JP2015077399A - アイアンゴルフクラブヘッド、及びアイアンゴルフクラブ - Google Patents

アイアンゴルフクラブヘッド、及びアイアンゴルフクラブ Download PDF

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Abstract

【課題】反発性、調角性、及び打感のいずれにおいてもバランスよく性能に優れた鍛造アイアンを提供する。
【解決手段】フェース部とネック部とを鍛造により一体成型したアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、当該アイアンゴルフクラブヘッドは、0.30重量%以下の炭素と、0.0005〜0.003重量%のホウ素と、を少なくとも含有する鉄鋼材よりなり、前記フェース部には焼入れ処理が施され、前記ネック部の硬度は前記フェース部の硬度よりも低い。
【選択図】図1

Description

本発明は、アイアンゴルフクラブヘッド、及びゴルフクラブに関するものである。
アイアンゴルフクラブに求められる性能の一つとして、高反発性能が挙げられる。従来のアイアンゴルフクラブでは、例えば、クロムモリブデン鋼(クロモリ鋼)やマルエージング鋼などの高強度材料を使用することでフェースを薄肉化し、これにより高反発性能を実現している。
また、アイアンゴルフクラブの販売市場においては、ライ角やロフト角をゴルファのスイングに応じて調整するカスタムフィッティングが広く行われている。カスタムフィッティングでは、熟練のクラフトマンがゴルフクラブヘッドのネック部を曲げることで、ライ角やロフト角をゴルファの所望の角度に調整している。
ここで、クロモリ鋼などの高強度材料は、その硬さ故にネック部を曲げることが難しく、カスタムフィッティングに適していない。そこで従来は、フェース部材と、ヘッド本体とをそれぞれ別材料で形成し、これらを互いに溶接することで、高強度フェース材料を用いたアイアンゴルフクラブヘッドにおいて調角対応を可能としていた。
また、特許文献1には、クロモリ鋼を鍛造成型した後にフェース部にのみ焼入れ処理を行うことで、フェース部の硬度を高めると共に、ネック部の硬度を調角可能なレベルにしたものが開示されている。
特許第4331635号
しかしながら、フェース部と本体部とを溶接で接合する従来のアイアンゴルフクラブヘッドでは、調角時に溶接部分からクラックが入る恐れがあった。また、フェース部と本体部とをそれぞれ鍛造成型した場合、鍛造工程で生成される鍛流線が、フェースを含む本体部からネック部にかけて一体とならないので、鍛造アイアンに特有の良好な打感を得ることができなかった。
また、特許文献1に記載のアイアンゴルフクラブヘッドでは、ネック部の硬度はHRC18〜20であり、調角は可能であるものの、実際にはその作業性は必ずしも良好ではなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、反発性、調角性、及び打感のいずれにおいてもバランスよく性能に優れたアイアンゴルフクラブヘッド、及びアイアンゴルフクラブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るアイアンゴルフクラブヘッドは、フェース部とネック部とを鍛造により一体成型したアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、当該アイアンゴルフクラブヘッドは、0.30重量%以下の炭素と、0.0005〜0.003重量%のホウ素と、を少なくとも含有する鉄鋼材よりなり、前記フェース部には焼入れ処理が施され、前記ネック部の硬度は前記フェース部の硬度よりも低いことを特徴とする。これにより、反発性、調角性、及び打感のいずれにおいてもバランスよく性能に優れたアイアンゴルフクラブヘッドを得ることができる。
また、本発明の請求項2に係るアイアンゴルフクラブヘッドは、請求項1に記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、前記鉄鋼材は、0.30〜1.20重量%のマンガンと、0.01〜0.05重量%のチタンとを更に含有することを特徴とする。これにより、フェース部の硬度をより高めることができる。
また、本発明の請求項3に係るアイアンゴルフクラブヘッドは、請求項1または2のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部の硬度はHRC25以上であり、前記ネック部の硬度はHRB90以下であることを特徴とする。これにより、フェースの薄肉化による反発性の向上と、良好なネック部の調角性を実現することができる。
また、本発明の請求項4に係るアイアンゴルフクラブヘッドは、請求項1または2のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部の背面側の周縁を囲むキャビティ壁部が設けられ、該キャビティ壁部のソール側壁面には、当該アイアンゴルフクラブヘッドのトゥヒール方向に延在するアンダーカットが削成されることを特徴とする。これにより、フェース部の反発性を向上させることができる。
また、本発明の請求項5に係るアイアンゴルフクラブヘッドは、請求項4に記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、当該アイアンゴルフクラブヘッドのソール部の、前記アンダーカットが施された領域における厚みは、1.5mm〜3.0mmであることを特徴とする。これにより、フェース部をより効果的に撓ませることができる。
また、本発明の請求項6に係るアイアンゴルフクラブは、請求項1ないし5のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドを備えたことを特徴とする。
これにより、反発性、調角性、及び打感のいずれにおいてもバランスよく性能に優れたアイアンゴルフクラブを得ることができる。
本発明に係るアイアンゴルフクラブによれば、ホウ素を添加した炭素鋼を用いてヘッド本体を鍛造成型し、フェース部にのみ焼き入れ処理を行いその硬度を高めることとしたので、フェース部の硬度を高めつつ、ネック部の硬度を、調角対応可能なアイアンゴルフクラブヘッドと同等とすることができる。これにより、薄肉フェースで反発性に優れ、且つ調角性に優れたアイアンゴルフクラブヘッドを、1ピース鍛造アイアンとして簡易に製造することができる。
また、本発明によれば、ネック部からフェース部を含む本体部にかけて連続した鍛流線を形成することができるので、鍛造アイアンに特有の良好な打感を得ることが可能となる。
さらに、ソール部にアンダーカットを設けることとしたので、フェースを効果的に撓ませることができ、反発性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るアイアンゴルフクラブヘッドの正面図である。 本発明の実施の形態1に係るアイアンゴルフクラブヘッドの背面図である。 本発明の実施の形態2に係るアイアンゴルフクラブヘッドの正面図である。 図3におけるA−A断面図である。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係るアイアンゴルフクラブヘッド10の正面図を、図2はアイアンゴルフクラブヘッド10の背面図をそれぞれ表す。
図1において、アイアンゴルフクラブヘッド10(以下、適宜「ヘッド10」という。)は、シャフトが接続されるネック部11と、ボールの打球部をなす本体部12とより構成される。ネック部11にはライ角やロフト角の角度調整時に屈曲される領域が含まれる。
本体部12は、打球面をなすフェース部13と、ヘッド10の底部を構成するソール部14と、ヘッド10の上端縁部を構成するトップエッジ部15と、ネック部11の下端とソール部14とを接続するヒール部16と、ソール部14とトップエッジ部15とをヒール部16と対向する位置で接続するトゥ部17とを有している。以上の構成を有するヘッド10は、ネック部11と本体部12とが鍛造成型により一体的に形成されている。
ヘッド10の背面側には、図2に示すように、フェース部13の背面側の周縁を囲むキャビティ壁部18が形成されており、このキャビティ壁部18によりキャビティ19が規定される。
フェース部13の厚さは、良好な反発性と耐久性とを両立させる観点より、1.5mm〜3.0mm程度とするのが好ましく、より好適には2.2mm〜2.6mmである。また、フェース部13の厚さは、ネック部11の外形の1/6〜1/5程度としている。これは、鍛造後にフェース部13とネック部11との間で100℃以上の温度差が発生するように、フェース部13とネック部11との熱容量の差を生じさせるためである。なお、本発明におけるフェース部13の厚さは、フェース厚みが一定の場合は、フェース上の任意の点での厚みとして定義され、フェース部13が段階的な肉厚分布を有するような場合は、フェースセンターにおける厚みとして定義される。
フェース部13の硬度は、フェースセンター断面の中心部において、ロックウェル硬度(HRC)で25以上である。フェース部13の硬度をHRC25以上とすることで、1.5mm〜3.0mmのフェース肉厚を実現することができる。一方、ネック部11の硬度は、ネック部断面略円の中央部において、ロックウェル硬度(HRB)で90以下である。これは、ネック部11の硬度がHRB90よりも大きいと、カスタムフィッティング時の調角性が悪くなることによるものである。
ソール部14やキャビティ壁部18の形状に制限はなく、ヘッド10の重心位置や慣性モーメント値の設計などに応じて、任意の形状とすることができる。
次に、アイアンゴルフクラブヘッド10の材料について説明する。なお、以下の説明において、各添加物の添加量は重量%で表している。
ヘッド10の材料は、炭素鋼にホウ素を添加成分として含有させたホウ素添加炭素鋼を用いる。炭素含有量の上限は0.30%が好適である。これは、ネック部11の硬度を、炭素含有量0.25%程の炭素鋼(S25C)を用いた鍛造アイアンのネック硬度と同程度とするためである。
ホウ素の含有量は、0.0005%〜0.003%程度である。ホウ素は、ヘッド10の製造工程における焼き入れ性を向上させることを目的として添加される。ホウ素は微量の添加でも焼き入れ性を向上させることができ、0.0005%程度の添加量でその効果を得ることができる。その一方で、ホウ素は一定量以上添加しても焼入れ効果は変わらない。このため、ホウ素添加量の上限は0.003%程度とすればよい。ホウ素のより好ましい添加量は、焼き入れ性を確実に向上させることができ、且つごく微量なホウ素の添加量を管理・調整できるという観点より、0.002%〜0.003%の範囲である。
ホウ素以外の添加成分としては、マンガンとチタンを添加してもよい。マンガンは、ホウ素と同様に、その添加により焼入れ性を向上させることができる。マンガンの添加量は、0.30%〜1.20%が好ましく、より好適には、0.90%〜1.20%である。これは以下の理由による。すなわち、本発明ではホウ素の添加により焼き入れ性を向上させているので、0.30%程度のマンガンの添加で効率的に焼入れ性を高めることができる。また、マンガンの添加量を0.90%〜1.20%程度とすると、ヘッド10の肉厚部分の内部まで焼き入れ性を高めることができ、肉厚部分内部の硬度を高めることができる。
また、チタンは、ホウ素を添加することで生じる窒化ホウ素の生成を抑えるために添加される。ホウ素は鋼中の窒素と結合しやすく、ホウ素と窒素が結合して窒化ホウ素が生成されると、ホウ素の添加効果が得られにくくなる。そこで、チタンを添加して窒化チタンを生成させることにより、ホウ素の添加効果を確保している。チタンの添加量は0.01%〜0.05%が好ましい。これは、チタンの添加量が0.01%未満の場合は、ホウ素の添加効果を確保しづらくなることによる。またチタンの添加量が0.05%を超える場合は、粗大窒化チタンが生成しやすくなり、靭性が低下することによる。
ホウ素、マンガン、及びチタン以外の添加成分としては、珪素、リン、イオウ、銅、ニッケル、クロムを含ませることができ、残余の部分は、鉄で構成される。これらの添加物の添加理由、及び好ましい含有量を以下に示す。
(珪素)
珪素は脱酸剤として作用する。珪素の含有量が0.24%未満の場合、ヘッド10の焼入れ性が低くなる。一方、珪素の含有量が0.28%超過の場合は、ヘッド10の耐焼割れ性が低くなる。このため、珪素の含有量は、0.24〜0.28%とする。
(リン)
リンは、含有量が多いと靭性が低下する。このため、リンの含有量はできるだけ少ない方が良く、0.03%以下が好ましい。
(イオウ)
イオウは、含有量が多いと靭性が低下する。このため、イオウの含有量はできるだけ少ない方が良く、0.03%以下が好ましい。
(銅)
銅は、その添加によりヘッド10の強度を向上させることができる。一方、銅の含有量が増加すると加工性は低くなる。このため、銅の含有量は0.03%とする。
(ニッケル)
ニッケルは、その添加により母材の強度、及び靭性を向上させることができる。一方、ニッケルの含有量が増えると焼き入れ性は低下する。このため、ニッケルの含有量は0.02%とする。
(クロム)
クロムは、マンガンと同様に、ヘッド10の焼入れ性を向上させるために添加される。クロムの含有量は0.20%以下が好ましい。これは、0.20%超過の場合、ヘッド10の耐焼割れ性が低くなるからである。
以上のように構成されるアイアンゴルフクラブヘッド10は、丸棒鋼材を鍛造成型することで得られる、いわゆる1ピース鍛造アイアンとして製造することができる。以下、その製造方法を説明する。
まず、ホウ素添加炭素鋼丸棒を、700℃以上900℃以下程度で温間鍛造し、フェース部13に相当する部分(以下、「フェース部分」という。)と、ネック部11に相当する部分(以下、「ネック部分」という。)とを含むフェースネック部材を一体成型する。このとき、フェース部分の厚みはネック部分の外径よりも薄くなるように成型される。
次に、フェースネック部材が鍛造用の型に保持されている状態で、フェースネック部材のフェース部分を、ネック部分よりも大きな冷却速度で冷却する。具体的には、フェース部分にのみ液体を噴霧することで、フェース部分をネック部分よりも速い冷却速度で冷却する。冷却の条件としては、80℃/秒〜100℃/秒の冷却速度で冷却するのがフェース部13の硬度を高める上で好ましく、噴霧水冷の場合を例にとると、4cm/秒〜6cm/秒の水を1.2秒〜2.0秒噴霧することで良好な結果が得られる。一方、ネック部分については、放冷やファンによる冷却などでフェース部分よりも小さな冷却速度で冷却する。
そして、冷却工程を終えたフェースネック部材を研磨することで、アイアンゴルフクラブヘッド10の完成品が得られる。また、アイアンゴルフクラブヘッド10のネック部11にシャフトを取り付けることで、本発明によるアイアンゴルフクラブが得られる。
なお、フェース部分の冷却方法としては上述した噴霧水冷方式以外にも、フェース部分にのみ気体を吹付ける方法や、フェース部分のみを水や油などの液体中に浸漬させる方法を採ることができる。特に、浸漬冷却によれば焼入れ後の硬度をより高めることができ、フェース部13の更なる薄肉化を実現することができる。
次に、本発明の作用効果について説明する。
本発明に係るアイアンゴルフクラブヘッド10は、炭素含有量0.3%以下の炭素鋼に微量のホウ素を添加した鋼材を材料として使用し、これを鍛造成型し、その直後にフェース部13にのみ強制冷却を施して焼入れ処理を行うことを特徴とするものである。
ここで、ホウ素を炭素鋼へ添加することで焼入れ性が向上するので、強制冷却を行うフェース部分11については高硬度な焼入れ処理が施され、これにより、フェース部13の硬度を、1.5mm〜3.0mmのフェース厚で、S25C以上クロモリ鋼以下の硬度とすることができる。一方、ヘッド10のベースとなる炭素鋼はクロモリ鋼よりは焼入れ性が劣るので、強制冷却を行わないネック部11には焼入れがほとんど入らない。このため、ネック部11の硬度を、S25Cと同等クロモリ鋼以下とすることができる。
以上より、本発明によるアイアンゴルフクラブヘッドによれば、良好な反発性を得ることのできる薄肉フェース部と、調角性に優れたネック部とを兼ね備えたアイアンゴルフクラブヘッドを実現することができる。また、本発明によるアイアンゴルフクラブヘッドは、1ピースで一体成型できるので、ネック部からフェース部にかけて連続した鍛流線を生成することができ、これにより、鍛造アイアン特有の良好な打感を得ることができる。
また、ベース鋼材としてS25Cと同等の硬度の鉄鋼材を使用しているので、鍛造性に優れており、生産性を高めることができる。さらに、比較的安価なホウ素を、他の含有成分に比して極少量入れることで焼き入れ性を高めることとしているので、効率的かつ低コストでフェースの硬度を高めることができる。特に、クロモリ鋼を用いたアイアンゴルフクラブヘッドよりも安価に製造でき、且つクロモリ鋼に近いレベルの反発性能を得ることができる。さらに適量のマンガン適量を加えることで、より焼き入れ性を高めることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2は、上述した実施の形態1によるアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、キャビティのソール部分に溝加工を施すことで、反発性能を高めたものである。
図3は、本実施の形態2に係るアイアンゴルフクラブヘッド20の背面図を、図4は、図3におけるA−A断面図をそれぞれ表す。なお、図3、及び図4において、図1、及び図2と同じ構成要素については同じ符号を使用し、その説明を省略する。
アイアンゴルフクラブヘッド20は、フェース部13の背面側にキャビティ壁部18を有しており、キャビティ壁部18のうち、ソール側のキャビティ壁面を規定するソール側壁面18aにアンダーカット21が施されている。
アンダーカット21は、ソール側壁面18aにおいて、トゥ・ヒール方向(TH方向)に形成される溝であり、アイアンゴルフクラブヘッド20の正面視においてトゥ、及びヒール側の任意の2点を基点とする湾曲状に形成さる。アンダーカット21のTH方向の平面上の長さ、すなわち、アンダーカット21の基点となる2点間の直線距離は、フェース部13の有効撓み長さを適切に変化させ得る40mm〜60mm程度である。ここで、「有効撓み長さ」とは、フェース部13でボールを打撃した際に、フェース部13において主として撓み変形すると考えられる部分の上下方向(ソール部14からトップエッジ部15に向かう方向)の長さをいい、より具体的には、キャビティ19の底面(フェース裏面)におけるトップエッジ側端からアンダーカット21の底面までの長さをいう。また、アンダーカット21の幅は、加工の制約上1.5mm〜4.0mm程度である。
ソール部14の最薄部厚みT、つまりアンダーカット21が施されたソール部14の厚みは、フェース部13の厚みと同等か、あるいはそれ以下の厚さとすることができる。例示として、フェース部13の厚み2.6mmに対して、ソール部14の最薄部厚みTを2.0mm、フェース部13の厚み2.5mmに対して、ソール部14の最薄部厚みTを1.5mm、また、フェース部13の厚み2.2mmに対して、ソール部14の最薄部厚みTを1.4mmまでを下限とすることができる。
なお、ソール部14の最薄部厚みTは、ヘッド10を設定されているロフト角およびライ角となるように水平面に設置した状態の垂直断面において、アンダーカット21の内周面上の任意の点aと、ソール部14の表面上の任意の点bとの距離が最も短くなるa‐b間の長さとして定義される。したがって、アンダーカット21の底面形状やソール部14の形状、あるいは後述するようなアンダーカット21の切削角度により、ソール部14の最薄部厚みTの測定位置は異なる。また、本実施の形態2におけるフェース厚みは、キャビティ19の底面(フェース部13のバック側)における厚みで定義され、アンダーカット21部分におけるフェースの厚みは考慮されない。
アンダーカット21は、Tスロットカッター等を利用して切削され、フェース11の背面と平行に切削されるものの他に、フェース部13の背面よりもバック側に若干オフセットした位置からフェース面に対して10度程度の角度で切削されるものであってもよい。また、アンダーカット21の形状は湾曲状に限られず、有効フェース長さを確保できる限りにおいて、正面視矩形状や逆台形形状、あるいは複数の曲線の組み合わせ形状とすることができる。
アンダーカット21は、キャビティ壁部18より削成するものの他に、ソール部14側とキャビティ壁部18とを貫通するスリットを、ソール部14側より削成し、ソール部側の開口を溶接で埋めるようにしてもよい。
ソール部14やキャビティ壁部18の形状に制限はなく、例えば、上下方向、及びTH方向のそれぞれに肉厚な重量部をソール部14に備えるものであってもよい。
本実施の形態2によるアイアンゴルフクラブヘッド20は、上述した実施の形態1に係るアイアンゴルフクラブヘッド10の製造工程において、噴霧水冷による焼き入れ処理を行った後に、Tスロットカッターを用いてアンダーカット21を削成し、その後に研磨工程を行うことで得ることができる。そして、アイアンゴルフクラブヘッド20のネック部11にシャフトを取り付けることで、本発明によるアイアンゴルフクラブが得られる。なお、鍛造条件や焼き入れ条件等は、実施の形態1と同一とすることができる。
以上のように、本実施の形態2のアイアンゴルフクラブヘッド20によれば、キャビティ壁部18のうち、ソール側のキャビティ壁面を規定するソール側壁面18aにアンダーカット21を設けることとしたので、フェース部13の有効撓み長さを長くすることができ、これにより、反発性能を高めることが可能となる。
特に、本実施の形態2によるヘッド20のフェース部13は、ホウ素添加炭素鋼に焼入れ処理を行うことでその硬度を高めているので、従来のS25Cを用いたアイアンゴルフクラブヘッドに比して、アンダーカット21の深度を深くすることができる。これにより、通常であれば強固であるソール側のフェース撓み量を大きくすることができ、トップエッジ側の撓み量と、ソール側の撓み量とのバランスを均一化することができる。この結果、ボール打撃時にフェースを上下方向で均一に撓ませることができるようになり、フェースの反発性能を十分に引き出すことが可能となる。
また、ネック部11の硬度は従来のS25Cを用いたヘッドと同等とすることができるので、カスタムフィッティングに対応可能な調角性を確保することができる。さらには、ネックからフェースにかけて連続した鍛流線を維持することができ、良好な打感を得ることができる。
なお、本実施の形態2によるアイアンゴルフクラブヘッド20は、上述した製造工程の他に、鍛造後にアンダーカット21を加工し、その後にフェース部13の焼入れ工程を行うことも可能である。
すなわち、ホウ素添加炭素鋼丸棒を、700℃以上900℃以下程度で温間鍛造し、フェースネック部材を一体成型する。次に、フェースネック部材を放冷などにより一旦冷却し、Tスロットカッター等を用いてアンダーカット21を削成する。その後、フェースネック部材を焼入れ可能な温度まで昇温させ、実施の形態1と同様にフェース部分にのみ噴霧水冷を行い、アンダーカット21領域を含むフェース部分全体に焼入れを行う。そして、フェースネック部材を完全に冷却した後に研磨を施し、アイアンゴルフクラブヘッド20の完成品を得てもよい。
このように、アンダーカット21の削成工程の後にフェース部13の焼入れを実施することで、フェース部13を、その上下方向に均等に焼入れを行うことができる。特に、ソール部14に厚肉な質量部を備えるアイアンゴルフクラブヘッドでは、ソール部14の厚肉部分に対応するフェース面の焼入れ性が悪く、焼入れ後のフェース面において、トップ側とソール側とで硬度差が生じることもある。この点、アンダーカット21の加工後にフェース部13の焼入れ工程を行うことで、アンダーカット加工部を含むフェース全面を均等に焼入れ加工することができるので、フェース硬度のバラツキに起因するフェース面の上下方向の撓みの偏りを解消することができ、より良好な反発特性を得ることが可能となる。
(実施例)
以下、本発明の実施例、及び比較例を説明する。
表1は、本発明の実施例1〜5、及び比較例1〜3のアイアンゴルフクラブヘッドの原材料となる鋼材の組成を示している。また、表2は、実施例1〜5、及び比較例1〜3の構成を示している。
Figure 2015077399
Figure 2015077399
実施例1、及び実施例2は、上述した実施の形態1に対応するものであり、実施例3ないし実施例5は、上述した実施の形態2に対応するものである。比較例1は、S25Cを鍛造成型したアイアンゴルフクラブヘッドであり、比較例2は、比較例1のアイアンゴルフクラブヘッドにアンダーカットを施したものである。また比較例3は、クロモリ鋼を鍛造成型したアイアンゴルフクラブヘッドである。これら実施例1〜5、及び比較例1〜3はいずれも、4番アイアンとして作成した。
実施例1〜5に係るアイアンゴルフクラブは以下の通りに作成した。まず、直径27mmのホウ素添加炭素鋼丸棒を準備し、当該丸棒を1000℃〜1100℃で粗鍛し、さらに750℃〜800℃の温度で精密鍛造を行いフェースネック部材を生成した。次に、5cm/秒の量の水を2.0秒間フェース部に噴霧することにより噴霧水冷を行った。ネック部については放冷により冷却した。
実施例1、及び実施例2については、フェースネック部材の冷却を終えた後に研磨処理を施して完成品とした。また実施例3ないし実施例5については、フェース部の焼入れ処理後に、Tスロットカッターを用いてアンダーカットを削成し、その後に研磨処理を施して完成品とした。
以上のように作成した実施例1〜5、及び比較例1〜3のヘッドのそれぞれについて、フェース部硬度、ネック部硬度、反発性、及び耐久性を測定した。また、各ヘッドにシャフトを装着してゴルフクラブを作成し、各ゴルフクラブについて、打感、及び調角性を測定した。表3は、これら測定項目の測定結果を示している。なお、各項目は以下の通りに計測した。
<フェース部硬度>
使用機器:ミツトヨ社製 微小硬さ試験機 HM−103
荷重:500g
測定箇所:フェースセンター断面の肉厚中心
<ネック部硬度>
使用機器:ミツトヨ社製 微小硬さ試験機 HM−103
荷重:500g
測定箇所:ネック端面より35mm下の断面略円中心
<反発係数>
静止状態のゴルフクラブヘッド(質量:M)のスイートスポットにゴルフボール(質量:m)を衝突させ、ボールの入射速度(フェース面との衝突前のボールの速度)V_INおよび反射速度(フェース面との衝突後のボールの速度)V_OUTを計測し、下記数式(1)から反発係数を算出した。
V_OUT/V_IN=(eM−m)/(M+m)・・・・(1)
ゴルフボールは、ACUSHNET COMPANYより販売のPinnnacle GOLD LSを約23℃の室内で保管したものを用い、衝突速度は、40.5m/sと定めた。また、フェース面にゴルフボールを衝突させる際に、正面へのはね返りを実現させるべく、フェース面の法線方向からボールが衝突するようにクラブヘッドを固定した。計測は7回繰り返し、上下の値をカットした5回分の平均により算出した。
<耐久性>
解析ソフト「MECHANICA」を用いた有限要素法によりシミュレーションを行いVM応力を算出し、各実施例、及び比較例の耐久性を求めた。
<打感>
アマチュアゴルファ10人に打撃を行ってもらい、打感について7段階で回答を得た。そして、これらの回答を平均して打感の得点とした。
<調角性>
2人のクラフトマンにそれぞれのアイアンゴルフクラブヘッドのライ角調整をプラスマイナス4°の範囲で行ってもらい、作業性について5段階で回答を得た。そして、これらの回答を平均して調角性の得点とした。
Figure 2015077399
表3より、比較例1、及び比較例2は、打感及び調角性において非常に良好な結果が得られるものの、いずれもフェースの薄肉化が難しく、反発性、及び耐久性において良好な結果を得ることはできない。また比較例3は、反発性、及び耐久性において良好な結果を得ることができるが、調角性の評価は高くなく、打感は非常に低い評価となっている。
これに対して、本発明に係るアイアンゴルフクラブ(実施例1〜5)によれば、反発性、耐久性、打感、及び調角性のいずれにおいてもバランスよく良好な評価を得ることができていることが分かる。
本発明によれば、反発性、調角性、及び打感のいずれにおいてもバランスよく性能に優れた鍛造アイアンを製造できる点において有用である。
10、20 アイアンゴルフクラブヘッド
11 ネック部
12 本体部
13 フェース部
14 ソール部
15 トップエッジ部
16 ヒール部
17 トゥ部
18 キャビティ壁部
18a ソール側壁面
21 アンダーカット

Claims (6)

  1. フェース部とネック部とを鍛造により一体成型したアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、
    当該アイアンゴルフクラブヘッドは、
    0.30重量%以下の炭素と、0.0005〜0.003重量%のホウ素と、を少なくとも含有する鉄鋼材よりなり、
    前記フェース部には焼入れ処理が施され、前記ネック部の硬度は前記フェース部の硬度よりも低い、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  2. 請求項1に記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記鉄鋼材は、0.30〜1.20重量%のマンガンと、0.01〜0.05重量%のチタンとを更に含有する、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記フェース部の硬度はHRC25以上であり、
    前記ネック部の硬度はHRB90以下である、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  4. 請求項1または2のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記フェース部の背面側の周縁を囲むキャビティ壁部が設けられ、該キャビティ壁部のソール側壁面には、当該アイアンゴルフクラブヘッドのトゥヒール方向に延在するアンダーカットが削成される、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  5. 請求項4に記載のアイアンゴルフクラブヘッドにおいて、
    当該アイアンゴルフクラブヘッドのソール部の、前記アンダーカットが施された領域における厚みは、1.5mm〜3.0mmである、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のアイアンゴルフクラブヘッドを備えた、
    ことを特徴とするアイアンゴルフクラブ。
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