JP2015074287A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバが急激な速さで切り込み、切り込み戻しを行った場合でも、操舵フィーリングを向上できる電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】電流フィードバック制御手段の積分補償によって積算された積分状態量を記憶する積分状態量記憶手段と、積分状態量記憶手段に記憶された積分状態量を操作する積分状態量操作判定手段と、を有し、制御手段は、モータ回転角速度演算手段から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値生成手段から生成された前記電流指令値の符号が反転した場合には、積分状態量操作判定手段により、積分状態量記憶手段に記憶した積分状態量を零にする構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来の電動パワーステアリング装置において、ドライバのハンドル操作に伴って発生する操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵トルク信号を目標電流信号に変換し、目標電流信号とモータに実際に流れる実電流に対応したモータ電流信号との偏差信号にPI(比例・積分)、又は、PID(比例・積分・微分)補償を施した信号を発生し、この信号に基づいて生成したモータ制御信号(例えば、PWM信号)でモータを駆動してステアリング系に操舵補助力を作用させるようにしたものは知られている。
このような従来の電動パワーステアリング装置は、モータ電流信号を目標電流信号にフィードバックさせて、PI制御、又は、PID制御する構成のため、偏差信号が速やかに零になるよう制御され、モータ電流は目標電流信号で設定された値に収束してモータを駆動し、操舵トルク信号に対応した操舵補助力が得られる。
しかし、上記制御構成では、ドライバが急激な速さで切り込み、切り込み戻しを行った場合などでは、切り替わり時に引っ掛かり感が生じる。特許文献1には、モータ電流の大きな変化に対して、比例・積分制御手段の比例感度及び/又は、積分ゲインを制御し、モータ電流の大きな変化を抑制している。
特開平11−078919号公報
ところで、ドライバが急激な速さで切り込み、切り込み戻しを行った場合などでは、比例・積分制御手段の比例感度及び/又は、積分ゲインを制御し、モータ電流の大きな変化を抑制しても、積分補償で積算された積分量が残存しているため、ドライバのハンドル操作方向と逆のアシスト力のため、引っ掛かり感が感じられ、操舵フィーリングに違和感を感じる、という問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ドライバが急激な速さで切り込み、切り込み戻しを行った場合でも、操舵フィーリングを向上できる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記の課題を解決する電動パワーステアリング装置は、モータによって操舵系にステアリング操作を補助するアシスト力を付与すべく設けられた操舵力補助装置と、操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記モータに流れる実電流値を検出する実電流値検出手段と、前記モータの回転角度を検出するモータ回転角度検出手段と、前記モータ回転角度検出手段から検出したモータ回転角度を微分して、モータ回転角速度を演算するモータ回転角速度演算手段と、前記操舵トルクと前記車速からアシスト力を生成する電流指令値生成手段と、前記電流指令値生成手段から生成した電流指令値と、前記実電流検出手段から検出した実電流の差分に基づいて、比例・積分補償を行う電流フィードバック制御手段と、前記電流フィードバック制御手段に基づいて、前記操舵力補助装置の駆動源であるモータに駆動電力を供給する駆動手段を制御する制御手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、前記電流フィードバック制御手段の積分補償によって積算された積分状態量を記憶する積分状態量記憶手段と、前記積分状態量記憶手段に記憶された積分状態量を操作する積分状態量操作判定手段と、を有し、前記制御手段は、前記モータ回転角速度演算手段から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値生成手段から生成された前記電流指令値の符号が反転した場合には、前記積分状態量操作判定手段により、前記積分状態量記憶手段に記憶した積分状態量を零にすること、を要旨とする。
上記構成によれば、モータ回転角速度演算手段から演算されたモータ回転角速度が所定値以上である場合には、ドライバのハンドル操作が緊急時であると判断できる。
そして、電流指令値生成手段から生成された前記電流指令値の符号が反転した場合には、例えば、切り込みから切り込み戻し、又は、切り込み戻しから再度切り込んだと判定できる。そして、その場合には、積分状態量操作判定手段により、積分状態量記憶手段に記憶した積分状態量を零にすることで、逆方向のアシスト力を完全に除去することができるので、操舵フィーリングを向上できる。
本発明によれば、ドライバが急激な速さで切り込み、切り込み戻しを行った場合でも、操舵フィーリングを向上できる電動パワーステアリング装置を提供できる。
本実施形態における電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 本実施形態におけるEPSの全体制御ブロック図。 本実施形態における積分状態量操作判定部の処理手順を示すフローチャート図。
以下、コラム型の電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)に具体化した本発明の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のEPS1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。尚、本実施形態のステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角が変更されるようになっている。
また、EPS1は、モータ21を駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ24と、EPSアクチュエータ24の作動を制御するECU27とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ24は、コラム型のEPSアクチュエータであり、その駆動源であるモータ21は、減速機構23を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。そして、同モータ21の回転を減速機構23により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
一方、ECU27には、車速センサ25(車速検出手段)、トルクセンサ26(操舵トルク検出手段)、及びモータ回転角センサ22(モータ回転角度検出手段)が接続されており、ECU27は、これら各センサの出力信号に基づいて、車速V、操舵トルクτ、及びモータ回転角θmを検出する。
尚、トルクセンサ26はツインレゾルバ型のトルクセンサである。ECU27は、図示しないトーションバーの両端に設けられた一対のレゾルバの各出力信号に基づいて操舵トルクτを演算する。また、ECU27は、これら検出される各状態量に基づいて目標アシスト力を演算し、その駆動源であるモータ21への駆動電力の供給を通じて、EPSアクチュエータ24の作動、即ち操舵系に付与するアシスト力を制御する。
次に、本実施形態のEPS1における電気的構成について説明する。
図2は、本実施形態のEPS1の全体制御ブロック図である。同図に示すように、ECU27は、モータ制御信号を出力するマイコン29(制御手段)と、そのモータ制御信号に基づいて、EPSアクチュエータ24の駆動源であるモータ21に三相の駆動電力を供給する駆動回路40(駆動手段)、及びモータ21に通電されるU相実電流値Iu、V相実電流値Iv、及びW相実電流値Iwを検出するための、実電流値検出センサ30u、30v、30w(実電流値検出手段)とを備えている。
駆動回路40は、直列に接続された一対のスイッチング素子を基本単位(アーム)として各相に対応する3つのアームを並列接続してなる公知のPWMインバータ(図示略)である。また、マイコン29の出力するモータ制御信号は、駆動回路40を構成する各スイッチング素子のオンデューティ比を規定するものとなっている。モータ制御信号が各スイッチング素子のゲート端子に印加され、モータ制御信号に応答して、各スイッチング素子がオン/オフすることにより、バッテリ28の電源電圧に基づく三相のモータ駆動電力を生成して、モータ21へと出力する構成になっている。
ECU27には、モータ21のモータ回転角θmを検出するためのモータ回転角センサ22が接続されている。そして、マイコン29は、これら各センサの出力信号に基づき検出された、モータ21のU相実電流値Iu、V相実電流値Iv、及びW相実電流値Iw、及びモータ回転角θm、並びに上記操舵トルクτ、及び車速Vに基づいて、駆動回路40にモータ制御信号を出力する。
以下に示す各制御ブロックは、マイコン29が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。マイコン29は、所定のサンプリング周期で上記各状態量を検出し、所定周期毎に以下の各制御ブロックに示される各演算処理を実行することにより、モータ制御信号を生成する。
図2に示すように、マイコン29は、モータ21を制御する電流指令値を演算する電流指令値演算部31(電流指令値生成手段)と、上記駆動回路40を制御するモータ制御信号を生成するモータ制御信号生成部44と、を備えている。
マイコン29は、実電流値検出センサ30u、30v、30wで検出されたU相実電流値Iu、V相実電流値Iv、及びW相実電流値Iwを、d/q座標系に写像することにより(d/q変換)、同d/q座標系における電流フィードバック制御を実行する。そして、駆動回路40を構成するFETのオン/オフタイミングを決定するDUTY指令値をPWM出力部38で生成し、そのDUTY指令値に基づいてゲートオン/オフ信号の出力を実行する。
電流指令値演算部31には、トルクセンサ26により検出された操舵トルクτ、及び車速センサ25により検出された車速Vが入力される。電流指令値演算部31は、その操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、アシストトルクの制御目標であるq軸電流指令値Iq*を、操舵トルク/q軸電流指令値マップ(図示略)より決定する。
尚、操舵トルク/q軸電流指令値マップは、同じ操舵トルクの場合、車速Vが小さいほど、大きなq軸電流指令値Iq*を決定するように構成されている。
モータ制御信号生成部44は、d/q変換演算部32、q軸電流制御演算部33、q軸PID制御部34(電流フィードバック制御手段)、d軸電流制御演算部35、d軸PID制御部36(電流フィードバック制御手段)、d/q逆変換演算部37、PWM出力部38、及び積分状態量操作判定部39(積分状態量操作判定手段)で構成されている。
即ち、積分状態量操作判定部39には、電流指令値演算部31から出力されたq軸電流指令値Iq*、及びモータ回転角センサ22から検出されたモータ回転角θmを微分器41(モータ回転角速度演算手段)で微分演算されたモータ回転速度ωmが入力される。
積分状態量操作判定部39は、入力されたq軸電流指令値Iq*、及びモータ回転速度ωmから、q軸積分状態量記憶部34M(積分状態量記憶手段)、及びd軸積分状態量記憶部36M(積分状態量記憶手段)に記憶されたq軸、d軸積分状態量をリセット(q軸、d軸積分状態量を零とする)するか否かを判定する。そして、積分状態量操作判定部39は、入力されたq軸電流指令値Iq*、及びモータ回転速度ωmが所定の条件を満たした場合には、q軸積分状態量記憶部34M、及びd軸積分状態量記憶部36Mに記憶されたq軸、d軸積分状態量をリセットする。
次に、d/q変換演算部32に入力されたU相実電流値Iuと、V相実電流値Ivと、及びW相実電流値Iwは、d/q変換され、q軸電流値Iq、及びd軸電流値Idとなる。そして、q軸電流値Iqは、減算器33Jに入力される。減算器33Jは、電流指令値演算部31から出力されたq軸電流指令値Iq*から、q軸電流値Iqを減算したq軸偏差電流値ΔIqをq軸PID制御部34に入力する。q軸PID制御部34で演算されたq軸電圧指令値Vq*は、d/q逆変換演算部37に入力される。
尚、q軸積分制御部で演算された積算積分値は、q軸積分状態量記憶部34Mに記憶される。
一方、d/q変換演算部32で変換されたd軸電流値Idは、減算器35Jに入力される。減算器35Jは、d軸電流指令値Id*(Id*=0)から、d軸電流値Idを減算したd軸偏差電流値ΔIdをd軸PID制御部36に入力する。d軸PID制御部36で演算されたd軸電圧指令値Vd*は、d/q逆変換演算部37に入力される。尚、d軸積分制御部で演算された積算積分値は、d軸積分状態量記憶部36Mに記憶される。
d/q逆変換演算部37に入力されたq軸電圧指令値Vq*、及びd軸電圧指令値Vd*は、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vv*、及びW相電圧指令値Vw*に変換されPWM出力部38に入力される。
次に、本実施形態のマイコン29による、積分状態量操作判定部39の処理手順について、図3に基づいて説明する。
まず、マイコン29は、モータ回転速度ωmを読み込む(ステップS101)。次に、マイコン29は、モータ回転速度ωmの絶対値がモータ回転速度所定値ωm0以上か否かを判定する(ステップS102)。
そして、マイコン29は、モータ回転速度ωmの絶対値がモータ回転速度所定値ωm0以上の場合(ステップS102:YES)には、q軸電流指令値Iq*を読み込む(ステップS103)。そして、マイコン29は、q軸電流指令値Iq*の符号が前回の符号と反転しているか否かを判定する(ステップS104)。
そして、マイコン29は、q軸電流指令値Iq*の符号が前回の符号と反転している場合(ステップS104:YES)には、q軸積分状態量ΣΔIq、及びd軸積分状態量ΣΔIdをリセットする(ステップS105)。一方、マイコン29は、q軸電流指令値Iq*の符号が前回の符号と反転していない場合(ステップS104:NO)、及び、モータ回転速度ωmの絶対値がモータ回転速度所定値ωm0より小さい場合(ステップS102:NO)には、何もしないで処理を終える。
次に、上記のように構成された本実施形態のEPS1の作用及び効果について説明する。
モータ回転角速度演算部から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値演算部から演算された電流指令値の符号が反転した場合には、積分状態量操作判定部により、q軸、及びd軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量を零にする構成とした。
上記構成によれば、モータ回転角速度演算部から演算されたモータ回転角速度が所定値以上である場合には、ドライバのハンドル操作が緊急時であると判断できる。そして、電流指令値演算部から演算された電流指令値の符号が反転した場合には、例えば、切り込みから切り込み戻し、又は、切り込み戻しから再度切り込んだと判定できる。そして、その場合には、積分状態量操作判定部により、q軸、及びd軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量を零にすることで、逆方向のアシスト力を完全に除去することができるので、操舵フィーリングを向上できる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、モータ回転角速度演算部から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値演算部から演算された電流指令値の符号が反転した場合には、積分状態量操作判定部により、q軸、及びd軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量を零にする構成とした。しかし、これに限らず、q軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量のみを零にする構成としてもよい。
・本実施形態では、モータ回転角速度演算部から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値演算部から演算された電流指令値の符号が反転した場合には、積分状態量操作判定部により、q軸、及びd軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量を零にする構成とした。しかし、これに限らず、電流指令値演算部から演算された電流指令値の符号が反転した場合のみ、積分状態量操作判定部により、q軸、及びd軸の積分状態量記憶部に記憶した積分状態量を零にする構成としてもよい。
・本実施形態では、アシスト力を補助するモータをブラシレスDCモータとしたが、本発明をDCモータやVRモータに適用してもよい。
・本実施形態では、本発明をコラムアシストEPSに具体化したが、本発明をラックアシストEPSやピニオンアシストEPSに適用してもよい。
1:電動パワーステアリング装置(EPS)、2:ステアリング、
3:ステアリングシャフト、4:ラックアンドピニオン機構、5:ラック軸、
8:コラムシャフト、9:インターミディエイトシャフト、10:ピニオンシャフト、11:タイロッド、12:転舵輪、21:モータ、
22:モータ回転角センサ(モータ回転角度検出手段)、
23:減速機構、24:EPSアクチュエータ(操舵力補助装置)、
25:車速センサ(車速検出手段)、26:トルクセンサ(操舵トルク検出手段)、27:ECU、28:バッテリ、29:マイコン(制御手段)、
30u、30v、30w:実電流値検出センサ(実電流値検出手段)、
31:電流指令値演算部(電流指令値生成手段)、
32:d/q変換演算部、33:q軸電流制御演算部、
34:q軸PID制御部(電流フィードバック制御手段)、
34M:q軸積分状態量記憶部(積分状態量記憶手段)、35:d軸電流制御演算部、
36:d軸PID制御部(電流フィードバック制御手段)、
36M:d軸積分状態量記憶部(積分状態量記憶手段)、
37:d/q逆変換演算部、38:PWM出力部、
39:積分状態量操作判定部(積分状態量操作判定手段)、
40:駆動回路(駆動手段)、41:微分器(モータ回転角速度演算手段)、
44:モータ制御信号生成部、33J、35J:減算器、
V:車速、τ:操舵トルク、θm:モータ回転角、ωm:モータ回転速度、
ωm0:モータ回転速度所定値、
Iu:U相実電流値、Iv:V相実電流値、Iw:W相実電流値、
Iq*:q軸電流指令値、Iq:q軸電流値、ΔIq:q軸偏差電流値、
Id*:d軸電流指令値、Id:d軸電流値、ΔId:d軸偏差電流値、
ΣΔIq:q軸積分状態量、ΣΔId:d軸積分状態量、
Vq*:q軸電圧指令値、Vd*:d軸電圧指令値、
Vu*、Vv*、Vw*:各相電圧指令値

Claims (1)

  1. モータによって操舵系にステアリング操作を補助するアシスト力を付与すべく設けられた操舵力補助装置と、
    操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    前記モータに流れる実電流値を検出する実電流値検出手段と、
    前記モータの回転角度を検出するモータ回転角度検出手段と、
    前記モータ回転角度検出手段から検出したモータ回転角度を微分して、モータ回転角速度を演算するモータ回転角速度演算手段と、
    前記操舵トルクと前記車速からアシスト力を生成する電流指令値生成手段と、
    前記電流指令値生成手段から生成した電流指令値と、前記実電流検出手段から検出した実電流の差分に基づいて、比例・積分補償を行う電流フィードバック制御手段と、
    前記電流フィードバック制御手段に基づいて、前記操舵力補助装置の駆動源であるモータに駆動電力を供給する駆動手段を制御する制御手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記電流フィードバック制御手段の積分補償によって積算された積分状態量を記憶する積分状態量記憶手段と、
    前記積分状態量記憶手段に記憶された積分状態量を操作する積分状態量操作判定手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記モータ回転角速度演算手段から演算されたモータ回転角速度が所定値以上であり、かつ、電流指令値生成手段から生成された前記電流指令値の符号が反転した場合には、前記積分状態量操作判定手段により、前記積分状態量記憶手段に記憶した積分状態量を零にすること、
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111216788A (zh) * 2020-02-21 2020-06-02 株洲易力达机电有限公司 一种电动助力转向模糊回正方法

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