JP5951305B2 - 車両用灯具の制御回路交換方法 - Google Patents

車両用灯具の制御回路交換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5951305B2
JP5951305B2 JP2012066859A JP2012066859A JP5951305B2 JP 5951305 B2 JP5951305 B2 JP 5951305B2 JP 2012066859 A JP2012066859 A JP 2012066859A JP 2012066859 A JP2012066859 A JP 2012066859A JP 5951305 B2 JP5951305 B2 JP 5951305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control circuit
housing
case
hole
screw fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012066859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013200948A (ja
Inventor
徹 梅田
徹 梅田
亮介 近藤
亮介 近藤
勇樹 三橋
勇樹 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2012066859A priority Critical patent/JP5951305B2/ja
Publication of JP2013200948A publication Critical patent/JP2013200948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5951305B2 publication Critical patent/JP5951305B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両用灯具の光源ユニットを制御するための制御回路の交換方法に関するものである。
ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に光源ユニットや該光源ユニットを制御する制御回路等を収容して成るヘッドランプ等の車両用灯具においては、制御回路が故障する場合がある。
ところで、特許文献1には、ハウジングにファンモータ交換用開口を形成し、このファンモータ交換用開口をカバー部材で覆い、灯室内の前記ファンモータ交換用開口の近傍にファンモータを配置した車両用灯具が提案されている。この車両用灯具によれば、ファンモータが故障した場合には、カバー部材をハウジングから外せばハウジングにはファンモータ交換用開口が露出するため、このファンモータ交換用開口を介してファンモータを交換することができる。
特開2011−048923号公報
ところで、灯室内に制御回路を収容して成る従来の車両用灯具のうち、制御回路が故障した場合には制御回路のみを交換する構成を採用していないものでは、制御回路が故障すると車両用灯具全体をそっくり交換する必要があるために不経済であった。
又、故障した制御回路を新しいものと交換することができる車両用灯具にあっては、ハウジングの外側に制御回路を締結する構成が採用されているため、防水用のシールガスケット等が必要となり、部品点数の増加とコストアップを招くという問題があった。実際には制御回路の故障は全ての車両用灯具において発生するものではないため、制御回路の故障を前提として該制御回路の交換が可能な上記構成を全ての車両用灯具について採用すると、制御回路の交換が不要な車両用灯具については、結果として無駄な部品が存在してしまうことになる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数やコストアップを招くことなく、制御回路が故障した場合には制御回路のみを交換することができる車両用灯具の制御回路交換方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に収容された制御回路であって、当該制御回路を保持するケースの一端に差込部を形成し、他端にネジ締結部を形成し、該ケースの前記差込部を前記ハウジングに形成されたフックに差し込み、同ケースの前記ネジ締結部を前記ハウジングのボスにネジによって締結することによってハウジングに固定された前記制御回路の交換方法であって、
前記ハウジングの前記制御回路の近傍部分に孔を開け、前記ケースのネジ締結部の前記ハウジングのボスへのネジ締結を解除して該ケースを前記制御回路と共にハウジングのフックから抜き取り、これらのケースと制御回路をハウジングに開けられた前記孔からハウジング外へと取り出し、
別の制御回路が組み込まれたカバーを前記ハウジングの外面に取り付け、該カバーでハウジングの前記孔を塞ぐことによって制御回路を交換することを特徴とする。
本発明によれば、全ての車両用灯具について制御回路が故障することを前提として制御回路をハウジングの外面に固定する構成を採用していないため、制御回路に故障が生じない車両用灯具に不要なガスケット等の部品を設ける必要がなく、車両用灯具の部品点数の削減とコストダウンを図ることができる。
又、制御回路に故障が生じた車両用灯具については、ハウジングの制御回路の近傍部分に孔を開け、ケースのネジ締結部のハウジングのボスへのネジ締結を解除して該ケースを制御回路と共にハウジングのフックから抜き取り、これらのケースと制御回路をハウジングに開けられた孔からハウジング外へと取り出した後、新たな別の制御回路が組み込まれたカバーをハウジングの外面に取り付け、該カバーでハウジングの孔を塞ぐことによって制御回路を交換することができる。
車両用灯具のアウタレンズを取り外して示す部分正面図である。 図1のA−A線断面図である。 車両用灯具の制御回路固定部の斜視図である。 車両用灯具の制御回路固定部の平面図である。 車両用灯具の制御回路固定部の正面図である。 図5のB−B線断面図である。 図5のC−C線断面図である。 (a)〜(d)は本発明に係る制御回路交換方法をその工程順に示す部分側断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は車両用灯具のアウタレンズを取り外して示す部分正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は車両用灯具の制御回路固定部の斜視図、図4同制御回路固定部の平面図、図5は同制御回路固定部の正面図、図6は図5のB−B線断面図、図7は図5のC−C線断面図、図8(a)〜(d)は本発明に係る制御回路交換方法をその工程順に示す部分側断面図である。
図1に示す車両用灯具1は、車両前部の左右に配置されるヘッドランプであって、このヘッドランプ1は、ハウジング2とその前面開口部を覆う不図示の透明なアウタレンズによって画成される灯室内に、LED(発光ダイオード)を光源とするLED光源ユニット3、該LED光源ユニット3を制御する制御回路4等を収容して構成されている。
上記制御回路4は矩形平板状に成形されており、この制御回路4は、図2に示すように板金によって矩形ボックス状に成形されたケース5に保持されてハウジング2の底部に着脱可能に固定されている。ここで、ケース5は、上ケース5Aと下ケース5Bとで構成されており、制御回路4は、上ケース5Aと下ケース5Bに挟持された状態でケース5に保持されており、これには電源コード6の端部に取り付けられたコネクタ7が差し込まれて接続されている。
ところで、図3及び図6に示すようにハウジング2の底部は階段状に成形されており、段部2aの左右には水平なフック2Aが一体に突設されており、各フック2Aには図6に示すように奥側(図6の右側)に向かって上下の幅が狭くなるスリット状の差込溝8がそれぞれ形成されている。又、ハウジング2の段部2aよりも前方(図6の左方)の段部2bには左右の水平なボス2Bが一体に突設されており、各ボス2Bにはネジ穴9がそれぞれ形成されている。尚、ハウジング2は樹脂による射出成形によって一体成形されているが、その底部に形成された左右の前記フック2Aと前記ボス2Bは成形時の型抜き方向(図6の左方)に向かって先細りとなるようテーパ状に成形されている。
他方、前記ケース5においては、下ケース5Bの左右両端部は、図5に示すように上ケース5Aの左右両側において直角上方に折り曲げられた後に外側方に向かって直角に折り曲げられることによって、該下ケースBの左右両端縁には前後方向に延びる水平なステー5aが一体に形成されており、左右の各ステー5aの一端(後端)は差込部5a1を構成しており、他端(前端)は垂直下方に向かって直角に折り曲げられたネジ締結部2a2を構成している。そして、左右のネジ締結部2a2には、図6に示すように円孔10(図6には一方のみ図示)がそれぞれ形成されている。
而して、ケース5とこれに保持された制御回路4は、図3、図4及び図6に示すように、下ケース5Bの左右のステー5aの各後端に形成された差込部5a1をハウジング2の左右に突設されたフック2Aの差込溝8に前方から差し込み、同ステー5aの各前端に形成された垂直なネジ締結部5a2をハウジング2の左右のボス2Bの端面に当て、各ネジ締結部5a1に形成された円孔10(図6参照)に前方から挿通するネジ11をハウジング2のボス2Bに形成されたネジ穴9にねじ込むことによってハウジング2に着脱可能に固定され、制御回路4には図8に示すようにコネクタ7が接続される。
次に、本発明に係る制御回路4の交換方法を図8に従って以下に説明する。
ヘッドランプ1の使用によって制御回路4に故障が発生した場合には、図8(a)に示すようにハウジング2の低部の制御回路4が固定されている箇所の前方部分に所定の大きさ(制御回路4とケース5が通過し得る大きさ)の孔12を開ける。尚、ハウジング2の底面の孔12が開けられる部分の周囲には垂直なリブ2cが一体に突設されている。
次に、ハウジング2の底部に開けられた前記孔12から灯室内に不図示のオフセットドライバを下方から差し込んでケース5を固定しているの左右のネジ11を回し、これらのネジ11を取り外してケース5のハウジング2のボス2Bへの締結を解除し、図8(b)に示すようにケース5を制御回路4と共に矢印方向(前方)に引っ張る。すると、下ケース5Bのステー5aの後端に形成された差込部5a1のフック5Aの差込溝8への差し込みが外れ、ケース5を制御回路4と共にハウジング2から取り外すことができる。そして、このようにしてケース5と制御回路4がハウジング2から取り外されると、制御回路4に接続されていたコネクタ7を取り外し、ケース5と制御回路4を図8(c)に示すように矢印方向に略90°回転させて姿勢を縦向きに変え、その状態でハウジング2の孔12を通過させて該ケース5と制御回路4をハウジング2の外へと取り出す。
その後、図8(d)に示すように、新しい別の制御回路4’が組み込まれたカバー13を用意し、制御回路4’にコネクタ7を接続した後、ハウジング2の孔12が開けられた箇所の底面にカバー13を下方から当て、該カバー13をハウジング2に締結して孔12を塞げば、故障した制御回路4を新しい別の制御回路4’に交換することができる。尚、図8(d)に示すようにカバー13の周縁には凹部13aが形成されており、カバー13を図8(d)に示すようにハウジング2に取り付けた状態では、該カバー13の凹部13aにハウジング2の底面に突設された前記リブ2cが入り込み、両者間にホットメルトやパッキン等のシール材14を介装することによってカバー13とハウジング2との間に高いシール性が確保され、ハウジング2内への水や埃等の侵入が確実に防がれる。
以上のように、本実施の形態においては、全てのヘッドランプ1について制御回路4が故障することを前提として制御回路4をハウジング2の外面に固定する構成を採用していないため、制御回路4に故障が生じないヘッドランプ1に不要なガスケット等の部品を設ける必要がなく、ヘッドランプ1の部品点数の削減とコストダウンを図ることができる。
又、制御回路4に故障が生じたヘッドランプ1については、ハウジング2の制御回路4の近傍部分に孔12を開け、ケース5の左右のステー5aの前端に形成されたネジ締結部5a2のハウジング2のボス2Bへのネジ締結を解除して該ケース5を制御回路4と共にハウジング2のフック2Aから抜き取り、これらのケース5と制御回路4をハウジング2に開けられた孔12からハウジング外2へと取り出した後、新たな別の制御回路4’が組み込まれたカバー13をハウジング2の外面に取り付け、該カバー13でハウジング2の孔12を塞ぐことによって制御回路4を新しい制御回路4に交換することができる。
尚、以上は本発明をヘッドランプの制御回路の交換方法に対して適用した形態について説明したが、本発明は、ヘッドランプ以外の他の車両用灯具の制御回路の交換方法に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ヘッドランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
2A ハウジングのフック
2B ハウジングのボス
2a,2b ハウジングの段部
2c ハウジングのリブ
3 LED光源ユニット
4,4’ 制御回路
5 ケース
5A 上ケース
5B 下ケース
5a ケースのステー
5a1 ステーの差込部
5a2 ステーのネジ締結部
6 電源コード
7 コネクタ
8 フックの差込溝
9 ボスのネジ穴
10 円孔
11 ネジ
12 ハウジングの孔
13 カバー
13a カバーの凹部
14 シール材

Claims (1)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に収容された制御回路であって、当該制御回路を保持するケースの一端に差込部を形成し、他端にネジ締結部を形成し、該ケースの前記差込部を前記ハウジングに形成されたフックに差し込み、同ケースの前記ネジ締結部を前記ハウジングのボスにネジによって締結することによってハウジングに固定された前記制御回路の交換方法であって、
    前記ハウジングの前記制御回路の近傍部分に孔を開け、前記ケースのネジ締結部の前記ハウジングのボスへのネジ締結を解除して該ケースを前記制御回路と共にハウジングのフックから抜き取り、これらのケースと制御回路をハウジングに開けられた前記孔からハウジング外へと取り出し、
    別の制御回路が組み込まれたカバーを前記ハウジングの外面に取り付け、該カバーでハウジングの前記孔を塞ぐことによって制御回路を交換することを特徴とする車両用灯具の制御回路交換方法。
JP2012066859A 2012-03-23 2012-03-23 車両用灯具の制御回路交換方法 Active JP5951305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066859A JP5951305B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 車両用灯具の制御回路交換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066859A JP5951305B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 車両用灯具の制御回路交換方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013200948A JP2013200948A (ja) 2013-10-03
JP5951305B2 true JP5951305B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=49521065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012066859A Active JP5951305B2 (ja) 2012-03-23 2012-03-23 車両用灯具の制御回路交換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5951305B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3893812B2 (ja) * 1999-09-30 2007-03-14 松下電工株式会社 照明装置
JP4366863B2 (ja) * 2000-02-02 2009-11-18 株式会社デンソー 電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013200948A (ja) 2013-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3737295B2 (ja) 車両用前照灯
US20170327156A1 (en) Utility vehicle
JP5951305B2 (ja) 車両用灯具の制御回路交換方法
US20170327029A1 (en) Utility vehicle
JP2012201180A (ja) 車両用灯具のバンパ取付構造
JP4940555B2 (ja) プロジェクタ
JP2020077485A (ja) 電子ユニット
EP2998646B1 (en) Head lamp for vehicle
JP4087396B2 (ja) 車両用前照灯
US20230145546A1 (en) Searchlight system for vehicle post
JP2009009709A (ja) ダウンライト
TWM520605U (zh) 便於維修之led霧燈
JP2001266611A (ja) ランプボディ用バックカバー
JP6109222B2 (ja) ヘッドライト装置
JP2008103252A (ja) ハーネスプロテクタ
JP2015069699A (ja) 車両用灯具
JP2015069788A (ja) 車両用ランプ構造
JP5488796B2 (ja) 車両用灯具
JP5354198B2 (ja) 車両用灯具
CN211780342U (zh) 一种led灯具
CN212961481U (zh) Led照明筒灯
CN213146165U (zh) 灯具模组的连接结构
JP2011187397A (ja) 車両用灯具のワイヤーハーネス保持構造
JP7027953B2 (ja) 照明器具
JP6986705B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5951305

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250