JP2015085862A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げ、インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなる空気入りタイヤにおいて、カーカスプライ表裏のトッピングゴムを硬度の異なる異配合のゴムにて構成することにより、部材間の接着性を高め、耐久性を向上させた空気入りタイヤの提供。
【解決手段】空気入りタイヤは、カーカスプライ5の表裏にトッピングゴムa,bが配され、前記トッピンゴムa,bは、カーカスプライ5がラバーチェーハー6に接する側のトッピングゴムbの硬度が、カーカスプライ5がインナーライナー4に接する側のトッピングゴムaの硬度よりも高い異配合のゴムで構成されていることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤ、特にカーカスプライをタイヤ幅方向外側から内側に巻き上げる構造の空気入りタイヤに関する。
従来より、下記特許文献1〜3に示されるように、カーカスプライをタイヤ幅方向外側から内側に巻き上げることにより、カーカスプライにかかる張力の分布が変更され、タイヤ剛性に寄与しやすい位置の張力が増し、操縦安定性能が向上する空気入りタイヤが知られている。
下記特許文献1には、カーカス層が単層構造であり、ビードコアに対してタイヤ幅方向外側から内側に巻き付けられ、カーカス層の端部がビードコアのタイヤ径方向内側に配置され、カーカス層の端部はビードコアを包み込まない程度にその折返し位置からタイヤ径方向外側に向かって巻き上げられることにより、タイヤの操縦安定性を向上させることを目的とした空気入りタイヤが示されている。
下記特許文献2には、カーカスプライがビードコアの周りでタイヤ幅方向外側から内側へ巻き上げられることで早期のタイヤ破損発生頻度を実質的に減少させることを目的としたタイヤが示されている。
下記特許文献3には、カーカスプライがビードフィラーよりタイヤ外面側を通って、プライ両端部が両側のビードコアに対し外側から内側に向かって巻き上げて支持される構成としたことにより、操縦安定性等の性能を低下させることなく、タイヤ軽量化に寄与でき、剛性を保持できる空気入りラジアルタイヤが示されている。
特開2007−131173号公報 特表2002−513360号公報 特開平7−315013号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に示される公知技術においては、そのいずれもビードコアに直接カーカスプライが接触している構成であるため、タイヤに内圧を与えた際に、張力が発生することでカーカスプライとビードコアが擦れ、破断し、耐久性が悪化する課題がある。
また、空気入りタイヤを構成するインナーライナーとラバーチェーハーは、ラバーチェーハーには高硬度のゴムが使用され、インナーライナーには低硬度のゴムが使用されており、インナーライナーとラバーチェーハーとの間に位置するカーカスプライのトッピングゴムとインナーライナー及びラバーチェーハーとの硬度差により、接着性及び歪み抑制が不十分となることがあり、その結果、セパレーションが発生する場合があった。
本発明は、カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げ、インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなり、前記インナーライナーがビードコアの周りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ巻き上げられてなる空気入りタイヤにおいて、カーカスプライ表裏のトッピングゴムを硬度の異なる異配合のゴムにて構成することにより、部材間の接着性を高め、耐久性を向上させた空気入りタイヤの提供を目的とする。
本発明に係る請求項1に記載の空気入りタイヤは、ビードコアを含む左右一対のビードと、前記ビードコアに架け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライの内周側に配置されるインナーライナーを有する空気入りタイヤにおいて、前記カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、前記インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなり、前記インナーライナーがビードコアの周りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ巻き上げられてなり、ビードコアの周りにおいて、ラバーチェーハーが配置されてなり、前記カーカスプライは、その表裏にトッピングゴムが配され、前記トッピンゴムは、カーカスプライがラバーチェーハーに接する側のトッピングゴムの硬度が、カーカスプライがインナーライナーに接する側のトッピングゴムの硬度よりも高い異配合のゴムで構成されていることを特徴とするものである。
上記のように構成したことにより、本発明に係る空気入りタイヤは、カーカスプライをタイヤ幅方向外側から内側へ巻き上げる構造により、カーカスプライにかかる張力分布が変化し、特にタイヤトレッドのタイヤ幅方向最外側のショルダー領域からタイヤの最大幅位置にかけての張力が高まり、高剛性となる。一方、インナーライナーをビードコアとカーカスプライの間に緩衝材として配置することで、特別な緩衝部材を追加配置することなく、高張力状態となった時にビードコアとカーカスプライとが直接接触して擦れることによる破断を重量増加させずに防止することができる。
また、低硬度ゴムのインナーライナーと接するカーカスプライのトッピングゴムとインナーライナーとの硬度差が縮まって接着性が向上し、かつ、高硬度のラバーチェーハーと接するカーカスプライのトッピングゴムとラバーチェーハーとの硬度差が縮まって接着性が向上する。
本発明に係る請求項2に記載の空気入りタイヤは、上記請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記異配合のゴムは、インナーライナーに接する側のゴムの300%モジュラス値が、インナーライナーを構成するゴムの300%モジュラス値以下であり、ラバーチェーハーに接する側のゴムの300%モジュラス値が、ラバーチェーハーを構成するゴムの300%モジュラス値以上であることを特徴とするものである。また、具体的には、インナーライナーに接する側のゴムの300%モジュラス値が、インナーライナーを構成するゴムの300%モジュラス値の50%〜95%の範囲であり、ラバーチェーハーに接する側のゴムの100%モジュラス値が、ラバーチェーハーを構成するゴムの100%モジュラス値の105%〜150%の範囲であることが望ましい。
本発明に係る請求項3に記載の空気入りタイヤは、上記請求項1又は2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記異配合のゴムは、少なくともインナーライナーの巻き上げ端部からカーカスプライの巻き上げ端部までの間に配されていることを特徴とするものである。
本発明の空気入りタイヤは、上記のように、カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、前記インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなる構成としたことにより、軽量で高剛性なタイヤが得られ、操縦安定性能を向上させることができる。
また、カーカスプライとインナーライナーとの接着性が向上し、カーカスプライとラバーチェーハーとの接着性が向上するので、インナーライナー、カーカスプライ、ラバーチェーハー間における歪みが抑制され、これら三者間のセパレーション発生が低減してタイヤの耐久性を向上させる。
本発明の実施例1に係る空気入りタイヤにおけるビード周辺のA部拡大図付概略部分断面図である。 本発明の実施例1に係る空気入りタイヤにおけるカーカスプライの内部構造を示す部分模式図である。 本発明の実施例1に係る空気入りタイヤにおけるインナーライナー、カーカスプライ及びラバーチェーハーの接着状態を示す説明図である。
以下、本発明に係る好適な実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。
実施例1の概要は、カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、前記インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなる構造である。
図1〜図3は実施例1を示し、図1は実施例1に係る空気入りタイヤのビード部周辺を示し、当該空気入りタイヤは、タイヤトレッド、サイドウォール2及びビード3を備えている。ビード3は、ビードコア3a及びビードコア3aよりタイヤ径方向外方に延びる硬質ゴムよりなるビードフィラー3bを含む。
符号4は、タイヤ内面に配置されているインナーライナーであり、両端部が前記ビードコア3a及び前記カーカスプライの間に延在する。両端部の構成は特に限定されないが、ビードコア3aの周りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ巻き上げられた形態が耐久性の面で好ましい。
符号5は、カーカスプライであり、当該カーカスプライ5は、タイヤトレッド、サイドウォール2及びビード3に亘って各ビードコア3a間を跨ぐように配置されており、ビードコア3aの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられている。
そして、前記インナーライナー4及びカーカスプライ5は、ビードコア3aの周りにおいて、インナーライナー4がカーカスプライ5の内側に配置されている。
また、符号6は、ラバーチェーハーであり、当該ラバーチェーハー6は、ビードコア3aの周りにおいて、インナーライナー4及びカーカスプライ5を被覆するように配置されている。詳しくは、当該ラバーチェーハー6の配置は、リム組時においてビード3がリムと接触する部位を被覆すると共に、少なくともカーカスプライ5を巻き上げた端部5aを被覆するようにラバーチェーハー6の端部をインナーライナー4上で終端させる構成とする。したがって、インナーライナー4及びカーカスプライ5は、それらの端部4a、5aを含めてビード3の表面に露出しない。
前記カーカスプライ5は、図2に示すように平行に配列されたカーカスコード5bを中央にして、その表裏両側をトッピングゴムa,bで被覆してなるものであって、トッピングゴムaはトッピングゴムbよりゴム硬度が低い異配合のゴム構成である。そして、前記トッピングゴムa,bは、図1のA部拡大図及び図3に示すように、インナーライナー4側にトッピングゴムaが接着され、ラバーチェーハー6側にトッピングゴムbが接着されている。すなわち、インナーライナー4側に接着されるトッピングゴムaはラバーチェーハー6側に接着されるトッピングゴムbよりもゴム硬度が低くなるように設計されている。
また、上記の異配合のトッピングゴムa,bを有するカーカスプライ5は、インナーライナー4の巻き上げ端部4aからカーカスプライ5の巻き上げ端部5aの間に配されている。なお、カーカスプライ5の全長を異配合のトッピングゴムa,bで被覆してもよく、カーカスプライ5及び空気入りタイヤの製造のしやすさから都合がよい。
実施例1においては、インナーライナー4の300%モジュラス値を2.5MPaとし、インナーライナー4と接着するトッピングゴムaの300%モジュラス値を2.0MPaとしたものである。
一方、ラバーチェーハー6の300%モジュラス値は4.0MPaとし、ラバーチェーハー6と接着するトッピングゴムbの300%モジュラス値は4.5MPaとしたものである。
このように実施例1においては、ゴム硬度の高低の順が、300%モジュラス値の高い方から、トッピングゴムb、ラバーチェーハー6、インナーライナー4、トッピングゴムaとなっている。
上記のように、本実施例に係る空気入りタイヤは、カーカスプライ5をタイヤ幅方向外側から内側へ巻き上げる構造により、カーカスプライ5にかかる張力分布が変化し、高剛性となる。また、本実施例に係る空気入りタイヤは、インナーライナー4をビードコア3aとカーカスプライ5との間に配置することで、ビードコア3aとカーカスプライ5が直接接触しない。したがって、高張力状態となった時にビードコアとカーカスプライが直接接触して擦れることによる破断を防止するために特別な緩衝部材を追加配置する必要がないので、重量増加させずにビードコアとカーカスプライとの破断を防止することができる。
そして、カーカスプライ5のトッピングゴムa,bをゴム硬度が異なるように異配合にしているので、カーカスプライ5のトッピングゴムaとインナーライナー4との硬度差が縮まって接着性が向上し、かつ、カーカスプライ5のトッピングゴムbとラバーチェーハー6との硬度差が縮まって接着性が向上するので、歪みを抑制し、セパレーションの発生を低減させてタイヤの耐久性を向上させる。
実施例2は、実施例1の構成におけるトッピングゴムa,bの300%モジュラス値を以下のように変更したものである。
すなわち、実施例2においては、インナーライナー4の300%モジュラス値及びラバーチェーハー6の300%モジュラス値は実施例1と同様に構成し、インナーライナー4と接着するトッピングゴムaの300%モジュラス値を3.3MPaに変更し、ラバーチェーハー6と接着するトッピングゴムbの300%モジュラス値を3.7MPaに変更したものである。
このように実施例2においては、ゴム硬度の高低の順が、300%モジュラス値の高い方から、ラバーチェーハー6、ラバーチェーハー6と接着するトッピングゴムb、インナーライナー4と接着するトッピングゴムa、インナーライナー4となっている。
上記のように実施例1におけるトッピングゴムa,bの300%モジュラス値を、実施例2のように変更しても、カーカスプライがインナーライナーに接する側のトッピングゴムの硬度が低く、カーカスプライがラバーチェーハーに接する側のトッピングゴムの硬度が高い異配合のゴムで構成したため、カーカスプライのトッピングゴムとインナーライナーとの硬度差が縮まって接着性が向上し、かつ、カーカスプライのトッピングゴムとラバーチェーハーとの硬度差が縮まって接着性が向上するので、歪みを抑制し、セパレーションの発生を低減させてタイヤの耐久性を向上させる効果がある。
[比較例1の構成]
比較例1においては、インナーライナー4の300%モジュラス値及びラバーチェーハー6の300%モジュラス値は実施例1と同様に構成し、実施例1の構成におけるトッピングゴムa,bの300%モジュラス値を変更し、両トッピングゴムの300%モジュラス値を同一の3.5MPaにした例である。
このように構成した場合には、カーカスプライのトッピングゴムとインナーライナーとの硬度差が大きくなって接着性が低下し、かつ、カーカスプライのトッピングゴムとラバーチェーハーとの硬度差が大きくなって接着性が低下するので、歪み抑制が低下し、セパレーションが発生するおそれがあり、タイヤの耐久性が低下するおそれがある。
[比較試験]
次に本発明に係る空気入りタイヤについて、以下の条件の下に、上記の実施例1、実施例2及び比較例1について比較試験を行った。その結果を下記表1に示す。
試験タイヤサイズ: 195/65R15 91H
試験車両: 国産 1.8L セダン
テスト項目
タイヤの歪み抑制を評価するために、タイヤ剛性試験にてタイヤ横剛性を測定した。比較例1の結果を100として指数で評価し、当該指数が大きいほど剛性値が高く、歪み抑制に優れていることを示す。
耐久性を評価するために、FMVSS139に準拠した試験方法により、タイヤが故障するまでの走行距離を測定した。比較例1の結果を100として指数で評価し、当該指数が大きいほど耐久性に優れていることを示す。
操縦安定性を評価するために、実車操縦安定性官能評価を実施した。比較例1の結果を100として指数で評価し、当該指数が大きいほど操縦安定性に優れていることを示す。
Figure 2015085862
[比較試験の結果]
実施例1及び実施例2は、いずれも比較例1より横剛性に優れ、歪み抑制が発揮されている結果となった。
また、実施例1及び実施例2は、いずれも比較例1より耐久性に優れている結果となった。
さらに、実施例1及び実施例2は、いずれも比較例1と操縦安定性に優れているか、または同等の結果となった。
以上の試験結果から、カーカスプライがインナーライナーに接する側のトッピングゴムの硬度を、カーカスプライがラバーチェーハーに接する側のトッピングゴムの硬度よりも低い異配合のゴムで構成することが、セパレーションの発生を低減させて、歪み抑制及び耐久性を向上させることが判明した。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2………サイドウォール
3………ビード
3a……ビードコア
3b……ビードフィラー
4………インナーライナー
4a……インナーライナーを巻き上げた端部
5………カーカスプライ
5a……カーカスプライを巻き上げた端部
5b……カーカスコード
a………カーカスプライにおけるインナーライナー側のトッピングゴム
b………カーカスプライにおけるラバーチェーハー側のトッピングゴム
6………ラバーチェーハー

Claims (3)

  1. ビードコアを含む左右一対のビードと、前記ビードコアに架け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライの内周側に配置されるインナーライナーを有する空気入りタイヤにおいて、
    前記カーカスプライがビードコアの周りをタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側へ巻き上げられてなり、
    前記インナーライナーの両端部が前記ビードコア及び前記カーカスプライの間に延在してなり、
    前記インナーライナーがビードコアの周りにタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側へ巻き上げられてなり、
    ビードコアの周りにおいて、ラバーチェーハーが配置されてなり、
    前記カーカスプライは、その表裏にトッピングゴムが配され、
    前記トッピンゴムは、カーカスプライがラバーチェーハーに接する側のトッピングゴムの硬度が、カーカスプライがインナーライナーに接する側のトッピングゴムの硬度よりも高い異配合のゴムで構成されている
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記異配合のゴムは、
    インナーライナーに接する側のゴムの300%モジュラス値が、インナーライナーを構成するゴムの300%モジュラス値以下であり、
    ラバーチェーハーに接する側のゴムの300%モジュラス値が、ラバーチェーハーを構成するゴムの300%モジュラス値以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記異配合のゴムは、少なくともインナーライナーの巻き上げ端部からカーカスプライの巻き上げ端部までの間に配されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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