JP2015085839A - 乗物用シート - Google Patents
乗物用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015085839A JP2015085839A JP2013226870A JP2013226870A JP2015085839A JP 2015085839 A JP2015085839 A JP 2015085839A JP 2013226870 A JP2013226870 A JP 2013226870A JP 2013226870 A JP2013226870 A JP 2013226870A JP 2015085839 A JP2015085839 A JP 2015085839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- divided body
- divided
- hinge
- coupled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
Description
このような問題に鑑み本発明の課題は、インサイドシールドを分割して、シートの幅方向に対して直交する方向から組み合わせてインサイドシールドを構成することにより、サイドフレームの内側にインサイドシールドを挿入して幅方向に移動させるスペースが不足する場合でもインサイドシールドとアウトサイドシールドを対向配置させてサイドフレームのシールドを構成可能とすることにある。
第1発明によれば、複数の分割体をヒンジ部のヒンジ軸と交差する方向からヒンジ軸を挟んで組み合わせてインサイドシールドが構成されるので、サイドフレームの内側にインサイドシールドを挿入して幅方向に移動させるスペースが不足する場合でもインサイドシールドとアウトサイドシールドを対向配置させてサイドフレームのシールドを構成することができる。しかも、複数の分割体のうち、一つの分割体はシートクッション又はシートバックを構成する部材に結合して位置決めされるため、インサイドシールドが分割して構成されても、インサイドシールドがシートクッション又はシートバックに対して位置ずれするのを抑制することができる。その結果、インサイドシールドがヒンジ軸に対して位置ずれするのを抑制することができる。
第2発明によれば、一つの分割体の一端部を位置決めすれば、この一端部を中心に回転することにより他端部も自動的に位置決めされるため、一つの分割体を取り付ける際の位置決めを容易にすることができる。
第3発明によれば、他の分割体も一端部を中心に回転して他端部で結合するようにしたため、他の分割体を取り付ける際の位置決めも容易にすることができる。しかも、他の分割体の他端部をシートクッション又はシートバックを構成する部材にも結合するようにしたため、複数の分割体がそれぞれシートクッション又はシートバックを構成する部材に結合され、当該部材に対するインサイドシールドの結合強度を高めることができる。
第4発明によれば、上記各発明の作用効果に加えて、シートバックのバックフレームを構成する部材を前後から挟むように2つの分割体を取り付けるため、バックフレームの前後にあいたスペースを利用して効率良く作業を行うことができる。また、他の分割体はシートバックの背面側で取り付ける作業になるが、一端部で一つの分割体に結合すれば、他端部は回転するのみで位置決めされて結合可能となるため、他端部の結合位置が作業者から見えない位置にある場合でも容易に位置決めして結合作業を行うことができる。
シートは、シートクッション2の後部とシートバック1の下部との間に設けられたヒンジ部13を中心として、シートバック1がシートクッション2に対して前後方向に回転移動可能に構成されている。シートバック1は、左右方向に6:4の比率で分割されており、左右に分割された各シートバック1は、それぞれ独立して前後方向に回転移動可能に構成されている。シートクッション2及び左右の各シートバック1は、それぞれ強度部材から成る骨格部材の上に弾性体から成るパッドを被せ、更にパッドの上から表皮材としてのカバーを被せて骨格部材とパッドとが一体に結合されて成る。図3、4では、左右に分割されたシートバック1のうち、比率が6側のシートバック1が示されており、骨格部材であるバックフレーム10にバックパッド50及びカバー(不図示)が被せられている。バックフレーム10は、公知のように一対のサイドフレーム18にパイプフレーム15が組み合わされて成り、サイドフレーム18とパイプフレーム15とによって構成された枠体の枠内にはバックパッド50の背面側を受け止めて支持するサポートワイヤ16が正面視で大略U字状に配置されている。
図4に示されるように、左右一対のベースブラケット11A、11Bは、左右方向に延びるベースパイプ12によって一体に結合されており、ベースパイプ12はベースブラケット11Aを貫通して更に延長され、その延長端にヒンジブラケット14の下端部が結合されている。ヒンジブラケット14は、シートバック1の背面側に凸形状に湾曲して形成され、ヒンジブラケット14の上端部は、リクライナー13A、13Bの回転中心と上下、前後方向に関して一致する位置で、バックフレーム10の右側の下端部を回転自在に支持している。このようにして、ヒンジブラケット14の上端部にもヒンジ部13が形成されている。
第1分割体20Aは、樹脂の射出成形品であり、サイドフレーム18の下部と共にヒンジ部13の渦巻ばね17及びダンパ19をシートバック1の前側から被う形状に形成されている。第1分割体20Aのサイドフレーム18に対応する部分から離間した一端部には、支持体21Aを介して係合片21Bが一体に設けられている。支持体21A及び係合片21Bは、サポートワイヤ16に引掛けて結合される形状に形成されている。第1分割体20Aの一端部の反対側である他端部には、開口23Aを形成することにより爪23Bが一体に設けられている。また、第1分割体20Aの他端部には、位置決め板26が一体に設けられている。
従って、係合片21Bをサポートワイヤ16に結合させ、サポートワイヤ16を回転軸として第1分割体20Aをサイドフレーム18の前側で回転させることにより、第1分割体20Aの他端部がサイドフレーム18の前側のフランジ部18Aに当接し、爪23Bがフランジ部18Aに係止される。爪23Bのフランジ部18Aに対する係止により、第1分割体20Aはサイドフレーム18に結合される。このとき、位置決め板26がサイドフレーム18のリクライナー13A側に位置して、爪23Bと位置決め板26とによってサイドフレーム18のフランジ部18Aを左右方向から挟持してサイドフレーム18に対する第1分割体20Aの位置決めを行っている。
上述のように第1分割体20Aがサポートワイヤ16とサイドフレーム18とに結合された状態で、第2分割体30Aのヒンジ軸31を第1分割体20Aのヒンジ受部22に係合させて、第2分割体30Aをヒンジ軸31を中心として回転し、第1分割体20Aに当接させると、一対の位置決め片34A、34Bに案内されて第1分割体20Aの爪24が係合孔33の周辺枠部に係止されると共に、クリップ36がサイドフレーム18のフランジ部18Bの貫通孔18Cに嵌合されて結合される。このようにして、サイドフレーム18に結合された状態の第1分割体20Aに対して第2分割体30Aが結合され、更に第2分割体30Aがサイドフレーム18に結合される。
第1分割体20A、20Bは、その一端部を位置決めすれば、この一端部を中心に回転することにより他端部も自動的に位置決めされるため、第1分割体20A、20Bを取り付ける際の位置決めを容易にすることができる。また、第2分割体30A、30Bも、その一端部を中心に回転して他端部で結合するようにしたため、第2分割体30A、30Bを取り付ける際の位置決めも容易にすることができる。しかも、第2分割体30A、30Bの他端部をシートバック1のサイドフレーム18にも結合するようにしたため、第1分割体20A、20B及び第2分割体30A、30Bが共にサイドフレーム18に結合され、サイドフレーム18に対するインサイドシールドの結合強度を高めることができる。
1.上記実施形態では、インサイドシールドを2つの分割体で構成するようにしたが、3つ以上の分割体によって構成するようにしても良い。
2.上記実施形態では、インサイドシールドを構成する分割体をシートバックのバックフレームに結合するようにしたが、シートクッションのクッションフレームに結合するようにしても良い。
3.上記実施形態では、本発明を車両用シートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
2 シートクッション
10 バックフレーム
11A、11B ベースブラケット
12 ベースパイプ
13 ヒンジ部
13A、13B リクライナー
14 ヒンジブラケット
15 パイプフレーム
16 サポートワイヤ
17 渦巻ばね
18 サイドフレーム
19 ダンパ
20A、20B 第1分割体(一つの分割体)(インサイドシールド)(カバー体)
21A 支持体
21B 係合片
22 ヒンジ受部
23A 開口
23B 爪
24 爪
25 嵌合突起
26 位置決め板
30A、30B 第2分割体(他の分割体)(インサイドシールド)(カバー体)
31 ヒンジ軸
32 嵌合孔
33 係合孔
34A、34B 位置決め片
35 クリップ受部
36 クリップ
40A、40B アウトサイドシールド(カバー体)
50 バックパッド
Claims (4)
- シートクッション後部とシートバック下部との間に設けられたヒンジ部を中心として、シートバックがシートクッションに対して前後方向に回転移動可能とされた乗物用シートにおいて、
前記ヒンジ部のヒンジ軸の両側からヒンジ部をカバー体によって被うシールド構造であって、
前記カバー体のうち、シート幅方向の内側に配置されるインサイドシールドは、前記ヒンジ軸を挟む位置で、且つ前記ヒンジ軸に交差する方向に分割された複数の分割体によって構成され、
一つの分割体は、ヒンジ部に隣接したシートクッション又はシートバックを構成する部材に結合して位置決めされ、他の分割体は前記一つの分割体に結合して位置決めされることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1において、
前記一つの分割体は、一端部でシートクッション又はシートバックを構成する部材に、該一端部を中心として回転可能に結合され、他端部でシートクッション又はシートバックを構成する部材に結合されることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項2において、
前記他の分割体は、一端部で前記一つの分割体に、該一端部を中心として回転可能に結合され、他端部で前記一つの分割体に結合されると共に、シートクッション又はシートバックを構成する部材に結合されることを特徴とする乗物用シート。 - 請求項1において、
前記インサイドシールドは、前記ヒンジ軸に交差する前後方向に分割された2つの分割体によって構成され、
一つの分割体は、一端部でシートバックのバックフレームを構成する部材に、該一端部を中心としてシートバックの前面側で回転可能となるように結合され、他端部でシートバックのバックフレームを構成する部材にシートバックの前面側から当接して結合されて位置決めされ、
前記他の分割体は、一端部で前記一つの分割体に、該一端部を中心としてシートバックの背面側で回転可能に結合され、他端部で前記一つの分割体にシートバックの背面側から当接して結合されると共に、シートバックのバックフレームを構成する部材にシートバックの背面側から当接して結合されて位置決めされることを特徴とする乗物用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226870A JP6062347B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013226870A JP6062347B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015085839A true JP2015085839A (ja) | 2015-05-07 |
JP6062347B2 JP6062347B2 (ja) | 2017-01-18 |
Family
ID=53049085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013226870A Active JP6062347B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | 乗物用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6062347B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017163772A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社タチエス | 車両用シート、及び、それに用いるリクライニング機構用カバー |
JP2019001286A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074007A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Toyota Boshoku Corp | リクライニング装置用シールドおよびこのシールドを備えた車両用シート |
JP2005152607A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Toyota Boshoku Corp | カバー締結構造 |
JP2006232123A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tachi S Co Ltd | 自動車シートに用いる樹脂サイド・カバー |
JP2012131405A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013226870A patent/JP6062347B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074007A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Toyota Boshoku Corp | リクライニング装置用シールドおよびこのシールドを備えた車両用シート |
JP2005152607A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-06-16 | Toyota Boshoku Corp | カバー締結構造 |
JP2006232123A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Tachi S Co Ltd | 自動車シートに用いる樹脂サイド・カバー |
JP2012131405A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017163772A1 (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社タチエス | 車両用シート、及び、それに用いるリクライニング機構用カバー |
US10618440B2 (en) | 2016-03-23 | 2020-04-14 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat and reclining mechanism cover used for the same |
JP2019001286A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6062347B2 (ja) | 2017-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10427561B2 (en) | Vehicular seat | |
JP6062347B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6822317B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2015074290A (ja) | シートバック連結構造 | |
US10647225B2 (en) | Vehicle seat | |
KR20180124362A (ko) | 헤드 레스트 폴딩 장치 | |
JP2013233829A (ja) | ヘッドレスト及び車両用シート | |
US10479230B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2013095272A (ja) | 跳ね上げシートロック機構付き車両用シート | |
WO2019069995A1 (ja) | 乗物用シート | |
JP2017018165A (ja) | スライドファスナー付き表皮材およびその縫製方法 | |
JP6236300B2 (ja) | シートバックフレーム | |
JP2020121602A (ja) | 乗物用内装材のポケット構造 | |
JP7205287B2 (ja) | 乗物用シートの下部構造 | |
JP2019064561A (ja) | 乗物用シート | |
WO2017169557A1 (ja) | 車両用シートのシートクッション構造 | |
JP6571014B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2014091371A (ja) | 車両用シート | |
JP7513922B2 (ja) | 乗物用シートおよびその製造方法 | |
JP6864015B2 (ja) | チャイルドアンカ取付構造 | |
JP6646238B2 (ja) | 車両用シート | |
JP7035905B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6693305B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2015040024A (ja) | シートフレーム及び車両用シート | |
JP2023179221A (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6062347 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |