JP2015069788A - 車両用ランプ構造 - Google Patents
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- F21S45/50—Waterproofing
Abstract
【課題】設計自由度を向上させることができる車両用ランプ構造を得ることを目的とする。
【解決手段】車両後方側へ向けられた板状の取付部30を備えたレンズ20と、前記レンズ20が装着される側の内周側40に車両前方側へ向けて開放され前記取付部30がシール材44を介して保持されるU字状のレンズ接合部42を備えたハウジング22と、を有する車両用ランプ構造。
【選択図】図2
【解決手段】車両後方側へ向けられた板状の取付部30を備えたレンズ20と、前記レンズ20が装着される側の内周側40に車両前方側へ向けて開放され前記取付部30がシール材44を介して保持されるU字状のレンズ接合部42を備えたハウジング22と、を有する車両用ランプ構造。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両用ランプ構造に関する。
下記特許文献1には、ハウジングとハウジングに接合されるレンズが設けられた車両用ランプ構造が開示されている。具体的には、ハウジングの前面開口部周縁には、車両前方に向って開口部が向けられたU字状に形成されたレンズ接合部が設けられている。このレンズ接合部には車両後方に向って延伸したレンズの端末部を嵌めこみ、レンズとハウジングとをホットメルト等のシール材で封止する。これによりレンズとハウジングとが接合されている。
しかしながら、特許文献1に開示された構成による場合、レンズと接合するためにハウジングに設けられたレンズ接合部は、ハウジングのレンズ側開口部における端部の外側面に設けられている。このため、このレンズ接合部が他部品と干渉するのを防止するため、レンズ接合部の外側に所定の空間を設ける必要がある。つまり、ハウジングと他部品との間にはハウジングより突出したレンズ接合部から更に空間を設ける必要があるため、この車両用ランプや車両用ランプの周辺に設けられる他部品の設置位置等が制約を受ける。したがって、設計自由度の向上という観点からは改良の余地がある。
本発明は上記問題を考慮し、設計自由度を向上させることができる車両用ランプ構造を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る車両用ランプ構造は、一方へ向けられた板状の取付部を備えたレンズと、前記レンズが装着される側の内周側に他方へ向けて開放され前記取付部がシール材を介して保持されるU字状のレンズ接合部を備えたハウジングと、を有している。
請求項2記載の発明に係る車両用ランプ構造は、請求項1記載の車両用ランプ構造において、前記ハウジングは、前記レンズ接合部が設けられるハウジング本体部と、当該ハウジング本体部の後端側に車両後方側から取付けられたハウジング後端部と、に分離可能とされている。
請求項3記載の発明に係る車両用ランプ構造は、請求項1又は請求項2記載の車両用ランプ構造において、前記ハウジングの前記レンズ接合部は、前記ハウジングにおける前記レンズが装着される側の全周に設けられている。
請求項4記載の発明に係る車両用ランプ構造は、請求項2又は請求項3記載の車両用ランプ構造において、前記ハウジング本体部と前記ハウジング後端部とを接合するハウジング接合部は、当該ハウジング接合部の車両下部側がハウジング内部に設けられた発光ユニットの下部より車両前方側に位置すると共に、当該ハウジング接合部の車両上部側が当該ハウジング接合部の車両下部側より車両後方側に位置するよう構成されている。
請求項5記載の発明に係る車両用ランプ構造は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ランプ構造において、前記ハウジング接合部は、同一平面上に形成されている。
請求項6記載の発明に係る車両用ランプ構造は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用ランプ構造において、前記ハウジング後端部内には、発光ユニットが取り付けられている。
請求項1記載の本発明によれば、他方に向けて開放するU字状に形成されたレンズ接合部に一方へ向けられた板状のレンズの取付部がシール材を介して保持されることで、レンズがハウジングに装着される。このレンズ接合部はハウジングにおけるレンズが装着される側の内周側に設けられている。つまり、ハウジングの外周側には外側へ突出したレンズ接合部が設けられないため、ハウジング周辺部に設けられる他部品とレンズ接合部との干渉を防ぐためのスペースをハウジングの外周側に設ける必要がなくなる。したがって、この車両用ランプの搭載位置や車両用ランプの周辺部品の配置をする際は、設置スペースを設けることによる制約が不要になる。
請求項2記載の本発明によれば、ハウジングがハウジング本体部とハウジング後端部とで分離することで、ハウジング本体部のレンズが接合される側の端部が他方としての車両前方側に向って開口するのみならず、ハウジング後端部が設けられる側の端部も一方としての車両後方側に向って開口する。つまり、ハウジング本体部の一方の端部の内周側にレンズ接合部が設けられても、他方の端部が開口していることから、ハウジングとレンズ接合部とを金型にて一体的に成形することが可能となる。これに対し、ハウジング本体部がハウジング後端部と一体に形成されている場合では、ハウジングはレンズが接合される側の一方の端部のみが開口している。このため、この構造のハウジングを金型にて成形する際は、ハウジングの内側に配置される金型を一方の端部の開口から型抜きするが、一方の端部の内周側にレンズ接合部が設けられるとそのままでは型抜きできない。このため、レンズ接合部を別体にて成形し成形後に二次加工にて取り付ける必要がある。また、ハウジングとレンズ接合部を一体的に成形する場合では、スライドコア等を使用する金型にしなければならず、金型構造が複雑なものとなる。さらに、ハウジングが小さい場合やハウジングの形状によっては金型の構造上スライドコアを使用することができない場合もある。しかしながら、本発明のようにハウジングの他方の端部が開口することで、この開口から型抜きを行うことができる。したがって、一方の端部の内周側にレンズ接合部を一体的に成形できると共にスライドコア等の複雑な金型構造とすることなく簡単な金型構造でハウジングを成形することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、レンズの取付部を保持するハウジングのレンズ接合部では、レンズの取付部がハウジングの全周に渡りシール材を介して保持される。したがって、外部から雨水等のハウジング内への浸入をより確実に防ぐことが可能となる。
請求項4記載の本発明によれば、ハウジング接合部の車両上部側はハウジング接合部の車両下部側に対し車両後方側に設けられている。このため、ランプユニットの車両上方側に設けられているフードパネルとハウジング接合部のクリアランスをより確保することができる。すなわち、フードパネルは車両後方側に向うにつれて車両上方側へと傾斜するように設けられているため、ランプユニットの外側面に設けられているハウジング接合部が車両後方側に設けられることでフードパネルとハウジング接合部とのクリアランスをより大きく確保することが可能となる。また、ハウジング接合部の車両下側部は発光ユニットの下部より車両前方側に設けられていることから、発光ユニットの下部はハウジング後端部によって覆われる。つまり、外部から発光ユニットを保護することが可能となる。
請求項5記載の本発明によれば、ハウジング接合部にOリングを用いたシール構造とすることが可能となる。すなわち、一般的にOリングは環状のシールゴムであるが、ハウジング接合部が3次元的に形成されている場合、環状に形成されているOリングを用いるとOリングはハウジング接合部の3次元形状に追従できずに隙間が生じる箇所が発生する。そのため、この箇所では水が隙間から浸入することとなり、十分なシール性が得られない。しかしながらハウジング接合部を同一平面上に形成することで、平面状に形成されたOリングを用いてもハウジング接合部に追従できない箇所が発生しないため、シール性を確保することが可能となる。
請求項6記載の本発明によれば、ハウジング後端部をハウジング本体部から取り外すことで、同時に発光ユニットを容易に着脱することが可能となる。したがって、発光ユニットのメンテナンスを行うことが容易となる。これと同時に、水蒸気等によるヘッドランプユニット内の曇りを防ぐためにハウジング内に図示しない乾燥剤が設けられる場合でも、ハウジング後端部がハウジング本体部から容易に取り外すことができるため、乾燥剤を適宜交換することで効果的にヘッドランプユニット内の曇りを抑止することが可能となる。また、発光ユニットの外側にハウジング後端部が設けられていることから、発光ユニットをハウジングへと取り付ける際に発光ユニットをエンジンルーム内の他部品と接触させることなくハウジングへと取り付けることができる。つまり、脱着時において外部から発光ユニットを保護することが可能となる。
請求項1記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、設計自由度が向上する車両用ランプ構造を得ることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、生産性が向上するという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、防水性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、フードパネルとのクリアランスを向上させることができるという優れた効果を有する。また、外部から発光ユニットを保護することができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、簡易な構成で防水構造とすることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る車両用ランプ構造は、メンテナンス性を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車両用ランプ構造について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印OUTは車両左方(車両幅方向一側)を示し、矢印UPは上方を示す。
図1に示されるように、車両10の前方には車両用ランプとしてのヘッドランプユニット12が車両幅方向の両端側に2ヶ所設けられている。このヘッドランプユニット12の車両上方側には、エンジンルーム14(図2参照)を覆うフードパネル16が設けられている。また、ヘッドランプユニット12の車両下方には、フロントバンパー18が設けられている。
図2に示されるように、ヘッドランプユニット12はエンジンルーム14内に取付けられており、レンズ20とハウジング22と発光ユニット24とによって構成されている。ヘッドランプユニット12の車両前方側に設けられるレンズ20は、光を透過させる透明の樹脂やガラス等により構成されており、このレンズ20の外側意匠面26はフードパネル16及びフロントバンパー18と連続した外観意匠面を構成している。また、レンズ20の後端部には、一方としての車両後方側へ向けられた板状の取付部30を有している。
レンズ20の車両後方側に設けられるハウジング22は、一例として樹脂等によって形成されたハウジング本体部32と、ハウジング本体部同様樹脂等によって形成されたハウジング後端部34とによって構成されている。このハウジング22は、車両前方側へ向けた開口部36を有すると共に車両後端側に底を有する略箱型形状に形成されており、略中央部から車両前方側をハウジング本体部32、車両後方側をハウジング後端部34とに分割している。なお、本実施形態ではハウジング22は略箱型形状に形成されているが、これに限らず、円筒形状や角筒形状等その他の形状としてもよい。
ハウジング22のハウジング本体部32は、フロントバンパー18や図示しない車体へビス28等により取付けされている。また、ハウジング本体部32の車両前方側(レンズが設けられる側)の本体部前端38における内周側40にはレンズ接合部42が設けられており、このレンズ接合部42は、他方としての車両前方側に向けて開放されたU字状に形成されている。さらに、レンズ接合部42は、ハウジング本体部32の本体部前端38の開口全周に渡って設けられている。
レンズ20がハウジング本体部32へ装着される際は、レンズ接合部42のU字状内にレンズ20の取付部30が挿入される。なお、レンズ接合部42内にはシール材44が予め塗布されているため、レンズ20の取付部30はシール材44を介して保持される。これにより、レンズ20とハウジング本体部32とは、その間に隙間なく装着され、ハウジング22の開口部36はレンズ20によって覆われる構成とされている。
ハウジング本体部32の車両後部の本体部後端46における外周側48には、ハウジング接合部としての外側へと突出する本体部側接合フランジ50が設けられている。この本体部側接合フランジ50は、ハウジング本体部32の本体部後端46の全周に設けられている。また、本体部側接合フランジ50のフランジ面52は全周で同一平面上に形成されると共に、このフランジ面52の車両上部が車両後方へ向けて傾けられた状態で設けられている。つまり、本体部側接合フランジ50の車両上部は、同じ本体部側接合フランジ50の車両下部よりも車両側面視で車両後方側に設けられている。
ハウジング後端部34の車両前部の後端部前端54には、本体部側接合フランジ50と対応するハウジング接合部としての後端部側接合フランジ56が設けられている。図3に示されるようにこの本体部側接合フランジ50と後端部側接合フランジ56とにはフランジ面52の面直方向に締め付け穴が設けられており、本体部側接合フランジ50と後端部側接合フランジ56とをビス58によって締結させることができる。また、本体部側接合フランジ50には、フランジの板厚方向で略U字状に形成されたパッキン溝60が全周に設けられており、このパッキン溝60内にはOリング62が設けられている。さらに、後端部側接合フランジ56には、フランジ面52の面直方向に沿って突出するように形成された突起である防水突起64が全周に設けられている。したがって、本体部側接合フランジ50と後端部側接合フランジ56とをビス58により締結すると、防水突起64がパッキン溝60内に設けられたOリング62を弾性的に変形させることにより、本体部側接合フランジ50と後端部側接合フランジ56との間の隙間が埋められる。これにより、ハウジング本体部32とハウジング後端部34とは間に隙間なく接合される。
図2に示されるように、ハウジング22内には、発光ユニット24が設けられている。この発光ユニット24は、ハウジング後端部34に図示しない手段により取り付けられている。したがって、ハウジング後端部34をハウジング本体部32から取り外すことで発光ユニット24も一体的に取り外される。同様に、ハウジング後端部34をハウジング本体部32へ取り付けることで発光ユニット24も一体的にハウジング22内に設けられる。
発光ユニット24は、レンズ20と対向する車両後方側の位置に発光体であるLED66が設けられている。また、レンズ20とLED66との間には、LED66が発する光を車両外側へ向けて拡散させるプロジェクションレンズ68設けられている。このLED66の車両後方側には、一例としてアルミ製とされた冷却用フィン70が取り付けられている。したがって、発光時に熱が発生するLED66の放熱を効率良く行うことができる。なお、LED66及び冷却用フィン70並びにプロジェクションレンズ68は、意匠カバー72に取り付けられている。
意匠カバー72は、発光ユニット24の車両上下方向中央部に設けられたアクチュエータ74と結合されている。したがって、アクチュエータ74を作動させることにより意匠カバー72を介してLED66及びプロジェクションレンズ68の向きを変えることができるため、LED66が発する光の照射方向を調整することが可能となる。
また、アクチュエータ74の下方には、LED66を点灯させる際にLED66へ流れる電流を安定させるドライバモジュール76が設けられている。なお、ハウジング後端部34の車両下部側に形成される下面壁78の車両前後方向の長さは、このドライバモジュール76の車両前後方向の長さと略同一とされている。つまり、ドライバモジュール76はハウジング後端部34の下面壁78によってハウジング22の外部から覆われている。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
ここで、図4に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明することにする。なお、本実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように対比例では、レンズ接合部42がハウジング100の外周側48に設けられている。したがって、フードパネル16や図示しないヘッドランプクリーナーユニット等の他部品に対する空間が少なくなることから、レンズ接合部42とフードパネル16や他部品とが干渉する可能性がある。したがって、干渉を避けるためにヘッドランプユニット12の設置位置や周辺部品の設置位置を空間が確保できるように考慮して設置する必要がある。換言すると、ヘッドランプユニット12やヘッドランプユニット12の設置位置や周辺部品の設置位置は制約を受けることとなる。また、ヘッドランプユニット12のレンズ20やフードパネル16やフロントバンパー18等の意匠を、干渉を避けるための空間が確保できるような意匠にする必要がある。これらのことから、設計自由度の向上という点では改良の余地がある。
また、この対比例のハウジング100は一体的な略箱型形状に形成されている。つまり、ハウジング100はレンズ20が接合される側の一方の端部のみが開口している。このため、この構造のハウジング100を金型にて成形する際は、ハウジング100の内側に配置される金型を一方の端部の開口から型抜きするが、一方の端部の内周側40にレンズ接合部42が設けられるとそのままでは型抜きできない。このため、レンズ接合部42を別体にて成形し成形後に二次加工にて取り付ける必要がある。また、レンズ接合部42を別体にて成形せずにハウジング100とレンズ接合部42とを一体的に成形する場合では、スライドコア等を使用する金型にしなければならず、金型構造が複雑なものとなる。さらに、ハウジング100が小さい場合やハウジング100の形状によっては金型の構造上スライドコアを使用することができない場合もある。
これに対し、図2に示されるように本実施形態によれば、車両前方に向けて開放するU字状に形成されたレンズ接合部42にレンズ20の車両後方へ向けられた板状の取付部30が挿入されることでシール材44を介して保持されて、レンズ20がハウジング22へ装着される。このレンズ接合部42はハウジング22の内周側40に設けられている。つまり、ハウジング22の外周側48には外側へ突出したレンズ接合部42が設けられないため、ハウジング22の周辺部に設けられる他部品とレンズ接合部42との干渉を防ぐためのスペースをハウジング22の外周側48に設ける必要がなくなる。したがって、このヘッドランプユニット12の搭載位置やヘッドランプユニット12の周辺部品の配置をする際は、設置スペースを設けることによる制約が不要となる。これにより、本実施形態に係るヘッドランプユニット12は、設計自由度を向上させることができる。
また、ハウジング22がハウジング本体部32とハウジング後端部34とで分離することで、ハウジング本体部32のレンズ20が接合される側の端部である本体部前端38が車両前方側に向って開口するのみならず、ハウジング後端部34が設けられる側の端部である本体部後端46も車両後方側に向って開口する。つまり、ハウジング本体部32の一方の端部の内周側40にレンズ接合部42が設けられても、他方の端部が開口していることから、ハウジング22とレンズ接合部42とを金型にて一体的に成形することが可能となると共に、この開口から型抜きを行うことができる。したがって、一方の端部の内周側40にレンズ接合部42を一体的に成形できると共にスライドコア等を使用した複雑な金型構造とすることなく簡単な金型構造でハウジング22を成形することが可能となる。これにより、生産性を向上させることができる。
さらに、レンズ20とハウジング22との接合部では全周がシール材44を介して接合される。したがって、外部から雨水等のハウジング22内への浸入をより確実に防ぐことが可能となる。これにより、防水性を向上させることができる。
さらにまた、本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56の車両上部は本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56の車両下部に対し車両後方側に設けられている。このため、ヘッドランプユニット12の車両上方側に設けられているフードパネル16と本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56のクリアランスをより確保することができる。すなわち、フードパネル16は車両後方側に向うにつれて車両上方側へと傾斜するように設けられている。このため、ヘッドランプユニット12の外側面に設けられている本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56が車両後方側に設けられることで、フードパネル16と本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56とのクリアランスをより大きく確保することが可能となる。また、本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56の車両下部側は発光ユニット24の下部より車両前方側に設けられていることから、発光ユニット24の下部はハウジング後端部34によって覆われる。つまり、外部から発光ユニット24を保護することが可能となる。これにより、フードパネル16とのクリアランスを向上させることができる。また、外部から発光ユニット24を保護することができる。
また、本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56にOリング62を用いたシール構造とすることが可能となる。すなわち、一般的にOリング62は環状のシールゴムであるが、本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56が3次元的に形成されている場合、環状に形成されているOリング62を用いるとOリング62は本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56の3次元形状に追従できずに隙間が生じる箇所が発生する。そのため、この箇所では水が隙間から浸入することとなり、十分なシール性が得られない。しかしながら本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56を同一平面上に形成することで、平面状に形成されたOリング62を用いても本体部側接合フランジ50及び後端部側接合フランジ56に追従できない箇所が発生しないため、シール性を確保することが可能となる。これにより、簡易な構成で防水構造とすることができる。
さらに、ハウジング後端部34をハウジング本体部32から取り外すことで、発光ユニット24を容易に着脱することが可能となる。したがって、発光ユニット24のメンテナンスを行うことが容易となる。これと同時に、水蒸気等によるヘッドランプユニット12内の曇りを防ぐためにハウジング22内に図示しない乾燥剤が設けられる場合でも、ハウジング後端部34がハウジング本体部32から容易に取り外すことができるため、乾燥剤を適宜交換することで効果的にヘッドランプユニット12内の曇りを抑止することが可能となる。また、発光ユニット24の外側にハウジング後端部34が設けられていることから、発光ユニット24をハウジング22へと取り付ける際に発光ユニット24をエンジンルーム14内の他部品と接触させることなくハウジング22へと取り付けることができる。つまり、脱着時において外部から発光ユニット24を保護することが可能となる。これにより、メンテナンス性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、自動車のヘッドランプユニット12のハウジング22の内側にレンズ接合部42を設けた構造としたが、これに限らず、テールランプやルームランプ等のレンズとハウジング等の2部品以上で構成されたランプの接合部に本構造を適用してもよい。
また、本実施形態では、発光ユニット24は発光体としてLED66を用いた構成としたが、これに限らず、ハロゲンバルブやHID(High Intensity Discharge )バルブ等、その他の発光体を用いても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
20 レンズ
22 ハウジング
24 発光ユニット
30 取付部
32 ハウジング本体部
34 ハウジング後端部
36 開口部
40 内周側
42 レンズ接合部
44 シール材
50 本体部側接合フランジ(ハウジング接合部)
56 後端部側接合フランジ(ハウジング接合部)
20 レンズ
22 ハウジング
24 発光ユニット
30 取付部
32 ハウジング本体部
34 ハウジング後端部
36 開口部
40 内周側
42 レンズ接合部
44 シール材
50 本体部側接合フランジ(ハウジング接合部)
56 後端部側接合フランジ(ハウジング接合部)
Claims (6)
- 一方へ向けられた板状の取付部を備えたレンズと、
前記レンズが装着される側の内周側に他方へ向けて開放され前記取付部がシール材を介して保持されるU字状のレンズ接合部を備えたハウジングと、
を有する車両用ランプ構造。 - 前記ハウジングは、前記レンズ接合部が設けられるハウジング本体部と、当該ハウジング本体部の後端側に車両後方側から取付けられたハウジング後端部と、に分離可能とされている、
請求項1記載の車両用ランプ構造。 - 前記ハウジングの前記レンズ接合部は、前記ハウジングにおける前記レンズが装着される側の全周に設けられている、
請求項1又は請求項2に記載の車両用ランプ構造。 - 前記ハウジング本体部と前記ハウジング後端部とを接合するハウジング接合部は、当該ハウジング接合部の車両下部側がハウジング内部に設けられた発光ユニットの下部より車両前方側に位置すると共に、当該ハウジング接合部の車両上部側が当該ハウジング接合部の車両下部側より車両後方側に位置するよう構成されている、
請求項2又は請求項3に記載の車両用ランプ構造。 - 前記ハウジング接合部は、同一平面上に形成されている、
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ランプ構造。 - 前記ハウジング後端部内には、発光ユニットが取り付けられている、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用ランプ構造
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