JP2010118323A - プロジェクター式ヘッドランプ - Google Patents

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Nobuhiko Ichiwaki
信彦 市脇
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Toyota Motor East Japan Inc
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Abstract

【課題】灯体内の中見えを防ぎつつ、照射時の発光面積を大きくすることで見栄えを向上させる、プロジェクター式ヘッドランプを提供する。
【解決手段】プロジェクター式ヘッドランプ1は、ハウジング10とアウターレンズ20とで画成した灯室S内に、バルブ35を搭載したプロジェクターユニット30と、バルブ35から距離を置いてバルブ前方に配置した凸型レンズ40と、さらに、凸型レンズ40の周縁部から傘状に広がった透明樹脂で成る透明部材60と、を有し、透明部材60の表面にはハーフミラー処理が施されている。
【選択図】図1

Description

本発明はヘッドランプに係り、特にバルブからの光を凸型レンズを介して外部へ照射するプロジェクター式ヘッドランプの構造に関する。
図4に従来の車両の右側の車両用ランプ100の正面図を示す。この図に示すように、車両用ランプ100として、近年、フォグランプ101と共にプロジェクター式ヘッドランプ102を搭載したものが普及している。
図5は図4のA−A線に沿ったプロジェクター式ヘッドランプ102の断面図であり、このプロジェクター式ヘッドランプ102は、ハウジング110とアウターレンズ120とで画成される灯室S’内に、バルブ131を搭載したプロジェクターユニット130と、このバルブ131から距離を置いてバルブ前方に配置された凸型レンズ140と、を備えている。
凸型レンズ140からバルブ131までの間には、凸型レンズ140の周縁から車両後方側へ傘状に広がった傘状部材150が配設されている。この傘状部材のまわりには、傘状部材とアウターレンズとのフランジ部との隙間を塞ぐように、エクステンション160が設けられている。
前述の傘状部材150は不透過の樹脂材で構成されると共に、表面にアルミニウム蒸着処理が施されて表面が鏡面として構成されている。このように、灯室内に、表面が鏡面として構成された傘状部材を配設することで、エクステンション160の開口から灯体内の中見えを防ぐことができる。
特許文献1、2には、この種のプロジェクター式ヘッドランプが開示されている。
特開2000−195310号公報 特開2002−140906号公報
しかし、図5に示す従来のプロジェクター式ヘッドランプ102では、傘状部材150の材質に不透過材を採用すると共に、傘状部材150の表面にアルミニウムを蒸着しているので、ライト照射時には、凸型レンズの部分しか明るくならないため、夜間ヘッドランプを車両外部から見た場合、発光面積が小さい。このため、夜間におけるヘッドランプの見栄えをより向上させるために、発光領域を大きくすることが望ましい。
本発明は、以上の点に鑑みて創作されたもので、灯体内の中見えを防ぎつつ、照射時の発光面積を大きくすることで見栄えを向上させる、プロジェクター式ヘッドランプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ハウジングとアウターレンズとで画成される灯室内に、バルブを搭載したプロジェクターユニットとバルブから距離を置いてバルブ前方に配置された凸型レンズとを備えたプロジェクター式ヘッドランプであって、凸型レンズの周縁部から傘状に広がった透明樹脂で成る透明部材を有し、この透明部材の表面にはハーフミラー処理が施したことを特徴としている。
本発明によれば、透明樹脂でなる透明部材の外側又は内側の表面全体にアルミ蒸着を設定して灯体内の中見えを防ぐことで従来技術と同様の中見え防止機能を確保しつつ、夜間時には、バルブからの光が透明部材のアルミニウム膜を透過して車両外部へ照射されるため、当該透明部材が、凸型レンズの周りでリング状に発光することになる。これにより、ヘッドランプの発光面積を従来型のプロジェクター式ヘッドランプより広くすることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、図中のFrは車両前方を、Upは車両上方を、LHは車両の横幅方向であって左方を示す。
図1は本発明の実施形態に係るプロジェクター式ヘッドランプ(以下、ヘッドランプと呼称する)1の断面図である。図2はヘッドランプ1の一部構成部品の分解斜視図である。
ヘッドランプ1は、ハウジング10とアウターレンズ20とで画成される灯室S内に、バルブ35を搭載したプロジェクターユニット30と、バルブ35から距離を置いてバルブ前方に配置された凸型レンズ40と、を備えている。
ハウジング10は、図1に示すように、車両前方へ拡開するように広がった椀状のハウジング本体部11と、このハウジング本体部11の中心に開けられたサービスホール11Aを塞ぐ蓋部12と、ハウジング本体部11の下側の開口縁から車両前方へ向けて延出した後底部13と、この後底部13の前端から車両前方へ向けて延出した前底部14と、を備えている。
このように構成されたハウジング10の縁、具体的にはハウジング本体部11の上縁及び前底部14の縁に、アウターレンズ20のフランジ部が当接するように、ハウジング10の前側にアウターレンズ20が配設される。
ハウジング10及びアウターレンズ20も樹脂で成るが、アウターレンズ20は透明樹脂で成形されている。
プロジェクターユニット30は、発光源となるものであり、内部にバルブ35を着脱可能に搭載したものである。このプロジェクターユニット30は、図2に示すように、内部にバルブ35を収容するよう前方に拡開したカップ状の筐体部31と、この筐体部31の開口縁から前方に突出した複数のアーム部32と、これらのアーム部32の先端部に連結された円環部33と、から成る。
なお、本実施形態では、バルブ35としてキセノンヘッドランプを使用しており、ヘッドランプ1がディスチャージヘッドランプ(discharge headlamp)として構成されている。
図示を省略するが、筐体部31の内部には、バルブ35からの迷光を前方へ反射するリフレクターが配設されている。
このように構成されるプロジェクターユニット30は、例えば耐熱性に優れたポリエーテルサルフォン(polyether sulfone:PES)で成る。
凸型レンズ40は、バルブ35からの光を前方へ収束させて照射するものであり、図1に示すように、バルブ側が平坦に形成され、車両前方側へ砲弾状に張り出すように形成されている。この凸型レンズ40はガラスから成る。
この凸型レンズ40は、図3に示すように、その周縁を円環部33の内周面に当接させた状態で、円環部33と共にレンズホルダー50によって挟持されて、プロジェクターユニット30に固定される。
このようにして、バルブ35の前方に配置された凸型レンズ40に対して、透明部材60が凸型レンズ40の周囲に設けられる。この透明部材60は、その中心領域がレンズ挿入用に開いており、この開口61(図2)の周囲から傘状に広がった形状で成っている。具体的には、透明部材60は、凸型レンズ40の周縁部から車両後方へ行くにつれて凸型レンズ40の中心を貫く仮想水平線L(図1参照)に対して次第に離れるように傘状に広がるように形成されている。この透明部材60も、透明樹脂、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、耐熱性ポリスチレン樹脂などから成る。この透明部材60は、外表面及び内表面が湾曲面として形成されている。
この透明部材60はプロジェクターユニット30の円環部33に係合して、灯室S内で、凸型レンズ40の周縁から車両後方側へ向けて傘状に広がるように配設される。具体的には、図2に示すように、透明部材60の開口61寄りの内周面には爪部62が設けられており、この爪部62が係合する孔33Aが円環部33に設けられている。
さらに、本実施形態の透明部材60は、外側の湾曲面全体にアルミニウム膜90がアルミニウム蒸着処理によって形成されている。より具体的には、このアルミニウム膜90は膜厚が調整されて、ハーフミラーとして構成されている。
本実施形態に係るヘッドランプは、さらに、透明部材60とアウターレンズ上側のフランジ部との隙間を埋めるように、灯室S内に第1エクステンション71が設けられ、さらに、透明部材60の下縁とアウターレンズ下側のフランジ部との隙間を埋めるように第2エクステンション72及び第3エクステンション73が設けられている。これらの第1〜3のエクステンションは、所謂メインライトと所謂サブライトの両方をつなぎ包む部材である。
このように構成されたヘッドランプ1によれば、日中には透明部材60に入射した光はアルミニウム膜90によって車両外側へ反射されると共に、入射した光の一部がアルミニウム膜90を透過して凸型レンズ40の奥部、即ちバルブ周辺領域が光に照らされるため、灯体内を明るくすることができる。
夜間では、バルブ35からの光が凸型レンズ40を介して車両前方を照らし、さらに、透明部材60の領域もアルミニウム膜90を透過したバルブ35からの光によって明るくなるため、ヘッドランプ1を正面から見た場合、凸型レンズ40の周りにリング状に発光する領域が形成されている。
また、ヘッドランプ1の正面から透明部材60を介してランプの奥側を覗いた場合、透明部材60の表面全体にハーフミラー処理が施されていて、アルミニウム膜90に入射した光が車両前方側へ反射されるので、ヘッドランプ1の正面からランプ奧側を直接視認することが規制されている。
このように、本発明の実施形態に係るヘッドランプ1によれば、透明樹脂でなる透明部材60の外表面全体にアルミ蒸着を施して灯体内の中見えを防ぐことで従来技術と同様の中見え防止機能を確保しつつ、夜間時には、バルブからの光が透明部材60のアルミニウム膜90を透過して車両外部へ照射されるため、当該透明部材60が、凸型レンズ40の周りでリング状に発光することになる。これにより、ヘッドランプ1の発光面積を従来技術より広くすることができる。
以上詳述したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
上記説明におけるハーフミラー処理は、透明部材の表面にアルミニウム等を蒸着する処理に限らず、ハーフミラーフィルムを透明部材の外側表面に被着させる構成を含む。
上記実施形態において、透明部材の外側表面に施したハーフミラー処理は、透明部材の内側表面に施しても良い。
本発明におけるヘッドランプ、即ちプロジェクター式ヘッドランプは、白熱電球タイプにも適用できることは勿論である。
本発明の実施形態に係るプロジェクター式ヘッドランプの断面図である。 図1のプロジェクター式ヘッドランプの部分分解斜視図である。 図1のプロジェクター式ヘッドランプにおける凸型レンズと円環部とレンズホルダーの結合構造を示す断面図である。 従来の車両右側の車両ランプの正面図である 図4のA−A線に沿った従来のプロジェクター式ヘッドランプの断面図である。
符号の説明
1 プロジェクター式ヘッドランプ
10 ハウジング
11 ハウジング本体部
11A サービスホール
12 蓋部
13 後底部
14 前底部
20 アウターレンズ
30 プロジェクターユニット
31 筐体部
32 アーム部
33 円環部
33A 孔
35 バルブ
40 凸型レンズ
50 レンズホルダー
60 透明部材
61 透明部材の開口
62 透明部材の爪部
71 第1エクステンション
72 第2エクステンション
73 第3エクステンション
90 アルミニウム膜
L 仮想水平線
S 灯室

Claims (2)

  1. ハウジングとアウターレンズとで画成される灯室内に、バルブを搭載したプロジェクターユニットと、上記バルブから距離を置いてバルブ前方に配置された凸型レンズと、を備えた、プロジェクター式ヘッドランプであって、
    上記凸型レンズの周縁部から傘状に広がった透明樹脂で成る透明部材を有し、
    上記透明部材の表面にはハーフミラー処理が施されている、プロジェクター式ヘッドランプ。
  2. ディスチャージ式ヘッドランプである、請求項1に記載のプロジェクター式ヘッドランプ。
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