JP2013233829A - ヘッドレスト及び車両用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッドレスト14では、ヘッドレスト本体16が樹脂フレーム30の左右のサイド部30Bに回転可能に連結されており、頭部支持面16Aとは反対側に設けられた頸部支持面16Bがシートバック前方側を向く反転位置へと反転可能とされている。これにより、必要に応じて乗員Pの頸部を支持することができる。このように、ヘッドレスト本体16を反転させて乗員Pの頸部を支持する構成であるため、通常使用時には、乗員の頸部等を支持するための構成がヘッドレスト本体16の下端とシートバック12の上端との間に介在しない。これにより、ヘッドレスト本体16の高さ調節の範囲に制約が生じないようにすることができる。
【選択図】図1
Description
図1に示される本実施形態に係る車両用シート10は車両室内に設けられている。この車両用シート10は、運転席か助手席かを問わず、又フロントかリアかを問わない。また、車両用シート10は、シートバックの角度調整を行える可動式か、シートバックの角度調整を行えない固定式かを問わない。車両用シート10は、乗員Pが着座するシートクッション(図示省略)と、シートクッションのシート後端部に連結されて乗員の背凭れとなるシートバック12(上方側の一部を図示)と、シートバック12の上端部に連結されたヘッドレスト14とを備えている。なお、各図中に適宜示される矢印Aはシートバック12の前方向を示し、矢印Bはシートバック12の上方向を示している。また、本実施形態では、ヘッドレスト14の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、シートバック12の前後左右上下の方向と略一致している。
図1〜図4に示されるように、ヘッドレスト14は、ヘッドレスト本体16と、支持部材18とを備えており、ヘッドレスト本体16が連結部20を介して支持部材18に回転可能に連結されている。このヘッドレスト本体16は、支持部材18に対して図2に示される通常位置と図1及び図3に示される反転位置との間で回転可能(図3の矢印R参照)とされている。この反転位置は、支持部材18の下方側で且つシートバック12の前面側に設定されており、乗員Pが必要とするときに、乗員Pの頸部をヘッドレスト本体16によって支持可能な位置とされている(図1図示状態)。
ヘッドレスト本体16は、枕状のクッションであり、樹脂製の芯材22と、芯材22を覆った本体側発泡体(パッド)24と、本体側発泡体24を覆った本体側表皮材(カバー)26とによって構成されている。
支持部材18は、金属製のステー28と、ステー28の上部側に取り付けられた樹脂製の樹脂フレーム30と、樹脂フレーム30及びステー28の上部側を覆ったステー側発泡体(パッド)32と、ステー側発泡体32を覆ったステー側表皮材(カバー)34とによって構成されている。
連結部20は、ヘッドレスト本体16の芯材22に設けられた左右の被軸支部22D1と、支持部材18の樹脂フレーム30に設けられた左右の軸受部30B2とによって構成されている。図7に示されるように、被軸支部22D1は、軸線方向がシート幅方向に沿った円筒状に形成されている。この被軸支部22D1には、軸線方向に延びる複数(ここでは4つ)の切込み部42が形成されることにより、一対のスナップフィット部46が設けられている。一対のスナップフィット部46は、被軸支部22D1の軸線を介して互いに反対側に形成されており、互いに接近する方向へ弾性変形可能とされている。一対のスナップフィット部46の先端部には、被軸支部22D1の半径方向外側へ突出する爪部46Aが形成されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記実施形態では、ヘッドレスト本体16が反転された状態では、一対のサイドサポート部18Bがヘッドレスト本体16の上部よりもシートバック前方側へ突出する構成にしたが、本発明はこれに限らず、各サイドサポート部のシートバック前方側への突出量は適宜変更することができる。
12 シートバック
14 ヘッドレスト
16 ヘッドレスト本体
16A 頭部支持面(第1造形面)
16B 頸部支持面(第2造形面)
18 支持部材
18B サイドサポート部
20 連結部
22 芯材
22D 軸部
22D1 被軸支部
24 本体側発泡体
26 本体側表皮材
28 ステー
30 樹脂フレーム
30A 取付部
30B サイド部
30B2 軸受部(軸支部)
32 ステー側発泡体
34 ステー側表皮材
50 変位規制部
Claims (8)
- 乗員の頭部を支持するための第1造形面を有すると共に、前記第1造形面とは反対側が第2造形面とされたヘッドレスト本体と、
シートバックの上端部に連結されるステー、及び前記ステーの上部側に取り付けられると共に前記ヘッドレスト本体の左右両側へ延びる左右一対のサイド部が設けられた樹脂フレームを有し、前記ヘッドレスト本体の前記第2造形面をシートバック後方側から支持する支持部材と、
前記ヘッドレスト本体の左右両端部に設けられた一対の被軸支部が、前記一対のサイド部に設けられた一対の軸支部と係合することにより、前記ヘッドレスト本体を前記支持部材に対して下方側かつシートバックの前面側へ反転可能に連結した連結部と、
を備えたヘッドレスト。 - 前記支持部材は、
前記一対の軸支部を露出させた状態で前記樹脂フレーム及び前記ステーの上部側を覆ったステー側発泡体と、
前記一対の軸支部を露出させた状態で前記発泡体を覆ったステー側表皮材と、
を有する請求項1に記載のヘッドレスト。 - 前記ヘッドレスト本体は、
前記一対の被軸支部が設けられた樹脂製の芯材と、
前記一対の被軸支部を露出させた状態で前記芯材を覆った本体側発泡体と、
前記一対の被軸支部を露出させた状態で前記本体側発泡体を覆った本体側表皮材と、
を有する請求項1又は請求項2に記載のヘッドレスト。 - 前記芯材は、前記ヘッドレスト本体の左右方向に延びる軸部を有し、当該軸部の両端部が前記一対の被軸支部とされており、前記一対の軸支部は、前記軸部の両端部を回転可能に軸支する一対の軸受部とされている請求項3に記載のヘッドレスト。
- 前記樹脂フレームは、前記ステーに取り付けられた取付部の左右両端部から前記一対のサイド部が前記ステーの前方側へ延出されており、シートバックの上下方向から見てシートバックの前方側が開放された開断面形状に形成されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のヘッドレスト。
- 前記ヘッドレスト本体が前記反転した位置からシートバック後方側へ変位することを規制する変位規制部を有する請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のヘッドレスト。
- 前記支持部材は、前記ヘッドレスト本体の左右両側に配置された左右一対のサイドサポート部を有し、前記ヘッドレスト本体が反転された状態では、前記一対のサイドサポート部が前記ヘッドレスト本体の上部よりもシートバック前方側へ突出する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のヘッドレスト。
- シートクッションに着座した乗員の背部を支持すると共に、上端部にヘッドレストサポートが設けられたシートバックと、
前記ステーが前記ヘッドレストサポートに連結されることにより、前記シートバックに対して高さ調節可能に取り付けられた請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のヘッドレストと、
を備えた車両用シート。
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