出制御部150は、所定の演出を行うことが可能である。
本技術の利用ケースとして、相手とネットワークを介して将棋を行う例を示す。カード配置エリア2には、仮想的な将棋盤が投影され、自分が将棋盤に配置するカードには、将棋の駒の画像が投影される。相手方の駒は、仮想的なカードが存在するものとして、将棋盤に投影される。将棋では、取った駒を自分の手駒として利用できるため、取った駒については、仮想的な駒置き場に投影される。ユーザは、カードに投影されている駒についてはカードを動かし、またカードなしで投影されている駒については、その仮想駒の投影位置を指でタッチして指を動かすことで、将棋を指すことができる。以上の処理は、演出制御部150によって実現される。
1・・・画像投影システム、2・・・カード配置エリア、3・・・演出画像、4・・・テーブル、10・・・カード、12・・・窓、20a,20b,20c・・・マーカ、21・・・基準セル、100・・・処理装置、110・・・検出部、120・・・処理部、122・・・カード特定部、124・・・カード位置取得部、126・・・縁位置取得部、128・・・反転検出部、140・・・マーカ記憶部、142・・・演出記憶部、150・・・演出制御部、200・・・カード検出用センサ、200a・・・赤外線カメラ、200b・・・NFCリーダ、200c・・・赤外線センサ、200d・・・静電タッチセンサ、300・・・投影装置、300a・・・プロジェクタ、300b・・・ディスプレイ装置。

Claims (7)

  1. カードであって、当該カードを特定するためのマーカが付されたカードと、
    前記カードに対して画像を投影する投影装置と、
    前記カードに付されたマーカを検出するためのセンサと、
    前記センサの検出結果を用いて前記カードが配置されている位置を取得して、前記投影装置の画像投影を制御する処理装置と、を備えた画像投影システムであって、
    前記処理装置は、前記カードが配置されている位置をもとに、前記投影装置に、前記カードに対して前記カードに対応付けられている画像を投影させることを特徴とする画像投影システム。
  2. 前記処理装置は、前記投影装置に、前記カードに対応付けられている画像を、前記カードよりも大きく投影させることを特徴とする請求項1に記載の画像投影システム。
  3. 前記カードは、前記投影装置より投影される画像を映し出す透明窓を有しており、
    前記処理装置は、前記投影装置に、前記カードに対応付けられている画像を、前記カードの透明窓よりも小さく投影させることを特徴とする請求項1に記載の画像投影システム。
  4. 赤外線センサを有する撮像装置の撮像空間に配置されるカードであって、
    第1面に、ユーザが視認可能な絵柄または文字が付され、
    第1面または第2面に、当該カードを特定するためのマーカが付されており、当該マーカは撮像装置により撮像される、
    ことを特徴とするカード。
  5. 第1面または第2面に、複数のマーカが付されていることを特徴とする請求項4に記載のカード。
  6. 第2面は、1つの色を付けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のカード。
  7. 投影装置より投影される画像を映し出すための透明窓を有することを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のカード。
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