JP2013025970A - 車両用灯具 - Google Patents

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宣男 相川
Shigeo Ishibashi
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Abstract

【課題】商品性を損なうことなく放熱性を高めることができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、少なくともハロゲン電球(光源)5と、該ハロゲン電球(光源)5からの光を反射させるリフレクタ6を収容して成るヘッドランプ(車両用灯具)1において、前記リフレクタ6にルーバー構造の放熱口10を形成する。又、前記放熱口10を前記リフレクタ6の前記ハロゲン電球5よりも上方位置に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱対策を施したヘッドランプ等の車両用灯具に関するものである。
図5に自動二輪車用の従来のヘッドランプの側断面を示すが、図示のヘッドランプ101は、樹脂製のハウジング102の前面開口部を覆う同じく樹脂製の透明なアウタレンズ103によって画成された灯室104内に、ハロゲン電球等の光源105と、該光源105から出射される光を車両前方(図5の左方)へと反射させる樹脂又は金属製のリフレクタ106を収容して構成されている。
斯かる自動二輪車用の比較的小型のヘッドランプ101においては、光源105から発せられる熱によって灯室104内が局部的に加熱されると、ハウジング102やアウタレンズ103等の樹脂部品の耐久性が低下したり、アウタレンズ103の内面に曇りが発生する等の不具合が発生するため、リフレクタ106に熱逃がし用の放熱口110が形成されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、図6のリフレクタ106の斜視図に示すように、放熱口110は、リフレクタ106のバルブ装着孔106aの上方に単なる孔として形成されている。
又、特許文献2には、灯室内の金属製リフレクタの後頂部に形成されたバルブ装着孔に、バルブ本体が樹脂製バルブソケットと一体化されたバルブを合成樹脂製ソケットフィックスチャーによって固定保持して成る車両用灯具において、前記リフレクタに対流形成孔を形成し、該対流形成孔によってリフレクタ内外間に形成される空気の対流によって放熱作用を促進させるようにして構成が提案されている。
特開2009−076338号公報 特開平11−111010号公報
しかしながら、図5に示す従来のヘッドランプ101にあっては、図6に示すようにリフレクタ106に単なる孔としての放熱口110が開口しているため、この放熱口110が透明なアウタレンズ103を介して外部から見えてしまい、当該ヘッドランプ101の見栄えが損なわれて商品性が低下するという問題があった。又、図5に矢印にて示すように、光源105からの光が放熱口110からリフレクタ106の外へ漏れてしまい、この漏れた光がリフレクタ106やハウジング102で反射を繰り返してアウタレンズ103の上部から出射するため、その部分が光って見え、当該ヘッドランプ101の商品性を損なうという問題もあった。
更に、放熱口110からリフレクタ106の背面側の空間に逃げる熱気が上昇し、ハウジング102とアウタレンズ103との接合部の上部に達し、ハウジング102とアウタレンズ103を接着しているホットメルト等のシール材107が熱によって劣化してそのシール機能が損なわれる可能性があるという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、商品性を損なうことなく放熱性を高めることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容して成る車両用灯具において、前記リフレクタにルーバー構造の放熱口を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記放熱口を前記リフレクタの前記光源よりも上方位置に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、リフレクタにルーバー構造の放熱口を形成したため、該放熱口が透明なアウタレンズを介して外部から見えることがなく、当該車両用灯具の見栄えの低下とこれに伴う商品性の低下が防がれる。
又、光源からの光が放熱口のルーバーによって遮られるため、外部への光漏れが防がれて当該車両用灯具の商品性の低下が防がれる。
更に、光源からの熱によって灯室内に発生する空気の対流を放熱口のルーバーによって制御することができ、ハウジングとアウタレンズの接合部の局部的な加熱を抑制して接合部のシール性の低下を防ぐことができる。
本発明に係る車両用灯具の側断面図である。 図1のA部拡大詳細図である。 本発明に係る車両用灯具のリフレクタの正面図である。 本発明に係る車両用灯具のリフレクタの斜視図である。 従来の車両用灯具の側断面図である。 従来の車両用灯具のリフレクタの斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の側断面図、図2は図1のA部拡大詳細図、図3は同車両用灯具のリフレクタの正面図、図4は同リフレクタの斜視図である。
図1に示す車両用灯具1は、自動二輪車の前部に配置されるヘッドランプであって、樹脂製のハウジング2とその前面開口部を覆う樹脂製の透明なアウタレンズ3によって画成される灯室4内に、光源であるハロゲン電球5と、該ハロゲン電球5から出射される光を前方(図1の左方)に向かって反射させるリフレクタ6を収容して構成されている。尚、図1において、20は自動二輪車の車体の一部を構成するカウリングである。
上記ハウジング2の前面開口部周縁には前方に向かって開く嵌合溝2aが形成されており、この嵌合溝2aには前記アウタレンズ3の周縁に後方に向かって突設された凸部3aを嵌め込み、両者をホットメルト等のシール材7で封止することによってアウタレンズ3がハウジング2に接合一体化されている。
前記リフレクタ6は、樹脂又はアルミニウム等の金属によって円弧曲面状に一体成形されており、その内面は銀色塗装等の反射処理が施されている。そして、このリフレクタ6の中心部には、ハロゲン電球5を装着するための円孔状のバルブ装着孔6aが形成されており、このバルブ装着孔6aにハロゲン電球5がソケット8を介して着脱可能に装着されている。又、ハウジング2の背面中心部には、ハロゲン電球5を交換するための開口部2bが形成されており、この開口部2bはカバー9によって覆われている。従って、開口部2bがカバー9によって塞がれたハウジング2とアウタレンズ3によって画成される灯室4は密閉空間を構成しており、この密閉空間にハロゲン電球5とリフレクタ6が収容されている。尚、ヘッドランプ1の光源としては、ハロゲン電球5の他、白熱電球やLED等を使用することができる。
ところで、本実施の形態においては、リフレクタ6のバルブ装着孔6aの上方の垂直な縦壁部には、図3及び図4に示すようにルーバー構造の放熱口10が形成されている。ここで、図2に詳細に示すように、リフレクタ6に形成されたルーバー構造の放熱口10には、後方に向かって斜め下方に傾斜するリブ状の複数のルーバー11が横方向に形成されており、放熱口10にはルーバー11によって横方向(図2の紙面垂直方向)に長いスリット状の複数の隙間12が形成されている。
而して、以上のように構成されたヘッドランプ1においては、リフレクタ6にルーバー構造の放熱口10を形成したため、該放熱口10が透明なアウタレンズ3を介して外部から見えることがなく、当該ヘッドランプ1の見栄えの低下とこれに伴う商品性の低下が防がれる。
又、ハロゲン電球5から出射される光が放熱口10のルーバー11によって遮られるため、外部への光漏れが防がれ、従来のように本来は光る箇所でない箇所が光るという不具合の発生が防がれ、このことによっても当該ヘッドランプ1の商品性の低下が防がれる。
更に、ハロゲン電球5の発光に伴って発生する熱によって灯室4内に発生する空気の対流が放熱口10のルーバー11によって制御され、温度の高い空気(熱気)は、放熱口10に後方に向かって斜め下方に傾斜するよう形成された複数のルーバー11に沿って隙間12を図2に矢印にて示すように後方に向かって下向きに流れるため、温度の高い空気が従来のように上方に向かって流れてハウジング2とアウタレンズ3の接合部の上部を集中的に加熱することがない。このため、ハウジング2とアウタレンズ3の接合部をシールするホットメルト等のシール材7が局部的に加熱されて熱劣化を引き起こすことがなく、シール材7の本来の機能が維持されてハウジング2とアウタレンズ3の接合部に高いシール性が確保される。
尚、以上は本発明を特に自動二輪車のヘッドランプに適用した形態について説明したが、本発明は、自動二輪車に限らず四輪車両のヘッドランプ及び他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ヘッドランプ(車両用灯具)
2 ハウジング
2a ハウジングの嵌合溝
2b ハウジングの開口部
3 アウタレンズ
3a アウタレンズの凸部
4 灯室
5 ハロゲン電球(光源)
6 リフレクタ
6a リフレクタのバルブ装着孔
7 シール材
8 ソケット
9 カバー
10 放熱口
11 ルーバー
12 隙間
20 カウリング

Claims (2)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、少なくとも光源と、該光源からの光を反射させるリフレクタを収容して成る車両用灯具において、
    前記リフレクタにルーバー構造の放熱口を形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記放熱口を前記リフレクタの前記光源よりも上方位置に形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015044755A1 (en) 2013-09-27 2015-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle lamp structure
JP2015079627A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 本田技研工業株式会社 車両用ポジションライト
JP2016100233A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

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