JP2014221574A - 自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省エネ性を有した自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置を提供すること。【解決手段】自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わないとともに、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行う構成とした。その結果、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、手放し状態となり、緊急操舵の必要性がなく、モータの弱め界磁制御を行わないので、モータの発熱を防止できる。【選択図】図4
Description
本発明は、自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来、自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置では、特許文献1に記載されているように、電動パワーステアリング装置のトルク制御モードと、据え切りを用いた駐車支援モードとを切り替えて制御している。
しかし、上述したような方法では、電動パワーステアリング装置のトルク制御モード時の緊急操舵のため、モータ弱め磁界制御(d軸電流指令値Id*を演算)を用いて、モータの高速回転を得ている。一方、駐車支援モード時には、手放しとなるため、緊急操舵の必要性がなく、モータ弱め磁界制御が必要でないにもかかわらず、駐車支援モード時にもこの機能が付加されているため、モータが無駄な電流を流し、発熱をする場合があった。
本発明の目的は、省エネ性を有した自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、モータによって、操舵系にステアリング操作を補助するアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置を利用して、車両のハンドルを制御する自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置であって、自動駐車中か否かを判定する自動駐車中判定手段を備え、前記自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、前記モータの弱め界磁制御を行わないとともに、前記自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、前記モータの弱め界磁制御を行うこと、を要旨とする。
本請求項の自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置では、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わないとともに、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行う構成とした。
その結果、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、手放し状態となり、緊急操舵の必要性がなく、モータの弱め界磁制御を行わないので、モータに無駄な電流が流れず、モータの発熱を防止することができる。一方、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、通常の電動パワーステアリング装置となる。
そのため、緊急操舵の必要性があるので、モータの弱め界磁制御を行うことで、モータの高速回転を得ることができる。
そのため、緊急操舵の必要性があるので、モータの弱め界磁制御を行うことで、モータの高速回転を得ることができる。
本発明によれば、省エネ性を有した自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置を提供することができる。
以下、コラム型の自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)に具体化した本発明の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のEPS1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。尚、本実施形態のステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角が変更されるようになっている。
図1に示すように、本実施形態のEPS1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。尚、本実施形態のステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角が変更されるようになっている。
また、EPS1は、モータ21を駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ24と、EPSアクチュエータ24の作動を制御するECU27とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ24は、コラム型のEPSアクチュエータであり、その駆動源であるモータ21は、減速機構23を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。そして、同モータ21の回転を減速機構23により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
一方、ECU27には、自動駐車切替スイッチ20、車速センサ25、トルクセンサ26、及びモータ回転角センサ22が接続されており、ECU27は、これら切替スイッチや各センサの出力信号に基づいて、自動駐車切替スイッチオン信号SWON、車速V、操舵トルクτ、及びモータ回転角θmを検出する。
尚、トルクセンサ26はツインレゾルバ型のトルクセンサである。ECU27は、図示しないトーションバーの両端に設けられた一対のレゾルバの各出力信号に基づいて操舵トルクτを演算する。また、ECU27は、これら検出される各状態量に基づいて目標アシスト力を演算し、その駆動源であるモータ21への駆動電力の供給を通じて、EPSアクチュエータ24の作動、即ち操舵系に付与するアシスト力を制御する。
次に、本実施形態のEPS1における電気的構成について説明する。
図2は、本実施形態のEPS1の全体制御ブロック図である。同図に示すように、ECU27は、モータ制御信号を出力するマイコン29と、そのモータ制御信号に基づいて、EPSアクチュエータ24の駆動源であるモータ21に三相の駆動電力を供給するモータ駆動回路40、及びモータ21に通電されるU相電流値Iu、V相電流値Iv、及びW相電流値Iwを検出するための電流センサ30u、30v、及び30wとを備えている。
図2は、本実施形態のEPS1の全体制御ブロック図である。同図に示すように、ECU27は、モータ制御信号を出力するマイコン29と、そのモータ制御信号に基づいて、EPSアクチュエータ24の駆動源であるモータ21に三相の駆動電力を供給するモータ駆動回路40、及びモータ21に通電されるU相電流値Iu、V相電流値Iv、及びW相電流値Iwを検出するための電流センサ30u、30v、及び30wとを備えている。
モータ駆動回路40は、直列に接続された一対のスイッチング素子を基本単位(アーム)として各相に対応する3つのアームを並列接続してなる公知のPWMインバータ(図示せず)である。また、マイコン29の出力するモータ制御信号は、モータ駆動回路40を構成する各スイッチング素子のオンデューティ比を規定するものとなっている。モータ制御信号が各スイッチング素子のゲート端子に印加され、モータ制御信号に応答して、各スイッチング素子がオン/オフすることにより、バッテリ28の電源電圧に基づく三相のモータ駆動電力を生成して、モータ21へと出力する構成になっている。
ECU27には、モータ21のモータ回転角θmを検出するための、モータ回転角センサ22が接続されている。そして、マイコン29は、これら各センサの出力信号に基づき検出されたモータ21の各相電流値Iu、Iv、Iw、及びモータ回転角θm、並びに上記自動駐車切替スイッチオン信号SWON、操舵トルクτ、及び車速Vに基づいて、モータ駆動回路40にモータ制御信号を出力する。
以下に示す各制御ブロックは、マイコン29が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。マイコン29は、所定のサンプリング周期で上記各状態量を検出し、所定周期毎に以下の各制御ブロックに示される各演算処理を実行することにより、モータ制御信号を生成する。
図2に示すように、マイコン29は、自動駐車制御を実行するための自動駐車制御演算部49と、モータ21を制御する電流指令値演算部55と、モータ駆動回路40を制御するモータ制御信号を生成するモータ制御信号生成部44と、を備えている。
まず、自動駐車制御演算部49について説明する。自動駐車制御を実行するための自動駐車制御演算部49は、自動駐車中か否かを判定する自動駐車中判定部50(自動駐車中判定手段)と、自動駐車データを記憶する、自動駐車データ記憶部52と、自動駐車データから、モータ回転角指令値θm*を設定する、操舵角度設定部51と、を備えている。尚、本実施形態の自動駐車制御は、運転者が、所定の位置まで車両を運転した後停車させ、自動駐車切替スイッチオン信号SWONをオンにして、自動駐車開始ボタンを押すと、上記自動駐車データ記憶部52から自動駐車データを順次読み出し、自動駐車を行う一般的な制御方法である。
更に、自動駐車制御を実行するための自動駐車制御演算部49は、位置制御を行う位置制御部(P制御)53と、速度制御を行う速度制御部(PID制御)54と、を備えている。そして、速度制御部(PID制御)54から出力される、自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値Iq**は、電流指令値演算部55に入力される。
詳述すると、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONを入力信号とし、自動駐車中制御を実行するための自動駐車中判定部50と、自動駐車中判定部50が自動駐車中と判定した場合には、自動駐車データ記憶部52から自動駐車データを読み出し、自動駐車データからモータ回転角指令値θm*を設定する操舵角度設定部51を備えている。
次に、マイコン29は、操舵角度設定部51で設定したモータ回転角指令値θm*と、モータ回転角θmと、を減算器57で減算し、モータ回転角偏差Δθmを求める。
そして、マイコン29は、モータ回転角偏差Δθmを位置制御部(P制御)53に入力し、位置制御部(P制御)53において、モータ回転角速度指令値ωm*を生成する。
そして、マイコン29は、モータ回転角偏差Δθmを位置制御部(P制御)53に入力し、位置制御部(P制御)53において、モータ回転角速度指令値ωm*を生成する。
更に、マイコン29は、位置制御部(P制御)53で生成したモータ回転角速度指令値ωm*と、モータ回転角速度ωmと、を減算器58で減算し、自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値Iq**を生成する。そして、自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値Iq**は、電流指令値演算部55のq軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31aに入力される。
次に、電流指令値演算部55について説明する。モータ21を制御する電流指令値演算部55は、q軸電流指令値演算部31と、d軸電流指令値演算部32と、q軸電流指令値切替部31Aと、d軸電流指令値切替部32Aと、を備えている。
詳述すると、q軸電流指令値演算部31には、トルクセンサ26により検出された操舵トルクτ、及び車速センサ25により検出された車速Vが入力される。そして、マイコン29は、その操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、アシストトルクの制御目標であるq軸電流指令値Iq*を、操舵トルク/q軸電流指令値マップより決定する。尚、操舵トルク/q軸電流指令値マップは、同じ操舵トルクの場合、車速Vが小さいほど、大きなq軸電流指令値Iq*を決定するように構成されている。
即ち、マイコン29は、自動駐車中判定部50が、自動駐車中でない(電動パワーステアリング制御)と判定した場合には、Iq*電流指令値演算部31で演算されたq軸電流指令値Iq*を、後段のq軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31bに入力する。そして、マイコン29は、q軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31bと、接点31cを接続する。その結果、Iq*電流指令値演算部31で演算されたq軸電流指令値Iq*が、後段のモータ制御信号生成部44に入力される。
更に、マイコン29は、自動駐車中判定部50が、自動駐車中である(自動駐車中制御)と判定した場合には、判定自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値Iq**を、q軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31aに入力する。そして、マイコン29は、q軸電流指令値切替部31Aの接点31aと、接点31cを接続する。その結果、マイコン29は、速度制御部(PID制御)54から出力された自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値Iq**を、後段のモータ制御信号生成部44に入力する。
一方、d軸電流指令値演算部32には、自動駐車中判定部50からの信号と、モータ回転角θmから微分器43を通して演算された、モータ回転角速度ωmが入力される。そして、マイコン29は、自動駐車中判定部50が、自動駐車中でない(電動パワーステアリング制御)と判定した場合には、モータ回転角速度ωm/d軸電流指令値マップより、d軸電流指令値Id*(弱め界磁制御用電流)を決定する。
そして、マイコン29は、決定されたd軸電流指令値Id*を、d軸電流指令値切替部32Aのd軸電流指令値切替部接点32bに入力する。次に、マイコン29は、d軸電流指令値切替部32Aのd軸電流指令値切替部接点32bと、接点32cを接続する。その結果、マイコン29は、d軸電流指令値演算部32で演算されたd軸電流指令値Id*を、後段のモータ制御信号生成部44に入力する。
更に、マイコン29は、自動駐車中判定部50が、自動駐車中である(自動駐車中制御)と判定した場合には、d軸電流指令値Id*=0(弱め界磁なし制御)を、d軸電流指令値切替部32Aのd軸電流指令値切替部接点32aに入力する。そして、マイコン29は、d軸電流指令値切替部32Aの接点32aと、接点32cを接続する。その結果、マイコン29は、d軸電流指令値Id*=0(弱め界磁なし制御)を、後段のモータ制御信号生成部44に入力する。
次に、モータ制御信号生成部44について、図3に基づいて説明する。
モータ制御信号生成部44は、d/q変換演算部33、q軸電流制御演算部34、q軸PID制御部35、d軸電流制御演算部36、d軸PID制御部37、d/q逆変換演算部38、及びPWM出力部39で構成されている。
モータ制御信号生成部44は、d/q変換演算部33、q軸電流制御演算部34、q軸PID制御部35、d軸電流制御演算部36、d軸PID制御部37、d/q逆変換演算部38、及びPWM出力部39で構成されている。
d/q変換演算部33に入力されたU相電流値Iu、V相電流値Iv、及びW相電流値Iwは、d/q変換され、q軸電流値Iq、及びd軸電流値Idとなる。そして、q軸電流値Iqは、減算器34Jに入力される。減算器34Jは、Iq*電流指令値演算部31から出力されたq軸電流指令値Iq*から、q軸電流値Iqを減算したq軸偏差電流値ΔIqをq軸PID制御部35に入力する。q軸PID制御部35で演算されたq軸電圧指令値Vq*は、d/q逆変換演算部38に入力される。
一方、d/q変換演算部33で変換されたd軸電流値Idは、減算器35Jに入力される。減算器35Jは、Id*電流指令値演算部32から出力されたd軸電流指令値Id*から、d軸電流値Idを減算したd軸偏差電流値ΔIdをd軸PID制御部37に入力する。d軸PID制御部37で演算されたd軸電圧指令値Vd*は、d/q逆変換演算部38に入力される。
d/q逆変換演算部38に入力されたq軸電圧指令値Vq*、及びd軸電圧指令値Vd*は、d/q逆変換演算部38により、U相電圧指令値Vu*、V相電圧指令値Vv*、及びW相電圧指令値Vw*に変換されPWM出力部39に入力される。
次に、本実施形態のマイコン29による自動駐車中判定部の処理手順について図4に基づいて説明する。
まず、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONが、オンか否かを判定する(ステップS101)。そして、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONがオンの場合(ステップS101:YES)には、q軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31c、及びq軸電流指令値切替部接点31aを接続する(ステップS102)。
まず、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONが、オンか否かを判定する(ステップS101)。そして、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONがオンの場合(ステップS101:YES)には、q軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31c、及びq軸電流指令値切替部接点31aを接続する(ステップS102)。
次に、マイコン29は、d軸電流指令値切替部32Aのd軸電流指令値切替部接点32c、及びd軸電流指令値切替部接点32aを接続する(Id*=0:弱め界磁なし制御、ステップS103)。更に、マイコン29は、自動駐車中制御を実行(ステップS104)し、処理を終了する。
一方、マイコン29は、自動駐車切替スイッチオン信号SWONがオフの場合(ステップS101:NO)には、q軸電流指令値切替部31Aのq軸電流指令値切替部接点31c、及びq軸電流指令値切替部接点31bを接続する(ステップS105)。
次に、マイコン29は、d軸電流指令値切替部32Aのd軸電流指令値切替部接点32c、及びd軸電流指令値切替部接点32bを接続する(Id*演算:弱め界磁あり制御、ステップS106)。更に、マイコン29は、電動パワーステアリング制御を実行(ステップS107)し、処理を終了する。
次に、上記のように構成された本実施形態のEPS1の作用及び効果について説明する。
自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置では、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わない(Id*=0)とともに、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行う(Id*演算)構成とした。
自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置では、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わない(Id*=0)とともに、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行う(Id*演算)構成とした。
その結果、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、手放し状態となり、緊急操舵の必要性がなく、モータの弱め界磁制御を行わないので、モータの発熱を防止できる。一方、自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、緊急操舵の必要性があるので、モータの弱め界磁制御を行い、モータの高速回転を得ることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わない(Id*=0)としたが、Id*を所定以下の値にしてもよい。
・本実施形態では、自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、モータの弱め界磁制御を行わない(Id*=0)としたが、Id*を所定以下の値にしてもよい。
・本実施形態では、自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置としたが、自動駐車機能を備えたギヤ比可変操舵装置、又は、自動駐車機能を備えたステアバイワイヤ装置とする構成としてもよい。
・本実施形態では、本発明をコラムアシストEPSに具体化したが、本発明をラックアシストEPSやピニオンアシストEPSに適用してもよい。
1:自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置(EPS)、
2:ステアリング、3:ステアリングシャフト、4:ラックアンドピニオン機構、5:ラック軸、8:コラムシャフト、9:インターミディエイトシャフト、
10:ピニオンシャフト、11:タイロッド、12:転舵輪、
20:自動駐車切替スイッチ、21:モータ、22:モータ回転角センサ、
23:減速機構、24:EPSアクチュエータ(操舵力補助装置)、
25:車速センサ、26:トルクセンサ、27:ECU、
28:バッテリ、29:マイコン、30u、30v、30w:電流センサ、
31:q軸電流指令値演算部、32:d軸電流指令値演算部、
31A:q軸電流指令値切替部、32A:d軸電流指令値切替部、
31a、31b、31c:q軸電流指令値切替部接点、
32a、32b、32c:d軸電流指令値切替部接点、
33:d/q変換演算部、34J、35J:減算器、
34:q軸電流制御演算部、35:q軸PID制御部、
36:d軸電流制御演算部、37:d軸PID制御部、
38:d/q逆変換演算部、39:PWM出力部、
40:モータ駆動回路、43:微分器、44:モータ制御信号生成部、
49:自動駐車制御演算部、50:自動駐車中判定部(自動駐車中判定手段)、
51:操舵角度設定部、52:駐車データ記憶部、53:位置制御部(P制御)、
54:速度制御部(PID制御)、55:電流指令値演算部、57、58:減算器、
V:車速、τ:操舵トルク、θm:モータ回転角、ωm:モータ回転角速度、
θm*:モータ回転角指令値、ωm*:モータ回転角速度指令値、
Δθm:モータ回転角偏差、Δωm:モータ回転角速度偏差、
SWON:自動駐車切替スイッチオン信号、
Iu、Iv、Iw:各相電流値、Iq**:自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値、
Iq*:q軸電流指令値、Iq:q軸電流値、ΔIq:q軸偏差電流値、
Id*:d軸電流指令値、Id:d軸電流値、ΔId:d軸偏差電流値、
Vq*:q軸電圧指令値、Vd*:d軸電圧指令値、
Vu*、Vv*、Vw*:各相電圧指令値
2:ステアリング、3:ステアリングシャフト、4:ラックアンドピニオン機構、5:ラック軸、8:コラムシャフト、9:インターミディエイトシャフト、
10:ピニオンシャフト、11:タイロッド、12:転舵輪、
20:自動駐車切替スイッチ、21:モータ、22:モータ回転角センサ、
23:減速機構、24:EPSアクチュエータ(操舵力補助装置)、
25:車速センサ、26:トルクセンサ、27:ECU、
28:バッテリ、29:マイコン、30u、30v、30w:電流センサ、
31:q軸電流指令値演算部、32:d軸電流指令値演算部、
31A:q軸電流指令値切替部、32A:d軸電流指令値切替部、
31a、31b、31c:q軸電流指令値切替部接点、
32a、32b、32c:d軸電流指令値切替部接点、
33:d/q変換演算部、34J、35J:減算器、
34:q軸電流制御演算部、35:q軸PID制御部、
36:d軸電流制御演算部、37:d軸PID制御部、
38:d/q逆変換演算部、39:PWM出力部、
40:モータ駆動回路、43:微分器、44:モータ制御信号生成部、
49:自動駐車制御演算部、50:自動駐車中判定部(自動駐車中判定手段)、
51:操舵角度設定部、52:駐車データ記憶部、53:位置制御部(P制御)、
54:速度制御部(PID制御)、55:電流指令値演算部、57、58:減算器、
V:車速、τ:操舵トルク、θm:モータ回転角、ωm:モータ回転角速度、
θm*:モータ回転角指令値、ωm*:モータ回転角速度指令値、
Δθm:モータ回転角偏差、Δωm:モータ回転角速度偏差、
SWON:自動駐車切替スイッチオン信号、
Iu、Iv、Iw:各相電流値、Iq**:自動駐車中制御実行時のq軸電流指令値、
Iq*:q軸電流指令値、Iq:q軸電流値、ΔIq:q軸偏差電流値、
Id*:d軸電流指令値、Id:d軸電流値、ΔId:d軸偏差電流値、
Vq*:q軸電圧指令値、Vd*:d軸電圧指令値、
Vu*、Vv*、Vw*:各相電圧指令値
Claims (1)
- モータによって、操舵系にステアリング操作を補助するアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置を利用して、車両のハンドルを制御する自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置であって、
自動駐車中か否かを判定する自動駐車中判定手段を備え、
前記自動駐車中判定手段が自動駐車中と判定した場合には、前記モータの弱め界磁制御を行わないとともに、前記自動駐車中判定手段が自動駐車中でないと判定した場合には、前記モータの弱め界磁制御を行うことを、
特徴とする自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置。
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JP2013101190A JP2014221574A (ja) | 2013-05-13 | 2013-05-13 | 自動駐車機能を備えた電動パワーステアリング装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106026819A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-12 | 江苏大学 | 智能汽车eps用交流电机抗干扰智能控制器的构造方法 |
JP2016215818A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 株式会社ジェイテクト | 自動操舵装置 |
JP2018070101A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | 駐車支援装置 |
-
2013
- 2013-05-13 JP JP2013101190A patent/JP2014221574A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016215818A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 株式会社ジェイテクト | 自動操舵装置 |
CN106026819A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-12 | 江苏大学 | 智能汽车eps用交流电机抗干扰智能控制器的构造方法 |
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