JP2015087847A - 表示装置、電子機器、及びコンピュータープログラム - Google Patents

表示装置、電子機器、及びコンピュータープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ウィンドウを切り替える操作を不要とし、ユーザーにとっての煩わしさを軽減できる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、表示部と、タッチパネルと、第1表示制御部と、第2表示制御部とを備える。表示部は、第1ウィンドウ20を表示する。タッチパネルは、表示部の表示面への接触操作を検出する。第1表示制御部は、第1ウィンドウ20内で検出された接触操作に応じて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる。第2表示制御部は、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pを、サブ領域40に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、ウィンドウを表示する表示装置、電子機器、及びコンピュータープログラムに関する。
特許文献1に記載の情報表示装置では、画面は2つの表示領域に分割される。一方の表示領域には上位階層の親画面が表示される。他方の表示領域には下位階層の子画面が表示される。親画面と子画面とは並べて表示される。つまり、2つの画面(2つのウィンドウ)が並べて表示される。
特開2004−29350号公報
しかしながら、スマートフォンのようなモバイル端末の画面は小さい。従って、画面に複数のウィンドウを並べて表示した場合、個々のウィンドウが表示される領域はさらに小さくなり、視認性が低下する。そこで、画面には1つのウィンドウが表示され、他のウィンドウは不可視状態にされる。また、画面の大小に関係なく、1つのウィンドウのみが画面に表示され、他のウィンドウが背面又は画面外に配置されることによって不可視状態にされることも多い。
従って、ユーザーは、複数のウィンドウを同時に視認できないため、視認性は低下する。また、不可視状態のウィンドウを視認するためには、ウィンドウを切り換える操作が要求され、ユーザーにとって煩わしい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のウィンドウの視認性の低下を抑制しつつ、ユーザーの煩わしさを軽減できる表示装置、電子機器、及びコンピュータープログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の観点によれば、表示装置は、表示部と、検出部と、第1表示制御部と、第2表示制御部とを備える。表示部は、第1ウィンドウを表示する。検出部は、前記表示部の表示面への接触操作を検出する。第1表示制御部は、前記第1ウィンドウ内で検出された前記接触操作に応じて、前記第1ウィンドウ内にサブ領域を形成させる。第2表示制御部は、第2ウィンドウが有する描画情報のうち前記サブ領域の配置に対応する描画情報を前記サブ領域に表示させる。
本発明の第2の観点によれば、電子機器は、本発明の第1の観点に係る表示装置と情報処理部とを備える。情報処理部は、前記表示装置を介して入力された情報に従って、情報処理を実行する。
本発明の第3の観点によれば、コンピュータープログラムは、第1ウィンドウを表示するように、表示部を制御するステップと、前記表示部の表示面への接触操作の情報を取得するステップと、前記接触操作に応じて、前記第1ウィンドウ内にサブ領域を形成するように、前記表示部を制御するステップと、第2ウィンドウが有する描画情報のうち前記サブ領域の配置に対応する描画情報を前記サブ領域に表示するように、表示部を制御するステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、接触操作に応じて第1ウィンドウ内にサブ領域が形成され、サブ領域には第2ウィンドウが有する描画情報が表示される。従って、第2ウィンドウが不可視状態であっても、ユーザーは、第1ウィンドウ内で接触操作を行うことによって、第2ウィンドウが有する描画情報を容易に視認できる。その結果、ウィンドウを切り替える操作を不要とし、ユーザーの煩わしさを軽減できる。
本発明の実施形態1に係る表示装置を示すブロック図である。 (a)(b)本発明の実施形態1に係る表示装置が実行するサブ領域の表示制御を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置の制御部が実行する表示制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る表示装置が実行するサブ領域の移動制御を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置が実行するサブ領域の操作制御を説明する図である。 (a)(b)本発明の実施形態2に係る表示装置が実行するサブ領域の表示制御を説明する図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の制御部が実行する表示制御方法を示すフローチャートである。 (a)(b)本発明の実施形態3に係る表示装置が実行するサブ領域の表示制御を説明する図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の制御部が実行する表示制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る画像形成装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る画像形成装置の概略を説明するための模型的断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(実施形態1)
[基本原理]
図1及び図2を参照して、本発明の実施形態1に係る表示装置10の基本原理を説明する。図1は、表示装置10を示すブロック図である。図2(a)及び図2(b)は、表示装置10が実行するサブ領域40の表示制御を説明する図である。表示装置10は、制御部100と、表示部210と、検出部としてのタッチパネル220とを備える。制御部100は、本実施形態1では、コンピューターによって実現される。
表示部210は、第1ウィンドウ20を表示する。タッチパネル220は、表示部210への接触操作を検出する(図2(a)参照)。第1表示制御部としての制御部100は、第1ウィンドウ20内で検出された接触操作に応じて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる(図2(b)参照)。第2表示制御部としての制御部100は、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pをサブ領域40に表示させる。
本実施形態1によれば、接触操作に応じて第1ウィンドウ20内にサブ領域40が形成され、サブ領域40には第2ウィンドウ30が有する描画情報32Pが表示される。従って、第2ウィンドウ30が不可視状態であっても、ユーザーは、第1ウィンドウ20内で接触操作を行うことによって、第1ウィンドウ20を視認しつつ、第2ウィンドウ30が有する描画情報32Pも同時に視認できる。その結果、複数のウィンドウ(第1ウィンドウ20及び第2ウィンドウ30)の視認性の低下を抑制しつつ、ウィンドウを切り替える操作を不要として、ユーザーの煩わしさを軽減できる。
尚、第2ウィンドウ30の全部の領域が、第1ウィンドウ20の背面に配置されてもよいし、第2ウィンドウ30の一部の領域が第1ウィンドウ20の背面に配置されてもよい。また、第2ウィンドウ30の全部の領域又は一部の領域が、表示部210の表示面外に配置されてもよい。
[表示制御方法]
図1〜図3を参照して、制御部100が実行する表示制御方法について説明する。図3は、表示制御方法を示すフローチャートである。制御部100は、コンピュータープログラムを実行して、ステップS10からステップS18までの処理を実行する。
ステップS10において、制御部100は、第1ウィンドウ20を表示するように、表示部210を制御する。ステップS12において、制御部100は、タッチパネル220から、表示部210の表示面への接触操作の情報を取得する。ステップS14において、制御部100は、接触操作が第1ウィンドウ20内で実行されたか否かを判定する。
ステップS14において、否定的判定(NO)がされた場合、処理はステップS12に進む。ステップS14において、肯定的判定(YES)がされた場合、処理はステップS16に進む。
ステップS16において、制御部100は、接触操作に応じて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成するように、表示部210を制御する。ステップS18において、制御部100は、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pをサブ領域40に表示するように、表示部210を制御する。
[第1ウィンドウ20及び第2ウィンドウ30の制御]
図1及び図2を参照して、第1ウィンドウ20及び第2ウィンドウ30の制御について説明する。図2において、X軸は表示部210の表示面の短辺と平行であり、Y軸は表示部210の表示面の長辺と平行である。制御部100は、第1ウィンドウ20を第1レイヤーによって管理し、第2ウィンドウ30を第2レイヤーによって管理する。
第1レイヤーにおいて、第1ウィンドウ20に表示すべき描画情報22、第1ウィンドウ20内での描画情報22の位置情報(描画位置情報)、第1ウィンドウ20の配置情報、及び第1ウィンドウ20のサイズ情報が関連付けられている。第2レイヤーにおいて、第2ウィンドウ30に表示すべき描画情報32、第2ウィンドウ30内での描画情報32の位置情報(描画位置情報)、第2ウィンドウ30の配置情報、及び第2ウィンドウ30のサイズ情報が関連付けられている。
制御部100は、第1レイヤーを参照して、表示部210を制御し、アクティブウィンドウとして第1ウィンドウ20を表示させる。その結果、サイズ情報に対応するサイズの第1ウィンドウ20が、配置情報に対応する位置に表示される。第1ウィンドウ20には、描画位置情報に対応して、描画情報22が表示される。
一方、第2ウィンドウ30は非アクティブウィンドウである。制御部100は、第2レイヤーを参照して、第2ウィンドウ30の表示を制御する。具体的には、制御部100は、第2レイヤーの配置情報及びサイズ情報に基づいて、第2ウィンドウ30のうち第1ウィンドウ20と重複していない領域(非重複領域)を算出する。
そして、制御部100は、第2レイヤーの描画位置情報に基づいて、描画情報32のうち非重複領域に対応する描画情報32を決定する。制御部100は、第1レイヤー及び第2レイヤーを参照して、表示部210を制御し、第2ウィンドウ30のうち非重複領域を表示させる。その結果、第2ウィンドウ30には、非重複領域に対応する描画情報32が表示される。
なお、アクティブウィンドウとは、複数のウィンドウを表示できる環境において操作の対象となっているウィンドウのことである。非アクティブウィンドウとは、複数のウィンドウを表示できる環境において操作の対象外のウィンドウのことである。ただし、本実施形態1では、後述の図5に示されるように、サブ領域40を介して、第2ウィンドウ30を操作することができる。
また、描画情報22及び描画情報32は、文字、数字、記号、図形、絵、写真、テキスト、又は画像等、ユーザーが視認可能な情報である。
[サブ領域40の表示制御の詳細]
図1及び図2を参照して、サブ領域40の表示制御の詳細を説明する。タッチパネル220は、接触操作として表示部210の表示面への接触位置を検出する。本実施形態1において、接触位置は、ユーザーの指の接触位置である。接触操作は、接触位置を移動させること、又は接触位置を静止させることである。制御部100は、第1ウィンドウ20内で検出された接触操作に応じて、サブ領域40の形成位置を決定する。
制御部100は、第2レイヤーの描画位置情報に基づいて、第2レイヤーの描画情報32のうち、サブ領域40の形成位置及びサイズに対応する描画情報32Pを決定する。
制御部100は、表示部210を制御して、決定した形成位置にサブ領域40を形成させ、決定した描画情報32Pをサブ領域40に表示させる。
接触操作及びサブ領域40の一例を説明する。ユーザーは、一本の指でタッチパネル220を操作する。従って、タッチパネル220は、1点の接触位置を検出する。
タッチパネル220が、第1ウィンドウ20内の位置D10において、第1所定時間以上、静止した接触位置を検出したこと(接触操作)に応じて(図2(a)参照)、制御部100は、位置D10を中心とする楕円状のサブ領域40を表示部210に形成させる(図2(b)参照)。サブ領域40の形状及びサイズは一定である。
なお、サブ領域40を形成するための接触操作は、1つの接触位置による接触操作に限られず、複数の接触位置による接触操作であってもよい。例えば、タッチパネル220が、第1ウィンドウ20内において、第1所定時間以上、静止した2点の接触位置を検出したこと(接触操作)に応じて、制御部100は、2点の接触位置の中点を中心とする楕円状のサブ領域40を表示部210に形成させる。サブ領域40の形状及びサイズは一定である。
また、サブ領域40を形成するための接触操作は、任意に設定することができる。例えば、接触位置が所定軌跡を描くように移動したことに応じてサブ領域40を形成できる。例えば、所定軌跡は、円形、又は多角形である。
例えば、接触位置が所定運動を行ったことに応じてサブ領域40を形成できる。例えば、所定運動は、1つの接触位置がジグザグに移動すること(後述する実施形態2)、又は2つの接触位置が異なる方向に向かって移動すること(後述する実施形態2)である。
さらに、サブ領域40の形状は、一定の形状でもよいし、接触操作に対応した形状でもよい。また、サブ領域40のサイズは、一定のサイズでもよいし、接触操作に対応したサイズでもよい。
さらに、サブ領域40が形成された後、制御部100は、タッチパネル220が接触位置の消失を検出したことに応じて、サブ領域40の形成位置、サイズ、若しくは形状、又はそれらの2以上の組合せを確定することもできる。従って、ユーザーは、タッチパネル220から指を離すことでサブ領域40の形成位置、サイズ、及び/又は形状を容易に確定できる。
[サブ領域40の移動]
図1及び図4を参照して、サブ領域40の移動について説明する。図4は、表示装置10が実行するサブ領域40の移動制御を説明する図である。なお、図4では第2ウィンドウの全部の領域が第1ウィンドウの背面に配置された例を示している。第1表示制御部としての制御部100は、タッチパネル220がサブ領域40内での接触操作を検出したことに応じて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内でサブ領域40を移動させる。第2表示制御部としての制御部100は、サブ領域40の移動に応じて、表示部210を制御して、サブ領域40の表示内容を変更させる。
具体的には次の通りである。タッチパネル220が、サブ領域40内において、第2所定時間以上、静止した接触位置を検出した後、接触位置の移動を検出した場合(接触操作)、制御部100は、表示部210を制御して、接触位置の軌跡(例えば、矢印A10が示す軌跡)に対応して、第1ウィンドウ20内でサブ領域40を移動させる。
また、制御部100は、表示部210を制御して、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうち、移動するサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pをサブ領域40に表示させる。従って、移動するサブ領域40の配置に対応して、サブ領域40に表示される描画情報32Pは変化する。
なお、サブ領域40を移動するための接触操作は、1つの接触位置による接触操作に限られず、複数の接触位置による接触操作であってもよい。また、サブ領域40を移動するための接触操作は、任意に設定されることができる。
[サブ領域40の操作]
図1及び図5を参照して、サブ領域40の操作について説明する。図5(a)及び図5(b)は、表示装置10が実行するサブ領域40の操作制御を説明する図である。なお、図5では第2ウィンドウの全部の領域が第1ウィンドウの背面に配置された例を示している。処理部としての制御部100は、タッチパネル220がサブ領域40内で接触操作を検出したことに応じて、サブ領域40に表示される描画情報32Pを処理する。
描画情報32Pの処理の一例を説明する。図5(a)に示すように、制御部100は、タッチパネル220が検出した接触位置の移動に対応して、サブ領域40に表示された描画情報32Pのうちの文字列42を選択し、文字列42をコピーする。
そして、図5(b)に示すように、制御部100は、タッチパネル220がサブ領域40から第1ウィンドウ20への接触位置の移動を検出したことに応じて、コピーした文字列42をサブ領域40から第1ウィンドウ20に移動する。そして、制御部100は、タッチパネル220が接触位置の静止及び消失を検出したことに応じて、コピーした文字列42を第1ウィンドウ20にペーストする。
なお、サブ領域40の描画情報32Pの処理は、コピー及びペーストに限定されない。例えば、描画情報32Pをサブ領域40から第1ウィンドウ20へ移動(カット及びペースト)することもできる。また、例えば、接触操作に応じて、第1ウィンドウ20の描画情報22をサブ領域40へ、コピー及びペースト、又は移動(カット及びペースト)できる。サブ領域40へのペースト及び移動は、サブ領域40に表示される描画情報32Pの処理に相当する。
以上、図1〜図5を参照して説明したように、本実施形態1によれば、接触操作に応じて第1ウィンドウ20(アクティブウィンドウ)内にサブ領域40が形成され、サブ領域40には第2ウィンドウ30(非アクティブウィンドウ)が有する描画情報32Pが表示される。従って、第2ウィンドウ30が不可視状態であっても、ユーザーは、第1ウィンドウ20内で接触操作を行うことによって、第1ウィンドウ20を視認しつつ、第2ウィンドウ30が有する描画情報32Pも同時に視認できる。
その結果、第1ウィンドウ20及び第2ウィンドウ30の視認性の低下を抑制しつつ、非アクティブウィンドウをアクティブウィンドウに切り替える操作を不要として、操作の工数を削減し、ユーザーの煩わしさを軽減できる。
また、図1及び図4を参照して説明したように、本実施形態1によれば、接触操作に応じてサブ領域40が移動されるとともに、サブ領域40に表示される内容が変更される。従って、ユーザーはサブ領域40を必要に応じて移動させることによって、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうち所望の描画情報32Pを表示させることができる。
さらに、図1、図2、及び図4を参照して説明したように、本実施形態1によれば、サブ領域40の位置、サイズ、及び形状のうち少なくとも1つを指定して第2ウィンドウ30が有する描画情報32を視認できるため、使用状況に柔軟に対応できる。
さらに、図1及び図5を参照して説明したように、本実施形態1によれば、サブ領域40内で接触操作が検出されたことに応じて、サブ領域40に表示された描画情報32Pが処理される。従って、第2ウィンドウ30をアクティブウィンドウにする操作を不要とし、第2ウィンドウ30が有する描画情報32を処理することができる。つまり、ユーザーは、非アクティブウィンドウである第2ウィンドウを直接操作できる。その結果、ユーザーの操作負担を軽減できる。
(実施形態2)
[スクラッチ操作]
図1及び図6を参照して、本発明の実施形態2に係る表示装置10について説明する。本実施形態2に係る表示装置10の構成は図1に示した表示装置10の構成と同じである。タッチパネル220は、表示部210の表示面への接触位置の移動を接触操作として検出する。本実施形態2において、例えば、ユーザーは、一本の指でタッチパネル220を操作する。従って、タッチパネル220は1点の接触位置を検出する。
第1表示制御部としての制御部100は、タッチパネル220が第1ウィンドウ20内で方向を変えながら移動する接触位置を検出したことに応じて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる。以下、具体例を挙げながら説明する。
図6(a)及び図6(b)は、表示装置10が実行するサブ領域40の表示制御を説明する図である。なお、図6(a)及び図6(b)では第2ウィンドウの全部の領域が第1ウィンドウの背面に配置された例を示している。
図6(a)に示すように、タッチパネル220は、第1ウィンドウ20内において、スクラッチ操作(例えば、矢印A20が示すスクラッチ操作)、すなわち、ジグザグに移動する接触位置を検出する。図6(b)に示すように、制御部100は、タッチパネル220がスクラッチ操作を検出したことに応じて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させ、サブ領域40に第2ウィンドウ30の描画情報32Pを表示させる。
例えば、制御部100は、接触位置の軌跡(矢印A20参照)に基づいて、サブ領域40の形成位置及び外縁を決定する。そして、制御部100は、決定した形成位置及び外縁に基づいて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる。
[表示制御方法]
図1、図6、及び図7を参照して、制御部100が実行する表示制御方法について説明する。図7は、表示制御方法を示すフローチャートである。制御部100は、コンピュータープログラムを実行して、ステップS30からステップS42までの処理を実行する。
ステップS30において、制御部100は、第1ウィンドウ20を表示するように、表示部210を制御する。ステップS32において、制御部100は、タッチパネル220から、表示部210の表示面への接触の情報を取得する。ステップS34において、制御部100は、接触位置が第1ウィンドウ20内に位置するか否かを判定する。
ステップS34において、否定的判定(NO)がされた場合、処理はステップS32に進む。ステップS34において、肯定的判定(YES)がされた場合、処理はステップS36に進む。
ステップS36において、制御部100は、接触位置がジグザグに移動したか否か、すなわち、接触位置の移動がスクラッチ操作を表しているか否かを判定する。ステップS36において、肯定的判定(YES)がされた場合、処理はステップS38に進む。ステップS36において、否定的判定(NO)がされた場合、処理はステップS32に進む。
ステップS38において、制御部100は、スクラッチ操作に基づいて、サブ領域40の形成位置及び外縁を決定する。ステップS40において、制御部100は、ステップS38で決定した形成位置及び外縁に基づいて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成するように、表示部210を制御する。ステップS42において、制御部100は、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pをサブ領域40に表示するように、表示部210を制御する。
以上、図1、図6、及び図7を参照して説明したように、本実施形態2によれば、タッチパネル220が第1ウィンドウ20内で方向を変えながら移動する接触位置を検出したことに応じて、サブ領域40が第1ウィンドウ20内に形成される。従って、ユーザーは第1ウィンドウ20内を繰り返しこする(繰り返しスクラッチする)ことで、サブ領域40を形成できる。その結果、ユーザーは簡易な操作でサブ領域40を形成し、第2ウィンドウ30が有する描画情報32を容易に視認できる。その他、本実施形態2では、実施形態1と同様の効果を奏する。
(実施形態3)
[ピンチ操作]
図1及び図8を参照して、本発明の実施形態3に係る表示装置10について説明する。本実施形態3に係る表示装置10の構成は、図1に示した表示装置10の構成と同じである。タッチパネル220は、表示部210の表示面への複数の接触位置の移動を接触操作として検出する。
本実施形態3において、例えば、ユーザーは2本の指でタッチパネル220を操作する。従って、タッチパネル220は、表示部210の表示面への2点の接触位置を検出する。
第1表示制御部としての制御部100は、タッチパネル220が第1ウィンドウ20内で互いに異なる方向に向かって移動する複数の接触位置(例えば、ピンチアウト操作又はピンチイン操作)を検出したことに応じて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる。以下、具体例(ピンチアウト操作)を挙げながら説明する。
図8(a)及び図8(b)は、表示装置10が実行するサブ領域40の表示制御を説明する図である。なお、図8(a)及び図8(b)では第2ウィンドウの全部の領域が第1ウィンドウの背面に配置された例を示している。
図8(a)に示すように、タッチパネル220は、第1ウィンドウ20内において位置D30及び位置D32で接触位置を検出する。さらに、図8(b)に示すように、タッチパネル220は、ピンチアウト操作、すなわち、2点の接触位置が離れるように移動することを検出する。例えば、タッチパネル220は、一方の接触位置が位置D30から位置D34まで移動すること(矢印A30)、及び他方の接触位置が位置D32から位置D36まで移動すること(矢印A32)を検出する。
制御部100は、タッチパネル220がピンチアウト操作を検出したことに応じて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させ、サブ領域40に第2ウィンドウ30の描画情報32Pを表示させる。
例えば、制御部100は、ピンチアウト操作が開始された位置D30又は位置D32に基づいて、サブ領域40の形成位置を決定し、各接触位置に基づいて、サブ領域40の外縁(長辺及び短辺の長さ)を決定する。なお、サブ領域40は、2つの接触位置を結ぶ直線を対角線とする矩形である。サブ領域40の平行な2辺はY軸に沿っており、他の平行な2辺はX軸に沿っている。
そして、制御部100は、決定した形成位置及び外縁に基づいて、表示部210を制御して、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させる。なお、ピンチアウト操作の終了位置が位置D34及び位置D36の場合、最終的には、位置D34及び位置D36によって決定される外縁を含むサブ領域40が表示される。
なお、サブ領域40のサイズ及び/又は形状は、サブ領域40の形成後に変更することができる。例えば、タッチパネル220がサブ領域40内又はサブ領域40の辺上で複数の接触位置を検出し、さらに複数の接触位置が異なる方向に向かって移動することを検出したことに応じてサブ領域40のサイズ及び/又は形状を変更してもよい(サブ領域40の拡縮及び/又は形状変更)。
[表示制御方法]
図1、図8、及び図9を参照して、制御部100が実行する表示制御方法について説明する。図9は、表示制御方法を示すフローチャートである。制御部100は、コンピュータープログラムを実行して、ステップS50からステップS62までの処理を実行する。ステップS50〜ステップS54は、図7のステップS30〜ステップ34と処理内容が同じであり、説明を省略する。
ステップS56において、制御部100は、2つの接触位置が異なる方向に向かって移動したか否か、すなわち、接触位置の移動がピンチアウト操作を表しているか否かを判定する。ステップS56において、否定的判定(NO)がされた場合は、処理はステップS52に進む。ステップS56において、肯定的判定(YES)がされた場合は、処理はステップS58に進む。
ステップS58において、制御部100は、ピンチアウト操作に基づいて、サブ領域40の形成位置及び外縁を決定する。ステップS60において、制御部100は、ステップS58で決定した形成位置及び外縁に基づいて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成するように、表示部210を制御する。ステップS62において、制御部100は、第2ウィンドウ30が有する描画情報32のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報32Pをサブ領域40に表示するように、表示部210を制御する。
以上、図1、図8、及び図9を参照して説明したように、本実施形態3によれば、タッチパネル220が第1ウィンドウ20内で異なる方向に移動する2つの接触位置を検出したことに応じて、サブ領域40が第1ウィンドウ20内に形成される。従って、ユーザーは第1ウィンドウ20内でピンチアウト操作を行うことで、サブ領域40を形成できる。その結果、ユーザーは簡易な操作でサブ領域40を形成し、第2ウィンドウ30が有する描画情報32を容易に視認できる。その他、本実施形態3では、実施形態1と同様の効果を奏する。
(実施形態4)
図10及び図11を参照して、本発明の実施形態4に係る画像形成装置500について説明する。図10は、電子機器としての画像形成装置500を示すブロック図である。図11は、画像形成装置500の概略を説明するための模型的断面図である。
画像形成装置500は、制御部100、記憶部120、原稿搬送部230、画像読取部240、タッチパネル220、表示部210、給紙部250、搬送部260、画像形成部270、及び定着部280を備える。記憶部120は、主記憶装置(例えば、半導体メモリー)及び補助記憶装置(例えば、半導体メモリー、又はハードディスクドライブ)を含む。
制御部100は、画像形成装置500の構成の全体を制御する。具体的には、制御部100が、記憶部120に格納されたコンピュータープログラムを実行することにより、原稿搬送部230、画像読取部240、タッチパネル220、表示部210、給紙部250、搬送部260、画像形成部270、及び定着部280を制御する。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。タッチパネル220は、例えば、表示部210の表示面上に配置される。
制御部100は、実施形態1に係る制御部100、実施形態2に係る制御部100、又は実施形態3に係る制御部100として機能する。従って、制御部100、表示部210、及びタッチパネル220は、実施形態1に係る表示装置10、実施形態2に係る表示装置10、又は実施形態3に係る表示装置10を構成する。記憶部120は、第1レイヤー及び第2レイヤーの各種情報を記憶する。
原稿搬送部230は、画像読取部240に向けて原稿を搬送する。画像読取部240は、原稿の画像を読み取って画像データを生成する。給紙部250は、給紙カセット62及び手差しトレイ64を含む。給紙カセット62はシートTを積載する。シートTは、給紙カセット62又は手差しトレイ64から搬送部260に送り出される。シートTは、例えば、普通紙、再生紙、薄紙、厚紙、及びOHP(Overhead Projector)シートである。
搬送部260は、画像形成部270にシートTを搬送する。画像形成部270は、表示装置10(タッチパネル220)を介して入力された情報に従って、シートTに画像を形成する。画像形成部270は、感光体ドラム81、帯電部82、露光部83、現像部84、転写部85、クリーニング部86、及び除電部87を含む。具体的には、画像形成部80は、次のようにしてシートTに画像を形成(印刷)する。
帯電部82は感光体ドラム81の表面を帯電する。露光部83は、画像読取部240によって生成された画像データ又は記憶部120に格納された画像データに基づく光を感光体ドラム81の表面に照射する。その結果、感光体ドラム81の表面には画像データに対応した静電潜像が形成される。
現像部84は、感光体ドラム81の表面に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム81の表面にトナー像を形成する。シートTが感光体ドラム81と転写部85との間に供給されることにともなって、転写部85はシートTにトナー像を転写する。
トナー像が転写されたシートTは定着部280に向けて搬送される。定着部280は、シートTを加熱及び加圧して、シートTにトナー像を定着させる。そして、排出ローラー対72はシートTを排出トレイ74に排出する。クリーニング部86は、感光体ドラム81の表面に残留しているトナーを除去する。除電部87は、感光体ドラム81の表面の残留電荷を除去する。
以上、図10及び図11を参照して説明したように、本実施形態4によれば、画像形成装置500は、実施形態1に係る表示装置10、実施形態2に係る表示装置10、又は実施形態3に係る表示装置10を有する。その結果、実施形態1、実施形態2、又は実施形態3と同様の効果を奏する。
なお、実施形態1に係る表示装置10、実施形態2に係る表示装置10、又は実施形態3に係る表示装置10は、画像形成装置500以外の電子機器に搭載することもできる。電子機器は、表示装置10を介して入力された情報に従って、情報処理を実行する。例えば、電子機器は、携帯端末(例えば、スマートフォン)、又はタブレット端末である。
以上、図1〜図11を参照して実施形態1〜実施形態4について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下のような変形も可能である。以下では、サブ領域40を形成させる制御は、第1表示制御部としての制御部100が実行し、サブ領域40に描画情報を表示させる制御は、第2表示制御部としての制御部100が実行する。
(1)図2、図6、及び図8を参照して説明したように、第1ウィンドウ20内にサブ領域40が形成された。ただし、制御部100は、サブ領域40内で検出された接触操作に応じて、サブ領域40内に異なるサブ領域(以下、「サブサブ領域」と記載する。)を形成させることもできる。例えば、第2ウィンドウ30の背面に第3ウィンドウ(図示せず)が配置されている場合、制御部100は、第3ウィンドウが有する描画情報のうちサブ領域40内に形成されたサブサブ領域の配置に対応する描画情報をサブサブ領域に表示させることもできる。
第3ウィンドウは非アクティブウィンドウである。制御部100は、第3ウィンドウを第3レイヤーによって管理する。第3レイヤーにおいて、第3ウィンドウに表示すべき描画情報、第3ウィンドウ内での描画情報の位置情報(描画位置情報)、第3ウィンドウの配置情報、及び第3ウィンドウのサイズ情報が関連付けられている。
制御部100は、第3レイヤーの配置情報及びサイズ情報に基づいて、第3ウィンドウのうち第1ウィンドウ20及び第2ウィンドウ30と重複していない領域(非重複領域)を算出する。
そして、制御部100は、第3レイヤーの描画位置情報に基づいて、第3ウィンドウの描画情報のうち非重複領域に対応する第3ウィンドウの描画情報を決定する。制御部100は、第1レイヤー、第2レイヤー、及び第3レイヤーを参照して、表示部210を制御し、第3ウィンドウのうち非重複領域を表示させる。その結果、第3ウィンドウには、非重複領域に対応する第3ウィンドウの描画情報が表示される。
制御部100は、サブ領域40内で検出された接触操作に応じて、サブサブ領域の形成位置を決定する。制御部100は、第3レイヤーの描画位置情報に基づいて、第3レイヤーの描画情報のうちサブサブ領域の形成位置及びサイズに対応する第3レイヤーの描画情報を決定する。
制御部100は、表示部210を制御して、決定した形成位置にサブサブ領域を形成させ、決定した描画情報をサブサブ領域に表示させる。
(2)図2、図6、及び図8を参照して説明したように、サブ領域40に第2ウィンドウ30が有する描画情報32Pを表示させた。第2ウィンドウ30は、非アクティブウィンドウであってもよいし、デスクトップ(GUI環境を参照したオペレーティングシステムにおける最下層の画面)であってもよい。例えば、制御部100は、デスクトップが有する描画情報のうちサブ領域40の配置に対応する描画情報(例えば、アイコン)をサブ領域40に表示させる。例えば、サブ領域40内にアプリケーションを起動させるアイコンが表示されている場合、制御部100は、タッチパネル220によってアイコンに対する接触操作(例えば、タップ操作又はダブルタップ操作)が検出されたことに応じて、アプリケーションを起動させることもできる。
(3)図5を参照して説明したように、サブ領域40内で接触操作が検出されたことに応じて、サブ領域40に表示された描画情報32Pは処理された。制御部100は、タッチパネル220がサブ領域40内で接触操作を検出したことに応じて、サブ領域40に表示される描画情報32Pをスクロール又はズームして表示させることができる。
(4)図2、図6、及び図8を参照して説明したように、サブ領域40を形成するためのジェスチャー(第1所定時間以上の接触位置の静止、スクラッチ操作、及びピンチアウト操作、及びピンチイン操作など)が例示された。一方、他の操作のためのジェスチャー(ドラッグ等)も存在する。そこで、閾値を設けて、サブ領域40を形成するためのジェスチャーと他の操作のためのジェスチャーとを区別する。
以下、閾値を例示する。図6を参照して説明したように、ジグザグに移動する接触位置が検出されたことに応じてサブ領域40が形成された。この場合、制御部100は、ジグザグに移動する接触位置の折れ曲がる回数がN回以上(Nは2以上の整数である)であることを条件に、サブ領域40を形成させることもできる。その結果、ユーザーの意図しない接触位置の移動によってサブ領域40が形成されることを防止できる。なお、Nの値、つまり、閾値は任意に設定できる。
図6を参照して説明したように、スクラッチ操作が検出されたことに応じてサブ領域40が形成された。また、図8を参照して説明した実施形態3では、ピンチアウト操作が検出されたことに応じてサブ領域40が形成された。ただし、制御部100は、タッチパネル220によって、第3所定時間以上、静止した接触位置が検出された後、所定の接触操作が検出されたことに応じてサブ領域40を形成させることもできる。所定の接触操作は、例えば、スクラッチ操作、ピンチアウト操作、又はピンチイン操作である。なお、第3所定時間、つまり、閾値は任意に設定できる。
また、図4を参照して説明したサブ領域40の移動についても、閾値を設けることによって、サブ領域40の移動のためのジェスチャーと他の操作のためのジェスチャーとを区別することもできる。図4の説明においては、第2所定時間が閾値である。
さらに、図5を参照して説明したサブ領域40の操作についても、閾値を設けることによって、サブ領域40の操作のためのジェスチャーと他の操作のためのジェスチャーとを区別することもできる。
(5)図8を参照して説明したように、互いに異なる方向に向かって移動する複数の接触位置の例として、ピンチアウト操作を例示した。ただし、制御部100は、第1ウィンドウ20内で、ピンチイン操作、すなわち、2点の接触位置が近づくように移動することを検出したことに応じて、第1ウィンドウ20内にサブ領域40を形成させることもできる。
(6)図8を参照して説明したように、サブ領域40は、2つの接触位置を結ぶ直線を対角線とする矩形であった。ただし、制御部100が、第1ウィンドウ20内でY軸に沿ったピンチアウト操作又はピンチイン操作を検出したことに応じてサブ領域40を形成する場合、サブ領域40のY軸方向に沿った幅を2つの接触位置に基づいて決定し、サブ領域40のX軸方向に沿った幅を一定の幅に設定する。一方、制御部100が、第1ウィンドウ20内でX軸に沿ったピンチアウト操作又はピンチイン操作を検出したことに応じてサブ領域40を形成する場合、サブ領域40のX軸方向に沿った幅を2つの接触位置に基づいて決定し、サブ領域40のY軸方向に沿った幅を一定の幅に設定する。
本発明は、複数のウィンドウを表示する表示装置の分野に利用可能である。
10 表示装置
100 制御部
120 記憶部
210 表示部
220 タッチパネル
230 原稿搬送部
240 画像読取部
250 給紙部
260 搬送部
270 画像形成部
280 定着部
500 画像形成装置

Claims (8)

  1. 第1ウィンドウを表示する表示部と、
    前記表示部の表示面への接触操作を検出する検出部と、
    前記第1ウィンドウ内で検出された前記接触操作に応じて、前記第1ウィンドウ内にサブ領域を形成させる第1表示制御部と、
    第2ウィンドウが有する描画情報のうち前記サブ領域の配置に対応する描画情報を前記サブ領域に表示させる第2表示制御部と
    を備える、表示装置。
  2. 前記検出部は、前記表示面への接触位置の移動を前記接触操作として検出し、
    前記第1表示制御部は、前記検出部が前記第1ウィンドウ内で方向を変えながら移動する前記接触位置を検出したことに応じて、前記第1ウィンドウ内に前記サブ領域を形成させる、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記検出部は、前記表示面への複数の接触位置の移動を前記接触操作として検出し、
    前記第1表示制御部は、前記検出部が前記第1ウィンドウ内で互いに異なる方向に向かって移動する前記複数の接触位置を検出したことに応じて、前記第1ウィンドウ内に前記サブ領域を形成させる、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1表示制御部は、前記検出部が前記サブ領域内での前記接触操作を検出したことに応じて、前記第1ウィンドウ内で前記サブ領域を移動させ、
    前記第2表示制御部は、前記サブ領域の移動に応じて、前記サブ領域の表示内容を変更させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記検出部が前記サブ領域内で前記接触操作を検出したことに応じて、前記サブ領域に表示される前記描画情報を処理する処理部をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示装置と、
    前記表示装置を介して入力された情報に従って、情報処理を実行する情報処理部とを備える、電子機器。
  7. 前記情報処理部は、前記表示装置を介して入力された情報に従って、シートに画像を形成する画像形成部
    を含む、請求項6に記載の電子機器。
  8. 第1ウィンドウを表示するように、表示部を制御するステップと、
    前記表示部の表示面への接触操作の情報を取得するステップと、
    前記接触操作に応じて、前記第1ウィンドウ内にサブ領域を形成するように、前記表示部を制御するステップと、
    第2ウィンドウが有する描画情報のうち前記サブ領域の配置に対応する描画情報を前記サブ領域に表示するように、表示部を制御するステップと
    をコンピューターに実行させるためのコンピュータープログラム。
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