JP7371753B2 - 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム - Google Patents

投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7371753B2
JP7371753B2 JP2022191155A JP2022191155A JP7371753B2 JP 7371753 B2 JP7371753 B2 JP 7371753B2 JP 2022191155 A JP2022191155 A JP 2022191155A JP 2022191155 A JP2022191155 A JP 2022191155A JP 7371753 B2 JP7371753 B2 JP 7371753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
correction
marker
projection
correction image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022191155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023021165A (ja
Inventor
正樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2022191155A priority Critical patent/JP7371753B2/ja
Publication of JP2023021165A publication Critical patent/JP2023021165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7371753B2 publication Critical patent/JP7371753B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラムに関する。
画像を投影する投影装置において、壁等の投影面に色、柄、歪み等が有る場合に、投影装置が投影した画像を正しい色や形状で表示するための技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007-259472号公報
上記特許文献に記載された技術を含め、投影装置の投影範囲における色の再現状態を正確に把握して投影画像を補正するためには、投影装置が投影面上に投影した画像の色情報を取得するための手段(上記特許文献1であればカラーセンサ)を備える必要がある。この場合、投影装置の位置と投影画像の鑑賞者の位置とが異なると、撮影部を有する投影装置が、投影画像を撮影しても鑑賞者の位置を反映して画像を補正することが困難な場合がある。
そこで、画像の色情報を正確に取得する手段として、当該投影装置のユーザが使用するデジタルカメラ等、別体の撮影装置が考えられる。一般的なデジタルカメラにより投影画像を撮影することで投影装置の色補正が実行できれば、簡易で正確に投影装置の初期設定が実現できる。
しかしながら、画像の補正をより正確に行うには複数枚の補正用の画像パターンを投影装置により連続して投影させ、その複数の画像パターンをデジタルカメラにより撮影する必要がある。これらの投影画像をデジタルカメラで手持ちの状態で撮影すると、デジタルカメラ自体の撮影位置が安定しておらず、手ぶれの発生も懸念される。
そのため、連続して得られる撮影画像中における投影装置が投影した範囲を正確に検出することが難しくなる。投影画像の正確な撮影を実施するために、デジタルカメラを三脚等で固定する方法もあるが初期設定に要する手間等がそれだけ煩雑なものとなる。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、専用のスクリーン以外の投影対象に画像を投影させる場合であっても、初期設定をできる限り簡易に実行することが可能な投影制御装置、投影装置、投影制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の投影制御装置は、位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得する取得手段と、前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影対象に投影可能な投影手段を制御する投影制御手段と、前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像の撮影画像から前記マーカ画像を検出可能な検出手段と、前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段と、を備え、前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とする。
本発明の投影装置は、上記の投影制御装置と、前記投影手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の補正用画像投影方法は、位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像を含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得工程と、前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御工程と、前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定工程と、を含み、前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得手段、前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御手段、前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出手段、及び前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段、として機能させ、前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、専用のスクリーン以外の投影対象に画像を投影させる場合であっても、初期設定をできる限り簡易に実行することが可能な投影制御装置、補正用画像投影方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る投影システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る補正用画像を示す図であり、(a)~(c)は被測定物の色補正用の補正画像であり、(d)~(f)は被測定物の歪み補正用の補正画像である。 本発明の実施形態に係るマーカの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る輪郭情報テーブルの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置のフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る撮影装置のフローチャート図である。 本発明の実施形態に係るマーカ検出プログラムのフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る撮影装置の処理する画像を示し、(a)は撮影装置が撮影した第1の補正用画像を示し、(b)は第1の補正用画像の輪郭抽出を行った後の画像を示し、(c)は抽出したマーカ部分の輪郭の拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は投影システム1の概要を示す図である。投影システム1は、カーテンや壁等の投影対象物30の投影面31に画像を投影する投影装置10(投影制御装置)と、投影面31に投影された画像を撮影するデジタルカメラやカメラ付き携帯電話、等の撮影装置20とを有する。なお、撮影装置20としては、携帯用の画像入力機能付きデジタル機器であれば良く、ビデオカメラ、スマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット端末等でも良い。本実施形態では投影対象物30としてカーテンを示している。投影対象物30は図示しないレール等に吊支され、主として横方向に沿った表面に波状のうねりを有している。また投影面31には色や模様が形成されている。
投影装置10は、撮影装置20と異なる位置に配置される。図1の投影装置10は、投影面31に対して左側に配置され、画像を斜めの方向から投影している。撮影装置20は、投影面31に対して略正面等、投影面31に投影された画像を鑑賞するユーザの位置に配置される。従って、撮影装置20が撮影した画像とユーザが視認する画像とは、画角が略一致するように構成することができる。撮影装置20はユーザによって把持されてもよい。
投影システム1の動作の概要について説明する。投影装置10により投影される投影画像は、投影されたままの状態では、投影面31の形状・模様等の影響や、投影装置10の投影方向とユーザの視線方向の差との影響により、ユーザの視点からは元の画像データとは異なる色や形状で観測される。そこで、本実施形態では、ユーザが、ユーザの視点から好適に投影画像を視認可能なように、処理部12が画像データの補正を行う。投影装置10が後述する補正用画像111を投影面31に投影すると、撮影装置20は投影された補正用画像を撮影する。撮影装置20は、投影装置10が投影した補正用画像111と、撮影装置20が撮影した撮影画像60における補正用画像111と、のずれに基づいて、画像補正情報を求めて、投影装置10に対して有線又は無線の通信を介して送信する。上述の処理により、投影装置10は、画像補正情報に基づいて基の画像データが、観測者であるユーザにとって意図された態様で視認されるように、画像を投影することができる。
図2は投影システム1の構成を示す図である。投影装置10は、記憶部11、処理部12(取得手段,投影制御手段)、投影部13(投影手段)、操作部14、通信部15、音声処理部16を備え、各々内部バスにより接続されている。記憶部11は、例えば、SSD(Solid State Drive)やSRAM(Static Randam Access Memory)で構成される。記憶部11は、図示しない鑑賞用の画像データ、この画像データを補正するための補正用画像111、及び投影装置10の制御プログラム112等を記憶する。
処理部12は、記憶部11に記憶される制御プログラム112を読み出し、投影装置10を統括して制御する。また、処理部12には画像補正処理部121が含まれる。画像補正処理部121は、記憶部11から補正用画像111を取得して投影部13に送信する。また画像補正処理部121は、撮影装置20から受信した画像補正情報25aに基づいて記憶部11に記憶された鑑賞用の画像データを補正し、補正後の変換された画像を投影部13に送信する。また、画像補正処理部121は上述のように撮影装置20から取得した撮影画像60における補正用画像111と記憶部11に記憶される補正用画像111とを比較することで、画像補正情報25aを算出するようにしてもよい。
投影部13は、画像補正処理部121を含む処理部12から送られてきた補正用画像111のデータ或いは鑑賞用の画像データを、予め設定した画像フォーマットに従ったフレームレートで画像投影する。投影部13は、一つのフレーム内で画素毎に異なる色の光を出射することにより画像を形成する。画素毎の色は、複数の異なる波長帯域の光を時分割で出射することにより表現することができる。本実施形態の投影装置10は、投影部13をDLP(登録商標)(Digital Light Processing)プロジェクタの投影部として構成しているが、液晶プロジェクタ等の他の方式としてもよい。投影部13から出射された画像は、図1の投影面31に投影される。
操作部14は、投影装置10の筐体に備える操作キー等から操作信号を受け付けて、その操作信号を、バスを介して処理部12に送信する。処理部12は、操作部14からの操作信号に応じて投影処理等の各種の機能を実行する。
通信部15は、図示しないリモートコントローラからの赤外線変調信号等による操作信号を受信し、その操作信号を処理部12に送信する。また、通信部15は撮影装置20の通信部25とデータの送受信を行うことができる。また、通信部15は、外部入力端子を備えることができ、外部機器から鑑賞用の画像データを入力させることができる。通信部15による通信部25との通信は、有線又は無線により行うことができる。
音声処理部16は、PCM音源などの音源回路を備え、スピーカ17を駆動して音を拡散放音させる。音声処理部16は、投影する画像データに音声信号が含まれていた場合、投影動作時にその音声信号をアナログ変換してスピーカ17を介して音を出力する。
撮影装置20は、撮影部21、処理部22(検出手段,検出条件設定手段)、入出力制御部23、記憶部24、通信部25を備え、各々内部バスにより接続される。撮影部21は、図1の投影面31に投影される画像を撮影する。
処理部22は、撮影装置20を制御する機能を有する。処理部22には測定処理部221が含まれる。測定処理部221は、撮影部21により撮影された補正用画像111を含む撮影画像60を解析する。測定処理部221は、補正用画像111の解析結果を画像補正情報25aとして通信部25を介して投影装置10に送信する。また、測定処理部221は、撮影画像60の解析結果に応じ、通信部25を介して投影装置10に投影指示25bを送信する。
入出力制御部23は、ユーザが操作ボタン231から入力した操作指示に対応する情報を処理部22へ送信する。表示装置232は、入出力制御部23から出力された画像を表示させる画面や表示灯等である。
記憶部24は、輪郭情報テーブル241や撮影装置20の制御プログラムを記憶する。制御プログラムにはマーカ検出プログラム242(検出手段,検出条件設定手段)が含まれる。また、記憶部24は、撮影部21が撮影した撮影画像60や、撮影画像60内の投影面画像から検出したマーカ41(図3等で後述)の画像の検出位置情報243を記憶する。
次に、図3(a)乃至図3(f)に基づいて、投影装置10の記憶部11に記憶される補正用画像111について説明する。補正用画像111a~111fは、投影モードに応じたアスペクト比の画像とすることができ、本図では全体を横長の矩形形状としている。各補正用画像111a~111fは画像全体の四隅に画像位置識別用のマーカ41を有し、その他の大部分の領域を画像補正のための測定画像42としている。この画像補正には色補正又は画像の形状補正が含まれる。
図4は、各補正用画像111a~111fの位置検出用のマーカ41の構成を示す図である。マーカ41は、第1の多角形43と、この第1の多角形43の内側に配置される第2の多角形44とにより構成される。第1の多角形43は、対向する辺が各々平行且つ同一長さで各内角が90度である正四角形に形成される。第1の多角形43の各辺は、外側の縁辺431a~431dと内側の縁辺432a~432dとにより黒に彩色された所定の幅を有し、縁辺432a~432dに囲われる第1の多角形43の内側は白に彩色される。外側の縁辺431a~431dで区切られる第1の多角形43の外側は、補正用画像111の測定画像42(図3参照)に応じた色で彩色される。第2の多角形44は、第1の多角形43の内側の縁辺432a~432dに囲われた領域に形成される。第2の多角形44は、各縁辺441a~441cが同一長さの正三角形に形成される。第2の多角形44の各縁辺441a~441cに囲われる内部は、第1の多角形と同色の黒に彩色される。本実施形態では、第1の多角形43の縁辺432a~432dと、第2の多角形44の縁辺441a~441cを撮影装置20に検出させて、マーカ41を特定する。
第1の多角形43の上下の縁辺431a,431b,432a,432bは、第2の多角形44の下側の縁辺441cと平行に配置される。また、第1の多角形43の各縁辺431a~431d,432a~432dは、第2の多角形44の左右の縁辺441a,441bと非平行となるように形成される。このように、マーカ41は、第1の多角形43と第2の多角形44とが異なる頂点数を有しながら、第1の多角形43の少なくとも一つの辺が、第2の多角形44の各辺と非平行となるように形成され、第1の多角形43の上記一つの辺と異なる他の辺が、第2の多角形44の何れかの辺と平行に形成される。
図3(a)~(c)は投影面31の色補正用の補正用画像111a~111cである。補正用画像111a、補正用画像111b及び補正用画像111cは、略全面の測定画像42を各々黒色、灰色及び白色としている。投影装置10は、補正用画像111a~111cを投影面31に投影して撮影装置20に撮影させ、撮影装置20に投影面31に形成される模様や投影面31の歪みに起因した色の変化を検出させる。
図3(d)~(f)は投影対象物30に投影された画像の歪み補正用の補正用画像111d~111fである。補正用画像111d、補正用画像111e及び補正用画像111fは、略全面の測定画像42に略正方形の白の四角形及び黒の四角形を縦方向及び横方向に交互に配置した市松模様を有する。補正用画像111d~111fは、市松模様の大きさによる異なる分解能で投影面31の歪みを検出することができる。投影装置10は、補正用画像111d~111fを投影面31に投影して撮影装置20に撮影させる。撮影装置20は、複数の補正用画像111d~111fを組み合わせて投影面31全体の歪みを検出することができる。
図5は輪郭情報テーブル241の構成を示す図である。輪郭情報テーブル241は、輪郭番号51と、下位階層輪郭個数52と、下位階層輪郭番号53とを対応して記憶する。各データの取得方法については図8のフローチャート図で後述する。輪郭番号51は、輪郭抽出処理(図8のステップS302)で抽出される輪郭毎に設定される識別番号である。下位階層輪郭個数52は、輪郭番号51に対応する輪郭が閉領域であった場合に、その輪郭の一つ内側の階層に、いくつの輪郭が包含されるかを示している。下位階層輪郭番号53は、下位階層輪郭個数52でカウントされる各輪郭に設定された識別番号である。このように、輪郭情報テーブル241は、各輪郭の階層構成を記憶することができる。
次に、投影装置10及び撮影装置20による補正用画像111a~111fを使用した補正用画像111の投影方法について説明する。概略を説明すると、本実施形態では、投影装置10は、合計で6枚の補正用画像111を、黒色の補正用画像111a、灰色の補正用画像111b、白色の補正用画像111c、大型の市松模様の補正用画像111d、中型の市松模様の補正用画像111e、及び小型の市松模様の補正用画像111fの順で、投影面31に投影する。この際、サイズの異なる市松模様の各補正用画像111d,111e,111fの四角形の角部は、投影時に互いに重ならない位置になっている。投影された補正用画像111(111a~111f)は、撮影装置20により撮影される。投影装置10は、撮影装置20から撮影画像60(60a~60f)内のマーカ41の位置の検出結果に応じて次の補正用画像111の投影指示25bを受け、補正用画像111を順次投影する。具体的処理について以下に説明する。
図6は、取得工程、投影制御工程等を含む投影装置10のフローチャート図である。ステップS101で、画像補正処理部121(処理部12)は、1枚目の補正用画像111aを第一の補正用画像として記憶部11から取得し、投影部13により投影面31に投影させる。第一の補正用画像は、一連の補正用画像111の投影で、撮影装置20に初めにマーカ41を検出させる画像である。本実施形態では、第一の補正用画像である補正用画像111aの測定画像42は、図のステップS303,S306,S308,S311,S313の一部又は全部のマーカ判定条件に適合しないダミー画像(非マーカ画像)として機能する。従って、撮影装置20がマーカ41と異なる画像をマーカ候補として抽出して処理負荷が増加することを低減することができる。なおマーカ判定条件には、ステップ302の輪郭抽出処理において輪郭抽出がされることを含めてもよい。
ステップS102で、処理部12は、撮影装置20から次の補正用画像111の投影指示25bを受信したか判定する。処理部12は、次の補正用画像111の投影指示25bを受信した場合(S102,YES)ステップS103の処理に進み、次の補正用画像111の投影指示25bを受信しない場合(S102,NO)ステップS102の判定処理を繰り返す。
ステップS103で、処理部12は、投影指示25bが前回投影した補正用画像111の再投影指示であるか判定する。処理部12は、投影指示25bが再投影指示である場合(S103,YES)ステップS101の処理に戻り、投影指示25bが再投影指示でない場合(S103,NO)ステップS104の処理に進む。
ステップS104で、画像補正処理部121(処理部12)は、次の補正用画像111として、前回投影した補正用画像111aの次の補正用画像111b(第二の補正用画像)を記憶部11から取得し、投影部13により投影面31に投影させる。
ステップST1で、画像補正処理部121(処理部12)は、次の補正用画像111として、前回投影した補正用画像111bの次の補正用画像111c(第二の補正用画像)を記憶部11から取得し、投影部13により投影面31に投影させる。
以降、処理部12は、ステップST1の処理を繰り返し、予め定めた順番で、順次補正用画像111d~111fを第二の補正用画像として記憶部11から取得し、投影部13により投影面31に投影させる。処理部12は、予め定めた各補正用画像111a~111fを投影すると処理を終了する。
図7は、検出工程、検出条件設定工程等を含む撮影装置20のフローチャート図である。ステップS201で、処理部22は、撮影部21に補正用画像111a(第一の補正用画像)を撮影させ、補正用画像111aを撮影画像60aとして取得して記憶部24に記憶する。図9(a)に示す撮影画像60aは、補正用画像111aを撮影したときの画像であり、補正用画像111aと、補正用画像111aの周囲の外部領域60a1とを含む。なお撮影画像60aの例では、周辺環境を比較的暗くしているため、外部領域60a1は測定画像42と略同等の黒色の領域として取得される。また、補正用画像111aが投影された2点鎖線で示す領域には、投影面31に形成された模様31aがマーカ41とともに撮影されている。
ステップST21(ST2)で、測定処理部221(処理部22)は、図8で後述のマーカ検出処理を行い、前回取得した補正用画像111aのマーカ41を検出する。本実施形態では、撮影画像60に対し二値化を行ってマーカ41の位置を検出する。そのため、測定画像42を略全面が黒色のダミー画像として投影し、補正用画像111aを第一の補正用画像として投影させると、ステップST21のマーカ検出処理で抽出される輪郭の数を低減させることができ、マーカ検出プログラム242を実行する際の処理負荷を低減させることができる。ステップST21(ST2)では、マーカ検出処理でマーカ41が検出された場合、マーカ41の位置は検出位置情報243として記憶部24に記憶される。
ステップS202で、処理部22は、ステップST21でマーカ41の検出ができたか判定する。処理部22は、マーカ41の検出ができた場合(S202,YES)ステップS203の処理に進み、マーカ41の検出ができない場合(S202,NO)ステップS207の処理に進む。
ステップS207で、処理部22は、通信部25を介して補正用画像111aを再投影させるための投影指示25bを投影装置10に送信する。
ステップS203で、処理部22は、通信部25を介して次の補正用画像111bを投影させるための投影指示25bを投影装置10に指示する。
ステップS204で、処理部22は、撮影部21に次の補正用画像111である補正用画像111b(第二の補正用画像)を撮影させ、補正用画像111bを撮影した撮影画像60bを取得して記憶部24に記憶する。
ステップS205で、測定処理部221(処理部22)は、記憶部24に記憶された補正用画像111aのマーカ41の検出位置情報243を記憶部24から取得する。そして、測定処理部221は、検出位置情報243に基づいて前回のマーカ検出処理でマーカ41が検出された領域周辺を次の補正用画像111bのマーカ検出処理の対象として決定する。
ステップST22(ST2)で、測定処理部221(処理部22)は、前回取得した補正用画像111bについてステップS205で決定した領域に対して図8で後述のマーカ検出処理を行い、補正用画像111bのマーカ41を検出する。
ステップS206で、処理部22は、ステップST22でマーカ41の検出ができたか判定する。処理部22は、マーカ41の検出ができた場合(S206,YES)ステップST3の処理に進み、マーカ41の検出ができない場合(S206,NO)ステップS208の処理に進む。
ステップS208で、測定処理部221(処理部22)は、前回マーカ検出処理を行った撮影画像60(60b)中の領域を変更する。例えば、測定処理部221は、前回マーカ検出処理を行った撮影画像60b中の対象領域を拡大させることができる。
ステップST3で、処理部22は、ステップS203~S206,S208の処理を繰り返して、順次撮影される補正用画像111c~111fを撮影した撮影画像60c~60fの各マーカ41を検出する。
ステップS209で、測定処理部221は、各撮影画像60a~60fから検出したマーカ41位置から各撮影画像60a~60f中の補正用画像111a~111fの位置を特定する。具体的に、本実施形態では図3に示した補正用画像111a~111fは、いずれも画像の四隅の同じ位置にマーカ41が配置されているため、測定処理部221は、各補正用画像111a~111f間のマーカ41の位置ずれを検出することにより補正用画像111a~111fの平行成分及び回転成分の位置ずれを検出する。撮影装置20は複数の補正用画像111a~111fの位置ずれを検出してオフセット補正する。これにより、手振れ等によって起こる撮影画像60a~60f間の補正用画像111a~111fの位置ずれを補正することができる。測定処理部221は、各撮影画像60a~60fのマーカ41位置を検出した後、撮影画像60d~60fにより、市松模様の交点(角部)の座標を検出して、投影装置10が投影した補正用画像111a~111fの歪み度合いを求めることができる。また、撮影装置20は、撮影画像60a~60cにより、撮影画像60d~60fと組み合わせて、投影面31の位置毎の色の変化を求めることができる。測定処理部221は、これらの情報を画像補正情報25aとして生成する。
そして、ステップS210で、測定処理部221は、画像補正情報25aを、通信部25を介して投影装置10へ送信する。これにより、投影装置10は、鑑賞用の画像データを画像補正情報25aに基づき画像補正処理部121で補正して、意図された画像がユーザに視認できるように画像投影することができる。次に、マーカ41の検出処理について説明する。
図8は測定処理部221(処理部22)が実行するマーカ検出プログラムのフローチャート図である。本図では図9(a)の撮影画像60aを処理する例について説明するが、補正用画像111b~111fを撮影した撮影画像60b~60fについても図7のステップS205で決定した領域に対して同様に処理することができる。測定処理部221は、まず、記憶部24に記憶された撮影画像60aを読み込む。ステップS301で、測定処理部221は、撮影画像60aを適宜の方法により2値化する撮影画像変換処理を行う。
ステップS302で、測定処理部221は、ステップS201で変換した2値化画像から階層情報を持った輪郭抽出処理を行う。輪郭抽出処理は、例えば、OpenCVライブラリのfindContours関数を用いて行うことができる。具体例として、測定処理部221は、2値化画像の黒画素と白画素の境界を輪郭として検出する。図9(b)は、輪郭抽出処理の結果を視覚化した輪郭抽出画像61aを示している。本図の例ではマーカ41に対応する8個の輪郭711~718と、模様31aに対応する5個の輪郭721~725が抽出される様子を示している。測定処理部221は、検出した輪郭に、例えば輪郭抽出画像61aの外側から順に識別情報として輪郭番号を設定する。本図では、撮影範囲710内の輪郭711~714に対し順に輪郭番号a1~a4が設定される。輪郭711~714の各内側に抽出された輪郭715~718に対しても順に輪郭番号a6~a9が設定される。また、輪郭721に対して輪郭番号a5が設定され、輪郭722~725に対しては輪郭番号a10~a13が設定される。
また、測定処理部221は、各輪郭711~718,721~725が属する階層の情報として、下位階層輪郭の個数と、下位階層の輪郭番号を、輪郭情報テーブル241の下位階層輪郭個数52及び下位階層輪郭番号53として対応して記憶する。これにより、ある輪郭が他の輪郭による閉じられた領域内に入れ子状に配置される場合の内外の位置関係を把握することができる。
ステップS303で、測定処理部221は、マーカ検出のための処理がされていない未処理の輪郭が有るか判定する。測定処理部221は、未処理の輪郭が有る場合(S303,YES)ステップS304の処理に進み、未処理の輪郭が無い場合(S303,NO)処理を終了する。測定処理部221は、初期状態では輪郭711~718,721~725の処理が行われていないため(S303,YES)、ステップS304の処理に進む。
ステップS304で、測定処理部221は、処理対象の輪郭C0を決定する。測定処理部221は、例えば、輪郭情報テーブル241から輪郭番号51のうち最も数字の値の小さい輪郭番号の輪郭を処理対象の輪郭C0として決定する。輪郭抽出画像61aの例では、初期状態の場合、測定処理部221により、輪郭番号51の中から最も数字の小さい輪郭番号51「a1」の輪郭711が、処理対象の輪郭C0として抽出される。
ステップS305で、測定処理部221は、抽出された輪郭C0に対して、閉領域の設定が可能な直線近似処理を行う。直線近似処理は、例えばOpenCVライブラリのapproxPolyDP関数を用いて行うことができる。図9(c)は、ステップS301~S304で抽出した輪郭711及び輪郭715の拡大図である。処理対象の輪郭C0が輪郭711の場合、4つの線分711a~711dで閉じられた四角形状に直線近似される。
ステップS306で、測定処理部221は、輪郭C0が頂点数「4」の閉じた線分であるか判定する。測定処理部221は、輪郭C0が頂点数「4」であると判定した場合(S306,YES)ステップS307の処理に進み、輪郭C0が頂点数「4」であると判定しない場合(S306,NO)ステップS303の処理に戻る。処理対象の輪郭C0が輪郭711である場合、頂点数は「4」であるため(S306,YES)処理はステップS70へ進む。
ステップS307で、測定処理部221は、処理対象である輪郭C0の内側の一つ下位の階層の輪郭を抽出する。例えば、処理対象の輪郭C0が輪郭711である場合、測定処理部221は、図5の輪郭情報テーブル241を参照し、輪郭番号51「a1」に対応する下位階層輪郭個数52が「1」以上あるか判定し、「1」以上であれば輪郭番号51「a1」に対応する下位階層輪郭番号53「a6」の輪郭715を抽出する。なお、輪郭番号51「a5」のように複数の下位階層輪郭番号53が記憶されている場合は、複数の下位階層輪郭番号が抽出される。また、下位階層輪郭個数52が「0」である場合は下位階層の輪郭番号は抽出されない。
ステップS308で、測定処理部221は、ステップS307で抽出した輪郭の中に未処理の輪郭が有るか判定する。測定処理部221は、未処理の輪郭が有ると判定した場合(S308,YES)ステップS309の処理に進み、未処理の輪郭が有ると判定しない場合(S308,NO)ステップS303の処理へ戻る。
ステップS309で、測定処理部221は、輪郭C0の内側にあるステップS307で抽出された輪郭のうち、未処理の輪郭の中から処理対象の輪郭C1を決定する。処理対象の輪郭C1として、未処理の輪郭から最も輪郭番号の小さい輪郭を選択することができる。例えば、ステップS307で輪郭711の内側にある下位階層輪郭番号53「a6」の輪郭715が抽出され、処理が行われていない場合は、輪郭715が処理対象の輪郭C1として決定される。
ステップS310で、測定処理部221は、ステップS309で決定した輪郭C1に対して、閉領域の設定が可能な直線近似処理を行う。直線近似処理は、ステップS305と同様に、OpenCVライブラリのapproxPolyDP関数を用いて行うことができる。処理対象の輪郭C1が輪郭715であれば、図9(c)に示す3つの線分715a~715cで閉じられた3角形に直線近似される。
ステップS311で、測定処理部221は、輪郭C1が頂点数「3」の閉じた線分であるか判定する。測定処理部221は、輪郭C1が頂点数「3」であると判定した場合(S311,YES)ステップS312の処理に進み、輪郭C1が頂点数「3」であると判定しない場合(S311,NO)ステップS308の処理に戻る。処理対象の輪郭C1が輪郭715である場合、頂点数は「3」であるため(S311,YES)、処理はステップS312へ進む。
ステップS312で、測定処理部221は、輪郭C0の面積S0と輪郭C1の面積S1を各々算出する。輪郭C0が輪郭711であり、輪郭C1が輪郭715である例では、ステップS312で、頂点数「4」の輪郭711(輪郭C0)の面積S0と、頂点数「3」の輪郭715(輪郭C1)の面積S1が算出される。
ステップS313で、測定処理部221は、面積S0を面積S1で除算した値(面積S0と面積S1との比率)が、予め定めた最小面積比Rminより大きく且つ最大面積比Rmaxより小さいか判定する。測定処理部221は、面積S0を面積S1で除算した値が、最小面積比Rminより大きく且つ最大面積比Rmaxより小さい場合(S313,YES)ステップS314の処理に進む。一方、測定処理部221は、面積S0を面積S1で除算した値が、最小面積比Rmin以下又は最大面積比Rmax以上の場合(S313,NO)ステップS308の処理に戻る。最小面積比Rminと最大面積比Rmaxの範囲は、マーカデザイン上の四角形の面積と、三角形の面積を基に、撮影装置20による撮影能力や計測誤差を加味して定めることができる。
ステップS314で、測定処理部221は、現在選択されている輪郭C0と輪郭C1の組み合わせを、マーカ候補として抽出し、記憶部24に記憶する。
なお、ステップS304~S306において処理対象の輪郭C0が図9(b)に示すマーカ41とは無関係の輪郭721(輪郭番号「a5」)である場合、頂点数が「4」であることから、処理はステップS307に進む。ステップS307~S309では輪郭情報テーブル241の輪郭番号51「a5」に対応する下位階層輪郭番号53から輪郭C1として輪郭番号「a10」又は「a11」に対応する輪郭722又は輪郭723が抽出されるが、輪郭722及び輪郭723はいずれも頂点数が「3」ではないため(S311,NO)、輪郭721と、輪郭722又は輪郭723との組み合わせはマーカ候補からは除かれることになる。
同様に、ステップS304~S306の処理対象の輪郭C0が輪郭722又は輪郭723であっても、それらの内側に配置された輪郭724及び輪郭725が頂点数「3」ではないため(S311,NO)、輪郭722と輪郭724との組み合わせ、及び輪郭723と輪郭725との組み合わせは、マーカ候補からは除かれることになる。
以上のステップS303~S314により、図9(b)の輪郭抽出画像61aからは、マーカ候補として、輪郭711と輪郭715の組み合わせ、輪郭712と輪郭716の組み合わせ、輪郭713と輪郭717の組み合わせ、及び輪郭714と輪郭718の組み合わせがマーカ41の候補として抽出される。測定処理部221は、抽出された4つのマーカ候補を投影装置10が投影したマーカ41として判定することができる。
測定処理部221は、補正用画像111b~111fを撮影した残りの撮影画像60b~60fについても同様にステップS301~S314のマーカ検出処理を行う。
なお、図8の処理の後に、ステップS301~S314で抽出したマーカ候補を、別途の判定手段により更に絞り込み、画像位置識別用のマーカ41と判定する構成としてもよい。例えば、測定処理部221は、ステップS314でマーカ候補として抽出された輪郭C0及び輪郭C1の組み合わせ(例えば輪郭711及び輪郭715)を最終的に補正用画像111a~111f間の画像位置調整に使用するか判定することができる。判定方法としては、以下の(1)線分長さによる判定や、(2)線分の傾きによる判定を用いることができる。
(1)線分長さによる判定
線分長さによる判定では、測定処理部221は、まず、輪郭711及び輪郭715の各線分711a~711d,715a~715cの長さを算出する。測定処理部221は、各線分711a~711d,715a~715cの長さが予め定めた閾値範囲である場合にマーカとして判定することができる。線分711a~711dと線分715a~715cとに適用される閾値範囲はそれぞれ異なる範囲に設定することができる。各線分711a~711d,715a~715cに適用される閾値範囲は、輪郭711や輪郭715で各々異なっていてもよい。なお、線分長さによる判定では、各線分711a~711d,715a~715cの相対的な長さに基づいて閾値範囲を定めてもよい。
(2)線分の傾きによる判定
線分の傾きによる判定では、測定処理部221は、各線分711a~711d,715a~715cの傾きが予め定めた閾値範囲内である場合にマーカ41として判定することができる。各線分711a~711d,715a~715cに適用される閾値範囲は、各々異なっていてもよい。また、閾値範囲は、ある線分の特定の他の線分との相対的な傾きにより定めることができる。例えば、第1の多角形43の一つの線分は、少なくとも第2の多角形44の各線分と平行でない場合に、マーカであると判定することができる。図9(c)の例では、第1の多角形43の輪郭711の一つの線分711a,711bと、第2の多角形44の輪郭715の線分715cとは略平行であるが、第1の多角形43の輪郭711の一つの線分711c,711dと、第2の多角形44の輪郭715の線分715a~715cとは平行な関係に無いため、輪郭711と輪郭715の組み合わせがマーカであると判定することができる。
また、上述した線分長さによる判定と線分の傾きによる判定を組み合わせて、画像位置調整用のマーカとして使用するか判定を行ってもよい。
以上のように、マーカを抽出すれば、補正用画像111に配置した数と異なる数のマーカ候補が抽出された場合や、撮影画像のマーカ41が不鮮明な位置や形状で検出された場合、そのマーカ候補を取り除くことができる。このようにマーカ41の検出精度を高めて補正用画像111間の位置補正の精度を向上させることができる。
なお、ステップS207の投影指示25bは、前回投影した補正用画像111aを再度投影させるための指示であってもよいし、第一の補正用画像としてマーカ41を検出させるための異なる画像を投影させる指示であってもよい。例えば、処理部22は、投影指示25bとして、略全面が白色である測定画像42を有した補正用画像111cを投影させる指示を投影装置10に送信してもよい。補正用画像111cを撮影した撮影画像60にステップST2のマーカ検出処理を実施しても、抽出される輪郭の数を低減させることができ、マーカ検出プログラム242を実行する際の処理負荷を低減させることができる。
また、本実施形態では、投影装置10が1枚目の補正用画像111aを投影した後の補正用画像111b~111fを連続して投影する方法(図6のステップST1参照)について説明したが、補正用画像111b~111cは投影装置10が投影指示25bを受信する毎に1枚ずつ投影される構成としてもよい。また、第一の補正用画像の略全面に配置させるマーカ検出条件に適合しないダミー画像としては、補正用画像111aの黒画像や補正用画像111cの白画像等の無地の単一色画像の他にブルーノイズ画像や、検出されるマーカの形状・サイズから大きく異なる模様のノイズ画像を配置させてもよい。
また、本実施形態では、第一の補正用画像の略全面に配置させるマーカ検出条件に適合しないダミー画像としては、補正用画像111aの黒画像を用いるように例示したが、ノイズ画像と選択的に投影されるように構成しても良い。例えば、投影装置10の操作部14を介して検出されるユーザの入力操作に応じて選択されてもよく、通信手段を介して接続される外部装置からの入力操作によって選択されても良い。また、投影装置10が照度センサを備え、照度センサの検出結果から周囲の環境が暗いと判断される場合は補正用画像111aの黒画像とマーカ画像とを投影させ、周囲の環境が明るいと判断される場合は、ノイズ画像とマーカ画像とを投影させるように構成しても良い。
このように構成することで、周囲が十分暗い場合は黒画像を投影することで投影面の模様の影響を抑えることが出来、周囲が明るい場合はノイズ画像を投影させることで投影面の模様を検出しづらくすることが出来る。
また、抽出された第1の多角形43と第2の多角形44をマーカ41候補として絞り込む条件としては、面積S0と面積S1との比率による判定、線分長さによる判定、及び線分の傾きによる判定のいずれか一つ又は複数を組み合わせて行うことができる。
また、本実施形態では、撮影装置20がマーカ検出プログラム242を備えて図6のマーカ検出処理を実行する例について説明したが、マーカ検出プログラム242は、投影装置10に記憶されており、撮影装置20が撮影した撮影画像60を投影装置10に送信することで、投影装置10が図6のマーカ検出処理を実行してもよい。この場合、次の補正用画像111を投影するか否かは投影装置10が判定することができる。
また、本実施形態では、マーカ41について、第1の多角形43を黒色の枠状で内部を白色に形成し第2の多角形44を黒色に形成したが、各色を白黒反転させて、第1の多角形43を白色の枠状で内部を黒色に形成し第2の多角形44を白色に形成してもよい。
また、投影装置10は、投影手段としての投影部13と、投影制御装置と、を備える構成とすることもできる。これにより、種々の態様で投影システム1を構成することができる。
以上説明したように、本実施形態の投影制御装置(投影装置10)は、位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像とマーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得する取得手段と、第一の補正用画像及び第二の補正用画像を投影対象に投影可能な投影手段を制御する投影制御手段と、投影手段により投影された第一の補正用画像及び第二の補正用画像の撮影画像からマーカ画像を検出可能な検出手段と、検出手段により検出された第一の補正用画像のマーカ画像の検出結果に基づいて、第二の補正用画像におけるマーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段と、を備える。これにより、第一の補正用画像で初めてマーカ41を検出する際の処理負荷を低減しながら各補正用画像111のマーカ41を確実に検出させることができ、専用のスクリーン以外の投影対象に画像を投影させる場合であっても、初期設定を簡易に実行することができる。
また、非マーカ画像が色補正のための黒画像である投影装置10は、第一の補正用画像を撮影させることで、初回のマーカ41の検出を容易としながら、色補正も行うことができる。したがって、プログラムの処理負荷を軽減させることができる。
また、画像補正が色補正又は形状補正である投影装置10は、複数の補正用画像111を用いて鑑賞用の画像の補正を精度良く行うことができる。
また、第一の補正用画像のマーカ画像と、第二の補正用画像のマーカ画像とが、同じ位置に配置され、検出手段が第一の補正用画像のマーカ画像を検出した領域を対象に第二の補正用画像のマーカ画像の検出処理を行う投影装置10は、予めマーカ41が存在する可能性の高い領域に絞ってマーカ検出処理を実行すればよいため、プログラムの処理負荷を低減させることができる。
また、検出手段が第二の補正用画像のマーカ画像が検出されない場合、第二の補正用画像のマーカ検出処理の対象領域を拡大してマーカ画像の検出処理を行う投影装置10は、投影装置10が再度第二の補正用画像を投影しなくとも第二の補正用画像からマーカを検出させることができる。
また、投影制御手段が検出手段により第一の補正用画像のマーカ画像が検出されない場合、第一の補正用画像を白黒反転させた補正用画像を投影させるように投影手段を制御する投影制御装置は、初回のマーカ41の検出を容易としながら異なる配色により構成された補正用画像111を、同じ判定処理によりマーカ41の検出をさせることができる。
また、非マーカ画像がマーカ判定条件の一部又は全部に適合しない画像であることを特徴とする投影装置10は、マーカ41として検出されない多様な態様の画像をダミー画像として配置させることができ、マーカ検出時に誤検出される可能性を低減出来る。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得する取得手段と、
前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影対象に投影可能な投影手段を制御する投影制御手段と、
前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像の撮影画像から前記マーカ画像を検出可能な検出手段と、
前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段と、
を備えることを特徴とする投影制御装置。
[2] 前記非マーカ画像は、ブルーノイズ画像、検出されるマーカの形状・サイズから大きく異なる模様のノイズ画像、及び無地の単一色画像の少なくとも一つを含むことを特徴とする上記[1]に記載の投影制御装置。
[3] 前記非マーカ画像は、色補正のための黒画像であることを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載の投影制御装置。
[4] 前記画像補正は、色補正又は形状補正であることを特徴とする上記[1]乃至上記[3]の何れかに記載の投影制御装置。
[5] 前記第一の補正用画像の前記マーカ画像と、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像とは、同じ位置に配置され、
前記検出手段は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像を検出した領域を対象に、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像の検出処理を行う、
ことを特徴とする上記[1]乃至上記[4]の何れかに記載の投影制御装置。
[6] 前記検出手段は、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像が検出されない場合、前記第二の補正用画像のマーカ検出処理の対象領域を拡大して前記マーカ画像の検出処理を行うことを特徴とする上記[1]乃至上記[5]の何れかに記載の投影制御装置。
[7] 前記投影制御手段は、前記検出手段により前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出されない場合、前記第一の補正用画像を白黒反転させた補正用画像を投影させるように前記投影手段を制御する、ことを特徴とする上記[1]乃至上記[6]の何れかに記載の投影制御装置。
[8] 前記非マーカ画像は、マーカ判定条件の一部又は全部に適合しない画像であることを特徴とする上記[1]乃至上記[7]の何れかに記載の投影制御装置。
[9] 上記[1]乃至[8]の何れかに記載の投影制御装置と、
前記投影手段と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[10] 位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像を含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得工程と、
前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御工程と、
前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出工程と、
前記検出工程で検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定工程と、
を含むことを特徴とする補正用画像投影方法。
[11] コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、
位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得手段、
前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御手段、
前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出手段、及び
前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 投影システム 10 投影装置
11 記憶部 12 処理部
13 投影部 14 操作部
15 通信部 16 音声処理部
17 スピーカ 20 撮影装置
21 撮影部 22 処理部
23 入出力制御部 24 記憶部
25 通信部 25a 画像補正情報
25b 投影指示 30 投影対象物
31 投影面 41 マーカ
42 測定画像 43 第1の多角形
44 第2の多角形 51 輪郭番号
52 下位階層輪郭個数 53 下位階層輪郭番号
60(60a~60f) 撮影画像 60a1 外部領域
61a 輪郭抽出画像 111 補正用画像
111a~111f 補正用画像 112 制御プログラム
121 画像補正処理部 221 測定処理部
231 操作ボタン 232 表示装置
241 輪郭情報テーブル 242 マーカ検出プログラム
243 検出位置情報 431a~431d 縁辺
432a~432d 縁辺 441a~441c 縁辺
710 撮影範囲 711~715 輪郭
711a~711d 線分 715a~715c 線分
716 輪郭 717 輪郭
718 輪郭
C0 輪郭 C1 輪郭
Rmax 最大面積比 Rmin 最小面積比
S0 面積 S1 面積

Claims (11)

  1. 位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得する取得手段と、
    前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影対象に投影可能な投影手段を制御する投影制御手段と、
    前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像の撮影画像から前記マーカ画像を検出可能な検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段と、
    を備え
    前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とする投影制御装置。
  2. 前記非マーカ画像は、ブルーノイズ画像、検出されるマーカ形状・サイズ異なる模様のノイズ画像、及び無地の単一色画像の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の投影制御装置。
  3. 前記非マーカ画像は、色補正のための黒画像であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影制御装置。
  4. 前記画像補正は、色補正又は形状補正であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影制御装置。
  5. 前記第一の補正用画像の前記マーカ画像と、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像とは、同じ位置に配置され、
    前記検出手段は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像を検出した領域を対象に、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像の検出処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の投影制御装置。
  6. 前記検出手段は、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像が検出されない場合、前記第二条件にしたがって前記第二の補正用画像のマーカ検出処理の対象領域を拡大して前記マーカ画像の検出処理を行うことによって、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像と、前記第二の補正用画像の前記マーカ画像との位置ずれを検出することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の投影制御装置。
  7. 前記投影制御手段は、前記検出手段により前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出されない場合、前記第一の補正用画像を白黒反転させた補正用画像を投影させるように前記投影手段を制御する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の投影制御装置。
  8. 前記非マーカ画像は、マーカ判定条件の一部又は全部に適合しない画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の投影制御装置。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の投影制御装置と、
    前記投影手段と、
    を備えることを特徴とする投影装置。
  10. 位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像を含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得工程と、
    前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御工程と、
    前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定工程と、
    を含み、
    前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とする補正用画像投影方法。
  11. コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、
    位置検出用のマーカ画像と、非マーカ画像とを含む第一の補正用画像、及び画像補正のための測定画像と前記マーカ画像とを含む第二の補正用画像を取得手段により取得する取得手段、
    前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像を投影手段により投影対象に投影する投影制御手段、
    前記投影手段により投影された前記第一の補正用画像及び前記第二の補正用画像から前記マーカ画像を検出する検出手段、及び
    前記検出手段により検出された前記第一の補正用画像の前記マーカ画像の検出結果に基づいて、前記第二の補正用画像における前記マーカ画像の検出条件を設定する検出条件設定手段、
    として機能させ
    前記検出条件は、前記第一の補正用画像の前記マーカ画像が検出された領域周辺を対象領域として前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出する領域とする第一条件と、前記第一条件のもと、前記領域周辺で前記第二の補正用画像の前記マーカ画像を検出できない場合、前記対象領域として前記第一の補正用画像中の領域を変更する第二条件と、を含むことを特徴とするプログラム。
JP2022191155A 2018-03-26 2022-11-30 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム Active JP7371753B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022191155A JP7371753B2 (ja) 2018-03-26 2022-11-30 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018057992A JP2019169913A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム
JP2022191155A JP7371753B2 (ja) 2018-03-26 2022-11-30 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018057992A Division JP2019169913A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023021165A JP2023021165A (ja) 2023-02-09
JP7371753B2 true JP7371753B2 (ja) 2023-10-31

Family

ID=68108594

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018057992A Pending JP2019169913A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム
JP2022191155A Active JP7371753B2 (ja) 2018-03-26 2022-11-30 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018057992A Pending JP2019169913A (ja) 2018-03-26 2018-03-26 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP2019169913A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003219324A (ja) 2002-01-17 2003-07-31 Olympus Optical Co Ltd 画像補正データ算出方法、画像補正データ算出装置及びマルチプロジェクションシステム
JP2011193243A (ja) 2010-03-15 2011-09-29 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2015026992A (ja) 2013-07-26 2015-02-05 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、投影方法およびプログラム
JP2015056834A (ja) 2013-09-13 2015-03-23 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、投影方法およびプログラム
JP2015092205A (ja) 2013-09-30 2015-05-14 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像投影システムおよびカード
JP2015159524A (ja) 2014-01-21 2015-09-03 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、表示装置、及び、プロジェクターの制御方法
JP2016192710A (ja) 2015-03-31 2016-11-10 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、校正方法およびプログラム
JP6275312B1 (ja) 2017-06-02 2018-02-07 キヤノン株式会社 投写装置およびその制御方法、プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3696336B2 (ja) * 1996-06-12 2005-09-14 株式会社トプコン カメラのキャリブレーション方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003219324A (ja) 2002-01-17 2003-07-31 Olympus Optical Co Ltd 画像補正データ算出方法、画像補正データ算出装置及びマルチプロジェクションシステム
JP2011193243A (ja) 2010-03-15 2011-09-29 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2015026992A (ja) 2013-07-26 2015-02-05 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、投影方法およびプログラム
JP2015056834A (ja) 2013-09-13 2015-03-23 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、投影方法およびプログラム
JP2015092205A (ja) 2013-09-30 2015-05-14 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 画像投影システムおよびカード
JP2015159524A (ja) 2014-01-21 2015-09-03 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター、表示装置、及び、プロジェクターの制御方法
JP2016192710A (ja) 2015-03-31 2016-11-10 株式会社リコー 投影システム、画像処理装置、校正方法およびプログラム
JP6275312B1 (ja) 2017-06-02 2018-02-07 キヤノン株式会社 投写装置およびその制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019169913A (ja) 2019-10-03
JP2023021165A (ja) 2023-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467787B2 (ja) 画像処理システム、撮像装置、画像処理方法およびプログラム
CN105659287B (zh) 图像处理装置、图像处理方法和成像系统
KR100796849B1 (ko) 휴대 단말기용 파노라마 모자이크 사진 촬영 방법
CN106464825B (zh) 图像处理设备和方法
US20150281565A1 (en) Image processing apparatus, method for controlling image processing apparatus and storage medium
JP5493340B2 (ja) 投写型表示装置および配置関係検出方法
JP7031697B2 (ja) 情報処理装置および認識支援方法
JP6942940B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2006060447A (ja) スクリーンの一部の辺を用いたキーストーン補正
JP2017208619A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び撮像システム
JP6003135B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置
CN112272292B (zh) 投影校正方法、装置和存储介质
JP2006189708A (ja) 表示装置
JP2014192808A (ja) 投影装置、プログラム
JP2011075733A (ja) 表示モード制御装置及び表示モード制御プログラム
JP6784944B2 (ja) 投影制御装置、マーカ検出方法及びプログラム
JP2016085380A (ja) 制御装置、制御方法、及び、プログラム
US10750080B2 (en) Information processing device, information processing method, and program
JP2017130794A (ja) 情報処理装置、評価用チャート、評価システム、および性能評価方法
WO2017179111A1 (ja) 表示システムおよび情報処理方法
JP5515405B2 (ja) 映像処理装置、映像表示装置および映像処理方法
JP7371753B2 (ja) 投影制御装置、投影装置、補正用画像投影方法及びプログラム
JP7228112B2 (ja) 投影制御装置、投影装置、投影方法及びプログラム
JP7187794B2 (ja) 投影制御装置、マーカ検出方法及びプログラム
JP6450604B2 (ja) 画像取得装置及び画像取得方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7371753

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150