JP6571014B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関する。
乗物ボデーに取付けられた乗物用シートの構成部品である乗物用シート部品が、乗物ボデーに対して離隔したり近接したりする動きをする場合、乗物用シート部品と乗物ボデーとの間に形成される隙間を外部から見えないように覆い隠す構造が知られている。図8に示す従来の自動車用リアシートのシートバック100においては、車室と荷室を隔てるパーテションパネル110とシートバック100の上部との隙を覆い隠す隙隠しカバー120が取付けられている。詳しくは、シートバック100は、自動車ボデーに対して前後方向にリクライニング動作可能に取付けられている。実線で示すシートバック100の傾き角度が標準位置にある場合において、隙隠しカバー120の前端部は、プレート121を介してクリップ122によってシートバック100の上部に固定されている。隙隠しカバー120の後端部は、所定のたるみを有してプレート121を介してクリップ122によってパーテションパネル110に固定されている。そして、二点鎖線で示すように、シートバック100を標準位置から前傾させると隙隠しカバー120はシートバック100の上部とパーテションパネル110との間に展開される。また、図示はしないがシートバック100を標準位置から後傾させてその後面をパーテションパネル110に当接させたとき、隙隠しカバー120はシートバック100とパーテションパネル110との間に折畳まれる。これによって、シートバック100の上部とパーテションパネル110との間に形成される隙間の下方内部が外部から見えないように隙隠しカバー120で覆い隠されるようになっている。また、特許文献1には、シートクッションとフロアとの間で形成される隙間を覆い隠す類似の技術が開示されている。
特開2014−91371号公報
上述の従来技術においては、隙隠しカバー120の端部をシートバック100とパーテションパネル110の双方に固定しなければならない。見栄えよく取付けようと思うと、外部から見えにくい部分に固定箇所を配置する必要があるため取付け作業性が悪くなり、取付け作業性を優先すれば見栄えの悪化を招いて、見栄えと取付け作業性の両立が難しいという問題があった。
このような要請に鑑み本発明の課題は、乗物用シートの構成部品が乗物ボデーに対して離隔したり近接したりする動きをする乗物用シートにおいて、見栄えと取付け作業性の両立を図った隙隠しカバーを備えた乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、該乗物用シートはその構成部品が乗物ボデーに対して変位可能に形成されて前記構成部品と乗物ボデーとの間に形成される隙間を覆い隠す隙隠しカバーを備えており、該隙隠しカバーは、前記構成部品と前記乗物ボデーとの間に配置されて前記構成部品が前記乗物ボデーに対して離隔した状態において展開して前記隙間を覆い隠し前記構成部品が前記乗物ボデーに対して近接した状態において折畳まれるカバー部材と、該カバー部材の前記構成部品側端部又は前記乗物ボデー側端部に連結され前記構成部品又は前記乗物ボデーに対して摺動不能に取付けられる取付部材と、前記カバー部材の前記乗物ボデー側端部又は前記構成部品側端部に連結され前記構成部品の前記変位に応じて前記乗物ボデー又は前記構成部品に対して摺動可能に配設される摺動部材と、前記取付部材に対して前記摺動部材を前記カバー部材が展開する方向に離隔するように付勢する付勢部材と、を有することを特徴とする。
第1発明によれば、隙隠しカバーのカバー部材は構成部品と乗物ボデーの間で取付部材と摺動部材の間に配設された付勢部材によって常に展開方向への付勢を受けているので隙間の大小にかかわらず隙間を覆って隙隠しが可能となり見栄えがよい。具体的には、構成部品が乗物ボデーに対して変位するとき、カバー部材は取付部材を介して取付けられた端部に対し、摺動部材に連結された端部が乗物ボデー又は構成部品に沿って摺動することによって常に構成部品と乗物ボデーとの間に形成される隙を覆って隠すことができる。また、隙隠しカバーの乗物ボデーへの取付けは、取付部材を構成部品又は乗物ボデーに取付けるだけで完了し、摺動部材は乗物ボデー又は構成部品に当接させて配置するだけでよいので取付け作業性がよい。これによって、見栄えと取付け作業性の両立を図った隙隠しカバーを備えた乗物用シートが提供可能となる。なお、「乗物ボデー」には乗物ボデーに取付けられたトリム部材等他の部品が取付けられた状態も含まれるものとする。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記カバー部材は複数の布帛状部材が前記変位の方向に対して略垂直な方向に延びる連結部で一体化されたものであることを特徴とする。
第2発明によれば、カバー部材は複数の布帛状部材が構成部品の変位の方向に対して垂直な方向に延びる連結部で一体化されたものであるので、隙が狭まったときカバー部材は連結部を起点として折畳まれる。これによって、カバー部材はジャバラ状に折畳まれ不均一な折れ線が発生しにくくなるため見栄えが向上する。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記カバー部材は、2枚の布帛状部材が1つの連結部で一体化されたものであることを特徴とする。
第3発明によれば、カバー部材は2枚の布帛状部材が1つの連結部を起点として折畳まれるので、さらに簡潔で見栄えがよいものとなる。
本発明の第4発明は、上記第3発明において、前記連結部を前記カバー部材の外部から見えない側に牽引付勢する牽引部材を備えていることを特徴とする。
第4発明によれば、カバー部材は2枚の布帛状部材が1つの連結部を起点として確実にカバー部材の外部から見えない側に折れ線を有して折畳まれるので、簡潔な見栄えのよさが安定して再現される。
本発明の第5発明は、上記第1発明から上記第4発明のいずれかにおいて、前記構成部品は前記乗物ボデーに対して傾動可能なシートバックであって、前記隙隠しカバーは前記シートバックの上部と前記乗物ボデーとの間に形成される隙間を覆い隠すものであり、前記取付部材と前記摺動部材とはそれぞれ下方に開口した略逆U字形状に形成され、前記取付部材と前記摺動部材とはそれぞれ略逆U字形状の開口側端部に配設されたヒンジ結合部によって回転可能に連結され、前記取付部材と前記摺動部材との間に前記付勢部材が配設されていることを特徴とする。
第5発明によれば、シートバックの上部又は乗物ボデーに取付けられた取付部材に対し摺動部材はカバー部材を展開する方向に付勢されているので、シートバックの傾動に応じて摺動部材が乗物ボデー又はシートバックの上部の表面に沿って摺動する。これによって、シートバックの上部と乗物ボデーとの間に形成される隙間はシートバックの傾き角度が変化してもカバー部材によって覆い隠され内部構造が見えないので見栄えがよい。取付部材と摺動部材とはそれぞれ略逆U字形状の開口側端部に配設されたヒンジ結合部によって回転可能に連結されているので安定してカバー部材に展開方向の力を印加することができる。また、乗物ボデーにシートバックを取付けるときシートバックの上部又は乗物ボデーに隙隠しカバーの取付部材を取付けた状態で摺動部材を乗物ボデー又はシートバックの上部に押付けて取付ければよいので取付け作業性がよい。
本発明の第6発明は、上記第5発明おいて、前記カバー部材は、その端部が前記取付部材の上部の全域と側部の略全域及び前記摺動部材の上部の全域と側部の略全域に連結されていることを特徴とする。
第6発明によれば、シートバックの上部と乗物ボデーの間に形成される隙を上部全域及び左右両サイド部のほぼ全域にわたって覆い隠すことができるのでさらに見栄えが向上する。
本発明の一実施形態の自動車用リアシートのシートバック上部を斜め前方から見た斜視図である。 上記実施形態の自動車用リアシートのシートバック上部を斜め後方から見た斜視図である。 上記実施形態の自動車用リアシートのシートバック上部のバックボードに取付部材と摺動部材を取付けた状態を示す斜め後方から見た斜視図である。カバー部材は省略している。 図1のIV−IV線で切断して示す断面図である。シートバックの傾き角度が標準位置にある状態を示す。 図4において、シートバックの後傾角度が最も小さい状態を示す断面図である。 図4において、シートバックの後傾角度が最も大きい状態を示す断面図である。 取付部材と摺動部材の分解斜視図である。 従来の隙隠しカバーの取付け構造を示す図4に対応する断面図である。
図1〜図7は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用リアシートに本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用リアシートを自動車に取付けたときの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。本実施形態の自動車用リアシート1は、着座部となるシートクッション10と、背凭れとなるシートバック20と、シートバック20の上部後面に取付けられた隙隠しカバー30と、を備えている。シートバック20の上部にはヘッドレストが取付けられるが、本発明に直接の関係がないため省略している。ここで、自動車用リアシート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
図1に示すように、シートクッション10は、骨格を成すクッションフレーム11と、クッション材であるクッションパッド12と、表皮材であるクッションカバー13と、を備えている。クッションフレーム11は、自動車ボデーに対し前後方向に移動可能にスライドレール(図示せず)を介して配設されている。シートバック20は、骨格を成すバックフレーム21と、クッション材であるバックパッド22と、表皮材であるバックカバー23と、を備えている。バックフレーム21は、リンク機構(図示せず)を介してクッションフレーム11に連結されており、クッションフレーム11を後方に移動するとバックフレーム21が前傾し、クッションフレーム11を前方に移動するとバックフレーム21が後傾するように構成されている。この機構は、特開2010−246599号公報に開示されるものと同等で、公知の構成のものであるので詳しい説明を省略する。ここで、シートバック20が、特許請求の範囲の「構成部品」に相当する。
図1〜図4に示すように、シートバック20の上部にはバックボード24が取付けられている。バックボード24は、樹脂成形品の芯材24aの外観表面に装飾表皮材24bを貼着したものである。芯材24aの材料としては、例えば、短繊維入りのポリプロピレン樹脂等の繊維強化熱可塑性樹脂や繊維を含まない熱可塑性樹脂単品などが用いられるがこれらに限らない。また、装飾表皮材24bとしては、例えば、ファブリックや合成皮革、本革等が用いられるがこれらに限らない。芯材24aは、シートバック20の上面部を覆う芯材上部24a1と、シートバック20の後面部の上部を覆う芯材後部24a2と、シートバック20の右側面部の上部を覆う芯材右部24a3と、シートバック20の左側面部の下部から上部を覆う芯材左部24a4と、を有する。装飾表皮材24bは、芯材24aの外観表面全体を覆って端末が芯材24aの裏側に巻込まれた状態で芯材24aに貼着されている。芯材後部24a2は、その下端部が後方から見て略逆U字状に形成されるとともに、図4に示すように、下端部から所定の寸法部分が芯材後部24a2の一般面部より前方にオフセットした段部24a21を有する。段部24a21は、芯材後部24a2の下端部に沿って帯状に形成され、後述する隙隠しカバー30の取付部材31を取付けるための部分である。なお、段部24a21には後述する取付部材31のプレート部31aのクリップ孔31a4に対応した孔が設けられている。
図3及び図7に示すように、隙隠しカバー30の取付部材31は、後方から見て略逆U字状の金属製の板金部品であり、プレート部31aと、プレート部31aの略逆U字の開口側の右下端部に配設された右立壁部31bRと、左下端部に配設された左立壁部31bLと、を有する。
プレート部31aは、金属製の板材を芯材24aの下端部の段部24a21に外接して芯材24aの形状に沿うように後方から見て略逆U字状の外形でその幅が段部24a21の幅とほぼ同等の長さの帯状に形成されている。プレート部31aは、左右方向に延びる
プレート上部31a1と、プレート上部31a1の右端部から下方に向かって延びる右プレート側部31a2と、プレート上部31a1の左端部から下方に向かって延びる左プレート側部31a3と、を有する。プレート上部31a1の前面側にはバックボード24に固定するとき位置合わせするための位置合わせピン31a11が2本設けられている。また、プレート部31aには、バックボード24に対してクリップで固定する際クリップを通すクリップ孔31a4が複数個設けられている。
右立壁部31bRは、プレート部31aの右プレート側部31a2の下左側から右プレート側部31a2に垂直に後方に向かって延びるように配設された部分である。右立壁部31bRの下端部側の右側面には右方に向かって垂直に延びる回転軸31bR1が配設されている。左立壁部31bLは、プレート部31aの左プレート側部31a3の下右側から左プレート側部31a3に垂直に後方に向かって延びるように配設された部分である。左立壁部31bLの下端部側の左側面には左方に向かって垂直に延びる回転軸31bL1が配設されている。回転軸31bR1と回転軸31bL1は同一軸線上になるように配置されている。
図3及び図7に示すように、隙隠しカバー30の摺動部材32は、後方から見て略逆U字状の樹脂製のプレート部材32aを有する。また、摺動部材32は、プレート部材32aの略逆U字の開口側の右下端部に配設された金属製の右ブラケット32bRと、プレート部材32aの略逆U字の開口側の左下端部に配設された金属製の左ブラケット32bLと、を有する。
プレート部材32aは、ポリプロピレン等の樹脂製の板材を後方に向かって凸状となるように湾曲させた形状でその幅が取付部材31のプレート部31aの幅とほぼ等しい帯状に形成されている。プレート部材32aの湾曲形状は、後述するパーテショントリム41の上部の水平方向断面形状に沿う形状である。プレート部材32aの略逆U字の開口側と反対側の右端部には、後述するコイルばね33Rの直線状部33R1を係止する係止部32a1が設けられている。また、プレート部材32aの略逆U字の開口側と反対側の左端部にも、後述するコイルばね33Lの直線状部33L1を係止する係止部32a1が設けられている。
右ブラケット32bRは、左右方向に垂直で上下方向に延びる立板部32bR2の右側上部に前右方向に向かって延びる取付部32bR1を設けた板金部品である。立板部32bR2には回転軸31bR1を軸支する軸孔32bR3が設けられており、回転軸31bR1の右端部を軸孔32bR3に通して右立壁部31bRに対して右ブラケット32bRを回転可能に組付けることができる。このとき立板部32bR2は右立壁部31bRに対向して配置され取付部32bR1はプレート部材32aの右下部の前面に当接するように立板部32bR2に対する取付部32bR1の取付け角度が決められている。左ブラケット32bLは、左右方向に垂直で上下方向に延びる立板部32bL2の左側上部に前左方向に向かって延びる取付部32bL1を設けた板金部品である。立板部32bL2には回転軸31bL1を軸支する軸孔32bL3が設けられており、回転軸31bL1の左端部を軸孔32bL3に通して左立壁部31bLに対して左ブラケット32bLを回転可能に組付けることができる。このとき立板部32bL2は左立壁部31bLに対向して配置され取付部32bL1はプレート部材32aの左下部の前側面に当接するように立板部32bL2に対する取付部32bL1の取付け角度が決められている。立板部32bR2には、コイルばね33Rの直線状部33R1の根元側を支持する支持部32bR4が設けられ、立板部32bL2にはコイルばね33Lの直線状部33L1の根元側を支持する支持部32bL4が設けられている。ここで、右立壁部31bR、回転軸31bR1、立板部32bR2、軸孔32bR3及び左立壁部31bL、回転軸31bL1、立板部32bL2、軸孔32bL3が、特許請求の範囲の「ヒンジ結合部」に相当する。
図3及び図7に示すように、隙隠しカバー30のコイルばねは、ねじりコイルばねで左右に1つずつ配置されており右側のコイルばね33Rと左側のコイルばね33Lは、シートバック20の左右方向中心面に関して鏡面対称形状に形成されている。コイルばね33Rの右側端部とコイルばね33Lの左側端部には、それぞれ直線状部33R1及び直線状部33L1が設けられている。また、コイルばね33Rの左側端部とコイルばね33Lの右側端部には、それぞれ直線状部33R1及び直線状部33L1より短い直線状部33R2及び直線状部33L2が設けられている。コイルばね33Rは、回転軸31bR1に通されて直線状部33R2が取付部材31の右プレート側部31a2に当接された状態で直線状部33R1の根元部が支持部32bR4に支持されて先端部が摺動部材32の右側の係止部32a1に取付けられる。このとき、コイルばね33Rは、取付部材31に対して摺動部材32を後方に離隔する方向に回転付勢する。同様に、コイルばね33Lは、回転軸31bL1に通されて直線状部33L2が取付部材31の左プレート側部31a3に当接された状態で直線状部33L1の根元部が支持部32bL4に支持されて先端部が摺動部材32の左側の係止部32a1に取付けられる。このとき、コイルばね33Lは、取付部材31に対して摺動部材32を後方に離隔する方向に回転付勢する。コイルばね33Rとコイルばね33Lが相俟って取付部材31に対して摺動部材32を前後に平行を保った状態で後方に離隔する方向に回転付勢する。ここで、コイルばね33R及びコイルばね33Lが、特許請求の範囲の「付勢部材」に相当する。
図7に示すように、隙隠しカバー30のカバー部材34は、2枚のファブリック裁断品を縫製によって一体化して略紡錘形状に形成したものである。ファブリック以外の合成皮革、本革等の外部からの視線を遮ることができる布帛状のものであってもよいし、縫製によらず溶着や接着等で一体化してもよい。前側の前カバー部材34aは、その上部及び左右の外周部を取付部材31のプレート部31aの上部及び左右の外周部から巻込んでプレート部31aのバックボード24に当接する側の面に接着で固定されている。このとき、前カバー部材34aは、しわやよたりがなくプレート部31aに取付けられるようにその外形が決められて裁断されている。具体的には、前カバー部材34aの左右の外周部は、取付部材31の回転軸31bR1、31bL1からプレート部31aの上端部までの長さとほぼ等しく設定されている。後側の後カバー部材34bは、その上部及び左右の外周部を摺動部材32のプレート部材32aの上部及び左右の外周部から巻込んでプレート部材32aのパーテショントリム41に当接する側の面に接着で固定されている。このとき、後カバー部材34bは、しわやよたりがなくプレート部材32aに取付けられるようにその外形が決められて裁断されている。具体的には、後カバー部材34bの左右の外周部は、摺動部材32の回転軸31bR1、31bL1からプレート部材32aの上端部までの長さとほぼ等しく設定されている。前カバー部材34aと後カバー部材34bを連結する縫製部34cは、取付部材31のプレート部31aと摺動部材32のプレート部材32aとの間で左右方向に延びて配置される。そして、自動車用リアシート1が自動車ボデーに取付けられていない状態においてカバー部材34は、取付部材31と摺動部材32の間の回転付勢力により展開状態とされている。ここで、縫製部34cが、特許請求の範囲の「連結部」に相当する。
図1及び図4に示すように、自動車用リアシート1の後方には車室と荷室を区画するパーテションパネルが配設され、パーテションパネルの前面側にはパーテショントリム41が取付けられている。パーテショントリム41は、樹脂成形品の芯材の外観表面に装飾表皮材を貼着したものであり、その材料構成はバックボード24と同等のものである。パーテショントリム41は、シートバック20を倒しかけたときシートバック20の後面及び左右側面の後側を覆ってカバーするように前方に向けて凹面となる形状に形成されている。図2及び図4に示すように、シートバック20を前方に向けて回転させて起立状態に近づけるとシートバック20の後面上部とパーテショントリム41の前面上部との間に側面視で略扇状の隙が形成される。この隙を覆い隠して上方及び斜め上方からシートバック20の後面下部とパーテショントリム41の前面下部が見えないようにするために隙隠しカバー30が配設される。
図1〜図7に基づいてシートバック20の上部とパーテショントリム41の上部との間に隙隠しカバー30を配設する手順及びその作用効果について説明する。まず、隙隠しカバー30の取付部材31に対してコイルばね33R、33Lを介して摺動部材32を組付ける。具体的には、取付部材31の回転軸31bR1に右方からコイルばね33Rを通し直線状部33R2を右プレート側部31a2に当接させて直線状部33R1を支持部32bR4と摺動部材32の右側の係止部32a1に係止する。同様に、取付部材31の回転軸31bL1に左方からコイルばね33Lを通し直線状部33L2を左プレート側部31a3に当接させて直線状部33L1を支持部32bL4と摺動部材32の左側の係止部32a1に係止する。次に、予め準備したカバー部材34の前カバー部材34aの上部及び左右の外周部を取付部材31のプレート部31aの上部及び左右の外周部から巻込んでプレート部31aのバックボード24に当接する側の面に接着する。そして、後カバー部材34bの上部及び左右の外周部を摺動部材32のプレート部材32aの上部及び左右の外周部から巻込んでプレート部材32aのパーテショントリム41に当接する側の面に接着する。次に、隙隠しカバー30の取付部材31の前面をバックボード24の段部24a21の後面に当接させてクリップ孔31a4にクリップを通して連結する。この状態で予め準備した自動車用リアシート1のシートバック20の上部にバックボード24を取付けて自動車用リアシート1を自動車ボデーの所定位置に取付ける。このとき、隙隠しカバー30の摺動部材32をパーテショントリム41に押し当てながら取付ける。これによって、図4に示すように、シートバック20の傾き位置が標準位置にある場合に、隙隠しカバー30のカバー部材34は縫製部34cを起点に下方に折られ側面視略V字状の断面形状となる。隙隠しカバー30は、取付部材31をバックボード24を介してシートバック20に固定し、摺動部材32をパーテショントリム41に押付けてコイルばね33R、33Lを撓ませながら自動車用リアシート1を取付けるだけでよいので取付作業性がよい。
図4〜図6を用いて、シートバック20の傾動に伴う隙隠しカバー30の動作及びその作用効果について説明する。図4に示すシートバック20の傾き位置が標準位置にある状態から、シートバック20を前傾させていくと隙隠しカバー30の摺動部材32はパーテショントリム41の前面部に当接しながら下方に向けて摺動し図5に示す状態となる。このとき、シートバック20は後傾角度が最も小さい状態となって最も前後方向に広がったシートバック20とパーテショントリム41間の隙が展開した隙隠しカバー30のカバー部材34によって覆い隠されシートバック20の下方が外部から見えなくされている。このとき、図5に示す断面において、カバー部材34の取付部材31上部、縫製部34c、摺動部材32上部は、一直線状になっている。図4に示すシートバック20の傾き位置が標準位置にある状態から、シートバック20を後傾させていくと隙隠しカバー30の摺動部材32はパーテショントリム41の前面部に当接しながら下方に向けて摺動し図6に示す状態となる。このとき、シートバック20は後傾角度が最も大きい状態となって最も前後方向に狭まったシートバック20とパーテショントリム41間の隙が折畳まれた隙隠しカバー30のカバー部材34によって覆い隠されシートバック20の下方が外部から見えなくされている。このとき、図6に示す断面において、カバー部材34の取付部材31上部、縫製部34c、摺動部材32上部は、縫製部34cを下方とした開口の狭い略V字状になっている。これによって、シートバック20とパーテショントリム41間の隙はシートバック20の後傾角度が最も小さい状態から後傾角度が最も大きい状態の間で展開、折畳みされるカバー部材34によって常に覆い隠され見栄えをよくすることができる。
また、カバー部材34は、前カバー部材34aと後カバー部材34bが縫製部34cで連結され一体化されたものであるので、シートバック20の後傾角度が増して折畳まれる際、縫製部34cを起点として前後に折畳まれ易い。これによって、不要なしわやよたりが発生しにくく簡潔で見栄えがよく隙を覆い隠すことができる。また、取付部材31と摺動部材32とはそれぞれ下方に開口した略逆U字形状に形成され、開口側端部同士が回転軸31bR1、31bL1でヒンジ結合されるとともにコイルばね33R、33Lで離隔方向に回転付勢されている。これによって、取付部材31と摺動部材32とは安定してカバー部材34に展開方向の力を印加することができる。さらに、前カバー部材34aの端部は取付部材31の上部の全域と側部の略全域に連結され、後カバー部材34bの端部は摺動部材32の上部の全域と側部の略全域に連結されている。これによって、シートバック20とパーテショントリム41との間に形成される隙を上部及び左右両サイド部にわたって覆い隠すことができるのでさらに見栄えが向上する。
なお、図4〜図6において二点鎖線で示すように、カバー部材34の縫製部34cを回転軸31bR1、31bL1方向に牽引付勢するゴム、スプリング等の牽引部材35を配設することもできる。これによると、カバー部材34が縫製部34cを起点として確実にカバー部材34の外部から見えない側に折れ線を有して折畳まれるので、簡潔な見栄えのよさが安定して再現される。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、取付部材31をシートバック20側に取付け摺動部材32をパーテショントリム41側に当接させたが、この逆に取付部材31をパーテショントリム41側に取付け摺動部材32をシートバック20側に当接させてもよい。
2.上記実施形態においては、取付部材31と摺動部材32とはそれぞれ下方に開口した略逆U字形状に形成され、開口側端部同士が回転軸31bR1、31bL1でヒンジ結合されるとともにコイルばね33R、33Lで離隔方向に回転付勢されるものとした。しかし、これに限らず、取付部材31と摺動部材32を棒状部材としてヒンジ結合せず双方の間に離隔方向に付勢する付勢部材を取付けるようにしてもよい。この場合、上方からのみの隙隠しとなるが、サイド部分がパーテショントリムによって隠されるような場合や、ベンチタイプのシートバックの場合のようにサイド部分が自動車ボデーによって隠される場合等には有効である。
3.上記実施形態においては、隙隠しカバー30をシートバック20とパーテショントリム41との間に配設したが、これに限らず、シートクッション10と自動車フロアとの間等他の乗物用シート構成部品と乗物ボデーとの間に配設することもできる。
4.上記実施形態においては、カバー部材34としてファブリック等の布帛状部材を使用したが、これに限らず、伸縮性のある板状部材を使用することもできるし、取付部材31と摺動部材32が棒状部材である場合には伸縮性のない板状部材を使用することもできる。後者の場合、取付部材31及び摺動部材32を板状のカバー部材34と一体化することもできる。
5.上記実施形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
1 自動車用リアシート(乗物用シート)
20 シートバック(構成部品)
24 バックボード
30 隙隠しカバー
31 取付部材
31bR 右立壁部(ヒンジ結合部)
31bL 左立壁部(ヒンジ結合部)
31bR1 回転軸(ヒンジ結合部)
31bL1 回転軸(ヒンジ結合部)
32 摺動部材
32bR2 立板部(ヒンジ結合部)
32bL2 立板部(ヒンジ結合部)
32bR3 軸孔(ヒンジ結合部)
32bL3 軸孔(ヒンジ結合部)
33R コイルばね(付勢部材)
33L コイルばね(付勢部材)
34 カバー部材
34c 縫製部(連結部)
35 牽引部材
41 パーテショントリム

Claims (5)

  1. 乗物用シートであって、
    該乗物用シートはその構成部品が乗物ボデーに対して変位可能に形成されて前記構成部品と乗物ボデーとの間に形成される隙間を覆い隠す隙隠しカバーを備えており、
    該隙隠しカバーは、前記構成部品と前記乗物ボデーとの間に配置されて前記構成部品が前記乗物ボデーに対して離隔した状態において展開して前記隙間を覆い隠し前記構成部品が前記乗物ボデーに対して近接した状態において折畳まれるカバー部材と、該カバー部材の前記構成部品又は前記乗物ボデーの一方の側の端部に連結され前記構成部品又は前記乗物ボデーの一方に対して摺動不能に取付けられる取付部材と、
    前記カバー部材の前記構成部品又は前記乗物ボデーの他方の側の端部に連結され前記構成部品の前記変位に応じて前記構成部品又は前記乗物ボデーの他方に対して摺動可能に配設される摺動部材と、
    前記取付部材に対して前記摺動部材を前記カバー部材が展開する方向に離隔するように付勢する付勢部材と、を有しており、
    前記構成部品は前記乗物ボデーに対して傾動可能なシートバックであって、前記隙隠しカバーは前記シートバックの上部と前記乗物ボデーとの間に形成される隙間を覆い隠すものであり、前記取付部材と前記摺動部材とはそれぞれ下方に開口した略逆U字形状に形成され、前記取付部材と前記摺動部材とはそれぞれ略逆U字形状の開口側端部に配設されたヒンジ結合部によって回転可能に連結され、前記取付部材と前記摺動部材との間に前記付勢部材が配設されている乗物用シート。
  2. 請求項1において、前記カバー部材は複数の布帛状部材が前記変位の方向に対して略垂直な方向に延びる連結部で一体化されたものである乗物用シート。
  3. 請求項2において、前記カバー部材は、2枚の布帛状部材が1つの連結部で一体化されたものである乗物用シート。
  4. 請求項3において、前記連結部を前記カバー部材の外部から見えない側に牽引付勢する牽引部材を備えている乗物用シート。
  5. 請求項1において、前記カバー部材は、その端部が前記取付部材の上部の全域と側部の略全域及び前記摺動部材の上部の全域と側部の略全域に連結されている乗物用シート。




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