JP5304403B2 - シートのヘッドレスト - Google Patents

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    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/879Head-rests with additional features not related to head-rest positioning, e.g. heating or cooling devices or loudspeakers

Description

本発明は、シートのヘッドレストに関する。
従来、特許文献1及び特許文献2に示すように、着座した乗員の頭部後面を支持する主支持面部と、この主支持面部の両側の外方側に向けて連続して配設されこの主支持面部に対して前後方向へ回動可能とされている乗員の頭部側面を支持する可動支持面部とを備えたシートのヘッドレストが知られている。
また、このようなシートのヘッドレストの構成に加えて特許文献3に示すように、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器がヘッドレストに装着されたものが知られている。なお、これらの装着機器は、可動支持面部に装着されている。
また、特許文献4に示すように、主支持面部を広く設けるための技術が開示されている。この技術では、ヘッドレストを上下方向に分割して下方側に構成されるヘッドレストを可動支持面部とし、上方部分を主支持面部とすることでこの主支持面部を広く設けることを達成している。
特開2009−34359号公報 特開2005−66092号公報 特開2005−58287号公報 特開2007−257号公報
しかしながら、上記特許文献1から3のシートのヘッドレストの構成においては、可動しない主支持面部に装着機器を設置したい場合がある。例えば、マッサージ用エアーセル等の体動装置、センサー等の測距装置、ヒーター等の空調装置、スピーカー等の音響装置を設置するにあたって、主支持面部は設置スペースに制約があるといった問題があった。
また、特許文献4のシートのヘッドレストの構成は、主支持面部に装着機器を設置することができるもののヘッドレストの主支持面部、可動支持面部が分割されていることから部品構成も増えることに伴い部品コストの増加が問題となる。また、各支持面部ごとに表皮カバーを縫製する必要があり、表皮の部品コストが増加するのに加え縫製が複雑になるという製造上の問題も有していた。また、主支持面部と可動支持面部は分割されていることから両支持面部間に境界線ができてしまい見栄えが悪く意匠上の問題も有していた。
そこで、本発明者は鋭意検討の結果、以下のようなことに着目した。すなわち、従来は、主支持面部と可動支持面部を連結する回動軸は軸全体が直線上に構成されていた。そこで、この回動軸の軸構成を主支持面部に設置される上記装着機器を回避する軸線とすることができれば主支持面部に設置することができる。更に主支持面部に対し可動支持面部を連動した構成とすれば、両支持面部間に境界線ができないため、見栄えによる意匠上の問題もなくなる。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、着座した乗員の頭部後面を支持する主支持面部と、主支持面部の両側の外方側に向けて連続して配設され主支持面部に対して前後方向へ回動可能とされている乗員の頭部側面を支持する可動支持面部とを備えたシートのヘッドレストにおいて、可動支持面部の回動軸線を片側当り複数の軸線として、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器を可動しない主支持面部に設置可能とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のシートのヘッドレストは次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、着座した乗員の頭部後面を支持する主支持面部と、該主支持面部の両側の外方側に向けて連続して配設され該主支持面部に対して前後方向へ回動可能とされている乗員の頭部側面を支持する可動支持面部とを備えたシートのヘッドレストであって、前記主支持面部には、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器が装着されて構成されており、前記可動支持面部は片側当たり複数の可動支持部片が前記主支持面部の側部に該夫々の可動支持部片に対して配設された複数の軸によって前後方向へ回動可能に連結されて構成されており、かつ、該複数の軸は前記主支持面部の正背面視で見て屈曲して前記装着機器を回避する配置構成として配設されており、さらに、夫々の片側に配設された複数の可動支持部片は互いに弾性体で連結されており、該複数の可動支持部片は回動操作力が及ぼされると互いに連動して前記主支持面部に対して前後方向に回動する可動支持面部として構成されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、可動支持面部は片側当たり複数の可動支持部片が主支持面部の側部に夫々の可動支持部片に対して配設された複数の軸によって前後方向へ回動可能に連結されて構成されている。かつ、複数の軸は主支持面部の正背面視で見て屈曲して装着機器を回避する配置構成として配設されている。これによって、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器を可動しない主支持面部に設置しつつ、可動支持面部の回動軸をこの装着装置から回避する軸線として構成することができる。また、夫々の片側に配設された複数の可動支持部片は互いに弾性体で連結されており、該複数の可動支持部片は回動操作力が及ぼされると互いに連動して前記主支持面部に対して前後方向に回動する可動支持面部として構成されていることから、複数の可動支持面部は一体として作動することができる。
また、各支持面部ごとに表皮カバーを縫製する必要がないため、表皮の部品コストの増加を抑制することができる。また、表皮の縫製が複雑にならないため製造面においても簡素化を図ることができる。また、主支持面部と可動支持面部は、連動した構成とすることができることから両支持面部間に境界線ができることなく見栄えによる意匠面の問題も解消する。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明であって、該複数の軸のおりなす頭部接触面側の角度が側面視で180度以下となっており、前記複数の可動支持部片における互いの両端部の隙間は、可動前と可動後の中間地点で最小となることを特徴とする。
この第2の発明によれば、複数の可動支持部片における互いの両端部の隙間は、可動前と可動後の中間地点で最小となる。これにより、表皮において隙間を考慮した縫製が容易となる。また、可動支持部片の最大回動時におけるヘッドレストの表面の面形状を滑らかにすることができ。見栄えがより一層向上するため意匠面の向上を図ることができる。
また、可動支持部片の最大回動時における隙間を少なくすることができるため、複数の可動支持部片を互いに連結している弾性体への負荷も少なくすることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより次の効果を得ることができる。
先ず、上記第1の発明のシートのヘッドレストによれば、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器を可動しない主支持面部に設置しつつ、可動支持面部の回動軸をこの装着装置から回避する軸線として構成することができる。また、複数の可動支持面部は一体として作動することができる。また、各支持面部ごとに表皮カバーを縫製する必要がないため、表皮の部品コストの増加を抑制することができる。また、表皮の縫製が複雑にならないため製造面においても簡素化を図ることができる。また、主支持面部と可動支持面部は、連動した構成とすることができることから両支持面部間に境界線ができることなく見栄えによる意匠面の問題も解消する。
次に、上記第2の発明のシートのヘッドレストによれば、表皮において隙間を考慮した縫製が容易となる。また、可動支持部片の最大回動時におけるヘッドレストの表面の面形状を滑らかにすることができ。見栄えがより一層向上するため意匠面の向上を図ることができる。また、可動支持部片の最大回動時における隙間を少なくすることができるため、複数の可動支持部片を互いに連結している弾性体への負荷も少なくすることができる。
実施例1に係るシートのヘッドレストの全体概要を示した斜視図である。 実施例1に係るシートのヘッドレストの構成を示した分解斜視図である。 実施例1に係るシートのヘッドレストの骨格構成のみを示した斜視図である。(A)図は、可動支持面部が可動前の状態である斜視図である。(B)図は、可動支持面部が可動後の状態である斜視図である。 図3の矢視IV-IV線の断面図と、第1可動支持部材と第2可動支持部材の可動前、可動中、可動後の側面視である。 実施例1に係るシートのヘッドレストの骨格構成を簡素化して、可動支持面部の可動状態を示した斜視図である。(A)図は、可動支持面部の可動状態の基本的原理構成を本実施例の構成に対応して示した斜視図及び断面図である。(B)図は、実施例1に係るシートのヘッドレストに係る可動支持面部の可動状態を示した斜視図及び断面図である。 図1の矢視VI-VI線の断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシートのヘッドレスト10の構成について、図1から図6を用いて説明する。本実施例1の説明において、先ずこのシートのヘッドレスト10の全体概要を説明した上で、構造の詳細の説明を行う。
図1に図示されるように、ヘッドレスト10は、着座者の頭もたれとして構成されるものであり、シートバック(図示省略)に対して上下にスライド移動するようにシートバックの上部に装着されるものである。このヘッドレスト10は、着座者の頭部を受けるヘッドレスト本体12と、ヘッドレスト本体12の下部に設けられ且つシートバックの上部からシートバック内に挿入してヘッドレスト本体12を支持するステー18と、を備えて構成されている。
また、このヘッドレスト10は、着座した乗員の頭部後面を支持する主支持面部14と、乗員の頭部側部面を支持する可動支持面部16を備えている。この主支持面部14は、不動状態に固定保持されて着座乗員の頭部後面を支持する。一方、可動支持面部16は、主支持面部14の両側の外方側に向けて連続して配設されており、主支持面部14に対して前後方向へ回動可能とされている。すなわち、不動状態の主支持面部14を残し、その両側に構成された可動支持面部16が、着座乗員の頭部側に起こし上がるように回動することで着座乗員の頭部を包み込むように支持することができるものである。このヘッドレスト10の可動支持面部16の回動動作は、蝶の羽根が羽ばたくような動作をすることから、所謂バタフライヘッドレストと称呼されることもある。
図6に図示されるように、更に、このヘッドレスト10の下方側には、肩と首の根元部近傍をマッサージするマッサージ装置70が装着されている。なお、本実施例におけるマッサージ装置70が、本願発明の「着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器」に相当する。このマッサージ装置70は、ヘッドレスト10内部に合成樹脂製の袋構造とされたエアーセル72が構成されており、加圧手段としての空気ポンプ(図示省略)からの加圧空気の供給および放出をすることによって、着座者の肩部に向かって突き出すように膨張収縮する構成となっている。この膨張収縮を繰り返すことで、着座者の肩部に押圧作用として働きマッサージをするものである。このマッサージ装置70は着座者の両肩に一つずつ構成されることから、ヘッドレスト10の下方側に二つ構成されている。また、このマッサージ装置70は、可動しない主支持面部14(図3参照)に配設されている。
図1に図示されるように、主支持面部14に対し可動支持面部16が垂直に配置されている回動軸の構成とした場合、上記したマッサージ装置70と干渉するため、両立させることができない。そのため主支持面部14と可動支持面部16の連結構成は以下のように構成されている。
図2に図示されるように、可動支持面部16は片側当たり第1可動支持部片44と第2可動支持部片56とからなる複数の可動支持部片から構成されている。そして、主支持面部14の側部には、この第1可動支持部片44に対して配設された第1回動軸36と第2可動支持部片56に対して配設された第2回動軸52によって前後方向へ回動可能に連結されて構成されている。この第1回動軸36、第2回動軸52は主支持面部14の正背面視で見て屈曲してマッサージ装置70を回避する配置構成として配設されている。詳細には、第1回動軸36は上下方向に垂直に配置されており、第2回動軸52は下方向に向けて拡開する傾斜として配置されている。これにより、マッサージ装置70を可動しない主支持面部14に設置しつつ、可動支持面部16の回動軸をこの装着装置から回避する軸線として構成することができる。
次に、このシートのヘッドレスト10の各構成について説明する。
図2に図示されるように、ヘッドレスト10は、ヘッドレスト本体12と、ステー18と、を備えて構成されている。また、ヘッドレスト本体12は、概略、樹脂カバー20、表皮カバー24、パッド部材26、マッサージ装置70、バタフライ構造部30から構成されている。以下にヘッドレスト本体12の各構成と、ステー18について説明する。
先ずステー18について説明する。
図2に図示されるように、ステー18は、ヘッドレスト本体12の下部から鉛直下方に延びる中空状の金属棒により構成されており、適宜の間隔で2本設けられて後述するバタフライ構造部30に締結具による締結固定、溶接による溶着固定等適宜選択されて剛結合されて保持されている。また、2本のステー18はシートバック(図示省略)に構成されるサポートホルダ(図示省略)内に嵌挿されたステー用サポート(図示省略)に、上下方向にスライド移動可能に嵌め込まれ、このステー用サポートにて上下の位置が決められて固定されるようになっている。
次にヘッドレスト本体12の各構成について説明する。樹脂カバー20について説明する。
図2に図示されるように、樹脂カバー20は、ヘッドレスト10の外周面及び後部を覆うものである。また、後述のバタフライ構造部30、パッド部材26を重ね合わせた状態で表皮カバー24を係着できるように構成されている。この樹脂カバー20は、合成樹脂の射出成型品として形成されており、前面側が四角枠状に形成され、かつ、後述のバタフライ構造部30が嵌めこまれる四角状の開口部が形成されている。また、樹脂カバー20の外表面は、車室内の意匠的観点から滑らかな流線型に形成されている。
表皮カバー24について説明する。
図2に図示されるように、この表皮カバー24は、ヘッドレスト10において着座者の頭部が支持される前面部側を包着するように構成されるものである。この表皮カバー24は概略、本皮、合皮、繊維等の素材が適宜選択されており、樹脂カバー20に係着して固定保持される。また、ヘッドレスト10に内装されたマッサージ装置70のエアーセル72が前方側に突き出すため、表皮カバー24の下方側はゴムバンド等の弾性体が縫製されてエアーセル72の突出する作動に対応する構成とされている。
パッド部材26について説明する。
図2に図示されるように、このパッド部材26は、ポリウレタン樹脂を発泡成形させて形成されており、シートに着座した着座者の頭の荷重を、それ自体の弾性変形によって軟らかく受け止められるようになっている。また、パッド部材26の下方側には、後述するマッサージ装置70のエアーセル72を突出可能とするために、このエアーセル72に対応した位置に貫通孔26aが形成されている。
マッサージ装置70について説明する。
図2に図示されるように、このマッサージ装置70は、肩と首の根元部近傍をマッサージして肩の凝りをほぐすために構成されるものである。肩が凝ったという状態は、肩の筋肉の血液循環が滞った状態である。そこで、筋肉を押すことにより、筋肉内にうっ血した血が強制的に押し流れ、離すという動作で新しい血が肩の筋肉に流れ込むという血流の促進をするためにマッサージ装置70による押圧作用を図る。これを繰り返すことで、筋肉内における血の流れが再生され、腰あるいは肩の凝りが解消される。
このマッサージ装置70は、エアーセル72と、加圧手段としての空気ポンプ(図示省略)及び切替え弁(図示省略)と、細いチューブ(図示省略)とから構成されている。
エアーセル72は、ポリエチレン(通称PE)やポリプロピレン(通称PP)等の樹脂あるいはゴム系の樹脂(通称EVAまたはエラストマー)等で円柱状の袋構造に形成されて外周面が蛇腹形状に形成されて伸縮可能に構成されている。このマッサージ装置70の作動は、エアーセル72内に空気ポンプからの加圧空気を切替え弁および細いチューブを介して供給および放出をすることによって、着座者の肩部に向かって突き出すように膨張収縮する構成となっている。この膨張収縮を繰り返すことで、着座者の肩部に押圧作用として働きマッサージをするものである。
このマッサージ装置70は、肩と首の根元部近傍をマッサージするために着座者の両肩に一つずつ構成されており、ヘッドレスト10の可動しない主支持面部14の下方側に二つ構成されている。このマッサージ装置70を可動しない主支持面部14に構成させるのは、着座者の後方から着座者の肩と首の根元部近傍にむかって真っ直ぐにエアーセル72を突き出すためである。また、下方側に配置したのは、小柄な着座者の場合でも着座者の肩と首の根元部近傍をねらえるようにするために可能な限り下方に配置することによる。
また、マッサージ装置70は、シートバック側ではなくヘッドレスト10側に内装されている。これは、この着座乗員の体格によって肩と首の根元部近傍の位置が異なるため、シートバックに対して上下にスライド移動して調整移動可能なヘッドレスト10側に装着させるためである。
バタフライ構造部30について説明する。
図2に図示されるように、バタフライ構造部30は、主支持面部14と可動支持面部16を構成するための骨格となるものである。図3に図示されるように、また不動状態の主支持面部14を残し、その両側に構成された可動支持面部16が、着座乗員の頭部側に起こし上がるように回動することで着座乗員の頭部を包み込むように支持するように作動するものである。このバタフライ構造部30は、概略、第1固定板32、第1回動部材38、第1可動支持部片44、第2固定板50、第2可動支持部片56、バネ部材60から構成されている。
第1固定板32について説明する。
図2に図示されるように、この第1固定板32は、主支持面部14の骨格となるものである。また、上記したマッサージ装置70、ステー18を固定保持すると共に、第1回動部材38及びこれに結合される第1可動支持部片44を軸支するためのものである。この第1固定板32は、金属状の板状部材が折り曲げ形成されて構成されており、上方側が略長方形に形成された回動軸支持面32a、下方側が略三角形状の第1マッサージ装置支持面32bが一体に形成されている。この第1固定板32のうち回動軸支持面32aの上端は後方側に折り曲げ形成されたステー結合部位34dが形成されており、ステー18が、締結具による締付け固定、溶接による溶着固定等を適宜選択されて剛結合されている。
回動軸支持面32aの両側部には、第1回動軸36が垂直方向に互いに平行して、締結具による締付け固定、溶接による溶着固定等を適宜選択されて剛結合されている。この第1回動軸36の更に外方側に連続して第1回動部材38が配設されており、第1回動軸36に対し前後方向に回動可能に軸支されている。この第1回動部材38における第1回動軸36への軸支は、連結部材40によって軸支されている。この連結部材40は、金属板で構成されており、その中間部を略円形に湾曲させて折り返してある。連結部材40の両端部は、ボルト等の締結具によって第1回動部材38に締付け固定されていて、上記中間部の内周面が上記第1回動軸36の外周面を覆ってこれに接している。これにより、連結部材40は第1回動軸36回りに所定の摩擦力で前後方向に相対回動可能となっている。
上記第1回動部材38の前方側には、第1可動支持部片44が螺子部材によって固着されて、第1回動部材38と一体となって固定保持されている。この第1可動支持部片44は、可動支持面部16の骨格の一構成であり、合成樹脂の射出成型によって形成されている。第1可動支持部片44は、左右一対でヘッドレスト10の外周形状の上方部位を形成している。また前面部は、着座乗員の頭部を支持する面として湾曲した面形状として形成されている。第1固定板32の回動軸支持面32aの下方側には、第1マッサージ装置支持面32bが構成されている。第1マッサージ装置支持面32bは略三角形状に形成されており、略中央部にマッサージ装置70のエアーセル72が後方側から前方側に向けて挿通可能に貫通孔32cが二つ水平方向に形成されている。
次に第2固定板50について説明する。
図2に図示されるように、この第2固定板50は、主支持面部14の骨格となるものである。また、第2可動支持部片56を前後方向に回動可能に連結させるためのものである。この第2固定板50は、合成樹脂の射出成型によって板状に形成されている。また、第2固定板50は、第1固定板32に構成される回動軸支持面32aと第1マッサージ装置支持面32bと略同一の面形状に形成されて、第1固定板32の前方側から締結具等によって重ね合わされて結合される。第2固定板50において、第1固定板32の第1マッサージ装置支持面32bに対応する第2マッサージ装置支持面50aが形成されている。この第2マッサージ装置支持面50aは、第1マッサージ装置支持面32bと同様にマッサージ装置70のエアーセル72が挿通可能な貫通孔50bが二つ水平方向に形成されている。また、第2マッサージ装置支持面50aの三角形状を形成する傾斜辺は、第2回動軸52として構成されている。この第2回動軸52は、インテグラルヒンジ52が形成されており、第2マッサージ装置支持面50aと同一の合成樹脂によって一体に形成されている。これにより、第2可動支持部片56は前後方向に回動可能な連結構成とされている。この第2可動支持部片56は、可動支持面部16の骨格の一構成であり、三角形状に形成されており第2マッサージ装置支持面50aと連結されて全体として略長方形状に形成されており、ヘッドレスト10の外周形状の下方部位を形成している。
第1回動軸36と第2回動軸52の配置構成について説明する。この第1回動軸36と第2回動軸52とからなる軸線は軸全体が途中部分で折れた軸線に構成されている。
先ず、ヘッドレスト10を前方から見て、主支持面部14の正背面視で見た配置構成について説明する。
図2に図示されるように、第1回動軸36が垂直方向に構成されているのに対し、その下方側の第2回動軸52は、第2マッサージ装置支持面50aの三角形状を形成する傾斜辺に沿って構成されているため、第2回動軸52の下端部は下方に向かって拡開した八の字状に構成されている。よって、第1回動軸36及び第2回動軸52は、主支持面部14の正背面視で見て屈曲して形成されておりマッサージ装置70を回避する配置構成として配設されている。
次に、主支持面部14の面に直交する方向(ヘッドレスト10の側面視)における配置構成について説明する。
図4及び図5に図示されるように、第1回動軸36が垂直方向に構成されているのに対し、その下方側の第2回動軸52は下端部が前方方向に傾斜して形成されている。
すなわち、第1回動軸36及び第2回動軸52の軸のおりなす頭部接触面側の角度が側面視で180度以下となっている。換言すれば、第1回動軸36及び第2回動軸52は、主支持面部14の面に直交する方向にも屈曲している。
この第1回動軸36及び第2回動軸52の屈曲構成について図5を用いて説明する。図5は、本実施例に係るシートのヘッドレスト10の骨格構成を簡素化して、可動支持面部16の可動状態を示した斜視図である。(A)図は、シートのヘッドレストに係る可動支持面部の可動状態の基本的原理構成を本実施例の構成に対応して示した斜視図及び断面図である。(B)図は、実施例1に係るシートのヘッドレスト10に係る可動支持面部16の可動状態を示した斜視図及び断面図である。
図5の(A)図は、基本的原理構成を示すものであるが説明の便宜上、本実施例の構成と同一の符号を付して説明する。
図5の(A)図に図示されるように、第1回動軸36と第2回動軸52の配置構成は同一平面位置で構成されている。この構成によると、第1可動支持部片44は第1回動軸36を中心に回動する構成であるため第1可動支持部片44のうち第2可動支持部片56に近接する端部は水平方向に移動する。これに対し、第2回動軸52は、第2マッサージ装置支持面50aの三角形状を形成する傾斜辺に沿って構成されるため第2可動支持部片56が前方方向へ回動すると第2可動支持部片56のうち第1可動支持部片44に近接する端部は円弧状の軌道を描きながら下方側に移動する。そのため、両可動支持部片の端部の隙間距離は前方方向に回動するにつれて大きくなる構成となっている。
図5の(B)図には、本実施例における第1回動軸36及び第2回動軸52の配置構成が図示されている。第1回動軸36及び第2回動軸52の軸のおりなす頭部接触面側の角度が側面視で180度以下とされる構成が図示されている。換言すれば、この第1回動軸36及び第2回動軸52は主支持面部14の面に直交する方向にも屈曲される構成が図示されている。さらに換言すると、軸全体が途中部分で折れた軸線に構成されている。この構成において、第1可動支持部片44における回動は基本的原理構成の場合と同様であるが、第2回動軸52の回動中心は、下端部が前方方向に傾斜して形成されている。第2可動支持部片56が前方方向へ回動すると、第2可動支持部片56のうち第1可動支持部片44に近接する端部における円弧状の軌道は、円弧軌道の中間地点と、第1可動支持部片44の水平移動の中間地点において両隙間距離が最小となる。そのため、第2可動支持部片56が前方側へ最大回動したときにおける両可動支持部片の端部の隙間距離を従来より少なくすることができる構成となっている。
この両可動支持部片における互いの両端部の隙間距離が可動前と可動後の中間地点で最小となる構成を図4で図示している。
図4は、図3の矢視IV-IV線の断面図と、第1可動支持部材44と第2可動支持部材56の可動前、可動中、可動後の側面視である。
この図4においては、図3の矢視IV-IV線の断面図と、第1可動支持部片44、第2可動支持部片56の端部のみを図示しておりそれ以外の形状を省略している。また、第1回動軸36、第2回動軸52を投影して図示している。図4に図示されるように、図示上一番右側に図示されている第1可動支持部片44、第2可動支持部片56の端部が回動前の位置であり、一番左側の図示が回動後の位置であり、真ん中の図示が両端部が一番接近した位置である。図4で明らかなように、第1可動支持部片44と、第2可動支持部片56の両可動支持部片の端部の隙間距離は、中間地点において最小となっている。
次に、バネ部材60について説明する。
図2に図示されるように、このバネ部材60は、第1可動支持部片44が前後方向に回動すると第2可動支持部片56はこのバネ部材60によって引っ張られて連動して前後方向に回動する構成とするためのものである。このバネ部材60は、つるまきバネとして構成されており、一端が第1可動支持部片44の下端部に固着されており、他端側が第2可動支持部片56の上端部に固着されている。これによって互いが連結する構成とされている。第1可動支持部片44と第2可動支持部片56の連結構成がバネ部材60によって構成されているのは、上記のように第1回動軸36と第2回動軸52は屈曲した構成となっていることから第1可動支持部片44と第2可動支持部片56が前後方向に回動すると両可動支持部片の相対位置が変動するためである。この変位量を吸収すると共に第1可動支持部片44に追従して回動可能とするためにバネ部材60が選択されている。なお、本実施例においてはバネ部材60を選択しているが、種々の弾性体を選択できるものである。例えばゴム部材であってもよい。
この構成によって、第1可動支持部片44に回動操作力が及ぼされると第2可動支持部片56はバネ部材60の弾性力によって連動して主支持面部14に対して前後方向に回動するため、屈曲した回動軸を有した第1可動支持部片44と第2可動支持部片56が一体として回動する可動支持面部16とすることができる。
上記構成からなる本実施例におけるシートのヘッドレスト10の作動は次の通りである。
ここでは、シートのヘッドレスト10の作動について図3を用いて説明する。なお、この逆の作動は以下に述べる説明の逆作動であるため説明を省略する。
図3は、本実施例1に係るシートのヘッドレスト10の骨格構成のみを示した斜視図である。(A)図は、可動支持面部16が可動前の状態である斜視図である。(B)図は、可動支持面部16が可動後の状態である斜視図である。
図3の(A)に示すように、可動支持面部16が可動前の状態において第1可動支持部片44の両側部に手を掛ける。この状態で手動によって前方側に回動作動力を及ぼす。そうすると、図3の(B)に示すように、第1可動支持部片44は、第1回動軸36(図2参照)回りに所定の摩擦力で前方方向に回動される。第1可動支持部片44が前方方向に回動されると、バネ部材60(図2参照)で連結された第2可動支持部片56が、バネ部材60の弾性力によって引っ張られて第2回動軸52(図2参照)を中心に前方方向に回動する。こうして不動状態の主支持面部14を残し、その両側に構成された可動支持面部16として構成される第1可動支持部片44と第2可動支持部片56が、着座乗員の頭部側に起こし上がるように回動することで着座乗員の頭部を包み込むように支持することができる。
これらの構成によれば、可動支持面部16は片側当たり第1可動支持部片44と第2可動支持部片56として主支持面部14の側部に夫々の可動支持部片に対して配設された第1回動軸36、第2回動軸52によって前後方向へ回動可能に連結されて構成されている。かつ、第1回動軸36、第2回動軸52は主支持面部14の正背面視で見て屈曲してマッサージ装置70を回避する配置構成として配設されている。これによって、マッサージ装置70を可動しない主支持面部14に設置しつつ、第1可動支持部片44の第1回動軸36と第2可動支持部片56の第2回動軸52をこのマッサージ装置70から回避した位置に配設することができる。
また、第1可動支持部片44と第2可動支持部片56は互いに弾性体としてのバネ部材60で連結されており、第1可動支持部片44と第2可動支持部片56は回動操作力が及ぼされると互いに連動して主支持面部14に対して前後方向に回動する可動支持面部16として構成されている。そのため、複数の可動支持面部16は一体として作動することができる。
また、各支持面部ごとに表皮カバー24を縫製する必要がないため、表皮カバー24の部品コストの増加を抑制することができる。また、表皮カバー24の縫製が複雑にならないため製造面においても簡素化を図ることができる。また、主支持面部14と可動支持面部16は、連動した構成とすることができることから両支持面部間に境界線ができることなく見栄えによる意匠面の問題も解消する。
第1可動支持部片44と第2可動支持部片56における互いの両端部の隙間は、可動前と可動後の中間地点で最小となる。これにより、表皮カバー24において隙間を考慮した縫製が容易となる。また、可動支持部片の最大回動時におけるヘッドレスト10の表面の面形状を滑らかにすることができ。見栄えがより一層向上するため意匠面の向上を図ることができる。また、第1可動支持部片44と第2可動支持部片56の最大回動時における隙間を少なくすることができるため、複数の可動支持部片を互いに連結している弾性体としてのバネ部材60への負荷も少なくすることができる。
本発明のシートのヘッドレスト10は、本実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、本実施例においては、回動作動力として手動のものについて示したがこれに限定されるものではない。例えば回動作動力は電動によるものであってもよい。
また、本実施例においては、複数の可動支持部片として第1可動支持部片44と第2可動支持部片56の二つの構成について説明したが、これに限定されるものではなく二つ以上の可動支持部片を構成するものであってもよい。
また、本実施例においては、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器としてマッサージ装置70について示したがこれに限定されるものではなく、マッサージ用エアーセル、バイブレータ等の体動装置、センサー等の測距装置、ヒーター等の空調装置、スピーカー等の音響装置等、種々適用できるものである。
また、本実施例におけるシートのヘッドレスト10は、着座者の頭もたれとして構成されるシートのヘッドレスト10であれば、種々のシートに適用できるものである。例えば、車両以外にもマッサージチェア等にも適用できるものである。
10 ヘッドレスト
12 ヘッドレスト本体
14 主支持面部
16 可動支持面部
18 ステー
20 樹脂カバー
22 ステー嵌挿孔
24 表皮カバー
26 パッド部材
26a 貫通孔
30 バタフライ構造部
32 第1固定板
32a 回動軸支持面
32b 第1マッサージ装置支持面
32c 貫通孔
34d ステー結合部位
36 第1回動軸
38 第1回動部材
40 連結部材
44 第1可動支持部片
50 第2固定板
50a 第2マッサージ装置支持面
50b 貫通孔
52 第2回動軸
54 インテグラルヒンジ
56 第2可動支持部片
60 バネ部材
70 マッサージ装置
72 エアーセル

Claims (2)

  1. 着座した乗員の頭部後面を支持する主支持面部と、該主支持面部の両側の外方側に向けて連続して配設され該主支持面部に対して前後方向へ回動可能とされている乗員の頭部側面を支持する可動支持面部とを備えたシートのヘッドレストであって、
    前記主支持面部には、着座した乗員の着座環境に影響を与える装着機器が装着されて構成されており、
    前記可動支持面部は片側当たり複数の可動支持部片が前記主支持面部の側部に該夫々の可動支持部片に対して配設された複数の軸によって前後方向へ回動可能に連結されて構成されており、かつ、該複数の軸は前記主支持面部の正背面視で見て屈曲して前記装着機器を回避する配置構成として配設されており、
    さらに、夫々の片側に配設された複数の可動支持部片は互いに弾性体で連結されており、該複数の可動支持部片は回動操作力が及ぼされると互いに連動して前記主支持面部に対して前後方向に回動する可動支持面部として構成されていることを特徴とするシートのヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載のシートのヘッドレストであって、
    該複数の軸のおりなす頭部接触面側の角度が側面視で180度以下となっており、
    前記複数の可動支持部片における互いの両端部の隙間は、可動前と可動後の中間地点で最小となることを特徴とするヘッドレスト。
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