JP2015085388A - ショット処理装置及びショット処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの載せ降ろし作業の作業性を向上させることができるショット処理装置及びショット処理方法を得る。【解決手段】ショットブラスト装置10は、ワークに投射材が投射される投射室12と、この投射室12の下部に落下した投射材及びショットブラスト処理の際に発生した粉塵等をスクリューコンベヤ18へ向けて払い落とすスクレーパ20と、を備えている。さらに、ショットブラスト装置10は、スクリューコンベヤ18によって運ばれた投射材等をキャビネット14の上方に向けて搬送するバケットエレベータ22を備えている。また、スクリューコンベヤ18の左側の端部には、バケットエレベータ22の一部を構成する下部プーリ36が該スクリューコンベヤ18と同軸上に配置されている。さらに、この下部プーリ36はスクリューコンベヤ18の左側の端部に固定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、投射材をワークに投射するショット処理装置及びショット処理方法に関する。
従来、ワークをショット処理装置に設けられた投射室に搬入し、該投射室内において投射材をワークに投射するショット処理装置及びショット処理方法が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2002−96264号公報
しかしながら、ワークをショット処理装置に設けられた投射室に搬入する際に、作業者がワークの載せ降ろしを行なうショット処理装置においては、該ワークを固定するテーブルの高さを作業者が作業しやすい高さにすることが望まれている。
本発明は上記事実を考慮し、ワークの載せ降ろし作業の作業性を向上させることができるショット処理装置及びショット処理方法を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るショット処理装置は、投射材がワークに向けて投射される投射室を内部に備えると共に、前記投射室の側方に前記ワークの搬入出口が設けられたキャビネットと、前記キャビネットの内部かつ前記投射室の下方に設けられ、前記投射室の下部に落下した前記投射材を所定方向へ搬送するスクリューコンベヤと、前記スクリューコンベヤと同軸上に配置されかつ該スクリューコンベヤによって搬送された前記投射材を装置高さ方向へ搬送するバケットエレベータのプーリと、を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の本発明では、スクリューコンベヤとバケットエレベータのプーリとが同軸上に配置されている。そのため、スクリューコンベヤとプーリとを装置の上下方向に並列するように配置した場合と比べて、投射室の底面及び搬入出口の位置を下げることが可能となる。その結果、作業者がワークを載せ降ろし作業を行なう作業エリアと床面との距離が離れることが抑制される。
請求項2記載の本発明に係るショット処理装置は、請求項1記載のショット処理装置において、さらに、前記投射室の下部には、該投射室の下部に落下した前記投射材を前記スクリューコンベヤに向けて払い落とすスクレーパが設けられたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明では、投射室の上部から落下した投射材がスクレーパによってスクリューコンベヤに払い落とされる。そのため、投射室に落下した投射材をスクリューコンベヤに運ぶための傾斜壁部を投射室の底面に設けなくても良い。その結果、投射室の底面及び搬入出口の位置をより一層下げることが可能となる。
請求項3記載の本発明に係るショット処理装置は、請求項1又は請求項2記載のショット処理装置において、前記ワークを前記搬入出口に運搬すると共に前記ワークを前記投射室に搬入及び前記投射室から搬出するコンベヤが前記キャビネットに隣接して設けられ、このコンベヤの下方には前記投射材を回収するホッパが前記コンベヤに沿って複数設けられたことを特徴とする。
ところで、ワーク等に付着した投射材がコンベヤ上に落下すると、この落下した投射材はコンベヤの下部に設けられたホッパによって回収装置の入り口に案内される。このホッパは回収装置の入り口に向けて傾斜しているため、単一のホッパを設けた場合、このホッパの上下方向の高さは高くなる傾向にある。しかしながら、請求項3記載の本発明では、ホッパがコンベヤに沿って複数設けられているため、各々のホッパの高さが高くなることが抑制される。
請求項4記載の本発明に係るショット処理装置は、請求項1又は請求項2記載のショット処理装置において、前記ワークを前記搬入出口の前に運搬するコンベヤが前記キャビネットに隣接して設けられると共に、このコンベヤ上には、作業者が前記ワークを前記コンベヤに載せ降ろす作業を行なう作業スペースと、前記ワークを前記投射室に搬入及び前記投射室から搬出する搬入出スペースと、ショット処理前の前記ワークが待機する待機スペースと、がこの順で設けられたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明では、上記3つのスペースがコンベヤ上に設けられている。そのため、ショット処理される前のワークを待機スペースから搬入出スペースに運搬すると同時に、ショット処理を終えたワークを搬入出スペースから作業スペースに運搬することが可能となる。その結果、単一のコンベヤを用いてワークを運搬する場合にあっては、ショット処理される前のワークとショット処理を終えたワークとを別々に運搬した場合と比べて、ワークの運搬時間を短縮することが可能となる。
請求項5記載の本発明に係るショット処理装置は、請求項2記載のショット処理装置において、前記スクレーパは、装置の上下方向と略同一方向を軸線方向とする軸芯部と、この軸芯部から該軸芯部の径方向外側に向けて延びる複数のフィンと、を備えていると共に、前期軸芯部の上部にはテーブルが接続され、かつ前記フィン下端部が投射室の底面に近接するように配置されたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明では、スクレーパが上記構成の軸芯部及びフィンを含んで構成されていると共に、ワークが固定されるテーブルがこの軸芯部の上部に接続されている。そのため、テーブルから落下したショット材等をスクリューコンベヤに向けてよりスムースに払い落とすことができる。
請求項6記載の本発明に係るショット処理装置は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のショット処理装置において、前記スクリューコンベヤ及び前記バケットエレベータが同一の駆動源により駆動されたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明では、スクリューコンベヤ及びバケットエレベータが同一の駆動源により駆動されている。そのため、駆動源をスクリューコンベヤ及びバケットエレベータにそれぞれ設けた場合と比べて、装置のコストを削減することができる。
請求項7記載の本発明に係るショット処理方法は、請求項4記載のショット処理装置を用いて、前記コンベヤの前記作業スペースに載せられた第1のワークを前記待機スペースに運搬する第1の工程と、前記第1の工程を経た後に、前記投射室でショット処理された第2のワークを前記搬入出スペースに搬出する第2の工程と、前記第2の工程を経た後に、前記コンベヤが前記第1のワークを前記待機スペースから前記搬入出スペースに運搬すると同時に前記第2のワークを前記搬入出スペースから前記作業スペースに運搬する第3の工程と、を有することを特徴とする。
請求項7記載の本発明では、上記の第3の工程を備えている。そのため、第1のワークを待機スペースから搬入出スペースに運搬する工程と、第2のワークを搬入出スペースから作業スペースに運搬する工程とを別々に有するショット処理方法と比べて、ワークの運搬時間を短縮することができる。
請求項1記載の本発明に係るショット処理装置は、ワークの載せ降ろし作業の作業性を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項2及び請求項3記載の本発明に係るショット処理装置は、ワークの載せ降ろし作業の作業性をより一層向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項4及び請求項7記載の本発明に係るショット処理装置及びショット処理方法は、ワークの運搬するために要する時間を削減することができる、という優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係るショット処理装置は、テーブルから落下したショット材等をスクリューコンベヤに向けてよりスムースに払い落とすことができる、という優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係るショット処理装置は、装置のコストを削減することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態のショット処理装置を正面から見た正面図である。 本実施形態のショット処理装置を上方から見た平面図である。 本実施形態のショット処理装置を側方から見た側面図である。 本実施形態のショット処理装置の内部に設けられたスクレーパと、スクリューコンベヤと、バケットエレベータと、を示す拡大斜視図である。 (A)〜(D)は本実施形態のショット処理方法を示す模式図である。
(ショット処理装置)
図1〜図4を用いて、本発明の実施形態に係るショット処理装置としてのショット処理装置について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは装置正面視の前後方向前方側(手前側)を示しており、矢印UPは装置上方側を示しており、矢印LHは装置正面視の左側を示している。また、以下の説明で、特記なく前後、上下、左右の方向を用いる場合は、装置の前後方向の前後、装置の上下方向の上下、装置の左右方向の左右を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態に係るショット処理装置としてのショットブラスト装置10は、被処理対象物(以下「ワーク」という)に投射材が投射される投射室12等を内部に備えたキャビネット14と、この投射室12に投射される投射材を貯留するタンク16と、を備えている。また、ショットブラスト装置10は、投射室12の下部に落下した投射材及びショットブラスト処理の際に発生した粉塵等をスクリューコンベヤ18へ向けて払い落とすスクレーパ20を備えている。さらに、ショットブラスト装置10は、スクリューコンベヤ18によって運ばれた投射材等をキャビネット14の上方に向けて搬送するバケットエレベータ22と、このバケットエレベータ22によって運ばれた投射材等を再使用可能な投射材とそれ以外の粉塵等に分離するセパレータ24と、を備えている。また、図2に示されるように、ショットブラスト装置10は、ワークを投射室12に搬入及び投射室12から搬出するためのコンベヤ26を備えている。
以下、先ず投射室12について説明し、次いでスクレーパ20、スクリューコンベヤ18、バケットエレベータ22、セパレータ24の順で説明し、最後にコンベヤ26について説明する。
(投射室12)
図1及び図3に示されるように、投射室12は箱状に形成されたキャビネット14の内部に設けられていると共に、その天井部及び右側の側壁部には、投射材を投射する投射装置28がそれぞれ設けられている。即ち、天井部に設けられた投射装置28は投射材を下方側に向けて投射すると共に、右側の側壁部に設けられた投射装置28は投射材を左側に向けて投射する構成である。また、図1に示されるように、投射室12を内部に備えたキャビネット14には、ワークが固定されたテーブル30を投射室12に搬入及び投射室12から搬出するための搬入出口14Aが形成されている。その結果、ワークが固定されたテーブル30を投射室12の側方から該投射室12に搬入及び投射室12から搬出することが可能となっている。また、この搬入出口14Aは、ワーク搬入出扉32によって閉止されている。
(スクレーパ20)
図4に示されるように、スクレーパ20はキャビネット14(図1参照)の内部かつ投射室12の底面に沿って設けられている。また、スクレーパ20は、ショットブラスト装置10の上下方向と略同一方向を軸線方向とする軸芯部20Aと、この軸芯部20Aから該軸芯部20Aの径方向外側に向けて延びる複数のフィン20Bを備えている。また、スクレーパ20の軸芯部20Aは図示しない回転動力源に接続されている。さらに、この軸芯部20Aの上部には、ワークが固定されたテーブル30(図1参照)が接続される。即ち、スクレーパ20及びテーブル30は回転動力源によって同一回転数で旋回駆動される。また、スクレーパ20の軸芯部20Aが回転動力源に接続された状態において、フィン20Bの下端部は投射室12の底面に近接するようになっている。
(スクリューコンベヤ18)
スクリューコンベヤ18は、左右方向を長手方向とするコンベヤ軸18Aと、このコンベヤ軸18Aに沿って所定のピッチを有するスクリュー18Bと、を備えている。このスクリューコンベヤ18は、投射室12の底面に凹設形成されたU字トラフ34(図1参照)に収容されている。また、スクリューコンベヤ18の左側の端部には、後述するバケットエレベータ22の一部を構成するプーリとしての下部プーリ36が該スクリューコンベヤ18と同軸上に配置されている。さらに、この下部プーリ36はスクリューコンベヤ18の左側の端部に固定されている。また、この下部プーリ36が固定されたスクリューコンベヤ18の両端部は、ベアリング等の軸受部材38(図1参照)によって軸支されている。
(バケットエレベータ22)
バケットエレベータ22は、キャビネット14(図1参照)の内側に設けられており、複数のバケット40が取付けられた無端ベルト42が下部プーリ36及び図示しない上部プーリに巻回されることによって構成されている。また、上部プーリは駆動源としての回転動力源44(図1参照)に接続されており、この回転動力源44によって上部プーリが駆動されると共に、無端ベルト42を介して下部プーリ36が駆動される。その結果、無端ベルト42に取付けられたバケット40が上下方向に往復移動する構成である。また、無端ベルト42を介して下部プーリ36が駆動されることによって、該下部プーリ36と同一回転数でスクリューコンベヤ18が回転する構成である。
(セパレータ24)
図1に示されるように、上記バケットエレベータ22の上端部はセパレータ24に接続されている。本実施形態のセパレータ24は、一例として風選式のセパレータ24が用いられており、このセパレータ24によって、投射材とショットブラスト処理の際に発生した粉塵等とが選別される。このセパレータ24によって選別された再使用可能な投射材は再びタンク16に貯留されると共に、ショットブラスト処理の際に発生した粉塵等は粉塵等貯留室46に貯留される。
(コンベヤ26)
図2に示されるように、コンベヤ26は、キャビネット14の正面側に隣接して設けられていると共に、ワークが固定されたテーブル30を搬入出口14Aの前に運搬する運搬部48と、搬入出口14Aの前に運搬されたテーブル30を投射室12に向けて搬入及び投射室12から搬出する搬入出部50と、を備えている。
運搬部48は、ワークが固定されたテーブル30をショットブラスト装置10の左右方向に運搬可能に構成されている。また、この運搬部48は、作業者Pがワークをテーブル30に載せ降ろす作業を行なう作業スペース56と、このワークをテーブル30と共に投射室12に搬入及び投射室12から搬出する搬入出スペース58と、ショットブラスト処理が施される前のワーク及びテーブル30が待機する待機スペース60と、がこの順で設けられている。
また、図3に示されるように、搬入出部50は搬入出装置62を備えている。この搬入出装置62によって、上記の搬入出スペース58に運搬されたテーブル30が投射室12に向けて搬入され又は投射室12に搬入されたテーブル30が搬入出スペース58に向けて搬出される。さらに、テーブル30がコンベヤ26上に搭載された状態において、このテーブル30の床面52からの高さHは略850mmとされている。
さらに、コンベヤ26の下部には、投射室12から搬出されたテーブル30より落下した投射材を回収する第1ホッパ64及び第2ホッパ66が設けられている。この第1ホッパ64及び第2ホッパ66は、ショットブラスト装置10の側面視で略V字状に形成されていると共に、装置の前後方向に沿って互いに隣接するように配置されている。また、第1ホッパ64及び第2ホッパ66のそれぞれの下端部は投射材を回収するための回収管68に接続されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のショットブラスト装置10では、スクリューコンベヤ18とバケットエレベータ22の一部を構成する下部プーリ36とが同軸上に配置されている。そのため、スクリューコンベヤ18と下部プーリ36とを装置の上下方向に並列するように配置した場合と比べて、投射室12の底面及び搬入出口14Aの位置を下げることが可能となる。その結果、作業者Pがワークの載せ降ろし作業を行なう作業エリアと床面との距離が離れることが抑制される。即ち、本実施形態では、ワークの載せ降ろし作業の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、投射室12の上部から落下した投射材がスクレーパ20によってスクリューコンベヤ18に運ばれる。そのため、落下した投射材をスクリューコンベヤ18に運ぶための傾斜壁部を投射室12の底面に設けなくても良い。その結果、投射室12の底面及び搬入出口14Aの位置をより一層下げることが可能となる。その結果、本実施形態では、ワークの載せ降ろし作業の作業性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態では、コンベヤ26の下部に設けられた第1ホッパ64及び第2ホッパ66が、ショットブラスト装置10の側面視で略V字状に形成されていると共に、装置の前後方向に沿って互いに隣接するように配置されている。そのため、装置の前後方向に沿って単一のホッパを設けた場合と比べ、各々のホッパの高さが高くなることが抑制される。その結果、コンベヤ26の床面52からの高さが上昇することが抑制され、ひいてはワークの載せ降ろし作業の作業性をより一層向上させることができる。
また、本実施形態では、作業スペース56、搬入出スペース58及び待機スペース60がこの順でコンベヤ26の運搬部48上に設けられている。そのため、ショット処理される前のワークを待機スペース60から搬入出スペース58に運搬すると同時に、ショット処理を終えたワークを搬入出スペース58から作業スペース56に運搬することが可能となる。その結果、単一のコンベヤ26を用いてワークを運搬する場合にあっては、ショット処理される前のワークとショット処理を終えたワークとを別々に運搬した場合と比べて、ワークの運搬時間が短縮される。即ち、本実施形態では、ワークの運搬するために要する時間を削減することができる。
さらに、本実施形態では、スクレーパ20が軸芯部20A及びフィン20Bを含んで構成されていると共に、ワークが固定されるテーブル30がこの軸芯部20Aの上部に接続されている。そのため、テーブル30から落下したショット材等をスクリューコンベヤ18に向けてよりスムースに払い落とすことができる。
また、本実施形態では、スクリューコンベヤ18及びバケットエレベータ22が同一の回転動力源44により駆動されている。そのため、回転動力源をスクリューコンベヤ18及びバケットエレベータ22にそれぞれ設けた場合と比べて、ショットブラスト装置10のコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、本発明をショットブラスト装置10に適用した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば、本発明をショットピーニング装置等他のショット処理装置に適用しても良い。
また、本実施形態では、第1ホッパ64及び第2ホッパ66を、装置の前後方向に沿って互いに隣接するように設けた例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、コンベヤ26における運搬部48に沿って(装置の左右方向に沿って)複数のホッパを設けた構成としても良い。
(ショット処理方法)
次に、図5を用いて、上記ショットブラスト装置10を用いたショット処理方法についいて説明する。
図5(A)に示されるように、本実施形態のショット処理方法では、先ず、作業者Pによって、第1のワーク70が作業スペース56に置かれたテーブル30に固定される。次いで、テーブル30に固定された第1のワーク70が作業スペース56から待機スペース60に運搬される第1の工程が行なわれる。この第1のワーク70の固定作業及び第1の工程及が行なわれている間に、第2のワーク72に対するショットブラスト処理が投射室12にて行なわれている。
次いで、図5(B)に示されるように、ショットブラスト処理を終えた第2のワーク72が投射室12から搬入出スペース58に搬出される第2の工程が行なわれる。次いで、図5(C)に示されるように、待機スペース60に待機していた第1のワーク70が搬入出スペース58に運搬されると同時に搬入出スペース58に搬出された第2のワーク72が作業スペース56に運搬される第3の工程が行なわれる。
次いで、図5(D)に示されるように、搬入出スペース58に運搬された第1のワーク70が投射室12に搬入され、その後、この第1のワーク70に対するショットブラスト処理が投射室12にて行なわれる。さらに、作業スペース56に運搬された第2のワーク72は作業者Pによってテーブル30から降ろされる。次いで、作業者Pによって、ショットブラスト処理前の第3のワーク74がテーブル30に固定される。
以上説明した工程が繰り返し行なわれることによって、ワークに対してショットブラスト処理が施される。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のショット処理方法では、上記の第4の工程において、第1のワーク70と第2のワーク72が同時に運搬される。そのため、第1のワーク70を待機スペース60から搬入出スペース58に運搬する工程と、第2のワーク72を搬入出スペース58から作業スペース56に運搬する工程とを別々に有するショット処理方法と比べて、ワークの運搬時間が短縮される。即ち、本実施形態では、ワークの運搬するために要する時間を削減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ショットブラスト装置(ショット処理装置)
12 投射室
14 キャビネット
14A 搬入出口
18 スクリューコンベヤ
20 スクレーパ
20A 軸芯部
20B フィン
22 バケットエレベータ
26 コンベヤ
36 下部プーリ(プーリ)
44 回転動力源(駆動源)
56 作業スペース
58 搬入出スペース
60 待機スペース
64 第1ホッパ(ホッパ)
66 第2ホッパ(ホッパ)
70 第1のワーク
72 第2のワーク
P 作業者

Claims (7)

  1. 投射材がワークに向けて投射される投射室を内部に備えると共に、前記投射室の側方に前記ワークの搬入出口が設けられたキャビネットと、
    前記キャビネットの内部かつ前記投射室の下方に設けられ、前記投射室の下部に落下した前記投射材を所定方向へ搬送するスクリューコンベヤと、
    前記スクリューコンベヤと同軸上に配置されかつ該スクリューコンベヤによって搬送された前記投射材を装置高さ方向へ搬送するバケットエレベータのプーリと、
    を備えたショット処理装置。
  2. さらに、前記投射室の下部には、該投射室の下部に落下した前記投射材を前記スクリューコンベヤに向けて払い落とすスクレーパが設けられた請求項1記載のショット処理装置。
  3. 前記ワークを前記搬入出口に運搬すると共に前記ワークを前記投射室に搬入及び前記投射室から搬出するコンベヤが前記キャビネットに隣接して設けられ、このコンベヤの下方には前記投射材を回収するホッパが前記コンベヤに沿って複数設けられた請求項1又は請求項2記載のショット処理装置。
  4. 前記ワークを前記搬入出口の前に運搬するコンベヤが前記キャビネットに隣接して設けられると共に、このコンベヤ上には、作業者が前記ワークを前記コンベヤに載せ降ろす作業を行なう作業スペースと、前記ワークを前記投射室に搬入及び前記投射室から搬出する搬入出スペースと、ショット処理前の前記ワークが待機する待機スペースと、がこの順で設けられた請求項1又は請求項2記載のショット処理装置。
  5. 前記スクレーパは、装置の上下方向と略同一方向を軸線方向とする軸芯部と、この軸芯部から該軸芯部の径方向外側に向けて延びる複数のフィンと、を備えていると共に、
    前期軸芯部の上部にはテーブルが接続され、かつ前記フィン下端部が投射室の底面に近接するように配置された請求項2記載のショット処理装置。
  6. 前記スクリューコンベヤ及び前記バケットエレベータが同一の駆動源により駆動された請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  7. 請求項4記載のショット処理装置を用いて、
    前記コンベヤの前記作業スペースに載せられた第1のワークを前記待機スペースに運搬する第1の工程と、
    前記第1の工程を経た後に、前記投射室でショット処理された第2のワークを前記搬入出スペースに搬出する第2の工程と、
    前記第2の工程を経た後に、前記コンベヤが前記第1のワークを前記待機スペースから前記搬入出スペースに運搬すると同時に前記第2のワークを前記搬入出スペースから前記作業スペースに運搬する第3の工程と、
    を有するショット処理方法。
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