JP2015085017A - 内視鏡用トレーニング装置 - Google Patents

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輝明 菅田
Teruaki Sugata
輝明 菅田
チシンミッキー ウォン
Chi-Sin Micky Wong
チシンミッキー ウォン
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Abstract

【課題】医師の技術向上を図るためのトレーニングのみならず、医師及び医療従事者が連携して経内視鏡的治療手技の実践的なトレーニングを行える内視鏡トレーニング装置を提供する。
【解決手段】内視鏡トレーニング装置は、内視鏡の挿入部が挿通される中空空間を有し、一端側に設けられた第1孔及び一端に対向する他端側に設けられた第2孔と、疑似観察対象物又は疑似処置対象物を着脱自在に配設するための少なくとも1つの配設孔とを設けた弾性部材で形成された兼用モデルである胃部4と、胃部4の第1開口4m1側に連結されるチャートホルダー5C及び食道チューブ5Eを備える挿入部が挿通される疑似食道モデル5と、複数の設置部を有し、胃部4の第2開口4m2に連結される挿入部が挿通される十二指腸孔を設けた十二指腸パイプ6と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、経内視鏡的治療手技を修得するための内視鏡用トレーニング装置に関する。
近年、診断、治療の目的で内視鏡が広く用いられている。内視鏡には、挿入部が硬性な内視鏡と、挿入部が可撓性を有する内視鏡等とがある。
可撓性を有する内視鏡の挿入部は、口腔、鼻腔、或いは、肛門から管腔に挿入されて体内の目的部位近傍に導かれる。また、挿入部に処置具チャンネルを設けた内視鏡では各種処置具を、処置具チャンネルを介して体内に導入することによって各種治療処置を行える。
しかし、内視鏡の挿入部を、患者に苦痛を与えることなく、短時間で目的部位まで挿入する手技は熟練を要する技術である。また、体内に処置具を導入し、該処置具を適宜操作して治療処置する手技も熟練を要する技術である。
特許文献1には、内視鏡検査や治療に必要な操作技術を実際の臨床状態に極めて近い感触により高いレベルで修得することができる内視鏡操作トレーニング装置が開示されている。該文献1のトレーニング装置においては、生体から切除された管状臓器がトレーニングの対象となるため、セッティング或いは費用の点から頻繁にトレーニングを行うことが難しい。
一方、内視鏡挿入技術、或いは、内視鏡観察技術、或いは、処置具を扱う治療手技を取得するための各種内視鏡トレーニングモデルが製造販売されている。これら内視鏡トレーニングモデルは、実際の人体の解剖学的形状を模したものである。
例えば、特許文献2には、生体の小腸内への内視鏡を実際に挿入したときの感触に近似した感触が得られて、内視鏡の実際的な操作に習熟することができる小腸内視鏡練習模型が示されている。
これら解剖学的形状に模された各臓器に対応した内視鏡トレーニングモデルを各種用意することによって、経験の浅い医師等が、内視鏡挿入技術を取得するためのトレーニング、あるいは、内視鏡観察技術を取得するためのトレーニングを効率的に行える。
特開2006−81568号公報 再公表特許W2011−27634号公報
しかしながら、特許文献2の小腸内視鏡練習模型、或いは、前述した内視鏡トレーニングモデル等を使用して医師を介助する医療従事者と共に経内視鏡的治療手技のトレーニングを行う場合、臓器が解剖学的形状に模されていることにより、内視鏡を目的部位に到達させるまでに時間を要して医師と医療従事者とを交えての連携トレーニングを十分な時間をかけて行えなくなるおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、医師による内視鏡観察技術の向上を図るためのトレーニング及び、処置具を扱う治療処置手技の向上を図るトレーニングのみならず、医師及び医療従事者が連携して経内視鏡的治療手技の実践的なトレーニングを行える内視鏡トレーニング装置を提供することを目的にしている。
本発明の一態様における内視鏡トレーニング装置は、内視鏡の挿入部が挿通される中空空間を有し、一端側に設けられ前記中空空間の内部と外部とを貫通する第1の孔及び前記第1の孔を有する一端に対向する他端側に設けられた前記内部空間と外部とを貫通する第2の孔と、前記第1の孔及び前記第2の孔よりも小径で該内部空間の内面に疑似観察対象物又は疑似処置対象物を着脱自在に配設するための少なくとも1つの配設孔とを設けた弾性部材で形成された疑似臓器モデルと疑似管腔モデルとを兼用する兼用モデルと、一端と他端とを有し、前記疑似臓器モデルの第1開口側に連結される前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を設けた第1疑似管腔モデルと、
一端と他端とを有し、前記一端から離間した管部に疑似観察対象物又は疑似処置対象物を着脱自在に設置するための複数の設置部を有し、前記疑似臓器モデルの第2開口に一端部が連結される前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を設けた第2疑似管腔モデルと、を具備している。
本発明によれば、医師による内視鏡観察技術の向上を図るためのトレーニング及び、処置具を扱う治療処置手技の向上を図るトレーニングのみならず、医師及び医療従事者が連携して経内視鏡的治療手技の実践的なトレーニングを行える内視鏡トレーニング装置を実現できる。
内視鏡トレーニング装置の一構成例である上部消化管モードの一例を説明する図 収納ケースに収納された内視鏡トレーニング装置を説明する図 収納ケースのケース本体に収納されている疑似臓器モデル、疑似管腔モデル、疑似処置対象物、及び疑似観察対象物等を説明する図 疑似胃モデルを主に説明する図 疑似食道モデルを主に説明する図 チャートホルダー及び疑似大腸モデルを説明する図 疑似十二指腸モデルを主に説明する図 経内視鏡的治療手技の実践的なトレーニングを行う状態を説明する図 画面上に表示された第1パピラの内視鏡画像を説明する図 漏斗状胆膵管の配設凹部にガイドワイヤが導出される状態を説明する図 画面上に表示された高周波処置用パピラに高周波ナイフを近接させた内視鏡画像を説明する図 画面上に表示された切除されたポリープの内視鏡画像を説明する図 上部消化管モードの他の例であって、十二指腸パイプの第1設置部にY字状胆膵管を配設した状態を示す図 第1円板状チャートに通常観察光を照射したチャート画像とNBI観察光を照射したチャート画像とを説明する図 超音波内視鏡下穿刺生検用対象物の内視鏡画像及び超音波画像を説明する図 画面上に表示された異物であるボタンの内視鏡画像を説明する図 画面上に表示されたスポンジターゲット及び挿入部の一部の内視鏡画像を説明する図 内視鏡トレーニング装置の他の構成例である下部消化管モードを説明する図 S字結腸のαループが解除しつつ状態を示す図 S字結腸を伸長させている状態を示す図 S字結腸が略直線化された状態を示す図 S字結腸が直線化された状態を示す図
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもあり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1は、内視鏡トレーニング装置の一例である上部消化管モード2Aであって、第1設置台3Aと、各種疑似モデル4,5、6、7A等と、を組み付けて構成される。
図2に示すように収納ケース1内には第1設置台3A等を構成するモデル設置部材3及び各種疑似モデル4,5C、5E、6、7A、7B、8等が収納される。
図2に示すように収納ケース1は、蓋体1aと、ケース本体1bとを備えている。蓋体1aは、ケース本体1bに対して開閉自在に構成されている。蓋体1aには第1緩衝部材1cが配設され、ケース本体1bには収納凹部を設けた第2緩衝部材1dが配設されている。
モデル設置部材3は、第1設置板3aと、第2設置板3bと、一対の側壁部材3c、中央壁部材3dとを備えている。第1設置板3a、第2設置板3b、一対の側壁部材3c、及び中央壁部材3dは、PVA等、硬質な樹脂製である。第1設置板3a、第2設置板3b、一対の側壁部材3c、及び中央壁部材3dは、収納袋3eに収納されて、各収納凹部に各種疑似モデル4,5C、5E、6、7A、7B、8等が収納された第2緩衝部材1d上に載置される。
第1設置板3aの一短辺端部には第1接続部を構成する複数の第1接続孔3h1及び複数の第2接続孔3h2が設けられている。第1設置板3aの両長辺端部にはそれぞれ長手方向中心線3aLに沿って複数の側壁部材立設用長孔3h3が設けられている。また、第1設置板3aの予め定めた位置には長手中心線3aLに直交する複数の中央壁部材立設用長孔3h4が設けられている。
符号31は第1固定用帯状部材であり、一端部側は第1設置板3a上の予め定めた部位に例えば接着固定されている。符号32は第2固定用帯状部材であり、一端部側は第1設置板3a上の予め定めた部位に例えば接着固定されている。
符号33はフック部であって、面ファスナーのフック面を構成する。フック部33は、第1固定用帯状部材31の他端部側及び第2固定用帯状部材32の他端部側に設けられている。
符号34はループ部であって、面ファスナーのループ面を構成する。ループ部34は、第1設置板3aの予め定めた部位に例えば接着固定されている。
具体的に、ループ部34は、第1設置板3aの長手中心線3aLを挟んで、第1設置板3aに固定された第1固定用帯状部材31の一端部及び第2固定用帯状部材32の一端部にそれぞれ対向して設けられている。なお、図1においては面ファスナーの代わりに先端支持部材30が着脱自在に取り付けられるようになっている。
第2設置板3bは、幅寸法が第1設置板3aの幅に比べて狭く設定してある。第2設置板3bの一方の短辺端部には、第1設置板3aの第1接続孔3h1及び第2接続孔3h2にそれぞれ係入配置される第2接続部である複数の接続突起35が設けられている。複数の接続突起35は、複数の第1接続孔3h1及び複数の第2接続孔3h2に対して取り付け、取り外し自在に構成されている。
そして、第2設置板3bの接続突起35を第1設置板3aの第1接続孔3h1に取り付けた第1接続状態のとき、図1に示す第1設置台3Aが構成される。第1設置台3Aにおいて、第1の設置板3aの長手方向中心線3aLと第2設置板3bの長手方向中心線3bLとが略一直線になる。
一方、第2設置板3bの接続突起35を第1設置板3aの第2接続孔3h2に取り付けた第2接続状態のとき、後述する図17Aの設置台3Bを構成する。設置台3Bにおいて、第1の設置板3aの長手方向中心線3aLと第2設置板3bの長手方向中心線3bLとは平行な位置関係で位置ずれしている。
また、第2設置板3bには2つの取付孔36が設けられている。2つの取付孔36は、第2設置板3bの一平面である表面及び他平面である裏面にそれぞれ一対のC字形状の開口を有する貫通孔で構成されている。取付孔36には、支持体(図1、3の符号3f参照)が配設される。
一対の側壁部材3cは、扁平な直方体形状であって、一側部には複数の側壁部材立設用長孔3h3に配設される複数の側壁部連結突起37が設けられている。中央壁部材3dは、扁平な直方体形状であって、一側部には複数の中央壁部材立設用長孔3h4に配設される複数の中央壁部連結突起38が設けられている。
図3に示すように第2緩衝部材1dに設けられた各収納空間には、兼用モデルである胃部モデル(以下、胃部と略記する)4と、第1疑似管腔モデルである疑似食道モデル5を構成する第1管体である食道チューブ5E及び第2管体であるチャートホルダー5Cと、第2疑似管腔モデルである疑似十二指腸モデル(以下、十二指腸パイプと略記する)6と、第3疑似管腔モデルである第1手技用管膵管及第2手技用管膵管と、第4疑似管腔モデルである大腸モデル(以下、大腸チューブと略記する)8と、疑似処置対象物収容箱9と、疑似観察対称物収容箱10と、モデル設置部材3を構成する複数の支持体3fと、体極板20等とが収容されている。
なお、符号11は超音波内視鏡下穿刺生検用対象物であって、疑似処置対象物である。また、符号12は対象物固定具であって、本実施異形態においてはスポンジホルダーである。
図4の(A)に示すように胃部4は、弾性部材で形成されており、破線に示す中空空間4Mを有している。胃部4の一端側には中空空間4M内部と外部とを貫通する第1の孔4h1の第1開口4m1が設けられている。また、胃部4の第1の開口4m1に対向する他端には中空空間4M内部と外部とを貫通する第2の孔4h2の第2開口4m2が設けられている。本実施形態において、第1の孔4h1の中心軸と第2の孔4h2の中心軸とは一致している。言い換えれば、第2の孔4h2は、第1の孔4h1の中心軸4haと同軸な中心軸を有している。
第1の孔4h1内にはチャートホルダー5Cが着脱自在に取り付け可能であり、第2の孔4h2内には十二指腸パイプ6が着脱自在に取り付け可能である。
そして、前記図1に示すように胃部4の第1開口4m1側にはチャート連結部材5aを介してチャートホルダー5Cが取り付けられ、胃部4の第2開口4m2側には十二指腸パイプ6が取り付けられる。
図4の(A)に示すように胃部4の予め定めた位置には配設孔4s1、4s2が設けられている。配設孔4s1、4s2は、中空空間4Mの内面に疑似観察対象物又は疑似処置対象物を配設するための貫通孔である。
本実施形態においては、配設孔4s1、4s2を介して処置部となるスポンジターゲット13が配設される。スポンジターゲット13は、配設孔4s1、4s2を弾発性に抗して拡径させ、この拡径状態で外部側から中空空間4M内に挿入されて配置される。
配設孔4s1、4s2の内径は、スポンジターゲット13の装着性を考慮して設定される。スポンジターゲット13は、疑似処置対象物と疑似観察対象物とを兼用し、疑似処置対象物収容箱9に収容されている。スポンジターゲット13は、例えば黄色に染色、或いは、赤、青、その他の色に着色されている。
スポンジターゲット13を配設孔4s1、4s2に配設したとき、胃部4の外部にはスポンジターゲット13の端部が露出される。前記図1に示すように露出したスポンジターゲット13の端部にはスポンジホルダー12が取り付けられる。この結果、経内視鏡的治療手技トレーニング中にスポンジターゲット13が中空空間4M内に脱落することが防止される。
なお、本実施形態において、図4の(A)中の符号4Pは、疑似幽門部である。疑似幽門部4Pには第3の孔4h3が形成されている。第3の孔4h3は、疑似幽門であって、第1の孔4h1を解剖学的に噴門と見立てたとき、解剖学的に幽門に対応する位置に設けられている。第3の孔4h3は、着脱自在なキャップ4Cによって、通常、閉塞される。そして、キャップ4Cは、中空空間4M内に異物等を配設するとき、或いは、胃部4を洗浄する際等に取り外される。
図5に示すように食道チューブ5Eは、一端と他端とを有し、一端側の開口5maと他端側の開口5mbとを有する貫通孔であるチューブ孔5Ehが設けられている。
食道チューブ5Eの一端側開口5maは、内視鏡挿入部が挿入される挿入口であり、口腔に対応している。一端側開口5maにはマウスピース5Mが着脱自在に取り付けられるようになっている。
食道チューブ5Eの他端側開口5mb側は第1連結部であって、チャートホルダー5Cを構成するチャート連結部材5aに着脱自在に取り付け可能である。前記図1に示すように食道チューブ5Eの他端側は、胃部4の第1開口4m1側に取り付けられたチャートホルダー5Cのチャート連結部材5aに取り付けられている。
図6に示すようにチャートホルダー5Cは、ホルダー本体5dと、透明パイプ5fと、2つのチャート連結部材5aと、を備えて構成されている。
ホルダー本体5dは、一端側に凸部5gを有し、他端側に凸部5hを有している。ホルダー本体5dには、一端側凸部5gの開口5mgと他端側凸部5hの開口5mhとを有する貫通孔であるパイプ配設孔5dhが設けられている。ホルダー本体5dは、硬質部材である例えば樹脂製、又は、予め定めた弾発性を有する樹脂製或いはゴム製である。
そして、ホルダー本体5dを硬質部材とするとき、一端側凸部5g及び他端側凸部5hは、雄ねじ部として構成される。
透明パイプ5fは、透明で硬質な例えば樹脂製である。透明パイプ5fは、一端と他端とを有し、一端側の開口5miと他端側の開口5mkとを有する貫通孔である透明パイプ孔5fhが設けられている。
透明パイプ孔5fhの内径は、トレーニングの際に使用される内視鏡のうち外径が最大の挿入部が挿通可能となるように、該挿入部外径よりも予め定めた寸法、大きく設定してある。
透明パイプ5fの外表面には1枚のチャートシート14が巻回配置される。チャートシート14を外周面側に巻回した透明パイプ5fは、ホルダー本体5dのパイプ配設孔5dh内に収容配置される。透明パイプ5fの長さは、ホルダー本体5dの長さと同等又は予め定めた長さ短く設定されている。
なお、チャートシート14は、疑似観察対称物収容箱10に収容されている各種画像用チャートシートのうち1枚である。画像用チャートシートとしては、例えば、NBIチャート、AFIチャート、IRIチャート、ワイドアングルチャート、等が用意してある。
NBIチャートは、狹帯域光であるNBI観察光用であり、AFIチャートは、自家蛍光観察用であり、IRIチャートは、赤外光観察用である。
2つのチャート連結部材5aは、硬質部材で同一形状であり、例えば、樹脂製である。チャート連結部材5aは、チャート本体5mと連結部5nとを設けて構成されている。チャート本体5mには一端側凸部5g或いは他端側凸部5hが配設される凹部5pが形成されている。
符号5ahは連結部材孔であって、凹部5pの底面5rに形成された開口5mrと連結部5nの端面5sに形成された開口5msとを有する貫通孔である。連結部材孔5ahの内径は、透明パイプ孔5fhの内径と同一寸法である。
そして、ホルダー本体5dが硬質部材であるとき、凹部5pの内周面には雄ねじ部に螺合する雌ねじが形成される。したがって、上述したチャート連結部材5aとホルダー本体5dとは螺合によって一体に固設される。
なお、ホルダー本体5dが弾発性を有する部材で構成されているとき、一端側凸部5g或いは他端側凸部5hは、チャート連結部材5aの凹部5p内に圧入配置される。
図中の符号8は大腸チューブである。上部消化管モード2Aにおいては、食道チューブ5Eの他端側開口5mb側を、チャートホルダー5Cを構成するホルダー本体5dの一端側凸部5gに固設されたチャート連結部材5aの連結部5nに一体固定している。しかし、チャート連結部材5aの連結部5nには、食道チューブ5Eに替えて大腸チューブ8の他端開口(符号8mb参照)側が取り付け可能である。
大腸チューブ8は、蛇腹チューブであって、一端と他端とを有し、一端側の開口8maと他端側の開口8mbとを有する貫通孔である大腸孔8hが設けられている。大腸チューブ8の一端開口8ma側は、内視鏡挿入部が挿入される挿入口であり、肛門に対応する。
そして、大腸チューブ8の一端開口8ma側には筒体8Cが設けられる。筒体8Cは、例えば、接着によって一端開口8ma側に一体固定される。一方、大腸チューブ8の他端開口8mb側にはエルボ状の筒体8Dが設けられる。筒体8Dは、例えば、帯状の結束バインダー8Eによって他端開口8ma側に締め付けによって一体固定される。
図7に示すように十二指腸パイプ6は、一端と他端とを有するパイプ形状であって、一端側の開口6maと他端側の開口6mbとを有する貫通孔である内視鏡挿入部が挿通する十二指腸孔6hが設けられている。十二指腸パイプ6は、硬質部材で形成され、例えば樹脂製である。
十二指腸パイプ6の一端側部は、胃部4の第2の孔4h2内に配設される連結部6cである。連結部6cは、胃部4の第2開口4m2を介して第2の孔4h2内に圧入配置される。符号6fは、フランジであって、連結部6cの第2の孔4h2内への挿入量を規定する。
十二指腸パイプ6の一端側開口6maを有する一端から離間した管部外周面側には第1の軸6a1を有する第1の設置部6S1及び第2の軸6a2を有する第2設置部6S2が設けられている。
また、十二指腸パイプ6の他端側開口6mbを有する他端面には該十二指腸孔6hの長手軸6haに同軸な凹部で構成された第3設置部6S3が設けられている。したがって、他端側開口6mbは、凹部の底面に位置する。
第1の軸6a1及び第2の軸6a2は、十二指腸孔6hの長手軸6haに直交し、軸同士は予め定めた距離、長手方向に離間して平行な位置関係である。そして、第1設置部6S1には第1の軸6a1を中心軸にした段付き形状の第1配設孔6h1が設けられ、第2設置部6S2には第2の軸6a2を中心軸にした第2配設孔6h2が設けられている。第2配設孔6h2は段付き形状であってもストレート形状であってもよい。
第1設置部6S1には第1手技用胆膵管である漏斗状胆膵管7A、又は第2手技用胆膵管であるY字状胆膵管7Bが選択的に取り付けられるようになっている。
漏斗状胆膵管7Aは、第1の手技である採石トレーニングの際に用いられる。漏斗状胆膵管7Aは、半透明或いは透明で硬質な樹脂製である。漏斗状胆膵管7Aは、連結孔部7Aa及び結石配設凹部7Abを設けて構成されている。また、漏斗状胆膵管7Aには、体極板20を挿入するスリット7Acが設けてある。符号20hは貫通孔であって、後述する第3パピラ17の案内孔17hに対向するように配置される。
連結孔部7Aaを第1設置部6S1の外側に取り付けることによって、漏斗状胆膵管7Aが十二指腸パイプ6の外周面に対して立設する。結石配設凹部7Ab内にはトレーニング用の疑似結石15が配設される。疑似結石15は、疑似処置対象物収容箱9に収容されている。
Y字状胆膵管7Bは、第2の手技であるガイドワイヤーカニュレーショントレーニングの際に用いられる。Y字状胆膵管7Bは、例えば透明で硬質な樹脂製である。Y字状胆膵管7Bは、Y字形状に形成され、連結凹部7Ba、分岐部7Bb、疑似胆管部7Bc、疑似膵管部7Bdを設けて構成されている。
連結凹部7Baを第1設置部6S1の外側に取り付けることによって、Y字状胆膵管7Bが十二指腸パイプ6の外周面に対して立設する。
符号7Beは、連通孔であって、連結凹部7Ba内と分岐部7Bbとを結ぶストレート孔である。
第1設置部6S1の第1配設孔6h1内には、疑似処置対象部である漏斗状胆膵管7A、或いは、Y字状胆膵管7Bが第1設置部6S1に取り付けられる以前に、疑似処置対象部である疑似十二指腸乳頭を構成する第1パピラ16A、第2パピラ16B、または、高周波処置用パピラ17の何れか1つが配設される。
第1パピラ16Aは、ゴム製であり、大径孔16h1を有している。第2パピラ16Bもゴム製であり、大径孔16h1より細径な小径孔16h2を有している。高周波処置用パピラ17は、例えばポリビニルアルコール(PVA)製であり、高周波切開可能である。高周波処置用パピラ17には小径孔16h2より細径な案内孔17hが形成されている。これらパピラ16A、16B、17は、疑似処置対象物収容箱9に収容されている。
第2設置部6S2の第2配設孔6h2内には超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11が着脱自在に設置可能である。超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11は、硬質部材である例えば樹脂製のケース体11aと、ウレタンゴム製の充填体11bと、複数の疑似患部11cと、を設けて構成されている。
超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11のケース体11aは、第2設置部6S2の第2配設孔6h2に螺合によって配設される。即ち、第2配設孔6h2には雌ねじが形成され、ケース体11aには雄ねじが形成されている。
また、第2設置部6S2の第2配設孔6h2内及び凹部である第3設置部6S3内には、疑似観察対象物である各種画像用チャートである円板状チャート18a、18b、…を配設した観察用ブロック19a、19b、…、が着脱自在に配設可能である。
観察用ブロック19a、19b、…は、第2設置部6S2の第2配設孔6h2及び第3設置部6S3に螺合によって配設される。即ち、第3設置部6S3には第2配設孔6h2と同じ雌ねじが形成され、観察用ブロック19a、19b、…の外周面は雄ねじとして構成されている。
つまり、第2設置部6S2の第2配設孔6h2には、超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11、または、観察用ブロック19a、19b、…が選択的に配設される。
なお、第1円板状チャート18aは、例えば、NBIチャートであり、第2円板状チャート18bは、例えば、AFIチャートである。
また、十二指腸パイプ6の一管部外周面側に2つの設置部6S1、6S2を設ける構成を示しているが、設置部を3つ以上設けるようにしてもよい。
ここで、図1及び図8乃至図13を参照して上部消化管モード2Aによる経内視鏡的治療手技トレーニングの一例を説明する。
医師と医療従事者とが連携して例えば採石トレーニングを実施する場合、図1に示した上部消化管モード2Aを用意する。上部消化管モード2Aは、第1設置台3A上に一体に構成された胃部4,チャートホルダー5C、食道チューブ5E、十二指腸パイプ6、及び漏斗状胆膵管7Aを設けて構成されている。チャートホルダー5C及び十二指腸パイプ6が支持体3fによって支持されている。食道チューブ5Eの先端部は、第2設置板3bに固定されている。
なお、第1設置部6S1の第1配設孔6h1内に配設されるパピラは、トレーニングする医師の技術レベルに合わせて第1パピラ16A或いは第2パピラ16Bが選択される。本実施形態においては、第1配設孔6h1内に第1パピラ16Aを配設してある。また、漏斗状胆膵管7Aの配設凹部7Abには疑似結石15が配設される。さらに、第2設置部6S2の第2配設孔6h2内には第1円板状チャート18aを有する観察用ブロック19aを配設してある。
図8に示すように経験豊富な医師等の指導者40からの指示にしたがって、トレーニングを受ける経験の浅い医師41及び経験の浅い医療従事者(以下、看護士と記載する)42は、患者である上部消化管モード2Aに対して最適な立ち位置をとる。
次に、医師41は、指導者40からの指示にしたがってモニタ60の画面61上に表示される内視鏡画像62を確認しつつ、内視鏡50の挿入部51をマウスピース5Mが取り付けられた食道チューブ5Eの一端側開口5maから第1パピラ16Aに向けて挿入していく。
なお、内視鏡50は、側視の内視鏡である。
本実施形態の上部消化管モード2Aにおいては、疑似口腔に対応する一端側開口5mから疑似十二指腸乳頭である第1パピラ16A近傍までの胃部4を含む管路が略直線化されている。このため、医師41は、挿入部51の先端部を速やかに十二指腸パイプ6内まで挿入することができる。
また、本実施形態の上部消化管モード2Aにおいては、食道チューブ5Eとチャートホルダー5Cとを組み合わせた疑似食道モデル5の長さを成人の一般的な口腔から食道胃接合部までの長さに設定してある。このため、指導者40は、挿入部51の外表面に設けられた目盛りから挿入長を確認して、上部消化管モード2A内における挿入部先端部の位置の把握を行える。
医師41は、モニタ60の内視鏡画像62から挿入部先端部が十二指腸パイプ6内に挿入されたことを確認したなら挿入部51を捩る操作、湾曲部を湾曲させる操作等の手元操作を行って、画面61上に図9に示すように第1パピラ16Aの大径孔16h1の開口を正面視した内視鏡画像62を表示させる。
次に、指導者40の指示にしたがって、医師41及び看護士42は、連携してガイドワイヤを内視鏡50の操作部52に設けられた処置具挿入口から処置具チャンネル内に挿入して十二指腸パイプ6内まで導く。
医師41は、内視鏡画像62中にガイドワイヤ55を確認したなら、指導者40の指示にしたがって処置具起上台等を操作しつつ、看護士42と連携して図9の破線に示すガイドワイヤ55を大径孔16h1内に挿入する。
大径孔16h1内に挿入されたガイドワイヤ55は、該孔16h1内を通過して、図10に示すように漏斗状胆膵管7Aの配設凹部7Ab内に導出される。
次いで、指導者40の指示にしたがって、医師41及び看護士42は、連携して例えばバスケット処置具(不図示)を、ガイドワイヤ55を介して漏斗状胆膵管7Aの配設凹部7Ab内に導入する。また、医師41及び看護士42は、連携して配設凹部7Ab内の疑似結石15の採取手技を行う。
なお、指導者40は、疑似結石15が大きい場合、医師41及び看護士42にバスケット処置具の導入前に砕石用処置具(不図示)を導入して、疑似結石15をバスケット処置具で採石可能な大きさに砕く指導を行う。
このとき、医師41及び看護士42は、実際の臨床手技ではしばしばX線透視下で行われる採取作業を、肉眼で漏斗状胆膵管7A越しに疑似結石15とバスケット処置具との関係を把握しつつ行える。
疑似結石採取後、医師41及び看護士42は、指導者40の指示にしたがって、内視鏡50の挿入部51と共に採石した疑似結石を食道チューブ5Eの一端側開口5maから抜去する。
このように、十二指腸パイプ6の第1設置部6S1に漏斗状胆膵管7Aを設けると共に、第1配設孔6h1内に第1パピラ16Aを設けた上部消化管モード2Aを構成し、漏斗状胆膵管7Aの配設凹部7Ab内に疑似結石15を配設する。この結果、経験の浅い医師及び看護士は、指導者の指導のもとで採石トレーニングを連携して行うことができる。
また、上部消化管モード2Aにおいて、食道チューブ5Eのチューブ孔5Eh、チャートホルダー5Cの透明パイプ孔5fh、胃部4の中空空間4M、十二指腸パイプ6の十二指腸孔6hで構成される疑似管腔を直線化している。このため、経験の浅い医師41を含む連携トレーニングであっても内視鏡挿入作業に手間取ること無く、医師と看護師とが連携する経内視鏡的治療手技トレーニングを実践的に行うことができるとともに、実践的な連携トレーニングを繰り返し行うことができる。
なお、図4の(B)に示すように第2の孔4h2の内径を第1の孔4h1の内径より大径に設定した実線に示す第2の孔4h2aとするようにしてもよい。この結果、医師は、より容易に、第1の孔4h1を通過させた挿入部51を第2の孔4h2内に挿通させることができる。
また、上述した実施形態において、第1の孔4h1の中心軸と第2の孔4h2の中心軸とを一致させるとしている。しかし、図4の(C)に示すように大径な第2の孔4h2aの第2開口4m2を基端側から正面視したとき、第2の孔4h2内に第1の孔4h1が位置する構成であれば、第1の孔4h1の中心軸4haと第2の孔4h2の中心軸4hbとが平行に位置ずれしていてもよい。
この構成においても、医師は、第1の孔4h1を通過させた挿入部51を第2の孔4h2内に容易に挿通させることができる。
さらに、上述した実施形態において、第1開口4m1の中心4m1cと第2開口4m2の中心4m2cとを結ぶ線分4Lと第1の孔4h1の中心軸4haとが予め定めた角度範囲内である角度θ1、或いは角度θ2で交差する位置関係であっても良い。
この構成において、医師は、第1の孔4h1を通過させた挿入部51を第2の孔4h2内に挿通させる際、湾曲部を湾曲させる操作を行うことになるが、上述したように第2の孔4h2の内径が第1の孔4h1の内径より大径であれば、内視鏡挿入作業に手間取ること無く、内視鏡の湾曲トレーニング操作を多少加味した状態で挿通させることができる。
なお、上述した実施形態においては、指導者40の指示にしたがって、経験の浅い医師41及び看護士42が連携トレーニングを行うとしている。しかし、経験豊富な医師が経験の浅い看護士と連携トレーニングを行う、或いは、この逆に経験豊富な看護士と経験の浅い医師とによって連携トレーニングを行うようにしてもよい。
また、上部消化管モード2Aによる連携トレーニングにおいては、第1設置部6S1の第1配設孔6h1内に配設するパピラを第1パピラ16Aから第2パピラ16Bに変更することによって、大径孔16h1を小径孔16h2に変更して、手技の難易度を上げた連携トレーニングを行うことができる。
また、上述した上部消化管モード2Aによる連携トレーニングにおいては、第1配設孔6h1内にゴム製の第1パピラ16A又は第2パピラ16Bを配設するとしている。しかし、パピラをゴム製からPVA製の高周波処置用パピラ17に変更することによって、乳頭括約筋切開術のトレーニングが可能になる。この際、高周波処置用パピラ17に接触している体極板20に体極板用コード(図1の符号21)を接続して通電可能にする。
この結果、図11に示すようにモノポーラ高周波処置具である高周波ナイフ56によって、高周波処置用パピラ17を切開する乳頭括約筋切開術を含むより高度な採石トレーニングを医師と看護師とが連携して行うことができる。
なお、高周波処置用パピラ17を高周波ナイフ56によって切開する代わりに、図12に示すように例えばループ状の電気メス57によってポリープを切除(符号17Pは切除後のポリープ)するポリープ切除トレーニングを医師と看護師とが連携して行うようにしてもよい。
また、図13に示すように十二指腸パイプ6の第1設置部6S1に漏斗状胆膵管7Aの代わりにY字状胆膵管7Bを配設することによって、医師と看護師とが連携してガイドワイヤのツイストによって膵管、或いは、胆管に導く、いわゆる、選択的ガイドワイヤーカニュレーションのトレーニングを行うことができる。
このように、Y字状胆膵管7B或いは漏斗状胆膵管7Aを十二指腸パイプ6の外表面から立設させることによって、X線透視下で行われる手技を目視で確認しつつ医師と看護師とが連携して各種の経内視鏡的治療トレーニングを行うことができる。
なお、医師41は、モニタ60の内視鏡画像62から挿入部先端部が十二指腸パイプ6内に挿入されたことを確認したとき、指導者40が画面61上に第1円板状チャート18aを表示させる指示を行う場合がある。
指導者40は、図14の(A)に示すように第1円板状チャート18aの内視鏡画像62が表示されたことを確認したとき、医師41に観察光を通常観察光からNBI観察光に切り替える指示を行う。
すると、画面61上に表示されていた図13の(A)に示す通常光に内視鏡画像が図14の(B)に示すNBI観察光による内視鏡画像62NBIに切り替わる。
この結果、経験の浅い医師41及び看護士42は、通常観察光による内視鏡画像とNBI観察光による内視鏡画像との違いを体得することができる。
そして、第2配設孔6h2に設けるチャートの種類を適宜変更することによって、各種照明光と内視鏡画像との関係を体得することができる。
また、内視鏡50を側視の内視鏡から超音波探触子及び観察光学系を備えた超音波内視鏡にすることによって、超音波内視鏡下生検トレーニングを行える。
なお、超音波内視鏡下生検トレーニングを行うに当たって、第2設置部6S2の第2配設孔6h2内に、観察用ブロック19aの代わりに超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11を配設する。
超音波内視鏡下生検トレーニングにおいて、医師41は、モニタ60の内視鏡画像62から挿入部先端部が十二指腸パイプ6内に挿入されたことを確認したなら挿入部51を捩る操作、湾曲部を湾曲させる操作等の手元操作を行って、図15の(A)に示すように画面61上に超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11を正面視した内視鏡画像62を表示させる。
次に、医師41は、指導者40の指示にしたがって、図示されていない超音波探触子の超音波走査面を超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11のケース体11aの端面に位置する充填体11bに密着させる。
このとき、超音波探触子の超音波走査面が指導者40の意図する通りに充填体11bに密着することによって、図15の(B)に示すように指導者40の意図する位置に疑似患部11cが位置する超音波画像62Uが超音波画面61U上に表示される。
ここで、指導者40の指示にしたがって、医師41及び看護士42は、連携して穿刺針(不図示)を超音波内視鏡(不図示)の操作部に設けられた処置具挿入口から処置具チャンネル内に挿入して十二指腸パイプ6内まで導く。
医師41は、内視鏡画像62中に穿刺針を確認したなら、指導者40の指示にしたがって処置具起上台等を操作しつつ、看護士42と連携して穿刺針を疑似患部11cに向けて穿刺する。図に示すように疑似患部11cに穿刺針58の先端が到達しなかった場合、再度、穿刺針を疑似患部11cに向けて穿刺するトレーニングを行う。
このように、十二指腸パイプ6の第2設置部6S2の第2配設孔6h2内に超音波内視鏡下穿刺生検用対象物11を設けて上部消化管モード2Aを構成することによって、経験の浅い医師及び看護士は、指導者の指導のもとで超音波内視鏡下生検トレーニングを連携して行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、内視鏡の挿入部の先端部を上部消化管モード2Aの十二指腸パイプ6内まで導いて、医師と看護師とが連携して行う経内視鏡的治療手技トレーニングを説明した。
しかし、内視鏡の挿入部の先端部を、上部消化管モード2Aを構成する胃部4の中空空間4M内に導いて医師と看護師とが連携する経内視鏡的治療手技トレーニングを行うようにしてもよい。
この場合、内視鏡50は、側視の内視鏡に変えて直視の内視鏡を使用する。
図16Aを参照して直視の内視鏡による異物回収トレーニングを説明し、図16Bを参照して直視の内視鏡による生検トレーニングを説明する。
まず、異物回収トレーニングについて説明する。
異物回収トレーニングを行うに当たって、第3の孔4h3を介して予め胃部4の中空空間4M内に例えばボタンを落とし込んでおく。
医師41は、モニタ60の内視鏡画像62から内視鏡挿入部の先端部が胃部4の中空空間4M内に挿入されたことを確認したなら、挿入部51を捩る操作、湾曲部を湾曲させる湾曲操作等の手元操作を行って、図16Aに示すように画面61上に異物であるボタン59の内視鏡画像62を表示させる。
次に、指導者40の指示にしたがって、医師41及び看護士42は、連携して把持鉗子(不図示)を内視鏡(不図示)の操作部に設けられた処置具挿入口から処置具チャンネル内に挿入して中空空間4M内に導出させる。
医師41は、図16Aに示すように内視鏡画像62中に把持鉗子71を確認したなら、指導者40の指示にしたがって湾曲操作等の手元操作を行いつつ、看護士42と連携して把持鉗子71によるボタン59の回収を行う。
このように、胃部4の中空空間4M内に異物を配置させた上部消化管モード2Aを構成することによって、経験の浅い医師及び看護士は、指導者の指導のもとで異物回収トレーニングを連携して行うことができる。
次に、胃部4の中空空間4Mの内面に設けたスポンジターゲット13を生検する生検トレーニングについて説明する。
医師41は、モニタ60の内視鏡画像62から内視鏡の挿入部の先端部が胃部4の中空空間4M内に挿入されたことを確認したなら、指導者40の指示にしたがって、湾曲部を湾曲させる湾曲操作等の手元操作を行う。このとき、配設孔4s1が噴門近傍に設けられているため、湾曲部は180度以上に湾曲される。
この結果。図16Bに示すように画面61上にスポンジターゲット13及び挿入部52Aの一部を含む内視鏡画像62を表示される。
次に、指導者40の指示にしたがって、医師41及び看護士42は、連携して生検鉗子(不図示)を内視鏡の操作部に設けられた処置具挿入口から処置具チャンネル内に挿入して中空空間4M内に導出させる。
医師41は、内視鏡画像62中に生検鉗子72を確認したなら、指導者40の指示にしたがって湾曲操作等の手元操作を行いつつ、看護士42と連携して生検鉗子によるスポンジターゲット13の生検を行う。
このように、胃部4の中空空間4M内にスポンジターゲット13を設けた上部消化管モード2Aを構成することによって、経験の浅い医師及び看護士は、指導者の指導のもと生検トレーニングを連携して行うことができる。
なお、スポンジターゲット13は、緊縛トレーニングに使用するようにしてもよい。または、スポンジターゲット13は、照明光を通常観察光からNBI観察光に切り替えることによって黄色から赤色に画面状で変色することを用いて照明光切替観察トレーニング等を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、上部消化管モード2Aを用いて、医師と看護師とが連携して経内視鏡的治療手技トレーニングを行うとしている。しかし、上部消化管モード2Aを用いて、医師単独で照明光を切り替える照明光切替観察トレーニング等を行うようにしてもよい。
このように、上述のように構成可能な上部消化管モード2Aを用いることによって、医師のための内視鏡操作トレーニング、内視鏡観察トレーニング、或いは経内視鏡的治療手技トレーニングのみならず、医師と医療従事者とが連携した様々な経内視鏡的治療手技トレーニングを実践的に行うことができる。
なお、上述においては内視鏡トレーニング装置の一構成例である上部消化管モード2Aにおけるトレーニングを説明したが、下部消化管モードを構成することによって経験の浅い医師は、下部消化管モード2Bを用いて、大腸内視鏡挿入手技のうちの基本テクニックであるαループ解除トレーニングを指導者の指導下において、或いは、単独で行える。
図17Aに示すように下部消化管モード2Bは、第2設置台3Bと、各種疑似モデル4,5C、8等と、を組み付けて構成される。
本実施形態において、第2設置台3Bを構成する第1設置板3aと第2設置板3bとは第2接続状態である。つまり、上述したように第2設置板3bの接続突起35は、第1設置板3aの第2接続孔3h2に取り付けられている。
加えて、側壁部材3cの側壁部連結突起37は、第1設置板3aの側壁部材立設用長孔3h3に連結され、中央壁部材3dの中央壁部連結突起38は第1設置板3aの中央壁部材立設用長孔3h4に連結されている。
この結果、第1設置板3aには、該第1設置板3aの一面に立設する2枚の側壁部材3cと1枚の中央壁部材3dとで構成される大腸チューブ配設空間3BSと大腸チューブ導出部3BPとが設けられる。
大腸チューブ8は、内視鏡挿入部の挿入性の向上を図る目的でチューブ内に潤滑剤或いは潤滑液が塗布される。挿入性の向上を図られた大腸チューブの一部は、大腸チューブ配設空間3BS内にα字形状のループを形作るように立体的に配設される。また、大腸チューブ8の残りの部分は、大腸チューブ導出部3BPから大腸チューブ配設空間外に導出される。
大腸チューブ配設空間外に導出された大腸チューブ8の他端開口8mb側は、上述したように食道チューブ5Eに替えてチャートホルダー5Cを構成するチャート連結部材5aの連結部5nに連結される。
一方、大腸チューブ配設空間3BS内の大腸チューブ8の一端開口8ma側は、固定用帯状部材31、32によって第1設置板3aに固設される。
なお、本実施形態において、胃部4は、大腸の一部を構成する。その他の構成は上述した上部消化管モード2Aと同様である。
医師41は、指導者40の指示にしたがってモニタの画面上に表示される内視鏡画像を確認しつつ、図17Bに示すように大腸内視鏡内視鏡の挿入部80を筒体8Cが取り付けられた大腸チューブ8の一端開口8ma側から胃部4に向けて挿入していく。
このとき、大腸チューブ8内には潤滑剤等が塗布されているため、医師41は、挿入部80を速やかに胃部4に向けて挿入することができる。
医師41は、モニタの内視鏡画像から挿入部80の先端部が胃部4の大腸チューブ導出部3BPに到達したことを確認したなら、挿入部先端部がS字結腸を経て左結腸曲部に到達したと判断する。
ここで、医師41は、指導者40の指示にしたがって、挿入部51を回転させながら引き戻す操作を行って、S字結腸のループを図17B−図17Dに示すように徐々に伸張させていく。
そして、図17Eに示すように大腸チューブ8を直線化させたなら、医師41は、指導者40の指示にしたがって、内視鏡の挿入部80を更に深く挿入してトレーニングを行うことが可能になる。例えば、チャートホルダー5C内の各種チャートシートを観察する、或いは、上述したように看護士42と連携して胃部4の中空空間4M内で生検鉗子によるスポンジターゲット13の生検を行う。
このように、下部消化管モード2Bを構成することによって、経験の浅い医師は、αループ解除トレーニングを行うことができる。加えて、経験の浅い医師及び看護士は、指導者の指導のもとで大腸内視鏡による経内視鏡的治療手技トレーニングを連携して実践的に行うことができる。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…収納ケース 1a…蓋体 1b…ケース本体 1c…第1緩衝部材
1d…第2緩衝部材 2A…上部消化管モード 2B…下部消化管モード
3…モデル設置部材 3A…第1設置台 3B…第2設置台
3BP…大腸チューブ導出部 3BS…大腸チューブ配設空間 3a…第1設置板
3aL、3bL…長手方向中心線 3b…第2設置板 3c…側壁部材
3d…中央壁部材 3e…収納袋 3f…支持体 3h1…第1接続孔
3h2…第2接続孔 3h3…側壁部材立設用長孔 3h4…中央壁部材立設用長孔
4…胃部 4C…キャップ 4M…中空空間 4P…疑似幽門部 4h1…第1の孔
4h2…第2の孔 4h3…第3の孔 4ha…中心軸 4m1…第1開口
4m2…第2開口 4s1、4s2…配設孔 5…疑似食道モデル
5C…チャートホルダー 5E…食道チューブ 5Eh…チューブ孔
5M…マウスピース 5a…チャート連結部材 5ah…連結部材孔
5d…ホルダー本体 5dh…パイプ配設孔 5f…透明パイプ 5fh…透明パイプ孔
5g…一端側凸部 5h…他端側凸部 5m…チャート本体 5ma…一端側開口
5mb…他端側開口 5mi…透明パイプの一端側開口
5mk…透明パイプの他端側開口 5n…連結部 5p…凹部 5r…底面 5s…端面
6…十二指腸パイプ 6S1…第1の設置部 6S2…第2の設置部
6S3…第3の設置部 6a1…第1の軸 6a2…第2の軸 6c…連結部
6dh…配設孔 6f…フランジ 6h…十二指腸孔 6h1…第1配設孔
6h2…第2配設孔 6ha…長手軸 6ma…一端側開口 6mb…他端側開口
7A…漏斗状胆膵管 7Aa…連結孔部 7Ab…結石配設凹部 7Ac…スリット
7B…Y字状胆膵管 7Ba…連結凹部 7Bb…分岐部 7Bc…疑似胆管部
7Bd…疑似膵管部 7Be…連通孔 8…大腸チューブ 8C…筒体 8D…筒体
8E…結束パインダー 8h…大腸孔 8ma…一端開口 8mb…他端開口
9…疑似処置対象物収容箱 10…疑似観察対称物収容箱
11…超音波内視鏡下穿刺生検用対象物 11a…ケース体 11b…充填体
11c…疑似患部 12…スポンジホルダー 13…スポンジターゲット
14…チャートシート 15…疑似結石 16A…第1パピラ 16B…第2パピラ
16h1…大径孔 16h2…小径孔 17…高周波処置用パピラ
17P…切除後ポリープ 17h…案内孔 18a…第1円板状チャート
18b…第2円板状チャート 19a、19b…観察用ブロック 20…体極板
21…体極板用コード 30…先端支持部材 31…第1固定用帯状部材
32…第2固定用帯状部材 33…フック部 34…ループ部 35…接続突起
36…取付孔 37…側壁部連結突起 38…中央壁部連結突起 40…指導者
41…医師 42…看護士 50…内視鏡 51…挿入部 52…操作部
52A…挿入部 55…ガイドワイヤ 56…高周波ナイフ 57…電気メス
58…穿刺針 59…ボタン 60…モニタ 61…画面 61U…超音波画面
62…内視鏡画像 62NBI…内視鏡画像 62U…超音波画像 71…把持鉗子
72…生検鉗子 80…挿入部

Claims (7)

  1. 内視鏡の挿入部が挿通される中空空間を有し、一端側に設けられ前記中空空間の内部と外部とを貫通する第1の孔及び前記第1の孔を有する一端に対向する他端側に設けられた前記内部空間と外部とを貫通する第2の孔と、前記第1の孔及び前記第2の孔よりも小径で該内部空間の内面に疑似観察対象物又は疑似処置対象物を着脱自在に配設するための少なくとも1つの配設孔とを設けた弾性部材で形成された疑似臓器モデルと疑似管腔モデルとを兼用する兼用モデルと、
    一端と他端とを有し、前記疑似臓器モデルの第1開口側に連結される前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を設けた第1疑似管腔モデルと、
    一端と他端とを有し、前記一端から離間した管部に疑似観察対象物又は疑似処置対象物を着脱自在に設置するための複数の設置部を有し、前記疑似臓器モデルの第2開口に一端部が連結される前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を設けた第2疑似管腔モデルと、
    を具備することを特徴とする内視鏡用トレーニング装置
  2. 前記第1疑似管腔モデルは、一端と他端とを有し、予め定めた長さに設定した、前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を設けた第1管体と、一端と他端とを有し、前記疑似観察対象物であるシート状の各種画像用チャートが配設される前記一端側から前記他端側に至る前記挿入部が挿通される貫通孔を有してチャートホルダーを兼用する予め定めた長さに設定した第2管体と、を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用トレーニング装置。
  3. 前記第2疑似管腔モデルに設けられる複数の設置部は、少なくとも、該第2疑似管腔モデルの貫通孔の長手軸に直交する第1の軸を有して前記疑似処置対象物が設置される第1の設置部、前記長手軸に直交する第2の軸を有して前記疑似観察対象物が設置される第2の設置部、及び前記第2疑似管腔モデルの長手軸に平行な軸を有して前記疑似観察対象物が設置される第3の設置部であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用トレーニング装置。
  4. 前記第1の設置部は、前記貫通孔の内面の予め定めた位置に前記疑似処置対象物を着脱自在に設置するための設置孔と、第2疑似管腔モデルの外表面に第3疑似管腔モデルを立設するための固定部と、を具備することを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用トレーニング装置。
  5. 前記第1の設置部の固定部に設けられる第3疑似管腔モデルは、疑似胆石が設置される第1手技用胆膵管、又は、疑似胆管と疑似膵管とを設けた第2手技用胆膵管であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用トレーニング装置。
  6. 前記第2管体には前記第1管体に替えて、一端と他端とを有して予め定めた長さに設定され前記一端側から前記他端側に至る内視鏡挿入部が挿通される貫通孔を設けた可撓性を有する第4疑似管腔モデルが着脱自在であることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用トレーニング装置。
  7. 前記疑似臓器モデル、前記第1疑似管腔モデル及び前記第2疑似管腔モデルを予め定めた状態に設置可能なモデル設置部材を有し、
    前記モデル設置部材は、
    第1接続部を端部に備える第1設置板と、
    前記第1設置板の第1接続部に接続される第2接続部を端部に備え、前記第2接続部を前記第1接続部に接続したとき、中心線が該第1設置板の長手方向中心線に一致した第1接続状態と、前記中心線が前記長手方向中心線に対して位置ずれした第2接続状態との何れかの接続状態で接続される第2設置板と、
    前記第1設置板の長手方向中心線に沿って該第1設置板の一平面側の両側部に立設される一対の側壁部材と、
    前記第2設置板の長手方向中心線に直交するように前記一平面上に立設され、一側面が前記第1設置板に立設された一方の側壁部材の平面に近接して配置され、他側面が前記第1設置板に立設された他方の側壁部材の平面から予め定めた距離離間して配置される中央壁部材と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用トレーニング装置。
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