JP2015079348A - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二軸を同時駆動する加工方式で、ワークに自由形状を施すことができる数値制御装置を提供する。
【解決手段】二軸同期加工は、基準周期に対し、工具主軸8を第一回転数、ワーク主軸82を第二回転数で夫々回転し互いに同期させる。第二回転数は第一回転数よりも小さい回転数差を第一回転数に加算した数である。ワーク主軸82と工具主軸8とを結ぶ仮想直線の方向はX軸方向である。回転数差は、基準周期に基づく第一周期毎にワークW表面の同一円周上に位相差を生じる。同一円周上にて工具DのチップBとワークW表面との刃当たり位置は第一周期毎に周方向へずれる。数値制御装置は刃当たり位置のX軸方向の位置を第一周期毎に制御する。回転数差により第一周期毎に生じる位相差は正確である。故に数値制御装置はワークW表面に自由形状を高精度に加工できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、二つの主軸を有する工作機械を制御する数値制御装置に関する。
従来、二つの主軸を有し、一方の主軸にワーク、他方の主軸に工具を取り付け、何れか一方を他方に対して相対的に回転させることによって、ワークに回転加工と旋削加工を選択的に施すことができる工作機械がある。ワークを取り付ける主軸はワーク主軸、工具を取り付ける主軸は工具主軸である。回転加工はワーク主軸を停止し且つ工具主軸を回転して加工する加工方式であり、例えばドリル加工及びタップ加工等である。旋削加工は工具主軸を停止し且つワーク主軸を回転して加工する加工方式であり、例えばねじ切り加工等である。これらに対し、二軸を同時駆動する加工方式は、二つの主軸の相対的な周速度が速くなるので効率の良い加工が期待できる。例えば、ワーク主軸と工具主軸を予め設定された所定の比率の回転速度で駆動し、ワークに多角形の形状を加工するポリゴン加工方式がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−164557号公報
二軸を同時駆動する方式で、ワークに対しユーザが意図する自由形状(例えば自然な形状又は複雑な形状を含む)を高精度で加工しようとした場合、所定の比率の回転速度で夫々を回転すると、ポリゴン加工方式では多角形になってしまうので採用できない。何れの主軸も回転しているので、自由形状を加工する為のワークと工具の位置関係の制御が困難であった。
本発明の目的は、二軸を同時駆動する加工方式で、ワークに自由形状を施すことができる数値制御装置を提供することである。
本発明の請求項1に係る数値制御装置は、ワークを保持して回転するワーク主軸と、前記ワーク主軸の軸線方向に対して平行に配置し、ワーク表面に工具の刃を接触させて回転する工具主軸とを備えた工作機械を制御する数値制御装置において、基準周期に対し、前記ワーク主軸又は前記工具主軸を第一回転数で回転させる第一主軸回転制御手段と、前記基準周期に対し、前記工具主軸又は前記ワーク主軸を前記第一回転数よりも小さい回転数差を、前記第一回転数にさらに加算した第二回転数で回転させる第二主軸回転制御手段と、前記ワーク主軸と前記工具主軸とを結ぶ仮想直線の方向を第一方向とした場合に、前記回転数差によって前記基準周期に基づく第一周期毎に前記ワーク表面において同一円周上に生じる位相差に基づき、前記同一円周上において前記第一周期毎に周方向へずれる前記刃と前記ワーク表面との接点の前記第一方向における位置を、前記第一周期毎に制御する接点位置制御手段とを備えたことを特徴とする。故に数値制御装置は、工具主軸とワーク主軸の二軸を同時駆動する方式で、ワークに対し自由形状を高精度に施すことができる。
請求項2に係る発明の数値制御装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記接点位置制御手段は、前記位相差に基づき、前記接点の前記第一方向における位置を前記第一周期毎に制御し、且つ前記接点の前記ワーク主軸及び前記工具主軸に対して平行な第二方向における位置を前記基準周期に基づく第二周期毎に制御することを特徴とする。故に数値制御装置は、工具主軸とワーク主軸の二軸を同時駆動する方式で、ワークに対し立体的な自由形状を高精度に施すことができる。
工作機械1の斜視図。 工作機械1の正面図。 工作機械1の右側面図。 工作機械1の電気的構成を示すブロック図。 ワークWと工具Dの相互の位置関係を示す図。 図5の状態から位相差Δθを生じた時のチップBの刃当たり位置P2を示す図。 仮想円周上に沿って刃当たり位置がP1〜P4に順次ずれた状態を示す図。 自由形状LをZ軸方向に加工した図。 楕円柱60の平面図。 楕円柱60の斜視図。 NCプログラムA1の一部を示す図。 形状プログラムA2の図。 形状プログラムA2に対応する形状角度θとX軸方向の移動位置の関係を示すグラフ。 メイン処理の流れ図。 二軸同期加工処理の流れ図。 変形例であるNCプログラムA3の一部を示す図である。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1の左斜め下方、右斜め上方、左斜め上方、右斜め下方は、夫々、工作機械1の前方、後方、左方、右方である。工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は、夫々、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1に示す工作機械1は複合加工機である。工作機械1はワーク(工作物)に対し回転加工と旋削加工に加え、二軸同期加工を施すことができる。回転加工は、工具Dを回転し、静止状態のワーク(図1では図示略)に接触させてワークを切削する加工である。旋削加工は、ワークを回転し、静止状態の工具Dを接触させてワークを軸対称に切削する加工である。二軸同期加工は、二軸同時駆動により、工具Dとワークを同時に回転してワークを切削する加工である。
図1〜図3を参照し、工作機械1の構造を説明する。工作機械1は、基台部2、運搬体12、コラム5、主軸ヘッド7、工具主軸8(図2,図3参照)、ワーク保持装置80、自動工具交換装置30(以下ATC30と称す)等を備える。
基台部2はY軸方向に長い矩形箱状の鉄製部材である。基台部2は上面後ろ側に台座部4、上面右前側に右前台座部18、上面左前側に左前台座部19を備える。台座部4は上面に一対のY軸レール61,62(図2参照)、Y軸ボールネジ63(図2参照)、Y軸モータ52(図4参照)等を備える。Y軸レール61,62、Y軸ボールネジ63はY軸方向に延びる。Y軸ボールネジ63はY軸レール61,62の間に設ける。
運搬体12はY軸レール61,62に沿って移動可能に設ける。運搬体12は下面にナット(図示略)を備え、該ナットはY軸ボールネジ63に螺合する。Y軸モータ52はY軸ボールネジ63を回転する。運搬体12はナットと共にY軸方向に移動する。運搬体12は上面に一対のX軸レール71,72、X軸ボールネジ73、X軸モータ51等を備える。X軸レール71,72、X軸ボールネジ73はX軸方向に延びる。X軸ボールネジ73はX軸レール71,72の間に設ける。
コラム5はX軸レール71,72に沿って移動可能に設ける。コラム5は下面にナット(図示略)を備え、該ナットはX軸ボールネジ73に螺合する。X軸モータ51はX軸ボールネジ73を回転する。コラム5はナットと共にX軸方向に移動し、運搬体12を介してY軸方向に移動可能である。コラム5は前面に一対のZ軸レール(図示略)、Z軸ボールネジ(図示略)、Z軸モータ53(図4参照)等を備える。Z軸レール、Z軸ボールネジはZ軸方向に延びる。Z軸ボールネジは一対のZ軸レールの間に設ける。
主軸ヘッド7はZ軸レールに沿って移動可能に設ける。主軸ヘッド7は背面にナット(図示略)を備え、該ナットはZ軸ボールネジに螺合する。Z軸モータ53はZ軸ボールネジを回転する。主軸ヘッド7はZ軸方向に移動する。工具主軸8は主軸ヘッド7に設ける。工具主軸8は下端部に工具装着穴(図示略)を備える。工具装着穴は主軸ヘッド7下部に位置する。工具装着穴は工具Dを装着する。工具主軸モータ54は工具主軸8を回転する。工具主軸モータ54は主軸ヘッド7上部に設ける。
ワーク保持装置80は、右側固定部88、左側固定部89、テーブル81、ワーク主軸82、ワーク主軸モータ56、チルトモータ57等を備える。右側固定部88は右前台座部18上面に固定する。左側固定部89は左前台座部19上面に固定する。テーブル81は、水平部81A、右連結部81B、左連結部81Cを備える。ワーク主軸82はテーブル81略中央に回転可能に設ける。ワーク主軸モータ56は水平部81A下面側に設ける。ワーク主軸82はワーク主軸モータ56の回転軸に連結する。ワーク主軸82の軸線方向は水平部81Aに対して直交する。ワーク主軸82は冶具(図示略)を用いて上部にワークを保持可能である。
右連結部81Bは水平部81Aから右斜め上方に延び且つ右側固定部88にX軸回りに回転可能に連結する。左連結部81Cは水平部81Aから左斜め上方に延び且つ左側固定部89にX軸回りに回転可能に連結する。チルトモータ57は右側固定部88に固定する。チルトモータ57の回転軸は右連結部81Bと連結する。チルトモータ57はテーブル81をX軸回りに回転する。ワーク主軸82に保持したワークは、ワーク主軸モータ56の駆動によりワーク主軸82の軸回りに回転する。ワークはチルトモータ57によるテーブル81の回転に関わらず、ワーク主軸モータ56の駆動により水平部81Aに対して直角な軸回りに回転する。
図1〜図3を参照し、ATC30の構造を説明する。ATC30は、工具マガジン31、マガジン支持部材32、マガジンモータ55、駆動ギヤ35等を備える。マガジン支持部材32は楕円環状であり、主軸ヘッド7とコラム5を内側に挿入した状態で、コラム5に取り付ける。工具マガジン31はマガジン支持部材32の外周に沿って取り付ける。工具マガジン31はチェーン34と複数のポット37を備える。チェーン34はマガジン支持部材32の外周に沿って移動可能に取り付ける。複数のポット37はチェーン34に夫々取り付ける。ポット37は工具Dを保持可能である。ポット37はアーム状に形成し且つ前後方向に揺動可能に取り付ける。
マガジンモータ55はマガジン支持部材32の上部に取り付ける。マガジンモータ55の駆動軸はマガジン支持部材32の上面に直交する。マガジンモータ55の駆動軸は正逆方向に夫々回転可能である。駆動ギヤ35はマガジンモータ55の駆動軸に取り付ける。駆動ギヤ35はマガジンモータ55の駆動軸と共に回転する。駆動ギヤ35は工具マガジン31のチェーン34に噛合する。チェーン34は駆動ギヤ35の駆動によりマガジン支持部材32の外周に沿って正逆何れかの方向に移動する。故にポット37はチェーン34と共にマガジン支持部材32の外周に沿って移動する。工具マガジン31の最下部に位置するポット37の位置は工具交換位置である。工具交換位置は工具主軸8に最も近接する位置である。ATC30は次工具を現工具と交換する。次工具は工具交換位置にあるポット37が保持する工具である。現工具は工具主軸8に装着する工具である。
図4を参照し、工作機械1の電気的構成を説明する。工作機械1は数値制御装置20を備える。数値制御装置20はCPU21、ROM22、RAM23、不揮発性記憶装置24、入力部25、入出力部26等を備える。CPU21は工作機械1の動作を統括制御する。ROM22は、後述するメインプログラム、後述する二軸同期制御プログラム等の各種プログラムを記憶する。メインプログラムは後述するメイン処理(図14参照)を実行する為のプログラムである。二軸同期制御プログラムは後述する二軸同期制御処理(図15参照)を実行する為のプログラムである。RAM23は各種データを記憶する。不揮発性記憶装置24はNCプログラム等を記憶する。NCプログラムは複数のブロックで構成したものである。各ブロックは各種NCコマンドを含む。NCコマンドは制御指令である。
操作部38、Z軸原点センサ39は入力部25に接続する。操作部38は例えば工作機械1を覆うカバー(図示略)に設ける。操作部38は例えば作業者が工作機械1の動作について各種入力及び設定を行う機器である。Z軸原点センサ39は主軸ヘッド7のZ軸方向の原点を検出する。駆動回路41〜49は入出力部26に接続する。
駆動回路41はX軸モータ51を駆動する。エンコーダ51AはX軸モータ51と入出力部26に接続する。エンコーダ51AはX軸モータ51の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。駆動回路42はY軸モータ52を駆動する。エンコーダ52AはY軸モータ52と入出力部26に接続する。エンコーダ52AはY軸モータ52の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。駆動回路43はZ軸モータ53を駆動する。エンコーダ53AはZ軸モータ53と入出力部26に接続する。エンコーダ53AはZ軸モータ53の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。
駆動回路44は工具主軸モータ54を駆動する。エンコーダ54Aは工具主軸モータ54と入出力部26に接続する。エンコーダ54Aは工具主軸モータ54の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。駆動回路45はマガジンモータ55を駆動する。エンコーダ55Aはマガジンモータ55と入出力部26に接続する。エンコーダ55Aはマガジンモータ55の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。駆動回路46はワーク主軸モータ56を駆動する。エンコーダ56Aはワーク主軸モータ56と入出力部26に接続する。エンコーダ56Aはワーク主軸モータ56の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。
駆動回路47はチルトモータ57を駆動する。エンコーダ57Aはチルトモータ57と入出力部26に接続する。エンコーダ57Aはチルトモータ57の回転量を検出し該検出信号を入出力部26に入力する。駆動回路48はクランプ装置58を駆動する。クランプ装置58はテーブル81の裏面側に設ける。クランプ装置58はワーク主軸82を固定保持する。駆動回路49は表示部11を駆動する。表示部11は工作機械1を覆うスプラッシュカバー(図示略)に設ける。表示部11は工作機械1の設定画面、操作画面等の各種画面を表示する。
X軸モータ51、Y軸モータ52、Z軸モータ53、工具主軸モータ54、マガジンモータ55、ワーク主軸モータ56、チルトモータ57は、サーボモータである。
図5〜図8を参照し、二軸同期加工の原理を説明する。二軸同期加工は、工具主軸8とワーク主軸82を同期して回転しながらワークWの加工表面(加工を施す面)に自由形状を施す加工方法である。図5に示すように、工具主軸8の軸線方向とワーク主軸82の軸線方向は互いに平行である。ワーク主軸82は上部の保持面に冶具でワークWを保持し、工具主軸8は工具装着穴に工具Dを装着する。工具Dは下向きである。工具Dは側面に一枚のチップBを備えるが、複数でもよい。工作機械1はワーク主軸82と工具主軸8とを結ぶ仮想直線の方向をX軸方向に設定する。数値制御装置20はワーク主軸82に対して工具主軸8をX軸方向に移動可能に制御する。尚、数値制御装置20は工具主軸8に対してワーク主軸82をX軸方向に移動可能に制御してもよい。X軸方向は本発明の第一方向に相当する。チップBは本発明の刃に相当する。
二軸同期加工に用いるパラメータは、T:基準周期、Sw:ワーク主軸82の回転数、St:工具主軸8の回転数、R:工具DのチップBの数、E:回転数差、Q:形状数、等である。形状数とは、ワークWを仮想円周上で分割する分割数であり、分割して得られる夫々の形状部分の数である。分割する各形状は夫々互いに面対象形状である。仮想円とは、後述するが、ワーク主軸82と工具主軸8を同期回転中に、チップBのワークWの加工表面に対する刃当たり位置が移動する円形状の軌跡である。回転数差Eについては後述する。
図5に示すように、工具DのチップBの刃先はワークWの加工表面に対して側方から当たる。チップBの最初の刃当たり位置はP1である。数値制御装置20は、ワーク主軸82と工具主軸8を互いに逆方向に回転する。例えば、ワーク主軸82と工具主軸8を、以下の(1)式が成り立つように夫々を同期して回転する。
Sw/R=St/Q ・・・(1)
(1)式が成り立つ加工は通常のポリゴン加工であるので、ワークWの加工形状は多角形状となってしまう。
そこで、ワーク主軸82と工具主軸8を、以下の(2)式が成り立つように夫々を同期して回転する。
Sw/R+E=St/Q ・・・(2)
但し、回転数差Eは、(Sw/R)及び(St/Q)よりも十分に小さい値である。回転数差Eによって、工具DのチップBがワークWの加工表面に当たる時間差が生じる。時間差は位相差Δθを生じる。位相差Δθは、以下の(3)式で求めることができる。
Δθ=(2π×E)/T ・・・(3)
図6に示すように、位相差Δθにより、チップBの刃当たり位置はP1からP2にずれる。ワーク主軸82と工具主軸8の同期回転を継続すると、チップBの刃当たり位置は、ワークWの回転中心を中心とする仮想円周上を移動する。チップBがワークW中心と工具D中心を結ぶ直線上を通過する周期は、T/(St*R)である。チップBがワークWの同じ位置を加工する周期は、T/(E*Q)である。数値制御装置20はT/(St*R)毎に工具DのX軸方向の位置を制御することにより、ワークWの仮想円周上に微小な自由形状を形成する。尚、図6に示す刃当たり位置P1,P2は本発明の接点に相当し、T/(St*R)は本発明の第一周期に相当し、T/(E*Q)は本発明の第二周期に相当する。
ワーク主軸82と工具主軸8を上記(2)式が成り立つように夫々を同期回転した場合、例えば、図7に示すように、工具Dの刃当たり位置は、T/(St*R)毎に、P1、P2、P3、P4・・・と順次移動する。数値制御装置20は、T/(St*R)毎に、目標位置に到達するように、工具DをX軸方向に移動する。刃当たり位置P1、P2、P3、P4・・・は仮想円の径方向に位置を変える。故に数値制御装置20は、ワークWの加工表面に自由形状Lを高精度に形成できる。自由形状Lは、例えば刃当たり位置P1〜P4において折れ曲がった折れ線である。
更に、数値制御装置20は、T/(E*Q)を基準時間とした速度を与えられて、工具DをZ軸方向に移動する。刃当たり位置P1、P2、P3、P4・・・はZ軸方向にも位置を変えるので、図8に示すように、ワークWの加工表面において自由形状LをZ軸方向にも高精度に表現できる。上記の二軸同期加工は、基準周期T、回転数差Eを変更した場合でも、ワーク主軸82と工具主軸8を互いに同期することにより、ワークWの加工形状を崩すことなく加工速度を変更できる。尚、Z軸方向は本発明の第二方向に相当する。
図9〜図15を参照し、CPU21が制御する二軸同期加工を説明する。本実施形態は図9,図10に示す楕円柱60を二軸同期加工でワークWに切削する場合を一例として説明する。楕円柱60は、長半径a=10mm、短半径b=9.9mm、高さh=10mmの円柱である。楕円柱60を加工する為に、CPU21はNCプログラムA1(図11参照)と形状プログラムA2(図12参照)を用いる。NCプログラムA1と形状プログラムA2は不揮発性記憶装置24に記憶する。
図11に示すNCプログラムA1の一部は、楕円柱60を二軸同期加工で切削するものである。このプログラムの「X」に続く数字は、図4のX軸モータ51の絶対位置を指示するものであり、ワークWに対し、工具主軸の軸線方向の位置を指示し、切削時の楕円の円周方向の半径と一致する。また、「Z」に続く数字は、図4のZ軸モータ53の絶対位置を指示するものであり、ワークWに対し、切削時の高さと一致する。「C」に続く数字は、図4のワーク主軸モータ56の絶対位置を指示するものである。ワークWの中心は、ワーク主軸モータの回転軸中心に設置されるため、ワークWに対し、切削時の形状角度θと一致する。2行目の「G51.9」は同期開始指令を表し、同一行に指示された、「P」は形状指令のプログラム番号、「Q」は形状数、「R」はチップ数、「S」はワーク主軸82の回転数、「T」は基準時間、「E」は回転数差、「I」はT/(St*R)で補間する軸を指定する移動軸指令、「J」はT/(E*Q)で補間する軸を指定する移動軸指令を示す。尚、「I」、「J」の軸指定は二進数で、X軸=bit0、Y軸=bit1、Z軸=bit2で夫々指定する。最終行の「G50.9」は同期終了指令である。2行目の「G51.9」から最終行の「G50.9」までの間は、二軸同期加工を行う。その間の「G1」は直線補間指令、「F」はZ軸方向の工具主軸8の送り速度、「G4」はドゥエル指令、「G4」と同一行の「P」はドゥエル時間である。尚、「G51.9」から「G50.9」までの間は、「F」で指令される速度や、「G04P」で指令されるドゥエル指令の時間が毎分(/分)や毎回転(/rev)と違い、後述するように同期時間基準で指令される。
図12に示す形状プログラムA2は、長半径a=10mm、短半径b=9.9mmの楕円(図9参照)について、形状角度θ毎の工具主軸8のX軸方向の移動位置を夫々設定するサブプログラムである。「01000」はプログラム番号が1000番であることを示す。例えば、「C0.000」は形状角度θ=0°、「C10.000」は形状角度θ=10°、「C90.000」は形状角度θ=90°であることを示す。「M99」はサブプログラム終了コードである。図13は、形状プログラムA2が規定する形状角度θとX軸方向の移動位置との関係を示したグラフである。形状角度θ=0°、180°、360°でX軸方向の移動位置は10、θ=90°、270°でX軸方向の移動位置は9.9である。故に数値制御装置20は、形状プログラムA2に従い、工具主軸8を移動すれば、長半径a=10mm、短半径b=9.9mmの楕円をワークWの加工表面に描くことができる。CPU21はNCプログラムA1を後述するメイン処理で実行し、更に形状プログラムA2を参照し、後述する二軸同期制御処理を実行することにより、ワークWに楕円柱60を加工できる。
図14を参照し、CPU21が実行するメイン処理を説明する。作業者が工作機械1を起動し、操作部38においてNCプログラムA1を選択すると、CPU21は不揮発性記憶装置24からNCプログラムA1を読み出す。作業者が操作部38の実行ボタン(図示略)を押下すると、CPU21はROM22からメインプログラムを起動し、NCプログラムA1について本処理を実行する。
先ず、CPU21はNCプログラムA1を1ブロック解釈する(S1)。CPU21は解釈した指令がエンド指令か否か判断する(S2)。解釈した指令がエンド指令でない場合(S2:NO)、解釈したブロックの制御指令に従って動作を実行する(S3)。
例えば、NCプログラムA1の1行目は「G0 X10.000 Z0.000 C0.000 M19」であり、「工具主軸8を(X,Z)=(10,0)に位置決めし、ワーク主軸82を(C)=(0)に位置決めし、工具主軸8の向きをオリエント、つまり、チップBの位置方向をオリエント方向にリセットせよ」という旨の指令である。CPU21は指令に従って動作を実行する(S3)。
CPU21は、S1に戻り、2行目を解釈する。2行目は「G51.9 P1000 Q2 R1 S1000 T60 E1 I1 J4」であり、「プログラム番号1000番の形状プログラムA2を読み出し、形状数Qを2、チップ数Rを1、ワーク主軸82の回転数Sを1000回転、基準周期Tを60秒、回転数差Eを1、T/(St*R)周期で補間する軸をX軸、T/(E*Q)周期で補間する軸をZ軸に指定し、同期を開始せよ。」という旨の指令である。CPU21は指令に従い、各種パラメータ設定後、ワーク主軸82と工具主軸8の同期を開始する(S3)。同期を開始すると、CPU21はROM22から二軸同期制御プログラムを読み出し、後述する二軸同期制御処理(図15参照)を開始する。尚、二軸同期制御処理の実行により、CPU21は、1ミリ秒毎に、後述する補間位置ΔSw、補間位置ΔSt、形状角度Δθ、形状角度θ、移動量ΔZ等を求め、ワーク主軸82と工具主軸8の各動作を制御する。
CPU21は、S1に戻り、3行目を解釈する。3行目は「G1 Z10.000 F5」であり、「工具主軸8をZ軸方向において0から10mmの位置に移動するまで、毎T/(E*Q)時間あたり5mmの移動速度で移動せよ。」という旨の指令である。CPU21は指令に従い、工具主軸8のX軸方向の移動位置を制御し、且つZ軸方向に毎T/(E*Q)時間当たり5mmの移動速度で工具主軸8を移動する(S3)。後述するが、CPU21はF5の速度指令を後述する二軸同期制御処理にも反映する。図10に示すように、ワークWに楕円柱60が徐々に形成される。
CPU21は、S1に戻り、4行目を解釈する。4行目は「G4 P2」であり、ドゥエル指令であるので、「T/(E*Q)の2倍の時間移動を停止しなさい。」という旨の指令である。CPU21は指令に従い、動作を実行する(S3)ことにより、ワークWに形状を最後まで加工できる。
CPU21は、S1に戻り、5行目を解釈する。5行目は「G1 Z0.000 F5」であり、「工具主軸8をZ軸方向に10mmから0の位置に移動するまで、毎T/(E*Q)時間当たり5mmの速度で移動せよ。」という旨の指令である。CPU21は指令に従って動作を実行する(S3)ことにより、加工済みであるワークWから工具主軸8を引き抜いて最初の位置に戻すことができる。
CPU21は、S1に戻り、6行目を解釈する。6行目は「G50.9」であり、同期終了の指令である。CPU21は同期を終了し、ワーク主軸82と工具主軸8の動作を停止する。CPU21は解釈した指令がエンド指令か否か判断する(S2)。解釈した指令がエンド指令である場合(S2:YES)、本処理を終了する。
図15を参照し、二軸同期制御処理を説明する。先ず、CPU21はS指令からワーク主軸82の補間位置ΔSwを算出する(S11)。補間位置ΔSwは1ミリ秒間あたりのワーク主軸82の回転量であり、以下の(4)式で算出する。尚、ticはtickの略であり、CPU21の内部処理上の時間の最少単位である。本実施形態のticは1ミリ秒である。
ΔSw=Sw/T*tic ・・・(4)
CPU21は、S11で算出した補間位置ΔSwに基づき、工具主軸8の補間位置ΔStを算出する(S12)。補間位置ΔStは1ミリ秒間あたりの工具主軸8の回転量であり、以下の(5)式で算出する。
ΔSt=(ΔSw*Q+E)/(R*T)*tic ・・・(5)
CPU21は、S11で算出した補間位置ΔSwに基づき、形状角度Δθを算出する(S13)。形状角度Δθは1ミリ秒間あたりの刃当たり位置の位相差であり、以下の(6)式で算出する。
Δθ=360*E/T*tic ・・・(6)
CPU21は、S13で算出した形状角度ΔθをRAM23に記憶する形状角度θに加算し、形状角度θを更新する(S14)。形状角度θは同期開始から現在までの位相差となる。CPU21は、形状プログラムA2を不揮発性記憶装置24から読み出し、形状角度θに対応する工具主軸8のX軸方向の移動位置を求める(S15)。
CPU21はS11で算出した補間位置ΔSwとFの速度指令に基づき、工具主軸8の移動量ΔZを求める(S16)。移動量ΔZは1秒間あたりの工具主軸8のZ軸方向の移動量である。本実施形態では、CPU21がメイン処理においてNCプログラムA1の3行目の解釈で得ることができる。移動量ΔZは、以下の(7)式で算出する。
ΔZ=F*Q*E/T*tic ・・・(7)
CPU21は、上記S11〜S16の処理を実行することにより、補間位置ΔSw、補間位置ΔSt、形状角度Δθ、形状角度θ、工具主軸8のX軸方向の移動位置、移動量ΔZを夫々求めることができる。CPU21は、これらパラメータに基づき、ワーク主軸82と工具主軸8の各動作を制御し、ワークWに楕円柱60を形成できる。
CPU21は加工終了か否か判断する(S17)。加工終了か否かはワーク主軸82と工具主軸8が目標位置に到達したか否かで判断する。目標位置へ到達していない場合(S17:NO)、CPU21はS11に戻って、引き続き、上記パラメータを求め、ワーク主軸82と工具主軸8の各動作を制御する。目標位置へ到達して、同期加工が終了した場合(S17:YES)、本処理を終了する。上記のように、二軸同期加工では、ワーク主軸82と工具主軸8の回転数差によって生じる位相差を利用し、ワークWの仮想円周上を第一周期毎にずれる工具DのチップBの刃当たり位置を制御する。回転数差によって第一周期毎に生じる位相差は正確である。故に数値制御装置20はワークWの加工表面に自由形状を高精度に形成できる。
以上説明したように、本実施形態の数値制御装置20は工作機械1を制御し、ワーク主軸82と工具主軸8を同期して回転させる二軸同期加工が可能である。二軸同期加工では、基準周期Tに対し、工具主軸8を第一回転数、ワーク主軸82を第二回転数で夫々回転し互いに同期させる。第二回転数は、第一回転数よりも小さい回転数差Eを第一回転数に加算した数である。ワーク主軸82と工具主軸8とを結ぶ仮想直線の方向はX軸方向とする。回転数差Eによって基準周期Tに基づく第一周期毎にワークWの加工表面にて仮想円周上に位相差を生じる。位相差に基づき、仮想円周上にて工具DのチップBとワークWの加工表面との刃当たり位置は第一周期毎に周方向へずれる。数値制御装置20は刃当たり位置のX軸方向における位置を第一周期毎に制御する。回転数差Eによって第一周期毎に生じる位相差は正確である。故に数値制御装置20は二軸同時加工により、ワークWの加工表面に自由形状を高精度に加工できる。
また本実施形態では更に、数値制御装置20は刃当たり位置のX軸方向における位置を第一周期毎に制御し、且つ刃当たり位置のZ軸方向における位置を基準周期Tに基づく第二周期毎に制御する。故に数値制御装置20は、二軸同時加工により、ワークWに対し自由形状を立体的に高精度に施すことができる。
なお本発明は上記実施形態に限らず、様々な変形が可能である。上記実施形態では、図11に示すNCプログラムA1をメイン処理で実行することにより、ワークWの加工表面に楕円柱60を加工したが、例えば、図16に示すNCプログラムA3をメイン処理で実行することにより、ワークWの加工表面に楕円柱60を加工することもできる。NCプログラムA3は楕円指令を用いるので、NCプログラムA1に比べてブロック数が少ない。
NCプログラムA3の1、3、5行目は、NCプログラムA1の1、4、6行目と同じ制御指令である。NCプログラムA3の2、4行目について、G51.8は楕円指令、Uは楕円の長半径、Vは楕円の短半径、Wは形状角度、Rはチップ数、Sはワーク主軸82の回転数、Tは基準周期、Eは回転数差、FはZ軸方向の移動速度である。NCプログラムA3の2行目は「チップ数Rを1、ワーク主軸82の回転数Swを1000回転、基準周期Tを60秒、回転数差Eを1とし、U=10mm、V=9.9mmの楕円に沿って工具主軸8を移動しながら、工具主軸8をZ軸方向に0から10mmの位置に移動するまで毎T/(E*Q)時間当たり5mmの速度で移動せよ。」という旨の指令である。NCプログラムA3の4行目は「チップ数Rを1、ワーク主軸82の回転数Swを1000回転、基準周期Tを60秒、回転数差Eを1とし、U=10mm、V=9.9mmの楕円に沿って工具主軸8を移動しながら、工具主軸8をZ軸方向に10mmの位置から0の位置に移動するまで毎T/(E*Q)時間当たり5mmの速度で移動せよ。」という旨の指令である。
上記変形例の場合、図15に示す二軸同期制御処理のS13,S14,S15の処理の代わりに、以下の(8)式を用いることにより、X軸方向の移動位置を簡単に求めることができる。
X=Sqrt(U*cos(θ)+V*sin(θ)) ・・・(8)
また、本発明は上記変形例の他にも、種々の変更が可能である。上記実施形態では、ワーク主軸82を第一回転数で回転し、工具主軸8を第二主軸で同期して回転したが、この逆であってもよい。即ち、上記(2)式について、St/Q+E=Sw/Rとすることも可能である。この場合、ワーク主軸82と工具主軸8の関係を逆にして上記各処理を行えばよい。
また、上記実施形態は、ワーク主軸82に対して工具主軸8をX軸方向に移動したが、ワーク主軸82を工具主軸8に対してX軸方向に移動してもよい。
1 工作機械
8 工具主軸
20 数値制御装置
21 CPU
82 ワーク主軸
B チップ
E 回転数差
T 工具
W ワーク

Claims (2)

  1. ワークを保持して回転するワーク主軸と、前記ワーク主軸の軸線方向に対して平行に配置し、ワーク表面に工具の刃を接触させて回転する工具主軸とを備えた工作機械を制御する数値制御装置において、
    基準周期に対し、前記ワーク主軸又は前記工具主軸を第一回転数で回転させる第一主軸回転制御手段と、
    前記基準周期に対し、前記工具主軸又は前記ワーク主軸を前記第一回転数よりも小さい回転数差を、前記第一回転数にさらに加算した第二回転数で回転させる第二主軸回転制御手段と、
    前記ワーク主軸と前記工具主軸とを結ぶ仮想直線の方向を第一方向とした場合に、前記回転数差によって前記基準周期に基づく第一周期毎に前記ワーク表面において同一円周上に生じる位相差に基づき、前記同一円周上において前記第一周期毎に周方向へずれる前記刃と前記ワーク表面との接点の前記第一方向における位置を、前記第一周期毎に制御する接点位置制御手段と
    を備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記接点位置制御手段は、
    前記位相差に基づき、前記接点の前記第一方向における位置を前記第一周期毎に制御し、且つ前記接点の前記ワーク主軸及び前記工具主軸に対して平行な第二方向における位置を前記基準周期に基づく第二周期毎に制御することを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
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