JP2011110642A - 回転ドラム式研掃設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】砥粒をキャビネットの外部へと飛散することなく研掃するとともに、研掃後に金属製品を回転ドラムから完全に排出することが可能な研掃設備を提供する。
【解決手段】キャビネット2を介して回転ドラム4を上向きに傾斜した状態にしてバケットローダ10のバケット33で回転ドラム4に金属製品を投入し、続いて、遠心式砥粒投射装置8付き開閉扉6で回転ドラム4の上端開口部を閉鎖する。遠心式砥粒投射装置8を起動して回転ドラム4の金属製品に砥粒を投射して金属製品を研掃する。回転ドラム4の回転、砥粒回帰手段9の運転、遠心式砥粒投射装置8の稼動を停止し、シリンダ35を収縮作動して回転ドラム4の上端開口部を開放する。次いで、回転ドラム4を下向きに傾動させて回転ドラム4内の研掃済み金属製品Wをオシレーティングコンベア11上に滑降させ、研掃済み金属製品Wをオシレーティングコンベア11により所定位置に搬送する。
【選択図】図1

Description


本発明は、鍛造品あるいは鋳造品などの金属製品をドラム内で撹拌しながら砥粒を投射して金属製品に付着したスケールあるいは鋳物砂を除去して研掃する回転ドラム式研掃設備に関する。
従来、鍛造品あるいは鋳造品などの金属製品に付着したスケールあるいは鋳物砂を除去する研掃設備の一つとして、キャビネットと、このキャビネットの天井に装着された複数のショット投射装置、キャビネットをほぼ水平に貫通しかつキャビネットの貫通方向において傾動可能に構成された傾動フレームと、筒状を成しかつ傾動フレーム上に横置されるとともに所要角度正逆回転可能にされ胴体の上部における複数ショット投射装置に対向する位置に開口を有する回転ドラムと、傾動フレームを傾動させる傾動装置と、回動ドラムを所要角度正逆回転させる回転装置と、キャビネットの側壁と回転ドラムの胴体との間をシールするシール機構とを具備して、回転ドラムを正逆回転させながら、回転ドラムの高さの高い側の一端開口から製品を投入し、製品を撹拌転倒させながら回転ドラム内を下方へ移送し、移送の間にショットを製品に投射して製品を研掃するようにしたものがある。
特開平6−143144号公報
しかし、このように構成された従来の研掃設備では、上層に位置する製品は良く研掃されるが、下層に位置する製品はショットを受ける機会が少ないため、製品に研掃ムラが生じ、しかも、製品の研掃工程の終了時に製品が回転ドラム内に残留するため作業員が回転ドラム内に入って残った製品を手作業により排出しなければならない問題があった。
また、シール機構にはショットの外部への飛散を完全に防止することが困難であるなどの問題点があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、砥粒がキャビネットの外部へ飛散することなく、鍛造品あるいは鋳造品などの金属製品の表面を満遍なく研掃するとともに、研掃後に金属製品を回転ドラムから完全に排出することが可能な研掃設備を提供することにある。

上記の目的を達成するために本発明の回転ドラム式研掃設備は、回転ドラム内の鍛造品や鋳造品などの金属製品に砥粒を投射して金属製品を研掃する回転ドラム式研掃設備であって、機台と、箱状を成しかつ機台に上下回動自在に装着されたキャビネットと、機台に上下回動自在に装着されたキャビネットを、上端開口部が斜め上向きに傾動する位置と斜め下向きに傾動する位置とに回動させるアクチュエータと、有底円筒状を成して金属製品を収納可能であるとともに胴体部に砥粒が通過可能な孔を多数穿設しかつ上端開口部をキャビネットの上端開口部内に位置させてキャビネット内に垂直面内で回転可能に装着された回転ドラムと、キャビネット内に装着されて回転ドラムを垂直面内で回転させる回転ドラム回転駆動機構と、キャビネットおよび回転ドラムの上端開口部に対して進退可能に配設されてこれらの上端開口部を開閉する開閉扉と、キャビネットに装着されて開閉扉をキャビネットおよび回転ドラムの上端開口部に対して進退動させる扉進退作動機構と、開閉扉に装着されて回転ドラムの上端開口部に向けて砥粒を投射可能な遠心式砥粒投射装置と、
キャビネット内の砥粒を回収したのち遠心式砥粒投射装置に送り込む砥粒回帰手段と、キャビネットの上端開口部側に別途固定配設されて回転ドラムの上端開口部に金属製品を搬入可能なバケットローダと、回転ドラムから排出される研掃済み金属製品を所定場所に搬送する搬送装置と、を具備したことを特徴とする。
このように構成されたものは、キャビネットおよび回転ドラムを上向きに傾斜した状態の下に、研掃すべき金属製品をバケットローダのバケット内に投入したのち、扉進退作動機構により開閉扉を移動させてキャビネットおよび回転ドラムの上端開口部を開放し、続いて、バケットローダのバケット昇降機構を正起動してバケットを上方へ回動させ、バケットを回転ドラムの上端開口部に臨ませたのち回転ドラム内に進入させる。次いで、バケットローダのバケットの上端開口部を開き、バケット内の金属製品を回転ドラム内に滑降させて投入し、金属製品Wの投入完了後、バケット昇降機構を逆起動してバケットを下降させ、続いて、開閉扉を移動させてキャビネットおよび回転ドラムの上端開口部を閉じる。
次いで、減速機付き電動機を起動して回転ドラムを回転し回転ドラムの金属製品を撹拌しながら、砥粒回帰手段を起動した状態の下に、遠心式砥粒投射装置を起動して回転ドラムの金属製品に砥粒を投射し金属製品を研掃する。金属製品の研掃終了後、回転ドラムの回転、砥粒回帰手段の運転、遠心式砥粒投射装置の稼動をそれぞれ停止し、続いて、シリンダを収縮作動して開閉扉を移動させてキャビネットおよび回転ドラムの上端開口部を開放する。次いで、シリンダを伸長作動して、キャビネットを介して回転ドラムを下向きに傾動させて、回転ドラム内の研掃済み金属製品を搬送装置上に滑降させ、その後、研掃済み金属製品Wを搬送装置により所定位置に搬送する。
本発明は、機台と、箱状を成しかつ機台に上下回動自在に装着されたキャビネットと、機台に上下回動自在に装着されたキャビネットを、上端開口部が斜め上向きに傾動する位置と斜め下向きに傾動する位置とに回動させるアクチュエータと、有底円筒状を成して金属製品を収納可能であるとともに胴体部に砥粒が通過可能な孔を多数穿設しかつ上端開口部をキャビネットの上端開口部内に位置させてキャビネット内に垂直面内で回転可能に装着された回転ドラムと、キャビネット内に装着されて回転ドラムを垂直面内で回転させる回転ドラム回転駆動機構と、キャビネットおよび回転ドラムの上端開口部に対して進退可能に配設されてこれらの上端開口部を開閉する開閉扉と、キャビネットに装着されて開閉扉をキャビネットおよび回転ドラムの上端開口部に対して進退動させる扉進退作動機構と、開閉扉に装着されて回転ドラムの上端開口部に向けて砥粒を投射可能な遠心式砥粒投射装置と、キャビネット内の砥粒を回収したのち遠心式砥粒投射装置に送り込む砥粒回帰手段と、キャビネットの上端開口部側に別途固定配設されて回転ドラムの上端開口部に金属製品を搬入可能なバケットローダと、回転ドラムから排出される研掃済み金属製品を所定場所に搬送する搬送装置と、を具備したから、鍛造品あるいは鋳造品などの金属製品を容易に回転ドラム内に搬入することができ、しかも、砥粒がキャビネットの外部へと飛散することなく、金属製品の表面を満遍なく研掃し、その上、研掃後に金属製品を回転ドラムから完全に排出することが可能になるなどの優れた効果を奏する。
本発明を適用した回転ドラム式研掃設備の一実施例を示す右側面図である。 図1の正面図である。 図1における主要部分の拡大詳細図である。
以下、本発明を適用した回転ドラム式研掃設備の一実施例について図1〜図4に基づき詳細に説明する。本回転ドラム式研掃設備は、図1および図2に示すように、機台1と、箱状を成しかつ機台1に上下回動自在に装着されたキャビネット2と、機台1に上下回動自在に装着されてキャビネット2を、上端開口部が左斜め上向きに傾斜する位置と左斜め下向きに傾斜する位置とに回動させるアクチュエータとしてのシリンダ3と、有底円筒状を成して金属製品を収納可能であるとともに胴体部に砥粒が通過可能な孔を多数穿設しかつ上端開口部をキャビネット2の上端開口部内に位置させてキャビネット2内に垂直面内で回転可能に装着された回転ドラム4と、キャビネット2内に装着されて回転ドラム4を垂直面内で回転させる回転ドラム回転駆動機構5と、キャビネット2および回転ドラム4の上端開口部に対して進退可能に配設されてこれらの上端開口部を開閉する開閉扉6と、キャビネット2に装着されて開閉扉6をキャビネット2および回転ドラム4の上端開口部に対して進退動させる扉進退作動機構7(図3参照)と、開閉扉6の外面に装着されて回転ドラム4の上端開口部に向けて砥粒を投射可能な遠心式砥粒投射装置8と、キャビネット2内の砥粒を回収したのち遠心式砥粒投射装置8に送り込む砥粒回帰手段9と、キャビネット2の上端開口部側に別途固定配設されて回転ドラム4の上端開口部に金属製品を搬入可能なバケットローダ10と、回転ドラム4から排出される研掃済み金属製品を所定場所に搬送する搬送装置としてのオシレーティングコンベア11と、で構成してある。
そして、キャビネット2は、図2に示すように、これの左右両外側面の中央部に突設した支持軸12・12を機台1に固設された2個の軸受13・13にそれぞれ嵌着して機台1に枢支してある。また、図3に示すように、キャビネット2の底部の左端には砥粒の排出筒14が突設してある。
また、シリンダ3は、図1に示すように、機台1に支持台15を介して上下回動自在に装着してあり、かつキャビネット2の外側面の開口部寄り位置にピストンロッドの先端がピン連結してある。
また、回転ドラム4は、図1に示すように、キャビネット2の内壁面上に装着された複数の支持ローラ16・16によって回転自在に支持してあり、キャビネット2の外側面に装着された減速機付き電動機17によって回転し、かつ、図3に示すように、キャビネット2の底部外面に軸受18を介して装着された回転軸19の先端に底部の外面が固着してある。
また、扉進退作動機構7は、図3に示すように、一端を2本の支持軸12・12にそれぞれ上下回動自在に装着し、かつ他端を開閉扉6の下端の左右両側に上下回動自在に枢支した一対の第1リンク20・20と、一端をキャビネット2の外側面に固着されたブラケット21を介して装着された駆動軸22に固着し、他端を開閉扉6の上端の左右両側に枢支した一対の第2リンク23・23と、キャビネット2に上下回動自在に装着され、かつピストンロッドの先端が駆動軸22に固着されたアーム24の先端にピン連結したシリンダ25(図1参照)と、で構成してあって、開閉扉6は、シリンダ25の伸縮作動によりキャビネット2および回転ドラム4の上端開口部に対し2対の第1・第2リンク20・20・23・23を介して進退移動するようになっている。
砥粒回帰手段9は、図1に示すように、キャビネット2の下方に配設されてキャビネット2から排出される砥粒を後方側に搬送するスクリュコンベア26と、スクリュコンベア26の搬出口側に立設されて砥粒を上方へ運ぶバケットエレベータ27と、バケットエレベータ27の上部に設置されて砥粒に含まれたスケール片や鋳物砂を除去する風選式のセパレータ28と、スケール片等を除去された砥粒を貯留する砥粒貯留ホッパ29と、砥粒貯留ホッパ29から砥粒を遠心式砥粒投射装置8に誘導する砥粒誘導機構30と、で構成してある。
また、バケットローダ10は、図1および図2に示すように、機台1に上下回動自在に枢支したリンク31と、先端がリンク31の先端に上下回動自在に連結しかつ上面にスライド機構32を介してバケット33をスライド可能に装着したバケット支持台34と、シリンダの伸縮作動によりバケット33の上端開口部を開閉する蓋機構35と、機台1の上端に装着されてワイヤープを巻上げ・下げる巻上げ装置を介してバケット支持台34を昇降させるバケット昇降機構36と、で構成してある。
次に、このように構成した回転ドラム式研掃設備の作用について述べる。図1に示すように、シリンダ3を収縮作動してキャビネット2および回転ドラム4を水平面に対して30〜35度左上向きに傾斜した状態から、金属製品Wを研掃するには、蓋機構35を作動してバケットローダ10のバケット33の上端開口部を開閉して、研掃すべき金属製品Wをバケット33内に収納するとともに、扉進退作動機構7のシリンダ25を収縮作動して開閉扉6を右方向へ移動させてキャビネット2および回転ドラム4の上端開口部を開放し、続いて、バケットローダ10のバケット昇降機構36を正起動してバケット支持台34を時計回り方向へ回動させ、バケット33を回転ドラム4の上端開口部に臨ませた後、スライド機構32を介してバケット33を回転ドラム4内に進入させる。
次いで、蓋機構35を作動してバケット33の上端開口部を開き、バケット33内の金属製品Wを回転ドラム4内に滑降させて投入し、金属製品Wの投入完了後、バケット昇降機構36を逆起動してバケット支持台34を下降させ元の位置に戻し、続いて、扉進退作動機構7のシリンダ25を伸長作動して開閉扉6を左方向へ移動させてキャビネット2および回転ドラム4の上端開口部を閉じる。
次いで、減速機付き電動機17を起動して回転ドラム4を回転し回転ドラム4の金属製品Wを撹拌しながら、砥粒回帰手段9を起動した状態の下に遠心式砥粒投射装置8を起動して回転ドラム4の金属製品Wに砥粒を投射し、金属製品Wを研掃する。金属製品Wの研掃終了後、回転ドラム4の回転、砥粒回帰手段9の運転、遠心式砥粒投射装置8の稼動をそれぞれ停止し、続いて、シリンダ25を収縮作動して開閉扉6を右方向へ移動させキャビネット2および回転ドラム4の上端開口部を開放する。次いで、シリンダ3を伸長作動してキャビネット2を介し回転ドラム4を左下向きに傾動させて、回転ドラム4内の研掃済み金属製品Wをオシレーティングコンベア11上に滑降させ、その後、研掃済み金属製品Wをオシレーティングコンベア11により所定位置に搬送する。
一方、遠心式砥粒投射装置8から回転ドラム4内に投射された砥粒は、金属製品Wから剥離されたスケール片あるいは鋳物砂と一緒に回転ドラム4の孔を貫流してキャビネット2内に落下した後、排出筒14からスクリュコンベア26に排出され、続いて、スケール等を含む砥粒は、スクリュコンベア26の搬出口から排出された後、バケットエレベータ27によって上方へ運ばれる。次いで、スケール片等を含む砥粒はバケットエレベータ27の上部からセパレータ28に送り込まれてスケール片や微粉が除去れ、その後、スケール片等を除去れた砥粒は砥粒貯留ホッパ29に貯留されたのち、砥粒誘導機構30を介して遠心式砥粒投射装置8に適宜誘導されて、遠心式砥粒投射装置8から再び投射される。
なお、上記の実施例におけるシリンダ3、25等は、油圧または空圧などの流体シリンダ、または、電動シリンダでもよい。
またなお、研掃済み金属製品Wを搬送するオシレーティングコンベア11は、ベルトコンベヤ、メッシュコンベヤ等のその他の搬送装置でもよい。
1 機台
2 キャビネット
3 シリンダ
4 回転ドラム
5 回転ドラム回転駆動機構
6 開閉扉
7 扉進退作動機構
8 遠心式砥粒投射装置
9 砥粒回帰手段
10 バケットローダ
11 オシレーティングコンベア

Claims (4)

  1. 回転ドラム内の鍛造品や鋳造品などの金属製品に砥粒を投射して金属製品を研掃する回転ドラム式研掃設備であって、
    機台と、
    箱状を成しかつ前記機台に上下回動自在に装着されたキャビネットと、
    前記機台に上下回動自在に装着されたキャビネットを、上端開口部が斜め上向きに傾斜する位置と斜め下向きに傾斜する位置とに回動させるアクチュエータと、
    有底円筒状を成して金属製品を収納可能であるとともに胴体部に砥粒が通過可能な孔を多数穿設しかつ上端開口部を前記キャビネットの上端開口部内に位置させてキャビネット内に垂直面内で回転可能に装着された回転ドラムと、
    前記キャビネット内に装着されて前記回転ドラムを垂直面内で回転させる回転ドラム回転駆動機構と、
    前記キャビネットおよび前記回転ドラムの上端開口部に対して進退可能に配設されてこれらの上端開口部を開閉する開閉扉と、
    前記キャビネットに装着されて前記開閉扉をキャビネットおよび前記回転ドラムの上端開口部に対して進退動させる扉進退作動機構と、
    前記開閉扉に装着されて前記回転ドラムの上端開口部に向けて砥粒を投射可能な遠心式砥粒投射装置と、
    前記キャビネット内の砥粒を回収したのち前記遠心式砥粒投射装置に送り込む砥粒回帰手段と、
    前記キャビネットの上端開口部側に別途固定配設されて前記回転ドラムの上端開口部に金属製品を搬入可能なバケットローダと、
    前記回転ドラムから排出される研掃済み金属製品を所定場所に搬送する搬送装置と、
    を具備したことを特徴とする回転ドラム式研掃設備。
  2. 請求項1に記載の回転ドラム式研掃設備において、
    前記アクチュエータは、流体シリンダまたは電動シリンダであることを特徴とする回転ドラム式研掃設備。
  3. 請求項1または2に記載の回転ドラム式研掃設備において、
    前記砥粒回帰手段は、前記キャビネットの下方に配設されてキャビネットから排出される砥粒を搬送するスクリュコンベアと、このスクリュコンベアの搬出口に立設されて砥粒を上方へ運ぶバケットエレベータと、このバケットエレベータの上部に設置されて砥粒に含まれたスケール片や鋳物砂を除去する風選式のセパレータと、スケール片等を除去された砥粒を貯留する砥粒貯留ホッパと、この砥粒貯留ホッパから砥粒を遠心式砥粒投射装置に誘導する砥粒誘導機構と、
    を含むことを特徴とする回転ドラム式研掃設備。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の回転ドラム式研掃設備において、
    前記バケットローダは、前記機台に上下回動自在に枢支したリンクと、先端がリンクの先端に上下回動自在に連結しかつ上面にスライド機構を介してバケットをスライド可能に装着したバケット装着台と、前記バケットに装着されてシリンダの伸縮作動によりバケットの上端開口部を開閉する蓋機構と、前記機台上に装着されたワイヤープの巻上げ装置を介してバケット支持台を昇降させるバケット昇降機構と、を含むことを特徴とする回転ドラム式研掃設備。

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